JP2008131354A - 音声送信装置および移動通信端末 - Google Patents

音声送信装置および移動通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】音声通信の途絶えの可能性があることをその音声通信によって通信される音声によって報知する。
【解決手段】音声送信装置の近距離無線送受信部は、送信バッファに記憶された音声信号の量の多少を判断し、所定の閾値より多い場合、送信バッファに記憶される音声信号に修正を加える。また、所定の閾値より少ない場合、送信バッファに記憶される音声信号に修正を加える。ここで、送信バッファに記憶された音声信号が所定の閾値より多い場合に加える修正と、所定の閾値より少ない場合に加える修正は、同じであっても良く、また、異なっていても良い。
【選択図】図4

Description

本発明は、音声送信装置および移動通信端末に係り、特に音声送信に支障が生じた際の処理に関する。
移動通信端末装置、音楽再生装置などの音声送信装置と、ハンズフリー通話装置、ヘッドセットなどの音声受信装置との間で、音声信号の双方向の、または一方向の近距離無線通信網を介した通信が行われている。ここで、通信される音声は、通話音声であることもあり、音楽であることもある。また、通信方式は、例えばブルートゥース(登録商標)方式が用いられている。
この通信は、近距離無線通信網の通信品質の悪化によって途絶える可能性、即ち、使用者にとっては音切れが生ずる可能性がある。例えば、音声送信装置と、音声受信装置との間に、金属製品が入り、電波を遮蔽し、または反射する場合である。
そこで、音声送信装置は、近距離無線通信網の通信品質の悪化を検出すると、音声送信の圧縮率を高めることによってバッファの使用効率を上げて再送するための余裕を持たせ、音切れの発生をし難くする処理が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、上記金属製品が装置の使用者の所持する物であり、使用者の意思で移動された場合、使用者は、その金属製品を更に移動させて近距離無線通信網の通信品質を向上させることができる。一方、その金属製品が使用者の所持する物であるか否か、即ち、その移動は、使用者の意思によるか否かに係らず、使用者は、音声送信装置及び/または音声受信装置を移動させて近距離無線通信網の通信品質を向上させることができる。
また、音声送信装置がCPUと、そのCPUによって利用されるプログラムとから構成されている場合、音声送信装置で多くのプログラムが動作し、近距離無線通信処理に割り当てられるCPUリソースが不充分になることによって、上記通信が途絶える可能性が皆無ではない。
なぜなら、音声送信装置及び音声受信装置は、電池に蓄えられた電力によって動作する携帯型の装置であることが多く、消費電力の削減が重要である。そこで、必要最小限の電力を消費する、即ち、必要最小限の性能を有するCPUが搭載されることが適切な設計だからである。
このCPUリソースが不充分である場合、使用者は、動作中のプログラムの1つまたは複数の動作によるCPUへの負荷を減じる操作をすることによって、通信が途絶える可能性をなくし、または減らすことができる。
特開2003−309541号公報(第2−3頁、図9)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、通信が途絶えることを遅らせることが可能ではあるものの、通信の途絶えを防止することが可能であるとは限らず、所定の時間以上に渡って近距離無線通信網の通信品質の改善が得られない場合、突然の音切れによって、使用者に不快感を与え、また、通話の理解を妨げる問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、音声通信の途絶えの可能性があることをその音声通信によって通信される音声によって報知する音声送信装置および移動通信端末を提供することを目的とする。この処理によれば、装置の使用者は、通信される音声を聞くのみで上記途絶えの可能性があることを知ることができ、その他の、例えば報知の表示に注意を払う必要がない。
上記目的を達成するために、本発明の音声送信装置は、音声受信装置と近距離無線通信網を介して接続される音声送信装置であって、音声信号を記憶する送信バッファと、前記送信バッファに前記音声信号を記憶させ、また、前記送信バッファに記憶された音声信号を前記音声受信装置に送信する近距離無線送信手段とを有し、前記近距離無線送信手段は、前記音声信号を前記音声受信装置に送信する処理に支障が生じた場合、前記送信バッファに前記音声信号を修正して記憶させ、または、前記送信バッファに記憶された音声信号を修正して前記音声受信装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の移動通信端末は、基地局と通信を行う第1の通信手段と、近距離通信を用いてハンズフリー端末と通信を行う第2の通信手段を備えた移動通信端末であって、前記第1の通信手段を介してダウンロードした音楽コンテンツを記憶する記憶手段と、データを一時的に保持するバッファ手段と、前記記憶手段に記憶された音楽コンテンツを読出して前記バッファ手段に記憶させる読出し手段と、前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツのデータ量と予め定められた基準値とを比較し、前記データ量が基準値を満たしている場合は前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを前記第2の通信手段を介してハンズフリー端末に送信し、前記データ量が基準値を満たさない場合は前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを修正した後に前記第2の通信手段を介してハンズフリー端末に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
更に、本発明の他の移動通信端末は、基地局と通信を行う第1の通信手段と、近距離通信を用いてハンズフリー端末と通信を行う第2の通信手段を備えた移動通信端末であって、前記第1の通信手段を介してダウンロードした音楽コンテンツを記憶する記憶手段と、データを一時的に保持するバッファ手段と、前記記憶手段に記憶された音楽コンテンツを読出して前記バッファ手段に記憶させる読出し手段と、前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツのデータ量と予め定められた基準値とを比較し、前記データ量が基準値を満たさない場合は前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを修正した後に再び前記バッファ手段に記憶させる修正手段と、前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを前記第2の通信手段を介してハンズフリー端末に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、音声通信の途絶えの可能性があることをその音声通信によって通信される音声によって報知する音声送信装置および移動通信端末を提供することができる。
以下に、本発明による音声送信装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る音声送信装置が適用された移動通信端末装置が含まれた音声通信システムの構成を示すブロック図である。
この音声通信システムは、移動通信網に接続される移動通信端末装置10と、ハンズフリー装置30と、移動通信端末装置10及びハンズフリー装置30の間を接続する近距離無線通信網40とからなる。
図2は、移動通信端末装置10の構成を示すブロック図である。この移動通信端末装置10は、装置全体の制御を行う制御部11と、移動通信網に属する基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、主に受話に用いられるスピーカ14aと、送話に用いられるマイクロフォン14bと、通話部14cと、使用者へ情報の提示を行う表示部15と、使用者からの操作指示を入力する入力装置16と、ブラウザ部17と、音楽再生部18と、音楽コンテンツ記憶部19と、近距離無線通信の電波の送受信を行うアンテナ21aと、近距離無線通信部21bと、近距離無線送受信部22と、送信バッファ23と、受信バッファ24とからなる。
音楽コンテンツ記憶部19には、音楽コンテンツ19aが記憶される。音楽コンテンツ19aは、図示しないコンテンツサーバから基地局および通信部12bを介して受信、またはメモリカードを介して得ることが可能であり、音楽再生部18によって再生されるコンテンツである。送信バッファ23には、近距離無線送受信部22によってハンズフリー装置30へ送信される音声信号および音楽信号(以下、単に音声信号とする)が記憶される。受信バッファ24には、ハンズフリー装置30から送信され、近距離無線送受信部22によって受信された音声信号が記憶される。
なお、制御部11と、ブラウザ部17と、音楽再生部18と、近距離無線送受信部22とは、少なくともそれぞれの一部は、CPUと、そのCPUによって利用されるプログラムとから構成されている。そして、制御部11は、少なくともOSのリソース管理機能を行う。
図3は、ハンズフリー装置30の構成を示すブロック図である。このハンズフリー装置30は、装置全体の制御を行う制御部31と、使用者からの操作指示を入力する入力装置32と、近距離無線通信の電波の送受信を行うアンテナ33aと、近距離無線通信部33bと、近距離無線送受信部34と、送信バッファ35と、受信バッファ36と、音楽聴取及び受話に用いられるスピーカ37aと、送話に用いられるマイクロフォン37bと、通話部37cとからなる。
送信バッファ35には、近距離無線送受信部34によって移動通信端末装置10へ送信される音声信号が記憶される。受信バッファ36には、移動通信端末装置10によって送信され、近距離無線送受信部34によって受信された音声信号が記憶される。
なお、制御部31と、近距離無線送受信部34とは、少なくともそれぞれの一部は、CPUと、そのCPUによって利用されるプログラムとから構成されている。そして、制御部31は、少なくともOSのリソース管理を行う。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る音声通信システムの各部の動作を、図1〜図3を参照して説明する。
まず、移動通信端末装置10の各部の動作を、図2を参照して説明する。通信部12bは、アンテナ12aを介して受信した高周波信号を送受信部13に送信する。また、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aに送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得たデジタル音声信号を通話部14cまたは近距離無線送受信部22に送信し、また、制御信号を制御部11に送信する。更には、通話部14cまたは近距離無線送受信部22から出力されるデジタル音声信号、及び制御部11から出力される制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送信する。
通話部14cは、送受信部13から出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bが出力するアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13へ送信する。
表示部15は、例えばLCDの表示部であり、制御部11より起動されることにより、表示動作を開始する。入力装置16からの入力信号に応答して、また、ブラウザ部17及び音楽再生部18の動作に依存して、制御部11より新しい画面が起動されるまで、同じ表示動作を続ける。
入力装置16は、複数のキースイッチからなり、制御部11からの起動信号により、使用者が操作したキースイッチを識別するコード信号を制御部11へ通知する。
ブラウザ部17は、入力装置16の所定のキー操作によって起動され、送受信部13、通信部12b、基地局を介してWebサイトへアクセスする。そして、アクセスされたWebサイトから送信された文字、静止画または動画を表示部15に表示する。
音楽再生部18は、入力装置16の所定のキー操作によって起動され、音楽コンテンツ記憶部19に記憶された音楽コンテンツ19aを読み出して、音声信号を作成する。ここで、音楽コンテンツ19aが符号化されている場合、音楽再生部18は、音楽コンテンツ19aを復号する。
そして、音楽再生部18は、作成された音声信号をスピーカ14aに送って音声を発生させ、または近距離無線送受信部22に送る。また、移動通信端末装置10は、音楽再生用の第2のスピーカ(図示せず)を有し、音楽再生部18は、作成された音声信号を第2のスピーカに送って音声を発生させても良い。
次に、近距離無線通信部21bは、アンテナ21aを介して近距離無線通信網40から受信した近距離無線高周波信号を近距離無線送受信部22に送信する。また、近距離無線送受信部22から出力される高周波信号をアンテナ21aを介して近距離無線通信網40に送信する。ここで、近距離無線通信は、例えばブルートゥース(R)方式を用いるが、これに限るものではない。無線LAN方式を用いても良いし、赤外線通信方式を用いても良い。
近距離無線送受信部22は、近距離無線通信部21bを経由して近距離無線送受信部34と通信することにより近距離無線通信網40を用いて音声信号を送受信する。即ち、送受信部13から出力される音声信号、及び音楽再生部18から出力される音声信号を受信し、符号化する。そして、符号化された音声信号を送信バッファ23に記憶させる。更に、送信バッファ23に記憶された音声信号を、先に記憶された順に変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て近距離無線通信部21bに送信させて、送信された音声信号を送信バッファ23から削除する。
また、近距離無線送受信部22は、近距離無線通信部21bによって受信された高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、得られた符号化された音声信号を受信バッファ24に記憶させる。そして、受信バッファ24に記憶された音声信号を、先に記憶された順に復号し、復号された音声信号を送受信部13に送信して、送信された音声信号を受信バッファ24から削除する。
なお、上記符号化処理及び復号処理に係る符号化方式は、例えば、サブバンド符号化方式であるが、これに限るものではない。また、符号化は、音声信号が所定の時間間隔で区切られたフレーム毎に行われ、所定数の符号化されたフレームが1つのRTP(Real-time Transport Protocol)パケットにまとめられて送信バッファ23に記憶されて送信される。また、上記のようにまとめられたRTPパケットが受信されて受信バッファ24に記憶されるが、これに限るものではない。
近距離無線送受信部22が送受信部13から出力された音声信号を符号化して送信バッファ23に記憶させて近距離無線通信部21bに送信させ、また、近距離無線通信部21bによって受信されて受信バッファ24に記憶させた音声信号を復号化して送受信部13に送ることは、ハンズフリー装置30に移動通信端末装置10を介して移動通信網に接続された移動通信端末装置(図示せず)との間でハンズフリー通話を行わせることに対応する。
一方、近距離無線送受信部22が音楽再生部18から出力された音声信号を符号化して送信バッファ23に記憶させて近距離無線通信部21bに送信させることは、音楽再生部18によって再生された音楽をハンズフリー装置30のスピーカ37aから発生させること、即ち、ミュージックプレーヤ機能を実行することに対応する。この場合、ハンズフリー装置30は、使用者の頭部に装着される構造であるヘッドセットであることがある。
次に、ハンズフリー装置30の各部の動作を、図3を参照して説明する。入力装置32は、複数のキースイッチからなり、制御部31からの起動信号により、使用者が操作したキースイッチを識別するコード信号を制御部31へ通知する。
近距離無線通信部33bは、アンテナ33aを介して近距離無線通信網40から受信した近距離無線高周波信号を近距離無線送受信部34に送信する。また、近距離無線送受信部34から出力される高周波信号をアンテナ33aを介して近距離無線通信網40に送信する。ここで、近距離無線通信の方式は、近距離無線通信部21bの動作説明の際に説明した通りである。
近距離無線送受信部34は、近距離無線通信部33bを経由して近距離無線送受信部22と通信することにより近距離無線通信網40を用いて音声信号を送受信する。即ち、通話部37cから出力される音声信号を受信し、符号化する。そして、符号化された音声信号を送信バッファ35に記憶させる。更に、送信バッファ35に記憶された音声信号を、先に記憶された順に変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て近距離無線通信部33bに送信させて、送信された音声信号を送信バッファ35から削除する。
また、近距離無線送受信部34は、近距離無線通信部33bによって受信された高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、得られた符号化された音声信号を受信バッファ36に記憶させる。そして、受信バッファ36に記憶された音声信号を、先に記憶された順に復号し、復号された音声信号を通話部37cに送信して、送信された音声信号を受信バッファ36から削除する。
なお、上記符号化処理及び復号処理に係る符号化方式は、近距離無線送受信部22の動作説明の際に説明した通りである。また、音声信号は、RTPパケット単位に送受信されることも、近距離無線送受信部22の動作説明の際に説明した通りである。
既に説明したハンズフリー通話を行わせる場合、近距離無線送受信部34は、通話部37cから出力される音声信号を符号化して送信バッファ35に記憶させて近距離無線通信部33bに送信させ、また、近距離無線通信部33bによって受信されて受信バッファ36に記憶させた音声信号を復号して通話部37cに送る。また、ミュージックプレーヤ機能を実行させる場合、近距離無線送受信部34は、近距離無線通信部33bによって受信されて受信バッファ36に記憶させた音声信号を復号して通話部37cに送る。
通話部37cは、近距離無線送受信部34から出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ37aに送る。また、マイクロフォン37bが出力するアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して近距離無線送受信部34へ送信する。更には、スピーカ37aから発生した音声がマイクロフォン37bから入力されることによって発生するハウリングを防止するためのエコーキャンセルを行う。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る音声通信システムの音声送信に支障が生じた際の、近距離無線送受信部22の動作及び近距離無線送受信部34の動作を説明する。まず、ミュージックプレーヤ機能が実行されている、即ち、送信される音声信号は、音楽再生部18によって再生された音声信号であって、その音声信号が移動通信端末装置10からハンズフリー装置30に送信される場合の動作を説明する。
図4は、近距離無線送受信部22の、音楽再生部18から出力された音声信号を符号化して送信バッファ23に記憶させる動作のフローチャートを示す。近距離無線送受信部22は、動作を開始し(ステップS22a)、入力装置16の所定のキー操作によって入力され、近距離無線送受信部22内に記憶された、音声通信システムの音声送信に支障が生じたことを報知するか否かの設定を調べる(ステップS22b)。
報知しないと設定されている場合、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18から出力された音声信号を修正なしに符号化して送信バッファ23に記憶させ(ステップS22c)、ステップS22cの動作を繰り返す。
なお、ステップS22cの修正なしに符号化して記憶させる動作中、音楽再生部18から出力された音声信号が尽きた場合、近距離無線送受信部22は、最後に送信バッファ23に記憶させたRTPパケットを繰り返し記憶させるが、これに限るものではない。音楽再生部18から音声信号が出力されるまでの間、送信バッファ23に音声信号を記憶させることを中止しても良い。
一方、この修正なしに符号化して記憶させる動作中、送信バッファ23に音声信号を記憶させると、送信バッファ23に記憶される音声信号の量が送信バッファ23に割り当てられた記憶容量を上回る場合、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18に指示して音楽コンテンツ19aの再生を中止させる。そして、送信バッファ23に記憶された音声信号の量が送信バッファ23に割り当てられた記憶容量の所定の割合にまで減少した場合、音楽再生部18に指示して音楽コンテンツ19aの再生を再開させる。
一方、ステップS22bで、報知すると設定されている場合、近距離無線送受信部22は、送信バッファ23に記憶された音声信号の量と、送信バッファ23に割り当てられた記憶容量とを比較する(ステップS22d)。即ち、記憶された音声信号の量を割り当てられた記憶容量の大きさで除した値を算出し、その値と第1の閾値との大小、及びその値と第1の閾値より小さい第2の閾値との大小を比較する。ここで、第1の閾値及び第2の閾値は、0以上、かつ1以下の値である。
図5は、第1の閾値T1と、第2の閾値T2の一例を示す。即ち、第1の閾値T1は、0.9(90%)であり、第2の閾値T2は、0.5(50%)である。上記値が第1の閾値T1以下であり、かつ、第2の閾値T2以上であれば、近距離無線送受信部22は、送信バッファ23に記憶された音声信号の量は、適量であり、音声送信に支障が生じていないと判断する。
そして、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18から出力された音声信号を修正なしに符号化して送信バッファ23に記憶させて(ステップS22e)、ステップS22dの送信バッファ23に記憶された音声信号の量と、送信バッファ23に割り当てられた記憶容量とを比較する動作に戻る。
一方、ステップS22dで、上記値が第1の閾値T1を超えた場合、近距離無線送受信部22は、送信バッファ23に記憶された音声信号の量は多く、音声送信に支障が生じていると判断する。この支障は、近距離無線通信網40に発生した支障であって、この通信網を介した通信が充分に行われていない、または、近距離無線送受信部22の動作に生じた支障である。
近距離無線送受信部22の動作に生じた支障とは、例えば、近距離無線送受信部22に充分なCPUリソースが割り当てられていないため、近距離無線送受信部22が送信バッファ23に記憶された音声信号を近距離無線通信部21bに送信させる動作が適切に行われていないことである。
近距離無線送受信部22に充分なCPUリソースが割り当てられない要因は、ブラウザ部17が動画を表示部15に表示しており、ブラウザ部17に多くのCPUリソースが割り当てられていること、入力装置16のキーが単位時間当たり多数回操作されており、その操作に対応する制御部11の処理に多くのCPUリソースが割り当てられていること、などであるが、これらに限るものではない。
なお、多数回操作されているキーの識別子は、例えば、ブラウザ部17に送られるものであっても良く、また、アドレス帳(図示せず)に記憶される情報を入力するためのものであって、アドレス帳管理部(図示せず)に送られるものであっても良い。
上記以外にも、音声送信に支障が生じ、後述するステップS22f、またはステップS22gで音声信号のテンポを遅くした後、支障が解消し、過渡的に送信バッファ23に記憶された音声信号の量が多くなることもある。
送信バッファ23に記憶された音声信号の量が多いと判断された場合、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18から出力された音声信号に修正を施して符号化して送信バッファ23に記憶させ(ステップS22f)、ステップS22dの送信バッファ23に記憶された音声信号の量と、送信バッファ23に割り当てられた記憶容量とを比較する動作に戻る。
ここで、ステップS22fの説明で述べた、音声信号に施す修正とは、以下の1つ、または複数を組み合わせたものである。いずれの場合であっても、修正の程度は、上記値がより大きければ、より大きいものとするが、これに限るものではない。上記値の大きさに係らず、一定であっても良い。ここで、修正の程度とは、変化の程度、回数の多少、頻度の多少、時間の長短、音量の大小などであり、修正に依存して定められる。
修正は、まず、音声信号の音量を低下させることである。音量の低下は、その音声信号の全周波数成分に対して均一でも良く、また、周波数成分によって異なるとしても良い。上記値に依存して、音量を低下させる周波数成分を決定しても良い。次に、音声信号の周波数を修正することである。次に、音声信号のテンポを遅くすることである。次に、テンポを速くすることである。テンポの修正に際し、周波数の修正を伴っても良く、伴わないとしても良い。
次に、所定の回数に渡って、所定の時間長の所定の警報音を音声信号に挿入または重ね合わせることである。次に、無音区間を挿入することである。次に、音声信号の所定の区間を無音区間に置き換えることである。次に、音声信号の所定の区間を削除することである。ここで、削除される区間は、無音区間であっても良い。
また、近距離無線送受信部22は、上記支障が、近距離無線通信網40に発生した支障である場合と、移動通信端末装置10内、即ち、近距離無線送受信部22の動作に生じた支障である場合とで、異なる修正としても良い。この、異なる修正とする処理によれば、スピーカ37aから発生される音声によって、使用者は、支障の要因を知り、音切れを回避するための対策を適切に取ることができる。即ち、使用者は、音声送信装置及び/または音声受信装置を移動するか、音声送信装置で動作しているプログラムの負荷を減らす操作を行うかの適切な選択を容易にすることができる。
なお、上記支障が近距離無線通信網40に発生した支障であるか否かと、移動通信端末装置10内の動作に生じた支障であるか否かとは、近距離無線送受信部22は、以下のように判断することができる。
即ち、制御部11によってどの処理部にどの程度のCPUリソースが割り当てられたかを制御部11から受信すること、及び/または、近距離無線通信部21bによって近距離無線通信網40に送信されたRTPパケットの送信が正しく行われた割合、言い換えると、上記送信の再送の発生頻度を近距離無線通信部21bから受信することによる。
なお、ステップS22fの動作で、上記修正に加えて、または、代えて、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18に指示して、音楽コンテンツ19aの再生を中止させる。そして、送信バッファ23に記憶された音声信号が送信バッファ23に割り当てられた記憶容量の所定の割合にまで減少した場合、音楽再生部18に指示して、音楽コンテンツ19aの再生を再開させるとしても良い。また、送信バッファ23に新たに音声信号を記憶させないとしても良く、送信バッファ23に記憶された音声信号を削除するとしても良い。
一方、ステップS22dで、上記値が第2の閾値T2未満である場合、近距離無線送受信部22は、送信バッファ23に記憶された音声信号の量は少なく、音声送信に支障が生じていると判断する。この支障は、音楽再生部18または近距離無線送受信部22の動作に生じた支障である。
音楽再生部18に生じた支障とは、音楽再生部18が音楽コンテンツ19aを再生する動作が適切に行われていないためである。ここで、音楽コンテンツ19aが符号化されており、音楽再生部18は、たとえ、それを復号する専用ハードウェアを備えている場合であっても、音楽再生部18の他の部分は、CPUと、そのCPUによって利用されるプログラムからなるので、充分なCPUリソースが割り当てられない場合、動作が適切に行われない可能性がある。
そこで、移動通信端末装置10の他の処理部に多くのCPUリソースが割り当てられた場合、音楽再生部18は、充分なCPUリソースが割り当てられず、適切な再生処理を行うことができない可能性がある。音楽再生部18に充分なCPUリソースが割り当てられない要因は、既に説明した、近距離無線送受信部22に充分なCPUリソースが割り当てられない要因と同じである。
近距離無線送受信部22の動作に生じた支障とは、例えば、近距離無線送受信部22が音楽再生部18から出力された音声信号を符号化して、送信バッファ23に記憶させる動作が適切に行われていない場合である。この要因は、上記音楽再生部18に充分なCPUリソースが割り当てられない要因と同じである。そして、近距離無線送受信部22が符号化する専用ハードウェアを備えている場合であっても、動作が適切に行われない可能性があることは、上記音楽再生部18と同様である。
送信バッファ23に記憶された音声信号の量が少ないと判断された場合、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18から出力された音声信号に修正を施して符号化して送信バッファ23に記憶させ(ステップS22g)、ステップS22dの送信バッファ23に記憶された音声信号の量と、送信バッファ23に割り当てられた記憶容量とを比較する動作に戻る。
ここで、ステップS22gの動作で音声信号に施す修正とは、ステップS22fの動作説明で述べた通りである。なお、ステップS22fで施す修正と、ステップS22gで施す修正は、同じであっても良く、また、異なっても良い。
また、送信バッファ23に記憶された音声信号の量は少なく、音声送信に支障が生じる場合、支障は、移動通信端末装置10内に生じている。そこで、近距離無線送受信部22は、ステップS22fで、移動通信端末装置10内に支障が生じた際の修正を、ステップS22gで施すことが好ましい。なぜなら、使用者は、容易に支障の要因を知り、音切れを回避するための対策を適切に取ることができるからである。
なお、近距離無線送受信部22が動作を開始した直後は、送信バッファ23には、音声情報が記憶されていない。そこで、動作を開始した直後に限り、近距離無線送受信部22は、ステップS22gで異なる処理を行っても良い。例えば、ステップS22eで行う、音楽再生部18から出力された音声信号を修正なしに符号化して送信バッファ23に記憶させる動作である。
近距離無線送受信部22は、入力装置16から所定のキー操作がされることによって、任意の動作ステップで音楽再生部18の動作を終了させ、近距離無線送受信部34に動作終了を指示し、送信バッファ23に記憶された全ての音声信号、及び受信バッファ24に記憶された全ての音声信号を削除し、動作を終了する(図示せず)。
また、近距離無線送受信部34から動作終了の指示を受信した場合、近距離無線送受信部22は、音楽再生部18の動作を終了させ、送信バッファ23に記憶された全ての音声信号、及び受信バッファ24に記憶された全ての音声信号を削除し、動作を終了する(図示せず)。
以上の説明では、近距離無線送受信部22は、音声信号を送信バッファ23に記憶させる際に修正することがあるとしたが、これに限るものではない。これに代えて、既に送信バッファ23に既に記憶されている音声信号を修正するとしても良い。
既に記憶されている音声信号を修正すると、送信バッファ23に記憶された音声信号の量が多い、または、少ないと判断された後、ハンズフリー装置30に送信される音声信号を短時間で修正済みの信号にすることができる。そのため、音声信号の通信に支障が生じたことを短時間の遅れで報知することができる。
なお、送信バッファ23に記憶された音声信号が符号化されていない場合、符号化されている場合に比較して、既に記憶されている音声信号を修正することは容易である。そこで、送信バッファ23に符号化前の音声信号と、符号化済みの音声信号とが記憶される構成とする場合、符号化前の音声信号を修正するとしても良い。
図6は、近距離無線送受信部34の受信バッファ36に記憶された音声信号をRTPパケット毎に復号し、通話部37cに送ってスピーカ37aから発生させる動作のフローチャートを示す。近距離無線送受信部34は、動作を開始し(ステップS34a)、入力装置32の所定のキー操作によって入力され、近距離無線送受信部34内に記憶された、音声通信システムの音声送信に支障が生じたことを報知するか否かの設定を調べる(ステップS34b)。
報知しないと設定されている場合、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号を復号し、修正なしで通話部37cに送ってスピーカ37aから音声を発生させ(ステップS34c)、ステップS34cの動作を繰り返す。
なお、この修正なしに音声を発生させる動作中、受信バッファ36に記憶された音声信号が尽きた場合、近距離無線送受信部34は、最後に受信されたRTPパケットに含まれる音声を繰り返し発生させるが、これに限るものではない。受信バッファ36に音声信号が記憶されるまでの間、音声の発生を中止しても良い。
一方、この修正なしに音声を発生させる動作中、受信バッファ36に記憶された音声信号が受信バッファ36に割り当てられた記憶容量に近づいた場合、近距離無線送受信部34は、音声信号を受信バッファ36から削除するが、これに限るものではない。例えば、無音区間を削除するとしても良い。
なお、ステップS34cの動作で、上記修正に加えて、または、代えて、近距離無線送受信部34は、近距離無線送受信部22に要求して、音声信号の送信を一時停止させ、受信バッファ36の記憶された音声信号が受信バッファ36に割り当てられた記憶容量の所定の割合にまで減少した場合、近距離無線送受信部22に要求して、音声信号の送信を再開させるとしても良い。
一方、ステップS34bで、報知すると設定されている場合、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号の量と、受信バッファ36に割り当てられた記憶容量とを比較する(ステップS34d)。即ち、記憶された音声信号の量を割り当てられた記憶容量の大きさで除した値を算出し、その値と第1の閾値との大小、及びその値と第1の閾値より小さい第2の閾値との大小を比較する。
ここで、第1の閾値と、第2の閾値とは、近距離無線送受信部22の動作説明で述べた通りである。しかし、第1の閾値と、第2の閾値とは、それぞれ近距離無線送受信部22の動作の際に用いる値と同じ値であっても良く、また、異なる値であっても良い。
上記値が第1の閾値T1以下であり、かつ、第2の閾値T2以上であれば、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号の量は、適量であり、音声送信に支障が生じていないと判断する。そして、受信バッファ36に記憶された音声信号を復号し、修正なしで通話部37cに送ってスピーカ37aから音声を発生させ(ステップS34e)、ステップS34dの受信バッファ36に記憶された音声信号の量と、受信バッファ36に割り当てられた記憶容量とを比較する動作に戻る。
一方、ステップS34dで、上記値が第1の閾値T1を超える場合、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号の量は多く、音声送信に支障が生じていると判断する。この支障は、近距離無線送受信部34の動作に生じた支障である。近距離無線送受信部34の動作に生じた支障とは、例えば、近距離無線送受信部34の受信バッファ36に記憶された音声信号を復号し、通話部37cに送ってスピーカ37aから音声を発生させる動作に充分なCPUリソースが割り当てられていない場合である。
受信バッファ36に記憶された音声信号の量が多いと判断された場合、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号を復号して修正を施し、通話部37cに送ってスピーカ37aから音声を発生させ(ステップS34f)、ステップS34dの受信バッファ36に記憶された音声信号の量と、受信バッファ36に割り当てられた記憶容量とを比較する動作に戻る。
ここで、ステップS34fの説明で述べた、音声信号に施す修正とは、近距離無線送受信部22のステップS22fの動作説明で述べた通りである。ただし、ステップS22fで施す修正と、ステップS34fで施す修正は、同じであっても良く、また、異なっても良い。
なお、ステップS34fの動作で、上記修正に加えて、または、代えて、近距離無線送受信部34は、近距離無線送受信部22に要求して、音声信号の送信を一時停止させ、受信バッファ36の記憶された音声信号が受信バッファ36に割り当てられた記憶容量の所定の割合にまで減少した場合、近距離無線送受信部22に要求して、音声信号の送信を再開させるとしても良い。
また、ハンズフリー装置30が処理する機能が限られていることは、図3に示すハンズフリー装置30の構成からも明らかである。そこで、近距離無線送受信部34に充分なCPUリソースが割り当てられない可能性は少ない。そこで、近距離無線送受信部34は、ステップS34fの動作に代えて、ステップS34eの動作をするとしても良い。
一方、ステップS34dで、上記値が第2の閾値T2未満である場合、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号の量は少なく、音声送信に支障が生じていると判断する。この支障は、近距離無線通信網40に発生した支障であって、この通信網を介した通信が充分に行われていないか、または、移動通信端末装置10の動作に生じた支障である。なぜなら、上述したように、近距離無線送受信部34が近距離無線通信部33bによって受信された音声信号を受信バッファ36に記憶させる動作に充分なCPUリソースが割り当てられない可能性は少ないからである。
受信バッファ36に記憶された音声信号の量が少ないと判断された場合、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号を復号して修正を施し、通話部37cに送ってスピーカ37aから音声を発生させ(ステップS34g)、ステップS34dの受信バッファ36に記憶された音声信号の量と、受信バッファ36に割り当てられた記憶容量とを比較する動作に戻る。
ここで、ステップS34gの動作で音声信号に施す修正とは、ステップS34fの動作説明で述べた通りである。なお、ステップS34fで施す修正と、ステップS34gで施す修正は、同じであっても良く、また、異なっても良い。
また、ステップS34gの動作で音声信号に施す修正は、移動通信端末装置10の近距離無線送受信部22が、近距離無線通信網40に支障が発生した場合に施す修正と同じとしても良い。この処理によれば、使用者は、近距離無線通信網40に支障が発生した場合に異なる修正が加えられることによる混乱を招く恐れが少ない。
また、近距離無線通信網40、または近距離無線送受信部22に支障が発生し、受信バッファ36に記憶された音声信号の量が少ない場合、移動通信端末装置10の送信バッファ23に記憶された音声信号の量が多いと考えられる。そこで、その場合、移動通信端末装置10の近距離無線送受信部22によって、ハンズフリー装置30に送信される音声信号に修正が施されているので、近距離無線送受信部34は、ステップS34gの動作に代えて、ステップS34eの動作をするとしても良い。
また、移動通信端末装置10の近距離無線送受信部22は、近距離無線通信網40、または近距離無線送受信部22に支障が発生し、送信バッファ23に記憶された音声信号の量が多い場合、修正を施さないとしても良い。これらの動作によれば、近距離無線送受信部22と、近距離無線送受信部34とによって、音声信号が重ねて修正されることを避けることができる。
一方、近距離無線通信網40、または近距離無線送受信部22に支障が発生し、送信バッファ23に記憶された音声信号の量が多い際、近距離無線送受信部22が既に符号化が終了していた音声信号に修正を施さない場合、近距離無線送受信部34が修正を施すことによって、短時間の遅れで近距離無線通信網40に支障が発生したことを報知することができる。
なお、ステップS34gの音声信号を修正して音声を発生させる動作中、受信バッファ36に記憶された音声信号が尽きた場合、近距離無線送受信部34は、最後に受信されたRTPパケットに含まれる音声を繰り返し発生させるが、これに限るものではない。受信バッファ36に音声信号が記憶されるまでの間、音声の発生を中止しても良い。
また、近距離無線送受信部34が動作を開始した直後は、受信バッファ36には、音声情報が記憶されていない。そこで、動作を開始した直後に限り、近距離無線送受信部34は、ステップS34gで異なる処理を行っても良い。例えば、受信バッファ36に記憶された音声信号による音声の発生をさせないとしても良い。
近距離無線送受信部34は、入力装置32から所定のキー操作がされることによって、任意の動作ステップで近距離無線送受信部22に動作終了を指示し、送信バッファ35に記憶された全ての音声信号、及び受信バッファ36に記憶された全ての音声信号を削除し、動作を終了する(図示せず)。
また、近距離無線送受信部22から動作終了の指示を受信した場合、近距離無線送受信部34は、送信バッファ23に記憶された全ての音声信号、及び受信バッファ24に記憶された全ての音声信号を削除し、動作を終了する(図示せず)。
次に、本発明の実施形態に係る音声通信システムの音声送信に支障が生じた際の、近距離無線送受信部22の動作及び近距離無線送受信部34の動作であって、送信される音声は、送受信部13によって受信された音声信号である場合の動作を説明をする。これは、ハンズフリー通話処理が行われていて、移動通信端末装置10によって基地局を介した通話処理が行われており、受話音声が近距離無線通信網40を介してハンズフリー装置30へ送信されている場合である。
この受話音声が送信されている場合の処理は、上記ミュージックプレーヤ機能が実行されている場合とほぼ同一である。そこで、相違点のみを説明する。まず、近距離無線送受信部22は、上記ステップS22cの動作及びステップS22fの動作において、送信バッファ23に記憶された音声信号が所定の量を超えた場合、音楽再生部18に指示することが無意味であるのみならず、送受信部13に指示して、音声信号の送信を中止させることができない。その理由は、送受信部13は通話処理を行っており、信号の送受は、実時間処理が必要だからである。
次に、近距離無線送受信部34は、ステップS34cの動作及びステップS34fの動作において、受信バッファ36に記憶された音声信号が所定の量を超えた場合、近距離無線送受信部22に要求して、音声信号の送信を一時停止させることができない。その理由は、上記説明した通りである。
次に、本発明の実施形態に係る音声通信システムの音声送信に支障が生じた際の、近距離無線送受信部22の動作及び近距離無線送受信部34の動作であって、送信される音声は、通話部37cから送信された音声信号である場合の動作を説明をする。これは、ハンズフリー通話処理が行われていて、移動通信端末装置10によって基地局を介した通話処理が行われており、送話音声がハンズフリー装置30から近距離無線通信網40を介して送信されている場合である。
この送話音声がハンズフリー装置30から送信されている場合の動作と、上記受話音声が近距離無線通信網40を介してハンズフリー装置30へ送信されている場合の動作とは、音声信号が送られる方向が逆であるものの、類似の動作であるので、以下のような対応関係にある。即ち、後者では、近距離無線送受信部22は、送信バッファ23に記憶された音声信号の量を参照して、送信バッファ23に記憶される音声信号に修正を施し、または施さない動作をすることに対応し、前者では、近距離無線送受信部34は、送信バッファ35に記憶された音声信号の量を参照して、受信バッファ36に記憶された音声信号に修正を施し、または施さない動作をする。
また、後者では、近距離無線送受信部34は、受信バッファ36に記憶された音声信号の量を参照して、受信バッファ36に記憶された音声信号に修正を施し、または施さない動作をすることに対応し、前者では、近距離無線送受信部22は、受信バッファ36に記憶された音声信号の量を参照して、送信バッファ23に記憶された音声信号に修正を施し、または施さない動作をする。
なお、上記説明で、近距離無線送受信部22は、受信バッファ24に記憶された音声信号には修正を施さず、また、近距離無線送受信部34は、送信バッファ35に記憶された音声信号には修正を施さないことは、単なる対応関係ではない。これは、音声通信システムの音声送信に支障が生じた際、常に、移動通信端末装置10からハンズフリー装置30へ送信される音声信号に修正を施すためである。
その理由は、ハンズフリー装置30から移動通信端末装置10へ送信される音声信号は、発話音声であるので、その音声信号に施された修正は、これらの装置の使用者によって知られることがなく、本発明の効果が得られないからである。ただし、発話音声に修正を施し、通話相手に音声通信システムの音声送信に支障が生じたことを知らせても良い。これを知らせることにより、通話相手は、支障が生じていることを知り、重要な項目を繰り返して発話するなどの対応を取ることが可能になる。
ハンズフリー通話処理が行われている場合、受話音声が移動通信端末装置10から近距離無線通信網40を介してハンズフリー装置30へ送信される動作と、送話音声がハンズフリー装置30から近距離無線通信網40を介して移動通信端末装置10送信される動作とが同時に行われる。そこで、上記説明した、受話音声に対する処理と、送話音声に対する処理が、近距離無線送受信部22と、近距離無線送受信部34とによって同時に行われる。
以上の説明では、送信バッファ23、受信バッファ24、送信バッファ35及び受信バッファ36に記憶される音声信号は、符号化されているとしたが、これに限るものではない。符号化前の、または、復号された音声信号が記憶されるとしても良い。また、符号化された音声信号と、符号化前の、または、復号された音声信号とが記憶されるとしても良い。いずれにせよ、それぞれのバッファに記憶された音声信号の量を、それぞれのバッファに割り当てられた記憶容量の大きさで除した値によって、近距離無線送受信部22と、近距離無線送受信部34とは、音声送信に支障が生じたことを知ることができる。
また、近距離無線送受信部22と、近距離無線送受信部34とは、上記バッファに記憶された音声信号の量に加えて、または、代えて、移動通信端末装置10とハンズフリー装置30との間で送受信される近距離無線通信網40の通信の状況を参照して近距離無線通信網40に支障が発生しているか否かを判断しても良い。
通信の状況は、例えば、RTP制御プロトコル(RTCP)を用いて通信される。RTP制御プロトコルを用いて通信される通信の状況は、パケット再送の回数、RTPパケットが一方の装置から送信されてから、他方の装置によって受信されるまでの時間、などである。
また、以上の説明では、音楽再生部18は、音楽コンテンツ19aとして記憶された音声信号を再生するとしたが、これに限るものではない。音楽コンテンツ19aは、映像情報を含み、音楽再生部18は、音声信号を再生することに加えて、映像信号を表示部15に表示するとしても良い。この場合、音声信号に併せて映像信号が近距離無線送受信部22から近距離無線送受信部34に送信される。この送信に際し、音声信号と映像信号とは、例えば、MPEG4方式によって符号化されるが、これに限るものではない。
なお、以上の説明では、ミュージックプレーヤ機能は、音楽再生部18によって再生された音楽コンテンツ19aをスピーカ37aから発生させる機能であるとした。この他、移動通信網に接続されたサーバ装置(図示せず)から送信される音楽コンテンツをストリーミング再生して、スピーカ37aから発生させる場合、近距離無線送受信部22及び近距離無線送受信部34は、ハンズフリー通話の受話をスピーカ37aから発生させる場合と同じ処理を行う。なぜなら、サーバ装置に音楽コンテンツの送信の中止と再生を指示することはできないからである。
また、以上の説明では、音声信号がモノラル信号であるか、ステレオ信号であるかを
明示しなかったが、いずれでも良い。ただし、ステレオ信号をスピーカ37aから発生させる場合、スピーカ37aは、2つのスピーカからなる。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る移動通信端末装置が含まれた音声通信システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る音声通信システムのハンズフリー装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の近距離無線送受信部の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の送信バッファに記憶された音声信号の多少を判断するための閾値を示す図。 本発明の実施形態に係る音声通信システムのハンズフリー装置の近距離無線送受信部の動作を示すフローチャート。
符号の説明
10 移動通信端末装置
30 ハンズフリー装置
40 近距離無線通信網
16、32 入力装置
17 ブラウザ部
18 音楽再生部
19 音楽コンテンツ記憶部
19a 音楽コンテンツ
22、34 近距離無線送受信部
23、35 送信バッファ
24、36 受信バッファ

Claims (9)

  1. 音声受信装置と近距離無線通信網を介して接続される音声送信装置であって、
    音声信号を記憶する送信バッファと、
    前記送信バッファに前記音声信号を記憶させ、また、前記送信バッファに記憶された音声信号を前記音声受信装置に送信する近距離無線送信手段とを有し、
    前記近距離無線送信手段は、前記音声信号を前記音声受信装置に送信する処理に支障が生じた場合、前記送信バッファに前記音声信号を修正して記憶させ、または、前記送信バッファに記憶された音声信号を修正して前記音声受信装置に送信する
    ことを特徴とする音声送信装置。
  2. 前記近距離無線送信手段は、前記送信バッファに記憶された音声信号の量を前記送信バッファに割り当てられた記憶容量の大きさで除した値が第1の閾値より大きい場合、または、その値が前記第1の閾値より小さい第2の閾値より小さい場合、前記音声信号を前記音声受信装置に送信する処理に支障が生じたと判断することを特徴とする請求項1に記載の音声送信装置。
  3. 音楽再生手段と、音楽コンテンツを記憶する音楽コンテンツ記憶手段とを更に有し、前記音声信号は、前記音楽再生手段によって再生された前記音楽コンテンツであることを特徴とする請求項1に記載の音声送信装置。
  4. 前記修正とは、前記音声信号のテンポを遅くすることであることを特徴とする請求項1に記載の音声送信装置。
  5. 前記修正とは、前記音声信号の音量を小さくすることであることを特徴とする請求項1に記載の音声送信装置。
  6. 基地局と通信を行う第1の通信手段と、近距離通信を用いてハンズフリー端末と通信を行う第2の通信手段を備えた移動通信端末であって、
    前記第1の通信手段を介してダウンロードした音楽コンテンツを記憶する記憶手段と、
    データを一時的に保持するバッファ手段と、
    前記記憶手段に記憶された音楽コンテンツを読出して前記バッファ手段に記憶させる読出し手段と、
    前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツのデータ量と予め定められた基準値とを比較し、前記データ量が基準値を満たしている場合は前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを前記第2の通信手段を介してハンズフリー端末に送信し、前記データ量が基準値を満たさない場合は前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを修正した後に前記第2の通信手段を介してハンズフリー端末に送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする移動通信端末。
  7. 前記送信手段による音楽コンテンツに対する修正は、この音楽コンテンツの音量を変更することであることを特徴とする請求項6に記載の移動通信端末。
  8. 基地局と通信を行う第1の通信手段と、近距離通信を用いてハンズフリー端末と通信を行う第2の通信手段を備えた移動通信端末であって、
    前記第1の通信手段を介してダウンロードした音楽コンテンツを記憶する記憶手段と、
    データを一時的に保持するバッファ手段と、
    前記記憶手段に記憶された音楽コンテンツを読出して前記バッファ手段に記憶させる読出し手段と、
    前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツのデータ量と予め定められた基準値とを比較し、前記データ量が基準値を満たさない場合は前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを修正した後に再び前記バッファ手段に記憶させる修正手段と、
    前記バッファ手段に記憶された音楽コンテンツを前記第2の通信手段を介してハンズフリー端末に送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする移動通信端末。
  9. 前記修正手段による音楽コンテンツに対する修正は、この音楽コンテンツの音量を変更することであることを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
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