JP2002218400A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法

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JP2002218400A
JP2002218400A JP2001012101A JP2001012101A JP2002218400A JP 2002218400 A JP2002218400 A JP 2002218400A JP 2001012101 A JP2001012101 A JP 2001012101A JP 2001012101 A JP2001012101 A JP 2001012101A JP 2002218400 A JP2002218400 A JP 2002218400A
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JP2001012101A
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Kyoichi Takeuchi
恭一 竹内
Katsumi Tawara
勝己 田原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGビットストリームがビデオテープ等
の記録媒体に記録される際、画質を落とすことなくビデ
オテープ等の記録媒体の容量を節約する。 【解決手段】 CPU15は、“0”スタッフィングデ
ータ除去部12で“0”スタッフィングデータを除去
し、制御部13でMPEGビットストリーム内の各ピク
チャ毎に予め設定されているvbvディレイが記述され
ている領域に、FFFFを記述し、このMPEGビット
ストリームのユーザーデータ領域に“0”スタッフィン
グデータが存在していたか否かを示すフラグと“0”ス
タッフィングに必要なデータ量とMPEGビットストリ
ーム内の各ピクチャ毎に予め設定されているvbvディ
レイとを記述し、画像記録部14で入力したMPEGビ
ットストリームを記録媒体に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG(Moving
Picture Experts Group)形式に準拠した画像圧縮情報
を記録媒体に記録する画像記録装置及び方法に関し、詳
しくは、放送局で放送された番組内容をビデオテープ等
の記録媒体に記録する際に好適な画像記録装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】放送局では、既に放送された番組内容を
再利用に備えてビデオテープ等の記録媒体に記録してお
くシステムがある。従来の画像記録装置では、図3に示
すように、例えば、放送用信号としてのベースバンドや
MPEG画像圧縮情報(以下、MPEGビットストリー
ムと記す。)102のような画像圧縮情報に対して、何
の処理も施すことなくそのままビデオテープ103等の
記録媒体に記録していた。
【0003】MPEGビットストリームに対する復号化
処理(以下、デコードと記す。)の様子を図4を用いて
説明する。MPEGビットストリーム102をデコード
して元の画像信号へ戻す処理において、MPEGビット
ストリーム102が復号部(以下、デコーダーと記
す。)105へ出力されるとき、MPEGビットストリ
ーム102は、仮想バッファ(以下、vbvバッファと記
す。)104で一時的に記憶されたのちデコーダーへ出
力される。
【0004】MPEGビットストリームに含まれる各符
号化画像(以下、ピクチャと記す。)がvbvバッファ
へ入力されるタイミング及びvbvバッファからデコー
ダーへ出力されるタイミングの様子を図5に示す。図5
において、x軸は、経過時間(time)を表し、y軸は、
vbvバッファ容量(vbv buffer capacity)を表す。
【0005】また、図5におけるMPEGビットストリ
ームは、順番にフレーム内符号化画像(以下、Iピクチ
ャと記す。)、双方向予測符号化画像(以下、Bピクチ
ャと記す。)2枚(それぞれB1ピクチャ、B2ピクチ
ャとする。)、フレーム間順方向予測符号化画像(以
下、Pピクチャと記す。)の符号化画像群を含むものと
する。
【0006】図5において、V101は、Iピクチャが
vbvバッファへ入力され始める時のvbvバッファ容
量を示している。V102は、Iピクチャのvbvバッ
ファへの入力が終了すると同時に、B1ピクチャがvb
vバッファへ入力され始める時のvbvバッファ容量を
示している。V103は、Iピクチャがvbvバッファ
からデコーダーへ出力され始める時のvbvバッファ容
量を示している。V104は、Iピクチャがvbvバッ
ファからデコーダーへ出力が終了する時のvbvバッフ
ァ容量を示している。V105は、B1ピクチャがvb
vバッファからデコーダーへ出力され始める時のvbv
バッファ容量を示している。
【0007】また、vbv遅延(以下、vbvディレイと
記す。)は、vbvバッファの容量をMPEGビットス
トリーム内のあるピクチャがvbvバッファへ入力され
始めてから、デコーダーへ出力され始めるまでの期間で
表した値である。従って、Iピクチャのvbvディレイ
は、V101からV103までの期間を示す値であり、
vbvディレイD1と示している。同様に、B1ピクチ
ャのvbvディレイは、V102からV105までの期
間を示す値であり、vbvディレイD2と示している。
【0008】また、あるピクチャがデコーダーへ出力さ
れ始めてから、次のピクチャがデコーダーへ出力され始
めるまでの期間は、タイムインターバルと呼ばれTで示
している。さらに、直線の傾きは、MPEGビットスト
リームのビットレートで表される。また、Vmaxは、
vbvバッファ容量の最大値を示している。
【0009】図5に示したように、一定のビット量でデ
コーダーへ出力されるMPEGビットストリームは、固
定レートで表されるMPEGビットストリームである。
【0010】一方、可変レートで表されるMPEGビッ
トストリームは、可変のビット量でデコーダーへ出力さ
れるMPEGビットストリームである。
【0011】また、MPEGビットストリーム内のピク
チャがVmaxを超えた状態をオーバーフローと呼ぶ。
【0012】このオーバーフローの様子を図6を用いて
説明する。図6において、図5で示した符号について
は、同じ意味を有するため説明を省略する。
【0013】図6において、V106は、B1ピクチャ
がvbvバッファからデコーダーへ出力が終了する時の
vbvバッファ容量を示している。V107は、B2ピ
クチャがvbvバッファからデコーダーへ出力され始め
る時のvbvバッファ容量を示している。V108は、
B2ピクチャがvbvバッファからデコーダーへ出力が
終了する時のvbvバッファ容量を示している。V10
9は、B2ピクチャ自身には影響しないデータがB2に
補填された場合のvbvバッファ容量を示している。V
110は、Iピクチャがオーバーフローする時のvbv
バッファ容量を形式的に示している。
【0014】また、V106及びV107を含む直線が
n、V108及びV110を含む直線がmで表され、傾
きは、ともに一定のビットレートを示すRである。ま
た、直線mのx切片がaで表され、bは、V110の値
を示すy軸上の点である。
【0015】ここで、B2ピクチャのデータ量がある程
度小さい場合を想定する。V107において、B2ピク
チャがvbvバッファからデコーダーへ出力されるた
め、vbvバッファに記憶されているデータの全体量は
減少する。ところが、B2ピクチャのデータ量が小さい
ため、B2ピクチャが送出されてもvbvバッファの容
量は、僅かしか減少しないことになる(V108)。こ
のため、B2ピクチャに続くIピクチャがvbvバッフ
ァへ入力された場合、Iピクチャは、vbvバッファが
記憶できる容量の最大値を示すVmaxを上回りオーバ
ーフローすることがある。
【0016】そこで、MPEGビットストリーム内のピ
クチャ自身に影響を及ぼさないデータがピクチャに補填
され、各ピクチャのデータ量を所定容量にする処理が施
されている。このように各ピクチャのデータ量を所定容
量にするデータが補填されることによって、ピクチャ自
身のデータ量がある程度小さくても決められた固定レー
トでvbvバッファからデコーダーへ出力され、vbv
バッファ容量の空き容量が確保される。この補填された
ピクチャ自身に影響を及ぼさないデータは、いわゆる
“0”データであり、特に“0”スタッフィングデータ
と呼ばれる。またこの“0”データをピクチャのスター
トコード000001(hexadecimal)の直前に埋め込
んで補填することは、“0”スタッフィングと呼ばれ
る。
【0017】図6において、Iピクチャがオーバーフロ
ーすると予測された場合、B2ピクチャのデータ量を所
定容量にする“0”スタッフィングが施されることによ
って、B2ピクチャがvbvバッファからデコーダーへ
出力され始める時のvbvバッファ容量は、V107か
らV109へと減少する。これを点線で示す。
【0018】“0”スタッフィングに必要なデータ量X
は、図6に基づいて式(1)のように表すことができ
る。
【0019】
【数1】
【0020】以下に示す式は、“0”スタッフィングに
必要なデータ量Xを求める方法である。図6のV10
7,V105,V103でvbvバッファからデコーダ
ーへ出力されたデータ量を各々g7,g5,g3とす
る。このときの直線mは、式(2)で表される。また、
直線nは、式(3)で表される。
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】式(3)でy=0とおくと直線nのx切片
を示すaは、式(4)で表される。従って、bは、式
(5)で表される。
【0024】
【数4】
【0025】
【数5】
【0026】以上のことから、図6においてB2ピクチ
ャに補填される“0”スタッフィングに必要なデータ量
Xは、式(6)で表される。
【0027】
【数6】
【0028】Iピクチャのオーバーフローを防止するた
めに、式(6)で表された“0”スタッフィングに必要
なデータ量XがB2ピクチャの各ヘッダーのスタートコ
ード000001(hexadecimal)の直前に補填され
る。
【0029】このように固定レートで表されるMPEG
ビットストリームは、ピクチャのデータ量が所定の容量
に達していない場合、式(6)で表された“0”スタッ
フィングデータに必要なデータ量が補填されている。
【0030】従来の画像記録装置は、上記固定レートの
MPEGビットストリームに対して、何の処理も施すこ
となくそのままビデオテープ等の記録媒体に記録してい
た。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところが、“0”スタ
ッフィングデータは、オーバーフローするのを防止する
ためにピクチャに補填されたデータであるため、ビデオ
テープ等の記録媒体に記録された後では使用されないデ
ータである。従来の記録処理のようにMPEGビットス
トリームがそのままビデオテープに記録される場合、M
PEGビットストリーム内のピクチャに存在する“0”
スタッフィングデータも同様に記録されるため、ビデオ
テープの容量が余分に使用されるという問題点があっ
た。
【0032】そこで、本発明は、上述した従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、MPEGビットストリー
ムがビデオテープ等の記録媒体に記録される際に、画質
を落とすことなくビデオテープ等の記録媒体の容量を節
約することができる画像記録装置及び方法を提供するこ
とを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像記録装
置は、上述の問題点を解決するために、所定形式で圧縮
された画像圧縮情報を記録媒体に記録する画像記録装置
であって、入力となる画像圧縮情報が固定レートで表さ
れ、固定レートで表される画像圧縮情報に含まれる符号
化された画像に存在し、記録媒体に記録された後では使
用されないデータを除去する除去手段と、使用されない
データが除去された画像圧縮情報の所定領域に上記使用
されないデータに関する情報を記述することを制御する
制御手段とを備える。
【0034】これにより、画像記録装置は、固定レート
で表される画像圧縮情報に含まれる符号化された画像に
存在し、記録媒体に記録された後では使用されないデー
タを除去し、使用されないデータが除去された画像圧縮
情報の所定領域に上記使用されないデータに関する情報
を記述することを制御する。
【0035】また、本発明に係る画像記録方法は、上述
の問題点を解決するために、所定形式で圧縮された画像
圧縮情報を記録媒体に記録する画像記録方法であって、
入力となる画像圧縮情報が固定レートで表され、固定レ
ートで表される画像圧縮情報に含まれる符号化された画
像に存在し、記録媒体に記録された後では使用されない
データを除去する除去工程と、使用されないデータが除
去された画像圧縮情報の所定領域に上記使用されないデ
ータに関する情報を記述することを制御する制御工程と
を有する。
【0036】これにより、画像記録方法は、固定レート
で表される画像圧縮情報に含まれる符号化された画像に
存在し、記録媒体に記録された後では使用されないデー
タを除去する除去し、使用されないデータが除去された
画像圧縮情報の所定領域に上記使用されないデータに関
する情報を記述することを制御する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0038】本発明の実施の形態の一構成例として示す
画像記録装置は、MPEG(MovingPicture Experts Gr
oup)規格に準拠して圧縮された画像圧縮情報を記録媒
体に記録する画像記録装置に適用したものであって、固
定レートで表されるMPEG画像圧縮情報(以下、MP
EGビットストリームと記す。)に含まれる符号化され
た画像に存在し、記録媒体に記録された後では使用され
ない、いわゆる“0”スタッフィングデータを除去する
除去手段としての“0”スタッフィングデータ除去部
と、この“0”スタッフィングデータが除去されたMP
EGビットストリームの所定領域に“0”スタッフィン
グデータに関する情報を記述することを制御する制御手
段とを備えるものである。
【0039】本発明の実施の形態の一構成例として示す
画像記録装置の概略構成を図1を参照して説明する。図
1で示す画像記録装置は、固定レートで表されるMPE
Gビットストリームを入力する入力部11と、固定レー
トで表されるMPEGビットストリーム内に存在する
“0”スタッフィングデータを除去する“0”スタッフ
ィングデータ除去部12と、“0”スタッフィングデー
タ除去部が“0”スタッフィングデータを除去したMP
EGビットストリームの所定領域に所定のデータを記述
する制御を行う制御部13と、MPEGビットストリー
ムをビデオテープに記録する画像記録部14と、各部の
動作を制御するCPU(Central Processing Unit)1
5とを少なくとも備える。
【0040】入力部11は、入力となる“0”スタッフ
ィングされた固定レートで表されるMPEGビットスト
リームを“0”スタッフィングデータ除去部12へ出力
する。“0”スタッフィングデータ除去部12は、MP
EGビットストリーム内のピクチャに存在する“0”ス
タッフィングデータを除去し、“0”スタッフィングデ
ータが除去されたMPEGビットストリームを制御部1
3へ出力する。制御部13は、“0”スタッフィングデ
ータ除去部12から送られたMPEGビットストリーム
内の各ピクチャ毎に設定されているvbv遅延(以下、
vbvディレイと記す。)が記述された領域に、vbv
ディレイの代わりにFFFF(hexadecimal)を記述す
る。また、制御部13は、このMPEGビットストリー
ム内の各々のピクチャに対して、“0”スタッフィング
データが存在していたかを示すフラグと“0”スタッフ
ィングに必要なデータ量とMPEGビットストリーム内
の各ピクチャ毎に設定されているvbvディレイとをM
PEGビットストリームのユーザーデータ領域に記述
し、画像記録部14へ出力する。画像記録部14は、制
御部13から送られたMPEGビットストリームを最終
的にビデオテープに記録する。CPU15は、画像記録
装置を構成する各部の動作を制御し、制御部13におい
て、MPEGビットストリーム内の各ピクチャ毎に設定
されているvbvディレイが記述された領域にvbvデ
ィレイの代わりにFFFFを記述することで、画像記録
部14へ入力するMPEGビットストリームのビットレ
ートを固定レートから可変レートへ変換させている。
【0041】上述のような図1で示す画像記録装置がM
PEGビットストリームを記録媒体に記録する処理につ
いて、図2のフローチャートを用いて説明する。
【0042】ステップS1において、CPU15に制御
された“0”スタッフィングデータ除去部12は、入力
したMPEGビットストリーム内のピクチャに存在する
“0”スタッフィングデータを除去する。
【0043】ステップS2において、CPU15に制御
された制御部13は、MPEGビットストリーム内の各
ピクチャ毎に予め設定されているvbvディレイが記述
されている領域に、vbvディレイの代わりにFFFF
を記述する。
【0044】また、制御部13は、ステップS3におい
て、“0”スタッフィングデータが除去されたMPEG
ビットストリームに対して、“0”スタッフィングデー
タが存在していたか否かを示すフラグと、“0”スタッ
フィングに必要なデータ量と、MPEGビットストリー
ム内の各ピクチャ毎に予め設定されているvbvディレ
イとをMPEGビットストリームのユーザーデータ領域
に記述する。
【0045】ステップS4において、 CPU15に制
御された画像記録部14は、入力したMPEGビットス
トリームを記録媒体に記録する。
【0046】これにより、この画像記録装置は、MPE
Gビットストリームをビデオテープに記録する際、ビデ
オテープに記録した後では使用されない“0”スタッフ
ィングデータが除去され、ビデオテープの容量を節約す
ることができる。
【0047】また、この画像記録装置に記録された可変
レートで表されるMPEGビットストリームは、自身の
ユーザーデータ領域に、“0”スタッフィングデータが
存在していたか否かを示すフラグと、“0”スタッフィ
ングに必要なデータ量と、MPEGビットストリーム内
の各ピクチャ毎に予め設定されているvbvディレイと
が記述されているため、固定レートへ変換されることが
可能である。具体的には、ユーザーデータ領域に記述さ
れている“0”スタッフィングデータが存在していたか
否かを示すフラグと、“0”スタッフィングに必要なデ
ータ量と、MPEGビットストリーム内の各ピクチャ毎
に予め設定されているvbvディレイとを、元々vbv
ディレイが記述されていた領域にコピーすることで可変
レートから固定レートへの変換が保証される。
【0048】さらに、この画像記録装置によって記録さ
れた可変レートで表されるMPEGビットストリーム
は、“0”スタッフィングデータが除去された領域に再
度“0”スタッフィングが施されることによって復号部
内のvbvバッファにおいてオーバーフローが発生する
ことなくビットレートを可変レートから固定レートへ変
換されることが可能である。
【0049】これにより、ビデオテープに記録された可
変レートで表されるMPEGビットストリームを再生す
る際、復号部への入力となるMPEGビットストリーム
を固定レートに戻すことができる。
【0050】本発明は上述した実施の形態のみに限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変更が可能であることはもちろんである。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る画像記録装置は、所定形式で圧縮された画像圧縮情報
を記録媒体に記録する画像記録装置であって、入力とな
る画像圧縮情報が固定レートで表され、該固定レートで
表される画像圧縮情報に含まれる符号化された画像に存
在し、記録媒体に記録された後では使用されないデータ
を除去する除去手段と、使用されないデータが除去され
た画像圧縮情報の所定領域に上記使用されないデータに
関する情報を記述することを制御する制御手段とを備え
る。
【0052】これにより、本発明に係る画像記録装置
は、記録媒体に画像圧縮情報を記録する際、記録媒体に
記録した後では使用されないデータが除去されるため記
録媒体の容量を節約することができる。
【0053】また、本発明に係る画像記録装置は、固定
レートで表された画像圧縮情報を可変レートで扱うこと
ができる。さらに、本発明に係る画像記録装置は、画像
圧縮情報の所定領域に保持した使用されないデータに関
する情報を用いて、画像圧縮情報を可変レートから固定
レートへ戻すことができる。従って、本発明に係る画像
記録装置は、必要に応じて固定レートから可変レートへ
の変換又は、可変レートから固定レートへの変換を容易
に行うことができる。
【0054】また、本発明に係る画像記録方法は、所定
形式で圧縮された画像圧縮情報を記録媒体に記録する画
像記録方法であって、入力となる画像圧縮情報が固定レ
ートで表され、該固定レートで表される画像圧縮情報に
含まれる符号化された画像に存在し、記録媒体に記録さ
れた後では使用されないデータを除去する除去工程と、
使用されないデータが除去された画像圧縮情報の所定領
域に上記使用されないデータに関する情報を記述するこ
とを制御する制御工程とを有する。
【0055】これにより、本発明に係る画像記録方法
は、記録媒体に画像圧縮情報を記録する際、記録媒体に
記録した後では使用されないデータが除去されるため記
録媒体の容量を節約することができる。
【0056】また、本発明に係る画像記録方法は、固定
レートで表された画像圧縮情報を可変レートで扱うこと
ができる。さらに、本発明に係る画像記録方法は、画像
圧縮情報の所定領域に保持した使用されないデータに関
する情報を用いて、画像圧縮情報を可変レートから固定
レートへ戻すことができる。従って、本発明に係る画像
記録方法は、必要に応じて固定レートから可変レートへ
の変換又は、可変レートから固定レートへの変換を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である画像記録装置の概略
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態である画像記録装置のCP
Uで実行されるMPEGビットストリームが記録媒体へ
記録される動作を示すフローチャートである。
【図3】従来の画像記録装置において、MPEGビット
ストリームを記録媒体へ記録する様子を示す図である。
【図4】MPEGビットストリームの復号化処理を示す
図である。
【図5】MPEGビットストリーム内のピクチャの様子
示すグラフである。
【図6】MPEGビットストリーム内のピクチャがオー
バーフローする様子を示すグラフである。
【符号の説明】
11 入力部、12 “0”スタッフィングデータ除去
部、13 制御部、14画像記録部、15 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z Fターム(参考) 5C053 FA21 GA11 GB06 GB08 GB29 GB37 KA24 5C059 KK22 MA00 RC09 SS12 UA02 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 DE22 DE52 EF03 EF05 GK08 5J064 BB10 BC02 BC24 BC29 BD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形式で圧縮された画像圧縮情報を記
    録媒体に記録する画像記録装置であって、 入力となる上記画像圧縮情報が固定レートで表され、該
    固定レートで表される画像圧縮情報に含まれる符号化さ
    れた画像に存在し、上記記録媒体に記録された後では使
    用されないデータを除去する除去手段と、 上記使用されないデータが除去された画像圧縮情報の所
    定領域に上記使用されないデータに関する情報を記述す
    ることを制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    画像記録装置。
  2. 【請求項2】 上記使用されないデータは、スタッフィ
    ングデータであり、このスタッフィングデータに関する
    情報には、該スタッフィングデータの有無と、一時記憶
    手段に記憶され始めてから送出され始めるまでの期間を
    示す値と、該スタッフィングデータのデータ量とが含ま
    れることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 上記所定形式で圧縮された画像圧縮情報
    は、MPEG(MovingPicture Experts Group)規格に
    準拠することを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 所定形式で圧縮された画像圧縮情報を記
    録媒体に記録する画像記録方法であって、 入力となる上記画像圧縮情報が固定レートで表され、該
    固定レートで表される画像圧縮情報に含まれる符号化さ
    れた画像に存在し、上記記録媒体に記録された後では使
    用されないデータを除去する除去工程と、 上記使用されないデータが除去された画像圧縮情報の所
    定領域に上記使用されないデータに関する情報を記述す
    ることを制御する制御工程とを有することを特徴とする
    画像記録方法。
  5. 【請求項5】 上記使用されないデータは、スタッフィ
    ングデータであり、このスタッフィングデータに関する
    情報には、該スタッフィングデータの有無と、一時記憶
    手段に記憶され始めてから送出され始めるまでの期間を
    示す値と、該スタッフィングデータのデータ量とが含ま
    れることを特徴とする請求項4記載の画像記録方法。
  6. 【請求項6】 上記所定形式で圧縮された画像圧縮情報
    は、MPEG(MovingPicture Experts Group)規格に
    準拠することを特徴とする請求項4記載の画像記録方
    法。
JP2001012101A 2001-01-19 2001-01-19 画像記録装置及び画像記録方法 Withdrawn JP2002218400A (ja)

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