JP2003348175A - ネットワーク接続装置及びデータ転送方法 - Google Patents

ネットワーク接続装置及びデータ転送方法

Info

Publication number
JP2003348175A
JP2003348175A JP2002155911A JP2002155911A JP2003348175A JP 2003348175 A JP2003348175 A JP 2003348175A JP 2002155911 A JP2002155911 A JP 2002155911A JP 2002155911 A JP2002155911 A JP 2002155911A JP 2003348175 A JP2003348175 A JP 2003348175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
buffer
processing
amount
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002155911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4062725B2 (ja
Inventor
Fuyuki Inui
冬樹 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2002155911A priority Critical patent/JP4062725B2/ja
Publication of JP2003348175A publication Critical patent/JP2003348175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4062725B2 publication Critical patent/JP4062725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】動画や音声などリアルタイム性を要求されるコ
ンテンツをネットワーク経由で転送し、コマ落ちや途切
れ等を回避して確実に記録・再生・編集することができ
るネットワーク接続装置及びそのデータ転送方法を提供
する。 【解決手段】LAN10に接続される各装置1、2、
3、4の内部にバッファ部13、23、33、43を設
け、送信側の装置及び受信側の装置それぞれがバッファ
のデータ蓄積量を管理して、通信状況に応じて相互に通
信及び自他の処理を制御する。バッファリングによって
データが途切れないように処理を制御し、データが途切
れそうになったら送信側及受信側の少なくとも一方の処
理を中断させてバッファ蓄積量の回復を待ち、ある程度
のデータ量が蓄積されたら処理を再開させる。動画や音
声のデータはUDPプロトコルで送信し、他の装置に対
して処理の中止/再開を指令する制御コマンドはTCP
/IP経由で送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークに接続
される装置及びそれら装置間でデータを転送する方法に
係り、特に動画や音声などのリアルタイム性が要求され
るデータを送受信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−88856号公報は、MP
EG等リアルタイム性の高いデータをネットワーク経由
で伝送する場合の最適なパケット分割方法について述べ
られている。特開2000−358033号公報は、機
器同士が互いに通信する前に自己処理可能な通信プロト
コルを通知し合うことにより、機器間で最適なデータ転
送を可能にする方法について開示している。特開平7−
44291号公報は、マルチメディアコントローラによ
って他の機器の接続を自動的に検知して管理を行うシス
テムを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各公報においては、ネットワーク接続された装置間の
同期性の保証に関して言及していない。また、特開平1
0−191463号公報は、HTTPプロトコルを利用
して動画転送を行うことが述べられているが、ここでの
「動画」はあくまで静止画の集まりとして転送されてお
り、HTTP転送プロトコルのみに限定されている。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、リアルタイム性を要求される動画等のコンテン
ツをVTR装置やTV受像機などのリアルタイム性を要
求される装置上で表示、記録又は再生等する必要がある
場合に、データのリアルタイム伝送が損なわれる事態に
陥っても問題なく制御・視聴・操作等が可能で、コマ落
ちや途切れ等を回避できるネットワーク接続装置及びデ
ータ転送方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ネットワークに接続するための通信インタ
ーフェース部と、前記通信インターフェース部を介して
送信又は受信するデータを一時的に記憶するバッファ
と、前記バッファに蓄積されるデータ量を監視するフロ
ー管理手段と、前記フロー管理手段で検出される前記バ
ッファ内のデータ量に応じて自己の動作を制御するとと
もに、前記ネットワークに接続されている他の装置に対
して制御信号を出力する制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0006】すなわち、本発明はネットワーク接続され
る装置の内部にバッファを設け、送信側の装置及び受信
側の装置それぞれがバッファのデータ蓄積量を管理し
て、通信状況に応じて相互に通信及び自他の処理を制御
する。ネットワーク経由で伝送されるデータが途切れな
いようにバッファリングによって処理を制御し、データ
が途切れそうになったら送信側及び受信側の少なくとも
一方の処理を中断させてバッファ蓄積量の回復を待ち、
ある程度のデータ量が蓄積されたら処理を再開する。デ
ータ転送のリアルタイム性は犠牲になり得るが、少なく
ともデータが途切れる事態を防止でき、同期性が確保さ
れる。
【0007】また、本発明の他の態様は、ネットワーク
に接続された複数台の装置間でデータの受渡しを行うデ
ータ転送方法であって、送信側及び受信側の各装置にデ
ータを一時的に記憶するバッファと、前記バッファに蓄
積されたデータ量を監視するフロー管理手段とを設け、
前記送信側及び受信側の各装置がそれぞれ自己の前記フ
ロー管理手段で検出される前記バッファ内のデータ量に
基づいて自己及び他の装置の動作を制御することを特徴
としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るネットワーク接続装置及びデータ転送方法の好ましい
実施の形態について詳説する。
【0009】図1は、本発明を適用したLAN接続型ビ
デオテープレコーダ(VTR)装置等から成るシステム
のブロック図である。本例では説明の便宜上、ネットワ
ーク接続装置の種類を限定しているが、本発明の適用範
囲は図1に示した例に限定されない。
【0010】図1に示したシステムは、リアルタイム画
像データを処理するネットワークシステムであって、1
0BASE−Tで代表されるLAN10にVTR(Vide
o Tape Recorder )1、VTR2、TVモニタ装置3及
びオーディオ装置4が接続されている。
【0011】これら各装置(1〜4)内には、それぞれ
共通的な構成として、LAN接続用インターフェース部
11,21,31,41と、各プロトコルを処理/応答
するLAN処理部12,22,32,42と、データを
蓄積するためのバッファ部13,23,33,43と、
バッファ部13,23,33,43から装置内の各処理
部にデータを読み書きするインターフェース部14,2
4,34,44と、LAN側及び装置内部側のデータを
遣り取りするフロー制御部として機能するCPU15,
25,35,45と、が設けられている。
【0012】各装置(1〜4)は、上記の構成に加え
て、各装置に特有の機能を実現するために必要な構成を
備えている。すなわち、VTR1及びVTR2は、画像
処理回路16,26及び磁気記録再生装置17,27を
備えている。TVモニタ装置3は画像処理回路36、C
RTドライバ37及びCRT38を備えている。オーデ
ィオ装置4はオーディオ処理回路46、アンプ47R、
47L及びスピーカ48R、48Lを備えている。
【0013】LAN10には、上記各装置(1〜4)の
他、パソコン(PC)5を接続することが可能であり、
パソコン5からLAN10経由で各装置(1〜4)を操
作することが可能である。パソコン5の構成は周知であ
るため詳細な構成について図示しないが、パソコン5は
LAN接続用のアダプタ(LANアダプタ)51を備え
ている。
【0014】VTR1に記録済みビデオカセットテープ
61を挿入すると、該ビデオカセットテープ61に記録
されているデータは磁気記録再生装置17によって再生
される。再生された動画像データは画像処理回路16に
送られ、ここで各種復調処理を経て、例えば、MPEG
2データに変換される。同様に、音声は例えばMP3デ
ータに変換され、装置内のバッファ部13に送られる。
MPEG2データは、インターネットプロトコルのUD
P(User Datagram Protocol)パケットに挿入できるよ
うに分解されて、直接コネクションを張っているVTR
2又はTVモニタ装置3に対して送信される。なお、U
DPパケットの構造については図2で後述する。また、
MP3データも同様にパケット化され、UDPプロトコ
ルによってVTR2又はオーディオ装置4に対して送信
される。
【0015】VTR2によって録画を行う場合には、記
録可能なビデオカセットテープ62をVTR2に挿入す
る。LAN10を経由してバッファ部23に蓄えられた
動画像データは画像処理回路26において記録用の信号
に変換され、その記録用信号が磁気記録再生装置27を
介してビデオカセットテープ62に記録される。
【0016】図2に転送パケットの構造を示す。1つの
パケットの中は、図2のような層構造を有し、先頭はイ
ーサネット(登録商標)物理層のヘッダ、次いで、IP
プロトコル層のヘッダ、UDP層のヘッダ、Iフレーム
/Pフレーム/Bフレームの区別を示す情報、タイムコ
ード(例えば、時分秒、フィールド番号、フレーム番号
などの情報を含む)、及びパケット分割数の情報(1つ
のフレームを複数のパケットで送る場合の分割数)など
の付属情報が含まれ、これら情報とともにMPEGパケ
ット1〜nが1つのパケットとして送られる。
【0017】1の画面は複数のパケットに分割され、パ
ケットの何番目から何番目までが1つの画面を構成する
のかを把握できるように、各パケットにはパケット分割
数の情報が付加されている。また、タイムコードは時分
秒の情報及びフレーム番号(必要に応じてフィールド番
号)の情報を含んでいるため、タイムコード(TC)の
情報からも1画面を構成するパケット群を把握できる。
【0018】MPEG特有の圧縮情報(Iフレーム/P
フレーム/Bフレームの区別を示す情報)は、ダビング
その他の動画編集の際に重要な役割を果たす。Iフレー
ムは1画面の中で閉じた圧縮をしているため、この画面
内情報だけで画像を再生できる。Pフレームは1つ前の
画面情報、Bフレームは前後の画面情報がなければ画像
を再生できない。したがって、シーンの切替えは必ずI
フレームで編集される。本実施形態における動画像デー
タのバッファリングや録画の制御はIフレームを区切り
として行う。すなわち、バッファファリングエンドの目
安は、編集可能単位(バッファ最大量)かつIフレーム
単位とし、録画の中断/再開についてもIフレームのタ
イミングで制御する。
【0019】次に、上記の如く構成されたシステムにお
いてVTR1を用いて音声付き動画のデータを再生し、
その再生データをLAN10経由でTVモニタ装置3及
びオーディオ装置4に出力する場合の動作について説明
する。
【0020】図3は制御の流れを示すフローチャートで
ある。まず、VTR1にビデオカセットテープ61を挿
入し(S110)、VTR1本体又はパソコン5から再
生実行を指示する(S112)。再生指示が入力される
と、VTR1は、TCP/IPプロトコルによって出力
対象装置(この場合、TVモニタ装置3及びオーディオ
装置4)と接続を行い、コネクションを確立する(S1
14)。このとき、受付可能フォーマット及びデータ形
式等についてお互いにネゴシエーションを行い、送信側
・受信側で共通かつ最もレベルの高いフォーマットに設
定する(S114、S214、S314)。
【0021】コネクション及びネゴシエーションが確立
された後、VTR1からオーバヘッドの小さい(誤り訂
正や再送処理のない)UDPプロトコルにて動画像デー
タを送信する(S116)。この場合、送信先(TVモ
ニタ装置3及びオーディオ装置4)の受信が可能である
かを確認する必要があるが、送り始めの場合は両装置と
も、受信バッファ(バッファ部33、43)はエンプテ
ィであるので、問題なく受信を始めることができる。T
Vモニタ装置3及びオーディオ装置4は、VTR1から
送られてくるデータを受信する(S216、S31
6)。
【0022】送信側(VTR1)及び受信側(TVモニ
タ装置3及びオーディオ装置4)は、それぞれ送信バッ
ファ(バッファ部13)及び受信バッファ(バッファ部
33、43)のバッファリング量をリアルタイムで監視
し(S118、S218、S318)、バッファ蓄積量
が適正な量か否かを判定する(S120、S220、S
320)。
【0023】すなわち、各装置のCPU15、35、4
5は、データ転送レートの変化から(パケット転送レー
ト)からバッファ部13、33、43のエンプティを予
測し、再生処理等の制御を行う。
【0024】TVモニタ装置3のバッファ蓄積量が適正
であれば、再生処理を開始し(S222)、動画表示を
行う。また、オーディオ装置4にバッファ蓄積量が適正
であれば、再生処理を開始し(S322)、音声出力を
行う。
【0025】仮に、何らかの原因でLAN10上の転送
データ量が一時的に増加し、VTR1からTVモニタ装
置3及びオーディオ装置4に転送するデータが減少した
場合、これら受信側の受信バッファ蓄積量が次第に減少
する。やがて、TVモニタ装置3及びオーディオ装置4
の受信バッファがエンプティに近くなったことを、バッ
ファ部33、43の図示せぬ検出回路(例えば、FIFO回
路)が検出すると、その情報をCPU35、45に通知
する。バッファ量の検出は、FIFO回路でデータ量を検出
して信号を出力する構成でもよいし、ロジックを組んで
実現してもよく、CPU35、45がフローコントロー
ルしてもよい。
【0026】CPU35、45は、通知された情報を基
にLAN10経由のデータ転送レートと受信バッファ残
容量からデータ転送が間に合うか否か(データ転送が途
切れなく行われるか否か)を判断する(S220、S3
20)。
【0027】TVモニタ装置3のCPU35によってデ
ータ転送が間に合わないと判断された場合、CPU35
はバッファ部33からの読み出し及び画像処理を中止し
(S224)、処理直前の画像を静止画として表示する
制御を行う(S226)と同時に、オーディオ装置4に
対してTCP/IP経由でミュート指示を送信する(S
228)。ミュート指示や後述する静止画表示指示な
ど、他の装置に対する制御コードについては、誤り訂正
チェックが行われるTCP/IPのパケットで送られ
る。
【0028】オーディオ装置4はミュート指示の入力を
判断し(S350)、ミュート指示の入力があった場合
には音声再生処理を中止して音声出力をミュートする
(S352)。
【0029】TVモニタ装置3はミュート指示を出力し
た後(S228)に、バッファ蓄積量の監視と判断の処
理を継続し(S230)、バッファ蓄積量が適正な値に
回復したら、再生処理を再開すると同時に(S23
2)、オーディオ装置4に対して処理の再開を要求する
指示(再開指示)を出力する(S234)。オーディオ
装置4は再開指示の入力を判断し(S354)、再開指
示が入力されたときには音声再生処理を再開する(S3
56)。こうして、動画表示及び音声出力が再開され
る。
【0030】TVモニタ装置3は、S234において再
開指示を出力した後、S216に戻る。一方、オーディ
オ装置4はS356において音声再生処理を再開した
後、S316に戻る。
【0031】また、S320において、オーディオ装置
4側でも同じように受信バッファがエンプティになるこ
とが予想される場合、オーディオ装置4のCPU45は
バッファ部43からの読み出し及び音声処理を中止する
制御を行うと同時に(S324)、TVモニタ装置3に
対して静止画表示の指示を送信する(S328)。TV
モニタ装置3は、静止画表示指示の入力を判断し(S2
50)、静止画表示指示の入力があった場合には、動画
再生処理を中止するとともに(S252)、処理直前の
画像を静止画として表示する制御を行う(S253)。
これにより、動画出力が停止する。
【0032】オーディオ装置4は、静止画表示指示を出
力した後(S328)に、バッファ蓄積量の監視と判断
の処理を継続し(S330)、バッファ蓄積量が適正な
値に回復したら、再生処理を再開すると同時に(S33
2)、TVモニタ装置3に対して再開開始の指示を出力
する(S334)。TVモニタ装置3は再開指示の入力
を判断し(S254)、再開指示が入力されたときには
動画再生処理を再開する(S256)。こうして、動画
表示及び音声出力が再開される。
【0033】TVモニタ装置3は、S256において動
画再生処理を再開した後、S216に戻る。一方、オー
ディオ装置4はS334において再開指示を出力した
後、S316に戻る。
【0034】送信側であるVTR1の処理が間に合わな
くなり、送信側のバッファ部13がエンプティになりか
けた場合にも同様にして、S120においてバッファ蓄
積量不足と判断されると、TVモニタ装置3及びオーデ
ィオ装置4それぞれに対して静止画表示指示・ミュート
指示を出力する(S127、S128)。こうして、T
Vモニタ装置3においては動画再生が中断され、静止画
表示となる(S250〜253)。また、オーディオ装
置4においては音声再生が中断され、音声の出力が停止
する(S350〜352)。このように、送信側、受信
側のバッファにそれぞれ一定量のデータが蓄えられるま
で出力側のデータ処理が中止される。
【0035】VTR1は、静止画表示指示(S127)
及びミュート指示(S128)を出力した後もバッファ
蓄積量の監視と判断の処理を継続し(S130)、バッ
ファ蓄積量が適正な値に回復したら、TVモニタ装置3
及びオーディオ装置4に対して再開開始の指示を出力す
る(S134)。これにより、動画表示及び音声出力が
再開される(S254〜S256、S354〜35
6)。
【0036】VTR1は、S134において再開指示を
出力した後、S116に戻る。また、S120において
バッファ量が適正であると判断した場合には、再生対象
の動画データの再生処理が終了したか否かの判断を行い
(S160)。再生途中であれば、S116に戻り、上
記処理を継続する。一方、ユーザによる再生終了の指示
が入力された場合、或いは再生対象の動画データを最後
まで再生し終えた場合などにはS160においてYES
判定となる。この場合は、通信接続を解除して(S16
2)、処理を終了する。
【0037】TVモニタ装置3における動画再生処理
中、S250において静止画表示指示の入力がない場合
は、通信接続が解除されたか否かを判断し(S27
0)、接続状態が維持されていればS216に戻って上
記の処理を継続する一方、S270において通信接続が
解除された場合には処理を終了する。
【0038】同様に、オーディオ装置4における音声再
生処理中、S350においてミュート指示の入力がない
場合は、通信接続が解除されたか否かを判断し(S37
0)、接続状態が維持されていればS316に戻って上
記の処理を継続する一方、S370において通信接続が
解除された場合には処理を終了する。
【0039】なお、図3では、バッファ蓄積量が回復し
たことを検出すると自動的に処理を再開しているが、ユ
ーザに再スタートの指示入力を促し、ユーザからの指示
入力を受けて処理を再開させてもよい。
【0040】次に、VTR1で再生からVTR2に向か
って動画像データの編集作業を行う場合を説明する。図
4は、編集動作の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【0041】まず、VTR1及びVTR2の操作パネル
から直接、又はパソコン5から編集モードを指示する
(S410、S510)。指示が入力されると、対象装
置間(この場合、VTR1とVTR2の間)でTCP/
IPにてネゴシエーションを行い(S412、S51
2)、最大公約数的な条件にて通信プロトコル、転送レ
ート、操作可能コマンド等を遣り取りして設定を行う。
【0042】説明を簡単にするために、VTR1からV
TR2に対して30分の動画をダビングする例を述べ
る。VTR1の操作パネルから直接、又はパソコン5か
らダビング開始の指示を入力すると(S414)、VT
R1−VTR2間でそれぞれ再生モード(S416)、
録画モード(S516)に設定され、VTR1は再生処
理を開始し(S418)、VTR2は録画ポーズ(PAUS
E)状態で待機する(S518)。
【0043】VTR1側で再生及びデータの処理が行わ
れ、画像データがLAN10経由でVTR2に転送され
る(S420)。この転送にはUDPプロトコルを用い
る。VTR2は、VTR1から送られてくるデータをL
AN10経由で受信する(S520)。
【0044】VTR2は受信データのバッファ蓄積量を
判断し(S522)、一定量のデータが蓄積されるまで
録画ポーズ状態を維持して(S524)、データ受信を
継続する(S520)。S522において、VTR2側
で一定量のデータがバッファ部23に蓄積されたと判断
されたら、ポーズ状態を解除して(S526)、VTR
2側は録画を開始する(S528)。
【0045】VTR1は、所定時間分(例えば、30
分)の動画再生を終えるまで、再生処理(S418)と
データ送信処理(S420)を継続する。所定時間分の
動画再生が終了したことを検出したら(S422)、V
TR1は再生を停止し(S424)、待機モードに移行
すると同時に(S426)、その旨をVTR2に通知す
る(S428)。
【0046】VTR2は、このコマンド(待機モード状
態の通知)の入力を判断し(S530)、入力がなけれ
ばS520に戻って上記処理(S520〜S530)を
継続する。S530においてコマンドの入力を検出する
と、バッファ量を判断し(S532)、バッファ部23
がエンプティになるまで録画を続ける(S528〜S5
32)。バッファ部23内のデータを全て記録し終えた
ら、録画ポーズ状態に移行して(S534)、処理を終
了する。
【0047】仮に、データ転送中にLAN10内部のデ
ータ流量が、何らかの要因で増加し、VTR1からVT
R2の転送データ量が間に合わなくなったと判断された
場合(S522においてNO判定の場合)、上記説明し
たのと同様にして、VTR2を録画ポーズモードにし
(S524)、VTR2側のバッファ蓄積量が一定量に
回復するまで記録動作を停止する。
【0048】上述した通り、本実施形態によれば、デー
タ転送レートの変化から(パケット転送レート)から、
バッファ部23のエンプティを予測し、エンプティ到達
前にVTR2の記録(REC)/ポーズ(PAUSE) の制御を行
うようにしたので、仮に、LAN10上の転送データ量
が一時的に増加してリアルタイムデータの転送処理が間
に合わなくなっても、不都合なく、リアルタイムデータ
のLAN経由処理が可能となる。また、動画データにつ
いてはUDPパケットで送信する一方、他の装置を制御
するコマンド(ミュート指示や静止画表示指示など)に
ついては、TCPパケットを用い、最優先転送の短いコ
ントロールメッセージを遣り取りすることで、バッファ
オーバーフロー、或いはアンダーフローチャートするこ
となしに動画データのリアルタイム転送及び受渡しが可
能になる。
【0049】磁気テープなどの連続媒体を使用して動画
等のデータを記録/再生する場合、途中で乱れたり、途
切れたりすることは致命的な失敗となるが、本発明によ
れば、送信側と受信側とがそれぞれバッファ量を監視し
ながら、両者がある程度同期して動き、データ転送が途
切れそうになったら処理を中断し、バッファをためて一
定量のデータ蓄積を行ってから処理を再開するので、確
実に動画を記録することができる。これにより、画面が
乱れたり、コマ落ちしたりせずに、滑らかな動画映像を
記録/再生することができる。もちろん、本発明の適用
範囲は、磁気テープなどの連続媒体を使用する装置に限
定されるものではなく、半導体メモリ、磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスクなど、様々な記録媒体を使
用する装置にも適用できる。
【0050】また、図2で説明したように、パケット内
にフレーム番号とI/P/Bフレームのデータ情報を同
時に乗せて、これら情報を転送バッファリングや録画の
コントロール(TCタイムコード形式)用として用いる
ようにしたので、中断された動画のつなぎ目を滑らかに
連結させることができる。
【0051】本実施形態によれば、LAN10に接続さ
れたVTR1、2、TVモニタ装置3、オーディオ装置
4など、リアルタイム伝送が必要とされる装置に、フロ
ーコントロール付きのバッファを設け、バッファ内のデ
ータ量を監視しながら、送受信をコントロールすること
により、リアルタイム性が保てなくなったときにも、支
障なく制御・視聴・操作することが可能となる。
【0052】本実施形態によれば、リアルタイムデータ
転送の保証されていない伝送系経由で動画データや音声
データ等のリアルタイムデータを伝送しても、問題無く
リアルタイムデータを扱うことが可能になる。したがっ
て、伝送路に専用線を用いる必要がなく、また、大きな
帯域を占有することがないため、安価なネットワーク経
由でデータ伝送が可能になる。非同期伝送によって実質
タイムラグがあっても、リアルタイムに録画・再生・編
集等が可能である。
【0053】なお、本例ではフローコントロール付きの
バッファとして半導体メモリを用いているが、本発明の
実施に際しては、これに限定されず、ハードディスク、
光ディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで置
き換えることも可能である。
【0054】本発明の実施に際しては、上記した実施形
態に限定されない。例えば、以下に示す変形例がある。
【0055】〔変形例1〕 VTR1、2のテープダメ
ージ防止の観点から、一定時間以上(例えば、5分以
上)データ転送が中断された場合には、録画ポーズモー
ドから「ストップ(STOP) モード」に遷移させる。ダビ
ング等の編集途中で「ストップモード」になった場合、
送信側サイトに再接続(リトライ)を行う。予め設定さ
れているリトライ回数リミットまでリトライを繰り返し
ても、処理を再開できなかった場合には、編集処理を終
了するとともに、「録画失敗」の旨を告知する表示を行
う。
【0056】〔変形例2〕 テレビ放送の分野において
は、番組放送において各地域のコマーシャル(CM)の
切替えを制御するために、放送信号の中にCM切替え用
の同期信号(CMのプログラム番号など)が含まれてい
ることがある。このようなCM信号、或いは番組の開始
/終了信号を利用してバッファリング量をコントロール
し、CM分のデータをバッファリングして、編集時にそ
のCMデータを破棄し、番組本編分のデータをあらため
てバッファリングしてから録画用のデータの送受信を行
う。これにより、CMをカットした番組録画が可能とな
る。また、番組の切り替わり点で画像をつなぐため、レ
コーディング開始によるレインボーノイズの発生やつな
ぎ目の乱れが発生しないという利点がある。
【0057】〔変形例3〕 通常、リアルタイム動画の
転送時には100Mbit クラスの帯域を占有してしま
う。このようなデータをWAN(Wide Area Network )
に流出させると、他のネットワーク利用者に迷惑をかけ
ることも予想される。そこで、本発明の実施に際して、
帯域予約プロトコル(RSVP)により、LAN10の
転送データをルータの外に出さないように構成する態様
がある。家庭内LAN(例えば、ギガビットLAN)の
構築によって図1のようにVTR1、2、TVモニタ装
置3、オーディオ装置4及びパソコン5を接続し、ルー
タを介して家庭内LANとWANを接続する構成とす
る。こうして、家庭内LANの中で動画データの受渡し
を行い、ルータの外にデータを流出させないことによ
り、上述のコントロール編集/記録/再生時における帯
域の占有という問題が回避され、LAN内のデータ転送
処理がルータ外部のWAN側に影響を与えない。
【0058】〔変形例4〕 本発明によれば、非同期式
(asynchronous)伝送経路を用いて動画や音声データな
どの同期記録再生が可能となる。すなわち、ネットワー
クに接続される各対象装置にある程度大容量のバッファ
を設け、バッファ内に一定量データが溜まったら各装置
がそれぞれOK信号を出して、同期して記録・再生・編
集を行う。複数の対象装置のうち、バッファ蓄積の最も
遅い装置が一斉通報(ブロードキャスト)を用いてタイ
ミング信号を送出する。これにより、擬似的にリアルタ
イム記録・再生・編集を実現できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク接続される装置の内部にバッファを設け、送
信側の装置及び受信側の装置それぞれがバッファのデー
タ蓄積量を管理して、通信状況に応じて相互に通信及び
処理を制御するようにしたので、動画や音声などリアル
タイム性を要求されるコンテンツを確実に記録・再生・
編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したLAN接続型VTR装置等か
ら成るシステムのブロック図
【図2】MPEGデータを転送する際のパケットの構造
を示す図
【図3】本実施形態に係るシステムの制御例を示すフロ
ーチャート
【図4】本実施形態に係るシステムの他の制御例を示す
フローチャート
【符号の説明】
1,2…VTR、3…TVモニタ装置、4…オーディオ
装置、5…パソコン、10…LAN、12,22,3
2,42…LAN処理部、13,23,33,43…バ
ッファ部、15,25,35,45…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA15 FA21 FA27 GB06 GB21 GB37 HA27 HA33 KA01 LA15 5C059 KK35 RB02 RC32 RE15 RE16 RE20 SS08 TA71 TB01 TC16 TC21 UA34 5K030 HA08 HB01 HB02 KA03 LC01 LC09 MA13 MB04 MB12 5K034 AA02 CC02 CC05 DD03 HH50

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続するための通信イン
    ターフェース部と、 前記通信インターフェース部を介して送信又は受信する
    データを一時的に記憶するバッファと、 前記バッファに蓄積されるデータ量を監視するフロー管
    理手段と、 前記フロー管理手段で検出される前記バッファ内のデー
    タ量に応じて自己の動作を制御するとともに、前記ネッ
    トワークに接続されている他の装置に対して制御信号を
    出力する制御手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク接続装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続された複数台の装置
    間でデータの受渡しを行うデータ転送方法であって、 送信側及び受信側の各装置にデータを一時的に記憶する
    バッファと、前記バッファに蓄積されたデータ量を監視
    するフロー管理手段とを設け、前記送信側及び受信側の
    各装置がそれぞれ自己の前記フロー管理手段で検出され
    る前記バッファ内のデータ量に基づいて自己及び他の装
    置の動作を制御することを特徴とするデータ転送方法。
JP2002155911A 2002-05-29 2002-05-29 データ転送方法 Expired - Fee Related JP4062725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002155911A JP4062725B2 (ja) 2002-05-29 2002-05-29 データ転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002155911A JP4062725B2 (ja) 2002-05-29 2002-05-29 データ転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003348175A true JP2003348175A (ja) 2003-12-05
JP4062725B2 JP4062725B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=29772316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002155911A Expired - Fee Related JP4062725B2 (ja) 2002-05-29 2002-05-29 データ転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4062725B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221657A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Yamaha Corp 通信端末
JP2006060801A (ja) * 2004-07-27 2006-03-02 Microsoft Corp 対話式マルチビュービデオのクライアントサービスのためのシステムおよび方法
JP2007080347A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置
JP2008131354A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Toshiba Corp 音声送信装置および移動通信端末
JP2010088005A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Hitachi Ltd コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置
WO2011138884A1 (ja) * 2010-05-07 2011-11-10 シャープ株式会社 映像出力を行なうav出力システム
US9262314B2 (en) 2012-08-21 2016-02-16 Socionext, Inc. Data transfer device
CN110062008A (zh) * 2019-05-21 2019-07-26 北京计算机技术及应用研究所 恶劣温度条件下的语音记录系统软件优化方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221657A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Yamaha Corp 通信端末
JP2006060801A (ja) * 2004-07-27 2006-03-02 Microsoft Corp 対話式マルチビュービデオのクライアントサービスのためのシステムおよび方法
JP2007080347A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置
JP2008131354A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Toshiba Corp 音声送信装置および移動通信端末
JP2010088005A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Hitachi Ltd コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置
WO2011138884A1 (ja) * 2010-05-07 2011-11-10 シャープ株式会社 映像出力を行なうav出力システム
CN102870426A (zh) * 2010-05-07 2013-01-09 夏普株式会社 进行视频输出的av输出系统
US8925032B2 (en) 2010-05-07 2014-12-30 Sharp Kabushiki Kaisha AV output system performing video output
JP5758383B2 (ja) * 2010-05-07 2015-08-05 シャープ株式会社 映像出力を行なうav出力システム
CN102870426B (zh) * 2010-05-07 2016-11-16 夏普株式会社 进行视频输出的av输出系统
US9262314B2 (en) 2012-08-21 2016-02-16 Socionext, Inc. Data transfer device
CN110062008A (zh) * 2019-05-21 2019-07-26 北京计算机技术及应用研究所 恶劣温度条件下的语音记录系统软件优化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4062725B2 (ja) 2008-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7873059B2 (en) Gateway device
JPH11501786A (ja) 圧縮ビデオ信号受信方法
JP2010087546A (ja) 電子機器、コンテンツ再生方法及びプログラム
JP4062725B2 (ja) データ転送方法
US20080292280A1 (en) Recording apparatus and recording method
JP3911380B2 (ja) 転送レート制御装置
JP4062339B2 (ja) 情報記録再生装置
KR20040042245A (ko) 대화형 광디스크 장치에서의 콘텐츠 정보 재생방법과,콘텐츠 제공서버에서의 콘텐츠 정보 제공방법
WO2002058384A1 (fr) Appareil et procede de reproduction
JP2002051307A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体
JP2004048464A (ja) 音声映像データ記録再生装置
JP2004356829A (ja) データ受信再生方法及びデータ受信再生装置
JPH10134507A (ja) 著作権保護方法、供給媒体、デジタル記録機器、及び制御用ic
JP2003348125A (ja) 情報配信システム、情報処理置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007257718A (ja) 映像情報処理装置
JP3675693B2 (ja) ルータ装置、ネットワーク放送システム、プログラム、及び記録媒体
JP2002209201A (ja) 映像受信端末
JP2004260454A (ja) 送受信システム、送信装置
JPH10308936A (ja) 映像配信システム、データ配信方法及び媒体
JP4219883B2 (ja) 転送レート制御装置、及び記録媒体
JP2000092020A (ja) デジタル信号伝送システム,デジタル信号送信装置,デジタル信号受信装置,およびデジタル信号伝送方法
JP3884655B2 (ja) 再生装置、及び再生方法
JP2004206775A (ja) ディスク装置、ディスク装置の制御方法、ディスク装置の制御方法のプログラム
JP2005278201A (ja) データ転送装置およびデータ転送方法
JP2005045366A (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060927

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees