JP2005045366A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像データの記録開始要求直後の映像が一部欠けて再生されること解消することを可能とした通信装置を提供する。
【解決手段】TS送受信機器20のCPU14は、ネットワーク1を介してネットワークコントローラ部11により受信したMPEG2−TSデータからPATパケット及びPMTパケットを抽出してメモリ12に保存し、MPEG2−TSデータの蓄積要求時に、MPEG2−TSデータを記録するための連続領域をTS記録装置13に確保し、MPEG2−TSデータの蓄積要求時に、TS記録装置13の連続領域の先頭に上記保存されたPATパケット及びPMTパケットを書き込むと共に、TS記録装置13の連続領域におけるPATパケット及びPMTパケットに連続してMPEG2−TSデータを書き込む制御を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して通信を行う通信装置に関し、特に、前記ネットワークを介して受信した多重化されたトランスポートストリームを記録する場合に適用して好適な通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像、音声、データを188バイトの固定長パケット(トランスポートストリームパケット)に変換しデータ伝送を行う、MPEG2−TS(Moving Picture Experts Group2−Transport Stream)形式を用いた通信形態がある。この種の通信形態を、後述の本発明の実施形態で詳述する図2を参照しながら説明する。
ネットワーク1には、映像入力機器23により入力された映像データをリアルタイムにMPEG2−TS形式のデータに符号化してネットワーク1に送信するTS送信機器22と、映像蓄積装置24に蓄積された映像データをMPEG2−TS形式のデータに符号化してネットワーク1に送信するTS送信機器25と、TS記録装置13及び映像出力機器21に接続されたTS送受信機器20とが接続されている。
【0003】
上記MPEG2−TS形式のMPEG2−TSデータはネットワーク1を介してTS送受信機器20により受信し、TS送受信機器20においてMPEG2−TSデータを復号化し、映像出力機器21に映像データ及び音声データとして出力する。MPEG2−TSデータに含まれるMPEG2−TSパケットのヘッダ部には、PID(Packet Identifier)と呼ばれる識別符号領域があり、MPEG2−TSパケットの種類を区別することができる。識別符号領域のうち、PMT(Program Map Table)は、ある番組の番組番号とそれを構成している要素信号それぞれの表現メディアの識別情報、及び伝送しているMPEG2−TSパケットのPID値を送るためのテーブルである。PID値=0のMPEG2−TSパケットはPAT(Program Association Table)と呼ばれ、番組番号と対応するPMTが送られているPID番号に対応するテーブルである。
【0004】
従って、ある番組番号のMPEG2−TSデータを復号化して出力するためには、PATにより番組番号に対応するPMTのPID番号を識別し、そのPMTにより番組番号に対応するMPEGビデオ信号、MPEGオーディオ信号、時刻情報PCR(Program Clock Reference)などのPID番号を識別する必要がある。こうすることにより、1つの番組の再生が可能となる。ところが、図6に示すように、PATやPMTはMPEG2−TSパケット中に或る一定のタイミングで挿入されるために、PAT及びPMTを受信する前のMPEG2−TSパケット(MPEG2−VIDEOパケット)は番組の再生情報を持たないために廃棄され、再生されない。
【0005】
なお、上記のMPEG2−TS形式のデータ再生については、従来、提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−327389号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては次のような問題があった。上記図2に示したTS送受信機器20により受信したMPEG2−TSデータをそのままTS記録装置13に記録する場合、上記図6に示したようにPAT及びPMTがMPEG2−TSデータ中に所定の間隔で挿入されている状態で記録されることになる。
【0008】
TS記録装置13に上記の状態で記録されたMPEG2−TSデータを、TS記録装置13に対し直接(またはネットワーク1を介して)接続されているTS送受信機器20により再生するとき、上述したように、PAT及びPMTを受信する前のMPEG2−TSパケット(図6ではMPEG2−VIDEOパケット)は番組の再生情報を持たないために廃棄され、再生されない。即ち、映像データの記録開始要求直後の映像が一部欠けて再生されることになる。また、PAT及びPMTを受信する前のMPEG2−TSパケットは廃棄され再生されないパケットであるため、結果的に、映像蓄積装置24において映像データの記憶領域を無駄に使用している(廃棄され再生されない映像データの記憶に使用している)という問題がある。
【0009】
本発明の目的は、映像データの記録開始要求直後の映像が一部欠けて再生されること解消することを可能とした通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、番組仕様情報テーブルとパケット識別子を含む多重化されたトランスポートストリームデータを通信媒体を介して受信可能な通信装置において、前記通信媒体を介して受信した前記トランスポートストリームデータから前記番組仕様情報テーブルを抽出する抽出手段と、前記トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保する確保手段と、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に前記連続領域の先頭に前記抽出された前記番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、前記連続領域における前記番組仕様情報テーブルに連続して前記トランスポートストリームデータを書き込む書込手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0012】
図2は、本実施形態に係るMPEG2−TSデータを転送するネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
図2において、本ネットワークシステムは、TS記録装置13、TS送受信機器20、映像出力機器21、TS送信機器22、映像入力機器23、映像蓄積装置24、TS送信機器25を備えている。TS送受信機器20には、TS記録装置13及び映像出力機器21が接続され、TS送信機器22には、映像入力機器23が接続され、TS送信機器25には、映像蓄積装置24が接続されている。図中1はネットワークである。
【0013】
TS記録装置13は、下記の図1で詳述するように、MPEG2−TSデータを蓄積(記録)するTS蓄積装置である。TS送受信機器20は、ネットワーク1を介してMPEG2−TSデータの送受信を行う機器である。映像出力機器21は、映像データを出力する例えば専用のモニタ装置或いはテレビ受像機等の機器である。TS送信機器22は、映像入力機器23により入力された映像データをリアルタイムにMPEG2−TS形式のMPEG2−TSデータに符号化(エンコード)してネットワーク1に送信する機器である。映像入力機器23は、映像データを入力する例えばWebカメラやビデオカメラ等の機器である。映像蓄積装置24は、映像データを蓄積(記録)する装置である。TS送信機器25は、映像蓄積装置24に蓄積された映像データをMPEG2−TS形式のMPEG2−TSデータに符号化してネットワーク1に送信する機器である。
【0014】
本ネットワークシステムにおいては、TS送受信機器20がネットワーク1に接続されると共に、TS記録装置13がTS送受信機器20を介してネットワーク1に接続されており、TS送受信機器20により、ネットワーク1からMPEG2−TSデータを受信したり、ネットワーク1にMPEG2−TSデータを送信したりすることができる。
【0015】
尚、TS送受信機器20においてMPEG2−TSデータを送受信するためのプロトコルは特定のプロトコルに限定されるものではない。即ち、MPEG2−TSデータは、RTP(Real Time Protocol)や、UDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)や、ATM(Asynchronous Transfer Mode)におけるプロトコルなど様々なプロトコルを用いて送受信することができる。また、ネットワーク1には、TS送信機器22及びTS送信機器25が接続されているが、これらのTS送信機器22及びTS送信機器25においても使用するプロトコルは特定のプロトコルに限定されるものではない。即ち、様々なプロトコルを用いてMPEG2−TSデータを伝送することができる。
【0016】
図1は、本実施形態に係るTS送受信機器20及びTS記録装置13を含む通信システムの構成例を示すブロック図である。
【0017】
図1において、通信システムは、ネットワークインタフェース部10、ネットワークコントローラ部11、メモリ12、CPU(Central Processing Unit)14、MPEG2−TSデコーダ18を備えたTS送受信装置20と、TS送受信装置20に接続されたTS記録装置13とから構成されている。更に、TS送受信装置20のMPEG2−TSデコーダ18は、TS復号器15、映像復号器16、音声復号器17を備えている。
【0018】
ネットワークインタフェース部10は、ネットワーク1との間のインタフェースを司るネットワーク1との接続部である。ネットワークインタフェース部10は、使用するネットワークプロトコルに依存しており、ATMを使用する場合はATMインタフェースを使用し、イーサネット(登録商標)を使用する場合はイーサネットインタフェースを使用する。ネットワークコントローラ部11は、ネットワーク1から受信したMEPG2−TSデータをメモリ12上に転送する機能と、メモリ12上のMEPG2−TSデータをネットワーク1に転送する機能とを有する。ネットワークコントローラ部11も、使用するネットワークプロトコルに依存しており、ATMを使用する場合はATMコントローラに相当し、イーサネットを使用する場合はイーサネットコントローラに相当する。
【0019】
メモリ12は、MEPG2−TSデータを記憶する。TS記録装置13は、ハードディスク、DVD、D−VHSビデオテープ等のデータ蓄積用メディアであり、MEPG2−TSデータを蓄積する。メモリ12に記憶されたMEPG2−TSデータをTS記録装置13に転送することが可能である。また、TS記録装置13に蓄積されたMPEG2−TSデータをメモリ12に転送することが可能である。本実施形態では、メモリ12上のデータは電源を切断すると消えてもよいものとするが、TS記録装置13上のデータは電源を切断しても消えることなく保存されているものとする。CPU14は、ネットワークコントローラ部11の制御やTS記録装置13の制御等を行うプログラムを実行し、また、メモリ12上のMPEG2−TSデータをTS復号器15に転送する機能(DMA Controller機能)を有する。CPU14は、上記プログラムに基づいて後述の各フローチャートに示す処理を実行する。
【0020】
MPEG2−TSデータは、MPEG2−TSパケットと呼ばれる188バイトの固定長パケットの連続したストリームのデータであり、上述したように、MPEG2−TSパケットのヘッダ部にはPIDと呼ばれる識別符号領域があり、MPEG2−TSパケットの種類を区別することができる。識別符号領域のうち、PMT(Program Map Table)は、ある番組の番組番号とそれを構成している要素信号それぞれの表現メディアの識別情報、及び伝送しているMPEG2−TSパケットのPID値を送るための番組仕様情報テーブルである。PID値=0のMPEG2−TSパケットはPAT(Program Association Table)と呼ばれ、番組番号と対応するPMTが送られているPID番号に対応する番組仕様情報テーブルである。
【0021】
MPEG2−TSデコーダ18において、TS復号器15は、番組番号が与えられると、PAT及びPMTを参照することにより、MPEGビデオ信号がどのPID値のMPEG2−TSパケットで送られるか、MPEGオーディオ信号がどのPID値のMPEG2−TSパケットで送られるか、復号時の基準となる時刻情報PCR(Program Clock Reference)がどのPID値のMPEG2−TSパケットで送られるかを認識し、それぞれPID値のMPEG2−TSパケットを抽出する。MPEGビデオ信号は映像復号器16へ送られてデコードされ、映像出力機器21(図2参照)に出力される。MPEGオーディオ信号は音声復号器17へ送られてデコードされ、音声出力機器(図示略)に出力される。時刻情報PCRはタイミング再生に用いられる。こうすることにより、1つの番組の再生が可能となる。
【0022】
次に、上記の如く構成された本実施形態の通信システムにおける動作を図1〜図2並びに図3〜図5を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
先ず、MPEG2−TSデータの蓄積要求前のTS送受信機器20の処理手順を図3のフローチャートに基づき説明する。
【0024】
図3は、MPEG2−TSデータの蓄積要求前のトランスポートストリーム記録処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理はTS送受信機器20のCPU14が上記プログラムに基づいて実行する。
【0025】
ステップS100において、TS送受信機器20のネットワークコントローラ部11は、ネットワーク1からMPEG2−TSデータを受信すると、受信したMPEG2−TSデータをメモリ12へDMA転送(DMA:Direct Memory Access)し、DMA転送が完了するとステップS110へ進む。尚、本実施形態では、ネットワークコントローラ部11からメモリ12へ転送される上記MPEG2−TSデータは、MPEG2−TSパケットを1個または複数個含むものとする。ステップS110において、CPU14は、メモリ12へ転送されたMPEG2−TSパケットの中にPID値が0のパケット、即ちPATパケットが含まれているか否かを判断し、PATパケットが含まれている場合は、ステップS120へ進む。ステップS120において、CPU14は、上記PATパケット中の番組番号(program_number)の値と、その番組番号に対応するPMTのPID値(Program_map_PID)をメモリ12上に保存しておき、更に、上記PATパケット188バイト分をメモリ12上に保存する。
【0026】
また、ステップS130において、CPU14は、メモリ12へ転送されたMPEG2−TSパケットの中にPID値がProgram_map_PIDのパケット、即ちPMTパケットが含まれているか否かを判断し、PMTパケットが含まれている場合は、ステップS140へ進む。ステップS140において、CPU14は、上記PMTパケット188バイト分をメモリ12上に保存する。この処理手順を繰り返すことにより、メモリ12上には最新のPATパケット及びPMTパケットが保存されることになる。蓄積要求前のMPEG2−TSデータはTS記録装置13に記録されることなく、メモリ12上からTS復号器15へ転送される。
【0027】
次に、MPEG2−TSデータの蓄積要求があった時のTS送受信機器20及びTS記録装置13の処理手順を図4に基づき説明する。
【0028】
図4は、MPEG2−TSデータの蓄積要求時のトランスポートストリーム記録処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理はTS送受信機器20のCPU14が上記プログラムに基づいて実行する。
【0029】
ステップS200において、TS送受信機器20のCPU14は、番組番号Xのプログラムの蓄積開始要求があるか否かを判断し、蓄積開始要求があった場合は、ステップS210へ進む。ステップS210において、CPU14は、TS記録装置(TS蓄積装置)13上にMPEG2−TSデータを書き込むための連続領域を確保し、ステップS220へ進む。ステップS220において、CPU14は、上記図3のステップS120でメモリ12に保存された番組番号Xの情報、即ち番組番号Xに対応するPMTのPID値PXを含むPATパケットを該メモリ12から検索し、TS記録装置13の上記連続領域の先頭から書き込む。次に、CPU14は、上記図3のステップS140でメモリ12に保存された番組番号Xに対応するPMTパケット、即ちPID値=PXのPMTパケットを該メモリ12から検索し、TS記録装置13の上記連続領域におけるPATパケットに連続して書き込む。
【0030】
その後、CPU14は、ステップS230において番組番号Xのプログラムの蓄積停止要求があるまで、ステップS240においてTS記録装置13の上記連続領域に、ネットワークコントローラ部11からメモリ12に転送されるMPEG2−TSデータを書き込み続ける。CPU14は、ステップS230において番組番号Xのプログラムの蓄積停止要求があった場合は、TS記録装置13への記録(書き込み)を中断し、ステップS200に戻る。この処理により、図5に示すようにネットワーク1から受信した番組番号XのMPEG2−TSデータは、PATパケット604及びPMTパケット605がMPEG2−TSパケット600の先頭に付加された形式でTS記録装置13の連続領域に記録されることになる。
【0031】
ここで、TS記録装置13に記録されたMPEG2−TSデータを、TS記録装置13と直接接続されているMPEG2−TSデコーダ18により復号し再生することを考える。TS記録装置13に記録されたMPEG2−TSデータは、図5に示すようにPATパケット604及びPMTパケット605がMPEG2−TSパケット600の先頭に付加されているので、MPEG2−TSデコーダ18は上記PATパケット604及びPMTパケット605により、番組番号Xに対するMPEGビデオ信号、MPEGオーディオ信号、時刻情報PCRなどのPID番号を認識する。これにより、PATパケット604、PMTパケット605に続くMPEG2−TSパケット600以降すべてのMPEG2−TSパケットを正常に復号し再生することが可能となる。
【0032】
TS記録装置13に記録されたMPEG2−TSデータをTS送受信機器20によってネットワーク1に送信し、別のTS送受信機器(図示略)がネットワーク1から上記MPEG2−TSデータを受信して別のTS送受信機器内のMPEG2−TSデコーダ(図示略)により復号し再生する場合も、上記と同様に、PATパケット604、PMTパケット605に続くMPEG2−TSパケット600以降すべてのMPEG2−TSパケットを復号し再生することが可能となる。
【0033】
以上説明したように、本実施形態によれば、TS送受信機器20のCPU14は、ネットワーク1を介してネットワークコントローラ部11により受信したMPEG2−TSデータからPATパケット及びPMTパケットを抽出してメモリ12に保存し、MPEG2−TSデータの蓄積要求時に、MPEG2−TSデータを記録するための連続領域をTS記録装置13に確保し、MPEG2−TSデータの蓄積要求時に、TS記録装置13の連続領域の先頭に上記保存されたPATパケット及びPMTパケットを書き込むと共に、TS記録装置13の連続領域におけるPATパケット及びPMTパケットに連続してMPEG2−TSデータを書き込む制御を行うため、次のような効果を奏する。
【0034】
従来のように、図5においてネットワーク1から受信したMPEG2−TSデータをそのままTS記録装置13に記録すると、PATパケット601及びPMTパケット602がMPEG2−TSデータ中に所定の間隔で挿入されている状態で記録されることになる。従って、この状態で記録されたMPEG2−TSデータを、TS記録装置13に対し直接(またはネットワーク1を介して)接続されているTS送受信機器20により再生する場合、PATパケット601及びPMTパケット602を受信する前のMPEG2−TSパケット、MPEG2−TSパケット600以降のMPEG2−TSパケット603までは番組の再生情報を持たないために廃棄され、再生されない。
【0035】
これに対し、本実施形態によるトランスポートストリーム記録方法では、上述したように、番組番号Xに対するPMTのPID値PXを含むPATパケットをTS記録装置13の連続領域の先頭から書き込み、番組番号Xに対するPID値=PXのPMTパケットをTS記録装置13の連続領域のPATパケットに連続して書き込み、MPEG2−TSデータをTS記録装置13の連続領域に書き込むため、TS記録装置13に記録されたMPEG2−TSデータの中に、廃棄され再生されないパケットを含まない。
【0036】
また、TS記録装置13に記録されたMPEG2−TSデータを、TS記録装置13に対し直接(またはネットワーク1を介して)接続されているTS送受信機器20により再生する場合、先頭のMPEG2−TSパケット600以降すべてのMPEG2−TSパケットを再生することが可能である。即ち、映像データの記録開始要求直後の映像が一部欠けて再生されることはないという効果がある。
【0037】
また、送信側に設置されている映像蓄積装置24において映像データの記憶領域が無駄に使用(廃棄され再生されない映像データの記憶に使用)されるという従来の問題を解消できるという効果がある。
【0038】
尚、上記実施形態では、TS記録装置13とTS送受信機器20を別構成とした場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、TS記録装置13とTS送受信機器20を一体化した構成(TS送受信機器20がTS記録機能を備えた構成)とすることも可能である。
【0039】
また、上記実施形態では、TS記録装置13が接続されたTS送受信機器20を映像出力機器21に接続する構成とした場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、TS記録装置13とTS送受信機器20のどちらか一方を映像出力機器21に内蔵する構成、或いはTS記録装置13とTS送受信機器20の両方を映像出力機器21に内蔵する構成とすることも可能である。
【0040】
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
【0041】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0042】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0043】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0044】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0045】
[実施態様の例]
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0046】
「実施態様1」
番組仕様情報テーブルとパケット識別子を含む多重化されたトランスポートストリームデータを通信媒体を介して受信可能な通信装置において、
前記通信媒体を介して受信した前記トランスポートストリームデータから前記番組仕様情報テーブルを抽出する抽出手段と、前記トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保する確保手段と、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に前記連続領域の先頭に前記抽出された前記番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、前記連続領域における前記番組仕様情報テーブルに連続して前記トランスポートストリームデータを書き込む書込手段とを備え、
前記記録手段は、前記通信装置に対し直接接続されるか又は前記通信媒体を介して接続されていることを特徴とする通信装置。
【0047】
「実施態様2」
前記抽出手段は、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求前に前記パケット識別子を判別することで前記番組仕様情報テーブルを抽出することを特徴とする実施態様1記載の通信装置。
【0048】
「実施態様3」
前記抽出手段により抽出した前記番組仕様情報テーブルを保存する保存手段を備え、前記書込手段は、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に、指定された番組番号に対応する前記番組仕様情報テーブルを前記保存手段から検索することを特徴とする実施態様1記載の通信装置。
【0049】
「実施態様4」
前記記録手段に記録された前記トランスポートストリームデータを復号し再生する復号手段を備えることを特徴とする実施態様1記載の通信装置。
【0050】
「実施態様5」
前記復号手段は、前記トランスポートストリームデータを復号し映像データとして再生する映像用復号手段と、前記トランスポートストリームデータを復号し音声データとして再生する音声用復号手段とを備えることを特徴とする実施態様4記載の通信装置。
【0051】
「実施態様6」
前記記録手段に記録された前記トランスポートストリームデータを前記通信媒体を介して外部の復号手段に送信すると共に前記外部の復号手段により復号し再生することが可能であることを特徴とする実施態様1記載の通信装置。
【0052】
「実施態様7」
前記記録手段は、前記通信装置内に装備されていることを特徴とする実施態様1記載の通信装置。
【0053】
「実施態様8」
番組仕様情報テーブルとパケット識別子を含む多重化されたトランスポートストリームデータを通信媒体を介して受信可能な通信装置により実行されるトランスポートストリーム記録方法において、
前記通信媒体を介して受信した前記トランスポートストリームデータから前記番組仕様情報テーブルを抽出する抽出工程と、前記トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保する確保工程と、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に前記連続領域の先頭に前記抽出された前記番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、前記連続領域における前記番組仕様情報テーブルに連続して前記トランスポートストリームデータを書き込む書込工程とを備えることを特徴とするトランスポートストリーム記録方法。
【0054】
「実施態様9」
番組仕様情報テーブルとパケット識別子を含む多重化されたトランスポートストリームデータを通信媒体を介して受信可能な通信装置によりトランスポートストリーム記録方法を実行するプログラムにおいて、
前記通信媒体を介して受信した前記トランスポートストリームデータから前記番組仕様情報テーブルを抽出する抽出機能と、前記トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保する確保機能と、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に前記連続領域の先頭に前記抽出された前記番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、前記連続領域における前記番組仕様情報テーブルに連続して前記トランスポートストリームデータを書き込む書込機能を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
【0055】
「実施態様10」
番組仕様情報テーブルとパケット識別子を含む多重化されたトランスポートストリームデータを通信媒体を介して受信可能な通信装置によりトランスポートストリーム記録方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、
前記プログラムは、前記通信媒体を介して受信した前記トランスポートストリームデータから前記番組仕様情報テーブルを抽出する抽出ステップと、前記トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保する確保ステップと、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に前記連続領域の先頭に前記抽出された前記番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、前記連続領域における前記番組仕様情報テーブルに連続して前記トランスポートストリームデータを書き込む書込ステップとを備えることを特徴とする記憶媒体。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信媒体を介して受信したトランスポートストリームデータから番組仕様情報テーブルを抽出し、トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保し、トランスポートストリームデータの蓄積要求時に連続領域の先頭に抽出された番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、連続領域における番組仕様情報テーブルに連続してトランスポートストリームデータを書き込むため、次のような効果を奏する。
【0057】
従来のように、通信媒体を介して受信したトランスポートストリームデータをそのまま記録手段に記録すると、番組仕様情報テーブルがトランスポートストリームデータ中に所定の間隔で挿入されている状態で記録されることになる。従って、この状態で記録されたトランスポートストリームデータを、記録手段に対し直接(または通信媒体を介して)接続されている通信装置により再生する場合、番組仕様情報テーブルを受信する前の所定パケットまでは番組の再生情報を持たないために廃棄され、再生されない。
【0058】
これに対し、本発明では、上述したように、トランスポートストリームデータの蓄積要求時に連続領域の先頭に抽出された番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、連続領域における番組仕様情報テーブルに連続してトランスポートストリームデータを書き込むため、記録手段に記録されたトランスポートストリームデータの中に、廃棄され再生されないパケットを含まない。
【0059】
また、記録手段に記録されたトランスポートストリームデータを、記録手段に直接(または通信媒体を介して)接続されている通信装置により再生する場合、先頭のパケット以降すべてのパケットを再生することが可能である。即ち、映像データの記録開始要求直後の映像が一部欠けて再生されることはないという効果がある。
【0060】
また、送信側に設置されている映像データ蓄積用の装置において映像データの記憶領域が無駄に使用(廃棄され再生されない映像データの記憶に使用)されるという従来の問題を解消できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るTS送受信機器及びTS記録装置を含む通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】MPEG2−TSデータを転送するネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
【図3】MPEG2−TSデータの蓄積要求前のトランスポートストリーム記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】MPEG2−TSデータの蓄積要求時のトランスポートストリーム記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】ネットワークから受信したMPEG2−TSデータ形式と本発明によるトランスポートストリーム記録後のMPEG2−TSデータ形式の相違を示す図である。
【図6】MPEG2−TSパケットの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク(通信媒体)
10 ネットワークインタフェース部
11 ネットワークコントローラ部
12 メモリ(保存手段)
13 TS記録装置(記録手段)
14 CPU(抽出手段、確保手段、書込手段)
15 TS復号器
16 映像復号器(映像用復号手段)
17 音声復号器(音声用復号手段)
18 MPEG2−TSデコーダ(復号手段)
20 TS送受信機器(通信装置)

Claims (1)

  1. 番組仕様情報テーブルとパケット識別子を含む多重化されたトランスポートストリームデータを通信媒体を介して受信可能な通信装置において、
    前記通信媒体を介して受信した前記トランスポートストリームデータから前記番組仕様情報テーブルを抽出する抽出手段と、前記トランスポートストリームデータを記録するための連続領域を記録手段に確保する確保手段と、前記トランスポートストリームデータの蓄積要求時に前記連続領域の先頭に前記抽出された前記番組仕様情報テーブルを書き込むと共に、前記連続領域における前記番組仕様情報テーブルに連続して前記トランスポートストリームデータを書き込む書込手段とを備えることを特徴とする通信装置。
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