JP3482852B2 - 符号化信号記録再生装置及びその方法 - Google Patents

符号化信号記録再生装置及びその方法

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JP3482852B2
JP3482852B2 JP36731497A JP36731497A JP3482852B2 JP 3482852 B2 JP3482852 B2 JP 3482852B2 JP 36731497 A JP36731497 A JP 36731497A JP 36731497 A JP36731497 A JP 36731497A JP 3482852 B2 JP3482852 B2 JP 3482852B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像及び音声信号
を符号化したデータを記録媒体に記録再生する装置に係
り、特に記録しながら、同時に復号化再生することを可
能とした符号化信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の符号化信号記録再生装置では画
像、音声を符号化して多重化したデータをバッファリン
グして、多重化したレートで実時間記録再生を行なう。
その従来装置の構成の一例を、図と共に以下に説明す
る。図3に示した符号化信号記録再生装置において、画
像は画像符号化部31V、音声は音声符号化部31Aで
夫々符号化され、それらのデータは多重化部32で多重
化される。多重化されたデータは、バッファ33にてバ
ッファリングされ、所定の伝送レートに平滑化され、記
録媒体35に送られる。
【0003】記録媒体35には記録再生ヘッド34Rを
記録モードにして記録媒体35に記録される。記録はバ
ッファに入力された符号化レートで記録される。再生は
記録媒体35から記録再生ヘッド34Pを再生モードに
し、符号化レートで情報を読み出し、バッファ36にて
バッファリングされ、多重化分離部37において、画
像、及び音声の符号化データに分離され、各々は画像復
号化部38V、音声復号化部38Aにて復号化再生され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のものでは、供給
される記録媒体に記録しているときに、記録されている
符号化データとは別の符号化データを再生することは出
来なかった。即ち、記録されている符号化レートと同じ
レートで記録媒体が回転しているので、記録再生ヘッド
が一つでは記録のために費やす時間は符号化時間と一致
し、再生に費やす時間は出来ない。また、可変転送レー
トにおける符号化データを記録する場合でも、その符号
化データの最大符号化レートと同じレートで記録媒体が
回転しているので、記録再生ヘッドが一つでは記録のた
めに費やす時間はその最大符号化レートで符号化された
期間は、符号化時間と一致し、事実上再生に費やす時間
は出来なかった。また、使用出来るバッファの幅が狭
く、効率よくバッファの容量を最大限に使用出来ず、最
大限に使用しようとするとオーバーフローにより再生破
綻をきたしたりする場合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1に記載の発明は、符号化信号を記
録媒体6に記録再生する符号化信号記録再生装置におい
て、前記符号化信号を所定の量だけバッファリングする
第1のバッファと、前記第1のバッファの出力を所定
の伝送レートで前記記録媒体に記録する記録用ヘッド
と、前記第1のバッファに記録された符号化信号が前記
所定の伝送レートにより前 記所定の量に達すると前記記
録媒体への書き込み命令の信号を前記記録用ヘッドに出
力するデータ書き込み制御部5と、前記記録用ヘッドに
より直前に記録された符号化信号、または既に記録され
ている別の符号化信号のいずれを再生するか選択する再
生データ選択部と、前記記録媒体の直前に記録された
記録領域、または既に記録されている別の符号化信号記
録領域から記録信号を再生する再生用ヘッドと、前記
再生用ヘッドにより前記所定の伝送レートでバースト的
に読み出してバッファリングし、符号化信号を再生時間
長で再生する第2のバッファと、前記第2のバッファ
に記録された符号化信号が所定の伝送レートにより所定
の量に達すると前記記録媒体からの読み出しを一時中止
させる信号を前記再生用ヘッドに出力するデータ読み取
り制御部10とより構成した。
【0006】請求項2に記載の発明は、符号化信号を記
録媒体26に記録再生する符号化信号記録再生装置にお
いて、前記符号化信号を所定の伝送レートにより所定の
量だけバッファリングする第1のバッファ23と、前記
第1のバッファの出力を前記所定の伝送レートより速い
伝送レートで前記記録媒体に記録し、再生時には、前記
記録媒体に直前に記録された記録領域、または既に前記
記録媒体に記録されている別の符号化信号記録領域のい
ずれかから記録信号を再生する記録再生兼用ヘッド24
と、前記第1のバッファに記録された符号化信号が前記
所定の伝送レートにより前記所定の量に達すると前記記
録媒体への書き込み命令の信号を前記記録再生兼用ヘッ
ドに出力するデータ書き込み制御部25と、前記記録再
生兼用ヘッドにより直前に記録された符号化信号、また
は既に記録されている別の符号化信号のいずれを再生す
るか選択する再生データ選択部27と、前記第1のバッ
ファにバッファリングしている時間に、前記記録再生兼
用ヘッドにより前記所定の伝送レートより速い伝送レー
トでバースト的に読み出してバッファリングし、符号化
信号を再生時間長で再生する第2のバッファ28と、前
記第2のバッファに記録された符号化信号が所定の量に
達すると前記記録媒体からの読み出しを一時中止させる
信号を前記記録再生兼用ヘッドに出力するデータ読み取
り制御部29とより構成した。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記請求項1ま
たは請求項2に記載の符号化信号記録再生装置におい
て、前記記録媒体6(26)は、読み書き可能なディス
クである符号化信号記録再生装置とした。
【0008】請求項4に記載の発明は、符号化信号を記
録媒体に記録用ヘッドと再生用ヘッドにより記録
再生する符号化信号記録再生方法において、第1のバッ
ファ3に記録された符号化信号が所定の伝送レートによ
り所定の量に達すると前記所定の伝送レートにより所定
の量だけ前記第1のバッファによりバッファリングされ
前記符号化信号を前記記録媒体に前記所定の伝送レー
トで前記記録用ヘッドにより記録し、同時に、直前に記
録された符号化信号、または既に記録されている別の符
号化信号を再生データ選択部により選択して、前記再
生用ヘッドにより第1の伝送レートでバースト的に読み
出して第2のバッファに記録し、記録された符号化信
が所定の量に達すると前記記録媒体からの読み出しを
一時中止させ、前記符号化信号を再生時間長で前記第2
のバッファから再生するようにした。
【0009】請求項5に記載の発明は、符号化信号を記
録媒体26に記録再生兼用ヘッド24により記録再生す
る符号化信号記録再生方法において、第1のバッファ2
3に記録された符号化信号が所定の伝送レートにより所
定の量に達すると前記所定の量だけ前記第1のバッファ
によりバッファリングされた前記符号化信号を前記記録
媒体に前記所定の伝送レートより速い伝送レートで前記
記録再生兼用ヘッドにより記録し、同時に、直前に記録
された前記所定の伝送レートより速い伝送レートで符号
化された符号化信号、または既に記録されている別の符
号化信号を再生データ選択部27により選択し、前記第
1のバッファにバッファリングしている時間に、前記記
録再生兼用ヘッドにより前記所定の伝送レートより速い
伝送レートでバースト的に読み出して第2のバッファ
に記録し、記録された符号化信号が所定の量に達する
前記記録媒体からの読み出しを一時中止させ、符号化
信号を再生時間長で前記第2のバッファから再生するよ
うにした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の符号化信号記録再生装置
の一実施例について、図と共に以下に説明する。本発明
装置で使用される符号化信号記録媒体としては、記録再
生の可能なRAMディスクの場合を一例として以下に説
明する。供給される信号を記録しながら再生する装置に
は、記録用ヘッドと再生用ヘッドの2ヘッドを備えた記
録再生装置(以下2ヘッド方式と呼ぶ。)と、録再兼用
の1ヘッドを備えた記録再生装置(以下1ヘッド方式と
呼ぶ。)とがある。
【0011】最初に、記録用と再生用ヘッドの2個のヘ
ッドを使用する記録再生装置(2ヘッド方式)の一実施
例について、以下に図と共に説明する。図1は記録用ヘ
ッドと再生用ヘッドの2個のヘッドを備えた記録再生装
置(2ヘッド方式)の一実施例のブロック図を示したも
のである。図1において、入力画像は画像符号化部1V
で、入力音声は音声符号化部1Aで夫々符号化され、そ
れらのデータは多重化部2で多重化される。
【0012】多重化部2で多重化されたデータは、バッ
ファメモリ(第1のバッファ)3にバッファリングされ
る。多重化データは、第1の伝送レートRaでバッファ
リングされ、第1のバッファ3がある程度充足(例えば
99%)したら、第1のバッファ3から99%充足を知
らせる信号を、データ書き込み制御部5に送信する。充
足を知らせる信号が供給されるとデータ書き込み制御部
5は記録用ヘッド4へ、書き込み命令を出す。これによ
り所定のレートに平滑化され、RAMディスク記録媒体
6へ送信される。符号化データが固定レート符号化の場
合、平滑化されるレートはこの符号化レートとほぼ一致
する。即ち、記録はこの符号化レートに加えて記録媒体
特有のフォーマットヘッダ等を考慮したレートで記録さ
れる。また、符号化データが可変レート符号化の場合、
平滑化されるレートはこの符号化データの最大レートに
ほぼ一致する。即ち、記録はこの最大レートに加えて記
録媒体特有のフォーマットヘッダ等を考慮したレートで
記録される。
【0013】2ヘッド方式の記録再生装置では、記録媒
体であるRAMディスク6は、記録レートを上記に説明
したレート(第1の伝送レート)Raと同期させてお
く。記録用ヘッド4は、そのレートRaで記録媒体であ
るRAMディスク6に記録する。一方、図1に示す記録
用ヘッド4とは独立している再生用ヘッド7は、記録用
ヘッド4で直前に記録した情報とは別の情報を読み出
す。この別の情報は、例えば記録用ヘッド4により、既
に、この記録媒体(ディスク)6の別の記録領域に記録
されている情報(データ)であり、異なる複数種類の情
報(データ)からその記録領域が構成されている場合も
ある。再生データ選択部8から再生対象の一つのデータ
を選択し、その情報を再生用ヘッド7に送信する。
【0014】再生用ヘッド7は選択された符号化データ
を読み出す。符号化データが固定レート符号化の場合、
読み出すレートはこの符号化レートとほぼ一致する。ま
た、符号化データが可変レート符号化の場合、読み出す
レートはこの符号化データの最大レートで読み出される
ために、第2のバッファ9はすぐオーバフローしてしま
う。そのため、第2のバッファ9がある程度充足(例え
ば99%)したら、記録媒体6からの読み出しを一時中
断(中止)する。
【0015】その為に、第2のバッファ9から99%充
足を知らせる信号をデータ読み取り制御部10に送信す
る。充足を知らせる信号が供給されるとデータ読み取り
制御部10は、再生用ヘッド7に、読み取りの一時中止
命令を出す。読み取り一時中止動作は、1トラック分再
生用ヘッド7を戻すスキップ動作を、読み取り開始命令
が出されるまで連続することで達成される。
【0016】第2のバッファ9からの符号化データが第
2の符号化レートRbで復号されて、消費され、バッフ
ァ充足度がある程度低下(例えば25%)したら、今度
第2のバッファ9から例えば25%充足を知らせる信
号をデータ読み取り制御部10に送信する。充足を知ら
せる信号が供給されるとデータ読み取り制御部10は、
読み取り(再生用)ヘッド7に、読み取りの開始命令を
出す。
【0017】読み取り開始動作は、それまで継続されて
いた1トラック分再生用ヘッド7を戻す(スキップ)動
作を解除することで達成出来る。一度記録されたプログ
ラムを再生だけで動作させる場合は、従来通り、再生用
ヘッド7を用いて、符号化レート第1の伝送レートRa
で読み出して再生する。第2のバッファ9がある程度充
足(例えば99%)したら、記録媒体であるディスク6
からの読み出しを一時中断する。この動作を繰り返し行
なう。復号化は、第2のバッファ9から、継続して符号
化レートRbで復号化する。再生データ選択部8が直前
に記録した符号化信号を選択した場合は、再生用ヘッド
7の再生動作は、前記記録媒体から信号を再生する記録
領域が違うだけで他の再生動作は同じである。
【0018】つぎに、本発明の符号化信号記録再生装置
の一実施例の1ヘッド方式の場合を、以下に図と共に説
明する。図2は本発明の符号化信号記録再生装置の一実
施例の1ヘッド方式のブロック図を示したものである。
1ヘッド方式(記録再生兼用ヘッド方式)では、符号化
信号記録再生装置に載置される記録媒体であるRAMデ
ィスク26は、記録レートを符号化信号の最大符号化レ
ートより少なくとも2倍以上速いレート(第3の伝送レ
ート)Rcに同期させておく。
【0019】画像符号化部21Vの画像信号と音声符号
化部21Aの音声信号とが多重化部22で多重化された
データは、伝送レート(第1の伝送レート)Raでバッ
ファリングされ、第1のバッファ23がある程度充足
(例えば99%)したら、バッファ23から99%充足
を知らせる信号をデータ書き込み制御部25に送信す
る。充足を知らせる信号が供給されるとデータ書き込み
制御部25は記録再生用ヘッド24Rへ、書き込み命令
を出す。その場合、記録再生用ヘッド24Rは、記録モ
ードにされ、第3の伝送レートRcで記録媒体26に記
録される。
【0020】一方、多重化データが伝送レート(第1の
伝送レート)Raでバッファリングされている時間内
は、記録再生用ヘッド24Pは再生モードに切り替えら
れ、記録した情報を読み出す。再生モードに切り替えら
れた記録再生用ヘッド24Pは記録モードのときに記録
した情報とは別の情報を読み出す。この別の情報は、例
えば記録再生用ヘッド24Rにより、既に、この記録媒
体(ディスク)26の別の記録領域に記録されている情
報データであり、異なる複数種類の情報(データ)から
その記録領域が構成されている場合もある。即ち、再生
データ選択部27から再生対象の一つのデータを選択指
定し、その指定情報を再生用ヘッド24Pに送信する。
再生モードに切り替えられた記録再生用ヘッド24Pは
選択指定された別の符号化データを読み出す。
【0021】読み出す際に、符号化信号の最大符号化レ
ートより少なくとも2倍以上速い第3の伝送レートRc
で読み出されるため、第2のバッファ28はすぐオーバ
フローしてしまう。そのため、第2のバッファ28があ
る程度充足(例えば99%)したら、記録媒体(ディス
ク)26からの読み出しを一時中断する。第2のバッフ
ァ28から99%充足を知らせる信号をデータ読み取り
制御部29に送信する。充足を知らせる信号が供給され
ると、データ読み取り制御部29は、記録再生ヘッド2
4Pへ、読み取りの一時中止(中断)命令を出す。読み
取り一時中止動作は、1トラック分ヘッドを戻す(スキ
ップ)動作を、読み取り開始命令が出されるまで連続す
ることで達成する。
【0022】符号化伝送レートRbで復号されて第2の
バッファ28から符号化データが消費され、バッファ充
足度がある程度低下(例えば25%)したら、第2の
ッファ28から25%充足を知らせる信号を、データ読
み取り制御部29に送信する。充足を知らせる信号が供
給されると、データ読み取り制御29は、記録再生用
ヘッド24Pへ、読み取りの開始命令を出す。読み取り
開始は、1トラック分ヘッドを戻す(スキップ)動作を
解除することで達成出来る。再生データ選択部27が直
前に記録された符号化信号を選択した場合も、記録再生
用ヘッド24Pの再生動作は、信号を再生する記録領域
が違うだけで他の再生動作は同じである。
【0023】つぎに、本発明の符号化信号記録再生装置
の一実施例の2ヘッド方式の場合の記録再生タイミング
について、図4を使用して以下に説明する。ここでは符
号化データが可変レート符号化の場合を想定して説明す
る。図4(a)は入力データが第1のバッファ3にこの
符号化データの最大レート(第1の伝送レート)Raで
入力され、記録開始時刻にレートRaで記録されている
状態を示す。バッファ3はほぼ最大まで、占有した後、
記録再生が同じレートRa(データが入ってくる速度と
RAMディスクに記録する速度とが等しくRaであ
る。)なのでバッファの占有率も変化せず、図4(a)
に示したように、記録開始後はフラットになる。
【0024】ヘッドは記録用ヘッド4、再生用ヘッド7
と2つのヘッドが存在しているので、記録と同時に、再
生も出来る。再生はレートRaで読み出し、第2のバッ
ファ9に蓄えられ、最大maxになったところでデコー
ドを開始する。符号化レートRbは伝送レートRaより
も小さいので、第2のバッファ9は図4(b)に示すよ
うに上限に張り付いて、ヘッドを戻す(スキップ)動作
を連続することで最大以上は読み出しを停止する。
【0025】つぎに、本発明の符号化信号伝送記録再生
装置の一実施例の1ヘッド方式の場合の記録再生タイミ
ングについて、図5を使用して以下に説明する。図5
(a)は入力データが第1のバッファ23に伝送レート
Raで入力され、記録開始時刻にレートRaより、少な
くとも2倍以上速いレートRcで記録されている状態を
示す。そのためデータバッファが、その分減少する。減
少した分が再度レートRaで充足するまでの時間に、ヘ
ッド24Pは記録から再生に切り換えられて、再生を行
なう。基本的にレートRaに対して、2倍速いレートR
cで記録した場合、記録している時間と、再生している
時間は半分ずつ分配されることになる。
【0026】図5(b) は再生区間に記録媒体26から再
生ヘッド24Pにより記録信号を再生して、第3の伝送
レートRcで第2のバッファ28にバースト的に入力さ
れる状況を示したものである。第2のバッファ28は各
ピクチャがデコードされるときに減少し、上記再生期間
(再生時間)になるまで、増減しない。このようなバー
スト的な入力をその各ピクチャー表示期間(1/29.
97秒(sec))で平均化して示したものが図5(c)
である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、記録再生別ヘッド方
式、兼用ヘッド方式を問わずいずれの場合も、符号化信
号を記録媒体に全て記録しながら、一方で、符号化信号
が記録媒体に全て記録するまで待つことなく、記録開始
と同時に再生を行なうことも、符号化信号を記録媒体に
全て記録しながら、既に記録されている別の符号化デー
タの再生を行なうことも可能になる。
【0028】また、本発明によれば、第1のバッファに
記録された符号化信号が前記所定の量に達すると前記記
録媒体への書き込み命令の信号を前記記録用ヘッドに出
力し、第2のバッファが所定の量(バッファ占有率)に
達すると記録媒体からの読み出しを一時中止する信号を
再生ヘッドに出力するようにして第1及び第2のバッフ
ァの容量は常に管理されているので、バッファが前記符
号化信号、前記記録媒体からの読み出し信号によりオー
バーフローして記録系再生系がそれぞれ破綻してしまう
ことはなく、安定した記録再生を行なうことが可能にな
る。
【0029】また、本発明によれば、記録バッファに記
録された符号化信号が前記所定の量に達すると前記記録
媒体への書き込み命令の信号を前記記録用ヘッドに出力
し、または再生バッファが所定の量に達すると記録媒体
からの読み出しを一時中止する信号を再生ヘッドに出力
しているので、使用出来るバッファの容量の大きさの幅
に融通性があり、装置の変更もし易くなる。
【0030】また、本発明によれば、バッファの容量を
常に最大限に有効に使用出来るので、ヘッドの切り換え
回数を減少させることが出来、また、バッファを固定の
容量で使用するものよりも小さい容量のバッファを使用
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化信号記録再生装置(2ヘッド方
式)の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の符号化信号記録再生装置(1ヘッド方
式)の一実施例のブロック図である。
【図3】従来の符号化信号伝送記録再生装置の一例のブ
ロック図である。
【図4】本発明の符号化信号伝送記録再生装置(2ヘッ
ド方式)の一実施例の場合の記録再生タイミングの概念
を示した図である。
【図5】本発明の符号化信号伝送記録再生装置(1ヘッ
ド方式)の一実施例の場合の記録再生タイミングの概念
を示した図である。
【符号の説明】
1A,21A,31A 音声符号化部 1V,21V,31V 画像符号化部 2,22,32 多重化器 3,23 第1のバッファ(バッファメモリ、記録バッ
ファ) 4 記録用ヘッド 5,25 データ書き込み制御部 6,26,35 記録媒体(RAMディスク) 7 再生用ヘッド 8,27 再生データ選択部 9,28 第2のバッファ(バッファメモリ、再生バッ
ファ) 10,29 データ読み取り制御部 11,30,37 多重分離部 12A,31A,38A 音声復号化部 12V,31V,38V 画像復号化部 24,24P,24R,34,34P,34R 記録再
生用ヘッド(記録再生兼用ヘッド) 33,36 バッファ(バッファメモリ)Ra 第1の伝送レート Rb 第2の伝送レート Rc 第3の伝送レート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化信号を記録媒体に記録再生する符号
    化信号記録再生装置において、 前記符号化信号を所定の量だけバッファリングする第1
    のバッファと、 前記第1のバッファの出力を所定の伝送レートで前記記
    録媒体に記録する記録用ヘッドと、前記第1のバッファに記録された符号化信号が前記所定
    の伝送レートにより前記所定の量に達すると前記記録媒
    体への書き込み命令の信号を前記記録用ヘッドに出力す
    るデータ書き込み制御部と、 前記記録用ヘッドにより直前に記録された符号化信号、
    または既に記録されている別の符号化信号のいずれを再
    生するか選択する再生データ選択部と、 前記記録媒体の直前に記録された記録領域、または既に
    記録されている別の符号化信号記録領域から記録信号を
    再生する再生用ヘッドと、 前記再生用ヘッドにより前記所定の伝送レートでバース
    ト的に読み出してバッファリングし、符号化信号を再生
    時間長で再生する第2のバッファと、 前記第2のバッファに記録された符号化信号が所定の量
    に達すると前記記録媒体からの読み出しを一時中止させ
    信号を前記再生用ヘッドに出力するデータ読み取り制
    御部とより構成したことを特徴とする符号化信号記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】符号化信号を記録媒体に記録再生する符号
    化信号記録再生装置において、 前記符号化信号を所定の伝送レートにより所定の量だけ
    バッファリングする第1のバッファと、 前記第1のバッファの出力を前記所定の伝送レートより
    速い伝送レートで前記記録媒体に記録し、再生時には、
    前記記録媒体に直前に記録された記録領域、または既に
    前記記録媒体に記録されている別の符号化信号記録領域
    のいずれかから記録信号を再生する記録再生兼用ヘッド
    と、前記第1のバッファに記録された符号化信号が前記所定
    の伝送レートにより前記所定の量に達すると前記記録媒
    体への書き込み命令の信号を前記記録再生兼用ヘッドに
    出力するデータ書き込み制御部と、 前記記録再生兼用ヘッドにより直前に記録された符号化
    信号、または既に記録されている別の符号化信号のいず
    れを再生するか選択する再生データ選択部と、 前記第1のバッファにバッファリングしている時間に、
    前記記録再生兼用ヘッドにより前記所定の伝送レートよ
    り速い伝送レートでバースト的に読み出してバッファリ
    ングし、符号化信号を再生時間長で再生する第2のバッ
    ファと、 前記第2のバッファに記録された符号化信号が所定の量
    に達すると前記記録媒体からの読み出しを一時中止させ
    信号を前記記録再生兼用ヘッドに出力するデータ読み
    取り制御部とより構成したことを特徴とする符号化信号
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1または請求項2に記載の符号
    化信号記録再生装置において、 前記記録媒体は、読み書き可能なディスクであることを
    特徴とする符号化信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】符号化信号を記録媒体に記録用ヘッドと再
    生用ヘッドにより記録再生する符号化信号記録再生方法
    において、第1のバッファに記録された符号化信号が所定の伝送レ
    ートにより所定の量に達すると前記所定の伝送レートに
    より 所定の量だけ前記第1のバッファによりバッファリ
    ングされた前記符号化信号を前記記録媒体に前記所定の
    伝送レートで前記記録用ヘッドにより記録し、同時に、
    直前に記録された符号化信号、または既に記録されてい
    る別の符号化信号を再生データ選択部により選択して、
    前記再生用ヘッドにより第1の伝送レートでバースト的
    に読み出して第2のバッファに記録し、記録された符号
    化信号が所定の量に達すると前記記録媒体からの読み出
    しを一時中止させ、前記符号化信号を再生時間長で前記
    第2のバッファから再生することを特徴とする符号化信
    号記録再生方法。
  5. 【請求項5】符号化信号を記録媒体に記録再生兼用ヘッ
    ドにより記録再生する符号化信号記録再生方法におい
    て、第1のバッファに記録された符号化信号が所定の伝送レ
    ートにより所定の量に達すると前記 所定の量だけ前記
    1のバッファによりバッファリングされた前記符号化信
    号を前記記録媒体に前記所定の伝送レートより速い伝送
    レートで前記記録再生兼用ヘッドにより記録し、同時
    に、直前に記録された前記所定の伝送レートより速い伝
    送レートで符号化された符号化信号、または既に記録さ
    れている別の符号化信号を再生データ選択部により選択
    し、前記第1のバッファにバッファリングしている時間
    に、前記記録再生兼用ヘッドにより前記所定の伝送レー
    トより速い伝送レートでバースト的に読み出して第2の
    バッファに記録し、記録された符号化信号が所定の量に
    達すると前記記録媒体からの読み出しを一時中止させ、
    符号化信号を再生時間長で前記第2のバッファから再生
    することを特徴とする符号化信号記録再生方法。
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