JP3475758B2 - 再生方法及び再生装置及び記録再生方法及び記録再生装置 - Google Patents
再生方法及び再生装置及び記録再生方法及び記録再生装置Info
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- JP3475758B2 JP3475758B2 JP33684497A JP33684497A JP3475758B2 JP 3475758 B2 JP3475758 B2 JP 3475758B2 JP 33684497 A JP33684497 A JP 33684497A JP 33684497 A JP33684497 A JP 33684497A JP 3475758 B2 JP3475758 B2 JP 3475758B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ、音声
データの再生方法または記録再生方法に関するものであ
り、特に、任意の画像と任意の音声を同時に再生する再
生方法に関するものである。
データの再生方法または記録再生方法に関するものであ
り、特に、任意の画像と任意の音声を同時に再生する再
生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号、音声信号をそれぞれ符
号化して、ディスク媒体上に記録する装置は種々提案さ
れているが、これらは、それぞれを符号化したデータを
時間軸多重した後に記録トラック上に記録するものであ
る。ここで、再生時のオーディオとビデオの同期(AV
同期)を取りやすくするように、時間軸多重されるのが
通常である。
号化して、ディスク媒体上に記録する装置は種々提案さ
れているが、これらは、それぞれを符号化したデータを
時間軸多重した後に記録トラック上に記録するものであ
る。ここで、再生時のオーディオとビデオの同期(AV
同期)を取りやすくするように、時間軸多重されるのが
通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシステムで
は、ある画像データにはある音声データがセットになっ
ており、任意の画像(動画像及び静止画像)と任意の音
声を同時に再生する、という概念は無かった。
は、ある画像データにはある音声データがセットになっ
ており、任意の画像(動画像及び静止画像)と任意の音
声を同時に再生する、という概念は無かった。
【0004】本発明は、任意の画像(動画像及び静止画
像)と任意の音声を同時に再生し出力することを目的と
する。
像)と任意の音声を同時に再生し出力することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データと
音声データが記録されている記録媒体より任意の画像デ
ータVと任意の音声データAを選択し、それぞれを同一
のヘッドで再生し、それぞれの復号信号を同時に出力す
るように構成したものである。これにより、任意の画像
(動画像及び静止画像)と任意の音声を同時に再生し出
力する効果が得られる。
音声データが記録されている記録媒体より任意の画像デ
ータVと任意の音声データAを選択し、それぞれを同一
のヘッドで再生し、それぞれの復号信号を同時に出力す
るように構成したものである。これにより、任意の画像
(動画像及び静止画像)と任意の音声を同時に再生し出
力する効果が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、復号に必要な転送レートがGOP単位で時間と共に
刻々と変化する可変レートでMPEG符号化されている
第1のストリームである動画像データVと、該動画像デ
ータとは異なる時間に記録され該動画像データとは時間
軸多重されていない第2のストリームの音声データAと
を選択し、それぞれを同一のヘッドで再生し、第1のス
トリームである動画像データの動画像復号信号を途切れ
ることなく出力すると同時に、第2のストリームの音声
データAを復号した音声復号信号を出力するものであ
り、任意の動画像と任意の音声とを同時に途切れること
なく出力するという効果が得られる。
は、復号に必要な転送レートがGOP単位で時間と共に
刻々と変化する可変レートでMPEG符号化されている
第1のストリームである動画像データVと、該動画像デ
ータとは異なる時間に記録され該動画像データとは時間
軸多重されていない第2のストリームの音声データAと
を選択し、それぞれを同一のヘッドで再生し、第1のス
トリームである動画像データの動画像復号信号を途切れ
ることなく出力すると同時に、第2のストリームの音声
データAを復号した音声復号信号を出力するものであ
り、任意の動画像と任意の音声とを同時に途切れること
なく出力するという効果が得られる。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、音声デ
ータAは記録媒体の所定の領域に、画像データと時間軸
多重することなく音声データのみ連続的に記録されてい
るデータであるものであり、音声データのみ別途独立に
追記録した音声データを使用することが可能となるとい
う効果が得られる。
ータAは記録媒体の所定の領域に、画像データと時間軸
多重することなく音声データのみ連続的に記録されてい
るデータであるものであり、音声データのみ別途独立に
追記録した音声データを使用することが可能となるとい
う効果が得られる。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、音声デ
ータAは動画像データVとは異なるMPEGストリーム
に含まれる音声データであり、任意のMPEGストリー
ムに記録された音声データを使用することが可能となる
という効果が得られる。
ータAは動画像データVとは異なるMPEGストリーム
に含まれる音声データであり、任意のMPEGストリー
ムに記録された音声データを使用することが可能となる
という効果が得られる。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、動画像
データVにおける可変レート符号化がとり得る最大レー
トの略2倍以上の転送速度により再生動作を行うもので
あり、任意の動画像データと任意の音声データとを同時
に途切れなく再生するという効果が得られる。
データVにおける可変レート符号化がとり得る最大レー
トの略2倍以上の転送速度により再生動作を行うもので
あり、任意の動画像データと任意の音声データとを同時
に途切れなく再生するという効果が得られる。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、動画像
データVを格納する画像メモリと音声データAを格納す
る音声メモリとを備え、画像メモリおよび音声メモリに
格納されたデータ量に基づいて、記録媒体上の読み込み
位置を制御するものであり、ぞれぞれのメモリに格納さ
れたデータが空になる前に記録媒体からデータが読込ま
れるので、任意の動画像データと任意の音声データとを
同時に途切れなく再生するという効果が得られる。本発
明の請求項6に記載の発明は、選択した動画像データV
と音声データAの記録媒体上の位置情報を、管理情報と
して記録媒体上に記録し、該管理情報を検出することに
より上記選択したデータを請求項1記載の再生方法によ
り再生するものであり、任意のデータVとAの位置情報
を管理情報として記録媒体上に記録するため、その後い
つでも同じ画像、音声データをペアで同時に再生できる
という効果が得られる。 本発明の請求項7に記載の発明
は、管理情報内に含まれている動画像データVの位置情
報と音声データAの位置情報とが関連付けられておら
ず、それぞれ独立したデータを請求項1記載の再生方法
により再生するものであり、記録時に同時再生するデー
タの関連付けを行わなくとも、任意の動画像および音声
データを同時に再生できるという効果が得られる。
データVを格納する画像メモリと音声データAを格納す
る音声メモリとを備え、画像メモリおよび音声メモリに
格納されたデータ量に基づいて、記録媒体上の読み込み
位置を制御するものであり、ぞれぞれのメモリに格納さ
れたデータが空になる前に記録媒体からデータが読込ま
れるので、任意の動画像データと任意の音声データとを
同時に途切れなく再生するという効果が得られる。本発
明の請求項6に記載の発明は、選択した動画像データV
と音声データAの記録媒体上の位置情報を、管理情報と
して記録媒体上に記録し、該管理情報を検出することに
より上記選択したデータを請求項1記載の再生方法によ
り再生するものであり、任意のデータVとAの位置情報
を管理情報として記録媒体上に記録するため、その後い
つでも同じ画像、音声データをペアで同時に再生できる
という効果が得られる。 本発明の請求項7に記載の発明
は、管理情報内に含まれている動画像データVの位置情
報と音声データAの位置情報とが関連付けられておら
ず、それぞれ独立したデータを請求項1記載の再生方法
により再生するものであり、記録時に同時再生するデー
タの関連付けを行わなくとも、任意の動画像および音声
データを同時に再生できるという効果が得られる。
【0011】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1〜5いずれか記載の再生方法を用いて、記録媒体より
動画像データと音声データを再生するようにした再生装
置であり、任意の動画像と任意の音声とを同時に再生し
出力する再生装置が得られるという効果がある。
1〜5いずれか記載の再生方法を用いて、記録媒体より
動画像データと音声データを再生するようにした再生装
置であり、任意の動画像と任意の音声とを同時に再生し
出力する再生装置が得られるという効果がある。
【0012】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
6または7いずれか記載の記録再生方法を用いて記録媒
体より画像データと音声データを再生するようにした記
録再生装置であり、任意のデータVとAの位置情報を管
理情報として記録媒体上に記録するため、その後いつで
も同じ画像、音声データをペアで同時に再生できるとい
う効果が得られる。
6または7いずれか記載の記録再生方法を用いて記録媒
体より画像データと音声データを再生するようにした記
録再生装置であり、任意のデータVとAの位置情報を管
理情報として記録媒体上に記録するため、その後いつで
も同じ画像、音声データをペアで同時に再生できるとい
う効果が得られる。
【0013】本発明の請求項10に記載の発明は、記録
媒体は光ディスクもしくはハードディスクであることを
特徴とする請求項1から9いずれか記載の再生方法また
は記録再生方法または再生装置または記録再生装置であ
り、光ディスクもしくはハードディスクを用いて、任意
の動画像と任意の音声を同時に再生し出力するという効
果が得られる。
媒体は光ディスクもしくはハードディスクであることを
特徴とする請求項1から9いずれか記載の再生方法また
は記録再生方法または再生装置または記録再生装置であ
り、光ディスクもしくはハードディスクを用いて、任意
の動画像と任意の音声を同時に再生し出力するという効
果が得られる。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は記録媒体の記録トラック上のデ
ータ配列を模式的に表したもので、Vは画像データを示
し、Aは音声データを示している。
〜図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は記録媒体の記録トラック上のデ
ータ配列を模式的に表したもので、Vは画像データを示
し、Aは音声データを示している。
【0015】図1において、図示aからbにはV,Aで
示されるストリーム1が記録されており、以下同様にc
からdはストリーム2が、eからfはストリーム3が、
gからhはストリーム4が、iからjはストリーム5が
記録されている。
示されるストリーム1が記録されており、以下同様にc
からdはストリーム2が、eからfはストリーム3が、
gからhはストリーム4が、iからjはストリーム5が
記録されている。
【0016】ここで、ストリーム1とストリーム5は画
像データと音声データが時間軸多重されている通常のス
トリームであり、ストリーム3は静止画データであり、
ストリーム2と4は音声データのみ記録されている。
像データと音声データが時間軸多重されている通常のス
トリームであり、ストリーム3は静止画データであり、
ストリーム2と4は音声データのみ記録されている。
【0017】本発明の実施の形態は、画像データと音声
データを、任意に、独立に選択し、同時再生するもので
あるので、ここで、次に示す3つの再生例を元に本実施
の形態を説明するものとする。
データを、任意に、独立に選択し、同時再生するもので
あるので、ここで、次に示す3つの再生例を元に本実施
の形態を説明するものとする。
【0018】まず、第1の再生例として、ストリーム3
の静止画像とストリーム1の音声を同時再生する場合、
図1に示すように画像データの開始ポイントをeとし、
音声データの開始ポイントをaとすることになる。
の静止画像とストリーム1の音声を同時再生する場合、
図1に示すように画像データの開始ポイントをeとし、
音声データの開始ポイントをaとすることになる。
【0019】第2の再生例として、ストリーム1の画像
とストリーム4の音声を同時再生する場合、同じく図1
に示すように画像データの開始ポイントをaとし、音声
データの開始ポイントをgとすることになる。
とストリーム4の音声を同時再生する場合、同じく図1
に示すように画像データの開始ポイントをaとし、音声
データの開始ポイントをgとすることになる。
【0020】同様に第3の再生例として、ストリーム1
の画像とストリーム5の音声を同時再生する場合、同様
に画像データの開始ポイントをaとし、音声データの開
始ポイントをiとすることになる。
の画像とストリーム5の音声を同時再生する場合、同様
に画像データの開始ポイントをaとし、音声データの開
始ポイントをiとすることになる。
【0021】これらを実現するためには、光ディスクの
ドライブとしては再生ヘッドを高速にアクセスする必要
がある。上述した第1の再生例の場合は通常とさほど変
わらない動作で可能であるが、第2の再生例の場合、ス
トリーム1とストリーム4(音声データのみ)の再生を
実時間で行うため、およそ1.5倍程度の再生動作が求
められる。第3の再生例では、ストリーム1とストリー
ム5の再生を実時間で行うため、さらに再生動作は厳し
くなり、およそ2倍から3倍の再生動作が求められるこ
とになる。
ドライブとしては再生ヘッドを高速にアクセスする必要
がある。上述した第1の再生例の場合は通常とさほど変
わらない動作で可能であるが、第2の再生例の場合、ス
トリーム1とストリーム4(音声データのみ)の再生を
実時間で行うため、およそ1.5倍程度の再生動作が求
められる。第3の再生例では、ストリーム1とストリー
ム5の再生を実時間で行うため、さらに再生動作は厳し
くなり、およそ2倍から3倍の再生動作が求められるこ
とになる。
【0022】また、第3の再生例において、ストリーム
1、5がJPEG等の固定レートで符号化されている場
合、再生動作は復号に必要な所定の固定レートで再生す
ればよい。しかし、MPEGで符号化されており、さら
に、GOP単位で転送レートが刻々と変化する可変レー
ト符号化の場合、再生動作は、可変レート符号化がとり
うる最大レートの2倍から3倍の再生動作が求められる
ことになり、ストリーム1、5の再生には後述する図4
で示す工夫が必要となる。
1、5がJPEG等の固定レートで符号化されている場
合、再生動作は復号に必要な所定の固定レートで再生す
ればよい。しかし、MPEGで符号化されており、さら
に、GOP単位で転送レートが刻々と変化する可変レー
ト符号化の場合、再生動作は、可変レート符号化がとり
うる最大レートの2倍から3倍の再生動作が求められる
ことになり、ストリーム1、5の再生には後述する図4
で示す工夫が必要となる。
【0023】ここで、再生開始ポイントはストリームの
開始ポイントと一致している必要はなく、例えば、スト
リーム1中の任意ポイントmとか、ストリーム2中の任
意ポイントnからでも、もちろんかまわない。
開始ポイントと一致している必要はなく、例えば、スト
リーム1中の任意ポイントmとか、ストリーム2中の任
意ポイントnからでも、もちろんかまわない。
【0024】同時再生をする画像と音声の開始ポイント
あるいは開始ポイントと終了ポイントの位置情報を管理
情報として光ディスク上に記録しておくことにより、そ
の後いつでも同じポイントから画像、音声のペアでの同
時再生が可能となる。
あるいは開始ポイントと終了ポイントの位置情報を管理
情報として光ディスク上に記録しておくことにより、そ
の後いつでも同じポイントから画像、音声のペアでの同
時再生が可能となる。
【0025】図2に本実施の形態の同時再生を実現する
ためのブロック図を示す。図2において、ドライブ1に
セットされた光ディスク2上の画像データVと音声デー
タAを再生ヘッド3にて再生し、再生回路4にて画像及
び音声データを得る。画像データVはVメモリ5を経
て、ビデオデコーダ6にて復号され、画像信号となり出
力される。音声データAはAメモリ7を経て、オーディ
オデコーダ8にて復号され、音声信号となり出力され
る。それらを同時出力することにより、画像データVと
音声データAの同時出力を得ることになる。
ためのブロック図を示す。図2において、ドライブ1に
セットされた光ディスク2上の画像データVと音声デー
タAを再生ヘッド3にて再生し、再生回路4にて画像及
び音声データを得る。画像データVはVメモリ5を経
て、ビデオデコーダ6にて復号され、画像信号となり出
力される。音声データAはAメモリ7を経て、オーディ
オデコーダ8にて復号され、音声信号となり出力され
る。それらを同時出力することにより、画像データVと
音声データAの同時出力を得ることになる。
【0026】また、ドライブ1、再生ヘッド3をVメモ
リ5、Aメモリ7の情報等により制御する回路が制御回
路9である。
リ5、Aメモリ7の情報等により制御する回路が制御回
路9である。
【0027】図3に、上述した第1の再生例の場合に示
した静止画データと音声データを選択した場合の、デー
タの再生タイミングと復号信号出力タイミングを模式的
に示す。
した静止画データと音声データを選択した場合の、デー
タの再生タイミングと復号信号出力タイミングを模式的
に示す。
【0028】画像データ再生タイミングとVメモリの蓄
積データ量、音声データ再生タイミングとAメモリの蓄
積データ量、画像復号信号出力タイミング、音声復号信
号出力タイミングを示している。静止画データなので、
画像データは始めに読み出すだけでよく、ドライブ動作
もさほど高速性を要求されないことがわかる。
積データ量、音声データ再生タイミングとAメモリの蓄
積データ量、画像復号信号出力タイミング、音声復号信
号出力タイミングを示している。静止画データなので、
画像データは始めに読み出すだけでよく、ドライブ動作
もさほど高速性を要求されないことがわかる。
【0029】図4に、上述した第3の再生例のストリー
ム1の画像とストリーム5の音声データの同時出力時
の、再生タイミングと復号信号出力タイミングを模式的
に示す。図3と同様であるが、図4においても画像デー
タ、音声データ共に、メモリが空にならないように、間
欠的に再生されることになる。音声データとしては、ス
トリーム5をすべて再生した上で、復号時に音声データ
を選択して復号してもよい。この場合、2つのストリー
ムをすべて再生する必要がある。また、音声データのみ
選択して再生してもよい。図4では、音声データのある
区間のタイミングを模式的に示していることになる。
ム1の画像とストリーム5の音声データの同時出力時
の、再生タイミングと復号信号出力タイミングを模式的
に示す。図3と同様であるが、図4においても画像デー
タ、音声データ共に、メモリが空にならないように、間
欠的に再生されることになる。音声データとしては、ス
トリーム5をすべて再生した上で、復号時に音声データ
を選択して復号してもよい。この場合、2つのストリー
ムをすべて再生する必要がある。また、音声データのみ
選択して再生してもよい。図4では、音声データのある
区間のタイミングを模式的に示していることになる。
【0030】また、ストリーム1、5が、MPEGで符
号化されており、さらに、GOP単位で転送レートが刻
々と変化する可変レート符号化の場合、ストリーム5中
の音声データの所在地が固定されないため、音声データ
のみの選択再生は困難となる。この場合、ストリーム
1、5すべてを再生することになる。再生動作は、可変
レート符号化がとりうる最大レートのおよそ2倍から3
倍の再生動作が求められることになり、ストリーム1、
5の再生には、VあるいはAメモリの残量により再生動
作を決定する制御回路の役割が重要となり、かつドライ
ブ動作は、かなり高速性を要求されることがわかる。
号化されており、さらに、GOP単位で転送レートが刻
々と変化する可変レート符号化の場合、ストリーム5中
の音声データの所在地が固定されないため、音声データ
のみの選択再生は困難となる。この場合、ストリーム
1、5すべてを再生することになる。再生動作は、可変
レート符号化がとりうる最大レートのおよそ2倍から3
倍の再生動作が求められることになり、ストリーム1、
5の再生には、VあるいはAメモリの残量により再生動
作を決定する制御回路の役割が重要となり、かつドライ
ブ動作は、かなり高速性を要求されることがわかる。
【0031】ここで、図1のストリーム2またはストリ
ーム4に示すように、音声データだけを所定の記録エリ
アに連続記録するようにしてもよい。これは、音声デー
タを別途記録する処理、例えばアフレコ処理等を行った
時の音声データが記録されているエリアの管理を行いや
すいという効果が得られる。
ーム4に示すように、音声データだけを所定の記録エリ
アに連続記録するようにしてもよい。これは、音声デー
タを別途記録する処理、例えばアフレコ処理等を行った
時の音声データが記録されているエリアの管理を行いや
すいという効果が得られる。
【0032】第2の再生例であるストリーム1の画像と
ストリーム4の音声の同時再生の場合も、第3の再生例
と同様な方法で実施できる。すなわち、ストリーム1の
画像データを再生しながらそのVメモリ蓄積データ量が
なくならないうちにストリーム4のオーディオデータを
再生すれば良い。この場合、Vメモリ蓄積データ量が非
常に多い場合、連続してストリーム4のオーディオデー
タを再生し蓄積することで、再生ヘッドのアクセスを減
らすことができる。
ストリーム4の音声の同時再生の場合も、第3の再生例
と同様な方法で実施できる。すなわち、ストリーム1の
画像データを再生しながらそのVメモリ蓄積データ量が
なくならないうちにストリーム4のオーディオデータを
再生すれば良い。この場合、Vメモリ蓄積データ量が非
常に多い場合、連続してストリーム4のオーディオデー
タを再生し蓄積することで、再生ヘッドのアクセスを減
らすことができる。
【0033】なお、画像データは動画ストリーム中の任
意の1フレームの静止画データとしてもよい。
意の1フレームの静止画データとしてもよい。
【0034】また、画像、音声データの同時再生のセッ
トを、複数組選択しておき、連続して複数組を再生した
り、静止画を複数組つなげて、スライドショー的に連続
再生したりすることも可能である。
トを、複数組選択しておき、連続して複数組を再生した
り、静止画を複数組つなげて、スライドショー的に連続
再生したりすることも可能である。
【0035】さらに、管理情報に記録する画像、音声デ
ータの開始位置情報として、セクタのアドレス情報が望
ましい。
ータの開始位置情報として、セクタのアドレス情報が望
ましい。
【0036】また、音声信号処理系を複数もち、複数の
音声ストリームを複数独立して出力する、または複数を
多重して出力する、ことにより、音声の多重効果が得ら
れる。
音声ストリームを複数独立して出力する、または複数を
多重して出力する、ことにより、音声の多重効果が得ら
れる。
【0037】また、記録媒体は光ディスクに限るもので
はなく、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ
としても同様の効果が得られることは言うまでもない。
はなく、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ
としても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明は、画像データと
音声データが記録されている記録媒体より、任意の画像
データVと、画像データVと異なる時間に記録された任
意の音声データAを選択し、それぞれを同一のヘッドで
再生し、それぞれの復号信号を同時に出力するものであ
り、これにより、任意の画像(動画像及び静止画像)と
任意の音声を同時に再生し出力するという効果が得られ
る。
音声データが記録されている記録媒体より、任意の画像
データVと、画像データVと異なる時間に記録された任
意の音声データAを選択し、それぞれを同一のヘッドで
再生し、それぞれの復号信号を同時に出力するものであ
り、これにより、任意の画像(動画像及び静止画像)と
任意の音声を同時に再生し出力するという効果が得られ
る。
【図1】記録トラック上のデータ配列の模式図
【図2】本発明の一実施の形態の構成ブロック図
【図3】同、第1の再生例のタイミングチャート
【図4】同、第3の再生例のタイミングチャート
1 ドライブ
2 光ディスク
3 再生ヘッド
4 再生回路
5 Vメモリ
6 ビデオデコーダ
7 Aメモリ
8 オーディオデコーダ
9 制御回路
Claims (10)
- 【請求項1】 復号に必要な転送レートがGOP単位で
時間と共に刻々と変化する可変レートでMPEG符号化
されている第1のストリームである動画像データVと、
該動画像データとは異なる時間に記録され該動画像デー
タとは時間軸多重されていない第2のストリームの音声
データAとを選択し、それぞれを同一のヘッドで再生
し、第1のストリームである動画像データの動画像復号
信号を途切れることなく出力すると同時に、第2のスト
リームの音声データAを復号した音声復号信号を出力す
ることを特徴とする再生方法。 - 【請求項2】 音声データAは、記録媒体の所定の領域
に動画像データと多重することなく別ストリームとし
て、連続的に記録されていることを特徴とする請求項1
記載の再生方法。 - 【請求項3】 音声データAは、第1のストリームであ
る動画像データVとは異なるMPEGストリームに含ま
れる音声データであることを特徴とする請求項1記載の
再生方法。 - 【請求項4】 可変レート符号化がとりうる最大レート
の略2倍以上の転送レートにより再生ヘッドより再生す
る再生動作を行うことを特徴とする請求項1〜3いずれ
か記載の再生方法。 - 【請求項5】 動画像データVを格納する画像メモリ
と、音声データAを格納する音声メモリとを備え、前記
画像メモリおよび前記音声メモリに記録されたデータ量
に基づいて、記録媒体上の読み込み位置を制御すること
を特徴とする請求項1〜4いずれか記載の再生方法。 - 【請求項6】 記録時、選択した動画像データVと前記
音声データAの記録媒体上の位置情報を、管理情報とし
て記録媒体上に記録し、再生時、該管理情報を検出する
ことにより前記選択したデータを請求項1記載の再生方
法により再生することを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項7】 管理情報に含まれる音声データAの位置
情報と動画像データVの位置情報は、互いに関連付けら
れていないそれぞれ独立した情報であることを特徴とす
る請求項6記載の記録再生方法。 - 【請求項8】 請求項1〜5いずれか記載の再生方法を
用いて、記録媒体より画像データと音声データを再生す
ることを特徴とする再生装置。 - 【請求項9】 請求項6または7いずれか記載の記録再
生方法を用いて記録媒体より画像データと音声データと
を再生することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項10】 記録媒体は光ディスクもしくはハード
ディスクであることを特徴とする請求項1〜9いずれか
記載の再生方法または記録再生方法または再生装置、ま
たは記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33684497A JP3475758B2 (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 再生方法及び再生装置及び記録再生方法及び記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33684497A JP3475758B2 (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 再生方法及び再生装置及び記録再生方法及び記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11177934A JPH11177934A (ja) | 1999-07-02 |
JP3475758B2 true JP3475758B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=18303188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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