JP4796537B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、オーディオデータをリアルタイムにストリーミング転送することができるようにした情報処理装置に関する。
近年、例えば電子機器などに適用することができる無線通信技術として例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))が知られている。このブルートゥースの無線通信技術を用いれば、携帯電話機などの携帯情報端末や携帯型音楽再生機から、オーディオケーブルを用いることなく、例えばヘッドセットなどの対向機器にオーディオデータを転送することができる。
オーディオデータの伝送用のプロファイルとして、例えば“Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)”(非特許文献1)や“Generic Audio/Video Distribution Profile”(非特許文献2)などが知られている。これらは、ブルートゥース接続された機器間でオーディオデータをリアルタイムにストリーミング転送を行うための規格である。
例えば携帯電話機などの携帯情報端末や携帯型音楽再生機では、オーディオデータをSBC(Sub Band Coding)、MP3(MPEG1 Audio Layer-3)、ATRAC(Advanced Transform Acoustic Coding)3などの形式により圧縮してパケット単位で転送する。一方、スピーカやヘッドセットなどの対向機器では、すべてのパケットを受信するのを待たずに、データの受信と同時にその再生を行なう。これにより、ユーザは、携帯情報端末や携帯型音楽再生機などからの音をほぼリアルタイムに、スピーカやヘッドセットなどの対向機器において聴くことが可能となる。
Advanced Audio Distribution Profile(Bluetooth SIG) Generic Audio/Video Distribution Profile(Bluetooth SIG)
“Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)”や“Generic Audio/Video Distribution Profile”に規定されている仕様においては、オーディオデータ(オーディオソース)を保有する側の機器とオーディオデータを受け取る側の機器との間で、送受信するオーディオデータに関するコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど種々のパラメータについて予めネゴシエーションを行い、ストリーミング転送を開始する手順は規定されている。そして、オーディオデータを保有する側の機器(SRC)とオーディオデータを受け取る側の機器(SNK)とのどちらからの主導であってもストリーミング転送を開始することが許容されている。
オーディオデータを受け取る側の機器(SNK)からの主導でネゴシエーションを行ってストリーミング転送を開始する場合、オーディオデータを受け取る側の機器(SNK)からオーディオデータに関するパラメータについてネゴシエーションされた後、続いてオーディオデータの再生開始を要求する再生開始要求(“Start”のコマンド)がオーディオデータを保有する側の機器(SRC)にて受け付けられると、両機器の間における状態は、オーディオデータをストリーミング転送することが可能なストリーミング状態に移行する。その後、上位のプレイヤアプリケーションに対してブルートゥースミドルウェアからオーディオデータの再生開始を要求する。
ところが、携帯電話機においては、オーディオデータの再生専用の音楽再生機器とは異なり、再生開始要求時に他のアプリケーションが動作していることも想定される。例えば「着信中」である場合や、ゲームのアプリケーションが動作中である場合、あるいはそもそもオーディオデータが保有されていない場合などが想定される。このような場合には、オーディオデータを受け取る側の機器(SNK)から再生開始要求が携帯電話機にて受け付けられたとしても、楽曲再生を開始できない状況であるために再生開始要求が上位アプリケーションに受け付けられない可能性もある。そうすると、両機器の間における状態はストリーミング状態であるにもかかわらず、メディアパケットが送信されないという状況、換言すれば、ブルートゥースミドルウェアのレベル(ブルートゥースレベル)と上位アプリケーションのレベルで状態が一致しない(状態の不一致)という状況が生じてしまうという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ブルートゥースレベルと上位アプリケーションレベルでの状態の不一致の状況を回避するとともに、オーディオデータのストリーミング転送における利用性を向上させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、切り出し手段により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、生成手段により生成されたパケットを一時的に保持するとともに、保持されているパケットを所定の量ごとに対向機器に送信する送信手段と、対向機器に送信するオーディオデータに応じたパラメータに関して対向機器とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行するデータ転送手続実行手段と、データ転送手続実行手段により対向機器との間における状態がストリーミング状態となった後、対向機器からオーディオデータの再生開始要求を取得したとき、オーディオデータの再生の可否を判定する判定手段と、判定手段によりオーディオデータの再生が不可であると判定された場合、データ転送手続実行手段によりストリーミング状態を終了するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、切り出し手段により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、生成手段により生成されたパケットを一時的に保持するとともに、保持されているパケットを所定の量ごとに対向機器に送信する送信手段と、対向機器に送信するオーディオデータに応じたパラメータに関して対向機器とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行するデータ転送手続実行手段と、データ転送手続実行手段によりデータ転送手続きの実行が開始されたとき、オーディオデータの再生の可否を判定する判定手段と、判定手段によりオーディオデータの再生が不可であると判定された場合、データ転送手続実行手段によるデータ転送手続きにおいて、対向機器に対して拒否応答をするように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、切り出し手段により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、生成手段により生成されたパケットを一時的に保持するとともに、保持されているパケットを所定の量ごとに対向機器に送信する送信手段と、対向機器に送信するオーディオデータに応じたパラメータに関して対向機器とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行するデータ転送手続実行手段と、データ転送手続実行手段により対向機器との間における状態がストリーミング状態となった後、送信手段によるパケットの送信中に、対向機器からオーディオデータの再生停止要求を取得したとき、オーディオデータの再生停止の可否を判定する判定手段と、判定手段によりオーディオデータの再生停止が不可であると判定された場合、対向機器に対して拒否応答をするように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置によれば、オーディオデータのストリーミング転送における利用性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、携帯電話機1の近傍には、本発明に係る対向機器として適用可能なヘッドセット2が配置されている。ヘッドセット2は、携帯電話機1から無線通信(例えばブルートゥースなど)を用いて転送されたオーディオデータを受信し、リアルタイムに再生することができる。
図2は、図1の携帯電話機1の内部の構成を表している。図2に示されるように、携帯電話機1は、制御部11、表示部12、入力部13、記憶部14、無線電話通信部15、信号処理部16、PCMコーデック17、マイクロフォン18、スピーカ19、メディアプレイヤ制御部20、コンテンツ処理部21、および近距離無線通信部22がバス23により相互に接続されて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部14からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、入力部13は図示せぬ操作キーや操作ボタンなどにより構成される。
無線電話通信部15は、図示せぬ基地局から送信された無線信号を、図示せぬアンテナを介して受信し、受信された無線信号のダウンコンバートを行って中間周波信号を求め、さらに直交復調処理、RAKE受信機(図示せず)による各パスの逆拡散及び合成処理などを行う。その後、このRAKE受信機から出力された受信パケットデータは、信号処理部16に入力される。
信号処理部16は、例えばDSP(Digital Signal Processor)などからなり、受信パケットデータをまずメディア毎に分離し、分離されたメディア毎のデータに対してそれぞれ復号処理を施す。
信号処理部16は、例えば受信パケットデータにオーディオデータが含まれている場合、このオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、信号処理部16は、受信パケットデータに動画像データが含まれている場合、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、信号処理部16は、受信パケットデータがダウンロードコンテンツである場合、このダウンロードコンテンツを伸長する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号は、PCMコーデック17によりPCM復号された後、増幅されてスピーカ19により出力される。一方、ビデオコーデックにより復号されたディジタル動画像信号は、バス23を介して表示部12に供給され表示される。
メディアプレイヤ制御部20は、例えば音楽制御機能を有する音楽プレイヤを制御する。勿論、携帯電話機1に地上波ディジタルワンセグ・ラジオ受信部などを設けるようにして、例えば地上波ディジタルワンセグ放送波を受信する際のアプリケーションプログラムを実行することにより実現される地上波ディジタルワンセグプレイヤなどの各種のメディアプレイヤを制御するようにしてもよい。
コンテンツ処理部21は、例えばメディアプレイヤ制御部20により音楽プレイヤを制御する際に、例えばAACやaacPlus、MP3、ATRAC、SBCなどの符号化方式で符号化されたオーディオデータを、一旦、その符号化方式に対応する復号化方式で復号化した後、他の符号化方式によって再符号化処理などを施す。
近距離無線通信部22は、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による無線通信を行うモジュールなどからなり、携帯電話機1の近傍に存在するヘッドセット2などと無線通信を行う。勿論、ブルートゥース以外の無線通信(例えば赤外線通信)を用いるようにしてもよい。近距離無線通信部22は、フレーム切り出し部24、パケット生成部25、パケット送信部26、データ転送手続実行部27、再生停止可否判定部28、および再生停止制御部29などからなる。
フレーム切り出し部24は、記憶部14に記憶されているオーディオデータを読み出し、読み出されたオーディオデータをコーデック方式(例えばAACなどの符号化方式)に好適なフレームごとに切り出し、切り出されたフレーム単位のオーディオデータをパケット生成部25に供給する。
パケット生成部25は、フレーム切り出し部24により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、ヘッドセットに転送するパケットを生成し、生成されたパケットを図示せぬバッファに逐次供給する。図示せぬバッファは、例えばFIFO(First In First Out)形式で構成されており、パケット生成部25から供給されたパケットを逐次バッファリングする(一時的に記憶する)。
パケット送信26は、図示せぬバッファにバッファリングされているパケットを逐次読み出し、読み出されたパケットを所定のタイミングで所定の量ごとに無線通信によりヘッドセット2に逐次送信する。
データ転送手続実行部27は、対向機器であるヘッドセット2に送信するオーディオデータに応じたパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど)に関してヘッドセット2とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行する。
再生停止可否判定部28は、データ転送手続実行部27により対向機器であるヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態となった後、ヘッドセット2からオーディオデータの再生開始要求を取得したとき、オーディオデータの再生の可否を判定する。また、再生停止可否判定部28は、データ転送手続実行部27によりヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態となった後、パケット(メディアパケット)の送信中に、ヘッドセット2からオーディオデータの再生停止要求を取得したとき、オーディオデータの再生停止の可否を判定する。
再生停止制御部29は、再生停止可否判定部28から供給された判定結果に従い、再生停止可否判定部28によりオーディオデータの再生が不可であると判定された場合、データ転送手続実行部27によりストリーミング状態を終了するように制御する。また、再生停止可否制御部29は、再生停止可否判定部28から供給された判定結果に従い、再生停止可否判定部28によりオーディオデータの再生停止が不可であると判定された場合、ヘッドセット2に対して拒否応答をするように制御する。
次に、図3のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1におけるオーディオデータ転送処理について説明する。このオーディオデータ転送処理は、オーディオデータを受け取る側の対向機器(SNK)であるヘッドセット2からの主導でネゴシエーションを行ってストリーミング転送を開始しようとする場合に実行される。なお、図4または図5は、図3のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ転送処理を実行する際の、携帯電話機1とヘッドセット2との間における具体的な処理のシーケンスを表している。特に、図4は後述するステップS7の再生停止可否判定処理においてオーディオデータの再生が不可と判定された場合のシーケンスを表しており、図5は後述するステップS7の再生停止可否判定処理においてオーディオデータの再生が可と判定された場合のシーケンスを表している。なお、図4と図5においては、対応するステップについては同一の符号を付している。
ステップS1において、携帯電話機1は、近距離無線通信部22を用いて、ヘッドセット2との間で制御用セッションを確立し、ヘッドセット2にパケット(メディアパケット)を送信するサービスの制御用の論理チャネルを確立する。
そして、制御用セッションの確立後、図4のステップS21乃至S22に示されるように、ヘッドセット2側から、携帯電話機1がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど)に関する情報であるパラメータ情報の取得要求がなされ、ヘッドセット2に携帯電話機1がサポートするパラメータ情報が取得される。具体的には、携帯電話機1がサポートするコーデックの種別が例えばAACやaacPlus、SBCの符号化方式である場合、その旨を含むパラメータ情報がヘッドセット2に取得される。
ステップS2において、近距離無線通信部22のデータ転送手続実行部27は、対向機器であるヘッドセット2から無線通信を介して、ヘッドセット2がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど)に関する情報であるパラメータ情報を取得する。
例えば図4のステップS23乃至S24に示されるように、ヘッドセット2がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど)に関する情報であるパラメータ情報が携帯電話機1に取得される。
ステップS3において、データ転送手続実行部27は、無線通信を介して、ヘッドセット2からのネゴシエーションに従い、対向機器であるヘッドセット2に送信するオーディオデータに応じたパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど)に関してヘッドセット2とネゴシエーションを行う。(図4のステップS25)。
ステップS4において、データ転送手続実行部27は、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータを取得し、取得されたパラメータを用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する(図4のステップS25乃至S26)。
その後、無線通信を介してヘッドセット2からオープン要求(“Open”のコマンド)がなされ、携帯電話機1とヘッドセット2との間で、パケット(メディアパケット)を送信するためのトランスポート用の論理チャネルが確立される(図4のステップS27)。そしてステップS5で、データ転送手続実行部27による上記のデータ転送手続きによって、携帯電話機1とヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態に移行する。その後、ヘッドセット2側から携帯電話機1に対して、パケット(メディアパケット)の再生開始を要求するための再生開始要求(“Start”のコマンド)がなされる(図4のステップS28)。
ステップS6において、近距離無線通信部22のデータ転送手続実行部27は、携帯電話機1とヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態となった後、ヘッドセット2からオーディオデータの再生開始要求(“Start”のコマンド)を取得し、オーディオデータの再生開始要求が取得された旨を再生停止可否判定部28に通知する。
ステップS7において、再生停止可否判定部28は、データ転送手続実行部27からの通知(オーディオデータの再生開始要求が取得された旨の通知)に従い、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位のアプリケーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤに対して、オーディオデータの再生開始要求を行うとともに、オーディオデータの再生の可否に関して確認を行い、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生の可否(すなわち、現在、オーディオデータを再生することができるか否か)を判定する(図4のステップS29乃至S30)。
例えば携帯電話機1において「着信中」である場合や、ゲームのアプリケーションプログラムが動作中である場合、あるいはそもそもオーディオデータが記憶部14に記憶(保有)されていない場合などにおいて、ヘッドセット2から再生開始要求が携帯電話機1にて受け付けられてはいるが、楽曲再生を開始できない状況であるために再生開始要求が上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤ)に受け付けられないときには、オーディオデータの再生は不可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することはできないと判定される。
一方、例えば携帯電話機1において「着信中」である場合や、ゲームのアプリケーションプログラムが動作中である場合、あるいはそもそもオーディオデータが記憶部14に記憶(保有)されていない場合などであっても、再生開始要求が上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤ)に受け付けられたときには、オーディオデータの再生は可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することができると判定される。
ステップS7においてオーディオデータの再生は不可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することはできないと判定された場合、再生停止可否判定部28は、その判定結果を再生停止制御部29に供給する。ステップS8において、再生停止制御部29は、再生停止可否判定部28から供給された判定結果に従い、再生停止可否判定部28によりオーディオデータの再生が不可であると判定された場合、オーディオデータを直ちに再生することはできないことから、データ転送手続実行部27によりヘッドセット2に対して携帯電話機1とヘッドセット2との間でのストリーミング状態を一旦終了する旨の要求(“Close”のコマンド)を行うことで、このストリーミング状態を一旦終了するように制御する(図4のステップS31)。これにより、これまでのデータ転送手続きによって確立された、携帯電話機1とヘッドセット2との間での、パケット(メディアパケット)を送信するためのトランスポート用の論理チャネルは一旦閉じられる。実質的には、ヘッドセット2からのオーディオデータの再生開始要求に従った、携帯電話機1とヘッドセット2との間でのメディアパケットの送信処理がキャンセルされる。
その後、処理はステップS3に進み、ステップS3以降の処理が繰り返し実行され、データ転送手続実行部27にて再度パラメータ設定処理が実行され、携帯電話機1とヘッドセット2との間で、パケット(メディアパケット)を送信するためのトランスポート用の論理チャネルが確立される。これにより、オーディオデータの再生は可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することができると判定されるまで、例えば予め設定された所定の時間ごとに、同様のデータ転送手続きが繰り返し実行される。
一方、ステップS7においてオーディオデータの再生は可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することができると判定された場合、メディアプレイヤ制御部20は、音楽プレイヤを実行し、ユーザによる操作に伴って曲の選択をするとともに、無線通信を介して近距離無線通信部22に対してオープン要求をするとともに、近距離無線通信部22は、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータをチェックする(図5のステップS32乃至S34)。
そして、近距離無線通信部22のフレーム切り出し部24、パケット生成部25、およびパケット送信部26はステップS9で、オーディオデータの転送処理を開始する。具体的には、フレーム切り出し部24は、トランスポート用の論理チャネルの確立後、オーディオデータをコーデック方式に好適なフレームごとに切り出し、パケット生成部25は切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいてヘッドセットに転送するパケットを生成し、パケット送信部26は、生成されたパケットを図示せぬバッファにて逐次バッファリングする(一時的に記憶する)とともに、図示せぬバッファにバッファリングされているパケットを逐次読み出し、読み出されたパケットを所定のタイミングで所定の量ごとに無線通信によりヘッドセット2に逐次送信する(図5のステップS35)。
本発明の実施形態においては、対向機器であるヘッドセット2に送信するオーディオデータに応じたパラメータに関してヘッドセット2とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行し、データ転送手続により携帯電話機1とヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態となった後、ヘッドセット2からオーディオデータの再生開始要求を取得したとき、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位のアプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤ)に対して、オーディオデータの再生の可否に関して確認を行い、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生の可否を判定するとともに、オーディオデータの再生が不可であると判定された場合、データ転送手続きにより携帯電話機1とヘッドセット2との間でのストリーミング状態を終了(クローズ)するように制御することができる。
これにより、例えば携帯電話機1において「着信中」である場合や、ゲームのアプリケーションプログラムが動作中である場合、あるいはそもそもオーディオデータが記憶部14に記憶(保有)されていない場合などにおいて、楽曲再生を開始できない状況であるために再生開始要求が上位アプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤ)に受け付けられないときには、携帯電話機1とヘッドセット2との間でのストリーミング状態を一旦終了することができる。その結果、ブルートゥースレベルと上位アプリケーションレベルでの状態の不一致の状況を回避することができ、オーディオデータのストリーミング転送をスムーズに行うことができる。従って、オーディオデータのストリーミング転送における利用性を向上させることができる。
なお、本発明の実施形態においては、音楽プレイヤをメディアプレイヤ制御部20にて制御する場合について明示的に記載したが、例えば地上波ディジタルワンセグプレイヤなどの各種のメディアプレイヤを制御する場合について本発明を適用するようにしてもよい。
ところで、図3乃至図5を用いて説明したオーディオデータ転送処理においては、データ転送手続により携帯電話機1とヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態となった後、ヘッドセット2からオーディオデータの再生開始要求を取得したとき、上位のアプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤ)に対して、オーディオデータの再生の可否に関して確認を行い、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生の可否を判定するようにしたが、このような場合に限られず、ヘッドセット2とネゴシエーションを行ってデータ転送手続きの実行を開始した後で、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルが確立されるまでの間のいずれかのときに、上位のアプリケーションプログラム(例えば音楽プレイヤ)に対して、オーディオデータの再生の可否に関して確認を行い、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生の可否を判定するようにしてもよい。以下、この方法を用いたオーディオデータ転送処理について説明する。
図5のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1における他のオーディオデータ転送処理について説明する。なお、図7または図8は、図3のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ転送処理を実行する際の、携帯電話機1とヘッドセット2との間における具体的な処理のシーケンスを表している。特に、図7は後述するステップS45の再生停止可否判定処理においてオーディオデータの再生が否と判定された場合のシーケンスを表しており、図8は後述するステップS45の再生停止可否判定処理においてオーディオデータの再生が可と判定された場合のシーケンスを表している。なお、図7と図8においては、対応するステップについては同一の符号を付している。また、図6のステップS41乃至S44、およびステップS47の処理は、図3のステップS1乃至S4、およびステップS9の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS44においてオーディオデータを転送する際のパラメータが初期設定された後、無線通信を介してヘッドセット2からオープン要求(“Open”のコマンド)がなされる。
ステップS45において、ヘッドセット2とネゴシエーションを行ってデータ転送手続きの実行を開始した後で、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルが確立されるまでの間に、再生停止可否判定部28は、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位のアプリケーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤに対して、オーディオデータの再生開始要求を行うとともに、オーディオデータの再生の可否に関して確認を行い、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生の可否(すなわち、現在、オーディオデータを再生することができるか否か)を判定する(図7のステップS58乃至S59)。
なお、オーディオデータの再生の可否に関する具体的な判定方法については、図3のステップS7における判定処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS45においてオーディオデータの再生は不可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することはできないと判定された場合、再生停止可否判定部28は、その判定結果を再生停止制御部29に供給する。ステップS46において、再生停止制御部29は、再生停止可否判定部28から供給された判定結果に従い、再生停止可否判定部28によりオーディオデータの再生が不可であると判定された場合、オーディオデータを直ちに再生することはできないことから、データ転送手続実行部27によりヘッドセット2からのオーディオデータの再生開始要求に対する拒否応答(“Reject”のコマンド)を行うように制御する(図7のステップS60)。これにより、例えば携帯電話機1において「着信中」である場合や、ゲームのアプリケーションプログラムが動作中である場合、あるいはそもそもオーディオデータが記憶部14に記憶(保有)されていない場合などにおいて、楽曲再生を開始できない状況であるためにオーディオデータを再生することができないとき、オーディオデータの再生開始要求に対して拒否応答を行うことができ、データ転送手続きによって携帯電話機1とヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態に移行しないように制御することができる。このとき、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルはまだ確立されないことになる。
従って、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルを確立する前に、ブルートゥースレベルと上位アプリケーションレベルでの状態の不一致の状況を回避することができ、オーディオデータのストリーミング転送をスムーズに行うことができる。従って、オーディオデータのストリーミング転送における利用性を向上させることができる。
一方、ステップS45においてオーディオデータの再生は可である、すなわち、現在オーディオデータを再生することができると判定された場合、処理はステップS47に進み、ステップS47においてデータ転送手続きによって携帯電話機1とヘッドセット2との間における状態がストリーミング状態に移行し、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルが確立された後、ヘッドセット2からオーディオデータの再生開始要求が取得されたときにオーディオデータ転送処理が実行される(図8のステップS61乃至S65)。
なお、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルが確立され、オーディオデータ転送処理の実行が開始された後、パケットの送信中にヘッドセット2からオーディオデータの再生停止要求を取得したとき、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリケーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤに対して、オーディオデータの再生停止の可否を確認し、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生停止の可否を判定するとともに、オーディオデータの再生停止が不可であると判定された場合、ヘッドセット2からのオーディオデータの再生停止要求に対応する拒否応答をするようにしてもよい。以下、この方法を用いたオーディオデータ転送処理について説明する。
図9のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1におけるオーディオデータ転送処理について説明する。なお、図10または図11は、図3のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ転送処理を実行する際の、携帯電話機1とヘッドセット2との間における具体的な処理のシーケンスを表している。特に、図10は後述するステップS81の再生停止可否判定処理においてオーディオデータの再生停止が不可と判定された場合のシーケンスを表しており、図11は後述するステップS81の再生停止可否判定処理においてオーディオデータの再生停止が可と判定された場合のシーケンスを表している。なお、図10と図11においては、対応するステップについては同一の符号を付している。また、図9のステップS71乃至S79の処理は、図3のステップS1乃至S9の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS80において、近距離無線通信部22のデータ転送手続実行部27は、オーディオデータ転送処理の実行が開始された後、ヘッドセット2からオーディオデータの再生停止要求(“Close”のコマンド)(図10のステップS105)を取得し、オーディオデータの再生停止要求が取得された旨を再生停止可否判定部28に通知する。
ステップS81において、再生停止可否判定部28は、データ転送手続実行部27からの通知(オーディオデータの再生停止要求が取得された旨の通知)に従い、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位のアプリケーションプログラムとしての例えば音楽プレイヤに対して、オーディオデータの再生停止要求を行うとともに、オーディオデータの再生停止の可否に関して確認を行い、その確認結果に基づいてオーディオデータの再生停止の可否(すなわち、現在、オーディオデータの再生を停止することができるか否か)を判定する(図10のステップS106乃至S107)。
なお、オーディオデータの再生停止の可否に関する具体的な判定方法については、図3のステップS7におけるオーディオデータの再生の可否に関する判定処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS81においてオーディオデータの再生停止が不可である、すなわち、現在、オーディオデータの再生を停止することはできないと判定された場合、オーディオデータの再生を直ちに停止することはできないことから、データ転送手続実行部27によりヘッドセット2からの再生停止要求に対する拒否応答(“Reject”のコマンド)を行うように制御する(図10のステップS108)。これにより、例えば携帯電話機1において「着信中」である場合や、ゲームのアプリケーションプログラムが動作中である場合などにおいて、楽曲再生を停止できない状況であるためにオーディオデータの再生を停止することができないとき、オーディオデータの再生の停止要求に対して拒否することができる。実質的には、ヘッドセット2からのオーディオデータの再生停止要求に従った、携帯電話機1とヘッドセット2との間でのメディアパケットの送信処理の停止がキャンセルされる。
従って、携帯電話機1とヘッドセット2との間でトランスポート用の論理チャネルを確立した後のメディア送信中において、ブルートゥースレベルと上位アプリケーションレベルでの状態の不一致の状況を回避することができ、オーディオデータのストリーミング転送をスムーズに行うことができる。従って、オーディオデータのストリーミング転送における利用性を向上させることができる。
一方、ステップS81においてオーディオデータの再生停止が可である、すなわち、現在、オーディオデータの再生を停止することができると判定された場合、データ転送手続実行部28によりオーディオデータの再生を停止するように制御する(図11のステップS109)。これにより、オーディオデータの再生が停止される。
なお、図9のフローチャートを用いて説明したオーディオデータ転送処理においては、図3の処理を用いて開始されたメディアパケットの送信中の処理について明示的に記載したが、勿論、図6の処理を用いて開始されたメディアパケットの送信中の処理に適用するようにしてもよい。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る情報授受のシステムの概略的な構成を示す図。 本発明の情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図2の携帯電話機におけるオーディオデータ転送処理を説明するフローチャート。 図3のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ転送処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。 図3のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ転送処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における他の具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。 図2の携帯電話機における他のオーディオデータ転送処理を説明するフローチャート。 図6のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。 図6のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における他の具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。 図2の携帯電話機における他のオーディオデータ転送処理を説明するフローチャート。 図9のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。 図9のフローチャートを用いて説明するオーディオデータ処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における他の具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。
符号の説明
1…携帯電話機、2…ヘッドセット、11…制御部、12…表示部、13…入力部、14…記憶部、15…無線電話通信部、16…信号処理部、17…PCMコーデック、18…マイクロフォン、19…スピーカ、20…メディアプレイヤ制御部、21…コンテンツ処理部、22…近距離無線通信部、23…バス、24…フレーム切り出し部、25…パケット生成部、26…パケット送信部、27…データ転送手続実行部、28…再生停止可否判定部、29…再生停止制御部。

Claims (6)

  1. 予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、前記オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出された前記フレーム単位のオーディオデータに基づいて、前記対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記パケットを一時的に保持するとともに、保持されている前記パケットを所定の量ごとに前記対向機器に送信する送信手段と、
    前記対向機器に送信する前記オーディオデータに応じたパラメータに関して前記対向機器とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行するデータ転送手続実行手段と、
    前記データ転送手続実行手段により前記対向機器との間における状態がストリーミング状態となった後、前記対向機器から前記オーディオデータの再生開始要求を取得したとき、前記オーディオデータの再生の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記オーディオデータの再生が不可であると判定された場合、前記データ転送手続実行手段により前記ストリーミング状態を終了するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段により前記オーディオデータの再生が可であると判定された場合、前記制御手段は、前記データ転送手続実行手段により前記ストリーミング状態を維持するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、前記オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出された前記フレーム単位のオーディオデータに基づいて、前記対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記パケットを一時的に保持するとともに、保持されている前記パケットを所定の量ごとに前記対向機器に送信する送信手段と、
    前記対向機器に送信する前記オーディオデータに応じたパラメータに関して前記対向機器とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行するデータ転送手続実行手段と、
    前記データ転送手続実行手段により前記データ転送手続きの実行が開始されたとき、前記オーディオデータの再生の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記オーディオデータの再生が不可であると判定された場合、前記データ転送手続実行手段による前記データ転送手続きにおいて、前記対向機器に対して拒否応答をするように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記判定手段により前記オーディオデータの再生が可であると判定された場合、前記制御手段は、前記対向機器に対して拒否応答をしないように制御することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、前記オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出された前記フレーム単位のオーディオデータに基づいて、前記対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記パケットを一時的に保持するとともに、保持されている前記パケットを所定の量ごとに前記対向機器に送信する送信手段と、
    前記対向機器に送信する前記オーディオデータに応じたパラメータに関して前記対向機器とネゴシエーションを行って、データ転送手続きを実行するデータ転送手続実行手段と、
    前記データ転送手続実行手段により前記対向機器との間における状態がストリーミング状態となった後、前記送信手段による前記パケットの送信中に、前記対向機器から前記オーディオデータの再生停止要求を取得したとき、前記オーディオデータの再生停止の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記オーディオデータの再生停止が不可であると判定された場合、前記対向機器に対して拒否応答をするように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記判定手段により前記オーディオデータの停止が可であると判定された場合、前記制御手段は、前記対向機器に対して拒否応答をしないように制御することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
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