JP2006050244A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006050244A
JP2006050244A JP2004228249A JP2004228249A JP2006050244A JP 2006050244 A JP2006050244 A JP 2006050244A JP 2004228249 A JP2004228249 A JP 2004228249A JP 2004228249 A JP2004228249 A JP 2004228249A JP 2006050244 A JP2006050244 A JP 2006050244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
transmission
wireless communication
frame
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004228249A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Machino
勝行 町野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004228249A priority Critical patent/JP2006050244A/ja
Publication of JP2006050244A publication Critical patent/JP2006050244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】 CSMA方式の無線通信システムにおいて、フレーム送信を開始する際、通信中の他の端末装置に与える干渉を低減できる無線通信装置を提供する。
【解決手段】 優先度制御部17はフレームの送信に先立って、優先度格納部18に固有に割り当てられた本来の優先度より低い優先度を設定しておく。送信部13は、送信バッファ12から随時必要な量のデータを取り出しフレーミングして無線インタフェース14を介し送出する。このとき、送信部13は、優先度格納部18に格納された優先度に従ってフレーム送信間隔を決定し送信する。監視部15はタイマ期間中送信バッファ12の滞留データ状況を観測し、この結果に基づいて優先度制御部17は、無線回線の輻輳のため自らのデータを送出できないと判断したとき、これ以上に回線の輻輳を避けるため送信部13を制御し送信を停止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末局や基地局などの複数の無線通信装置から構成される無線通信システムに関するものであり、特にCSMA方式の通信システムに用いられる干渉を低減する技術に関するものである。
最近の通信システムは、有線通信に比較して使用場所の制限の少ない、利用者にとって自由度の高い、携帯電話や無線LAN等に代表される無線通信システムが、主流となっている。ユーザはオフィスやホームに設置されたアクセスポイントから容易にネットワークにアクセスできるようになり、また、一部のキャリヤは駅やホテルなどにホットスポットと呼ばれる場所を設け、新たなネットワークビジネスを模索している。
一般的に複数の機器を収容する通信システムでは、同時に多くの機器が送信を開始すると混信が生じることから、混信を防ぐための様々なアクセス方式が採用されている。
このような混信を防ぐアクセス方式の1つに、所定時間以上回線が空いた場合、何時でも端末局がフレームの送信を開始できるCSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式がある。そしてこのCSMA方式を採用した通信システムとしては、イーサネット(登録商標)やIEEE802.11で規定される無線LANが代表的である。
以下に、前記IEEE802.11で規定される無線LANを使った、CSMA方式の通信システムについて説明する。
図4は、IEEE802.11で規定される無線LANのシステム構成例である。(a)では41で示された3つの端末局間でフレームの送受信を行っている。(b)では、局の1つ42が基地局の役割を果たし、残りの2つの端末局は基地局との間でフレームの送受を行っている。このとき、端末局41では最初のフレーム送信宛先として基地局アドレスが固定的に割り当てられている。通常基地局には有線LANなどが接続され、ネットワークアクセスなどで用いられるのが一般的である。フレームは一旦基地局に送られ、そこから目的の端末局に転送される。尚、相手端末はリモートのネットワーク上にある場合もあり、必ずしも無線LAN上にあるとは限らない。
端末局もしくは基地局はフレームの送信に先立ち所定時間電波を監視し、キャリヤが存在しない場合にフレームの送信を開始することができる。もし、自分より先にフレームを送信している局が存在していることをキャリヤ検出で認知した場合は、フレームを送信しようとしている局はそのキャリヤが検出されなくなるまで待ち、更にキャリヤの無い状態が所定時間以上継続していることを確認した後、自分のフレームを送出することが可能となる。
このとき偶然複数の端末局が同時にフレーム送信を開始する「衝突」が発生する可能性もあるが、このような可能性を減らすためIEEE802.11ではキャリヤ無しの状態を監視する期間を端末局ごとに変える仕組みを用意している。
図5は、802.11における衝突確率低減方法を説明する図である。図において51は先行するフレームである。送信を開始しようとしている端末局は、先行フレームが終了するのを待ち、その後Tc期間キャリヤが検出されない状態が継続すると、更にある時間待ってこの間にキャリヤがない場合フレームの送信が可能となる。図では52の時点から53で示されたフレームの送信を開始している。
ところでこのある時間は、期間Tw以内の範囲で乱数を発生させることで決定される。その結果、小さな待ち時間となった端末局が先にフレームの送信権を獲得しフレームの送信を開始できることになる。大きな待ち時間となった端末局は、再びキャリヤを検出するためキャリヤが途切れるまで待つことになる。即ち、小さな値を付与された端末局が早期にフレーム送出を開始するため優先度が高くなる。
そこで、この考え方を拡張して優先度を管理することが可能である。
図6は、優先度制御方法を説明するための図である。図において、グループAに属する無線通信装置は、Tc1期間キャリヤが検出されず、更にこの後Tw1期間以内のある期間キャリヤが検出されなければフレーム送出を開始するものとする。グループBに属する無線通信装置も同様に、Tc2時間キャリヤが検出されず、更にTw2期間以内のある期間キャリヤが検出されなければフレーム送出を開始するものとする。図のように、Tc1+Tw1<Tc2の関係があれば、グループAに属する無線通信装置は、グループBに属する無線通信装置より常に優先度が高くなる。61、62はそれぞれのグループの無線通信端末がフレーム送信を開始するタイミングを示している。期間Tw1と期間Tw2は一部重なるように設定され、グループAはグループBより確率的に優先度が高くなるように設定されることがある。このような性質を利用し、グループAには例えば音声データやリアルタイム動画データのように途切れや遅延が許されないデータを、グループBにはメールのような多少の遅延は問題にならないデータを割り当てることができる。即ち、アプリケーションごとに固有の優先度を割り当てるものである。
このような、優先度を管理する従来の無線通信装置の一例を図7に示す。簡単のため受信部は省略している。データソースで発生したデータは、上位インタフェース71を経由し一旦バッファ72に蓄えられ、その後送信部73でフレームに組み立てられ無線インタフェース74を介して送信される。このとき送信部73は、優先度格納部75に設定された優先度に従ってフレーム間隔を設定しフレームを送信する。優先度格納部75には通常アプリケーション固有の値が固定的に設定される。
ANSI/IEEE Std 802.11 招待論文:IEEE802.11準拠無線LANの動向、守倉正博、信学技報、MoMuC2001−37
しかしながら、図6で示したような従来の優先度管理方法は、1つのグループ内、例えば前述のグループA内で複数の無線通信が行われているとき、新たな無線通信が開始されると、通信中の無線通信装置の動作に妨害を与え、場合によっては全体のシステムが通信不能になる現象が確認されている。以下に、簡単な例を用いてこれを示す。
図8は、正常時の通信を説明した図である。図において、A、Bの2つの無線通信が行われているものとする。簡単のためそれぞれのソース81a、81bは2Mbpsの速度で定常的にデータを発生し、送信局82a、82bを経由し送信されているものとする。このデータは通信媒体83を通り、受信局84a、84bで受信されるものとする。媒体83における通信容量を5Mbpsと仮定し、送信局82a、82bの送信優先度は同じに設定されているものとすると、2つのソースのデータ量の合計は4Mbpsなので、全体の通信容量以下となり、通信は正常に行われる。
図9は、異常時の通信を説明した図である。前述のシステムに同じ構成の通信Cが新たに加わると、3つのソースのデータ量の合計は6Mbpsとなり、通信全体の通信容量5Mbpsを超える。各送信局は、それぞれ2Mbpsのデータを送信しようとして互いに回線を争奪するが、トータルの容量が5Mbpsと決まっているので、それぞれの優先度が同じであるとすると1台あたり平均的に1.6Mbps程度しか帯域を確保できなくなる。この結果、ソース91a、91b、91cから送られてくるデータは送信局92a、92b、92c内のバッファに溜りやがて入りきれなかった一部のデータは廃棄される。受信局94a、94b、94cでは、一部のデータを欠いた不完全なデータが受信されることになる。通常画像データなどは圧縮の過程で前フレームとの差分をとることが多く、僅かなデータ不足でも表示される画像は長時間に渡って乱れることになる。
このように、不用意に第3者が通信を開始するとシステム全体が動作不能に陥る問題があった。
本発明の目的は、CSMA方式の無線通信システムにおいて、フレーム送信を開始する際、通信中の他の端末装置に与える干渉を低減できる無線通信装置を提供することにある。
本発明は、搬送波感知多重アクセス方式によりフレーム単位でデータの送受信を行う無線通信装置であって、フレーム送信開始に関する優先度の値を格納する優先度格納手段と、前記優先度格納手段に格納されている優先度に従って、フレームの送信間隔を変動させることによりフレーム送信を行うフレーム送信手段と、前記優先度格納手段に格納されている優先度を変更するとともにフレーム送信手段の動作の開始停止を制御する優先度制御手段とを備えることを特徴とする。
前記優先度制御手段は、前記無線通信装置自身のフレーム送信開始時において前記優先度を予め設定された規定値より低く設定し、前記フレーム送信手段は、フレームの送信間隔を前記優先度の規定値に対応する値より長くして送信してもよい。
また、無線通信回線の輻輳状態を検出して監視する輻輳状態監視手段を備え、前記輻輳状態監視手段が、前記フレームの送信を開始した時点から、所定時間以内に無線通信回線の輻輳を検出できなかった場合に、前記優先度制御手段は、前記優先度を規定値に再設定し、前記フレームの送信間隔も再設定することでフレームの送信を行ってもよい。
更に、前記輻輳状態検出手段が、前記フレームの送信を開始した時点から、所定時間以内に無線通信回線の輻輳を検出できた場合に、前記優先度制御手段は、前記フレームの送信を停止してもよい。
更に、前記優先度制御手段は、前記輻輳状態が検出されずに、所定時間以上前記フレームの送信に成功した場合には、前記優先度を規定値に再設定してもよい。
また、前記無線通信装置において、送信データを一旦蓄積するバッファを備え、前記輻輳状態監視手段は、前記無線通信装置自身が送信しようとするデータが、他の無線通信装置が送信する搬送波を検知したために実際に送信できずに、前記バッファに残留しているデータ量により輻輳状態を検知することを特徴とする。
また、本発明は、複数の前記無線通信装置から構成されることを特徴とする無線通信システムである。
以上のように本発明によれば、優先度制御手段が優先度格納手段に格納されている優先度を変更するとともにフレーム送信手段の動作の開始停止を制御するので、優先度が予め設定されている値に固定されている従来技術に対して、通信全体の容量に応じて優先度を変更可能であり、状況に合わせて柔軟な対応が可能である。しかも、フレーム送信手段の動作の開始停止を制御するので、回線の輻輳に応じてフレーム送信手段を停止してデータの廃棄を防ぐことができる。
特に、通信開始時はフレーム送信の優先度を低く設定し、所定時間無線回線の輻輳を検出しなかった場合、フレーム送信間隔を規定値に再設定しフレーム送信を行うことで遅滞無く通信を開始すると共に、所定時間以内に無線回線の輻輳を検出した場合、フレーム送信を停止することで、自らのフレーム送信が既に通信を行っている他の通信端末に及ぼす妨害を低減することを可能としている。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本発明が適用される無線通信装置の構成を示す図である。
図1において、11はデータソースで発生したデータを受け取る上位インタフェース、12は送信データを一旦蓄積するバッファ、13はデータをフレーミングして送信する送信部、14は無線インタフェース、15は通信状態(輻輳状態)を検出して監視する監視部、16はタイマ、17は優先度を変更する優先度制御部、18は優先度を格納する優先度格納部である。送信部13は、優先度格納部18に設定された優先度に基づきフレーム送信間隔を決定し、フレームの送信を開始するようにできている。尚、データソースは2次側のネットワークでもよく、またデータはイーサフレームのように既にフレーミングされていてもよい。
通信が開始されると、優先度制御部17はタイマ16に監視時間を設定しタイマを起動する。また、優先度制御部17はフレームの送信に先立って、優先度格納部18にアプリケーションに固有に割り当てられた本来の優先度(規定値)より低い優先度を設定しておく。送信部13は、送信バッファ12から随時必要な量のデータを取り出しフレーミングして無線インタフェース14を介し送出する。このとき、送信部13は、優先度格納部18に格納された優先度に従ってフレーム送信間隔を決定し送信する。
もし、無線回線にデータソースで発生したデータを送信するのに十分な余裕がある場合、バッファ12内のデータは即座に送信部13の働きで送信され、この結果、バッファ12内にはデータが蓄積されない。逆に、無線回線が込み合い、送信データ量が制限されるとバッファ12には大量のデータが蓄積されることになる。更に無線回線が長時間に渡り込むと、やがてバッファ12はオーバフローし、データソースから送られてくるデータは廃棄される。従って、監視部15により、バッファ12に蓄積されているデータの量、若しくはデータ量の変化などの滞留データ状況を監視することで、無線回線のトラフィックを推定できる。監視部15は少なくともタイマ期間中送信バッファ12の滞留データ状況を観測し、この結果に基づいて優先度制御部17は、無線回線の輻輳のため自らのデータを送出できないと判断したとき、これ以上に回線の輻輳を避けるため送信部13を制御し送信を停止させる。
優先度制御部17による判断は、バッファ12内に滞留したデータ量が所定の量を超えた場合、或いは滞留データの変化の状況から行われる。後者は、タイマ時間以内に滞留データ量が所定の量を超えなかったとしても、常に滞留データが増加方向にあればやがてオーバフローするであろうと判断するためである。
優先度制御部17は、タイマ時間経過後、送信優先度をアプリケーションに割り当てられた適正な値(規定値)に戻し、優先度格納部18にこれを設定する。
図2は、本発明による無線通信装置において、主要な役割を果たす優先度制御部17の動作を説明するためのフローチャートである。
本無線装置の優先度制御部17は、データソースにより送信が開始されると、Step1で優先度格納部にアプリケーションに割り当てられた適正な優先度(規定値)より低い優先度を設定し、Step2で監視部15がバッファ12内の滞留データを観測する期間を設定し、タイマ16を起動する。尚、これ以前にバッファ12はリセットされているものとする。Step3では、監視部15が滞留データ状況を検出して観測し、その結果に基づいて優先度制御部17が前述の判断方法を実施する。Step4で、優先度制御部17が、判断結果として無線回線が輻輳しデータ送信不能と判断すると、Step7で、優先度制御部17が送信部13に対し、直ちに送信の停止指示を行う。この作業は、Step5でタイムオーバが検出されるまで続けられる。Step7で無事にタイムオーバとなると、Step6で、優先度制御部17が優先度格納部18に対して優先度をそのアプリケーションに適正な値(規定値)に戻す指示をする。
図3は、回線輻輳時における本発明の無線通信端末の振る舞いを説明する図である。
図において、A、Bの2つの無線通信が行われているものとする。簡単のためそれぞれのソース31a、31bは2Mbpsの速度で定常的にデータを発生し、このデータは送信局32a、32bでフレーミングされ送信されているものとする。このデータは通信媒体33を通り、受信局34a、34bで受信されるものとする。媒体33における通信容量を5Mbpsと仮定し、32a、32bの送信優先度は同じに設定されているものとする。このとき、2つのビデオソースのデータ量の合計は4Mbpsなので、全体の通信容量以下となり、通信は正常に行われる。
今、この系に本発明による無線通信装置が加わり通信Cを開始するものとする。ソース31cで発生した2Mbpsのデータは、送信局32cを介して媒体33に送出される。送信局32cは、通信開始当初優先度が他の送信局32a、32bより低く設定されているため、送信権を獲得できず、せいぜい1Mbps程度の伝送しかできなくなる。一方、ソースでは常時2Mbpsのデータが発生しており、この結果送信局32c内のバッファには滞留データが発生する。滞留データはやがて所定値を超えるか、或いは、変化が常に増加方向であることから、前記判断により送信局32cの送信は停止させられる。この間、送信局32cの優先度は他の送信局より優先度が低いため、通信A、Bは、通信Cにより妨害を殆ど受けず機能する。
以上のように、端末局や基地局など複数の無線通信装置から構成され、所定期間以上回線が空いた場合、それぞれの無線通信装置はフレームの送信を開始できるCSMA方式の通信システムにおいて、通信開始時はフレーム送信の優先度を低く設定し、所定時間無線回線の輻輳を検出しなかった場合フレーム送信間隔を規定値に再設定しフレーム送信を行うことで遅滞無く通信を開始すると共に、所定時間以内に無線回線の輻輳を検出した場合、フレーム送信を停止することで、自らのフレーム送信が既に通信を行っている他の通信端末に及ぼす妨害を低減することを可能としている。
本発明が適用される無線通信装置の構成を示す図である。 本発明の優先度制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 回線混雑時における本発明の無線通信端末の振る舞いを説明する図である。 IEEE802.11で規定される無線LANのシステム構成例である。 802.11における衝突確率低減方法を説明する図である。 優先度制御方法を説明するための図である。 従来の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 正常時の通信を説明した図である。 異常時の通信を説明した図である。
符号の説明
11 上位インタフェース
12 バッファ
13 送信部
14 無線インタフェース
15 監視部
16 タイマ
17 優先度制御部
18 優先度格納部
31a、31b、31c ソース
32a、32b、32c 送信局
33 媒体
34a、34b、34c 受信局
41 端末局
42 基地局
51 先行フレーム
52 送信開始タイミング
53 次フレーム
61 グループAの送信開始タイミング
62 グループBの送信開始タイミング
71 上位インタフェース
72 バッファ
73 送信部
74 無線インタフェース
75 優先度格納部
81a、81b ソース
82a、82b 送信局
83 媒体
84a、84b 受信局
91a、91b、91c ソース
92a、92b、92c 送信局
93 媒体
94a、94b、94c 受信局

Claims (7)

  1. 搬送波感知多重アクセス方式によりフレーム単位でデータの送受信を行う無線通信装置であって、
    フレーム送信開始に関する優先度の値を格納する優先度格納手段と、
    前記優先度格納手段に格納されている優先度に従って、フレームの送信間隔を変動させることによりフレーム送信を行うフレーム送信手段と、
    前記優先度格納手段に格納されている優先度を変更するとともにフレーム送信手段の動作の開始停止を制御する優先度制御手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記優先度制御手段は、前記無線通信装置自身のフレーム送信開始時において前記優先度を予め設定された規定値より低く設定し、
    前記フレーム送信手段は、フレームの送信間隔を前記優先度の規定値に対応する値より長くして送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 無線通信回線の輻輳状態を検出して監視する輻輳状態監視手段を備え、
    前記輻輳状態監視手段が、前記フレームの送信を開始した時点から、所定時間以内に無線通信回線の輻輳を検出できなかった場合に、前記優先度制御手段は、前記優先度を規定値に再設定し、前記フレームの送信間隔も再設定することでフレームの送信を行うことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 更に、前記輻輳状態検出手段が、前記フレームの送信を開始した時点から、所定時間以内に無線通信回線の輻輳を検出できた場合に、前記優先度制御手段は、前記フレームの送信を停止することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 更に、前記優先度制御手段は、前記輻輳状態が検出されずに、所定時間以上前記フレームの送信に成功した場合には、前記優先度を規定値に再設定することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 送信データを一旦蓄積するバッファを備え、
    前記輻輳状態監視手段は、前記無線通信装置自身が送信しようとするデータが、他の無線通信装置が送信する搬送波を検知したために実際に送信できずに、前記バッファに残留しているデータ量により輻輳状態を検知することを特徴とする請求項3から請求項5記載の無線通信装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の複数の無線通信装置から構成されることを特徴とする無線通信システム。
JP2004228249A 2004-08-04 2004-08-04 無線通信装置 Pending JP2006050244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228249A JP2006050244A (ja) 2004-08-04 2004-08-04 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228249A JP2006050244A (ja) 2004-08-04 2004-08-04 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006050244A true JP2006050244A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36028287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004228249A Pending JP2006050244A (ja) 2004-08-04 2004-08-04 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006050244A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008131354A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Toshiba Corp 音声送信装置および移動通信端末
JP2010283828A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Ntt Docomo Inc トラフィックフローを区別する方法及び装置
JP4818374B2 (ja) * 2007-02-14 2011-11-16 三菱電機株式会社 車両用通信装置
JP2013542695A (ja) * 2010-11-08 2013-11-21 エスシーエー アイピーエルエー ホールディングス インコーポレイテッド 移動体通信装置及び方法
WO2017033789A1 (ja) * 2015-08-21 2017-03-02 日本電信電話株式会社 無線通信システムおよび無線通信方法
CN109997403A (zh) * 2016-11-30 2019-07-09 希来凯思技术株式会社 无线通信装置以及程序

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09321770A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Oki Electric Ind Co Ltd Atmセルスイッチング装置
JPH11284657A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Chokosoku Network Computer Gijutsu Kenkyusho:Kk 再送制御方式
JP2000183965A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Toshiba Corp パケットスイッチ及びパケット交換方法
JP2004180101A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd メディアアクセス方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09321770A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Oki Electric Ind Co Ltd Atmセルスイッチング装置
JPH11284657A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Chokosoku Network Computer Gijutsu Kenkyusho:Kk 再送制御方式
JP2000183965A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Toshiba Corp パケットスイッチ及びパケット交換方法
JP2004180101A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd メディアアクセス方式

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008131354A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Toshiba Corp 音声送信装置および移動通信端末
JP4818374B2 (ja) * 2007-02-14 2011-11-16 三菱電機株式会社 車両用通信装置
US8255537B2 (en) 2007-02-14 2012-08-28 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle communication device
JP2010283828A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Ntt Docomo Inc トラフィックフローを区別する方法及び装置
US9439175B2 (en) 2010-11-08 2016-09-06 Sca Ipla Holdings Inc. Mobile communications network device and method
KR20130132467A (ko) * 2010-11-08 2013-12-04 에스씨에이 아이피엘에이 홀딩스 인크. 이동 통신 장치 및 방법
JP2013542695A (ja) * 2010-11-08 2013-11-21 エスシーエー アイピーエルエー ホールディングス インコーポレイテッド 移動体通信装置及び方法
KR101877588B1 (ko) * 2010-11-08 2018-07-12 에스씨에이 아이피엘에이 홀딩스 인크. 이동 통신 장치 및 방법
WO2017033789A1 (ja) * 2015-08-21 2017-03-02 日本電信電話株式会社 無線通信システムおよび無線通信方法
KR20180030683A (ko) * 2015-08-21 2018-03-23 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 무선 통신 시스템 및 무선 통신 방법
JPWO2017033789A1 (ja) * 2015-08-21 2018-07-12 日本電信電話株式会社 無線通信システムおよび無線通信方法
KR102076828B1 (ko) 2015-08-21 2020-02-12 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 무선 통신 시스템 및 무선 통신 방법
US10805958B2 (en) 2015-08-21 2020-10-13 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Wireless communication system and wireless communication method
CN109997403A (zh) * 2016-11-30 2019-07-09 希来凯思技术株式会社 无线通信装置以及程序
CN109997403B (zh) * 2016-11-30 2022-09-09 希来凯思技术株式会社 无线通信装置以及记录介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690342B2 (ja) リアルタイム通信のための無線ローカルエリアネットワークにおける不定期省電力送出方法
JP4391316B2 (ja) ワイヤレスlan用のメディア・アクセス・コントロール装置
US8660051B2 (en) Relay apparatus, communication apparatus, communication system, and frame transfer method
JPH07307977A (ja) 通信方法及び通信装置
WO2008032750A1 (fr) dispositif de communication
EP1594261A2 (en) Dynamic channel assignment in wireless local area networks
JP2008042850A (ja) 中継装置、中継方法および中継プログラム
JP2005080157A (ja) 通信中継方法及び装置
JP2008053889A (ja) ハンドオーバ方法、基地局、端末局、プログラム記録媒体及び集積回路
JPH0750670A (ja) 通信媒体へのアクセス方法
MX2007009325A (es) Metodo y aparato para controlar congestion de medio inalambrico ajustando el tamano de la ventana de contencion y disociando las estaciones moviles seleccionadas.
US8817725B2 (en) Scheduling transmission of traffic treated less preferentially despite timing requirements
JP4286791B2 (ja) ネットワーク中継装置、ネットワーク中継方法、ネットワーク中継プログラム、および、ネットワーク中継プログラムを記録した記録媒体
JP4644709B2 (ja) データ記録システム、データ取得装置、データ記録装置、データ取得装置制御プログラム、およびデータ記録装置制御プログラム
KR20190047598A (ko) 데이터를 전송하는 방법 및 장치
WO2021092839A1 (zh) 数据传输方法、电子设备、系统及存储介质
JP2006050244A (ja) 無線通信装置
WO2012162968A1 (zh) 控制数据传输的方法、装置和系统
KR20160049919A (ko) 센서 데이터 유실을 최소화하기 위한 무선 센서 네트워크에서의 코디네이터 관리 방법
US20040264429A1 (en) Wireless communication system for improved transmission priority control
US20110161786A1 (en) Method for coping with packet error distribution, a server apparatus, and a terminal apparatus
US20110268009A1 (en) Relay apparatus, communication apparatus, communication system, and relay method
US9197482B1 (en) Optimizing quality of service in wireless networks
WO2020088404A1 (zh) 一种数据处理方法及设备
EP2615879B1 (en) Scheduling transmission of traffic treated less preferentially despite timing requirements

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413