JPS58157808A - α−オレフインの重合方法 - Google Patents

α−オレフインの重合方法

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JPS58157808A
JPS58157808A JP4018482A JP4018482A JPS58157808A JP S58157808 A JPS58157808 A JP S58157808A JP 4018482 A JP4018482 A JP 4018482A JP 4018482 A JP4018482 A JP 4018482A JP S58157808 A JPS58157808 A JP S58157808A
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alkyl
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上野 治夫
Takefumi Yano
武文 矢野
Tokuji Inoue
井上 篤司
Shigeru Igai
滋 猪飼
Michimasa Shimizu
道正 清水
Yoshiyuki Kai
甲斐 義幸
Masanori Tamura
雅範 田村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な触媒の存在下にα−オレフィンを重合さ
せる方法に関する。
マグネシウム化合物にチタンを担持させた固体触媒成分
、有機アルミニウム化合物および芳香族カルボン酸エス
テル、たとえば、安息香酸エステル、トルイル酸エステ
ル、アニス酸エステルカラ得られる触媒の存在下に、炭
素数3以上のα−オレフイン、たとえばプロピレンを重
合させて、立体規則性の高いポリ−α−オレフィンを高
収量で得る方法に関して、数多くの提案がされている。
提案されたほとんどすべての方法において、生成ポリ−
α−オレフィンの立体規則性を高める目的で、上記芳香
族カルボン酸エステルが、固体触媒成分および有機アル
ミニウム化合物と共に使用されている。
本発明は、特定の固体触媒成分および有機アルミニウム
化合物と共にピリジンカルボン酸エステルを使用して得
られる触媒は、前述の芳香族カルボン酸エステルを使用
して得られる触媒と同等のα−オレフィン重合活性を示
すという知見に基づいて完成されたものである。
すなわち9本発明は。
(1)  ハロゲン化アルミニウムと 式   R温st(oR2)4−m         
(:I)(式中+ R’は炭素数1〜8のアルキル基ま
たはフェニル基を示し、R2は炭素数1〜8のアルキル
基を示し+ m1do+  11 2または3である)
で表わ(2)反応生成物を 式   R3yt、yx              
[ID(式中 R3は炭素数1〜8のアルキル基を示し
Xはハロゲン原子を示す)で表わされるグリニヤール化
合物と反応させ。
(3)a)得られる担体を・四・・ロゲン化チタン。
ついで芳香族カルボン酸エステルで処理し、または b)担体を、四ハロゲン化チタンおよび芳香族カルボン
酸エステルで処理し。
(4)処理固体を四ノ・ロゲン化チタンと接触させて得
られる固体触媒成分(A)。
式   AtR:[III) (式中 R4は炭素数1〜6のアルキル基を示す)で表
わされる有機アルミニウム化合物(B)、および(式中
 B5は炭素数1〜12のアルキル基を示し。
nは1,2または3である)で表わされるピリジンカル
ボン酸エステル(C)から得られる触媒の存在下に、炭
素数3以上のα−オレフィンを重合させることを特徴と
するα−オレフィンの重合法である。
本発明によれば、立体規則性の高いポリ−α−オレフィ
ンが高収量で得られるので、生成ポリ−α−オレフィン
から触媒残渣を除去する操作を省略することか可能であ
る。
本発明で使用される固体触媒成分は、たとえば。
本出願人の出願に係る特開昭56−45909号公報、
同56−163102号公報、特願昭56−14036
0号明細書に記載の方法に従って調製することができる
本発明において、固体触媒成分は、窒素、アルボ/など
の不活性ガス雰囲気下に、実質的に無水の化合物を使用
して調製される。
本発明におけるハロゲン化アルミニウムの具体例として
は、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、沃化アルミ
ニウムが挙げられ、中でも塩化アルミニウムが好適に使
用される。
式〔l)で表わされるケイ素化合物の具体例としては、
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ
−n−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン
、テトラ−イソペントキシシラン、テトラ−n−ヘキソ
キシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン。
メチルトリーn−ブトキシシラン、メチルトリイソペン
トキシシラン、メチルトリーn−ヘキソキシシラン、メ
チルトリイソオクトキシシラン、エチルトリエトキシシ
ラン、エチルトリイソプロポキシシラン、エチルトリイ
ソペントキシシラン。
n−ブチルトリエトキシシラン、イソブチルトリエトキ
シシラン、イソペンチルトリエトキシシラン、イソペン
チルトリーn−ブトキシシラン、ジメチルジェトキシシ
ラン、ジメチルジ−n−ブトキシシラン、ジメチルジイ
ソペントキシシラン。
ジエチルジェトキシシラン、ジエチルジイソペントキシ
シラン、ジ−n−ブチルジェトキシシラン。
ジイソブチルジインペントキシシラン、トリメチルメト
キシシラン、トリメチルエトキシシラン。
トリメチルイソブトキシシラン、トリエチルイソプロポ
キシシラン、トリーn−プロピルエトキシシラン、トリ
ーn−ブチルエトキシシラン、トリイソペンチルエトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリ
インブトキシシラン。
フェニルトリイソペントキシシラン、ジフェニルジエト
キシシラシ、ジフェニルジインペ/トキシシラン、ジフ
ェニルジオクトキシシラン、トリフェニルメトキシシラ
ン、トリフェニルエトキシシラン、トリフェニルイソペ
ントキンシランなどが挙げられる。
反応に供するハロゲン化アルミニウムの割合は。
ケイ素化合物1モル当り・ 0.1〜10モル、特に0
.3〜2モルであることが好ましい。
ハロゲン化アルミニウムとケイ素化合物との反応は9通
常1両化合物を不活性有機溶媒中で。
−50〜100℃の範囲の温度で0.1〜2時間攪拌す
ることによって行なわれる。反応は発熱を伴なって進行
し9反応生成物は不活性有機溶媒溶液として得られる。
なお1式[I)において丸が0であるテトラアルコキシ
シランを使用する場合は。
少量の不溶物が生成することがある。この不溶物は最終
的に得られる触媒の重合活性を阻害することはないが、
固体触媒成分の調製操作を容易にするため2反応生成混
合物から戸別することが望ましい。反応生成物は不活性
有機溶媒溶液としてグリニヤール化合物との反応に供さ
れる。
式(Il〕で表わされるグリニヤール化合物の中でもX
が塩素原子であるアルキルマグネシウムクロライドが好
適に使用され、その具体例としては。
メチルマグネシウムクロライド、エチルマグネシウムク
ロライド、n−ブチルマグネシウムクロライド、n−ヘ
キシルマグネシウムクロライドなどが挙げられる。
グリニヤール化合物の使用量は2反応生成物の調製に使
用されたハロゲン化アルミニウム1モル当り、0.05
〜4舌ル、特に1〜3モルであることが好ましい。
反応生成物とグリニヤール化合物とを反応させる方法に
ついては特に制限はないが1反応生成物の不活性有機溶
媒溶液に、グリニヤール化合物のエーテル溶液またはエ
ーテルと芳香族炭化水素との混合溶媒溶液を徐々に添加
することにより、またはこれとは逆の順序で添加するこ
とによって行なうのが便利である。上記のエーテルとし
ては。
弐   R’−0−R7 (式中R6およびR7は炭素数2〜8のアルキル基を示
す)で表わされる化合物が好適に使用され、その具体例
としては、ジエチルエーテル・ジイソプロピルエーテル
、ジ−n−ブチルエーテル、ジイソアミルエーテルなど
が挙げられる。
反応温度は通常−50〜100℃、好ましくは一20〜
25℃である。反応時間については特に制限はないが1
通常5分以上である。反応の進行に伴なって担体が析出
してくる。こうして得られる担体は反応生成混合物とし
てつぎの処理に供することもできるが、処理に供する前
に不活性有機溶媒で生成した担体を洗浄することが好ま
しい。
担体は、ついで、下記(a)または(b)の方法で処理
される。
(a)担体を、不活性有機溶媒の存在下または不存在下
に、20〜200℃、好ましくは60〜140℃の温度
で、0.5〜3時間、四ハロゲン化チタンと接触させ、
この後1反応混合物から担体を分離し、必要に応じて不
活性有機溶媒で洗浄し、ついで、チタン接触固体を、不
活性有機溶媒の存在下または不存在下に、20〜200
℃、好ましくは60〜140℃の温度で、0.5〜3時
間、芳香族カルボン酸エステルで処理する方法。
(b)  m体を、不活性有機溶媒の存在下または不存
在下に、四ハロゲン化チタンおよび芳香族カルボン酸エ
ステルで、20〜200℃、好ましくは60〜140℃
の温度で、0.5〜3時間処理する方法。
四ハロゲン化チタンの具体例としては、四塩化チタン、
四臭化チタン、四沃化チタンが挙げられ。
中でも四塩化チタンが好適に使用される。四ノ・ロゲン
化チタンの使用量は、担体の調製時に使用されたグリニ
ヤール化合物1モル当り、1モル以上。
特に2〜100モルであることが好ましい。
芳香族カルボン酸エステルとしては。
〔式中 R8は炭素数1〜6のアルキル基を示し・Yは
水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または−OR’(
R’は炭素数1〜4のアルキル基を示す)を示す〕で表
わされる化合物が好適に使用され。
その具体例としては、安息香酸メチル、安息香酸エチル
、トルイル酸メチル、トルイル酸エチル。
アニス酸メチル、アニス酸エチルなどが挙げられる。芳
香族カルボン酸エステルの使用量は、担体に対して5〜
30重量%、特に15〜25重量%であることが好まし
い。
こうして得られる処理固体を処理混合物から分離し、必
要に応じて不活性有機溶媒で洗浄する。
ついで、処理固体を再度口・・ロゲン化チタンと接触さ
せる。
四・・ロゲン化チタンの使用量、接触温度および接触時
間は、処理固体調製時のそれらと同じである。
よって分別し、不活性有機溶媒で洗浄する。固体触媒成
分(A)のチタン含有率は0.5〜5重量%である。
本発明においては、固体触媒成分(A)2式CI[I)
でる触媒の存在下に、炭素数6以上のα−オレフィンを
重合させる。
有機アルミニウム化合物(B)の具体例としては。
トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム
、1j−n−ヘキシルアルミニウムナトカ挙げられ、中
でもトリエチルアルミニウムおよびトリインブチルアル
ミニウムが好適に使用される。
有機アルミニウム化合物(B)の使用量は、固体触媒成
分(A)中のチタン1グラム原子当シ1通常1〜100
0モルである。
ピリジンカルボン酸エステル(0)の具体例としては、
2−ピリジンカルボン酸、3−ピリジンカルボン酸、4
−ピリジンカルボン酸、2,6−ピリジンジカルボン酸
、・2,4−ピリジンジカルボン酸。
2.5−ピリジンジカルボン酸、2.6−ピリジンジカ
ルボン酸、3.4−ピリジンジカルボン酸、3.5−ピ
リジンジカルボン酸、  2,3.4−−ピリジントリ
カルボン酸、  2,4.5−ピリジントリカルボン酸
2.4.6−ピリジントリカルボン酸、  3.4.5
−ピリジントリカルボン酸などのピリジンカルボン酸の
アルキルエステル、たとえば、メチル、エチル。
ブチル、ヘキシル、オクチル、テシル、ドデシルのよう
なアルキルエステルが挙げられる。ピリジンカルボン酸
エステル(0)の使用量は、触媒の調製に使用される有
機アルミニウム化合物(B)1モル当り、0.05〜0
.6モルであることが好ましい。
本発明の方法で重合される炭素数6以上のα−オレフィ
ンの具体例としては、プロピレン、1−フテン、4−メ
チルー1−ペンテン、1−ヘキセンなどが挙げられる。
さらに1本発明においては炭素数3以上のα−オレフィ
ンの混合物または上記α−オレフィンとエチレンとを共
重合させることもできる。
本発明において2重合反応は通常のチーグラー・ナツタ
型触媒によるα−オレフィンの重合反応と同様にして行
なうことができる。
重合反応は液相まだは気相で行なうことができる。
重合反応を液相で行なう場合、不活性有機溶媒を重合爵
媒として使用してもよく、液状のα−オレフィン自体を
重合溶媒としてもよい。重合溶媒中の触媒濃度について
は特に制限はないが、一般には1重合溶媒1を当り、固
体触媒成分(A)についてはチタン金属換算で0.00
1〜1ミリグラム原子であり、有機アルミニウム化合物
(B)については0.01〜100ミリモルである。
この発明において、固体触媒成分(A)の調製時。
場合により重合反応時に使用される不活性有・機溶媒と
しては、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素、ト
ルエン、ベンゼン、キシレンナトノ芳香族炭化水素、こ
れら炭化水素のノ・ロゲン化物などが挙げられる。
重合反応は水分および酸素を実質的に絶った状態で行な
われる。
重合温度は通常30〜100℃であシ2重合圧力は通常
1〜80Kf/cti1である。
本発明の方法で得られるα−オレフィン重合体の分子量
は1重合系に水素を添加することによって容易に調節す
ることができる。
つぎに実施例を示す。以下の記載において・「重合活性
」とは2重合反応に使用した固体触媒成分(A)IP当
クシ1重合時間1時間りの重合体収量(g9であり、「
H1■、」とは、生成重合体を沸騰n−へブタンで20
時間抽出したときの抽出残留分の全重合体に対する重量
百分率である。実施例において、固体触媒成分(A)の
調製はすべて乾燥した窒素ガス雰囲気中で行なった。
実施例1 (1)固体触媒成分の調製 無水塩化アルミニウム15ミリモルをトルエン40tn
lに添加し、ついでメチルトリエトキシシラン15ミリ
モルを添加し、攪拌下に25℃で0.5時間反応させた
後、60℃に昇温してさらに1時間反応させた。反応生
成混合物を一5℃に冷却した後、攪拌下にn−ブチルマ
グネシウムクロライド27ミリモルを含むジイソアミル
エーテル18m1を0.5時間で反応生成混合物中に滴
下した。反応系の温度は一5℃に保った。滴下終了後、
30℃に昇温し、1時間反応を後けた。析出した担体を
戸別し、トルエンで洗浄した。得られた担体4.9?ヲ
トル工ン25mに懸濁させ、この懸濁液に四塩化チタン
150ミリモルを添加した後、90℃に昇温し、攪拌下
に1時間、担体と四塩化チタンとを接触させた。同温度
で接触固体を戸別し、n−へブタン、ついでトルエンで
洗浄した。接触固体a、1rをトルエン25m7!に懸
濁させ、この懸濁液に安息香酸エチル6.5ミIJモル
を添加し、攪拌しながら90℃に1時間保った。処理固
体を90℃で戸別し、n−へブタン、ついでトルエンで
洗浄した。処理固体をトルエン25mA!に懸濁させ。
この懸濁液に四塩化チタン150ミリモルを添加し、攪
拌下に90℃で1時間、処理固体と四塩化チタンとを接
触させた。得られた固体触媒成分を同温度で戸別し、n
−へブタンで洗浄した。こうして得られ・た固体触媒成
分6.52をn−へブタン80m/に懸濁させた。固体
触媒成分のチタン含有率は2.62重量%であった。
(2)  プロピレンの重合 内容積500dのセパラブルフラスコに、窒素雰囲気下
、室温で2−ピリジンカルボン酸エチル0.009ミリ
モル、ついでn−へブタン200rnlを装入し、60
″C,に昇温した。系内にプロピレンを吹き込み、プロ
ピレンを充分飽和させた後、トリエチルアルミニウム0
,15ミリモルを含むn−へブタン溶液1WLlを加え
た。10分間60℃に放置後、あら′かじめガラスアン
プル中に装填しておいた固体触媒成分27.7〜を加え
9重合を開始した。プロピレンは1t/分の流速で重合
系内に供給し、未反応プロピレンは系外に出す常圧フロ
ー溶媒重合を60分間行なった。重合反応終了後。
イソプロピルアルコール1を中に重合体スラリーを移し
、10分間内部を攪拌した。ついでスラリーを濾過し、
白色粉末重合体を得1重合体中のガラス破片を除去した
。生成重合体を60℃で20時間、減圧乾燥して26.
1Fのポリプロピレンを得た。重合活性は942.H,
1,は94.0%であった。
実施例2 2−ピリジンカルボン酸エチルの使用量を0.018ミ
!Jモルに変えた以外は、実施例1と同様にしてプロピ
レンの重合を行なった。
重合活性は760.H,工、は96.2%であった。
実施例6 2−ピリ ジンカルボン酸エチルの使用量を0.027
ミlJモルに変えた以外は、実施例1と同様にしてプロ
ピレンの重合を行なった。
重合活性は580.H,■、は97.5%であった。
実施例4 2−ピリジンカルボン酸エチルに代えて2−ピリジンカ
ルボン酸メチル0.027ミリモルを用いた以外は実施
例3と同様にしてプロピレンの重合を行なった。
重合活性は630.H,■、は97.2%であった。
実施例5 2−ピリジンカルボン酸エチルに代えて2−ピリジンカ
ルボン酸ブチル0.027ミリモルを′用いた以外は実
施例3と同様にしてプロピレンの重合を行なった。
重合活性は572.H,■、は97.5%であった。
実施例6 固体触媒成分の調製時に、メチルトリエトキシシランに
代えてテトラエトキシシラン15ミリモルを用いた他は
実施例1と同様にして固体触媒成分6.61を得た。固
体触媒成分のチタン含有率は2.84重量%であった。
この固体触媒成分25.6■を用いて実施例1と同様に
してプロピレンの重合を行なった。
重合活性は890.H,■、は93.8%であった。
実施例7 攪拌機付の内容積2tオートクレーブ内に実施例1で調
製した固体触媒成分の懸濁液(固体触媒成分として、9
.4Mを含有するn−へブタン溶液0.5m/)を封入
したガラスアンプルを取シ付けた後、オートクレーブ内
の空気を窒素で置換した。
2−ピリジンカルボン酸エチル0.13ミリモル。
ついでトリエチルアルミニウム0.51ミリモルを含む
n−へブタン溶液15−をオートクレーブに仕込んだ。
その後、液体プロピレン1200m/をオートクレーブ
に導入し、オートクレーブを振とうしだ。オートクレー
ブ内容物を65℃に昇温した後、攪拌を開始し、上記ガ
ラスアンプルを破砕し、65℃で1時間プロピレンを重
合させた。重合反応終了後、未反応のプロピレンを放出
し、ガラス破片を取シ除き、生成ポリプロピレンを50
℃で20時間減圧乾燥した。白色の粉末状ポリプロピレ
ン1382を得た。重合活性は14700゜H,1,は
94.5係であった。
実施例8 担体4.9りのトルエン懸濁液25mA’に、四塩化チ
タン150ミリモルおよび安息香酸エチル6.5ミリモ
ルを加え、90℃に1時間保持して、担体を処理する以
外は実施例1を繰返した。固体触媒成分のチタン含有率
は2.15重量%であった。重合活性は935.、H,
■、は94.8%であった。
実施例9 実施例8で調製した固体触媒成分10.2■を使用した
以外は実施例7を繰返した。重合活性は14620、H
1工、は95.3%であった。
特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ハロゲン化アルミニウムと 式   R′mSi(OR2)4−m (式中+ R’は炭素数1〜8のアルキル基またはフェ
    ニル基を示し R2は炭素数1〜8のアルキル基を示し
    1mはO’、1.2またはろである)で表わされるケイ
    素化合物とを反応させ。
  2. (2)反応生成物を 式   R3MyX (式中 R3は炭素数1〜8のアルキル基を示し。 Xはハロゲン原子を示す)で表わされるグリニヤ・−ル
    化合物と反応させ。
  3. (3)a)得られる担体を、四ハロゲン化チタン。 ついで芳香族カルボン酸エステルで処理し、または b)担体を四ハロゲン化チタンおよび芳香族カルボン酸
    エステルで処理し。
  4. (4)処理固体を四ハロゲン化チタンと接触させて得ら
    れる固体触媒成分(A)。 式   AtR二 (式中 H4は炭素数1〜6のアルキル基を示す)で表
    わされる有機アルミニウム化合物(B)、および(式中
    + R5は炭素数1〜12のアルキル基を示し。 nは1,2または6である)で表わされるピリジンカル
    ボン酸エステル(C)から得られる触媒の存在下に、炭
    素数6以上のα−オレフィンを重合させることを特徴と
    するα−オレフィンの重合法。
JP4018482A 1982-03-16 1982-03-16 α−オレフインの重合方法 Granted JPS58157808A (ja)

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