JP3324480B2 - 記録再生装置及び再生装置 - Google Patents
記録再生装置及び再生装置Info
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- JP3324480B2 JP3324480B2 JP33536097A JP33536097A JP3324480B2 JP 3324480 B2 JP3324480 B2 JP 3324480B2 JP 33536097 A JP33536097 A JP 33536097A JP 33536097 A JP33536097 A JP 33536097A JP 3324480 B2 JP3324480 B2 JP 3324480B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号、音声信
号の記録再生装置に関するものであり、特に、ディスク
状の記録媒体を用いた装置で、アフターレコーディング
（アフレコ）を可能とした記録装置、および再生装置に
関する。
号の記録再生装置に関するものであり、特に、ディスク
状の記録媒体を用いた装置で、アフターレコーディング
（アフレコ）を可能とした記録装置、および再生装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、映像信号、音声信号をそれぞれ符
号化して、ディスク媒体等の記録媒体に記録する記録再
生装置は種々提案されている。このような記録再生装置
は、映像信号、音声信号をそれぞれ符号化し、時分割し
た１つのデータ列として記録し、再生時には時分割デー
タを映像信号、音声信号に分離して各々の同期をとって
再生している。
号化して、ディスク媒体等の記録媒体に記録する記録再
生装置は種々提案されている。このような記録再生装置
は、映像信号、音声信号をそれぞれ符号化し、時分割し
た１つのデータ列として記録し、再生時には時分割デー
タを映像信号、音声信号に分離して各々の同期をとって
再生している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな記録再生装置では、一旦記録した映像信号を再生し
ながら音を新たに記録するアフターレコーディング、い
わゆるアフレコに関しては、実現されていない。
うな記録再生装置では、一旦記録した映像信号を再生し
ながら音を新たに記録するアフターレコーディング、い
わゆるアフレコに関しては、実現されていない。
【０００４】この理由は、ディスク装置の場合、ビデオ
テープレコーダのように映像信号の記録再生ヘッドと、
音声信号の記録再生ヘッドが分離されていないため、映
像信号を再生しながら、音声信号を記録することが、不
可能であることによる。
テープレコーダのように映像信号の記録再生ヘッドと、
音声信号の記録再生ヘッドが分離されていないため、映
像信号を再生しながら、音声信号を記録することが、不
可能であることによる。
【０００５】また、映像符号化データを映像信号に復号
化する過程で数フレームのディレイが生じるため、アフ
レコ音声との同期がとれないという問題がある。
化する過程で数フレームのディレイが生じるため、アフ
レコ音声との同期がとれないという問題がある。
【０００６】また、映像符号化データを一旦復号化し映
像信号に戻し、アフレコ音声と共に、再び符号化して映
像符号化データに変換するという処理を行った場合、符
号化、復号化の系が重なるため、画質劣化を発生させる
ことになり、好ましくない。
像信号に戻し、アフレコ音声と共に、再び符号化して映
像符号化データに変換するという処理を行った場合、符
号化、復号化の系が重なるため、画質劣化を発生させる
ことになり、好ましくない。
【０００７】本願発明は、上述した課題を解決し、画質
劣化を発生させず、映像信号との同期を確保するアフタ
ーレコーディング、いわゆるアフレコを可能とする装置
を提供するものである。
劣化を発生させず、映像信号との同期を確保するアフタ
ーレコーディング、いわゆるアフレコを可能とする装置
を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体より
映像符号化データを再生、復号すると同時に、音声信号
を符号化し音声符号化データを得、音声符号化データと
映像符号化データを合成した後メモリに蓄積し、メモリ
の出力データを記録媒体上の所定領域に、所定期間に記
録するように構成したものである。あるいは音声符号化
データのみ、メモリに蓄積後、記録するように構成した
ものである。これにより、映像符号化データを複合化さ
せずにそのままの形で、新たに符号化した音声信号をと
もに記録させるので画質劣化を発生させず、映像信号と
の同期を確保するアフターレコーディング、いわゆるア
フレコを可能とする装置を提供するものである。
映像符号化データを再生、復号すると同時に、音声信号
を符号化し音声符号化データを得、音声符号化データと
映像符号化データを合成した後メモリに蓄積し、メモリ
の出力データを記録媒体上の所定領域に、所定期間に記
録するように構成したものである。あるいは音声符号化
データのみ、メモリに蓄積後、記録するように構成した
ものである。これにより、映像符号化データを複合化さ
せずにそのままの形で、新たに符号化した音声信号をと
もに記録させるので画質劣化を発生させず、映像信号と
の同期を確保するアフターレコーディング、いわゆるア
フレコを可能とする装置を提供するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、記録媒体より映像符号化データを再生、復号すると
同時又は後に、音声信号を符号化し音声符号化データを
得、音声符号化データと映像符号化データを合成した後
メモリに蓄積し、メモリの出力データを記録媒体上の所
定領域に、所定期間に記録するように構成したものであ
り、画質劣化を発生させないアフレコを可能とするとい
う効果がある。
は、記録媒体より映像符号化データを再生、復号すると
同時又は後に、音声信号を符号化し音声符号化データを
得、音声符号化データと映像符号化データを合成した後
メモリに蓄積し、メモリの出力データを記録媒体上の所
定領域に、所定期間に記録するように構成したものであ
り、画質劣化を発生させないアフレコを可能とするとい
う効果がある。
【００１０】請求項２に記載の発明は、映像符号化デー
タが記録されている記録媒体より信号を再生する再生ヘ
ッドと、再生ヘッドの出力より映像符号化データを得る
再生回路と、映像符号化データを復号し映像信号を得る
復号回路と、外部よりの音声信号を符号化し音声符号化
データを得る音声符号化回路と、音声符号化データと映
像符号化データを時間軸多重する合成回路と、合成回路
の出力データを記録するメモリ回路と、メモリ回路の出
力データを記録信号に変換する記録回路と、記録回路の
出力を記録媒体上に記録する記録ヘッドとを具備し、記
録媒体からの映像信号の再生動作と、音声信号の符号
化、音声符号化データと映像符号化データの合成、合成
データのメモリへの記録をほぼ同時に行い、メモリ回路
の出力データを、記録媒体上に、所定期間に記録するよ
うに構成したものであり、画質劣化を発生させないアフ
レコを可能とするという効果がある。
タが記録されている記録媒体より信号を再生する再生ヘ
ッドと、再生ヘッドの出力より映像符号化データを得る
再生回路と、映像符号化データを復号し映像信号を得る
復号回路と、外部よりの音声信号を符号化し音声符号化
データを得る音声符号化回路と、音声符号化データと映
像符号化データを時間軸多重する合成回路と、合成回路
の出力データを記録するメモリ回路と、メモリ回路の出
力データを記録信号に変換する記録回路と、記録回路の
出力を記録媒体上に記録する記録ヘッドとを具備し、記
録媒体からの映像信号の再生動作と、音声信号の符号
化、音声符号化データと映像符号化データの合成、合成
データのメモリへの記録をほぼ同時に行い、メモリ回路
の出力データを、記録媒体上に、所定期間に記録するよ
うに構成したものであり、画質劣化を発生させないアフ
レコを可能とするという効果がある。
【００１１】請求項３に記載の発明は、記録媒体より映
像符号化データを再生、復号すると同時又は後に、音声
信号を符号化し音声符号化データを得、音声符号化デー
タをメモリに蓄積し、メモリの出力データを記録媒体上
の映像符号化データが記録されていない所定領域に、所
定期間に記録するように構成したものであり、画質劣化
を発生させないアフレコを可能とするという効果があ
る。
像符号化データを再生、復号すると同時又は後に、音声
信号を符号化し音声符号化データを得、音声符号化デー
タをメモリに蓄積し、メモリの出力データを記録媒体上
の映像符号化データが記録されていない所定領域に、所
定期間に記録するように構成したものであり、画質劣化
を発生させないアフレコを可能とするという効果があ
る。
【００１２】請求項４に記載の発明は、映像符号化デー
タが記録されている記録媒体より信号を再生する再生ヘ
ッドと、再生ヘッドの出力より映像符号化データを得る
再生回路と、映像符号化データを復号し映像信号を得る
復号回路と、外部よりの音声信号を符号化し音声符号化
データを得る音声符号化回路と、音声符号化データを記
録するメモリ回路と、メモリ回路の出力データを記録信
号に変換する記録回路と、記録回路の出力を記録媒体上
に記録する記録ヘッドとを具備し、記録媒体からの映像
信号の再生動作と、音声信号の符号化、メモリへの記録
動作をほぼ同時に行い、メモリ回路の出力データを、記
録媒体上の映像信号データが記録されていない所定領域
に、所定期間に記録するように構成したものであり、画
質劣化を発生させないアフレコを可能とするという効果
がある。
タが記録されている記録媒体より信号を再生する再生ヘ
ッドと、再生ヘッドの出力より映像符号化データを得る
再生回路と、映像符号化データを復号し映像信号を得る
復号回路と、外部よりの音声信号を符号化し音声符号化
データを得る音声符号化回路と、音声符号化データを記
録するメモリ回路と、メモリ回路の出力データを記録信
号に変換する記録回路と、記録回路の出力を記録媒体上
に記録する記録ヘッドとを具備し、記録媒体からの映像
信号の再生動作と、音声信号の符号化、メモリへの記録
動作をほぼ同時に行い、メモリ回路の出力データを、記
録媒体上の映像信号データが記録されていない所定領域
に、所定期間に記録するように構成したものであり、画
質劣化を発生させないアフレコを可能とするという効果
がある。
【００１３】請求項５に記載の発明は、音声符号化デー
タは、音声データが入力された時とほぼ同時刻に再生さ
れた映像信号より生成された時間情報が付加され、しか
る後、記録されるように構成したものであり、画質劣化
を発生させないアフレコを可能とするという効果があ
る。
タは、音声データが入力された時とほぼ同時刻に再生さ
れた映像信号より生成された時間情報が付加され、しか
る後、記録されるように構成したものであり、画質劣化
を発生させないアフレコを可能とするという効果があ
る。
【００１４】請求項６に記載の発明は、再生ヘッドと記
録ヘッドは同一のヘッドを時間的に分けて使用するよう
に構成したものであり、画質劣化を発生させないアフレ
コを安価に提供するという効果がある。
録ヘッドは同一のヘッドを時間的に分けて使用するよう
に構成したものであり、画質劣化を発生させないアフレ
コを安価に提供するという効果がある。
【００１５】請求項７に記載の発明は、所定期間は、一
連の映像符号化データが再生し終わったあとに、まとめ
て連続して記録するように構成したものであり、画質劣
化を発生させないアフレコをドライブの転送レートを大
幅に上げることなく可能とするという効果がある。
連の映像符号化データが再生し終わったあとに、まとめ
て連続して記録するように構成したものであり、画質劣
化を発生させないアフレコをドライブの転送レートを大
幅に上げることなく可能とするという効果がある。
【００１６】請求項８に記載の発明は、所定期間は、映
像符号化データを間欠的に再生し、その合間に、再生動
作と重複しないように、メモリの出力データを記録媒体
上に間欠的に記録するように構成したものであり、画質
劣化を発生させないアフレコをほぼリアルタイムで実現
するという効果がある。
像符号化データを間欠的に再生し、その合間に、再生動
作と重複しないように、メモリの出力データを記録媒体
上に間欠的に記録するように構成したものであり、画質
劣化を発生させないアフレコをほぼリアルタイムで実現
するという効果がある。
【００１７】請求項９に記載の発明は、メモリは、半導
体メモリ、あるいは磁気ディスク、あるいは光ディスク
であるように構成したものであり、画質劣化を発生させ
ないアフレコのための高速のリードライトを可能とする
という効果がある。
体メモリ、あるいは磁気ディスク、あるいは光ディスク
であるように構成したものであり、画質劣化を発生させ
ないアフレコのための高速のリードライトを可能とする
という効果がある。
【００１８】請求項１０に記載の発明は、記録媒体は、
光ディスクあるいは光磁気ディスクあるいは磁気ディス
クであるように構成したものであり、画質劣化を発生さ
せないアフレコを可能とするという効果がある。
光ディスクあるいは光磁気ディスクあるいは磁気ディス
クであるように構成したものであり、画質劣化を発生さ
せないアフレコを可能とするという効果がある。
【００１９】請求項１１に記載の発明は、記録媒体より
映像符号化データを再生、復号すると同時に、アフレコ
用音声信号を符号化した音声符号化データをメモリに蓄
積し、メモリの出力データを記録媒体上の映像信号デー
タが記録されていない所定領域に、所定期間に記録され
た記録媒体を、再生する再生装置であって、映像符号化
データと所定領域に記録されたアフレコ用音声符号化デ
ータを記録媒体上より時間的に交互に間欠的に再生しな
がら、それぞれのデータを再生用メモリに一旦蓄えた後
復号することにより、復号信号は、映像信号、アフレコ
用音声信号共、連続的に出力するように構成したもので
あり、画質劣化を発生させないアフレコが行われた記録
媒体のアフレコ音声を再生することを可能とするという
効果がある。
映像符号化データを再生、復号すると同時に、アフレコ
用音声信号を符号化した音声符号化データをメモリに蓄
積し、メモリの出力データを記録媒体上の映像信号デー
タが記録されていない所定領域に、所定期間に記録され
た記録媒体を、再生する再生装置であって、映像符号化
データと所定領域に記録されたアフレコ用音声符号化デ
ータを記録媒体上より時間的に交互に間欠的に再生しな
がら、それぞれのデータを再生用メモリに一旦蓄えた後
復号することにより、復号信号は、映像信号、アフレコ
用音声信号共、連続的に出力するように構成したもので
あり、画質劣化を発生させないアフレコが行われた記録
媒体のアフレコ音声を再生することを可能とするという
効果がある。
【００２０】請求項１２に記載の発明は、記録媒体に映
像符号化データが記録された時に同時に記録されている
オリジナル音声符号化データと、あとで記録したアフレ
コ用音声符号化データと、いずれか選択して再生するよ
うに構成したものであり、アフレコ音声かオリジナル音
声かを選択できるという効果がある。
像符号化データが記録された時に同時に記録されている
オリジナル音声符号化データと、あとで記録したアフレ
コ用音声符号化データと、いずれか選択して再生するよ
うに構成したものであり、アフレコ音声かオリジナル音
声かを選択できるという効果がある。
【００２１】請求項１３に記載の発明は、記録媒体に映
像符号化データが記録された時に同時に記録されている
オリジナル音声符号化データと、あとで記録したアフレ
コ用音声符号化データとを、同時に再生、復号し、複数
の音声出力を得るか、あるいは、同時に再生、復号し、
任意の混合比で混合した音声出力を得るように構成した
ものであり、アフレコ音声とオリジナル音声を任意の混
合比で出力するという効果がある。
像符号化データが記録された時に同時に記録されている
オリジナル音声符号化データと、あとで記録したアフレ
コ用音声符号化データとを、同時に再生、復号し、複数
の音声出力を得るか、あるいは、同時に再生、復号し、
任意の混合比で混合した音声出力を得るように構成した
ものであり、アフレコ音声とオリジナル音声を任意の混
合比で出力するという効果がある。
【００２２】以下、本発明の実施の形態について、図１
〜図４を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１の記録
再生装置の構成ブロック図である。
〜図４を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１の記録
再生装置の構成ブロック図である。
【００２３】図１において、映像符号化データが記録さ
れている記録媒体、例えば光ディスク１より再生ヘッド
２にて信号を再生し、再生回路３により、映像符号化デ
ータが得られる。この映像符号化データはメモリ回路１
３を経て、復号回路４にて復号され映像信号を得、表示
回路５にて映像が表示される。
れている記録媒体、例えば光ディスク１より再生ヘッド
２にて信号を再生し、再生回路３により、映像符号化デ
ータが得られる。この映像符号化データはメモリ回路１
３を経て、復号回路４にて復号され映像信号を得、表示
回路５にて映像が表示される。
【００２４】一方、アフレコ音声は、マイクロホン（図
示せず）を介して音声入力回路６より入力され、音声符
号化回路７にて符号化され、音声符号化データとなる。
示せず）を介して音声入力回路６より入力され、音声符
号化回路７にて符号化され、音声符号化データとなる。
【００２５】音声符号化データは、再生された前記映像
符号化データと時間軸多重されるため合成回路８に入力
される。合成回路８の出力データはメモリ回路９にて一
旦記録される。メモリ回路９の出力データは記録回路１
０にて記録信号に変換され、記録ヘッド１１をへて、光
ディスク１上に記録される。
符号化データと時間軸多重されるため合成回路８に入力
される。合成回路８の出力データはメモリ回路９にて一
旦記録される。メモリ回路９の出力データは記録回路１
０にて記録信号に変換され、記録ヘッド１１をへて、光
ディスク１上に記録される。
【００２６】なお、合成回路８にて合成が行われる際、
映像符号化データに記録されている時間情報に基づいて
新たに時間情報を生成し、時間情報付加回路１２にて時
間情報を付加してもよい。また、メモリ回路１３は、間
欠再生のためには必要なものであるが、本発明では必ず
しも必要ではない。
映像符号化データに記録されている時間情報に基づいて
新たに時間情報を生成し、時間情報付加回路１２にて時
間情報を付加してもよい。また、メモリ回路１３は、間
欠再生のためには必要なものであるが、本発明では必ず
しも必要ではない。
【００２７】また、再生回路３と合成回路８の間に、ア
フレコ音声符号化データとのタイミングを調整するメモ
リ１４を挿入しているが、なくてもよい。さらに、再生
ヘッド２と記録ヘッド１１は同一ヘッドで兼用してもよ
い。
フレコ音声符号化データとのタイミングを調整するメモ
リ１４を挿入しているが、なくてもよい。さらに、再生
ヘッド２と記録ヘッド１１は同一ヘッドで兼用してもよ
い。
【００２８】図２は、この構成によるタイミングチャー
トを示したもので、図２のうち、合成データ（同図
（ｆ））のＶは映像符号化データ、Ａは音声符号化デー
タを示している。
トを示したもので、図２のうち、合成データ（同図
（ｆ））のＶは映像符号化データ、Ａは音声符号化デー
タを示している。
【００２９】図２において、時刻Ｔ１より、メモリ１３
に蓄積されたデータ量が空にならないように、再生動作
が間欠的に行われ（同（ａ））、映像符号化データが復
号化され、映像信号（ｃ）が時刻Ｔ２より表示される。
に蓄積されたデータ量が空にならないように、再生動作
が間欠的に行われ（同（ａ））、映像符号化データが復
号化され、映像信号（ｃ）が時刻Ｔ２より表示される。
【００３０】その映像にあわせて上述したように使用者
がアフレコをするので、アフレコ音声信号（ｄ）が入力
され、これが符号化されて音声符号化データとなり、再
生された映像符号化データと合成回路８にて時間軸多重
され合成データ（ｆ）となる。前述したように、この
際、メモリ１４にてタイミング調整を行ってもよく、ま
た時間情報付加回路にて時間情報を付加してもよい。
がアフレコをするので、アフレコ音声信号（ｄ）が入力
され、これが符号化されて音声符号化データとなり、再
生された映像符号化データと合成回路８にて時間軸多重
され合成データ（ｆ）となる。前述したように、この
際、メモリ１４にてタイミング調整を行ってもよく、ま
た時間情報付加回路にて時間情報を付加してもよい。
【００３１】合成データ（ｆ）はメモリ９、記録回路１
０を経て、メモリ９のデータ量がオーバーフローしない
ように、かつ、再生期間と重ならないように、時刻Ｔ４
より記録ヘッド１１にて間欠記録される（同図
（ｇ））。
０を経て、メモリ９のデータ量がオーバーフローしない
ように、かつ、再生期間と重ならないように、時刻Ｔ４
より記録ヘッド１１にて間欠記録される（同図
（ｇ））。
【００３２】ここで、ドライブが高速であれば、図２の
如く間欠再生動作（同図（ａ））と間欠記録動作（同
（ｂ））を交互間欠的に行えるが、このためには、ドラ
イブの駆動は実際必要な駆動のほぼ３倍の能力が必要と
なる。
如く間欠再生動作（同図（ａ））と間欠記録動作（同
（ｂ））を交互間欠的に行えるが、このためには、ドラ
イブの駆動は実際必要な駆動のほぼ３倍の能力が必要と
なる。
【００３３】ドライブが、そのような高速駆動でない場
合、間欠再生と間欠記録どちらかしかできない場合もあ
り得る。この場合、アフレコする一連の映像符号化デー
タの再生の間中、記録すべきデータを一旦メモリ９に蓄
えておき、再生が終わった後、一連の記録をするよう
に、メモリ９を大容量にする。メモリ９としては、半導
体メモリだけでなく、磁気ディスク等であってもよい。
このような場合のタイミングチャートを図３に示す。図
３では、一連の再生動作が時刻Ｔ１より開始され時刻Ｔ
２で終了後、一連の連続的な記録動作が時刻Ｔ２より開
始していることがわかる。
合、間欠再生と間欠記録どちらかしかできない場合もあ
り得る。この場合、アフレコする一連の映像符号化デー
タの再生の間中、記録すべきデータを一旦メモリ９に蓄
えておき、再生が終わった後、一連の記録をするよう
に、メモリ９を大容量にする。メモリ９としては、半導
体メモリだけでなく、磁気ディスク等であってもよい。
このような場合のタイミングチャートを図３に示す。図
３では、一連の再生動作が時刻Ｔ１より開始され時刻Ｔ
２で終了後、一連の連続的な記録動作が時刻Ｔ２より開
始していることがわかる。
【００３４】（実施の形態２）次に、実施の形態２を図
面を用いて説明する。図４は実施の形態２の構成ブロッ
ク図である。
面を用いて説明する。図４は実施の形態２の構成ブロッ
ク図である。
【００３５】図４が図１と比較して大きく異なるところ
は、合成回路８が映像符号化データを入力せずに、時間
情報付加回路１２が出力する時間情報のみを入力するこ
とである。つまり、光ディスク１上にはアフレコ音声符
号化データのみ、追記録されることになる。この場合、
時間情報付加回路１２により付加される時間情報が再生
時に重要となる。
は、合成回路８が映像符号化データを入力せずに、時間
情報付加回路１２が出力する時間情報のみを入力するこ
とである。つまり、光ディスク１上にはアフレコ音声符
号化データのみ、追記録されることになる。この場合、
時間情報付加回路１２により付加される時間情報が再生
時に重要となる。
【００３６】また、実施の形態２の記録方式は、図２に
示す間欠再生、間欠記録の同時動作でも、あるいは図３
に示すような一連の再生が終わった後、一連の記録をす
るようにしてもよい。この記録方式ではデータが音声だ
けなので、データ量が少なく、図３の方式を用いた場
合、半導体メモリの容量でも充分の時間が確保でき、ド
ライブの負担を増やさないという大きな効果がある。
示す間欠再生、間欠記録の同時動作でも、あるいは図３
に示すような一連の再生が終わった後、一連の記録をす
るようにしてもよい。この記録方式ではデータが音声だ
けなので、データ量が少なく、図３の方式を用いた場
合、半導体メモリの容量でも充分の時間が確保でき、ド
ライブの負担を増やさないという大きな効果がある。
【００３７】また、記録するエリアは、実施の形態１の
場合、映像符号化データとアフレコ音声符号化データ両
方を記録するので、今後再生すべき映像符号化データが
記録されている以外のエリアであれば、どこでもかまわ
ない。つまり、再生直後より、重ね書きしていくこと
が、可能となる。
場合、映像符号化データとアフレコ音声符号化データ両
方を記録するので、今後再生すべき映像符号化データが
記録されている以外のエリアであれば、どこでもかまわ
ない。つまり、再生直後より、重ね書きしていくこと
が、可能となる。
【００３８】また、実施の形態２の場合の記録するエリ
アは、アフレコ音声符号化データのみを追記録すること
になるので、はじめに記録されているエリア以外のエリ
アに記録することになる。
アは、アフレコ音声符号化データのみを追記録すること
になるので、はじめに記録されているエリア以外のエリ
アに記録することになる。
【００３９】実施の形態２の場合、記録媒体上には、映
像符号化データが記録されたときに記録されたオリジナ
ル音声符号化データと、アフレコ音声符号化データと、
両方の情報が記録されていることになる。この場合、本
発明で示す再生装置は、どちらの情報をも選択し、再生
することが可能である。また両方同時に再生することも
可能である。また両方同時に再生した後音声をミックス
して出力することも可能であり、今までにないアフレコ
音声の再生装置を提供するものである。
像符号化データが記録されたときに記録されたオリジナ
ル音声符号化データと、アフレコ音声符号化データと、
両方の情報が記録されていることになる。この場合、本
発明で示す再生装置は、どちらの情報をも選択し、再生
することが可能である。また両方同時に再生することも
可能である。また両方同時に再生した後音声をミックス
して出力することも可能であり、今までにないアフレコ
音声の再生装置を提供するものである。
【００４０】ここで、上述した実施の形態における再生
ヘッド２と記録ヘッド１１は共用しても、別ヘッドでも
よい。別ヘッドの場合、記録、再生の時間的制約は大幅
に緩和される。
ヘッド２と記録ヘッド１１は共用しても、別ヘッドでも
よい。別ヘッドの場合、記録、再生の時間的制約は大幅
に緩和される。
【００４１】また、アフレコ時、再生映像信号を同時に
見る必要がない場合は、復号回路４、表示回路５は不要
となる。実施の形態２の場合は、再生回路３も不要にな
る。これは、アフレコをリアルタイムで行う必要がない
場合とか、あらかじめ、アフレコをするポイントの時間
情報がわかっている場合、その情報を付加して、記録系
だけ動作させればよいからである。
見る必要がない場合は、復号回路４、表示回路５は不要
となる。実施の形態２の場合は、再生回路３も不要にな
る。これは、アフレコをリアルタイムで行う必要がない
場合とか、あらかじめ、アフレコをするポイントの時間
情報がわかっている場合、その情報を付加して、記録系
だけ動作させればよいからである。
【００４２】また、記録媒体としては、光ディスクの他
に、光磁気ディスク、磁気ディスクが考えられ、メモリ
９としては、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク
が考えられる。
に、光磁気ディスク、磁気ディスクが考えられ、メモリ
９としては、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク
が考えられる。
【００４３】
【発明の効果】以上のように、本発明は、記録媒体より
映像符号化データを再生、復号すると同時または後に、
音声信号を符号化し音声符号化データを得、音声符号化
データと映像符号化データを合成した後メモリに蓄積
し、メモリの出力データを記録媒体上の所定領域に、所
定期間に記録するように構成したものである。あるいは
アフレコ音声符号化データのみ、メモリに蓄積後、記録
するように構成したものである。これにより、画質劣化
を発生させず、映像信号との同期を確保するアフターレ
コーディング、いわゆるアフレコを可能とする装置を提
供するものである。
映像符号化データを再生、復号すると同時または後に、
音声信号を符号化し音声符号化データを得、音声符号化
データと映像符号化データを合成した後メモリに蓄積
し、メモリの出力データを記録媒体上の所定領域に、所
定期間に記録するように構成したものである。あるいは
アフレコ音声符号化データのみ、メモリに蓄積後、記録
するように構成したものである。これにより、画質劣化
を発生させず、映像信号との同期を確保するアフターレ
コーディング、いわゆるアフレコを可能とする装置を提
供するものである。
【図１】本発明の実施の形態１の構成ブロック図
【図２】同、駆動のタイミングチャート
【図３】同、別の駆動のタイミングチャート
【図４】本発明の実施の形態２の構成ブロック図
１ 光ディスク ２ 再生ヘッド ３ 再生回路 ４ 復号回路 ５ 表示回路 ６ 音声入力回路 ７ 符号化回路 ８ 合成回路 ９ メモリ １０ 記録回路 １１ 記録ヘッド １２ 時間情報付加回路 １３ メモリ １４ メモリ
Claims (11)
- 【請求項１】 記録媒体より映像符号化データを再生、
復号すると同時又は後に、音声信号を符号化し音声符号
化データを得、該音声符号化データと前記映像符号化デ
ータを合成した後メモリに蓄積し、前記メモリの出力デ
ータを前記記録媒体上の所定領域に、一連の前記映像符
号化データが再生し終わった後にまとめて連続して記録
することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項２】 映像符号化データが記録されている記録
媒体より信号を再生する再生ヘッド、前記再生ヘッドの
出力より映像符号化データを得る再生回路、前記映像符
号化データを復号し映像信号を得る復号回路、外部より
の音声信号を符号化し音声符号化データを得る音声符号
化回路、前記音声符号化データと前記映像符号化データ
を時間軸多重する合成回路、前記合成回路の出力データ
を記録するメモリ回路、前記メモリ回路の出力データを
記録信号に変換する記録回路、前記記録回路の出力を記
録媒体上に記録する記録ヘッド、を具備し、上記記録媒
体からの映像信号の再生動作と、音声信号の符号化、音
声符号化データと映像符号化データの合成、合成データ
のメモリへの記録をほぼ同時に行い、前記メモリ回路の
出力データを、前記記録媒体上に、一連の前記映像符号
化データが再生し終わった後に、まとめて連続して記録
することを特徴とする請求項１記載の記録再生装置。 - 【請求項３】 記録媒体より映像符号化データを再生、
復号すると同時又は後に、音声信号を符号化し音声符号
化データを得、該音声符号化データをメモリに蓄積し、
前記メモリの出力データを前記記録媒体上の前記映像符
号化データが記録されていない所定領域に、一連の前記
映像符号化データが再生し終わった後に、まとめて連続
して記録することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項４】 映像符号化データが記録されている記録
媒体より信号を再生する再生ヘッド、前記再生ヘッドの
出力より映像符号化データを得る再生回路、前記映像符
号化データを復号し映像信号を得る復号回路、外部より
の音声信号を符号化し音声符号化データを得る音声符号
化回路、前記音声符号化データを記録するメモリ回路、
前記メモリ回路の出力データを記録信号に変換する記録
回路、前記記録回路の出力を記録媒体上に記録する記録
ヘッド、を具備し、上記記録媒体からの映像信号の再生
動作と、音声信号の符号化、前記メモリへの記録動作を
ほぼ同時に行い、前記メモリ回路の出力データを、前記
記録媒体上の前記映像信号データが記録されていない所
定領域に、一連の前記映像符号化データが再生し終わっ
た後に、まとめて連続して記録することを特徴とする請
求項３記載の記録再生装置。 - 【請求項５】 音声符号化データは、音声データが入力
された時とほぼ同時刻に再生された映像信号より生成さ
れた時間情報が付加され、しかる後、記録されることを
特徴とする請求項１、２、３、４いずれか記載の記録再
生装置。 - 【請求項６】 再生ヘッドと記録ヘッドは同一のヘッド
を時間的に分けて使用することを特徴とする請求項２ま
たは４記載の記録再生装置。 - 【請求項７】 メモリは、半導体メモリ、あるいは磁気
ディスク、あるいは光ディスクであることを特徴とする
請求項１、２、３、４いずれか記載の記録再生装置。 - 【請求項８】 記録媒体は、光ディスクあるいは光磁気
ディスクあるいは磁気ディスクであることを特徴とする
請求項１、２、３、４いずれか記載の記録再生装置。 - 【請求項９】 記録媒体より映像符号化データを再生、
復号すると同時に、アフレコ用音声信号を符号化した音
声符号化データをメモリに蓄積し、前記メモリの出力デ
ータを前記記録媒体上の前記映像信号データが記録され
ていない所定領域に一連の前記映像符号化データが再生
し終わった後にまとめて連続して記録された記録媒体
を、再生する再生装置であって、前記映像符号化データ
と前記所定領域に記録された前記アフレコ用音声符号化
データを記録媒体上より時間的に交互に間欠的に再生し
ながら、それぞれのデータをメモリに一旦蓄えた後復号
することにより、復号信号は、映像信号、アフレコ用音
声信号共、連続的に出力することを特徴とする再生装
置。 - 【請求項１０】 記録媒体に映像符号化データが記録さ
れた時に同時に記録されているオリジナル音声符号化デ
ータと、後で記録したアフレコ用音声符号化データと、
いずれか選択して再生することを特徴とする請求項９記
載の再生装置。 - 【請求項１１】 記録媒体に映像符号化データが記録さ
れた時に同時に記録さ れているオリジナル音声符号化デ
ータと、後で記録したアフレコ用音声符号化データと
を、同時に再生、復号し、複数の音声出力を得るか、あ
るいは、同時に再生、復号し、任意の混合比で混合した
音声出力を得るように構成したことを特徴とする請求項
９記載の再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33536097A JP3324480B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 記録再生装置及び再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33536097A JP3324480B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 記録再生装置及び再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11168693A JPH11168693A (ja) | 1999-06-22 |
| JP3324480B2 true JP3324480B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18287666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33536097A Expired - Lifetime JP3324480B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 記録再生装置及び再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324480B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4599740B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2010-12-15 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに記録媒体 |
| CN100477766C (zh) | 2000-09-18 | 2009-04-08 | 松下电器产业株式会社 | 音频/视频信息记录再现装置及方法 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP33536097A patent/JP3324480B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11168693A (ja) | 1999-06-22 |
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