JP2009531918A - 個人用の呼の保留を有する電子機器 - Google Patents

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Abstract

電子機器は、被呼/発呼装置と呼を確立することを可能にする呼回路と、上記被呼/発呼装置との間で確立された呼を電子機器が保留状態にすることを可能にする保留回路とを含む。電子機器は、メディアプレーヤと、呼回路、保留回路、及びメディアプレーヤと協働して、呼が保留状態にされたときメディアオブジェクトを被呼/発呼装置へ送信する制御装置とを更に有する。

Description

本発明は、電子機器に関し、特に、通信ネットワーク内において使用される、個人用の通話機能を有する電子機器に関する。
ここ数10年の間で、携帯電子装置などの電子機器の普及が進み、その普及度は上昇を続けている。通信分野において、デジタル電話機、移動電話機、ページャ、コミュニケータ、電子手帳、携帯情報端末(PDA)、スマートフォンなどのような電子機器の進歩によって、すべての人が1台又はそれ以上の異なる機器を所有しているように見える。
実際、ユーザは移動電話機などの電子機器をお気に入りのアイテムとみなしている。多数の様々なタイプの電子機器によって今日ユーザは、電子機器を用いて自分の経験をカスタマイズすることが可能となっている。例えば、移動電話機のユーザは、特別の壁紙、スクリーンセーバ、着信音、バナー、筐体のカラーなどを選択することができる。個々の選択によって、更に移動電話機はユーザの好みと、お気に入りにカスタマイズされる。したがって、移動電話機はユーザ自身の個性の拡大になっている。
自分の経験をカスタマイズするユーザ機能についてはこれまで改善されているものの、依然として限界があった。例えば、壁紙、着信音、バナー、筐体のカラーなどのユーザによる選択はユーザの視点から移動電話機を個性的なものするものである。しかし、このような選択は、ユーザ移動電話機に関わる呼の他端における被呼/発呼装置とユーザの個性を共有したり、拡大したりするためにはほとんど役に立たない。被呼/発呼装置はユーザの壁紙選択、着信音などを見たり、聞いたりすることはできない。
移動電話機のような現行の電子機器に関連する上記の欠点に鑑み、呼の他端にある被呼/発呼装置に関してまでもユーザを個性的なものにしたいという電子機器に対する強い要望がある。
本発明の1つの態様によれば、電子機器は、該電子機器が被呼/発呼装置と呼を確立することを可能にする呼回路と、該被呼/発呼装置と確立された呼を保留状態にすることができる保留回路とを含む。電子機器は、呼が保留状態にされているとき、メディアプレーヤと、呼回路、保留回路及びメディアプレーヤと協働してメディアオブジェクトを被呼/発呼装置へ送信する制御装置とを更に含む。
本発明の別の態様によれば、メディアプレーヤはメディアオブジェクトを被呼/発呼装置にストリーミングする。
本発明の別の態様によれば、メディアプレーヤは、メディアオブジェクトを被呼/発呼装置に送信するとき、音声信号としてメディアオブジェクトを再生する。
更に別の態様によれば、電子機器は複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に含み、制御装置は、被呼/発呼装置に送信するメディアオブジェクトをユーザがライブラリから選択することを可能にする。
更に別の態様によれば、電子機器は複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に含み、制御装置は被呼/発呼装置の識別子に応じてメディアオブジェクトのライブラリの中から選択されたメディアオブジェクトを送信する。
本発明の別の態様によれば、電子機器は複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に含み、制御装置はメディアオブジェクトのライブラリの中からランダムに選択されるメディアオブジェクトを送信する。
別の態様によればメディアオブジェクトはオーディオオブジェクトを含む。
更に別の態様によればメディアオブジェクトはビジュアルオブジェクトを含む。
更に別の態様ではメディアオブジェクトは広告を表す。
本発明の別の態様によれば、電子機器が提供され、該電子機器には、この電子機器が被呼/発呼装置と呼を確立することを可能にする呼回路と、上記被呼/発呼装置と確立された呼が保留されているかどうかを電子機器が検出することを可能にする保留検出回路とが含まれる。更に、電子機器には、メディアプレーヤと、音声出力装置及びディスプレイのうちの少なくともいずれか一方と、制御装置とが含まれる。制御装置は、呼回路と、保留検出回路と、メディアプレーヤと協働して、呼が保留状態にされているものとして検出されたとき、該メディアプレーヤは、音声出力装置とディスプレイのうちの少なくともいずれか一方を介してメディアオブジェクトを再生する。
別の態様によれば、電子機器は複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に含み、制御装置は、ユーザが再生するメディアオブジェクトをライブラリから選択することを可能にする。
更に別の態様によれば、電子機器は複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に含み、制御装置は、被呼/発呼装置の識別子に応じてそのライブラリの中から再生するメディアオブジェクトを選択する。
更に別の態様では、電子機器は複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に含み、制御装置は、再生するメディアオブジェクトをそのライブラリの中からランダムに選択する。
本発明の更に別の態様によれば、被呼/発呼装置と呼を確立することを可能にする呼回路と、被呼/発呼装置との間で確立された呼を保留状態にすることを可能にする保留回路と、メディアプレーヤとを含む電子機器と共に用いられる機械可読媒体に記憶されたコンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムが制御装置によって実行されたとき、呼回路、保留回路、及びメディアプレーヤと協働して、呼が保留状態にされているときに、メディアオブジェクトを被呼/発呼装置に対して送信するステップと、呼が保留状態にされているものとして検出されたときに、音声出力装置及びディスプレイとのうちの少なくともいずれか一方を介してメディアオブジェクトを再生するステップとのうちの少なくともいずれか一方のステップを実行する。
本発明は、上述の目的及び関連する目的を達成するために、本明細書で以下十分に説明する特徴と、特に請求の範囲で定義する特徴とを有する。以下の説明と添付図面とによって、本発明の例示の実施形態が詳細に説明される。これらの実施形態は本発明の原理を用い得る種々の方法のうちのほんのいくつかの方法を示すものにすぎない。本発明の別の目的、効果及び新規の特徴は、図面と共に考察されるとき以下の発明の詳細な説明から明らかになる。
本明細書で使用される場合、「備える/備えている(comprises/comprising)」という用語は、言及された特徴、整数、ステップ又は構成の存在を特定するために用いられるが、これら以外の特徴、整数、ステップ、構成、又はこれらのグループの存在又は追加を排除するものではない、という点を強調しておく。
以下図面を参照しながら本発明について説明する。同じ要素を指すために図面を通して同じ参照番号を用いることにする。
本明細書に記載されている「電子機器」という用語は、(陸線電話などの)一般的な公衆交換電話網(PSTN)並びに携帯用無線通信機器のような様々な種類の通信設備を含むものとする。「移動無線端末」あるいは「携帯用無線通信機器」という用語は、移動電話機、ページャ、電子手帳、携帯情報端末(PDA)、スマートフォンなどのコミュニケータなどのようなすべての機器を含む用語である。以下では、主として移動電話用通信ネットワークに関連して本発明の説明を行う。ただし、本発明は移動電話用通信ネットワークに限定することを意図したものではないことは理解できよう。本発明は、対応する通信ネットワーク内にあるいずれのタイプの電子機器にも関連するものである。
図1Aは、本発明による移動電話機16を示す図である。本明細書に記載のような移動電話機16は、本発明によるユーザ移動電話機16、又は、ユーザ移動電話機16との呼が双方の間で確立された被呼/発呼移動電話機16の双方を表すことができる。移動電話機16がユーザ移動電話機16を意味しているか、あるいは被呼/発呼移動電話機16を意味しているかは、当業者であれば本明細書に記載の説明の文脈から容易に判断できることである。更に、本発明の移動電話機16は本明細書に記載の特徴を有するものではあるが、当業者には、被呼/発呼移動電話機16が必ずしも同じ特徴を有する必要はないことは理解できるであろう。単に便宜上、単一のタイプの移動電話機が本明細書に記載されているにすぎない。
図1Aに示す移動電話機16は、「レンガ」又は「ブロック」デザインのハウジングを有するものとして示されているが、本発明の範囲から逸脱することなく、シェル型ハウジングやスライド型ハウジングのような別の種類のハウジングを利用してもよいことは理解できよう。
移動電話機16はディスプレイ34及びキーパッド36を含む。一般に行われているように、ディスプレイ34は、動作状態、時刻、連絡先情報、種々のナビゲーションメニュー等などの情報をユーザに対して表示し、これらの情報によってユーザは移動電話機16の種々の機能を利用することが可能となる。また、キーパッド36は種々のユーザ入力操作を提供するかぎり従来方式のキーパッドであってもよい。例えば、キーパッド36は、典型的には、電話番号、電話リスト、連絡先情報、覚え書き等のような文字数字情報の入力を可能にするための文字数字キーを含む。更に、キーパッド36は、典型的には、通話の開始又は応答のための「呼送信」キー38と、通話の終了すなわち「ハングアップ」のための「呼終了」キー40などの特定のファンクションキーとを含む。特定のファンクションキーはまた、一般に行われているように、例えば、様々な電話機能、プロファイル、設定等を選択するためにディスプレイ34に表示されるメニューを通じて、ナビゲートを行うためのメニューナビゲーションキー42a、42b及び42cを含むものであってもよい。キーパッド36の中に含まれる別のキーは、音量キー(図示せず)、電源オン/オフキー(やはり図示せず)、並びに、ウェブブラウザ開始キー、カメラ・キーなどのような種々の別のキーを含むものであってもよい。
移動電話用キーパッド36には呼を保留状態にするための「保留」ファンクションキー44も含まれる。周知のように、移動電話機16のユーザが、1又は2以上の通話相手を保留状態にすることを望む場合が時としてある。電話機を「保留状態」にすることによって、通常の音声通話の相手側の被呼/発呼装置はユーザ移動電話機16からオーディオ信号を受信しなくなる。オーディオ信号とビデオ信号の双方がユーザ移動電話機16と被呼/発呼装置との間で交換されるテレビ電話の場合、電話機を「保留状態」にすることによって、ユーザ移動電話機16から出されるオーディオ信号とビデオ信号のうちの少なくとも1つの又は両方の信号が被呼/発呼装置へ送信されなくなる。換言すれば、被呼/発呼装置は、ビデオ信号をユーザ移動電話機16から受信するがオーディオ信号は受信しないか、オーディオ信号を受信するがビデオ信号は受信しないか、あるいは、オーディオ信号又はビデオ信号のいずれも受信しないかのいずれかを行うことになる。
図1Aの実施形態では、移動電話機16は、専用の「保留状態」と、「保留状態」と「保留オフ状態」との間で呼を切り替えるファンクションキー44を含む。上記とは別に、移動電話機16は2以上の機能をキーパッド36上の所定のキーと関連づけることができる。例えば、移動電話機には、一般に「呼送信」キー38に関連づけられた保留機能が設けられる。通話を行うとき、ユーザは電話番号を入力し、「呼送信」キー38を押す。着呼を受信したとき、「呼送信」キー38は「通話応答」キーとして動作するようにプログラムすることができる。通話に参加するとき、「呼送信」キー38は呼を保留状態にするための「呼保留」キーとして機能することができる。種々の周知の理由のうちのいずれかのためにユーザが呼を保留状態にしたいと望む場合がある。例えば、別の呼が着信したとき、ユーザは電話に出ることができる。専用の保留キー44を押すことによって、ユーザは現在の呼を保留状態にし、それから、新たな着呼に応答することができる。上記とは別に、多機能保留キーの場合、ユーザは、現在の呼を保留状態にするために一度「呼送信」キー38を押し、それから、2度目に新たな着呼に応答することができる。
当業者であれば、呼を保留状態にするためにユーザが利用する特定のメカニズムは本発明には無関係であることを理解するであろう。移動電話機16は単に、ユーザが呼を保留状態にすることを可能にする手段を必要とするものである。呼を保留状態にするためのキーの特定の形態又はフォーマットは本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
図1Aの実施形態では、移動電話機16は、ディスプレイ34と、個々のキーパッド36とを含む。代替の実施形態では、ディスプレイ34は1以上のキーを含むタッチスクリーンを備えることができる。更に別の実施形態では、ディスプレイ34は、非常に限られたキーパッド36を含むか、又は全くキーパッド36を含まないようにすることを意図して、電話機16を動作させるために用いるすべての又はほぼ全てのキーを含むタッチスクリーンを備えることができる。理解されるように、キーパッド36又はタッチスクリーン/ディスプレイ34の中に含まれるキーの特定の形態及び機能は、その最も広い意味で本発明には無関係である。
テレビ電話の実行に適した移動電話機16に関連して、本発明の特徴について以下説明する。例えば、被呼/発呼装置側のある人物のビデオが通信ネットワーク10を介して送信され、本発明によるユーザ移動電話機16に表示される。同様に、被呼/発呼装置は移動電話機16のユーザのビデオを表示することになる。周知のように、移動電話機16は、被呼/発呼装置による通話中にビデオ並びにオーディオを送受信する機能を備えている。更に、移動電話機16は周知のようにテレビ会議に参加する機能を備えている。テレビ電話会議と非テレビ電話会議の双方の設定でオーディオ及びビデオの通信を行う特別の技術は従来方式のものと考えられる。したがって、簡潔さを旨として、このような技術についての詳細な説明は省略する。一方、従来方式の音声通信の場合、本発明の特徴の多くを更に単純に楽しむことが可能となる。本発明は、その最も広い意味において、例えばオーディオとビデオの少なくともいずれの場合であれ、特定の形の通信だけに範囲を限定するものではない。
図1Bは、移動電話機16を示す図であるが、この場合、移動電話機16は、本発明によるユーザ移動電話機16と共に呼の他端にある被呼/発呼装置を構成する。図1Bはユーザ移動電話機16が呼を保留状態にした状況を表す図である。図4を参照して以下で説明するように、ユーザは保留キー44を押すことによって、あるいは別様に呼を保留状態にすることができる。移動電話機16は、マイクロホンからのオーディオをミュートすることによって、また、テレビ電話の場合には、(所望の場合)移動電話機のカメラからのビデオもミュートすることによって応答を行う。通常送信されるオーディオとビデオの代わりに、ユーザ移動電話機16はユーザにより予め選択されたメディアオブジェクトを被呼/発呼装置へ通信する。メディアオブジェクトのオーディオ部分が呼の音声部分の代わりに通信され、そして、メディアオブジェクトのビデオ部分は、図1Bの呼のビデオ部分の代わりに送信される。例示の実施形態では、ユーザ移動電話機16は、保留を要求している移動電話機18のユーザが予め選択した歌などのオーディオを含むメディアオブジェクトを提供する。例えば図示のように、オーディオは移動電話機によってスピーカ46を通じて再生される。更に、1以上の静止画像又はビデオのようなメディアオブジェクトの目に見える部分はディスプレイ34上に表示される。その結果、移動電話機16のユーザが呼を保留状態にすると、呼の他端にある通話相手の移動電話機16は、ユーザ移動電話機16により提供されるオーディオとビデオ画像の少なくともいずれかを楽しむことが可能となる。したがって、オーディオ及びビデオは呼を保留状態にした移動電話機16のユーザの個性の拡大になる。図1Bに示されているように、ディスプレイ34は、呼が保留状態にされていることを視覚的に示すために短い「保留 (On Hold)」メッセージを表示することも可能である。
図1Cは本発明の別の実施形態を示す図であり、この実施形態によって、保留状態にされた呼の他端にある移動電話機16は、ユーザ移動電話機16から得られるメディアオブジェクトを介して提供される企業ロゴの形又は別のタイプの広告を受信し、再生する。例えば、図1Cは、スピーカ46を介して再生されるコマーシャルソングと一緒にディスプレイ34上に表示される短いコマーシャルビデオを表す図である。したがって、発呼者が呼を保留状態にしている間、販売の専門家たちは、他端の発呼者に短い販促用ビデオを提供できることになる。
図1Dは、オーディオ部分のみを含むメディアオブジェクトがユーザ移動電話機16によって被呼/発呼装置へ提供されるシンプルな実施形態を示す図である。
図2はユーザ移動電話機16の機能ブロック図を表す。移動電話機16の構成は、本明細書に記載の保留機能を除いて一般に従来方式の構成である。好適には、保留機能は、主として移動電話機16内のアプリケーションソフトウェアを介して実現されることが望ましい。しかし、当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく、主としてソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせを介して上記のような処理を実行できることは明らかである。
移動電話機16は、移動電話機16の機能と動作の制御全体を行うように構成される主制御回路48を含む。制御回路48は、本明細書でまとめて単にCPU50と呼ぶCPU、マイクロホンロコントローラ、又はマイクロホンロプロセッサなどを含むことができる。CPU50は、制御回路48内のメモリ(図示せず)と別々のメモリ52との少なくともいずれかに記憶されたコードを実行して、移動電話機16内の移動電話機能54の従来の動作を行うことを目的とするものである。しかし、更に、CPU50は、メモリ52内に記憶されたコードを本発明に従って実行して、保留機能56及びメディアプレーヤ機能58を実行することも目的とするものである。
以下において更に詳細に説明するように、保留機能56によって移動電話機16のユーザは呼を保留状態にすることができるようになる。呼を保留状態にすると、保留機能56は、メディアオブジェクトを呼の他端にある被呼/発呼装置へ送信する役割を果たす。更に、保留機能56によって、ユーザは、保留オフにして、メディアオブジェクトの転送を停止し、通常の通信を再開することができるようになる。
メディアプレーヤ機能58は、一般に行われているように、移動電話機16内に記憶されているメディアオブジェクトを再生する役割を果たす。しかし、更に、呼が保留状態にされているとき、メディアプレーヤ機能58を用いて、メディアオブジェクトを呼の他端にある被呼/発呼装置へ提供することも可能である。以下詳細に論じるように、移動電話機18は、種々の公知の通信技術によって、呼保留中にメディアオブジェクトを被呼/発呼装置へ送信することができる。移動電話機の中には、メディアプレーヤ機能58を用いてメディアオブジェクトを再生し、通話中に通常提供されるオーディオとビデオの代わりに、既存の呼のオーディオ及びビデオ部分を用いて、移動電話機16を介してオーディオ及びビデオの通信を行うステップを含むことができるものもある。上記とは別に、メディアプレーヤ機能58は、代わりに従来のファイル転送技術を用いてメディアオブジェクトファイルを被呼/発呼装置へ転送する手段として単に機能することができる。特別の例として、メディアオブジェクトプレーヤ機能は、従来のメディアストリーム技術を用いて、メディアオブジェクトを被呼/発呼装置へストリーミングする役割を果たすことも可能である。
移動電話機16は、好適にはメディアライブラリ62を含むことが望ましい。メディアライブラリ62は、ユーザが、呼保留中に被呼/発呼装置へ通信するために選択できる選択元のオーディオファイル、ビデオファイル、映像/画像ファイルなどの形の種々のメディアオブジェクトを記憶する記憶媒体を表す。メディアオブジェクトは様々な歌、広告、音楽ビデオ、個人用ビデオ、販促用ビデオなどを含むものであってもよい。メディアライブラリ62を構成する記憶媒体は、好適には大容量フラッシュメモリ又はマイクロ・ハードドライブなどの不揮発性メモリであることが望ましい。これらの記憶媒体の各々は個人用メディアプレーヤにおいて周知のものである。更に限られた状況では、比較的小容量のコンパクトディスク(CD)、ミニディスク、フラッシュカードなどによってメディアライブラリ62を表すことができる。これら記憶媒体の各々は、そこに記憶されているメディアオブジェクトを再生するために移動電話機16の中へ挿入することができる。上記とは別に、メディアオブジェクトをリモート記憶装置にも常駐させることができる。例えば、メディアオブジェクトは、無線インターネット接続を介して移動電話機16によってもアクセス可能なリモートサーバ上に常駐することができる。
コンピュータプログラミングの当業者、及び、特に移動電話用アプリケーションプログラミングの当業者には、本明細書に記載の機能を実行するために移動電話機16をプログラムする方法は、本明細書に記載の説明から自明のことに思われるであろう。したがって、具体的なプログラミングコードに関する詳細については簡潔さを旨として省略する。また、本発明の好ましい実施形態に従って、保留機能56が、CPU50と、メモリ52内のアプリケーションソフトウェアとを介して実行されるが、本発明の範囲から逸脱することなく、専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらを組み合わせたものを介して上記のような機能を実行することも可能である。
引き続き図2を参照すると、移動電話機16は無線回路66に結合されたアンテナ64を含む。無線回路66には、一般に行われているように、アンテナ64を介して信号の送受信を行うための無線周波数送受信機が含まれる。移動電話機16には、無線回路66により送信される/無線回路66から受信されるオーディオ信号を処理するためのオーディオ処理回路68が更に含まれる。更に、オーディオ処理回路68は、メディアオブジェクトの再生中に、制御回路48により提供される音声信号を処理する役割を果たす。一般に行われているように、移動電話機16を介してユーザが聴き、通話できるようにする前述のスピーカ46とマイクロホン70は、オーディオ処理回路68に結合されている。更に、オーディオ処理回路68に結合されたヘッドホンジャック72が提供される。このヘッドホンジャックによって、ヘッドセットを移動電話機16に接続できるようになる。
移動電話機16には図2に示すようなビデオ信号処理回路76も含まれる。このビデオ信号処理回路によって、移動電話機16は、画像やビデオを含むメディアオブジェクトの再生をディスプレイ34において行うことが可能となる。更に、ビデオ信号処理によって、電話機16の中に含まれているカメラ78を介して移動電話機16から得られる画像やビデオを更にキャプチャすることが可能となる。カメラ78は、図1A乃至図1Dに示されているように、好適には移動電話機16の表面に取り付けられ、ユーザの画像をキャプチャできるようにすることが望ましい。テレビ電話中に、カメラ78は画像をキャプチャし、次いでこの画像をオーディオと共に呼の他端にある被呼/発呼装置へ通信する。
移動電話機16は、制御回路48に結合される、前述のディスプレイ34、キーパッド36、及び、特に「保留キー」44も含む。移動電話機16は更にI/Oインタフェース80を含む。I/Oインタフェース80は、移動電話機16をベースにするマルチエレメントコネクタのような多数の典型的な移動電話機用I/Oインタフェースのうちの任意のインタフェースの形のものであってもよい。一般に行われているように、I/Oインタフェース80は移動電話機16を用いて、移動電話機16内の電源装置82を充電するバッテリ充電器と結合することができる。更に、又は代替例において、I/Oインタフェース80は、有線の個人用ハンズフリーアダプタ(図示せず)、あるいは、ブルートゥース(登録商標)ベースのハンズフリーアダプタと共に使用するブルートゥース(登録商標)アダプタ(やはり図示せず)と移動電話機16を接続する役割を果たすことができる。更に、I/Oインタフェース80は、データケーブルなどを介してパーソナルコンピュータ又は別の装置と移動電話機16とを接続する役割を果たすことができる。別の代替例として、I/Oインタフェース80は、メディアプレーヤ機能の一部として、改善された閲覧/聴取をサポートするオーディオ増幅器、スピーカ、ビデオディスプレイのうちの少なくともいずれかを含むドッキング・ステーションと移動電話機16とを接続する役割を果たすこともできる。
更に、移動電話機16はオプションの保留オン/オフ検出器84を含むことができる。保留オン/オフ検出器84は、被呼/発呼装置への、又は、被呼/発呼装置からの音声情報が、移動電話機16によって受信/送信されたかどうかを検出するように設計される。例えば、保留オン/オフ検出器84は、無線回路66を介して被呼/発呼装置から音声信号を受信するか、あるいは、被呼/発呼装置へ送信される音声信号をモニタする。音声信号が所定の時間(例えば3秒)以上の間、所定の振幅しきい値を超えなければ、呼が保留されていることを示すものとして、オン/オフ検出器84は無音状態を検出するように設計される。上記とは別に、保留オン/オフ検出器84が被呼/発呼装置への又は被呼/発呼装置からの、所定の振幅を超える音声信号を検出した場合、保留オン/オフ検出器84は呼が保留状態にされていないと判断することになる。したがって、移動電話機18のユーザが呼を保留状態にしていなくて、しかも(3秒などの)所定の時間以上の間、呼に無音状態が生じていれば、保留オン/オフ検出器84は、被呼/発呼装置のユーザが呼を保留状態にしていると判断する必要がある。呼に無音状態が生じていなければ、保留オン/オフ検出器84は呼が保留状態になっていないと判断する。保留オン/オフ検出器84は対応する制御信号を制御回路48へ出力する。
以下、図5に従って更に詳細に説明するように、保留オン/オフ検出器84は、メディアプレーヤ機能58と協働して、他端の被呼/発呼装置が呼を保留状態にしているような時間中、歌、ビデオなどにより移動電話機18のユーザへ娯楽を提供する。保留オン/オフ検出器84は、理解されるように、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせを介して実装することが可能である。
ここで図3A、3B、3Cを参照すると、ユーザが本発明に従って適切な選択を行うことができる方法を例示する、ディスプレイ34に提示された例示のユーザインターフェイスが示されている。移動電話機16のユーザが本発明の呼保留機能の起動を望んでいると仮定する。ユーザは移動電話機16のメニューボタンを押して、図3Aに示されているようにメニュー選択の表示を提示することができる。ユーザは、図3Bに示されているように、次のメニューへ進むために「設定」選択を選ぶことができる。図3Bに、「保留設定」の調整オプションがユーザに提示されている。「保留設定」を選択することによって、図3Cに表される表示がユーザに提示される。このときユーザは、着信音、壁紙などの選択に関して用いられるような従来方式の原理を用いて保留設定をカスタマイズすることができる。例えば、図3Cは、呼保留機能のオン/オフのオプションをユーザに提示する方法を示す図である。更に、ユーザは、保留されている呼の他端にある被呼/発呼装置へ配信されるメディアオブジェクトについて、オーディオオブジェクトを受信するか、ビデオオブジェクトを受信するか、あるいはそれらの組み合わせであるオーディオビデオオブジェクトを受信するかの選択を行うことができる。
図3Cに表されているように、移動電話機16のユーザは個人用のメディアファイルを選択することもできる。図示されてはいないが、ユーザは特定の歌、個人用ビデオ、広告、販売促進用ビデオなどを選択して、保留されている呼の他端にある被呼/発呼装置へ送信するようにしてもよい。被呼/発呼装置によって呼が保留状態にされている場合には、ユーザは特定の歌、個人用ビデオなどを選択して、移動電話機16本体内で再生することができる。更に、ユーザは、被呼/発呼装置へ通信する特定のメディアオブジェクトの選択と関連して用いられる様々な基準を入力するステップを選択することができる。例えば、(歌などの)特定のメディアオブジェクトと関連付けられるオプションを相手の被呼/発呼装置の識別子に基づいてユーザに提示することが可能である。上記とは別に、例えば送信するメディアオブジェクトをランダムに選択するオプションをユーザに提示することもできる。
次に図4を参照しながら、ユーザ移動電話機16の立場から見て保留機能を実行するプロセスについて、以下本発明に基づいて説明する。最初に、ユーザがユーザ移動電話機16と1以上の被呼/発呼装置との間で行われる呼に係属していると仮定する。このような標準的な呼又は会議電話がネットワーク内において確立されているものとする。移動電話機16のステップ110からスタートして、CPU50は、ユーザが呼を保留状態にすることを要求したかどうかの判定を行う。CPU50は、例えば、ユーザが保留ファンクションキー44を押すことによって、ユーザが呼を保留状態にすることを要求しているかどうかを検出することができる。保留要求が検出されなかった場合、CPU50はステップ110の周りでループし続けることになる。
ステップ110において判定されたようにユーザが呼を保留状態にすることを要求している場合、処理はステップ112へ進む。ステップ112において、CPU50は、図3A乃至図3Cに関連して上述したようなユーザ選択に基づいて、被呼/発呼装置へ送信する特定のメディアオブジェクトを決定する。この場合もまた、ユーザは、例えば相手の被呼/発呼装置の識別子に基づいて被呼/発呼装置へ送信する特定のメディアオブジェクトを要求することができる。ユーザによる選択、相手の被呼/発呼装置の識別子などの情報に基づいて、CPU50は送信する特定のメディアオブジェクトを決定する。
CPU50はステップ114へ進み、このステップにおいて、通常のマイクロホン70とカメラ78からそれぞれ得られる通常のオーディオとビデオに代えて、メディアオブジェクトが被呼/発呼装置へ送信される。更に詳細には、CPU50は選択したメディアオブジェクトをメディアライブラリ62から取得する。次いで、CPU50は、ステップ114において表されるような通常のオーディオとビデオの少なくともいずれかに代えて、オーディオとビデオの少なくともいずれかを被呼/発呼装置へ送信するステップへ進む。CPU50は何らかの好適な態様でメディアオブジェクトの送信を行うことができる。例えば、ビデオの場合には、メディアプレーヤ機能58を介してオーディオ及びビデオデータを被呼/発呼装置へストリーミングして、帯域要件を減らすようにすることが望ましい。上記とは別に、帯域幅が利用可能な場合には、ユーザ移動電話機16から得られる通常のオーディオとビデオの少なくともいずれかに代えて、CPU50は、メディアプレーヤ機能58を介してオーディオとビデオの少なくともいずれかを単に再生して、リアルタイムで被呼/発呼装置へ出力するだけでよい。
ステップ116において、CPU50は、ユーザが呼保留の解除を要求しているかどうかの判定を行う。呼保留の解除を要求していなければ、CPU50はステップ114を経由してループし続け、メディアオブジェクトを被呼/発呼装置へ通信し続ける。ユーザが呼保留の解除を要求しているかどうかは、ユーザが保留ファンクションキー44を例えば2度目に押圧するステップに基づいて決定することができる。ユーザが呼保留の解除を要求したことを検出すると、CPU50はステップ118へ進み、このステップにおいて、CPU50はメディアオブジェクトの被呼/発呼装置への通信を停止する。ステップ118において、CPU50は、ユーザ移動電話機16と被呼/発呼装置との間での通常のオーディオ及びビデオ通信の少なくともいずれかに、移動電話機16を復帰させる。この結果、移動電話機16は通常の動作へ復帰し、それによって、移動電話機16からのオーディオ及びビデオは、従来の呼の場合のように被呼/発呼装置へ送信され続けることになる。更に、CPU50はステップ110へ戻る。
したがって、保留された呼の他端の人は、移動電話機16のユーザが個人的に選択したメディアオブジェクトを聴くことと、観ることの少なくともいずれかを行うことが可能となる。したがって、ユーザの個性が移動電話機16それ自体を超えて拡大されることになり、その結果、拡大された楽しみが得られることになる。
図5は本発明の保留機能を示す図であり、この機能によって、移動電話機16のユーザ自身は、被呼/発呼装置が呼を保留状態にする旨を決定したとき、選択済みのメディアオブジェクトを楽しむことになる。この場合も、ユーザ移動電話機16と被呼/発呼装置との間の呼がすでに確立されていることが仮定されている。ステップ122からスタートして、CPU50は、上述したように保留オン/オフ検出器84の出力信号を介して、呼が保留状態にされているかどうかの判定を行う。呼保留が検出されなければ、CPU50は、単に図示のようにステップ122の周りでループし続けることになる。呼保留がステップ122において検出された場合、CPU50はステップ124へ進む。ステップ124においてCPU50は、呼保留中の再生用としてユーザが選択した特定のメディアオブジェクトを決定する。このような判定は、図3A乃至図3Cと関連して上述したように、この場合もユーザによる選択に基づいて行われる。メディアオブジェクトが被呼/発呼装置へ通信される上記の場合と同様、再生すべき特定のメディアオブジェクトが相手の被呼/発呼装置の識別子に基づくものであるようにユーザが要求する場合もある。ユーザによる選択、相手の被呼/発呼装置の特定の識別子などのような情報に基づいて、CPU50は、再生すべき特定のメディアオブジェクトを決定する。
ステップ124に続いて、CPU50はステップ126へ進み、このステップにおいて、CPU50は選択済みのメディアオブジェクトをメディアライブラリ62から取得する。次いで、CPU50は、メディアプレーヤ機能58、スピーカ46及び移動電話機16のディスプレイ34を介してユーザのために再生されるメディアオブジェクトのオーディオとビデオの少なくともいずれかの再生へ進む。CPU50は、別様に被呼/発呼装置から受信した通常のオーディオとビデオの少なくともいずれかの代わりに、再生するオーディオとビデオの少なくともいずれかをスピーカ46及びディスプレイ34に出力する。したがって、移動電話機16のユーザは、保留状態にされたとき、自分の個人的選択を楽しむことになる。
ステップ128において、CPU50は、上述の保留オン/オフ検出器84の出力信号によって表されるように呼保留が終了したかどうかの判定を行う。呼保留が終了していなければ、CPU50はステップ126を経由してループし続け、移動電話機16は、選択済みのメディアオブジェクトによってユーザを楽しませ続ける。ステップ128において判定されるように呼保留が終了した場合、CPU50はステップ130へ進み、このステップにおいてCPU50は、移動電話機16を通常の動作へ戻らせる。この結果、移動電話機16からのオーディオとビデオは通常の呼の場合のように被呼/発呼装置へ送信され続けることになる。更に、CPU50はステップ122へ戻る。
以上、いくつかの好ましい実施形態に関連して本発明について図示し、説明したが、本明細書を読み、理解するとき、当業者においては均等物や変更例が思い浮かぶであろうことは明らかである。本発明は、すべてのこのような均等物や変更例を含むものであり、請求の範囲によってのみ定義されるものである。
本発明の実施形態における例示の移動電話機の外観図。 本発明の別の実施形態における被呼/発呼装置を表す例示の移動電話機の外観図。 本発明の別の実施形態における被呼/発呼装置を表す例示の移動電話機の外観図。 本発明の別の実施形態における被呼/発呼装置を表す例示の移動電話機の外観図。 本発明の実施形態における例示の移動電話機のブロック図。 本発明の実施形態における個人用発呼者保留機能を選択するための図2の移動電話機における表示の一例を表す図。 本発明の実施形態における個人用発呼者保留機能を選択するための図2の移動電話機における表示の一例を表す図。 本発明の実施形態における個人用発呼者保留機能を選択するための図2の移動電話機における表示の一例を表す図。 本発明による被呼/発呼装置に個人用呼保留を提供するために移動電話機をプログラムするための好適な例示のフローチャート。 本発明による内部で個人用呼保留を提供するために移動電話機をプログラムするための好適な例示のフローチャート。

Claims (16)

  1. 電子機器であって、
    前記電子機器が被呼/発呼装置との間で呼を確立することを可能にする呼回路と、
    前記被呼/発呼装置との間で確立された前記呼を前記電子機器が保留状態にすることを可能にする保留回路と、
    メディアプレーヤと、
    前記呼が保留状態にされているとき、前記呼回路、前記保留回路、及び前記メディアプレーヤと協働して、前記被呼/発呼装置に対しメディアオブジェクトを送信する制御装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記メディアプレーヤは、前記メディアオブジェクトを前記被呼/発呼装置にストリーミングすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記メディアオブジェクトを前記被呼/発呼装置に送信するとき、前記メディアプレーヤは、前記メディアオブジェクトを音声信号として再生することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に備え、前記制御装置は、前記被呼/発呼装置に送信する前記メディアオブジェクトをユーザが前記ライブラリから選択することを可能にすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に備え、前記制御装置は、前記被呼/発呼装置の識別子に応じて前記ライブラリの中から選択された前記メディアオブジェクトを送信することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に備え、前記制御装置は、前記ライブラリの中からランダムに選択された前記メディアオブジェクトを送信することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記メディアオブジェクトはオーディオオブジェクトを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記メディアオブジェクトはビジュアルオブジェクトを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記メディアオブジェクトは広告を表すことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  10. 電子機器であって、
    前記電子機器が被呼/発呼装置との間で呼を確立することを可能にする呼回路と、
    前記電子機器が前記被呼/発呼装置との間で確立された前記呼が保留状態にされているかどうかを検出することを可能にする保留検出回路と、
    メディアプレーヤと、
    音声出力装置及びディスプレイのうちの少なくともいずれか一方と、
    前記呼回路と、前記保留検出回路と、前記メディアプレーヤと協働して、前記呼が保留状態にされているものとして検出されたとき、前記音声出力装置と前記ディスプレイのうちの少なくともいずれか一方を介してメディアオブジェクトを再生する制御装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  11. 複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に備え、前記制御装置は、再生する前記メディアオブジェクトをユーザが前記ライブラリから選択することを可能にすることを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  12. 複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に備え、前記制御装置は、前記被呼/発呼装置の識別子に応じて、前記ライブラリの中から再生する前記メディアオブジェクトを選択することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  13. 複数のメディアオブジェクトのライブラリを更に備え、前記制御装置は、再生する前記メディアオブジェクトを前記ライブラリの中からランダムに選択することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  14. 前記メディアオブジェクトはオーディオオブジェクトを含むことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  15. 前記メディアオブジェクトはビジュアルオブジェクトを含むことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  16. 電子機器であって、前記電子機器が被呼/発呼装置との間で呼を確立することを可能にする呼回路と、前記被呼/発呼装置との間で確立された前記呼を前記電子機器が保留状態にすることを可能にする保留回路と、メディアプレーヤとを備える電子機器と共に用いられる機械可読媒体に記憶されたコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが制御装置によって実行されたとき、前記呼回路と、前記保留回路と、前記メディアプレーヤと協働して、前記呼が保留状態にされているときに、メディアオブジェクトを前記被呼/発呼装置に対して送信するステップと、前記呼が保留状態にされているものとして検出されたときに、音声出力装置及びディスプレイのうちの少なくともいずれか一方を介してメディアオブジェクトを再生するステップとのうちの少なくともいずれか一方のステップを実行することを特徴とするコンピュータプログラム。
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