JP2573742B2 - 音声および画像再生装置 - Google Patents
音声および画像再生装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、媒体に記録された音楽データおよび画像デ
ータを再生する装置に関するものである。
ータを再生する装置に関するものである。
従来の技術 まず、音楽データと画像データを同時に再生する記録
媒体について説明する。
媒体について説明する。
第2図に記録媒体のフオーマツトを示す。第2図にお
いて、Vはビデオセクタ、Aはオーデイオセクタを表
す。ここでのセクタは、所定のサイズ毎に記録される単
位を表す。通常は、所定のサイズとしては、2048バイト
がとられることが多い。各セクタは、ヘツダ部(H)、
サブヘツダ部(SH)、およびビデオ画像データあるいは
オーデイオ(音楽)データから構成されており、ヘツダ
部には、同期信号の直後に、分、秒、セクタ、モードが
記録され、サブヘツダSHにはサブヘツダ情報、すなわ
ち、フアイルナンバー、チヤネルナンバー、サブモー
ド、コーデイングインフオメーシヨンが2重書きされて
いる。サブモードの詳細例を第3図に示す。第3図の各
ビツトナンバーの所に“1"がセツトされているかどうか
によつてそのセクタの内容が判別できる。第2図の場合
のオーデイオセクタであれば、第3図のbit2の所に“1"
がセツトされ、またビデオセクタであれば、同様にbit1
の所に“1"がセツトされる。第2図では、ビデオセクタ
とオーデイオセクタが、この場合は3:1の比率で連続的
に配置されている。このような配置は、インターリーブ
セクタと呼ばれる。この配置にすることによりビデオセ
クタを取り込み表示しながらオーデイオセクタを読み取
り再生する手法が可能になつている。この手法を、以下
に簡単に説明する。
いて、Vはビデオセクタ、Aはオーデイオセクタを表
す。ここでのセクタは、所定のサイズ毎に記録される単
位を表す。通常は、所定のサイズとしては、2048バイト
がとられることが多い。各セクタは、ヘツダ部(H)、
サブヘツダ部(SH)、およびビデオ画像データあるいは
オーデイオ(音楽)データから構成されており、ヘツダ
部には、同期信号の直後に、分、秒、セクタ、モードが
記録され、サブヘツダSHにはサブヘツダ情報、すなわ
ち、フアイルナンバー、チヤネルナンバー、サブモー
ド、コーデイングインフオメーシヨンが2重書きされて
いる。サブモードの詳細例を第3図に示す。第3図の各
ビツトナンバーの所に“1"がセツトされているかどうか
によつてそのセクタの内容が判別できる。第2図の場合
のオーデイオセクタであれば、第3図のbit2の所に“1"
がセツトされ、またビデオセクタであれば、同様にbit1
の所に“1"がセツトされる。第2図では、ビデオセクタ
とオーデイオセクタが、この場合は3:1の比率で連続的
に配置されている。このような配置は、インターリーブ
セクタと呼ばれる。この配置にすることによりビデオセ
クタを取り込み表示しながらオーデイオセクタを読み取
り再生する手法が可能になつている。この手法を、以下
に簡単に説明する。
コンパクトデイスクでは、1セクタのサイズが2048バ
イトであり、1秒間に75セクタで構成されており、した
がつて2048×75=150Kバイト/秒の転送レートでデータ
が読み出される。第2図の例では、ビデオデータとオー
デイオデータのセクタ比率は、3:1であるから、ビデオ
データは、約115Kバイト/秒、オーデイオデータは、約
38Kバイト/秒のそれぞれの転送レートである。オーデ
イオデータは、この転送レートよりもデータが少ないと
再生するデータがなくなり音切れが生じるし、また多け
れば音楽再生装置内のバツフアメモリがオーバーフロー
を生じ異常音が再生される。画像データは、ある1つの
画面構成データが115Kバイトであれば、データを読み込
んで表示するのに約1秒間かかることになる。画像デー
タは、音声の場合と違つて所定の配置のメモリに順次書
き込まれ、メモリのアンダーフローあるいはオーバーフ
ローが基本的には発生することはない。このビデオとオ
ーデイオのデータを交互に読み込むことにより、画像再
生をしながら音楽再生を可能にしている。
イトであり、1秒間に75セクタで構成されており、した
がつて2048×75=150Kバイト/秒の転送レートでデータ
が読み出される。第2図の例では、ビデオデータとオー
デイオデータのセクタ比率は、3:1であるから、ビデオ
データは、約115Kバイト/秒、オーデイオデータは、約
38Kバイト/秒のそれぞれの転送レートである。オーデ
イオデータは、この転送レートよりもデータが少ないと
再生するデータがなくなり音切れが生じるし、また多け
れば音楽再生装置内のバツフアメモリがオーバーフロー
を生じ異常音が再生される。画像データは、ある1つの
画面構成データが115Kバイトであれば、データを読み込
んで表示するのに約1秒間かかることになる。画像デー
タは、音声の場合と違つて所定の配置のメモリに順次書
き込まれ、メモリのアンダーフローあるいはオーバーフ
ローが基本的には発生することはない。このビデオとオ
ーデイオのデータを交互に読み込むことにより、画像再
生をしながら音楽再生を可能にしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような従来の構成では、1秒間に
画像を複数枚表示するには、1画面のデータ画素を少な
くするか、データを圧縮して記録し、再生時に伸張する
手法が用いられる。1画面のデータ量を10Kバイト程度
に圧縮したとしても、10枚/秒の表示しかできないとい
う問題を有していた。
画像を複数枚表示するには、1画面のデータ画素を少な
くするか、データを圧縮して記録し、再生時に伸張する
手法が用いられる。1画面のデータ量を10Kバイト程度
に圧縮したとしても、10枚/秒の表示しかできないとい
う問題を有していた。
本発明は上記問題に解決するものであり、従来の再生
方法とコンパチ性をとれる構成で、デイスクの回転数を
上げてデイスク自体からの転送速度を上げて読み取り、
所定のオーデイオの転送レートで正常にオーデイオを再
生しながら画像表示速度を上げることを可能とした音声
および画像再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
方法とコンパチ性をとれる構成で、デイスクの回転数を
上げてデイスク自体からの転送速度を上げて読み取り、
所定のオーデイオの転送レートで正常にオーデイオを再
生しながら画像表示速度を上げることを可能とした音声
および画像再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明の音声および画像表示
装置は、音楽データと画像データを所定のサイズ毎に管
理し、ヘツダ、サブヘツダを付してデジタル信号で記録
された媒体より読み出された音楽データを再生する音楽
データ再生部と、前記媒体より読み出された画像データ
を再生する画像データ再生部と、音声および画像再生用
プログラムを格納するメモリ部と、前記媒体を駆動する
駆動手段と、前記駆動手段を制御する駆動回路手段と、
前記媒体から記録信号を読みとる信号読みとり手段と、
前記信号読みとり手段で読みとられた信号を復調するデ
ータ信号復調回路手段と、前記データ信号復調手段から
の出力信号を入力し、前記ヘツダおよびサブヘツダの検
出を行い、データとサブヘツダ情報を分離して出力する
サブヘツダ検出手段と、前記プログラムを実行して読み
取るデータの位置を指定するドライブ制御信号およびn
倍(nは整数)の速度選択信号を出力し、前記サブヘツ
ダ情報に応じて、前記サブヘツダ検出手段から出力され
た画像データを前記画像データ再生部へ、あるいは音楽
データを1/nのデータレートで音楽データ再生部へ送出
するコントロール部と、前記コントロール部からのドラ
イブ制御信号および速度選択信号を入力し、前記駆動回
路手段およびサブヘツダ検出手段およびデータ信号復調
回路手段へ速度選択信号を伝達し、かつ前記駆動回路手
段を制御し、前記サブヘツダ手段からのサブヘツダ情報
をコントロール部へ送出するドライブ制御手段とを有す
ることを特徴とするものである。
装置は、音楽データと画像データを所定のサイズ毎に管
理し、ヘツダ、サブヘツダを付してデジタル信号で記録
された媒体より読み出された音楽データを再生する音楽
データ再生部と、前記媒体より読み出された画像データ
を再生する画像データ再生部と、音声および画像再生用
プログラムを格納するメモリ部と、前記媒体を駆動する
駆動手段と、前記駆動手段を制御する駆動回路手段と、
前記媒体から記録信号を読みとる信号読みとり手段と、
前記信号読みとり手段で読みとられた信号を復調するデ
ータ信号復調回路手段と、前記データ信号復調手段から
の出力信号を入力し、前記ヘツダおよびサブヘツダの検
出を行い、データとサブヘツダ情報を分離して出力する
サブヘツダ検出手段と、前記プログラムを実行して読み
取るデータの位置を指定するドライブ制御信号およびn
倍(nは整数)の速度選択信号を出力し、前記サブヘツ
ダ情報に応じて、前記サブヘツダ検出手段から出力され
た画像データを前記画像データ再生部へ、あるいは音楽
データを1/nのデータレートで音楽データ再生部へ送出
するコントロール部と、前記コントロール部からのドラ
イブ制御信号および速度選択信号を入力し、前記駆動回
路手段およびサブヘツダ検出手段およびデータ信号復調
回路手段へ速度選択信号を伝達し、かつ前記駆動回路手
段を制御し、前記サブヘツダ手段からのサブヘツダ情報
をコントロール部へ送出するドライブ制御手段とを有す
ることを特徴とするものである。
作用 上記構成により、速度選択信号により媒体の回転速度
をn倍に上げて、画像データをn倍数分早くデータを読
み取り表示するとともに、音楽データ再生部のバツフア
メモリがアンダーフローあるいはオーバーフローしない
ように読み取つた音楽データを1/nの通常のデータレー
トにして再生する。
をn倍に上げて、画像データをn倍数分早くデータを読
み取り表示するとともに、音楽データ再生部のバツフア
メモリがアンダーフローあるいはオーバーフローしない
ように読み取つた音楽データを1/nの通常のデータレー
トにして再生する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例における音声および画像再
生装置のブロツク図である。
生装置のブロツク図である。
本発明の音声および画像再生装置は、全体を統括して
制御する中央演算処理ユニット(以下、CPUと略す)1
と、CPU1で実行される音声および画像再生用プログラム
とデータを格納するリードオンリーメモリ(以下、ROM
と略す)2と、CPU1がプログラムを実行する際に使用さ
れるランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略す)3
と、デイスク媒体11を駆動する駆動モータ12と、駆動モ
ータ12を制御する駆動回路13と、デイスク媒体11からデ
ータ信号を読みとる信号読みとり部10と、信号読みとり
部10で読みとられたデータ信号を復調するデータ信号復
調回路7と、データ信号復調回路7で復調された信号よ
りヘツダおよびサブヘツダの検出を行い、データと同期
信号後のサブヘツダ情報を出力するサブヘツダ検出回路
8と、サブヘツダ検出回路8から出力されたデータを一
時格納するデータ読み出し部4と、データ読み出し部4
へ送出された音楽データを再生する音楽データ再生部5
と、データ読み出し部4から送出された画像データを再
生する画像データ再生部6と、CPU1より、デイスク媒体
11の何分何秒何セクタから再生するのかを示すドライブ
制御信号およびデイスク媒体11を標準あるいはn倍速
(nは整数)の速度で回転させることを示す速度選択信
号を入力し、駆動回路13、サブヘツダ検出回路8および
データ信号復調回路7へ速度選択信号を伝達し、かつ駆
動回路13を制御し、さらにサブヘツダ検出回路8から入
力したサブヘツダ情報をCPU1へ伝達するとともにデイス
ク媒体11の何分何秒何セクタから再生するのかを示すド
ライブ制御信号の情報と、デイスク媒体11の各セクタの
ヘツダ部に第2図に示すように記録された分、秒、セク
タの情報とが一致すると、サブヘツダ検出回路8へ一致
信号を出力し、再生を開始するドライブ制御部9とから
構成されている。
制御する中央演算処理ユニット(以下、CPUと略す)1
と、CPU1で実行される音声および画像再生用プログラム
とデータを格納するリードオンリーメモリ(以下、ROM
と略す)2と、CPU1がプログラムを実行する際に使用さ
れるランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略す)3
と、デイスク媒体11を駆動する駆動モータ12と、駆動モ
ータ12を制御する駆動回路13と、デイスク媒体11からデ
ータ信号を読みとる信号読みとり部10と、信号読みとり
部10で読みとられたデータ信号を復調するデータ信号復
調回路7と、データ信号復調回路7で復調された信号よ
りヘツダおよびサブヘツダの検出を行い、データと同期
信号後のサブヘツダ情報を出力するサブヘツダ検出回路
8と、サブヘツダ検出回路8から出力されたデータを一
時格納するデータ読み出し部4と、データ読み出し部4
へ送出された音楽データを再生する音楽データ再生部5
と、データ読み出し部4から送出された画像データを再
生する画像データ再生部6と、CPU1より、デイスク媒体
11の何分何秒何セクタから再生するのかを示すドライブ
制御信号およびデイスク媒体11を標準あるいはn倍速
(nは整数)の速度で回転させることを示す速度選択信
号を入力し、駆動回路13、サブヘツダ検出回路8および
データ信号復調回路7へ速度選択信号を伝達し、かつ駆
動回路13を制御し、さらにサブヘツダ検出回路8から入
力したサブヘツダ情報をCPU1へ伝達するとともにデイス
ク媒体11の何分何秒何セクタから再生するのかを示すド
ライブ制御信号の情報と、デイスク媒体11の各セクタの
ヘツダ部に第2図に示すように記録された分、秒、セク
タの情報とが一致すると、サブヘツダ検出回路8へ一致
信号を出力し、再生を開始するドライブ制御部9とから
構成されている。
以上のように構成された音声および画像再生装置の動
作を以下説明する。
作を以下説明する。
CPU1は、再生用プログラムを実行してドライブ制御部
9に対し、ドライブ制御信号と速度選択信号を出力し、
またドライブ制御部9よりセクタの情報を示すサブヘツ
ダ情報を入力する。速度選択信号を標準のn=1と倍速
のn=2とした例で説明する。
9に対し、ドライブ制御信号と速度選択信号を出力し、
またドライブ制御部9よりセクタの情報を示すサブヘツ
ダ情報を入力する。速度選択信号を標準のn=1と倍速
のn=2とした例で説明する。
まず、標準再生(n=1)を行う場合について説明す
る。
る。
標準再生のために、デイスク媒体11には第2図で説明
したフオーマツトにより音楽データ(Aセクタ)と画像
データ(Vセクタ)が記録されている。
したフオーマツトにより音楽データ(Aセクタ)と画像
データ(Vセクタ)が記録されている。
速度選択信号にn=1が設定され、再生を開始するM
分S秒Fセクタが設定されると、ドライブ制御部9はド
ライブ制御信号と速度選択信号を受取り、まず駆動回路
13とデータ信号復調回路7とサブヘツダ検出回路8へ速
度選択信号を伝達する。この場合は、標準速度である。
次に、駆動回路13を介して駆動モータ12を動作させ指定
の場所へシークし、デイスク媒体11を指定の標準の回転
速度で回転させる。一方デイスク媒体11から信号読み取
り部10にて記録信号が読みとられ、データ信号復調回路
7にて復調され、データはサブヘツダ検出回路8へと送
られる。ここでは、第2図のように各セクタ毎にセクタ
データを処理する。まず、セクタ単位の処理は、先頭の
ヘツダ部が読み込まれ、同期信号後のサブヘツダ情報と
オーデイオあるいはビデオのデータとを分離し、サブヘ
ツダ情報をドライブ制御部9へ送り、ドライブ制御部9
から前記一致信号が送られてくると、音楽データおよび
画像データをデータ読みだし部4へ送る。一方、ROM2に
格納された再生用プログラムはCPU1により実行され、サ
ブヘツダ情報をドライブ制御部9から受け取り、オーデ
イオデータかあるいはビデオデータかを判別し、データ
読みだし部4からのデータをオーデイオデータであれ
ば、音楽データ再生部5へ送出し、ビデオデータであれ
ば画像データ再生部6へ送出してそれぞれ再生する。
分S秒Fセクタが設定されると、ドライブ制御部9はド
ライブ制御信号と速度選択信号を受取り、まず駆動回路
13とデータ信号復調回路7とサブヘツダ検出回路8へ速
度選択信号を伝達する。この場合は、標準速度である。
次に、駆動回路13を介して駆動モータ12を動作させ指定
の場所へシークし、デイスク媒体11を指定の標準の回転
速度で回転させる。一方デイスク媒体11から信号読み取
り部10にて記録信号が読みとられ、データ信号復調回路
7にて復調され、データはサブヘツダ検出回路8へと送
られる。ここでは、第2図のように各セクタ毎にセクタ
データを処理する。まず、セクタ単位の処理は、先頭の
ヘツダ部が読み込まれ、同期信号後のサブヘツダ情報と
オーデイオあるいはビデオのデータとを分離し、サブヘ
ツダ情報をドライブ制御部9へ送り、ドライブ制御部9
から前記一致信号が送られてくると、音楽データおよび
画像データをデータ読みだし部4へ送る。一方、ROM2に
格納された再生用プログラムはCPU1により実行され、サ
ブヘツダ情報をドライブ制御部9から受け取り、オーデ
イオデータかあるいはビデオデータかを判別し、データ
読みだし部4からのデータをオーデイオデータであれ
ば、音楽データ再生部5へ送出し、ビデオデータであれ
ば画像データ再生部6へ送出してそれぞれ再生する。
次に倍速再生(n=2)を行う場合について説明す
る。
る。
倍速再生のための音楽データと画像データを同時に再
生する記録媒体のフオーマツトを第4図に示す。Vはビ
デオセクタ、Aは通常再生用のオーデイオセクタ、BAは
倍速再生用のオーデイオセクタを表す。BAセクタは、A
セクタの1/2のレートのセクタ比率で配置される。これ
は、音楽データ再生部5のバツフアのアンダーフローあ
るいはオーバーフローを防ぐためである。また通常再生
用の内容と同じ音楽を記録しておくと通常再生と倍速再
生とで同じ音楽内容となりコンパチ性が損なわれない。
生する記録媒体のフオーマツトを第4図に示す。Vはビ
デオセクタ、Aは通常再生用のオーデイオセクタ、BAは
倍速再生用のオーデイオセクタを表す。BAセクタは、A
セクタの1/2のレートのセクタ比率で配置される。これ
は、音楽データ再生部5のバツフアのアンダーフローあ
るいはオーバーフローを防ぐためである。また通常再生
用の内容と同じ音楽を記録しておくと通常再生と倍速再
生とで同じ音楽内容となりコンパチ性が損なわれない。
ROM2に格納された再生用プログラムはCPU1により実行
され、まずn=2すなわち倍速で回転するように速度選
択信号が設定されドライブ制御部9へ送出される。また
再生する部分のM分S秒Fセクタの情報も設定されドラ
イブ制御信号としてドライブ制御部9へ送出される。ド
ライブ制御部9では、これらの情報をもとにまず駆動回
路13とデータ信号復調回路7とサブヘツダ検出回路8へ
倍速の速度選択信号を伝達する。次に駆動回路13、駆動
モータ12を介してデイスク媒体11を倍速回転させる。デ
イスク媒体11から信号読み取り部10が信号を読みだし、
データ信号復調回路7において倍速データの復調が行わ
れる。サブヘツダ検出回路8では、サブヘツダ情報とオ
ーデイオあるいはビデオデータとが分離される。
され、まずn=2すなわち倍速で回転するように速度選
択信号が設定されドライブ制御部9へ送出される。また
再生する部分のM分S秒Fセクタの情報も設定されドラ
イブ制御信号としてドライブ制御部9へ送出される。ド
ライブ制御部9では、これらの情報をもとにまず駆動回
路13とデータ信号復調回路7とサブヘツダ検出回路8へ
倍速の速度選択信号を伝達する。次に駆動回路13、駆動
モータ12を介してデイスク媒体11を倍速回転させる。デ
イスク媒体11から信号読み取り部10が信号を読みだし、
データ信号復調回路7において倍速データの復調が行わ
れる。サブヘツダ検出回路8では、サブヘツダ情報とオ
ーデイオあるいはビデオデータとが分離される。
ドライブ制御部9の一致信号によりデータ読み出し部
4へ送られたビデオデータは、倍速度で画像データ再生
部6へ送られ、所定のメモリへ書き込まれる。ビデオデ
ータの場合は、転送レートが早くなつても問題はない。
ビデオの場合は、第3図のエンドオブフアイル、リアル
タイムセクタ、トリガ、エンドオブレコードなどの各種
のフラグを基に各種の動作が規定されるからである。す
なわち、データ転送レートの速度に関係なく、エンドオ
ブフアイルフラグが設定されていると、フアイルの最終
を意味し、エンドオブレコードフラグがセツトされてい
ると1つのブロツク(レコード)の区切りを意味するか
らである。
4へ送られたビデオデータは、倍速度で画像データ再生
部6へ送られ、所定のメモリへ書き込まれる。ビデオデ
ータの場合は、転送レートが早くなつても問題はない。
ビデオの場合は、第3図のエンドオブフアイル、リアル
タイムセクタ、トリガ、エンドオブレコードなどの各種
のフラグを基に各種の動作が規定されるからである。す
なわち、データ転送レートの速度に関係なく、エンドオ
ブフアイルフラグが設定されていると、フアイルの最終
を意味し、エンドオブレコードフラグがセツトされてい
ると1つのブロツク(レコード)の区切りを意味するか
らである。
しかし、オーデイオデータは、倍速度でデータを音楽
データ再生部5へ送るとバツフアがオーバーフローして
しまう。すなわち、音楽データ再生部5の出力側で処理
して出力するデータサイズがDであれば、入力されてく
るデータは、n×D分のサイズであるからである。ここ
で、CPU1は、n=2の倍速度でデータが取り込まれるの
で、データ読み出し部4へ送られたオーデイオデータを
1/2のデータレートにして音楽データ再生部5へ送る。
第4図の倍速再生のBAオーデイオセクタは、通常再生の
Aセクタの半分のセクタレートである。すなわち、バツ
フアのアンダーフローあるいはオーバーフローもなくオ
ーデイオデータを再生することができる。
データ再生部5へ送るとバツフアがオーバーフローして
しまう。すなわち、音楽データ再生部5の出力側で処理
して出力するデータサイズがDであれば、入力されてく
るデータは、n×D分のサイズであるからである。ここ
で、CPU1は、n=2の倍速度でデータが取り込まれるの
で、データ読み出し部4へ送られたオーデイオデータを
1/2のデータレートにして音楽データ再生部5へ送る。
第4図の倍速再生のBAオーデイオセクタは、通常再生の
Aセクタの半分のセクタレートである。すなわち、バツ
フアのアンダーフローあるいはオーバーフローもなくオ
ーデイオデータを再生することができる。
このように、2倍速度の再生時には取り込まれるオー
デイオデータは1/2のサイズのデータ量にして音楽デー
タ再生部5へ送ることにより、オーデイオデータのバツ
フアが過不足にならないようにすることができ、またビ
デオデータはそのまま画像データ再生部6へそのまま送
ることにより、正常な音楽の再生と共に画像の再生を約
2倍で行うことができる。
デイオデータは1/2のサイズのデータ量にして音楽デー
タ再生部5へ送ることにより、オーデイオデータのバツ
フアが過不足にならないようにすることができ、またビ
デオデータはそのまま画像データ再生部6へそのまま送
ることにより、正常な音楽の再生と共に画像の再生を約
2倍で行うことができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、デイスクの回転
速度をn倍に上げることにより、画像再生の1枚あたり
画像データを読み込んで表示する時間を短くでき、ある
いは1秒間あたりの画像再生枚数を多くすることができ
るとともに、音楽データ再生部への再生データレートを
一定に保ちながら、静止画再生装置においても動画再生
に近い再生ができ、その実用的効果は大きい。
速度をn倍に上げることにより、画像再生の1枚あたり
画像データを読み込んで表示する時間を短くでき、ある
いは1秒間あたりの画像再生枚数を多くすることができ
るとともに、音楽データ再生部への再生データレートを
一定に保ちながら、静止画再生装置においても動画再生
に近い再生ができ、その実用的効果は大きい。
第1図は本発明の一実施例における音声および画像再生
装置の構成図、第2図はオーデイオセクタとビデオセク
タのインターリーブされたデイスクのフオーマツト、第
3図は第2図のサブモードのフオーマツト、第4図は通
常再生と倍速再生のオーデイオセクタとビデオセクタの
インターリーブされたデイスクのフオーマツトである。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……データ読み
だし部、5……音楽データ再生部、6……画像データ再
生部、7……データ信号復調回路、8……サブヘツダ検
出回路、9……ドライブ制御部、10……信号読み取り
部、11……デイスク媒体、12……駆動モータ、13……駆
動回路。
装置の構成図、第2図はオーデイオセクタとビデオセク
タのインターリーブされたデイスクのフオーマツト、第
3図は第2図のサブモードのフオーマツト、第4図は通
常再生と倍速再生のオーデイオセクタとビデオセクタの
インターリーブされたデイスクのフオーマツトである。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……データ読み
だし部、5……音楽データ再生部、6……画像データ再
生部、7……データ信号復調回路、8……サブヘツダ検
出回路、9……ドライブ制御部、10……信号読み取り
部、11……デイスク媒体、12……駆動モータ、13……駆
動回路。
Claims (1)
- 【請求項1】音楽データと画像データを所定のサイズ毎
に管理し、ヘツダ、サブヘツダを付してデジタル信号で
記録された媒体より読み出された音楽データを再生する
音楽データ再生部と、前記媒体より読み出された画像デ
ータを再生する画像データ再生部と、音声および画像再
生用プログラムを格納するメモリ部と、前記媒体を駆動
する駆動手段と、前記駆動手段を制御する駆動回路手段
と、前記媒体から記録信号を読みとる信号読みとり手段
と、前記信号読みとり手段で読みとられた信号を復調す
るデータ信号復調回路手段と、前記データ信号復調手段
からの出力信号を入力し、前記ヘツダおよびサブヘツダ
の検出を行い、データとサブヘツダ情報を分離して出力
するサブヘツダ検出手段と、前記プログラムを実行して
読み取るデータの位置を指定するドライブ制御信号およ
びn倍(nは整数)の速度選択信号を出力し、前記サブ
ヘツダ情報に応じて、前記サブヘツダ検出手段から出力
された画像データを前記画像データ再生部へ、あるいは
音楽データを1/nのデータレートで音楽データ再生部へ
送出するコントロール部と、前記コントロール部からの
ドライブ制御信号および速度選択信号を入力し、前記駆
動回路手段およびサブヘツダ検出手段およびデータ信号
復調回路手段へ速度選択信号を伝達し、かつ前記駆動回
路手段を制御し、前記サブヘツダ手段からのサブヘツダ
情報をコントロール部へ送出するドライブ制御手段と、
を有することを特徴とする音声および画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32441090A JP2573742B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 音声および画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32441090A JP2573742B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 音声および画像再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04192158A JPH04192158A (ja) | 1992-07-10 |
JP2573742B2 true JP2573742B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=18165491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32441090A Expired - Fee Related JP2573742B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 音声および画像再生装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2573742B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003288754A (ja) * | 1993-03-26 | 2003-10-10 | Sony Corp | 再生装置 |
JP2001277609A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2001293914A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像形成装置、データ処理方法および記憶媒体 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP32441090A patent/JP2573742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04192158A (ja) | 1992-07-10 |
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