JP2003500102A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 分岐した身体管腔へ組織支持器具を送出するシステムであって、
   身体管腔に対して拡張可能な組織支持器具を送出するために形成された膨張式の気球を備えたカテーテルと、
   前記気球側で支持されて、前記カテーテルに接続するガイド部材と、
   前記気球の外周に沿って、および、前記ガイド部材の縦方向にスライド可能な枝管腔ガイドワイヤと
   を有し、
   前記ガイド部材は、分岐した身体管腔内における所望の縦方向、半径方向の位置に、組織支持器具を送出するために使用され、
   前記ガイドワイヤを受け取るためのガイドループと、
   前記ガイドループを前記カテーテルに対して固定するための手段と、
   送出された組織支持器具の側面の空孔内に前記ガイドループを保持するために、該ガイドループから伸びると共に拡張されていない前記組織支持器具の内半径に一致する半径を有する少なくとも１つのタブと
   を有することを特徴とするシステム。
2. 前記ガイド部材は、前記気球の側面から半径方向に進展し、該気球上にマウントされた組織支持器具の側面の空孔部で支持されて、配置されることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
3. 前記気球上にマウントされた組織支持器具と、
   該組織支持器具の外部に沿ってスライド可能である枝管腔ガイドワイヤと
   を更に有することを特徴とする請求項１に記載のシステム。
4. 前記ガイド部材は前記組織支持器具と前記気球との間で位置決めされ、該気球上に該組織支持器具をかしめて止めることを特徴とする請求項３に記載のシステム。
5. 前記固定するための手段は、ワイヤーまたはチューブによって前記ガイド部材の本体に接続する圧縮つまみであり、
   該圧縮つまみは、前記カテーテルのまわりにかしめられることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
6. 前記ガイド部材は、前記気球上でマウントされた組織支持器具の側面の空孔に配置される、第１及び第２のガイドループを含んでいることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
7. 前記少なくとも１つのタブは、前記送出された組織支持器具の内半径に対して、略一致する曲率半径を有する部材であることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
8. 前記ガイドループと、少なくとも１つのタブが単一の管材料から形成されていることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
9. 前記ガイドループに接続するスぺーサ部材を更に有し、
   前記ガイドループが前記組織支持器具の側面の空孔内に位置決めされたとき、前記スペーサ部材は、前記ガイドループを該組織支持器具の側面の空孔の末端から所定の距離に離間することを特徴とする請求項１に記載のシステム。
10. 前記ガイドループに隣接して、前記ガイドワイヤが通り抜ける補助のガイドループを更に備えることを特徴とする請求項１に記載のシステム。