JP2004334948A - Dvdバックエンド評価装置 - Google Patents

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Takatoshi Nishio
卓敏 西尾
Tadashi Shibata
忠司 芝田
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Abstract

【課題】DVDのデータのストリームの流れを制御しながら、バックエンド回路の動作を評価することのできるバックエンド評価装置を提供する。
【解決手段】バックエンド評価装置を、ストリームが蓄積されているメモリ101と、ストリームが必要な時に、ストリームを要求するリクエスト信号S104を出力するとともに、入力されるストリームを復号するバックエンド回路104と、メモリ101によるストリームの転送および転送の停止を制御するストリーム制御信号S106を発行する制御回路106と、リクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106に基づいて、ストリーム要求信号S105を出力するリクエスト制御回路105と、ストリーム要求信号S105に応じて、メモリ101に対し、ストリームを出力するようにストリーム出力制御信号S102を出力するストリーム制御回路102と、を備えたものとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDバックエンド評価装置に関し、特に、符号化されたデータ列のストリームの流れを制御しながら、データの復号、再生を行うバックエンドを評価するDVDバックエンド評価装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来のデジタルデータの流れを評価する評価装置について説明する。
図2は、従来の、デジタルデータの流れを評価する評価装置の構成を示すブロック図である。
図2において、201は比較値入力端子、202はデータ入力端子、203はシフトレジスタ、204は比較器、205は比較器結果蓄積器、206は出力端子である。
【0003】
次に、上記デジタルデータの流れを評価する評価装置の動作について説明する。
上記デジタルデータの流れを評価する評価装置は、DVDのデータに一定のビット間隔で含まれる特定のパターンに基づき、バックエンド回路の評価を行うものであり、データ入力端子202より入力されるDVDのデータは、シフトレジスタ203において順次1バイト単位でシフトされ、比較器204に入力される。またDVDのデータに含まれているパケットヘッダは、比較値入力端子201を介して比較器204に入力される。これら、比較値入力端201からのDVDのデータおよびデータ入力端子202からのパケットヘッダは、比較器204において順次比較される。すると、結果蓄積器205は、比較器204において同一値が検出された時、出力端子206に“1”を、同一値が検出されない時、出力端子206に“0”を、出力する。ここで、通常、パケットヘッダは、DVDのデータに一定ビット間隔で含まれているため、出力端子206から一定ビット間隔で“1”が出力されることで、入力されているDVDのデータの同期がとれていることの確認が可能となる。
【0004】
【特許文献1】
特表2002−525922号公報(P2002−525922A)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のデジタルデータの流れを評価する評価装置は、一定のビット間隔で特定のパターンが含まれているデータを用いて、バックエンド回路の評価を行うものであり、入力されるパターンが、一定のビット間隔で特定のパターンを含むものではない場合、DVDのデータのストリームの流れを制御することができないため、バックエンド回路の動作を評価することができない。
【0006】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、DVDのデータのストリームの流れを制御しながら、バックエンド回路の動作を評価することのできるバックエンド評価装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係るDVDバックエンド評価装置は、符号化されたデータ列のストリームを復号し、画像、音声を出力するDVDバックエンドを評価する装置において、上記ストリームを蓄積するメモリと、上記ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号に基づき、上記メモリからのストリームの出力を制御するストリーム出力制御信号を出力するストリーム制御回路と、上記ストリーム出力制御信号に応じて上記メモリより出力されるストリームを変換し、変換ストリームとして出力する解析変換回路と、上記変換ストリームが必要な時にリクエスト信号を出力すると共に、上記解析変換回路からの上記変換ストリームを復号し、画像、音声を出力するバックエンド回路と、上記メモリからの上記ストリームの転送、および転送の停止を制御するストリーム制御信号を、上記リクエスト制御回路に出力する制御回路と、上記リクエスト信号、および上記ストリーム制御信号に基づき、上記ストリーム要求信号を出力するリクエスト制御回路と、を備えたもの、としたものである。
【0008】
本発明の請求項2に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記ストリーム制御回路は、上記ストリーム要求信号が出力されると、上記メモリから出力するストリームの転送量を制御するストリーム出力制御信号を出力するもの、としたものである。
【0009】
本発明の請求項3に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記ストリーム制御回路は、上記制御回路からの上記ストリーム制御信号に基づき、上記メモリからのストリームの出力開始位置、およびストリームの転送量を指定したストリーム出力制御信号を出力するもの、としたものである。
【0010】
本発明の請求項4に係るDVDバックエンド評価装置は、上記ストリーム制御回路は、上記制御回路からの上記ストリーム制御信号に基づき、異なるストリームを出力するように制御するもの、としたものである。
【0011】
本発明の請求項5に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記メモリが出力するストリームから所定の量を読み飛ばすもの、としたものである。
【0012】
本発明の請求項6に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項5に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記制御回路が出力するストリーム制御信号により、上記所定の量を変更できるもの、としたものである。
【0013】
本発明の請求項7に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項5に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路において変更できる上記所定の量は、上記メモリより出力するストリームの内容に基づいて決定されたもの、としたものである。
【0014】
本発明の請求項8に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記メモリよりDVD−Video規格のパケットであるストリームが出力された時、該出力されたストリームの、DSI情報内のVOBU_1STREF_EAフィールド情報から、VOBU単位でVOBUの先頭からMPEG−Video規格のIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出し、該取り出したデータを変換ストリームとして出力するもの、としたものである。
【0015】
本発明の請求項9に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項8に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記制御回路は、上記解析変換回路に対し、入力されたストリームより、VOBUの先頭からIピク
【0016】
チャが含まれるパックまでのデータを取り出すこと、あるいは入力されたストリームを変換ストリームとして出力すること、を指示するもの、としたものである。
【0017】
本発明の請求項10に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記制御回路の指示に基づき、上記メモリからのデータ、あるいは内部に備えたメモリに格納しているデータのいずれかを、変換ストリームとして出力するもの、としたものである。
【0018】
本発明の請求項11に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、入力されるストリームを変換ストリームとして上記バックエンド回路に出力するとともに、入力されるストリームの加算量を上記制御回路に出力するもの、としたものである。
【0019】
本発明の請求項12に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項11に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記制御回路は、一定期間における上記加算量が所定の値を超えた時、上記リクエスト制御回路による上記ストリーム要求信号の出力を停止するよう上記ストリーム制御信号で制御するもの、としたものである。
【0020】
本発明の請求項13に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、DVD−Video規格のパケットであるストリームが入力されると、該入力位置に対するDVD−Video規格のVOBUの先頭までの位置を、ストリーム転送量にて記憶するとともに、入力されるストリームを変換ストリームとして上記バックエンド回路に出力するもの、としたものである。
【0021】
本発明の請求項14に係るDVDバックエンド評価装置は、請求項13に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記制御回路は、上記解析変換回路が記憶するストリームの転送量に基づき、上記メモリからのストリームの出力開始位置を指定したストリーム制御信号を出力するもの、としたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係るDVDバックエンド評価装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態1に係るDVDバックエンド評価装置の構成を示すブロック図である。
【0023】
本実施の形態1によるDVDバックエンド評価装置は、符号化されたデータ列のストリームを復号し、画像、音声を出力するDVDのバックエンドを評価する装置であって、図1に示したように、符号化されたDVDのデータ列のストリームが蓄積されているメモリ101と、ストリームが必要な時に、ストリームを要求するリクエスト信号S104を出力するとともに、入力されるストリームを復号し、画像出力端子107より画像データを、音声出力端子108より音声データを、出力するバックエンド回路104と、メモリ101に蓄積されているストリームの転送および転送の停止を制御するストリーム制御信号S106を発行する制御回路106と、リクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106に基づいて、ストリーム要求信号S105を出力するリクエスト制御回路105と、リクエスト制御回路105からのストリーム要求信号S105に応じて、メモリ101に対し、ストリームを出力するようにストリーム出力制御信号S102を出力するストリーム制御回路102と、メモリ101が出力するストリームを変換し、変換ストリームとしてバックエンド回路104に出力する解析変換回路103と、を備えている。これら、リクエスト制御回路105、制御回路106、ストリーム制御回路102、メモリ101、および解析変換回路103は、バックエンド回路104に入力されるストリームの制御の機能に特化したフロントエンド機能を有するものである。
【0024】
ここで、制御回路106は、ホストバスHB経由でストリーム制御回路102、解析変換回路103、バックエンド回路104およびリクエスト制御回路105を制御可能に接続されている。なお、制御回路106と、ストリーム制御回路102、解析変換回路103、バックエンド回路104およびリクエスト制御回路105との接続方法は、これに限定するものではなく、例えば、各々と制御回路106とを直接接続することにより、制御回路106より直接制御するようにしても良い。
【0025】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、トラックバッファ機能を評価する場合を例にとって説明する。
変換ストリームが必要な時に、バックエンド回路104は、リクエスト信号S104を出力し、制御回路106は、メモリ101に蓄積されているストリームより、所望の転送量のストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム制御信号S106を発行する。これらリクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106は、リクエスト制御回路105において、ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号S105とされ、ストリーム制御回路102に出力される。ストリーム制御回路102は、ストリーム要求信号S105が入力されると、制御回路106より指定された転送量のストリームの出力を指示するストリーム出力制御信号S102をメモリ101に出力し、メモリ101は、蓄積しているストリームより、ストリーム出力制御信号S102に指定された転送量のストリームを、指定されたタイミングで出力する。解析変換回路103は入力されるストリームをそのまま変換ストリームとして出力する。バックエンド回路104は、変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。出力された画像および音声は、決められた基準で、問題ないか否かを評価される。ストリームの転送を停止する時は、制御回路106において、ストリームの転送の停止を要求するストリーム制御信号S106を発行し、リクエスト制御回路105よりストリーム要求信号S105を出力しないようにする。
【0026】
以上のように、本実施の形態1によるDVDバックエンド評価装置によれば、ストリームが蓄積されているメモリ101と、ストリームが必要な時に、ストリームを要求するリクエスト信号S104を出力するとともに、入力されるストリームを復号し、画像出力端子107より画像データを、音声出力端子108より音声データを、出力するバックエンド回路104と、メモリ101に蓄積されているストリームの転送および転送の停止を制御するストリーム制御信号S106を発行する制御回路106と、リクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106に基づいて、ストリーム要求信号S105を出力するリクエスト制御回路105と、リクエスト制御回路105からのストリーム要求信号S105に応じて、ストリームを出力するように、メモリ101に対しストリーム出力制御信号S102を出力するストリーム制御回路102と、メモリ101が出力するストリームを変換し、変換ストリームとしてバックエンド回路104に出力する解析変換回路103と、を備えたので、ストリームの転送量を確定すること、およびストリームの転送を停止することが可能となる。これにより、DVDディスクを用いて、トラックバッファ機能の評価を行うことができる。
【0027】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係るDVDバックエンド評価装置について、図1を参照しながら説明する。
本実施の形態2によるDVDバックエンド評価装置は、制御回路106を、ストリームを出力する転送量およびストリームの出力開始位置を指定したストリーム制御信号S106を生成するようにしたものである。
【0028】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、間欠再生機能を評価する場合を例にとって説明する。
変換ストリームが必要な時に、バックエンド回路104は、リクエスト信号S104を出力し、制御回路106は、ストリームを出力する転送量およびストリームの出力開始位置を指定したストリーム制御信号S106を発行する。これらリクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106は、リクエスト制御回路105において、ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号S105とされ、ストリーム制御回路102に出力される。ストリーム制御回路102は、ストリーム要求信号S105に基づいて、ストリームを出力する転送量およびストリームの出力開始位置を指定したストリーム出力制御信号S102をメモリ101に出力し、メモリ101は、蓄積しているストリームより、ストリーム出力制御信号S102に指定された転送量のストリームを、指定された転送位置より出力する。ここで、ストリームの転送開始位置は、必ず前回のストリームの転送開始位置に前回の転送量を加算した値より大きな値をとるようにされているため、メモリ101に蓄積されているストリームは、連続的でなく、間欠的に出力される。解析変換回路103は、入力されるストリームをそのまま変換ストリームとして出力する。バックエンド回路104は、変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。出力された画像および音声は決められた基準で、問題ないか否かを評価される。
【0029】
このように、本実施の形態2によるDVDバックエンド評価装置においては、制御回路106を、ストリームを出力する転送量およびストリームの出力開始位置を指定したストリーム制御信号S106を生成するようにし、ストリームの出力開始位置を、必ず、前回のストリームの転送開始位置に前回の転送量を加算した値より大きな値とするようにしたので、メモリ101からのストリームを、間欠的に出力することが可能となる。これにより、間欠再生に関する評価を行うことができる。
【0030】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係るDVDバックエンド評価装置について、図1を参照しながら説明する。
本実施の形態3によるDVDバックエンド評価装置は、制御回路106を、メモリ101に蓄積されているストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム制御信号S106を発行するとともに、解析変換回路103に対して、入力されるストリームが所定の転送量になった場合に、一定量のストリームの出力の停止を指示するようにしたものである。
【0031】
解析変換回路103は、制御回路106の指示に基づき、入力されるストリームが所定の転送量になるまで、入力されるストリームをそのまま出力し、入力されるストリームが、所定の転送量を超えると、一定量のストリームの出力を停止する。
【0032】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、間欠再生機能を評価する場合を例にとって説明する。
バックエンド回路104は、リクエスト信号S104を出力し、制御回路106は、メモリ101に蓄積されているストリームを転送するためのストリーム制御信号S106を、ホストバスHB経由で発行する。これらリクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106は、リクエスト制御回路105において、ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号S105とされ、ストリーム制御回路102に出力される。ストリーム制御回路102は、ストリーム出力制御信号S102をメモリ101に出力し、メモリ101は、ストリーム出力制御信号S102に基づき、蓄積しているストリームを解析変換回路103に出力する。ここで、解析変換回路103には、入力されるストリームが所定の転送量になると、一定量のストリームを出力しないようにすることが、制御回路106より指示されており、解析変換回路103は、入力されるストリームが所定の転送量になるまで、入力されるストリームをそのまま出力する。そして、入力されるストリームが所定の転送量になると、制御回路106から指定された量だけ、入力されるストリームの出力を停止する。解析変換回路103においてストリームの出力を停止する量は、メモリ101より出力するストリームの内容に基づいて決定されたものであってもよい。制御回路106から指定された量が過ぎたところから、解析変換回路103は、再度、入力されたストリームをそのまま出力する。以下これを繰り返す。バックエンド回路104は解析変換回路103より出力された変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。出力された画像および音声は、決められた基準で、問題ないか否かを評価される。
【0033】
以上のように、本実施の形態3によるDVDバックエンド評価装置によれば、制御回路106を、メモリ101に蓄積されているストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム要求を発行するとともに、解析変換回路103に対して、入力されるストリームが所定の転送量になった場合に、一定量のストリームの出力の停止を指示するようにしたので、メモリ101からのストリームを、間欠的にバックエンド回路104に供給することができる。また、ストリームが一定の周期を持って出力されるため、制御回路106において指示するストリームの転送量と、転送しない量とを順次変更することで、ランダム的に欠けているストリーム再生に関する評価を行うことができる。
【0034】
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係るDVDバックエンド評価装置について、図1を参照しながら説明する。
本実施の形態4によるDVDバックエンド評価装置は、メモリ101に、DVD−Video規格で符号化されたデータ列のストリームを蓄積させ、制御回路106を、解析変換回路103に対して、MPEG−Video規格のIピクチャを抜き出し、入力ストリームを変換することを要求するようにし、解析変換回路103を、制御回路106の要求に基づき、DVD−Video規格のDSI情報内のVOBU_1STREF_EAフィールド情報から、VOBU単位でVOBUの先頭からMPEG−Video規格のIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出すようにしたものである。
【0035】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、I再生機能を評価する場合を例にとって説明する。
ストリーム出力制御信号S102が入力されると、メモリ101は、該ストリーム出力制御信号S102に基づき、蓄積しているDVD−Video規格のストリームを解析変換回路103に出力する。制御回路106は、メモリ101が蓄積しているストリームがDVD−Video規格のものであることを認知しており、MPEG−Video規格のIピクチャを抜き出し、入力ストリームを変換する指示を、ホストバスHB経由で解析変換回路103に対し発行する。Iピクチャを抜き出すことが指示されている解析変換回路103は、DVD−Video規格のDSI情報内のVOBU_1STREF_EAフィールド情報から、VOBU単位で、VOBUの先頭からMPEG−Video規格のIピクチャが含まれるパックまでデータを取り出し、変換ストリームとして出力する。バックエンド回路104は、解析変換回路103より出力された変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。出力された画像および音声は、決められた基準で、問題ないか否かを評価される。
【0036】
以上のように、本実施の形態4によるDVDバックエンド評価装置によれば、メモリ101に、DVD−Video規格で符号化されたデータ列のストリームを蓄積させ、制御回路106を、解析変換回路103に対して、MPEG−Video規格のIピクチャを抜き出し、入力ストリームを変換することを要求するようにし、解析変換回路103を、制御回路106の要求に基づき、DVD−Video規格のDSI情報内のVOBU_1STREF_EAフィールド情報から、VOBU単位でVOBUの先頭からIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出すようにしたようにしたので、バックエンド回路104に変換ストリームを入力することができ、DVD製品で必要とされるI再生に関する評価を行うことができる。
【0037】
なお、制御回路106を、Iピクチャを抜き出し、入力ストリームを変換することに加えて、変換しないことをも指示するようにしてもよい。この場合、I再生から通常の再生への、あるいは通常の再生からI再生への遷移に関する評価を行うことができる。
【0038】
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5に係るDVDバックエンド評価装置について、図1を参照しながら説明する。
【0039】
本実施の形態5によるDVDバックエンド評価装置は、制御回路106を、ストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム要求を発行するとともに、解析変換回路103に対して、スクリーンセーバのデータの出力の要求を発行するようにし、解析変換回路103を、スクリーンセーバのデータの出力が要求されていないときは、メモリ101より出力されるストリームをそのまま、スクリーンセーバのデータの出力が要求されている場合は、スクリーンセーバのデータを、バックエンド回路104に出力するようにしたものである。
【0040】
ここで、スクリーンセーバのデータは、解析変換回路103の内部メモリに格納されている画像のデータである。本実施の形態は、解析変換回路103の内部メモリに格納されているデータについて限定するものではなく、これは、MPEG−Video規格で符号化されている画像1フレーム分のビデオデータや、複数画像フレームで構成され、音声が含まれているデータ等、画像を含んだ種々のデータとすることができる。
【0041】
また、制御回路106が、スクリーンセーバのデータの出力の要求を発行するタイミングは、どのタイミングもよく、メモリ101内部のストリームを出力する前、あるいはストリームを出力する途中であってもよく、ストリームを全て出力し終わった後であってもよい。
【0042】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、スクリーンセーバ機能を評価する場合を例にとって説明する。
ストリーム出力制御信号S102が入力されると、メモリ101は、該ストリーム出力制御信号S102に基づき、蓄積しているストリームを解析変換回路103に出力する。解析変換回路103は、制御回路106から指示がない場合は、入力されるストリームをそのまま出力する。ここで、制御回路106より、スクリーンセーバのデータの出力の要求が、ホストバスHB経由で発行され、解析変換回路103は、スクリーンセーバのデータを変換ストリームとして出力する。バックエンド回路104は、変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。
【0043】
以上のように、本実施の形態5によるDVDバックエンド評価装置によれば、制御回路106を、ストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム要求を発行するとともに、解析変換回路103に対して、スクリーンセーバのデータの出力の要求を発行するようにし、解析変換回路103を、スクリーンセーバのデータの出力が要求されていないときは、メモリ101より出力されるストリームをそのまま、スクリーンセーバのデータの出力が要求されている場合は、スクリーンセーバのデータを、バックエンド回路104に出力するようにしたので、制御回路106にて、ストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム要求、またはスクリーンセーバのデータの出力の要求を、切り替えて発行することにより、バックエンド回路104に対するストリーム入力を中断し、スクリーンセーバに切り替える遷移、もしくは再度ストリームを入力する遷移を生じさせながら、スクリーンセーバ機能の評価を行うことができる。
【0044】
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6に係るDVDバックエンド評価装置について、図1を参照しながら説明する。
本実施の形態6によるDVDバックエンド評価装置は、解析変換回路103を、入力されるストリームをそのまま出力するとともに、該入力されるストリーム量を加算し、加算量をホストバスHB経由で制御回路106に出力するようにし、制御回路106を、一定期間に解析変換回路103より入力されるストリーム量が所定の値を超えた場合、ストリームの転送の停止を要求するストリーム制御信号S106を発行し、その後所定の期間が経過すると、再度ストリームの転送を要求するストリーム制御信号S106を発行するようにしたものである。
【0045】
ここで制御回路106は、一定期間における加算量が所定の値を超えた場合、ストリーム要求の発行を停止し、その後、所定の期間が経過すると、再びストリーム要求を発行するものである。
【0046】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、バックエンド回路104に入力されるストリームをアンダーフローぎみに推移させる機能を評価する場合を例にとって説明する。
【0047】
バックエンド回路104は、リクエスト信号S104を出力し、制御回路106は、メモリ101に蓄積されているストリームを転送するためのストリーム制御信号S106を発行する。これらリクエスト信号S104およびストリーム制御信号S106は、リクエスト制御回路105において、ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号S105とされ、ストリーム制御回路102に出力される。ストリーム制御回路102は、ストリーム出力制御信号S102をメモリ101に出力し、メモリ101は、ストリーム出力制御信号S102に基づき、蓄積しているストリームを解析変換回路103に出力する。解析変換回路103は、入力されたストリームを、そのままバックエンド回路104に出力すると共に、入力されるストリーム量を加算し、加算量をホストバスHB経由で制御回路106に出力する。ここで、制御回路106は、一定期間における加算量が、所定の値を超えた場合、ストリームの転送の停止を要求するストリーム制御信号S106を発行し、リクエスト制御回路105からのストリーム要求信号S105の出力を停止させる。その後、所定の期間が経過すると、再度、ストリームの転送を要求するストリーム制御信号S106を発行し、リクエスト制御回路105からのストリーム要求信号S105の出力を再開させる。バックエンド回路104は解析変換回路103より出力された変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。出力された画像および音声は、決められた基準で、問題ないか否かを評価される。
【0048】
以上のように、本実施の形態6によるDVDバックエンド評価装置によれば、解析変換回路103を、入力されるストリームをそのまま出力するとともに、該入力されるストリーム量を加算し、加算量をホストバスHB経由で制御回路106に出力するようにし、制御回路106を、一定期間に解析変換回路103より入力されるストリーム量が所定の値を超えた場合、ストリームの転送の停止を要求するストリーム制御信号S106を発行し、その後所定の期間が経過すると、再度ストリームの転送を要求するストリーム制御信号S106を発行するようにしたので、メモリ101からのストリームの転送量を制御することができる。
【0049】
また、制御回路106が、加算量を判定する期間を変更するようにすることにより、転送されるストリーム量を動的に変更することができる。このように転送されるストリーム量を制御することにより、バックエンド回路104に入力されるストリームをアンダーフローぎみに推移させる機能を評価することができる。
【0050】
なお、本実施の形態においては、制御回路106は、解析変換回路103からの加算量に基づきストリームの転送量を制御するようにしたが、解析変換回路103を、ストリームの出力のみを行うものとし、制御回路106において、転送しているストリーム量を加算して加算量を求めるようにしてもよい。
【0051】
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7に係るDVDバックエンド評価装置について、図1を参照しながら説明する。
本実施の形態7によるDVDバックエンド評価装置は、解析変換回路103を、入力されるストリームを変換ストリームとして出力するとともに、DVD−Video規格で符号化されたデータ列のストリームが入力されている時に、該入力位置からDVD−Video規格のVOBUの先頭までの位置を、該先頭位置に対するストリーム転送量にて記憶し、該記憶したストリーム転送量をホストバスHB経由で制御回路106に出力するようにし、制御回路106を、解析変換回路103からの、VOBUの先頭を示すストリーム転送量を、ストリームの出力を開始する位置として指定したうえで、ストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム制御信号S106を発行するようにし、ストリーム制御回路102を、メモリ101に対して、VOBUの先頭よりストリームを出力するように、ストリーム出力制御信号S102を出力するようにしたものである。
【0052】
次に、このように構成されるDVDバックエンド評価装置の動作を、逆再生機能を評価する場合を例にとって説明する。
メモリ101には符号化されたデータ列のストリームとしてDVD−Video規格のパックヘッダが蓄積されており、ストリーム出力制御信号S102に従ってストリームを解析変換回路103に出力する。解析変換回路103は、入力されたストリームを変換ストリームとして、そのままバックエンド回路104に出力するとともに、VOBUの先頭の位置を、該位置に対するストリーム転送量で記憶し、該ストリーム転送量をホストバスHB経由で制御回路106に出力する。制御回路106は、VOBUの先頭を示すストリーム転送量が入力されると、これをストリームの出力開始位置として、ストリーム制御回路102に出力する。ストリーム制御回路102はメモリ101に対して、ストリームの出力を開始する先頭の位置がVOBUの先頭になるようにストリーム出力制御信号S102を出力し、メモリ101は、VOBUの先頭よりストリームを出力する。バックエンド回路104は解析変換回路103より出力された変換ストリームを復号し、画像出力端子107より画像を、音声出力端子108より音声を、出力する。出力された画像および音声は、決められた基準で、問題ないか否かを評価される。
【0053】
以上のように、本実施の形態7によるDVDバックエンド評価装置によれば、解析変換回路103を、入力されるストリームを変換ストリームとして出力するとともに、DVD−Video規格で符号化されたデータ列のストリームが入力されている時に、該入力位置からDVD−Video規格のVOBUの先頭までの位置を、該先頭位置に対するストリーム転送量にて記憶し、該ストリーム転送量をホストバスHB経由で制御回路106に出力するようにし、制御回路106を、解析変換回路103からの、VOBUの先頭を示すストリーム転送量を、ストリームの出力を開始する位置として指定したうえで、ストリームをバックエンド回路104に転送するためのストリーム制御信号S106を発行するようにし、ストリーム制御回路102を、メモリ101に対して、VOBUの先頭よりストリームを出力するように、ストリーム出力制御信号S102を出力するようにしたので、バックエンド回路104に入力される変換されたストリームは、既に入力されたストリームより前のストリームであっても、VOBUの先頭から入力することができ、逆再生の機能を評価することができる。
【0054】
なお、実施の形態1〜7によるDVDバックエンド評価装置においては、それぞれ異なる機能を評価するようにしたが、1つのDVDバックエンド評価装置において2つ以上の機能を同時に評価するようにしてもよい。
【0055】
また、実施の形態1〜7によるDVDバックエンド評価装置においては、DVDディスク系で説明したが、本発明は、評価可能なディスクの種類を限定するものではなく、DVD、SVCD、DTS−CD、VCD、CD等、種々のディスクを用いて評価を行ようにしてもよい。さらに、本発明は、評価可能な符号化データの種類を限定するものではなく、デジタルテレビの符号化されたデータを用いて評価を行うようにしてもよい。これにより、種々のディスクやデジタルテレビの符号化されたデータを用いて評価を行うことができる。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に係るDVDバックエンド評価装置によれば、符号化されたデータ列のストリームを復号し、画像、音声を出力するDVDバックエンドを評価する装置において、上記ストリームを蓄積するメモリと、上記ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号に基づき、上記メモリからのストリームの出力を制御するストリーム出力制御信号を出力するストリーム制御回路と、上記ストリーム出力制御信号に応じて上記メモリより出力されるストリームを変換し、変換ストリームとして出力する解析変換回路と、上記変換ストリームが必要な時にリクエスト信号を出力すると共に、上記解析変換回路からの上記変換ストリームを復号し、画像、音声を出力するバックエンド回路と、上記メモリからの上記ストリームの転送、および転送の停止を制御するストリーム制御信号を、上記リクエスト制御回路に出力する制御回路と、上記リクエスト信号、および上記ストリーム制御信号に基づき、上記ストリーム要求信号を出力するリクエスト制御回路と、を備えたもの、としたので、上記ストリームの流れを制御しながら、上記バックエンド回路の評価を行うことができる。
【0057】
本発明の請求項2に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記ストリーム制御回路は、上記ストリーム要求信号が出力されると、上記メモリから出力するストリームの転送量を制御するストリーム出力制御信号を出力するもの、としたので、上記ストリームの転送量を確定することが可能となるため、DVDディスクを用いて、トラックバッファ機能の評価を行うことができる。
【0058】
本発明の請求項3に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記ストリーム制御回路は、上記制御回路からの上記ストリーム制御信号に基づき、上記メモリからのストリームの出力開始位置、およびストリームの転送量を指定したストリーム出力制御信号を出力するもの、としたので、上記ストリームの出力開始位置を、前回のストリーム開始位置に前回の転送量を加算した値より大きな値をとるようにすることにより、上記メモリからのストリームが間欠的に出力されるため、間欠再生に関する評価を行うことができる。
【0059】
本発明の請求項4に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項3に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記ストリーム制御回路は、上記制御回路からの上記ストリーム制御信号に基づき、異なるストリームを出力するように制御するもの、としたので、間欠再生に関する評価を行うことができる。
【0060】
本発明の請求項5に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記メモリが出力するストリームから所定の量を読み飛ばすもの、としたので、間欠再生に関する評価を行うことができる。
【0061】
本発明の請求項6に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項5に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記制御回路が出力するストリーム制御信号により、上記所定の量を変更できるもの、としたので、ランダム的に欠けているストリーム再生に関する評価を行うことができる。
【0062】
本発明の請求項7に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項5に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路において変更できる上記所定の量は、上記メモリより出力するストリームの内容に基づいて決定されたもの、としたので、上記ストリームの内容に基づいて、上記バックエンド回路に対する出力を停止する上記変換ストリームの量を決定することができる。
【0063】
本発明の請求項8に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記メモリよりDVD−Video規格のパケットであるストリームが出力された時、該出力されたストリームの、DSI情報内のVOBU_1STREF_EAフィールド情報から、VOBU単位でVOBUの先頭からMPEG−Video規格のIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出し、該取り出したデータを変換ストリームとして出力するもの、としたので、DVD製品で必要とされるI再生に関する評価を行うことができる。
【0064】
本発明の請求項9に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項8に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記制御回路は、上記解析変換回路に対し、入力されたストリームより、VOBUの先頭からIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出すこと、あるいは入力されたストリームを変換ストリームとして出力すること、を指示するもの、としたので、I再生から通常の再生、あるいは通常の再生からI再生の遷移に関する評価を行うことができる。
【0065】
本発明の請求項10に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、上記制御回路の指示に基づき、上記メモリからのデータ、あるいは内部に備えたメモリに格納しているデータのいずれかを、変換ストリームとして出力するもの、としたので、上記内部に備えたメモリにスクリーンセーバのデータを格納しておくことで、スクリーンセーバ機能の評価を行うことができる。
【0066】
本発明の請求項11に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、入力されるストリームを変換ストリームとして上記バックエンド回路に出力するとともに、入力されるストリームの加算量を上記制御回路に出力するもの、としたので、一定期間における上記加算量が所定の値を超えた時、上記メモリからのストリームの出力を停止することにより、上記バックエンド回路に入力されるストリームを、アンダーフローぎみに推移させる機能を評価することができる。
【0067】
本発明の請求項12に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項11に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記制御回路は、一定期間における上記加算量が所定の値を超えた時、上記リクエスト制御回路による上記ストリーム要求信号の出力を停止するよう上記ストリーム制御信号で制御するもの、としたので、上記バックエンド回路に入力されるストリームを、アンダーフローぎみに推移させる機能を評価することができる。
【0068】
本発明の請求項13に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記解析変換回路は、DVD−Video規格のパケットであるストリームが入力されると、該入力位置に対するDVD−Video規格のVOBUの先頭までの位置を、ストリーム転送量にて記憶するとともに、入力されるストリームを変換ストリームとして上記バックエンド回路に出力するもの、としたので、逆再生の機能を評価することができる。
【0069】
本発明の請求項14に係るDVDバックエンド評価装置によれば、請求項13に記載のDVDバックエンド評価装置において、上記制御回路は、上記解析変換回路が記憶するストリームの転送量に基づき、上記メモリからのストリームの出力開始位置を指定したストリーム制御信号を出力するもの、としたので、逆再生の機能を評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜実施の形態7に係るDVDバックエンド評価装置の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の、デジタルデータの流れを評価する評価装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 メモリ
102 ストリーム制御回路
S102 ストリーム出力制御信号
103 解析変換回路
104 バックエンド回路
S104 リクエスト信号
105 リクエスト制御回路
S105 ストリーム要求信号
106 制御回路
S106 ストリーム制御信号

Claims (14)

  1. 符号化されたデータ列のストリームを復号し、画像、音声を出力するDVDバックエンドを評価する装置において、
    上記ストリームを蓄積するメモリと、
    上記ストリームが必要なことを示すストリーム要求信号に基づき、上記メモリからのストリームの出力を制御するストリーム出力制御信号を出力するストリーム制御回路と、
    上記ストリーム出力制御信号に応じて上記メモリより出力されるストリームを変換し、変換ストリームとして出力する解析変換回路と、
    上記変換ストリームが必要な時にリクエスト信号を出力すると共に、上記解析変換回路からの上記変換ストリームを復号し、画像、音声を出力するバックエンド回路と、
    上記メモリからの上記ストリームの転送、および転送の停止を制御するストリーム制御信号を、上記リクエスト制御回路に出力する制御回路と、
    上記リクエスト信号、および上記ストリーム制御信号に基づき、上記ストリーム要求信号を出力するリクエスト制御回路と、
    を備えたことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  2. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記ストリーム制御回路は、上記ストリーム要求信号が出力されると、上記メモリから出力するストリームの転送量を制御するストリーム出力制御信号を出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  3. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記ストリーム制御回路は、上記制御回路からの上記ストリーム制御信号に基づき、上記メモリからのストリームの出力開始位置、およびストリームの転送量を指定したストリーム出力制御信号を出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  4. 請求項3に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記ストリーム制御回路は、上記制御回路からの上記ストリーム制御信号に基づき、異なるストリームを出力するように制御する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  5. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路は、上記メモリが出力するストリームから所定の量を読み飛ばす、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  6. 請求項5に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路は、上記制御回路が出力するストリーム制御信号により、上記所定の量を変更できる、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  7. 請求項5に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路において変更できる上記所定の量は、上記メモリより出力するストリームの内容に基づいて決定されたものである、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  8. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路は、上記メモリよりDVD−Video規格のパケットであるストリームが出力された時、該出力されたストリームの、DSI情報内のVOBU_1STREF_EAフィールド情報から、VOBU単位でVOBUの先頭からMPEG−Video規格のIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出し、該取り出したデータを変換ストリームとして出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  9. 請求項8に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記制御回路は、上記解析変換回路に対し、入力されたストリームより、VOBUの先頭からIピクチャが含まれるパックまでのデータを取り出すこと、あるいは入力されたストリームを変換ストリームとして出力すること、を指示する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  10. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路は、上記制御回路の指示に基づき、上記メモリからのデータ、あるいは内部に備えたメモリに格納しているデータのいずれかを、変換ストリームとして出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  11. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路は、入力されるストリームを変換ストリームとして上記バックエンド回路に出力するとともに、入力されるストリームの加算量を上記制御回路に出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  12. 請求項11に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記制御回路は、一定期間における上記加算量が所定の値を超えた時、上記リクエスト制御回路による上記ストリーム要求信号の出力を停止するよう上記ストリーム制御信号で制御する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  13. 請求項1に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記解析変換回路は、DVD−Video規格のパケットであるストリームが入力されると、該入力位置に対するDVD−Video規格のVOBUの先頭までの位置を、ストリーム転送量にて記憶するとともに、入力されるストリームを変換ストリームとして上記バックエンド回路に出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
  14. 請求項13に記載のDVDバックエンド評価装置において、
    上記制御回路は、上記解析変換回路が記憶するストリームの転送量に基づき、上記メモリからのストリームの出力開始位置を指定したストリーム制御信号を出力する、
    ことを特徴とするDVDバックエンド評価装置。
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