JP2008259067A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性を向上させることができることができるようにする。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機1においては、リモコンコマンド送受信部24は、メディアプレイヤの第1の再生状態のときに対向機器からリモコンコマンドを受信し、リモコンコマンド解析部25は受信されたリモコンコマンドを解析し、解析結果を用いてリモコンコマンドの開始または終了が受信されたか否かを判定し、リモコンコマンド通知部26は、リモコンコマンドの開始が受信されたと判定された場合、第1の再生状態から、受信されたリモコンコマンドにより変更が指示される第2の再生状態に移行する旨を通知し、リモコンコマンドの終了が受信されたと判定された場合、第2の再生状態から第3の再生状態への変更を指示するコマンドを生成して通知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御することができるようにした情報処理装置に関する。
近年、情報処理装置としての携帯電話機には、単なる通話による通信機能だけでなく、アドレス帳機能、基地局やインターネットなどのネットワークを介したメール機能や、Webページなどを閲覧することが可能なブラウザ機能だけでなく、オーディオデータを聞くことができる音楽制御機能や、地上波ディジタル放送波、地上波ディジタルラジオ放送波、およびFMラジオ放送波を受信することができる機能などのマルチメディア機能が搭載されるようになってきている。
例えば電子機器などに適用することができる無線通信技術として例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))が知られている。このブルートゥースの無線通信技術を用いれば、携帯電話機などの携帯情報端末や携帯型音楽再生機から、オーディオケーブルを用いることなく、例えばヘッドセットなどの対向機器にオーディオデータを転送することができる。
オーディオデータの伝送用のプロファイルとして、例えば“Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)”(非特許文献1)や“Generic Advanced Audio/Video Distribution Profile”(非特許文献2)などが知られている。これらは、ブルートゥース接続された機器間でオーディオデータをリアルタイムにストリーミング転送を行うための規格である。
例えば携帯電話機などの携帯情報端末や携帯型音楽再生機では、オーディオデータをSBC(Sub Band Coding)、MP3(MPEG1 Audio Layer-3)、ATRAC(Advanced Transform Acoustic Coding)3などの形式により圧縮してパケット単位で転送する。一方、スピーカやヘッドセットなどの対向機器では、すべてのパケットを受信するのを待たずに、データの受信と同時にその再生を行なう。これにより、ユーザは、携帯情報端末や携帯型音楽再生機などからの音をほぼリアルタイムに、スピーカやヘッドセットなどの対向機器において聴くことが可能となる。
最近では、ブルートゥースを用いてオーディオデータ(音声ファイル形式のデータ)を再生する技術として、音楽再生装置に記録されている複数の音声ファイルから任意のファイルを特定して再生することができるように、携帯電話機から操作することができる技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、例えば携帯電話機からヘッドセットなどの対向機器にオーディオデータをブルートゥースを用いて転送する場合に、対向機器に予め設けられたリモコンによりコマンドを携帯電話機に送信することで、オーディオデータの転送や再生・停止などを制御するAVリモコンサービスに関する技術も提案されている。このAVリモコンサービスに関する技術については、“AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)”(非特許文献3)の規格によってその仕様が規定されている。
このAVRCPは、AVリモコンコマンドのためのパケットフォーマットを規定したものであり、リモコンコマンドの解釈や運用方法などに関して規定していない。そのため、AVリモコンサービスに関する技術については、携帯電話機などの実装に依存している。
特開2006−94448号公報 Advanced Audio/Video Distribution Profile(Bluetooth SIG) Generic Advanced Audio/Video Distribution Profile(Bluetooth SIG) Audio/Video Remote Control Profile(Bluetooth SIG)
一般に、メディアプレイヤをリモコンにより制御する対向機器には、例えば“play”や“pause”などの複数のコマンドが同一のボタンに割り当てられておりトグル動作するものと、1つ1つのコマンドが異なるボタンに割り当てられているものとが存在する。
前者の場合、例えばユーザにより対向機器に設けられたボタンが押下されると、トグル動作によって“play”のコマンドが送出されたり、“pause”のコマンドが送出されたりする。後者の場合、一般的に、例えば“forward”と“fastforward”のコマンドが同一のボタンに割り当てられたり、例えば“backward”と“rewind”のコマンドが同一のボタンに割り当てられたりした上で、それぞれ、ユーザによりそのボタンが短押しされたときに“forward”または“backward”のコマンドであると解釈されるとともに、ユーザによりそのボタンが短押しされたときに“fastforward”または“rewind”のコマンドであると解釈される。
具体的には、ユーザにより“forward”と“fastforward”のコマンドが割り当てられたボタンが押下されると、そのボタンの押下とその押下の解放に対応する“forward−press(またはfastforward−press)”と“forward−release(またはfastforward−release)”の間隔をチェックすることによりボタンの短押しであるか長押しであるかを携帯電話機側にて判断し、短押しであると判断された場合、対向機器から受信されたコマンドが“forward”のコマンド(次曲のコマンド)であると解釈され、一方、長押しであると判断された場合、対向機器から受信されたコマンドが“fastforward”のコマンド(早送りのコマンド)であると解釈される。
しかし、このように異なるタイプの対向機器が存在する場合においては、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの短押しで対向機器から通知されるのか、あるいは、ボタンの長押しで対向機器から携帯電話機側に通知されるかを携帯電話機側において特定することは困難となる。
そのため、仮に“fastforward”のコマンドが割り当てられたボタンが押下された後、早送りを開始し、“play”のコマンドが割り当てられたボタンが押下されることにより、早送りを解除して再生を開始(再開)するような動作仕様を規定してしまうと、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの長押しで通知される対向機器の場合、ボタンの押下とその押下の解放に対応する“forward−press(またはfastforward−press)”と“forward−release(またはfastforward−release)しか携帯電話機側に送出されずに、“play”のコマンド自体が送出されないこともある。このような場合、“play”のコマンドが携帯電話機側で受信されていないことから再生が開始(再開)されず、“fastforward”のコマンドにより指示される早送りの状態が解除されないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性を向上させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態のとき、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドを、無線通信を介して受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果を用いて、前記対向機器から受信した前記リモコンコマンドが再生状態変更指示の開始を示すか、あるいは、再生状態変更指示の終了を示すかを判定する判定手段と、前記判定手段により再生状態変更指示の開始が受信されたと判定された場合は、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態に移行する旨を通知し、再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、前記第2の再生状態から第3の再生状態への変更を指示するコマンドを生成し、生成された前記コマンドを通知するか、または、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態であるときに、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドを、無線通信を介して受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果を用いて、前記対向機器から再生状態変更指示の開始を示すリモコンコマンドが受信された後、再生状態変更指示の終了を示すリモコンコマンドが受信されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記対向機器から、再生状態変更指示の終了を示すリモコンコマンドが受信されたと判定された場合、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドにより変更が指示される第2の再生状態に移行する旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態であるときに、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドを、無線通信を介して受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果を用いて、前記対向機器から受信した前記リモコンコマンドが再生状態変更指示の開始を示すか、あるいは、再生状態変更指示の終了を示すかを判定する判定手段と、前記判定手段により再生状態変更指示の開始が受信されたと判定された場合は、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態に移行する旨を通知し、再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置においては、メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態のとき、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドが、無線通信を介して受信され、受信された前記リモコンコマンドが解析され、解析結果を用いて、前記対向機器から受信した前記リモコンコマンドが再生状態変更指示の開始を示すか、あるいは、再生状態変更指示の終了を示すかが判定され、再生状態変更指示の開始が受信されたと判定された場合は、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態に移行する旨が通知され、再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、前記第2の再生状態から第3の再生状態への変更を指示するコマンドが生成され、生成された前記コマンドが通知されるか、または、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨が通知される。
本発明の情報処理装置においては、メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態であるときに、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドが、無線通信を介して受信され、前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドが解析され、解析結果を用いて、前記対向機器から再生状態変更指示の開始を示すリモコンコマンドが受信された後、再生状態変更指示の終了を示すリモコンコマンドが受信されたか否かが判定され、前記対向機器から、再生状態変更指示の終了を示すリモコンコマンドが受信されたと判定された場合、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドにより変更が指示される第2の再生状態に移行する旨が通知される。
本発明の情報処理装置においては、メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態であるときに、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドが、無線通信を介して受信され、受信された前記リモコンコマンドが解析され、解析結果を用いて、前記対向機器から受信した前記リモコンコマンドが再生状態変更指示の開始を示すか、あるいは、再生状態変更指示の終了を示すかが判定され、再生状態変更指示の開始が受信されたと判定された場合は、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態に移行する旨が通知され、再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨が通知される。
本発明によれば、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、携帯電話機1の近傍には、本発明に係る対向機器として適用可能なヘッドセット2が配置されている。ヘッドセット2は、携帯電話機2から無線通信(例えばブルートゥースなど)を用いて転送されたオーディオデータを受信し、リアルタイムに再生することができる。なお、ヘッドセット2には、携帯電話機1に対して無線通信を介してリモート操作することが可能なリモコン3が設けられている。
図2は、図1の携帯電話機1の内部の構成を表している。図2に示されるように、携帯電話機1は、制御部11、表示部12、入力部13、記憶部14、無線電話通信部15、信号処理部16、PCMコーデック17、マイクロフォン18、スピーカ19、メディアプレイヤ制御部20、コンテンツ処理部21、および近距離無線通信部22がバス23により相互に接続されて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部14からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、入力部13は図示せぬ操作キーや操作ボタンなどにより構成される。
無線電話通信部15は、図示せぬ基地局から送信された無線信号を、図示せぬアンテナを介して受信し、受信された無線信号のダウンコンバートを行って中間周波信号を求め、さらに直交復調処理、RAKE受信機(図示せず)による各パスの逆拡散及び合成処理などを行う。その後、このRAKE受信機から出力された受信パケットデータは、信号処理部16に入力される。
信号処理部16は、例えばDSP(Digital Signal Processor)などからなり、受信パケットデータをまずメディア毎に分離し、分離されたメディア毎のデータに対してそれぞれ復号処理を施す。
信号処理部16は、例えば受信パケットデータにオーディオデータが含まれている場合、このオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、信号処理部16は、受信パケットデータに動画像データが含まれている場合、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、信号処理部16は、受信パケットデータがダウンロードコンテンツである場合、このダウンロードコンテンツを伸長する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号は、PCMコーデック17によりPCM復号された後、増幅されてスピーカ19により出力される。一方、ビデオコーデックにより復号されたディジタル動画像信号は、バス23を介して表示部12に供給され表示される。
メディアプレイヤ制御部20は、例えば音楽制御機能を有する音楽プレイヤを制御する。勿論、携帯電話機1に地上波ディジタルワンセグ・ラジオ受信部などを設けるようにして、例えば地上波ディジタルワンセグ放送波を受信する際のアプリケーションプログラムを実行することにより実現される地上波ディジタルワンセグプレイヤなどの各種のメディアプレイヤを制御するようにしてもよい。
コンテンツ処理部21は、例えばメディアプレイヤ制御部20により音楽プレイヤを制御する際に、例えばAACやMP3などの符号化方式で符号化されたオーディオデータを、一旦、その符号化方式に対応する復号化方式で復号化した後、他の符号化方式(例えばSBC(Sub Band Coding)など)によって再符号化処理などを施す。
近距離無線通信部22は、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による無線通信を行うモジュールなどからなり、携帯電話機1の近傍に存在するヘッドセット2などと無線通信を行う。勿論、ブルートゥース以外の無線通信(例えば赤外線通信)を用いるようにしてもよい。近距離無線通信部22は、リモコンコマンド送受信部24、リモコンコマンド解析部25、リモコンコマンド通知部26、およびメディアパケット送信部27などからなる。
リモコンコマンド送受信部24は、ヘッドセット2に設けられたリモコン3からの種々のリモコンコマンドを近距離無線通信を介して受信すると、受信された種々のリモコンコマンドをリモコンコマンド解析部25に供給する。また、リモコンコマンド送受信部24は、リモコンコマンド解析部25による解析結果に従って生成された応答コマンドを近距離無線通信を介してヘッドセット2に送信する。
リモコンコマンド解析部25は、リモコンコマンド送受信部24から供給されたリモコンコマンドをメディアプレイヤごとに応じた解釈方法にて解釈する。メディアプレイヤが音楽プレイヤである場合、メディアプレイヤの再生時に対向機器としてのヘッドセット2から受信されたリモコンコマンドが、例えば“play”、“pause”、“stop”、“fastforward”、“rewind”、“forward”、および“backward”などの各種のリモコンコマンド(メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態の変更を指示するコマンド)のいずれかであるかが解釈される。
このとき、ユーザにより各種のリモコンコマンドが割り当てられたリモコン3のボタンが押下された際、そのボタンの押下とその押下の解放に対応する“press”と“release”が解釈され、各種のリモコンコマンドの開始と終了が解釈される。例えばボタンの押下とその押下の解放に対応する“fastforward−press”と“fastforward−release”が解釈され、“fastforward”のリモコンコマンドの開始と終了が解釈される。
なお、例えば“forward”と“fastforward”のリモコンコマンドがリモコン3の同一のボタンに割り当てられている場合、ユーザにより“forward”と“fastforward”のリモコンコマンドが割り当てられたボタンが押下されると、そのボタンの押下とその押下の解放に対応する“forward−press(またはfastforward−press)”と“forward−release(またはfastforward−release)”の間隔をチェックすることによりボタンの短押しであるか長押しであるかがリモコンコマンド解析部25にて判断され、短押しであると判断された場合、ヘッドセット2から受信されたリモコンコマンドが“forward”のリモコンコマンド(次曲のコマンド)であると解釈され、一方、長押しであると判断された場合、ヘッドセット2から受信されたリモコンコマンドが“fastforward”のリモコンコマンド(早送りのコマンド)であると解釈される。
リモコンコマンド通知部26は、リモコンコマンド解析部25による解析結果に従い、受信されたリモコンコマンドにより指示される、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態に移行する旨をメディアプレイヤ制御部20に通知する。また、リモコンコマンド通知部26は、受信されたリモコンコマンドと現在のメディアプレイヤの再生状態に応じた上位アプリケーションプログラムに好適な再生制御を行うために、リモコンコマンド解析部25による解析結果に従い、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態の新たな変更を指示するコマンドを生成し(発行し)、生成されたコマンドをメディアプレイヤ制御部20に通知する。
メディアパケット送信部27は、各種のメディアプレイヤとデータの符号化方式に応じたメディアパケットを生成し、生成されたメディアパケットを近距離無線通信を介してヘッドセット2に順次送信する。
次に、図3のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1におけるメディアプレイヤ制御処理について説明する。このメディアプレイヤ制御処理は、ユーザにより入力部13が操作されることにより、近距離無線通信部22が起動されて、メディアプレイヤ(例えば音楽プレイヤなど)が実行された後、メディアプレイヤの現在の再生状態が第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)にあるときに、開始される。
ステップS1において、近距離無線通信部23のリモコンコマンド送受信部24は、制御部11の制御に従い、対向機器としてのヘッドセット2から送信されるリモコンコマンドの受信を待つ。ステップS2において、リモコンコマンド送受信部24は、ユーザにより対向機器としてのヘッドセット2に設けられたリモコン3が操作されたときに、ヘッドセット2から無線通信を介して送信されてきたリモコンコマンド(例えば“fastforward”などのコマンド)を無線通信を介して受信し、受信されたリモコンコマンドをリモコンコマンド解析部25に供給する。
ステップS3において、リモコンコマンド解析部25は、取得されたリモコンコマンドを、メディアプレイヤごとに応じた解釈方法にて解釈する。具体的には、メディアプレイヤの再生時に対向機器としてのヘッドセット2から受信されたリモコンコマンドが、例えば“play”、“pause”、“stop”、“fastforward”、“rewind”、“forward”、および“backward”などの各種のリモコンコマンド(メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態の変更を指示するコマンド)のいずれかであるかが解釈される。
このとき、ユーザにより各種のコマンドが割り当てられたリモコン3のボタンが押下された際、そのボタンの押下とその押下の解放に対応する“press”と“”が解釈され、各種のコマンドの開始と終了が解釈される。例えばボタンの押下とその押下の解放に対応する“fastforward−press”と“fastforward−forward”が解釈され、“fastforward”のコマンドの開始と終了が解釈される。
ステップS4において、リモコンコマンド解析部25は、この解釈結果に基づいて、リモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下に対応するリモコンコマンドの開始が受信されたか否かを判定する。ステップS4においてコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下に対応するリモコンコマンドの開始が受信されていないと判定された場合、処理はステップS1に戻り、ステップS1以降の処理においてヘッドセット2から送信されてくるリモコンコマンドが適宜受信され、受信されたリモコンコマンドが所定の解釈方法にて解釈される。
ステップS4においてコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下に対応するリモコンコマンドの開始が受信されたと判定された場合、リモコンコマンド解析部25は、この解釈結果に基づいて、リモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下に対応するリモコンコマンドの開始が受信された後、リモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下の解放に対応するリモコンコマンドの終了が受信されたか否かを判定する。ステップS5においてリモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下の解放に対応するリモコンコマンドの終了が受信されていないと判定された場合、処理はステップS1に戻り、ステップS1以降の処理においてヘッドセット2から送信されてくるリモコンコマンドが適宜受信され、受信されたリモコンコマンドが所定の解釈方法にて解釈される。
一方、ステップS5においてリモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下の解放に対応するリモコンコマンドの終了が受信されたと判定された場合、リモコンコマンド通知部26はステップS6で、リモコンコマンド解析部25による解析結果およびこの判定結果に従い、メディアプレイヤの現在の再生状態である第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)から、受信されたリモコンコマンドにより変更が指示される、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの第2の再生状態(例えば“fastforward”など)に移行する旨をメディアプレイヤ制御部20(すなわち、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリメーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤ)に通知する。
ステップS6において、メディアプレイヤ制御部20は、リモコンコマンド通知部26からの、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態を第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)から第2の再生状態(例えば“fastforward”など)に移行する旨の通知に従い、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤなど)を制御し、メディアプレイヤの再生状態を第1の再生状態から第2の再生状態に移行させる(遷移させる)。その後、処理はステップS1に進み、ステップS1以降の処理において同様の処理が繰り返される。
これにより、メディアプレイヤの現在の再生状態は第2の再生状態(例えば“fastforward”など)となり、その後、ユーザによりリモコン3が操作されることにより、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンが押下・解放されると、ボタンの押下と解放に対応する所定のリモコンコマンドの開始と終了が受信され、メディアプレイヤの現在の再生状態が第2の再生状態から、所定のリモコンコマンドにより変更が指示される第3の再生状態(例えば“play”や“pause”など)に移行される。
すなわち、ユーザによりリモコン3が操作されると、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの押下・解放に対応する所定のリモコンコマンドの開始・終了の受信を待って、メディアプレイヤの現在の再生状態が例えば“play”→“fastforward”→“play”、あるいは、例えば“pause”→“fastforward”→“play”のように遷移する。
従って、上述したような異なるタイプの対向機器としてのヘッドセット2が存在する場合に、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの短押しで対向機器から通知されるのか、あるいは、ボタンの長押しで対向機器から携帯電話機側に通知されるかに関わらず、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンが押下・解放されることで、所定のリモコンコマンドにより変更が指示されるメディアプレイヤの再生状態に好適に遷移させることができる。
その結果、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性を向上させることができる。
なお、図3のメディアプレイヤ制御処理においては、ユーザによりリモコン3が操作されると、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンが押下・解放に対応する所定のリモコンコマンドの開始・終了の受信を待って、メディアプレイヤの現在の再生状態が現在の再生状態から次の再生状態に遷移する(例えば“play”→“fastforward”→“play”、あるいは、例えば“pause”→“fastforward”→“play”)ようにしたが、このような場合に限られず、例えばユーザによりリモコン3が操作されると、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの押下に対応する所定のリモコンコマンドの開始の受信を待って、メディアプレイヤの現在の再生状態が現在の再生状態から次の再生状態に遷移するとともに、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの解放に対応する所定のリモコンコマンドの終了の受信を待って、メディアプレイヤの再生状態を元の再生状態に遷移する(戻す)ようにしてもよい。以下、この方法を用いたメディアプレイヤ制御処理について説明する。このメディアプレイヤ制御処理は、図4のフローチャートに示されている。
なお、図4のステップS11乃至S13、または、ステップS17乃至S19の処理は、図3のステップS1乃至S3の処理と同様であり、また、図4のステップS14およびステップS20の処理は図3のステップS4乃至S5の処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。また、図3の場合と同様に、このメディアプレイヤ制御処理は、メディアプレイヤの現在の再生状態が第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)にあるときに開始される。
ステップS14においてコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下に対応するリモコンコマンドの開始が受信されたと判定された場合、リモコンコマンド通知部26はステップS15で、リモコンコマンド解析部25による解析結果およびこの判定結果に従い、メディアプレイヤの現在の再生状態である第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)から、受信されたリモコンコマンドにより変更が指示される、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの第2の再生状態(例えば“fastforward”など)に移行する旨をメディアプレイヤ制御部20(すなわち、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリメーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤ)に通知する。
ステップS16において、メディアプレイヤ制御部20は、リモコンコマンド通知部26からの、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態を第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)から第2の再生状態(例えば“fastforward”など)に移行する旨の通知に従い、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤなど)を制御し、メディアプレイヤの再生状態を第1の再生状態から第2の再生状態に移行させる(遷移させる)。その後、処理はステップS17に進む。
次に、ステップS20においてリモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下の解放に対応するリモコンコマンドの終了が受信されたと判定された場合、リモコンコマンド通知部26はステップS21で、リモコンコマンド解析部25による解析結果およびこの判定結果に従い、メディアプレイヤの現在の再生状態である第2の再生状態(例えば“fastforward”など)から、第2の再生状態に遷移する前の第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)に移行する(戻す)旨をメディアプレイヤ制御部20(すなわち、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリメーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤ)に通知する。
ステップS22において、メディアプレイヤ制御部20は、リモコンコマンド通知部26からの、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態を第2の再生状態(例えば“fastforward”など)から第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)に移行する(戻す)旨の通知に従い、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤなど)を制御し、メディアプレイヤの再生状態を第2の再生状態から第1の再生状態に移行させる(戻させる)。その後、処理は、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。
これにより、ユーザによりリモコン3が操作されると、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの押下または解放に対応する所定のリモコンコマンドの開始または終了の受信をそれぞれ待って、順次、メディアプレイヤの現在の再生状態が例えば“play”→“fastforward”→“play”、あるいは、例えば“pause”→“fastforward”→“pause”のように遷移する。
従って、上述したような異なるタイプの対向機器としてのヘッドセット2が存在する場合に、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの短押しで対向機器から通知されるのか、あるいは、ボタンの長押しで対向機器から携帯電話機側に通知されるかに関わらず、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンが押下・解放されることで、所定のリモコンコマンドにより変更が指示されるメディアプレイヤの再生状態に好適に遷移させるとともに、所定のリモコンコマンドの受信に伴ってメディアプレイヤの再生状態を遷移させる前の元の再生状態に戻すことができる。
特に、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの短押しで対向機器から通知されるタイプのヘッドセット2である場合に、ユーザによりボタンが長押しされたとしても、所定のリモコンコマンドにより変更が指示されるメディアプレイヤの再生状態に好適に遷移させるとともに、ユーザにより例えば“play”などのコマンドが割り当てられたボタンが押下されなくとも、所定のリモコンコマンドの受信に伴ってメディアプレイヤの再生状態を遷移させる前の元の再生状態に戻すことができる。
その結果、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性を向上させることができる。
ところで、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの短押しで対向機器から通知されるタイプのヘッドセット2で、かつ、メディアプレイヤの現在の再生状態が“pause”または“play”の再生状態である場合に、ユーザによりボタンが長押しされたときには、その後、ユーザはメディアプレイヤの再生状態が例えば“play”に遷移されると想定される。そこで、このような場合、ユーザにより“play” のコマンドがヘッドセット2から受信される前に、リモコンコマンド通知部26において“play” のコマンドを生成(発行)し、メディアプレイヤ制御部20に直接通知するようにしてもよい。以下、この方法を用いたメディアプレイヤ制御処理について説明する。このメディアプレイヤ制御処理は、図5のフローチャートに示されている。
なお、図5のステップS31乃至S40の処理は、図4のステップS11乃至S20の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。また、図3や4の場合と同様に、このメディアプレイヤ制御処理は、メディアプレイヤの現在の再生状態が第1の再生状態(例えば“play”や“pause”など)にあるときに開始される。
ステップS40においてリモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下の解放に対応するリモコンコマンドの終了が受信されたと判定された場合、リモコンコマンド通知部26はステップS41で、受信されたリモコンコマンドと現在のメディアプレイヤの再生状態に応じて上位アプリケーションプログラムを好適に再生制御するために、リモコンコマンド解析部25による解析結果に従い、メディアプレイヤ制御部20におけるメディアプレイヤの再生状態の新たな変更を指示するコマンド(例えば“play”などのコマンド)を生成する(発行する)。ステップS42において、リモコンコマンド通知部26は、生成されたコマンドをメディアプレイヤ制御部20に通知する。
ステップS43において、メディアプレイヤ制御部20は、リモコンコマンド通知部26からのコマンド(例えば“play”などのコマンド)の通知に従い、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤなど)を制御し、メディアプレイヤの再生状態を第2の再生状態から、新たなコマンドにより変更が指示されるメディアプレイヤの第3の再生状態(例えば“play”など)に移行させる。その後、処理は、ステップS31に戻り、ステップS31以降の処理が繰り返し実行される。
これにより、ユーザによりリモコン3が操作されると、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの押下または解放に対応する所定のリモコンコマンドの開始または終了の受信をそれぞれ待って、順次、メディアプレイヤの現在の再生状態が例えば“pause”→“fastforward”→“play”のように遷移する。
従って、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの短押しで対向機器から通知されるタイプのヘッドセット2で、かつ、メディアプレイヤの現在の再生状態が例えば“pause”または“play”の再生状態である場合に、ユーザによりボタンが長押しされたとき、ユーザにより“play” のコマンドがヘッドセット2から受信される前に、リモコンコマンド通知部26において“play” のコマンドを生成(発行)し、メディアプレイヤ制御部20に通知することで、メディアプレイヤの現在の再生状態を例えば“play”に遷移させることができる。
その結果、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの長押しで通知される対向機器の場合、ボタンの押下とその押下の解放に対応する“forward−press(またはfastforward−press)”と“forward−release(またはfastforward−release)しか携帯電話機1側に送出されずに、さらには“play”のコマンド自体が送出されなくても、受信されたリモコンコマンドと現在のメディアプレイヤの再生状態に応じて上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤなど)を好適に再生制御することができ、例えば“fastforward”のコマンドにより指示される早送りの状態が解除されないという状況を好適に回避することができる。以上により、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性をより向上させることができる。
なお、図5のフローチャートを参照して説明したメディアプレイヤ制御処理においては、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの解放に対応する所定のリモコンコマンドの終了が受信された後、ユーザにより“play” のコマンドがヘッドセット2から受信される前に、リモコンコマンド通知部26において“play” のコマンドを生成(発行)し、メディアプレイヤ制御部20に直接通知するようにしたが、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの解放に対応する所定のリモコンコマンドの終了が受信された時点において、所定のリモコンコマンドの開始の受信から予め設定された所定の時間が経過したときに、リモコンコマンド通知部26において“play” のコマンドを生成(発行)し、メディアプレイヤ制御部20に直接通知するようにしてもよい。以下、この方法を用いた本発明の第2の実施形態について説明する。
[第2の実施形態]
図6は、図1の携帯電話機1の内部の他の構成を表している。なお、図2の携帯電話機1の構成と対応するものについては、同一の符号を付しており、その説明は繰り返しになるので省略する。
図7のフローチャートを参照して、図6の携帯電話機1におけるメディアプレイヤ制御処理について説明する。なお、図7のステップS51乃至S56、ステップS58乃至61、およびステップS63乃至S65の処理は、図5のステップ31乃至S43の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS57において、リモコンコマンド時間管理部28は、対向機器としてのヘッドセット2から受信されたリモコンコマンドの時間管理を行い、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの押下に対応する所定のリモコンコマンドの開始が受信された後、予め設定された所定の時間(例えば2秒間や3秒間など)のタイマをセットする。
その後、処理はステップS58に進む。
次に、ステップS61においてリモコンコマンドが予め割り当てられたリモコン3のボタンの押下の解放に対応するリモコンコマンドの終了が受信されたと判定された場合、リモコンコマンド時間管理部28はステップS62で、リモコンコマンド解析部25の判定結果に従い、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの解放に対応する所定のリモコンコマンドの終了が受信された時点において、所定のリモコンコマンドの開始の受信からタイマにより予め設定された所定の時間が経過することにより、タイマが満了したか否かを判定する(すなわち、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの解放に対応する所定のリモコンコマンドの終了が、所定のリモコンコマンドの開始の受信からタイマにより予め設定された所定の時間の経過後に受信されたか否かを判定する)。
ステップS62において所定のリモコンコマンドの開始の受信からタイマにより予め設定された所定の時間が経過することによってはタイマが満了していないと判定された場合、処理はステップS58に戻り、ステップS58以降の処理が繰り返し実行される。一方、ステップS62において所定のリモコンコマンドの開始の受信からタイマにより予め設定された所定の時間が経過することにより、タイマが満了したと判定された場合、処理はステップS63に進み、ステップS63以降の処理においてメディアプレイヤの再生状態の変更を指示する新たなコマンドが生成され、メディアプレイヤ制御部20に通知される。
これにより、ユーザによりリモコン3が操作されると、所定のリモコンコマンドが予め割り当てられたボタンの押下または解放に対応する所定のリモコンコマンドの開始または終了の受信をそれぞれ待って、順次、メディアプレイヤの現在の再生状態が例えば“pause”→“fastforward”→“play”のように遷移する。
従って、例えば“fastforward”のコマンドがボタンの長押しで通知される対向機器の場合、ボタンの押下とその押下の解放に対応する“forward−press(またはfastforward−press)”と“forward−release(またはfastforward−release)しか携帯電話機1側に送出されずに、“play”のコマンド自体が送出されなくても、所定のリモコンコマンドの開始の受信から予め設定された所定の時間が経過した後に所定のリモコンコマンドの終了を受信すると、受信されたリモコンコマンドと現在のメディアプレイヤの再生状態に応じて上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤなど)を好適に再生制御することができ “fastforward”のコマンドにより指示される早送りの状態が解除されないという状況をより好適に回避することができる。
以上により、メディアプレイヤを対向機器のリモコンにより制御する場合における利用性をより向上させることができる。
なお、図5のステップS42や図7のステップS64の処理においては、生成された新たなコマンドをメディアプレイヤ制御部20に通知するようにして、新たなコマンドにより変更が指示される再生状態に遷移させるようにしたが、このような場合に限られず、例えば図4の場合のように、所定のリモコンコマンドの開始の受信から予め設定された所定の時間が経過したから所定のリモコンコマンドの終了を受信すると、元の再生状態に戻すようにしてもよい。メディアプレイヤの再生状態が例えば“pause”→“fastforward”→“pause”のように遷移される。
また、本発明の実施形態においては、メディアプレイヤとして音楽プレイヤについて明示的に記載したが、このような場合に限られず、他のメディアプレイヤにも適用することができる。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る情報授受のシステムの概略的な構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図2の携帯電話機におけるメディアプレイヤ制御処理を説明するフローチャート。 図2の携帯電話機における他のメディアプレイヤ制御処理を説明するフローチャート。 図2の携帯電話機における他のメディアプレイヤ制御処理を説明するフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図6の携帯電話機におけるメディアプレイヤ制御処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…携帯電話機、2…ヘッドセット、3…リモコン、11…制御部、12…表示部、13…入力部、14…記憶部、15…無線電話通信部、16…信号処理部、17…PCMコーデック、18…マイクロフォン、19…スピーカ、20…メディアプレイヤ制御部、21…コンテンツ処理部、22…近距離無線通信部、23…バス、24…リモコンコマンド送受信部、25…リモコンコマンド解析部、26…リモコンコマンド通知部、27…メディアパケット送信部、28…リモコンコマンド時間管理部。

Claims (4)

  1. メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態のとき、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドを、無線通信を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果を用いて、前記対向機器から受信した前記リモコンコマンドが再生状態変更指示の開始を示すか、あるいは、再生状態変更指示の終了を示すかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により再生状態変更指示の開始が受信されたと判定された場合は、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態に移行する旨を通知し、再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、前記第2の再生状態から第3の再生状態への変更を指示するコマンドを生成し、生成された前記コマンドを通知するか、または、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通知手段は、前記判定手段により再生状態変更指示の開始の受信から予め設定された所定の時間経過した後に、前記対向機器から前記再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、前記第2の再生状態から第3の再生状態への変更を指示するコマンドを生成し、生成された前記コマンドを通知するか、または、受信された前記リモコンコマンドにより変更が指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態であるときに、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドを、無線通信を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果を用いて、前記対向機器から再生状態変更指示の開始を示すリモコンコマンドが受信された後、再生状態変更指示の終了を示すリモコンコマンドが受信されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記対向機器から、再生状態変更指示の終了を示すリモコンコマンドが受信されたと判定された場合、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドにより変更が指示される第2の再生状態に移行する旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. メディアプレイヤの再生状態が第1の再生状態であるときに、対向機器が送信した前記再生状態の変更を指示するリモコンコマンドを、無線通信を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記リモコンコマンドを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果を用いて、前記対向機器から受信した前記リモコンコマンドが再生状態変更指示の開始を示すか、あるいは、再生状態変更指示の終了を示すかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により再生状態変更指示の開始が受信されたと判定された場合は、前記第1の再生状態から、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態に移行する旨を通知し、再生状態変更指示の終了が受信されたと判定された場合、受信された前記リモコンコマンドによって指示される第2の再生状態から、元の再生状態である前記第1の再生状態に戻す旨を通知する通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
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