JPH07222109A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH07222109A
JPH07222109A JP6014388A JP1438894A JPH07222109A JP H07222109 A JPH07222109 A JP H07222109A JP 6014388 A JP6014388 A JP 6014388A JP 1438894 A JP1438894 A JP 1438894A JP H07222109 A JPH07222109 A JP H07222109A
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JP6014388A
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Inventor
Takashi Ito
孝 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画像の記録された記録媒体からの再生情報
をもとに、任意の速度の画像表示を可能ならしめる。 【構成】 読出手段11は、記録媒体10から情報列を
読み出して読出信号Aを出力し、切替手段14,19
は、再生位置が各シーケンスの先頭部分で符号化状態に
対応して復号状態を切り替え、信号処理手段13,14
は、読出信号からIピクチャを検出するとともに、該I
ピクチャの位置情報を分離し、位置指定手段19は、位
置情報をもとに次に読み出すべき情報列の位置を指定
し、メモリ31は分離されたIピクチャから読出信号の
画像情報が蓄積開始され、位置制御手段19,15は、
Iピクチャのメモリ31への蓄積が終了後、記録媒体1
0からの読出手段11による読出位置を変更し、メモリ
読出手段32はメモリ31から蓄積された動画像情報を
読み出し、画像信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報が記録された記録
媒体から情報を再生する再生装置に関する。以下には便
宜上、ISO−10149規格などに開示されたいわゆ
るCD−ROMに、画像情報がMPEG1と通称されて
いるISO−11172規格などに開示された画像情報
の符号化方式を用いて記録された記録媒体を再生し、画
像信号を出力する装置を例に説明するが、本発明がこの
範囲に限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来の方式として以下
のものがあった。CD−ROMにMPEG1符号化方式
を用いて動画像を記録することにより、いわゆるレーザ
ディスクと比べて小型の動画再生システムが、カラオケ
CD、ビデオCDとして伝えられている。これを実現す
るものとして以下のものが考えられる。図11はCD−
ROMの基本フォーマット図であり、セクター構造を示
している。図において、1は同期信号,セクターアドレ
スなどが記録されているセクターヘッダ部、2はMPE
G1符号化方式などによる2048kBのビット列が記
録されるデータ部、3は誤り制御符号が記録されるEC
C部である。
【0003】データ部2に記録されるMPEG1符号化
方式による動画像データは、フレーム単位に符号化され
る。各フレームは、当該フレームの画像情報のみにより
ディスクリートコサイン変換,量子化,可変長符号化な
どの技術により圧縮符号化されるIピクチャ、当該フレ
ームと直前のIピクチャまたはPピクチャとの差の情報
などにより圧縮符号化されるPピクチャ,当該フレーム
と直前または直後のIピクチャまたはPピクチャとの差
の情報などにより圧縮符号化されるBピクチャとして符
号化され、各フレーム情報にはフレームの区切り、Iピ
クチャかPピクチャかBピクチャかの識別情報などが付
加されて、符号化動画像のビット列となる。また、IS
O−11172には規定されていないが、Iピクチャは
最長2秒毎にはビット列中に置かれているものとする。
【0004】図12はMPEG1符号化方式による符号
化動画像のビット列を示すフォーマット図である。1つ
の動画像の先頭部分にはシステムヘッダ5と、シーケン
スヘッダ6と、シーケンスヘッダ6以降のビット列の復
号に必要な逆量子化テーブル7と、ビット列の終端を示
すエンドマーク8がある。
【0005】また、同ビット列の途中にもシーケンスヘ
ッダ6と、逆量子化テーブル7を置くことも許されてい
る。また、逆量子化テーブル7は置かれていなくてもよ
く、この場合にはISO−11172に示された既定値
を用いて復号することが規定されている。また、ISO
−11172には規定されていないが、シーケンスヘッ
ダ6のディスク10上のセクター番号での位置(SH
1,SH2,・・,SHn,・・)はディスク10上の
特定のファイルSHFに集約して記録されているものと
し、また、SHnとSHn−1とは2.5秒分以上離れ
ているものとする。
【0006】尚、SHFファイルからのデータの読みだ
しについては、ISO−9660に規定されたCD−R
OMのファイルシステムを有するCD−ROMディスク
から任意のファイルを読みだすことが、いわゆるCD−
ROMドライブとパーソナルコンピュータなどとの組合
せにおいて実現されていることから、衆知のことがらで
ある。このフォーマットによるビット列を復号する場合
には逆量子化テーブル7を用いて行う。
【0007】上記CD−ROMディスクよりビット列を
取り出して、動画像を出力する再生装置として以下のも
のが考えられる。
【0008】図13は従来の再生装置のブロック回路図
であり、図において、10はCD−ROMのディスク、
11はディスク10に光を集光照射し、記録されている
情報列による反射光の変化を電気信号Aとして出力する
光ピックアップ、12は光ピックアップ11からの電気
信号をビット列Bに変換する増幅器、13はビット列を
ISO−10149に規定された符号化方式にもとづき
EFM復調、誤り制御を行い、セクターヘッダ部の情報
Cと、データ部の情報Dを出力するCD−ROMデコー
ダ、14はデータ部の情報をMPEG1符号化方式にも
とづき復号し、動画像のディジタル情報Eをフレームご
とに出力するMPEGデコーダ、15は光ピックアップ
11からの照射光がディスク10にピットの形で記録さ
れたビット列を追跡するように制御を行うサーボ回路、
16はCD−ROMデコーダ14により制御されディス
ク10を回転駆動するモータ、17はモータ16を駆動
する増幅器、18は動画像情報Eを受け画像を表示する
表示器、19はサーボ回路15などに指令を送るマイク
ロコンピュータ(以下、「マイコン」と称する)であ
る。
【0009】次に動作について説明する。マイコン19
は、サーボ回路15に対し光ピックアップ11をディス
ク10上のシステムヘッダ5の記録されている位置に移
動させ、ピットの読み取りを開始する。MPEGデコー
ダ14は、ビット列Bからシステムヘッダ5,シーケン
スヘッダ6を検出し、MPEG1符号化方式に基づき復
号し、動画像を表示器18上に表示させる。この動作は
通常の再生動作であるが、VTRなどで行われている高
速再生と、逆方向の低速再生動作の可能性について以下
に示す。
【0010】まず、低速の逆方向再生については、IS
O−11172では復号された動画像情報Eをメモリに
蓄えておき、このメモリから逆順で情報を取り出せばよ
いとしか示されていない。この考えを単純にこの従来例
に当てはめると、システムヘッダ5で始まり、エンドマ
ーク8で終わるビット列を全て復号し、復号された動画
像情報Eを全てメモリに蓄えておき、このメモリから逆
順で情報を取り出すことになり、巨大なメモリが必要と
なる。また、全ての復号を終えなければ画像を表示でき
ず、再生開始から画像表示までの時間がかかりすぎる。
【0011】次に、高速再生については、VTRで実現
している数十倍速が一つの高速度の目安となる。ディジ
タル信号としては、ディスク10を高速で回転させるこ
とによりビットの再生、信号処理速度を上げれば高速再
生可能である。しかし、これを実施するには、MPEG
デコーダ14の信号処理速度が現実にはあまり高速には
できず、数倍が限度である。また、信号処理はできたと
しても、符号化時のフレーム速度と異なった速度でMP
EGデコーダ14から同画像が出力され、動画像情報E
のフレーム周波数が変化してしまい、このため表示器1
8は画像として表示できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の再
生装置においては、ディスク10に記録された動画像を
単純に出力することはできるものの、VTRやレーザデ
ィスクプレーヤで行われているような、出力画像のフレ
ームの更新速度を低速、または高速にすること、あるい
は、逆方向に出力することはできない。
【0013】本発明の目的はかかる従来方式の欠点を解
消し、少なくとも最低限必要な情報を記録媒体から任意
の速度、任意の方向で取り出せる再生装置を得ることに
ある。
【0014】また、ディジタル動画像が記録された記録
媒体から動画像を出力する再生装置において、出力画像
のフレームの更新速度を低速、または高速にすること、
あるいは、逆方向に出力することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る再
生装置は、画像情報と位置情報とが情報列として記録さ
れた記録媒体を再生し、画像信号を出力する再生装置で
あって、上記記録媒体は少なくともIピクチャが他の画
像情報と独立して記録され、かつ、Iピクチャの記録媒
体上における記録位置の最大周期が制限されたものであ
って、記録媒体との相対運動により記録されている情報
列を読み出し、読出信号を出力する読出手段と、上記読
出信号から上記Iピクチャを分離する信号処理手段と、
次に読み出すべき情報列の位置を指定する位置指定手段
と、上記分離されたIピクチャを画像信号として出力す
る画像出力手段とを備えたものである。
【0016】請求項2の発明に係る再生装置は、複数の
シーケンスの各々が複数の画像情報で構成され、一部の
シーケンスは他のシーケンスと異なる符号化状態である
情報列として記録された記録媒体を再生し、画像信号を
出力する再生装置であって、上記記録媒体は少なくとも
Iピクチャが他の画像情報と独立して符号化され、か
つ、各Iピクチャの記録媒体上における記録位置の最大
周期が制限されたものであって、記録媒体との相対運動
により記録されている情報列を読み出し、読出信号を出
力する読出手段と、再生位置が上記各シーケンスの先頭
部分にて、上記符号化状態に対応して、復号状態を切り
替える切替手段と、上記読出信号から上記Iピクチャを
分離する信号処理手段と、次に読み出すべき情報列の位
置を指定する位置指定手段と、上記分離されたIピクチ
ャを画像信号として出力する画像出力手段とを備えたも
のである。
【0017】請求項3の発明に係る再生装置は、データ
が複数箇所の区切りマークと位置情報とともに情報列と
して順次記録された記録媒体から情報列を再生する再生
装置であって、記録媒体との相対運動により記録されて
いる情報列を読み出し、読出信号を出力する読出手段
と、上記読出信号を受け、上記区切りマークを分離する
信号処理手段と、上記分離された区切りマークから上記
読出信号が蓄積開始されるメモリと、上記蓄積される読
出信号の位置情報を記憶する記憶手段と、上記メモリへ
の蓄積が終了後、上記記憶された位置情報をもとに上記
記録媒体からの読出手段による読出位置を変更する位置
制御手段と、上記メモリから蓄積された信号を読み出す
メモリ読出手段とを備えたものである。
【0018】請求項4の発明に係る再生装置は、画像情
報が情報列として記録された記録媒体を再生し、画像信
号を出力する再生装置であって、上記記録媒体は少なく
ともIピクチャが他の画像情報と独立して記録され、か
つ、Iピクチャの記録媒体上における記録位置の最大周
期が制限されたものであって、記録媒体との相対運動に
より記録されている情報列を読み出し、読出信号を出力
する読出手段と、上記読出信号から上記Iピクチャを検
出するとともに、該Iピクチャの位置情報を分離する信
号処理手段と、上記位置情報をもとに、次に読み出すべ
き情報列の位置を指定する位置指定手段と、上記分離さ
れたIピクチャから上記読出信号の画像情報が蓄積開始
されるメモリと、上記Iピクチャのメモリへの蓄積が終
了後、上記記録媒体からの読出手段による読出位置を変
更する位置制御手段と、上記メモリから蓄積されたIピ
クチャを読み出し、画像信号として出力するメモリ読出
手段とを備えたものである。
【0019】請求項5の発明に係る再生装置は、複数の
データが各データ内の複数箇所に区切りマークと位置情
報とともに情報列として順次記録されるとともに、上記
各データは複数の符号化状態の内のひとつである記録媒
体から情報列を再生する再生装置であって、記録媒体と
の相対運動により記録されている情報列を読み出し、読
出信号を出力する読出手段と、再生位置が上記各データ
の先頭部分にて、上記符号化状態に対応して、復号状態
を切り替える切替手段と、上記読出信号を受け、上記区
切りマークを分離する信号処理手段と、上記分離された
区切りマークから上記読出信号が蓄積開始されるメモリ
と、上記蓄積される読出信号の位置情報を記憶する記憶
手段と、上記メモリへの蓄積が終了後、上記記憶された
位置情報をもとに上記記録媒体からの読出手段による読
出位置を変更する位置制御手段と、上記メモリから蓄積
された信号を読み出すメモリ読出手段とを備えたもので
ある。
【0020】請求項6の発明に係る再生装置は、複数の
シーケンスの各々が複数の画像情報で構成され、一部の
シーケンスは他のシーケンスと異なる符号化状態である
情報列として記録された記録媒体を再生し、画像信号を
出力する再生装置であって、上記記録媒体は少なくとも
Iピクチャが他の画像情報と独立して符号化され、か
つ、各Iピクチャの記録媒体上における記録位置の最大
周期が制限されたものであって、記録媒体との相対運動
により記録されている情報列を読み出し、読出信号を出
力する読出手段と、再生位置が上記各シーケンスの先頭
部分にて、上記符号化状態に対応して、復号状態を切り
替える切替手段と、上記読出信号から上記Iピクチャを
検出するとともに、該Iピクチャの位置情報を分離する
信号処理手段と、上記位置情報をもとに、次に読み出す
べき情報列の位置を指定する位置指定手段と、上記分離
されたIピクチャから上記読出信号の画像情報が蓄積開
始されるメモリと、上記Iピクチャのメモリへの蓄積が
終了後、上記記録媒体からの読出手段による読出位置を
変更する位置制御手段と、上記メモリから蓄積されたI
ピクチャを読み出し、画像信号として出力するメモリ読
出手段とを備えたものである。
【0021】
【作用】請求項1の発明に係る再生装置の読出手段は、
記録媒体との相対運動により記録されている情報列を読
み出し、読出信号を出力し、信号処理手段は上記読出信
号から上記Iピクチャを分離し、位置指定手段は次に読
み出すべき情報列の位置を指定し、画像出力手段は上記
分離されたIピクチャを画像信号として出力する。
【0022】請求項2の発明に係る再生装置の読出手段
は、記録媒体との相対運動により記録されている情報列
を読み出し、読出信号を出力し、切替手段は再生位置が
上記各シーケンスの先頭部分にて、上記符号化状態に対
応して、復号状態を切り替え、信号処理手段は上記読出
信号から上記Iピクチャを分離し、位置指定手段は次に
読み出すべき情報列の位置を指定すると、画像出力手段
は上記分離されたIピクチャを画像信号として出力す
る。
【0023】請求項3の発明に係る再生装置の読出手段
は、記録媒体との相対運動により記録されている情報列
を読み出し、読出信号を出力し、信号処理手段は上記読
出信号を受け、上記区切りマークを分離し、メモリは上
記分離された区切りマークから上記読出信号が蓄積開始
され、記憶手段は上記蓄積される読出信号の位置情報を
記憶し、位置制御手段は上記メモリへの蓄積が終了後、
上記記憶された位置情報をもとに上記記録媒体からの読
出手段による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記
メモリから蓄積された信号を読み出す。
【0024】請求項4の発明に係る再生装置の読出手段
は、記録媒体との相対運動により記録されている情報列
を読み出し、読出信号を出力し、信号処理手段は上記読
出信号から上記Iピクチャを検出するとともに、該Iピ
クチャの位置情報を分離し、位置指定手段は上記位置情
報をもとに、次に読み出すべき情報列の位置を指定し、
メモリは上記分離されたIピクチャから上記読出信号の
画像情報が蓄積開始され、位置制御手段は上記Iピクチ
ャのメモリへの蓄積が終了後、上記記録媒体からの読出
手段による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記メ
モリから蓄積されたIピクチャを読み出し、画像信号と
して出力する。
【0025】請求項5の発明に係る再生装置の読出手段
は、記録媒体との相対運動により記録されている情報列
を読み出し、読出信号を出力し、切替手段は再生位置が
上記各データの先頭部分にて、上記符号化状態に対応し
て、復号状態を切り替え、信号処理手段は上記読出信号
を受け、上記区切りマークを分離し、メモリは上記分離
された区切りマークから上記読出信号が蓄積開始され、
記憶手段は上記蓄積される読出信号の位置情報を記憶
し、位置制御手段は上記メモリへの蓄積が終了後、上記
記憶された位置情報をもとに上記記録媒体からの読出手
段による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記メモ
リから蓄積された信号を読み出す。
【0026】請求項6の発明に係る再生装置の読出手段
は、記録媒体との相対運動により記録されている情報列
を読み出し、読出信号を出力し、切替手段は再生位置が
上記各シーケンスの先頭部分にて、上記符号化状態に対
応して、復号状態を切り替え、信号処理手段は上記読出
信号から上記Iピクチャを検出するとともに、該Iピク
チャの位置情報を分離し、位置指定手段は上記位置情報
をもとに、次に読み出すべき情報列の位置を指定し、メ
モリは上記分離されたIピクチャから上記読出信号の画
像情報が蓄積開始され、位置制御手段は上記Iピクチャ
のメモリへの蓄積が終了後、上記記録媒体からの読出手
段による読み出し位置を変更し、メモリ読出手段は上記
メモリから蓄積されたIピクチャを読み出し、画像信号
として出力する。
【0027】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例のブロック回路
図、図2はこの実施例1の動作の第1のフローチャート
である。図において、図13と同一符号はそれぞれ同一
または相当部分を示しており、30はディスク10を上
記従来例の4倍の速度で回転制御する点がCD−ROM
デコーダ13と異なるCD−ROMデコーダ、31はM
PEGデコーダ14からの動画像情報Fを最大4秒分蓄
積するメモリ、32はメモリ31から動画像情報Eを表
示器18が画像として表示可能な速度(30フレーム/
秒)で取り出し表示器18に送出するメモリ読出回路で
ある。
【0028】次に、上記構成による再生装置により、任
意の速度で動画像を逆方向に連続表示する動作について
説明する。まず、マイコン19は光ピックアップ11を
ディスク10上のSHFファイル位置に移動させるよう
にサーボ回路15に指令を送る。この時、マイコン19
は、CD−ROMデコーダ30からの情報Dに含まれる
ヘッダ1情報から再生中の位置(セクタ番号)を知り、
光ピックアップ11の移動を指示する。SHFファイル
のピットの読みだしを開始させ、CD−ROMデコーダ
30から出力される情報Dからシーケンスヘッダ6のセ
クター番号での位置(SH1,SH2,・・,SHn,
・・)を記憶する。次に、マイコン19は光ピックアッ
プ11を再生装置から出力を希望する動画像の記録され
たディスク10上の直前にあるシーケンスヘッダ6の位
置(SHn)に移動させるようにサーボ回路15に指令
を送り、ピットの読みだしを開始させる。
【0029】MPEGデコーダ14は、情報Dを受け、
このシーケンスヘッダ6に続いて記録されている逆量子
化テーブル7の内容を記憶する。さらに、マイコン19
は光ピックアップ11を再生装置から出力開始を希望す
る動画像の記録されたディスク10上の位置に光ピック
アップ11を移動させるようにサーボ回路15に指令を
送り、ピットの読みだしを開始させる。MPEGデコー
ダ14は情報Dを受け、長くとも2秒以内にはIピクチ
ャが検出され、検出されたことをマイコン19に知らせ
る。マイコン19はこの時にCD−ROMデコーダ30
から出力される情報CにもとづきIピクチャ位置である
セクター番号SC1を記憶する。MPEGデコーダ14
は、このIピクチャから復号を開始し、これに続くPピ
クチャ,Bピクチャを復号し、復号された画像情報Fを
メモリ31に順次蓄積する。メモリ読出回路32は、メ
モリ31の充満状態を監視している。
【0030】MPEGデコーダ14が上記Iピクチャの
復号を開始して後、この実施例1では2秒後に再びIピ
クチャがMPEGデコーダ14に入力される。すると、
MPEGデコーダ14はIピクチャが検出されたことを
マイコン19に知らせ、MPEGデコーダ14は復号を
停止し、メモリ31への情報Fの書き込みを停止する。
マイコン19は、画像を見る操作者からの操作により、
表示器18に逆方向の低速動画像を表示させる。即ち、
メモリ読出回路32に対し、メモリ31に情報Fが書き
込まれた順序と逆の順序でフレーム単位で画像情報Eを
低速(2フレーム/秒)で読みだし、表示器18には3
0フレーム/秒の繰り返し画像として出力するよう指示
する。これにより表示器18には、画像情報Eが2フレ
ーム/秒で更新される画像として送られ、ゆっくりとし
た逆転動画像が表示される。一方、メモリ31への情報
Fの書き込みが上記停止された時点では、メモリ31に
はその蓄積能力半分の2秒分の画像情報Fが蓄積されて
いる。
【0031】マイコン19は、サーボ回路15に対し、
再生位置を上記セクター番号SC1から2.5秒分手前
(セクター番号の小さい方向)に移動し、再生を開始す
る指示を出す。以下、同様にしてMPEGデコーダ14
は情報Dを受け、セクター番号がSCnの位置でIピク
チャが検出されたことをマイコン19に知らせる。マイ
コン19はこの時にCD−ROMデコーダ30から出力
される情報CにもとづきIピクチャ位置であるセクター
番号SC2を記憶する。MPEGデコーダ14は、この
Iピクチャから復号を再開し、これに続くBピクチャを
復号し、復号された画像情報Fをメモリ31に順次蓄積
する。
【0032】MPEGデコーダ14が上記Iピクチャの
復号を開始して後、この実施例1では2秒後に再びIピ
クチャがMPEGデコーダ14に入力される。すると、
MPEGデコーダ14は復号を停止し、メモリ31への
情報Fの書き込みを停止するとともに、Iピクチャが検
出されたことをマイコン19に知らせる。表示器18に
逆方向の低速動画像を表示させるマイコン19からメモ
リ読出回路32への指示は継続しているので、表示器1
8はゆっくりとした逆方向動画像の表示を継続する。一
方、メモリ31への情報Fの書き込みが上記停止された
時点では、メモリ31には、その蓄積能力ほぼ一杯の
3.5秒分の画像情報Fが蓄積されている。
【0033】メモリ31にはこれ以上書き込みは困難で
あるのでメモリ31から2フレーム/秒での画像情報E
の読みだしを継続する。すると、約22秒後に、メモリ
31には画像情報が2秒分蓄積されている状態となり、
再び書き込み可能となる。マイコン19はサーボ回路1
5に対し、再生位置を上記セクター番号SCnから2.
5秒分手前に移動し、再生を開始する指示を出す。
【0034】以上を繰り返し、再生位置がSHnより小
さなセクター番号となると、再生をSHnからSCnま
で行い、情報Fをメモリ31に書き込む。さらに、再生
位置をシーケンスヘッダ6が記録されているセクター位
置SHn−1に移動させ、ピットの読みだしを開始させ
る。MPEGデコーダ14は、情報Dを受け、このシー
ケンスヘッダ6に続いて記録されている逆量子化テーブ
ル7の内容により、すでに記憶している逆量子化テーブ
ル7の内容を更新する。さらに、マイコン19は光ピッ
クアップ11をセクター位置SHnから2.5秒分手前
に移動させ、上記動作を継続する(SHn−1<(SH
n−2.5秒分)<SHnとする)。
【0035】以下、同様にして断続的にディスク10か
らの信号再生を行うとともに、表示器18に低速の逆方
向再生の動画像を表示できる。
【0036】以上は低速の逆方向での動画像表示につい
て示した。次に、順方向の低速動画像表示について図1
と図3の第2のフローチャートをもとに説明する。な
お、SHFファイルの内容を読み取るまでは上記と同一
であるので説明を省略する。
【0037】マイコン19は、光ピックアップ11をシ
ーケンスヘッダ6の位置(SHn)に移動させるように
サーボ回路15に指令を送り、ピットの読みだしを開始
させる。MPEGデコーダ14は、情報Dを受け、この
シーケンスヘッダ6に続いて記録されている逆量子化テ
ーブル7の内容を記憶する。さらに、マイコン19は、
光ピックアップ11を再生装置から出力開始を希望する
動画像の記録されたディスク10上のIピクチャ位置に
光ピックアップ11を移動させるようにサーボ回路15
に指令を送り、ピットの読みだしを開始させる。MPE
Gデコーダ14は情報Dを受け、Iピクチャが検出され
たことをマイコン19に知らせる。マイコン19はこの
時にCD−ROMデコーダ30から出力される情報Cに
もとづきIピクチャ位置であるセクター番号SC1を記
憶する。MPEGデコーダ14は、このIピクチャから
復号を開始し、これに続くBピクチャを復号し、復号さ
れた画像情報Fをメモリ31に順次蓄積する。メモリ読
出回路32は、メモリの充満状態を監視している。
【0038】マイコン19は、画像を見る操作者からの
操作により、表示器18に順方向の低速動画像を表示さ
せる。即ち、メモリ読出回路32に対し、メモリ31に
情報Fが書き込まれた順序と同じ順序でフレーム単位で
画像情報Eを低速(2フレーム/秒)で読みだし、表示
器18には30フレーム/秒の繰り返し画像として出力
するよう指示する。これにより表示器18には、画像情
報Eが2フレーム/秒で更新される画像として送られ、
ゆっくりとした動画像が表示される。MPEGデコーダ
14が上記Iピクチャの復号を開始して後、(ここで
は)2秒後に再びIピクチャがMPEGデコーダ14に
入力される。MPEGデコーダ14はIピクチャが検出
されたことをマイコン19に知らせる。この時、前述と
は異なり、復号は継続している。
【0039】再生を継続し、4秒分の情報を再生する
と、メモリ31にはほぼ4秒分の復号された画像情報が
蓄積される。マイコン19はMPEGデコーダ14に対
し、復号を中断する指示を出し、メモリ31への書き込
みを中断する。また、マイコン19はこの中断位置SC
2を記憶しておく。約22秒後に、メモリ31には画像
情報が2秒分蓄積された状態となり、再び書き込み可能
となる。マイコン19はサーボ回路15に対し、再生位
置を上記セクター番号SC2の少し手前に移動し、再生
を開始する指示を出す。
【0040】以下、同様にして断続的にディスク10か
らの信号再生を行うとともに、表示器18に低速の動画
像を表示できる。
【0041】以上は低速での動画像表示について示し
た。2フレーム/秒を例に示したが、所定の表示速度
(30フレーム/秒)以下であればいかような速度でも
表示可能であり、再生位置を移動させるに必要な時間が
比較的短時間の場合には30フレーム/秒以上まで連続
的に画像の更新速度を変化させることも可能である。但
し、この場合には表示器18に送る画像情報Eは30フ
レーム/秒を守る必要があるため、表示できないフレー
ムが発生する。
【0042】実施例2.次に、この発明にかかる実施例
2を説明する。図4はこの実施例2のブロック回路図
で、図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示
している。図5はこの実施例2の動作のフローチャート
である。この実施例2における再生装置に使用するディ
スク10は、上記実施例1では説明しなかった音声をも
含むものである。即ち、音声もISO−11172にお
いて規定された符号化方式により符号化され、上記動画
像とともに記録されている。符号化音声情報と符号化動
画像情報とは、例えばCD−ROM XAなどにおいて
知られている、符号化された静止画像が記録されたセク
ターと、符号化された音声が記録されたセクターが混在
する、リアルタイムファイルとかインターリーブドセク
ターと称される形式を有するものであり、セクター単位
で音声情報と動画像情報とが各々記録されている。
【0043】図において、41は前述のMPEGデコー
ダ14に情報Dから符号化動画像情報を分離する機能が
追加された動画像デコーダ、42は情報Dから符号化音
声情報を分離し復号する音声デコーダ、43は復号され
た音声情報Gを蓄積するメモリ、44はメモリ43から
読みだされた音声情報Hを聴取可能な音声にする回路を
内蔵したスピーカ、45はメモリ43から情報Hを読み
だしスピーカ44に送出するメモリ読出回路である。
【0044】次に、上記構成による再生装置により、低
速度で動画像を逆方向に連続表示する動作について説明
する。まず、実施例1と同様にしてSHFファイルを読
み取る。次に、マイコン19は光ピックアップ11を再
生装置から出力を希望する動画像の記録されたディスク
10上の直前にある動画像情報の一部であるシーケンス
ヘッダ6の位置(SHn)に移動させるようにサーボ回
路15に指令を送り、ピットの読みだしを開始させる。
動画像デコーダ41は、情報Dを受けて動画像情報を分
離し、このシーケンスヘッダ6に続いて記録されている
逆量子化テーブル7の内容を記憶する。さらに、マイコ
ン19は光ピックアップ11を再生装置から出力開始を
希望する動画像の記録されたディスク10上のIピクチ
ャ位置に光ピックアップ11を移動させるようにサーボ
回路15に指令を送り、ピットの読みだしを開始させ
る。動画像デコーダ41は情報Dを受け、Iピクチャが
検出されたことをマイコン19に知らせる。マイコン1
9はこの時にCD−ROMデコーダ30から出力される
情報CにもとづきIピクチャ位置であるセクター番号S
C1を記憶する。動画像デコーダ41は、このIピクチ
ャから復号を開始し、これに続く動画像情報に含まれる
Bピクチャを復号し、復号された画像情報Fをメモリ3
1に順次蓄積する。また、情報Dの内容が符号化音声情
報であれば、音声デコーダ42は音声情報を復号し、メ
モリ43に音声情報Gを書き込む。
【0045】動画像デコーダ41が上記Iピクチャの復
号を開始して後、この実施例2では2秒後に再びIピク
チャが動画像デコーダ41に入力される。すると、動画
像デコーダ41はIピクチャが検出されたことをマイコ
ン19に知らせ、動画像デコーダ41,音声デコーダ4
2は復号を停止し、メモリ31,43への情報F,Gの
書き込みを停止する。マイコン19は、画像を見る操作
者からの操作により、表示器18に逆方向の低速動画像
を表示させる。即ち、メモリ読出回路32に対し、メモ
リ31に情報Fが書き込まれた順序と逆の順序でフレー
ム単位で画像情報Eを低速(2フレーム/秒)で読みだ
し、表示器18には30フレーム/秒の繰り返し画像と
して出力するよう指示する。また、メモリ読出回路45
に対し、メモリ43に情報Gが書き込まれた順序と逆の
順序で音声情報Hを低速で読みだし、スピーカ44に出
力するよう指示する。これにより表示器18には、画像
情報Eが2フレーム/秒で更新される画像として送ら
れ、ゆっくりとした逆方向動画像が表示され、スピーカ
44からはこれに同期した音声が出力される。なお、動
画像と音声との同期については、例えばISO−111
72に規定されたPTS(Presentation
Time Stamp)を用いることにより実現される
ことが知られている。以下、実施例1と同様にして音声
と動画像が低速の逆方向で出力される。
【0046】実施例3.次に、この発明に係る実施例3
を説明する。この実施例3のブロック回路図は図1と同
一であり、図6は実施例3の動作の第1のフローチャー
トである。ここで用いるディスク10にはシーケンスヘ
ッダ6,逆量子化テーブル7,SHFファイルは記録さ
れておらず、逆量子化テーブルの内容はISO−111
72で規定された既定値のみを用いるシステムとする。
【0047】次に、上記構成による再生装置により、任
意の速度で動画像を逆方向に連続表示する動作について
説明する。マイコン19は光ピックアップ11を再生装
置から出力開始を希望する動画像の記録されたディスク
10上の位置に光ピックアップ11を移動させるように
サーボ回路15に指令を送り、ピットの読みだしを開始
させる。MPEGデコーダ14は情報Dを受け、Iピク
チャが検出されたことをマイコン19に知らせる。マイ
コン19はこの時にCD−ROMデコーダ30から出力
される情報CにもとづきIピクチャ位置であるセクター
番号SC1を記憶する。MPEGデコーダ14は、この
Iピクチャから復号を開始し、これに続くBピクチャを
復号し、復号された画像情報Fをメモリ31に順次蓄積
する。メモリ読出回路32は、メモリの充満状態を監視
している。
【0048】MPEGデコーダ14が上記Iピクチャの
復号を開始して後、この実施例3では2秒後に再びIピ
クチャがMPEGデコーダ14に入力される。すると、
MPEGデコーダ14は復号を停止し、メモリ31への
情報Fの書き込みを停止するとともに、Iピクチャが検
出されたことをマイコン19に知らせる。マイコン19
は、画像を見る操作者からの操作により、表示器18に
逆方向の低速動画像を表示させる。即ち、メモリ読出回
路32に対し、メモリ31に情報Fが書き込まれた順序
と逆の順序でフレーム単位で画像情報Eを低速(2フレ
ーム/秒)で読みだし、表示器18には30フレーム/
秒の繰り返し画像として出力するよう指示する。これに
より表示器18には、画像情報Eが2フレーム/秒で更
新される画像として送られ、ゆっくりとした逆転動画像
が表示される。一方、メモリ31への情報Fの書き込み
が上記停止された時点では、メモリ31にはその蓄積能
力半分の2秒分の画像情報Fが蓄積されている。
【0049】マイコン19はサーボ回路15に対し、再
生位置を上記セクター番号SC1から2.5秒分手前
(セクター番号の小さい方向)に移動し、再生を開始す
る指示を出す。以下、同様にしてMPEGデコーダ14
は情報Dを受け、Iピクチャが検出されたことをマイコ
ン19に知らせる。マイコン19はこの時にCD−RO
Mデコーダ30から出力される情報CにもとづきIピク
チャ位置であるセクター番号SC2を記憶する。MPE
Gデコーダ14は、このIピクチャから復号を再開し、
これに続くBピクチャを復号し、復号された画像情報F
をメモリ31に順次蓄積する。
【0050】MPEGデコーダ14が上記Iピクチャの
復号を開始して後、この実施例3では2秒後に再びIピ
クチャがMPEGデコーダ14に入力される。すると、
MPEGデコーダ14は復号を停止し、メモリ31への
情報Fの書き込みを停止するとともに、Iピクチャが検
出されたことをマイコン19に知らせる。表示器18に
逆方向の低速動画像を表示させるマイコン19からメモ
リ読出回路32への指示は継続しているので、表示器1
8はゆっくりとした逆転動画像の表示を継続する。一
方、メモリ31への情報Fの書き込みが上記停止された
時点では、メモリ31にはその蓄積能力ほぼ一杯の3.
5秒分の画像情報Fが蓄積されている。
【0051】メモリ31にはこれ以上書き込みは困難で
あるのでメモリ31から2フレーム/秒での画像情報E
の読みだしを継続する。すると、約22秒後に、メモリ
31には画像情報が2秒分蓄積されている状態となり、
再び書き込み可能となる。マイコン19はサーボ回路1
5に対し、再生位置を上記セクター番号SC2から2.
5秒分手前に移動し、再生を開始する指示を出す。
【0052】以下、同様にして断続的にディスク10か
らの信号再生を行うとともに、表示器18に低速の逆転
動画像を表示できる。
【0053】以上は実施例3の低速の逆方向での動画像
表示について示した。次に、実施例3の順方向の低速動
画像表示について、図1のブロック回路図と図7の第2
のフローチャートをもとに説明する。
【0054】マイコン19は光ピックアップ11を再生
装置から出力開始を希望する動画像の記録されたディス
ク10上の位置に光ピックアップ11を移動させるよう
にサーボ回路15に指令を送り、ピットの読みだしを開
始させる。MPEGデコーダ14は情報Dを受け、Iピ
クチャが検出されたことをマイコン19に知らせる。M
PEGデコーダ14は、このIピクチャから復号を開始
し、これに続くBピクチャを復号し、復号された画像情
報Fをメモリ31に順次蓄積する。メモリ読出回路32
は、メモリの充満状態を監視している。
【0055】マイコン19は、画像を見る操作者からの
操作により、表示器18に順方向の低速動画像を表示さ
せる。即ち、メモリ読出回路32に対し、メモリ31に
情報Fが書き込まれた順序と同じ順序でフレーム単位で
画像情報Eを低速(2フレーム/秒)で読みだし、表示
器18には30フレーム/秒の繰り返し画像として出力
するよう指示する。これにより表示器18には、画像情
報Eが2フレーム/秒で更新される画像として送られ、
ゆっくりとした動画像が表示される。MPEGデコーダ
14が上記Iピクチャの復号を開始して後、(ここで
は)2秒後(とする)に再びIピクチャがMPEGデコ
ーダ14に入力される。MPEGデコーダ14はIピク
チャが検出されたことをマイコン19に知らせる。この
時、前述とは異なり、復号は継続している。
【0056】再生を継続し、4秒分の情報を再生する
と、メモリ31にはほぼ4秒分の復号された画像情報が
蓄積される。マイコン19はMPEGデコーダ14に対
し、復号を中断する指示を出し、メモリ31への書き込
みを中断する。また、マイコン19はこの中断位置SC
2を記憶しておく。約22秒後に、メモリ31には画像
情報が2秒分蓄積された状態となり、再び書き込み可能
となる。マイコン19はサーボ回路15に対し、再生位
置を上記セクター番号SC2の少し手前に移動し、再生
を開始する指示を出す。
【0057】以下、同様にして断続的にディスク10か
らの信号再生を行うとともに、表示器18に低速の動画
像を表示できる。
【0058】以上は低速での動画像表示について示し
た。2フレーム/秒を例に示したが、所定の表示速度
(30フレーム/秒)以下であればいかような速度でも
表示可能であり、再生位置を移動させるに必要な時間が
比較的短時間の場合には30フレーム/秒以上まで連続
的に画像の更新速度を変化させることも可能である。但
し、この場合には表示器18に送る画像情報Eは30フ
レーム/秒を守る必要があるため、表示できないフレー
ムが発生する。
【0059】実施例4.次に、この発明に係る実施例4
を説明する。この実施例4のブロック回路図は図4と同
一であり、図8は実施例4の動作のフローチャートであ
る。さらに、ここで用いるディスク10は実施例2とは
異なり、シーケンスヘッダ6,逆量子化テーブル7,S
HFファイルは記録されておらず、逆量子化テーブルの
内容はISO−11172で規定された既定値のみを用
いるシステムとする。
【0060】次に、上記構成による再生装置により、低
速度で動画像を逆方向に連続表示する動作について説明
する。マイコン19は光ピックアップ11を再生装置か
ら出力開始を希望する動画像の記録されたディスク10
上のIピクチャ位置に光ピックアップ11を移動させる
ようにサーボ回路15に指令を送り、ピットの読みだし
を開始させる。動画像デコーダ41は情報Dを受け、I
ピクチャが検出されたことをマイコン19に知らせる。
マイコン19はこの時にCD−ROMデコーダ30から
出力される情報CにもとづきIピクチャ位置であるセク
ター番号SC1を記憶する。動画像デコーダ41は、こ
のIピクチャから復号を開始し、これに続く動画像情報
に含まれるBピクチャを復号し、復号された画像情報F
をメモリ31に順次蓄積する。また、情報Dの内容が符
号化音声情報であれば、音声デコーダ42は音声情報を
復号し、メモリ43に音声情報Gを書き込む。
【0061】動画像デコーダ41が上記Iピクチャの復
号を開始して後、この実施例4では2秒後に再びIピク
チャが動画像デコーダ41に入力される。すると、動画
像デコーダ41,音声デコーダ42は復号を停止し、メ
モリ31,43への情報F,Gの書き込みを停止すると
ともに、動画像デコーダ41はIピクチャが検出された
ことをマイコン19に知らせる。マイコン19は、画像
を見る操作者からの操作により、表示器18に逆方向の
低速動画像を表示させる。即ち、メモリ読出回路32に
対し、メモリ31に情報Fが書き込まれた順序と逆の順
序でフレーム単位で画像情報Eを低速(2フレーム/
秒)で読みだし、表示器18には30フレーム/秒の繰
り返し画像として出力するよう指示する。またメモリ読
出回路45に対し、メモリ43に情報Gが書き込まれた
順序と逆の順序で音声情報Hを低速で読みだし、スピー
カ44に出力するよう指示する。これにより表示器18
には、画像情報Eが2フレーム/秒で更新される画像と
して送られ、ゆっくりとした逆方向動画像が表示され、
スピーカ44からはこれに同期した音声が出力される。
以下、実施例3と同様にして音声と動画像が低速の逆方
向で出力される。
【0062】実施例5.次に、この実施例に係る実施例
5を説明する。の実施例5のブロック回路図は図1と同
一であり、図9は実施例5の動作のフローチャートであ
る。
【0063】以下に、高速度で動画像を表示する動作に
ついて説明する。まず、マイコン19は実施例1と同様
にしてSHFファイルを読み取る指示を出す。次に、マ
イコン19は光ピックアップ11を再生装置から出力開
始を希望する動画像の記録されたディスク10上の直前
にあるシーケンスヘッダ6の位置(SHn)に移動させ
るようにサーボ回路15に指令を送り、ピットの読みだ
しを開始させる。MPEGデコーダ14は、情報Dを受
け、このシーケンスヘッダ6に続いて記録されている逆
量子化テーブル7の内容を記憶する。さらに、マイコン
19は光ピックアップ11を再生装置から出力開始を希
望する動画像の記録されたディスク10上のIピクチャ
位置に光ピックアップ11を移動させるようにサーボ回
路15に指令を送り、ピットの読みだしを開始させる。
MPEGデコーダ14は情報Dを受け、Iピクチャが検
出されたことをマイコン19に知らせる。MPEGデコ
ーダ14は、このIピクチャを復号し、30フレーム/
秒の繰り返し画像情報Eとして表示器18に送る。MP
EGデコーダ14は、Iピクチャの情報Dを受領し終え
るとIピクチャ終了信号IEをマイコン19に送出す
る。
【0064】マイコン19はIE信号を受け取ると、M
PEGデコーダ14に復号中断を指示するとともに、サ
ーボ回路15に対し、操作者の操作により決められたデ
ィスク10上の方向とトラックの本数分再生位置を移動
する指示を出す。しばらくして後、再びIピクチャがM
PEGデコーダ14に入力される。すると、MPEGデ
コーダ14はマイコン19にIピクチャが検出されたこ
とを知らせ、マイコン19はMPEGデコーダ14に復
号を指示する。
【0065】以上を繰り返し、再生位置がSHn+1を
越えるか、SHnより小さなセクター番号となると、再
生位置をシーケンスヘッダ6が記録されているセクター
位置SHn−1またはSHn+1に移動させ、記録され
ている逆量子化テーブル7の内容により、すでに記憶し
ている逆量子化テーブル7の内容を更新し、上記動作を
繰り返す。以上のように、任意の方向の高速の画像表示
が可能である。
【0066】ここで、ディスク10からの読みだし速度
が、動画像を表示するに必要最低限の速度(例えばEF
M信号において4.3218Mbps)であったとす
る。この場合、表示される画像は、Iピクチャが2秒間
隔でディスク10上に記録されているので、Iピクチャ
の表示更新速度は最長2秒、平均1秒となり、高速再生
動画像とは言い難いものとなる。一方、ディスク10か
らの読みだし速度が上記の4倍であれば、Iピクチャの
表示更新速度は最長0.5秒、平均0.25秒となり、
高速再生動画像としてほぼ満足できるものである。
【0067】実施例6.次に、この発明に係る実施例6
を説明する。この実施例6のブロック回路図は図1と同
一であり、図10はこの実施例6の動作のフローチャー
トである。さらに、ここで用いるディスク10は実施例
2とは異なり、シーケンスヘッダ6,逆量子化テーブル
7,SHFファイルは記録されておらず、逆量子化テー
ブルの内容はISO−11172で規定された既定値の
みを用いるシステムとする。
【0068】以下に、高速度で動画像を表示する動作に
ついて説明する。まず、マイコン19は光ピックアップ
11を再生装置から出力開始を希望する動画像の記録さ
れたディスク10上のIピクチャ位置に移動させるよう
にサーボ回路15に指令を送り、ピットの読みだしを開
始させる。MPEGデコーダ14は情報Dを受け、Iピ
クチャが検出されたことをマイコン19に知らせる。M
PEGデコーダ14は、このIピクチャを復号し、30
フレーム/秒の繰り返し画像情報Eとして表示器18に
送る。MPEGデコーダ14は、Iピクチャの情報Dを
受領し終えるとIピクチャ終了信号IEをマイコン19
に送出する。
【0069】マイコン19はIE信号を受け取ると、M
PEGデコーダ14に復号中断を指示するとともに、サ
ーボ回路15に対し、操作者の操作により決められたデ
ィスク10上の方向とトラックの本数分再生位置を移動
する指示を出す。しばらくして後、再びIピクチャがM
PEGデコーダ14に入力される。すると、MPEGデ
コーダ14はマイコン19にIピクチャが検出されたこ
とを知らせ、マイコン19はMPEGデコーダ14に復
号を指示する。以上を繰り返し、任意の方向の高速の画
像表示が可能である。
【0070】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、読出手段は記録媒体との相対運動により記録されて
いる情報列を読み出し、読出信号を出力し、信号処理手
段は上記読出信号から上記Iピクチャを分離し、位置指
定手段は次に読み出すべき情報列の位置を指定し、画像
出力手段は上記分離されたIピクチャを画像信号として
出力するので高速度で画像を出力することができる。
【0071】また、請求項2の発明によれば、読出手段
は記録媒体との相対運動により記録されている情報列を
読み出し、読出信号を出力し、切替手段は再生位置が上
記各シーケンスの先頭部分にて、上記符号化状態に対応
して、復号状態を切り替え、信号処理手段は上記読出信
号から上記Iピクチャを分離し、位置指定手段は次に読
み出すべき情報列の位置を指定すると、画像出力手段は
上記分離されたIピクチャを画像信号として出力するの
で、高速度で画像を出力できる。
【0072】また、請求項3の発明によれば、読出手段
は記録媒体との相対運動により記録されている情報列を
読み出し、読出信号を出力し、信号処理手段は上記読出
信号を受け、上記区切りマークを分離し、メモリは上記
分離された区切りマークから上記読出信号が蓄積開始さ
れ、記憶手段は上記蓄積される読出信号の位置情報を記
憶し、位置制御手段は上記メモリへの蓄積が終了後、上
記記憶された位置情報をもとに上記記録媒体からの読出
手段による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記メ
モリから蓄積された信号を読み出すので、任意の低速度
で画像表示できる。
【0073】また、請求項4の発明によれば、読出手段
は記録媒体との相対運動により記録されている情報列を
読み出し、読出信号を出力し、信号処理手段は上記読出
信号から上記Iピクチャを検出するとともに、該Iピク
チャの位置情報を分離し、位置指定手段は上記位置情報
をもとに、次に読み出すべき情報列の位置を指定し、メ
モリは上記分離されたIピクチャから上記読出信号の画
像情報が蓄積開始され、位置制御手段は上記Iピクチャ
のメモリへの蓄積が終了後、上記記録媒体からの読出手
段による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記メモ
リから蓄積されたIピクチャを読み出し、画像信号とし
て出力するので、任意の低速度で画像表示できる。
【0074】また、請求項5の発明によれば、読出手段
は記録媒体との相対運動により記録されている情報列を
読み出し、読出信号を出力し、切替手段は再生位置が上
記各データの先頭部分にて、上記符号化状態に対応し
て、復号状態を切り替え、信号処理手段は上記読出信号
を受け、上記区切りマークを分離し、メモリは上記分離
された区切りマークから上記読出信号が蓄積開始され、
記憶手段は上記蓄積される読出信号の位置情報を記憶
し、位置制御手段は上記メモリへの蓄積が終了後、上記
記憶された位置情報をもとに上記記録媒体からの読出手
段による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記メモ
リから蓄積された信号を読み出すので、任意の低速度で
画像表示できる。
【0075】また、請求項6の発明によれば、読出手段
は記録媒体との相対運動により記録されている情報列を
読み出し、読出信号を出力し、切替手段は再生位置が上
記各シーケンスの先頭部分にて、上記符号化状態に対応
して、復号状態を切り替え、信号処理手段は上記読出信
号から上記Iピクチャを検出するとともに、該Iピクチ
ャの位置情報を分離し、位置指定手段は上記位置情報を
もとに、次に読み出すべき情報列の位置を指定し、メモ
リは上記分離されたIピクチャから上記読出信号の画像
情報が蓄積開始され、位置制御手段は上記Iピクチャの
メモリへの蓄積が終了後、上記記録媒体からの読出手段
による読出位置を変更し、メモリ読出手段は上記メモリ
から蓄積されたIピクチャを読み出し、画像信号として
出力するので任意の低速度で画像表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1,3,5,6の再生装置の
ブロック回路図である。
【図2】実施例1の第1のフローチャートである。
【図3】実施例1の第2のフローチャートである。
【図4】この発明の実施例2,4の再生装置のブロック
回路図である。
【図5】実施例2のフローチャートである。
【図6】実施例3の第1のフローチャートである。
【図7】実施例3の第2のフローチャートである。
【図8】実施例4のフローチャートである。
【図9】実施例5のフローチャートである。
【図10】実施例6のフローチャートである。
【図11】CD−ROMの基本フォーマット図である。
【図12】符号化動画像のビット列のフォーマット図で
ある。
【図13】従来方式による再生装置のブロック回路図で
ある。
【符号の説明】
1 セクターヘッダ部 2 データ部 3 ECC部 5 システムヘッダ 6 シーケンスヘッダ 7 逆量子化テーブル 8 エンドマーク 10 ディスク 11 光ピックアップ 12 増幅器 13 CD−ROMデコーダ 14 MPEGデコーダ 15 サーボ回路 16 モータ 17 増幅器 18 表示器 19 マイクロコンピュータ 30 CD−ROMデコーダ 31 メモリ 32 メモリ読出回路 41 動画像デコーダ 42 音声デコーダ 43 メモリ 44 スピーカ 45 メモリ読出回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 H04N 7/13 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報と位置情報とが情報列として記
    録された記録媒体を再生し、画像信号を出力する再生装
    置であって、上記記録媒体は少なくとも一部の画像情報
    (以下、「Iピクチャ」と称する)が他の画像情報と独
    立して記録され、かつ、Iピクチャの記録媒体上におけ
    る記録位置の最大周期が制限されたものであって、記録
    媒体との相対運動により記録されている情報列を読み出
    し、読出信号を出力する読出手段と、上記読出信号から
    上記Iピクチャを分離する信号処理手段と、次に読み出
    すべき情報列の位置を指定する位置指定手段と、上記分
    離されたIピクチャを画像信号として出力する画像出力
    手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 複数の動画情報(以下、「シーケンス」
    と称する)の各々が複数の画像情報で構成され、一部の
    シーケンスは他のシーケンスと異なる符号化状態である
    情報列として記録された記録媒体を再生し、画像信号を
    出力する再生装置であって、上記記録媒体は少なくとも
    Iピクチャが他の画像情報と独立して符号化され、か
    つ、各Iピクチャの記録媒体上における記録位置の最大
    周期が制限されたものであって、記録媒体との相対運動
    により記録されている情報列を読み出し、読出信号を出
    力する読出手段と、再生位置が上記各シーケンスの先頭
    部分にて、上記符号化状態に対応して、復号状態を切り
    替える切替手段と、上記読出信号から上記Iピクチャを
    分離する信号処理手段と、次に読み出すべき情報列の位
    置を指定する位置指定手段と、上記分離されたIピクチ
    ャを画像信号として出力する画像出力手段とを備えたこ
    とを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 データが複数箇所の区切りマークと位置
    情報とともに情報列として順次記録された記録媒体から
    情報列を再生する再生装置であって、記録媒体との相対
    運動により記録されている情報列を読み出し、読出信号
    を出力する読出手段と、上記読出信号を受け、上記区切
    りマークを分離する信号処理手段と、上記分離された区
    切りマークから上記読出信号が蓄積開始されるメモリ
    と、上記蓄積される読出信号の位置情報を記憶する記憶
    手段と、上記メモリへの蓄積が終了後、上記記憶された
    位置情報をもとに上記記録媒体からの読出手段による読
    出位置を変更する位置制御手段と、上記メモリから蓄積
    された信号を読み出すメモリ読出手段とを備えたことを
    特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 画像情報が情報列として記録された記録
    媒体を再生し、画像信号を出力する再生装置であって、
    上記記録媒体は少なくともIピクチャが他の画像情報と
    独立して記録され、かつ、Iピクチャの記録媒体上にお
    ける記録位置の最大周期が制限されたものであって、記
    録媒体との相対運動により記録されている情報列を読み
    出し、読出信号を出力する読出手段と、上記読出信号か
    ら上記Iピクチャを検出するとともに、該Iピクチャの
    位置情報を分離する信号処理手段と、上記位置情報をも
    とに、次に読み出すべき情報列の位置を指定する位置指
    定手段と、上記分離されたIピクチャから上記読出信号
    の画像情報が蓄積開始されるメモリと、上記Iピクチャ
    のメモリへの蓄積が終了後、上記記録媒体からの読出手
    段による読出位置を変更する位置制御手段と、上記メモ
    リから蓄積されたIピクチャを読み出し、画像信号とし
    て出力するメモリ読出手段とを備えたことを特徴とする
    再生装置。
  5. 【請求項5】 複数のデータが各データ内の複数箇所に
    区切りマークと位置情報とともに情報列として順次記録
    されるとともに、上記各データは複数の符号化状態の内
    のひとつである記録媒体から情報列を再生する再生装置
    であって、記録媒体との相対運動により記録されている
    情報列を読み出し、読出信号を出力する読出手段と、再
    生位置が上記各データの先頭部分にて、上記符号化状態
    に対応して、復号状態を切り替える切替手段と、上記読
    出信号を受け、上記区切りマークを分離する信号処理手
    段と、上記分離された区切りマークから上記読出信号が
    蓄積開始されるメモリと、上記蓄積される読出信号の位
    置情報を記憶する記憶手段と、上記メモリへの蓄積が終
    了後、上記記憶された位置情報をもとに上記記録媒体か
    らの読出手段による読出位置を変更する位置制御手段
    と、上記メモリから蓄積された信号を読み出すメモリ読
    出手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 複数の動画情報(以下、「シーケンス」
    と称する)の各々が複数の画像情報で構成され、一部の
    シーケンスは他のシーケンスと異なる符号化状態である
    情報列として記録された記録媒体を再生し、画像信号を
    出力する再生装置であって、上記記録媒体は少なくとも
    Iピクチャが他の画像情報と独立して符号化され、か
    つ、各Iピクチャの記録媒体上における記録位置の最大
    周期が制限されたものであって、記録媒体との相対運動
    により記録されている情報列を読み出し、読出信号を出
    力する読出手段と、再生位置が上記各シーケンスの先頭
    部分にて、上記符号化状態に対応して、復号状態を切り
    替える切替手段と、上記読出信号から上記Iピクチャを
    検出するとともに、該Iピクチャの位置情報を分離する
    信号処理手段と、上記位置情報をもとに、次に読み出す
    べき情報列の位置を指定する位置指定手段と、上記分離
    されたIピクチャから上記読出信号の画像情報が蓄積開
    始されるメモリと、上記Iピクチャのメモリへの蓄積が
    終了後、上記記録媒体からの読出手段による読出位置を
    変更する位置制御手段と、上記メモリから蓄積されたI
    ピクチャを読み出し、画像信号として出力するメモリ読
    出手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157770A (en) * 1996-06-21 2000-12-05 Nec Corporation Moving picture data reproduction controlling system and method for reproducing moving picture data having block elements and minimum elements each with headers
JP2006254475A (ja) * 2003-03-25 2006-09-21 Sony Corp 撮像装置および撮像方法
JP2008219921A (ja) * 2003-03-25 2008-09-18 Sony Corp 記録装置、記録方法、撮像装置および撮像方法

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