JP2001169245A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定の記録レートにて記録動作を行う映像信
号記録再生装置において、入来するトランスポートパケ
ットのデータレートが比較的低い場合でもダミーデータ
を付加することなくこれを記録する。 【解決手段】 入来するトランスポートパケットはディ
スク記録再生部２で一旦記録され、テープ記録再生部３
の記録レートと一致するデータレートでディスク記録再
生部２はこれを読出し、テープ記録再生部３でダミーデ
ータを付加することなく記録される。番組情報取得部４
はトランスポートパケットから番組のビットレート、番
組の放送開始・終了時間を取得し、記録再生制御部５が
ディスク記録再生部２からテープ記録再生部３へのデー
タ転送開始タイミングを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＭＰＥＧ方式のト
ランスポートストリームを記録再生するのに好適な映像
信号記録再生装置に関する。

【0002】

【従来の技術】ＭＰＥＧ方式のトランスポートストリー
ムを記録再生するための装置として、このＭＰＥＧ方式
のトランスポートストリームをビットストリーム記録す
るディジタル信号記録再生装置が知られている。この記
録再生装置では、所定の回転速度で回転するドラム上に
設けられる磁気ヘッドを用いて、所定の走行速度で走行
させた磁気テープ上に傾斜トラックを形成しながらビッ
トストリームを記録するため、所定の記録レートを得る
ことが可能となる。

【0003】図７は、このような従来の記録再生装置に入来
するトランスポートストリームを磁気テープ上に記録し
た状態を模式的に示す図である。ＭＰＥＧ方式のトラン
スポートストリームにおけるトランスポートパケット
は、その１つが１８８バイトのデータにより構成され、
ここではそのデータ転送レートが７Ｍｂｐｓであるもの
とする。そして、同図に示す例では、所定期間中に５つ
のトランスポートパケットが伝送された状態を示してい
る。

【0004】ここで、従来の記録再生装置が１４Ｍｂｐｓの
記録レートを有する場合、入来するトランスポートパケ
ットを順次磁気テープ上に記録することになるが、記録
レートがトランスポートストリームのデータ転送レート
を大きく上回っているため、各パケット毎にタイムスタ
ンプ等の付加情報を付加して記録する場合でも多くのダ
ミーデータと共に、これを記録することになる。

【0005】

【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
記録再生装置では、トランスポートパケットまたはタイ
ムスタンプ等の付加情報を記録しない磁気テープ上の領
域には、ダミーデータを記録することにより、１４Ｍｂ
ｐｓの一定の記録レートで信号を記録していた。従っ
て、磁気テープ上の記録領域を効率良く使用することが
できず、特に、データ転送レートが低いトランスポート
パケットを記録する場合には、記録するダミーデータの
量が増大し、テープ記録領域を無駄に使用してしまうと
いう問題があった。

【0006】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明に係る映像信号記録再生装置は、外部から
パケット形態で入来する番組信号の各パケットにそのパ
ケット間隔に係るタイムスタンプ情報を付加して記録
し、再生時には前記タイムスタンプ情報に基づき各パケ
ットのパケット間隔を復元して前記番組信号を出力する
映像信号記録再生装置であり、番組記録時には、外部か
ら入来する番組信号に前記タイムスタンプ情報を付加し
てこれを記録すると共に、記録された前記番組信号及び
タイムスタンプ情報を所定のデータレートで再生する一
方、番組再生時には、入来する番組信号及びタイムスタ
ンプ情報を前記所定のデータレートで記録すると共に、
記録された前記タイムスタンプ情報に基づき各パケット
のパケット間隔を復元して前記番組信号を出力する第１
の記録再生手段と、番組記録時には、前記第１の記録再
生手段が再生した番組信号及びタイムスタンプ情報を前
記所定のデータレートでテープ記録媒体上に記録する一
方、番組再生時には、前記テープ記録媒体上に記録され
た前記番組信号及びタイムスタンプ情報を前記所定のデ
ータレートで再生してこれを前記第１の記録再生手段に
出力する第２の記録再生手段と、前記第１及び第２の記
録再生手段の記録再生動作を制御する記録再生制御手段
とを有することを特徴とするものである。

【0007】前記第１の記録再生手段は、前記番組記録時に
おいて、番組の記録動作と再生動作とを同時に行うこと
が可能であり、前記番組記録時には、外部から入来する
番組信号及び付加したタイムスタンプ情報の記録を開始
してから所定時間経過後に、前記記録した番組の先頭箇
所から前記番組信号及びタイムスタンプ情報の再生を開
始し、前記第２の記録再生手段は、前記第１の記録再生
手段の再生動作開始と同時に記録動作を開始することを
特徴とするものである。

【0008】外部からパケット形態で入来する前記番組信号
から、番組のビットレート及び番組放送時間を含む番組
情報を取得する番組情報取得手段を備え、前記記録再生
制御手段は、前記番組情報取得手段にて取得した前記番
組情報及び前記第２の記録再生手段における前記所定の
データレートに基づき、前記番組記録時における前記所
定時間を算出することを特徴とするものである。

【0009】

【発明の実施の形態】図１は本発明に係る映像信号記録
再生装置を説明するためのブロック図であり、本発明に
係る映像信号記録再生装置は、アンテナから入来するＭ
ＰＥＧ方式のトランスポートストリームを受信するＳＴ
Ｂ１、ＳＴＢ１で受信したトランスポートストリームを
ハードディスク等のディスク媒体に記録再生するディス
ク記録再生部２、ディスク記録再生部２が再生した再生
信号を記録再生するテープ記録再生部３を有する。

【0010】また、本発明に係る映像信号記録再生装置は、
ＳＴＢ１からのトランスポートストリームに含まれる番
組の開始・終了時刻、番組のビットレート等の番組情報
を取得する番組情報取得部４、番組情報取得部４にて取
得した番組情報を参照しつつディスク記録再生部２及び
テープ記録再生部３を制御する記録再生制御部５も有す
る。

【0011】本発明に係る映像信号記録再生装置は、以上の
ように構成され、ディスク記録再生部２が入来するトラ
ンスポートパケットを一時的に保持するバッファ的な役
割を果たしながら、最終的にはこのトランスポートパケ
ットがテープ記録再生部３で記録される。

【0012】以下、本発明に係る映像信号記録再生装置の動
作について説明する。ＳＴＢ１で受信した番組を記録す
る際には、記録再生制御部５がまずディスク記録再生部
２を制御し、ＳＴＢ１が出力するトランスポートストリ
ームがディスク記録再生部２で記録される。なお、その
際ＳＴＢ１がその内部でトランスポートストリームをデ
コードし、外部接続されるモニタでその番組を表示させ
ても良い。

【0013】ここで、ディスク記録再生部２は、トランスポ
ートストリームにおけるトランスポートパケットをその
パケット間隔に係るタイムスタンプ等の付加情報と共に
ディスク上に順次記録するが、記録ヘッドにおける記録
動作を間欠的に行うことにより、ダミーデータを付加す
ることなくこれを記録できる。また、ディスク記録再生
部２におけるディスク記録媒体は、少なくとも長時間の
番組を１つ記録できるだけの記録容量を備えている。

【0014】そして、ディスク記録再生部２でこの番組の記
録を開始すると同時に番組情報取得部４は、ディスク記
録再生部２で記録中の番組の番組情報を取得する。この
番組情報には、前述の如く番組開始・終了時刻の情報が
含まれており、番組情報取得部４は、番組開始・終了時
刻の情報を基に番組放送時間情報を算出する。

【0015】例えば、番組の開始時刻が２０時で、番組の終
了時刻が２２時である場合には、これらの情報から番組
放送時間情報を２時間（１２０分）と算出して、これを
記録再生制御部５に出力する。また、番組情報取得部４
は、ディスク記録再生部２で記録中の番組のビットレー
トを取得し、これを記録再生制御部５に出力する。

【0016】ここで、ディスク記録再生部２で記録している
番組の番組放送時間をＴ、テープ記録再生部３における
記録レートをＲｍａｘ、番組情報取得部４で所得した番
組のビットレートをＲｐとすると、記録再生制御部５
は、これらの情報に基づきディスク記録再生部２及びテ
ープ記録再生部３を制御する。

【0017】具体的には、ディスク記録再生部２で番組の記
録を開始してからＴ×（Ｒｍａｘ−Ｒｐ）／Ｒｍａｘの
時間が経過した後にディスク記録再生部２が番組の先頭
部分から再生を開始し、これをテープ記録再生部３が記
録するよう記録再生制御部５がディスク記録再生部２及
びテープ記録再生部３を制御する。

【0018】その際、ディスク記録再生部２は、ＳＴＢ１か
らのトランスポートパケットの記録を継続しつつ、テー
プ記録再生部３における記録レートＲｍａｘにほぼ一致
する再生レートでトランスポートパケット及び付加情報
を再生するため、テープ記録再生部３でダミーデータを
付加することなくこれを記録することが可能となる。

【0019】図２は、ディスク記録再生部２における記録再
生動作を説明するための図である。同図に示す如く、ト
ランスポートパケットを記録する際には、ＳＴＢ１から
入来するトランスポートパケットをその都度ディスク上
に記録する一方、この記録したトランスポートパケット
を再生する際には、テープ記録再生部３の記録レートＲ
ｍａｘに応じたビットレートで再生を行い、再生された
トランスポートパケットがテープ記録再生部３で記録さ
れる。

【0020】また、図３は、番組放送時間がＴである番組を
記録した際のディスク再生開始タイミング及びテープ記
録開始タイミングを示す図であり、同図（ａ）は、番組
のビットレートＲｐがテープ記録再生部３の記録レート
Ｒｍａｘの約半分である場合、同図（ｂ）は、番組のビ
ットレートＲｐがテープ記録再生部３の記録レートＲｍ
ａｘの約１／４である場合を示している。

【0021】このように本映像信号記録再生装置では、番組
のビットレートＲｐとテープ記録再生部３の記録レート
Ｒｍａｘとの関係により、ディスク再生開始タイミング
及びテープ記録開始タイミングを決定し、また、図２で
示した如く、磁気テープ上にはダミーパケットが記録さ
れることがないため、磁気テープを効率的に使用できる
ばかりでなく、番組放送終了時刻にほぼ一致する時刻
に、テープ上への番組の記録を終えることが可能とな
る。

【0022】つまり、従来の記録再生装置と比べ、図３
（ａ）に示す例ではテープ消費量を約半分、図３（ｂ）
に示す例ではテープ消費量を約１／４に抑えることが可
能となる。

【0023】なお、同図では詳細に示していないが、入来す
るトランスポートパケットをディスク記録再生部２で記
録する際にタイムスタンプ等の付加情報を付加して記録
しているため、以上の如くディスク再生開始タイミング
及びテープ記録開始タイミングを設定した場合には、デ
ィスク記録再生部２での番組の再生完了時刻及びテープ
記録再生部３での番組の記録完了時刻は、放送終了時刻
より若干遅れることになる。

【0024】しかし、付加情報のデータ量を計算した上で、
ディスク再生開始タイミング及びテープ記録開始タイミ
ングを上記実施例より若干早めることにより、ディスク
再生部２での番組の再生完了時刻及びテープ記録再生部
３での番組の記録完了時刻を、放送終了時刻とほぼ一致
させることが可能となる。

【0025】次に、以上のようにテープ記録再生部３で記録
したトランスポートパケットを再生させる際の動作につ
いて説明する。テープ記録再生部３でトランスポートパ
ケットを再生する際には、再生されたトランスポートパ
ケットがディスク記録再生部２で記録され、各トランス
ポートパケットに付加されているタイムスタンプ等の付
加情報に基づき受信時のパケット間隔が復元されて、デ
ィスク記録再生部２から各トランスポートパケットが再
生出力される。そして、このトランスポートパケットが
ＳＴＢ１でデコードされた後に、外部接続されるモニタ
等で番組が表示される。

【0026】記録再生制御部５は、テープ記録再生部３及び
ディスク記録再生部２を制御し、テープ記録再生部３で
再生されたトランスポートパケットがディスク記録再生
部２で記録される。そして、ディスク記録再生部２で記
録されたトランスポートパケットが付加されるタイムス
タンプ情報に基づき出力される。

【0027】図４は、その際のディスク記録再生部２におけ
る記録再生動作を説明するための図であり、同図に示す
如く、トランスポートパケットを記録する際には、テー
プ記録再生部３からのトランスポートパケットを連続的
に記録する一方、この記録したトランスポートパケット
を再生する際には、図示の如く時間間隔を設けながら各
トランスポートパケットが出力される。

【0028】また、図５は図３で示す如く記録した番組を再
生する際の動作を説明するための図であり、図３（ａ）
で示す番組は図５（ａ）の如く再生され、図３（ｂ）で
示す番組は図５（ｂ）の如く再生される。つまり、番組
のビットレートＲｐがテープ記録再生部３の記録レート
Ｒｍａｘの約半分である場合には、図５（ａ）の如く再
生され、番組のビットレートＲｐがテープ記録再生部３
の記録レートＲｍａｘの約１／４である場合には、図５
（ｂ）の如く再生される。

【0029】以上のように、ディスク記録再生部２を設け、
テープ記録再生部３での記録再生時にこのディスク記録
再生部２をバッファ的な役割で用いることにより、テー
プ記録媒体上にダミーデータを記録することなく、効率
良くトランスポートパケットを記録再生することが可能
となる。

【0030】なお、以上の実施例では、ディスク記録再生部
２としてディスク記録媒体へのトランスポートパケット
の記録と、ディスク記録媒体からのトランスポートパケ
ットの再生とが独立して同時に行える（実際は、高速記
録動作と高速再生動作とを時分割で切換えている）ハー
ドディスクドライブを用いた例を示したが、記録と再生
とが同時に行える他の記録媒体、例えば半導体メモリ等
を使用しても構わない。

【0031】なお、ディスク記録再生部２として、記録と再
生とを同時に行えない記録媒体及び記録再生手段を用い
た場合には、図３あるいは図５で示した如く番組放送時
間とほほ一致する時間内に記録あるいは再生処理を行う
ことができないが、テープ消費量を抑えられることは言
うまでもない。

【0032】また、以上の実施例では、本映像信号記録再生
装置が、ＳＴＢ１、ディスク記録再生部２、テープ記録
再生部３、番組情報取得部４、記録再生制御部５の構成
を備えるものとして説明したが、例えば、図６に示す如
く、ＳＴＢ１、ディスク記録再生部２、番組情報取得部
４、記録再生制御部５、外部のディジタル信号記録再生
装置との間でディジタル信号の送受信を行うためのディ
ジタルインターフェイス６により本映像信号記録再生装
置を構成しても構わない。

【0033】その際には、本映像信号記録再生装置と外部接
続されるビットストリーム記録可能なディジタル信号記
録再生装置との間は、ＩＥＥＥ１３９４に準拠したケー
ブルで結線され、ディスク記録再生部２で再生したトラ
ンスポートパケットがディジタルインターフェイス６を
介して外部のディジタル信号記録再生装置で記録される
と共に、外部のディジタル信号記録再生装置で再生され
たトランスポートパケットがディジタルインターフェイ
ス６を介してディスク記録再生部２で記録される。ま
た、記録再生制御部は、ディスク記録再生部２を制御す
ると共に、ディジタルインターフェイス６を介して外部
のディジタル信号記録再生装置の記録再生動作を制御す
る。

【0034】以上の如く構成することにより、従来のディジ
タル信号記録再生装置に本映像信号記録再生装置を接続
するだけで、テープ消費量を削減させることも可能とな
る。また、ＳＴＢ１も外部の構成とし、ＳＴＢ１との間
をＩＥＥＥ１３９４に準拠したケーブルで結線しても構
わない。

【0035】更には、図６で示す映像信号記録再生装置から
ＳＴＢ１を取り除いた構成をパソコンで代用することも
可能である。つまり、パソコン内のハードディスク上の
アプリケーション記録領域にＣＤ−ＲＯＭあるいはネッ
トワークを介して提供される所定のプログラムをインス
トールし、このアプリケーションプログラムとＣＰＵと
の間で番組情報取得部４、記録再生制御部５での機能を
実行させ、ハードディスク上のデータ記録領域をディス
ク記録再生部２として使用することにより本発明に係る
映像信号記録再生装置を構成できる。なお、パソコン内
に搭載されるＩＥＥＥ１３９４に準拠したディジタルイ
ンターフェイスは、ディジタルインターフェイス６とし
てそのまま利用できる。

【0036】

【発明の効果】請求項１に係る発明によれば、入来する
番組信号のビットレートが第２の記録再生手段のデータ
記録レートと異なる場合であっても、第１の記録再生手
段が番組信号を再生する際に第２の記録再生手段のデー
タ記録レートでこれを再生するため、ダミーデータを付
加することなく番組信号が記録でき、テープ消費量を抑
えることができるという効果を奏する。

【0037】請求項２または３に係る発明によれば、第１の
記録再生手段が記録動作と再生動作とを同時に行うた
め、番組記録時において、第１の記録再生手段が記録動
作を開始してから第２の記録再生手段が記録動作を完了
するまでの時間を短くすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る映像信号記録再生装置を説明する
ための図である。

【図２】番組記録時におけるディスク記録再生部の動作
を説明するための図である。

【図３】番組記録時におけるディスク再生開始タイミン
グ及びテープ記録開始タイミングを示す図である。

【図４】番組再生時におけるディスク記録再生部の動作
を説明するための図である。

【図５】図３で示す番組を記録した際の番組再生時の動
作を説明するための図である。

【図６】本発明に係る映像信号記録再生装置の他の構成
を示す図である。

【図７】従来の記録再生装置における動作を説明するた
めの図である。

【符号の説明】

１…ＳＴＢ ２…ディスク記録再生部 ３…テープ記録再生部 ４…番組情報取得部 ５…記録再生制御部 ６…ディジタルインターフェイス

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項1】外部からパケット形態で入来する番組信号
   の各パケットにそのパケット間隔に係るタイムスタンプ
   情報を付加して記録し、再生時には前記タイムスタンプ
   情報に基づき各パケットのパケット間隔を復元して前記
   番組信号を出力する映像信号記録再生装置であり、 番組記録時には、外部から入来する番組信号に前記タイ
   ムスタンプ情報を付加してこれを記録すると共に、記録
   された前記番組信号及びタイムスタンプ情報を所定のデ
   ータレートで再生する一方、番組再生時には、入来する
   番組信号及びタイムスタンプ情報を前記所定のデータレ
   ートで記録すると共に、記録された前記タイムスタンプ
   情報に基づき各パケットのパケット間隔を復元して前記
   番組信号を出力する第１の記録再生手段と、 番組記録時には、前記第１の記録再生手段が再生した番
   組信号及びタイムスタンプ情報を前記所定のデータレー
   トでテープ記録媒体上に記録する一方、番組再生時に
   は、前記テープ記録媒体上に記録された前記番組信号及
   びタイムスタンプ情報を前記所定のデータレートで再生
   してこれを前記第１の記録再生手段に出力する第２の記
   録再生手段と、 前記第１及び第２の記録再生手段の記録再生動作を制御
   する記録再生制御手段とを有することを特徴とする映像
   信号記録再生装置。
2. 【請求項2】前記第１の記録再生手段は、前記番組記録
   時において、番組記録動作と再生動作とを同時に行うこ
   とが可能であり、前記番組記録時には、外部から入来す
   る番組信号及び付加したタイムスタンプ情報の記録を開
   始してから所定時間経過後に、前記記録した番組の先頭
   箇所から前記番組信号及びタイムスタンプ情報の再生を
   開始し、 前記第２の記録再生手段は、前記第１の記録再生手段の
   再生動作開始と同時に記録動作を開始することを特徴と
   する請求項１記載の映像信号記録再生装置。
3. 【請求項3】外部からパケット形態で入来する前記番組
   信号から、番組のビットレート及び番組放送時間を含む
   番組情報を取得する番組情報取得手段を備え、 前記記録再生制御手段は、前記番組情報取得手段にて取
   得した前記番組情報及び前記第２の記録再生手段におけ
   る前記所定のデータレートに基づき、前記番組記録時に
   おける前記所定時間を算出することを特徴とする請求項
   ２記載の映像信号記録再生装置。