JP3909650B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号、音声信号の記録再生装置に係り、特に、ディスク状の記録媒体を用いた装置で、アフターレコーディング(アフレコ)を可能とした記録装に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、映像信号、音声信号をそれぞれ符号化して、ディスク媒体等の記録媒体に記録する記録再生装置は種々提案されている。
このような記録再生装置は、映像信号、音声信号をそれぞれ符号化し、時分割した1つのデータ列として記録し、再生時には時分割データを映像信号、音声信号に分離して各々の同期をとって再生している。
このような記録再生装置において、一旦記録した映像信号を再生しながら音を新たに記録するアフターレコーディング、いわゆるアフレコに関して、特開平11−168693号公報で、画質劣化を発生させず、映像信号との同期を確保するアフレコの実現方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報のような記録再生装置では、従来のDVDプレーヤで使用している安価な駆動装置、再生アルゴリズムでは、記録されたディスクはアフレコ部分を再生することが出来ない。すなわち、オリジナル映像音声部分とアフレコ音声部分がディスクの別の領域に記録されているため、再生アルゴリズムを変更しなければアフレコ部分にアクセス出来ない。
【0004】
また、再生ヘッドが1つしかないため、オリジナル部分とアフレコ部分をジャンプを繰り返しながら交互に再生をしなければならない。そのため、ヘッドアクセス時間の短い、高価な駆動装置が必要となる。
また、公報のディスクは従来のDVDプレーヤの駆動装置を記録可能ディスク対応に小変更しただけで再生出来るものの、音声はアフレコ音声しか再生されない。なぜならば、上記公報の記録方式は、オリジナル音声をアフレコ音声によってオーバーライトすることが前提となっているからである。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決し、従来のDVDプレーヤを記録可能ディスク対応に小変更するだけで、オリジナル音声とアフレコ音声を切り換えて再生出来る、アフターレコーディング、いわゆるアフレコを可能とする装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明は次の構成を有する記録再生装置を提供する。
オリジナル音声を符号化したオリジナル音声符号化データを記録してある記録媒体上の記録領域に、前記オリジナル音声記録時の半分の符号化レートを有するオリジナル音声再符号化データと、前記オリジナル音声再符号化データと同一の符号化レートでアフレコ音声を符号化したアフレコ音声符号化データとを、前記オリジナル音声符号化データに置き換えて時分割多重記録し、また時分割記録した前記アフレコ音声符号化データを読み出して復号することにより前記アフレコ音声を再生する記録再生装置であって、
前記オリジナル音声又は前記アフレコ音声のいずかが供給され、前記オリジナル音声が供給されるときには前記オリジナル音声符号化データに符号化して出力し、また前記アフレコ音声が供給される場合には前記アフレコ音声符号化データに符号化して出力する音声符号化手段と、
前記音声符号化手段から供給される前記オリジナル音声符号化データを前記記録媒体上に記録する記録手段と、
記録済みの前記記録媒体を走査して前記記録領域から前記オリジナル音声符号化データを読み出す再生手段と、
前記再生手段で読み出した前記オリジナル音声符号化データを復号して前記オリジナル音声を出力する音声復号手段と、
前記音声符号化手段に前記アフレコ音声が供給されるときには、前記音声復号手段から出力する前記オリジナル音声を前記オリジナル音声再符号化データに再符号化して出力する音声再符号化手段と、
前記音声符号化手段と前記記録手段との間に介挿されており、前記音声再符号化手段から供給される前記オリジナル音声再符号化データと、前記音声符号化手段から供給される前記アフレコ音声符号化データを時分割出力する合成手段とを有することを特徴とする記録再生装置。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の記録再生装置の実施の形態につき、好ましい一実施例により、以下に図1乃至図10と共に説明する。
【0008】
(第1の実施例)
図1は、本発明の記録再生装置の第1の実施例のブロック構成図である。
図1に示される本発明の記録再生装置の第1の実施例は、光ディスク1、再生ヘッド2、再生回路3、復号回路4、表示回路5、音声入力回路6、符号化回路7、合成回路8、メモリ回路9,13,14、記録回路10、記録ヘッド11、時間情報付加回路12、分離回路15、音声復号回路16、音声出力回路17、映像入力回路18、及び映像符号化回路19より構成されている。
【0009】
オリジナル記録、すなわち映像及びオリジナル音声を記録する場合について、以下に説明する。
図1において、映像信号は映像入力回路18より入力され、映像符号化回路19にて符号化され、映像符号化データとなる。オリジナル音声は音声入力回路6より入力され、音声符号化回路7にて符号化され、音声符号化データとなる。それぞれの符号化データは合成回路8にて時間軸多重される。
【0010】
図2に合成回路8の音声データの合成の仕方を示す。
合成回路8は、映像符号化データ(V)と音声符号化データ(A)を時分割して多重化するものであるが、音声符号化データ(A)をストリームIDを変えて、2箇所に多重化する(A1、A2)。
【0011】
合成回路8から出力された合成データ(映像及び2つの音声符号化データ)はメモリ回路9に一時記憶される。
その後で、メモリ回路9の出力は、記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11によって、記録媒体である光ディスク1上に記録される。
【0012】
つぎに、アフターレコーディングにおいて、アフレコ音声を記録する場合について説明する。
図1において、映像及び音声符号化データが記録されている記録媒体、例えば光ディスク1より再生ヘッド2にて信号を再生し、再生回路3により、映像及び音声符号化データが得られる。
【0013】
この映像及び音声符号化データはメモリ回路13を経て、分離回路15で映像符号化データと音声符号化データとに分離される。
映像符号化データは映像復号回路4にて復号され映像信号を得、表示回路5にて映像が表示される。音声符号化データは音声復号回路16にて復号され音声信号を得、音声出力回路17にて音声が出力される。
【0014】
一方、アフレコ音声は、マイクロホン(図示せず)を介して音声入力回路6より入力され、音声符号化回路7にて符号化され、音声符号化データとなる。このときの符号化レートは、オリジナル記録時と等しくする。
アフレコ音声符号化データは、再生された前記映像及びオリジナル音声符号化データと時間軸多重されるため、合成回路8に供給される。
【0015】
合成回路8の出力データはメモリ回路9にて一旦記録される。メモリ回路9の出力データは記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11によって、通常再生時の少なくとも倍以上の回転数で回転している光ディスク1上の元の符号化データが記録されている位置に置き換えて記録される。
【0016】
なお、音声符号化データには、合成回路8にて合成が行われる際、映像符号化データに記録されている時間情報に基づいて新たに時間情報を生成し、時間情報付加回路12にて時間情報を付加してもよい。また、メモリ回路13は、間欠再生のためには必要なものである。
【0017】
また、メモリ回路13と合成回路8の間に、アフレコ音声符号化データとのタイミングを調整するメモリ回路14を挿入している。さらに、再生ヘッド2と記録ヘッド11は同一のヘッドで録再兼用にしてもよい。
【0018】
図3は、この構成によるタイミングチャートを示したものである。
図3のうち、合成データ(同図(f))のVは映像符号化データ、A1はオリジナル音声符号化データ、記録された音声符号化データA2と置き換えられるA3はアフレコ音声符号化データを示している。
【0019】
図3において、時刻T1より、メモリ回路13に蓄積されたデータ量が空にならないように、再生動作が間欠的に行われ(a)、映像符号化データ及びオリジナル音声符号化データが復号化され、映像及びオリジナル音声信号(c)が時刻T2より再生される。
【0020】
その映像にあわせて上述したように使用者がアフレコをするので、アフレコ音声信号(d)が入力され、これが符号化されてアフレコ音声符号化データとなり、再生された映像符号化データ及びオリジナル音声符号化データと合成回路8にて時間軸多重され合成データ(f)となる。
前述したように、この際、メモリ回路14にてタイミング調整を行ってもよく、また時間情報付加回路12にて時間情報を付加してもよい。
【0021】
合成データ(f)はメモリ回路9、記録回路10を経て、メモリ回路9のデータ量がオーバーフローしないように、かつ、再生期間(a)と重ならないように、(V+A1+A3)の単位で時刻T4より記録ヘッド11にて間欠記録される(g)。
【0022】
なお、前記のアフレコ音声符号化データA3は、記録された音声符号化データA2の符号化レートと同じ符号化レートとなるように、ダミーデータを付加して符号化がなされるので、合成回路8で合成される際には音声符号化データA2の部分と過不足なく置き換えられる。
【0023】
(第2の実施例)
つぎに、本発明の記録再生装置の第2の実施例を図を用いて説明する。
図4は本発明の記録再生装置の第2の実施例のブロック構成図である。
図4が図1と比較して異なるところは、図1の音声符号化回路7に対して図4の音声符号化回路27がマルチチャンネル対応となって、オリジナル音声とアフレコ音声をチャンネルを分けることによって一つの音声符号化データを出力することである。従って、合成回路8は、映像符号化データと一つの音声符号化データを時間軸多重化する。
【0024】
オリジナル記録、すなわち映像及びオリジナル音声を記録する場合について、以下に説明する。
図4において、映像信号は映像入力回路18より入力され、映像符号化回路19にて符号化され、映像符号化データとなる。
オリジナル音声は音声入力回路6より入力され、音声複製回路6Aにてチャンネル数を倍に増やした後、音声符号化回路27にてマルチチャンネル符号化がなされ、音声符号化データとなる。それぞれの符号化データは合成回路8にて時間軸多重される。
【0025】
図5に合成回路8における音声データの合成の仕方を示す。
音声符号化は、入力されたオリジナル音声、ここでは2チャンネルステレオを内部(音声複製回路6A)で複製を作ることによって4チャンネルに増やす。
そして4チャンネル音声のマルチチャンネル符号化を行い、音声符号化データを出力する。この場合、合成回路8は、映像符号化データと音声符号化データをそのまま時分割して多重化する。
【0026】
合成回路8から出力された合成データ(映像及び音声符号化データ)はメモリ回路9に一時記憶され、その後で、記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11により、光ディスク1上に記録される。
【0027】
アフターレコーディングにおいて、アフレコ音声を記録する場合について、以下に説明する。
図4において、映像及び音声符号化データが記録されている記録媒体、例えば光ディスク1より再生ヘッド2にて信号を再生し、再生回路3により、映像及び音声符号化データが得られる。
この映像及び音声符号化データはメモリ回路13を経て、分離回路15で映像符号化データと音声符号化データに分離される。
【0028】
映像符号化データは映像復号回路4にて復号され映像信号を得、表示回路5にて映像が表示される。
音声符号化データは音声復号回路16にて復号され音声信号を得、音声出力回路17にて音声が出力される。
【0029】
一方、アフレコ音声は、マイクロホン(図示せず)を介して音声入力回路6より入力され、音声複製回路6Aは今回は内部でスルーし、オリジナル音声と共に、音声符号化回路27にて符号化され、音声符号化データとなる。このときの符号化レートは、オリジナル記録時と等しくする。
【0030】
新しい音声符号化データは、再生された前記映像符号化データと時間軸多重されるため合成回路8に入力される。合成回路8の出力データはメモリ回路9にて一旦記録される。メモリ回路9の出力データは記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11によって、通常再生時の少なくとも倍以上の回転数で回転している光ディスク1上の元の符号化データが記録されている位置に置き換えて記録される。
【0031】
また、第1の実施例において、アフレコ済みのディスクの再生は、音声ストリームIDを切り換えて、音声信号の復号をすることによって、オリジナル音声とアフレコ音声を切り換えて再生することが可能である。
【0032】
また、第2の実施例においては、再生チャンネルを選択することによりオリジナル音声とアフレコ音声を切り換えて再生することが可能である。また両方同時に再生することも可能である。また両方同時に再生した後音声をミックス(混合)して出力することも可能であり、今までにないアフレコ音声の再生装置を提供するものである。
また、記録媒体としては、光ディスクの他に、光磁気ディスク、磁気ディスクが考えられる。
【0033】
(第3の実施例)
つぎに、本発明の記録再生装置の第3の実施例について、図と共に以下に説明する。
図6は、本発明の記録再生装置の第3の実施例のブロック構成図である。
図6に示される本発明の記録再生装置の第3の実施例は、光ディスク1、再生ヘッド2、再生回路3、復号回路4、表示回路5、音声入力回路6、音声符号化回路7,20、合成回路8、メモリ回路9,13,14、記録回路10、記録ヘッド11、分離回路15、音声復号回路16、音声出力回路17、映像入力回路18、及び映像符号化回路19より構成されている。
【0034】
オリジナル記録、すなわち映像及びオリジナル音声を記録する場合について、以下に説明する。
図6において、映像信号は映像入力回路18より入力され、映像符号化回路19にて符号化され、映像符号化データとなる。
オリジナル音声は音声入力回路6より入力され、音声符号化回路7にて符号化され、音声符号化データとなる。それぞれの符号化データは合成回路8にて合成(時間軸多重)される。
【0035】
図7(a)に合成回路8における音声データの合成の仕方を示す。
合成回路8は、映像符号化データ(V)と音声符号化データ(A)を時分割して多重化するものである。
【0036】
合成回路8から出力された合成データ(映像及び音声符号化データ)はメモリ回路9に一時記憶される。
その後で、メモリ回路9の出力は、記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11により、記録媒体である光ディスク1上に記録される。
【0037】
つぎに、アフターレコーディングにおいて、アフレコ音声を記録する場合について説明する。
図6において、映像及び音声符号化データが記録されている記録媒体、例えば光ディスク1より再生ヘッド2にて信号を再生し、再生回路3により、映像及び音声符号化データが得られる。
【0038】
この映像及び音声符号化データはメモリ回路13を経て、分離回路15で映像符号化データと音声符号化データとに分離される。
映像符号化データは映像復号回路4にて復号され映像信号を得、表示回路5にて映像が表示される。音声符号化データは音声復号回路16にて復号され音声信号を得、音声出力回路17にて音声が出力される。
【0039】
音声復号回路16にて復号されたオリジナル音声信号は音声符号化回路20にて再度、符号化(再符号化)される。このときの符号化レートは、オリジナル記録時の半分とする。
一方、アフレコ音声は、マイクロホン(図示せず)を介して音声入力回路6より入力され、音声符号化回路7にて符号化され、音声符号化データとなる。
【0040】
この時の符号化レートは、前記のオリジナル音声の再符号化の場合と同様に、オリジナル音声記録時の半分の符号化レートにする。
2つの音声符号化データは、再生された前記映像符号化データと時間軸多重されるため合成回路8に供給される。
【0041】
なお、第1の実施例と同様に構成して時間情報付加回路を設けて、合成回路8にて合成が行われる際、映像符号化データに記録されている時間情報に基づいて新たに時間情報を生成し、時間情報付加回路12にて時間情報を音声符号化データに付加してもよい。
【0042】
図7(b)に合成回路8における音声データ合成、多重化の仕方を示した。
合成回路8は、映像符号化データ(V)とストリームIDを変えた2つの音声符号化データ(A4、A5)を時分割して多重化する。
合成回路8の出力データはメモリ回路9に一旦記憶される。メモリ回路9の出力データは記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11によって、通常再生時の少なくとも倍以上の回転数で回転している光ディスク1上に記録される。なお、メモリ回路13は、間欠再生のために使用される。
【0043】
また、メモリ回路13と合成回路8の間に、アフレコ音声符号化データとのタイミングを調整するメモリ回路14を挿入している。さらに、再生ヘッド2と記録ヘッド11は同一のヘッドで録再兼用にしてもよい。
【0044】
図8は、この構成によるタイミングチャートを示したもので、図8のうち、合成データ(同図(f))のVは映像符号化データ、A4はオリジナル音声再符号化データ、A5はアフレコ音声符号化データを示している。
【0045】
図8において、時刻T1より、メモリ13に蓄積されたデータ量が空にならないように、再生動作が間欠的に行われ(a)、映像符号化データ及びオリジナル音声符号化データが復号化され、映像及びオリジナル音声信号(c)が時刻T2より再生される。
【0046】
そのT2より再生される映像にあわせて上述したように使用者がアフレコをするので、アフレコ音声信号(d)が入力され、これが符号化されてアフレコ音声符号化データとなり、再生された映像符号化データ及びオリジナル音声符号化データと合成回路8にて時間軸多重されて合成データ(f)となる。
【0047】
前記したように、この際、メモリ14にてタイミング調整を行ってもよい。
合成データ(f)はメモリ回路9を介して、記録回路10に供給されて、メモリ回路9のデータ量がオーバーフローしないように、かつ、再生期間と重ならないように、時刻T4より記録ヘッド11にて記録媒体に間欠記録される(図8(g))。
【0048】
なお、前記のオリジナル音声再符号化データA4及びアフレコ音声符号化データA5は、記録されたオリジナル音声符号化データAの符号化レートの半分の符号化レートとなるようにダミーデータを追加して夫々符号化がなされるので、合成回路8で合成される際には、この符号化データA4とA5とは、過不足なくオリジナル音声符号化データAの部分と置き換えられる。
【0049】
(第4の実施例)
つぎに、本発明の記録再生装置の第4の実施例について、図と共に以下に説明する。
図9は本発明の記録再生装置の第4の実施例のブロック構成図である。
図9が図6と比較して異なるところは、音声符号化回路27がマルチチャンネル対応となって、オリジナル音声とアフレコ音声をチャンネルを分けることによって一つの音声符号化データを出力することである。
従って、合成回路8は、映像符号化データと一つの音声符号化データを時間軸多重化する。
【0050】
オリジナル記録、すなわち映像及びオリジナル音声を記録する場合について、以下に説明する。
図9において、映像信号は映像入力回路18より入力され、映像符号化回路19にて符号化され、映像符号化データとなる。
オリジナル音声は音声入力回路6より入力され、音声符号化回路27にて符号化がなされ、音声符号化データとなる。それぞれの符号化データは合成回路8にて時間軸多重される。
なお、前記音声符号化回路27への音声復号回路16からの信号は記録時であるので、何も供給されない。
【0051】
図10(a)に合成回路8における音声データの合成の仕方を示す。
音声符号化は、入力されたオリジナル音声、ここでは2チャンネルステレオを符号化する。この場合、合成回路8は、映像符号化データと音声符号化データをそのまま時分割して多重化する。
【0052】
合成回路8から出力された合成データ(映像及び音声符号化データ)はメモリ回路9に一時記憶されその後で、記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11により、光ディスク1上に記録される。
【0053】
アフターレコーディングにおいて、アフレコ音声を記録する場合について、以下に説明する。
図9において、映像及び音声符号化データが記録されている記録媒体、例えば光ディスク1より再生ヘッド2にて信号を再生し、再生回路3により、映像及び音声符号化データが得られる。
【0054】
この映像及び音声符号化データはメモリ回路13を経て、分離回路15で映像符号化データと音声符号化データに分離される。
映像符号化データは映像復号回路4にて復号され映像信号を得、表示回路5にて映像が表示される。音声符号化データは音声復号回路16にて復号され音声信号を得、音声出力回路17にて音声が出力される。
【0055】
一方、アフレコ音声は、マイクロホン(図示せず)を介して音声入力回路6より入力され、再生されたオリジナル音声と共に、音声符号化回路27にて新しく符号化され、音声符号化データとなる。
このときの符号化レート(圧縮パラメータ)は、オリジナル音声の記録時の符号化レートの半分として符号化する。
新しい音声符号化データは、再生された前記映像符号化データと時間軸多重されるため合成回路8に入力される。
【0056】
図10(b)に合成回路8における音声データの合成の仕方を示す。
音声符号化は、入力されたオリジナル音声2チャンネルステレオとアフレコ音声2チャンネルの合計4チャンネルのマルチチャンネル符号化を各チャンネルの圧縮率を2倍に高めて行い、音声符号化データを出力する。
よって、この4チャンネル符号化時の圧縮符号化レート(圧縮パラメータ)は、オリジナルの2チャンネル記録時と同一のレートとなるようにする。
【0057】
この場合、合成回路8は、映像符号化データと音声符号化データをそのまま時分割して多重化する。合成回路8から出力された合成データ(映像及び音声符号化データ)はメモリ回路9を介して、記録回路10にて記録信号に変換され、記録ヘッド11によって、通常再生時の少なくとも倍以上の回転数で回転している光ディスク1上の元の符号化データが記録されている位置に記録される。
【0058】
また、第3の実施例において、アフレコ記録済みのディスクの再生は、音声ストリームIDを切り換えて、音声信号の復号をすることによって、オリジナル音声とアフレコ音声を切り換えて再生することが可能である。
【0059】
また、第4の実施例において、再生チャンネルを選択することによってオリジナル音声とアフレコ音声を切り換えて再生することが可能である。また両方同時に再生することも可能である。
【0060】
また、両方同時に再生した後音声をミックスして出力することも可能であり、今までにないアフレコ音声の再生装置を提供するものである。
これらの信号を切り換える切換混合装置は、音声出力回路17の中に構成されている。
また、記録媒体としては、光ディスクの他に、光磁気ディスク、磁気ディスクでもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、図7(a)(b)に示すように、オリジナル音声符号化データの記録部分Aに、オリジナル音声再符号化データA4及びアフレコ音声符号化データA5を過不足なく、置き換え時分割記録することができる。またオリジナル音声再符号化データA4及びアフレコ音声符号化データA5を時分割多重記録してあるので、録再時のアクセスが瞬時に出来て効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の第1の実施例のブロック構成を示した図である。
【図2】本発明の記録再生装置を構成する合成回路の音声データの合成、多重化の様子を説明した図を示す。
【図3】本発明の記録再生装置の駆動のタイミングチャートを示す。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック構成を示した図である。
【図5】本発明の記録再生装置を構成する合成回路における音声データの合成、多重化の様子を説明した図を示す。
【図6】本発明の第3の実施例のブロック構成を示した図である。
【図7】本発明の記録再生装置を構成する合成回路における音声データの合成、多重化の様子を説明した図を示す。
【図8】本発明の記録再生装置の駆動のタイミングチャートを示す。
【図9】本発明の第4の実施例のブロック構成を示した図である。
【図10】本発明の記録再生装置を構成する合成回路における音声データの合成、多重化の様子を説明した図を示す。
【符号の説明】
1 光ディスク(記録媒体)
2 再生ヘッド
3 再生回路
4 復号回路
5 表示回路
6 音声入力回路
6A 音声複製回路
7,20,27 音声符号化回路
8 合成回路
9 メモリ(第2のメモリ回路)
10 記録回路
11 記録ヘッド
12 時間情報付加回路
13 メモリ(第1のメモリ回路)
14 メモリ(第3のメモリ回路)
15 分離回路
16 音声復号回路
17 音声出力回路
18 映像入力回路
19 映像符号化回路

Claims (1)

  1. オリジナル音声を符号化したオリジナル音声符号化データを記録してある記録媒体上の記録領域に、前記オリジナル音声記録時の半分の符号化レートを有するオリジナル音声再符号化データと、前記オリジナル音声再符号化データと同一の符号化レートでアフレコ音声を符号化したアフレコ音声符号化データとを、前記オリジナル音声符号化データに置き換えて時分割多重記録し、また時分割記録した前記アフレコ音声符号化データを読み出して復号することにより前記アフレコ音声を再生する記録再生装置であって、
    前記オリジナル音声又は前記アフレコ音声のいずかが供給され、前記オリジナル音声が供給されるときには前記オリジナル音声符号化データに符号化して出力し、また前記アフレコ音声が供給される場合には前記アフレコ音声符号化データに符号化して出力する音声符号化手段と、
    前記音声符号化手段から供給される前記オリジナル音声符号化データを前記記録媒体上に記録する記録手段と、
    記録済みの前記記録媒体を走査して前記記録領域から前記オリジナル音声符号化データを読み出す再生手段と、
    前記再生手段で読み出した前記オリジナル音声符号化データを復号して前記オリジナル音声を出力する音声復号手段と、
    前記音声符号化手段に前記アフレコ音声が供給されるときには、前記音声復号手段から出力する前記オリジナル音声を前記オリジナル音声再符号化データに再符号化して出力する音声再符号化手段と、
    前記音声符号化手段と前記記録手段との間に介挿されており、前記音声再符号化手段から供給される前記オリジナル音声再符号化データと、前記音声符号化手段から供給される前記アフレコ音声符号化データを時分割出力する合成手段とを有することを特徴とする記録再生装置。
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