JP2005340924A - 情報再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の車両間で共通の空間を体感する。
【解決手段】マスタ設定の車載機1にて再生される音声又は映像を無線通信網経由でスレーブ設定の車載機2〜4へ送信し、スレーブ設定の車載機2〜4が音声又は映像を再生する。また、複数の車載機1〜4間で音声の双方向通信を行う。これにより、従来、1台の車載機のみでしか楽しむことができなかった音楽や映像を、他の車載機でも同時に楽しむことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両等の移動体に搭載され、音楽や映像を再生する情報再生装置に関する。
従来、複数台の車両で行動を共にする場合、それらの車両間で同一の空間を体感したいという要望があり、複数の車両間で情報のやり取りを行うことを目的として、予め決められた文字列や画像を送信できるようにした車両間情報交換装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−282372号公報
しかしながら、上述した従来の車両間情報交換装置においては、複数の車両間で文字列や画像をやり取りするだけものであって、複数の車両間で同じ音楽や映像を楽しんだり、会話を楽しんだりするといった「同じ空間」を共有したいという要望を充分に満たすことはできなかった。
本発明は複数の車両間で同時に同じ音楽や映像を楽しんだり、会話を楽しんだりすることができる情報再生装置を提供することを目的とする。
本発明の情報再生装置は、音声および映像のうち少なくとも一方を再生し、かつマスタ又はスレーブとして機能する情報再生装置であって、マスタとして機能しネットワークを介して接続される他の情報再生装置に対して前記情報再生装置で再生する音声および映像のうち少なくとも一方の送信、スレーブとして機能しネットワークを介して接続される他の情報再生装置で再生する音声および映像のうち少なくとも一方の受信を行う通信手段と、受信した音声および映像のうち少なくとも一方を再生する再生手段とを備える。この構成によれば、演奏装置で再生する音声又は映像を他の情報再生装置に送信して、その情報再生装置でも同じ音楽又は映像を再生させるので、複数の情報再生装置間で同時に同じ音楽や映像を楽しむことができ、「同じ空間」を共有することができる。
本発明において、前記通信手段は、前記通信手段は、ネットワークを介して接続される他の情報再生装置との間で認証を行う手段を備える。この構成によれば、パスワード等の認証を行うことで、音楽又は映像の送信先を特定でき、送信先以外の情報再生装置が音楽や映像を受信することを防止することができる。また、送信する情報再生装置の最大数を制限することもできる。
本発明において、マスタモード又はスレーブモードに設定するモード設定手段を備える。この構成によれば、音楽や映像の送信が可能なマスタ設定と、音楽や映像を受信が可能なスレーブ設定とをユーザの意思で任意に選択できる。
本発明において、前記通信手段は、他の情報再生装置に対して送信する音声および映像のうち少なくとも一方を非可逆圧縮する手段を備える。この構成によれば、送信する情報を非可逆圧縮することで、受信側で情報の完全復元が不能になるため、著作権保護が可能となる。
本発明において、前記通信手段は、音声および映像の少なくとも一方を再生する際の音響設定値を送信する手段を備える。この構成によれば、音量や音質を設定する音響設定値を送信するので、音楽や映像の他に音響設定値も送信先の情報再生装置と共有することができる。
本発明は、さらに、ネットワークを介して他の情報再生装置に接続されるマイクを備える。この構成によれば、送信側と受信側との間の通話が可能となる。
本発明は、さらに、前記再生手段による再生又は非再生を設定する手段と、非再生が設定された場合に前記再生手段による再生を停止する手段とを備える。この構成によれば、他の情報再生装置から送信されてくる音楽又は映像等を再生/非再生を選択できるので、他の情報再生装置と同じ音楽又は映像等を共有したり、個別に音楽又は映像等を楽しむことができる。
本発明によれば、演奏装置で再生する音楽又は映像を他の情報再生装置に送信して、その情報再生装置でも同じ音楽又は映像を再生させるので、複数の情報再生装置間で同時に同じ音楽や映像を楽しむことができ、「同じ空間」を共有することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報再生装置を示す図、図2は、図1の各車載機の構成を示すブロック図、図3は、図1の情報再生装置における認証通信を説明するための図である。
図1において、本実施の形態に係る情報再生装置は車載機1〜4として車両に搭載され、Bluetooth(ブルートゥース)を用いた無線LANによりネットワーク接続されて互いに通信可能となっている。本実施の形態では、各車載機1〜4ごとにマスタとスレーブの設定が可能となっている。この場合、マスタ設定は1台のみで他はスレーブ設定となる。
例えば車載機1がマスタ設定された場合、この車載機1で音楽又は映像が再生されると、その音楽又は映像がスレーブ設定された車載機2〜4に同報送信される。スレーブ設定の車載機2〜4は、マスタ設定の車載機1からの音楽又は映像を受信して再生する。また、マスタ設定された車載機1からは当該車載機1の音響設定(音量や音質等)も送信され、スレーブ設定の車載機2〜4はマスタ設定の車載機1からの音響設定に基づいて同一の音響設定を行う。なお、本実施の形態では、車載機の数は4台となっているが、この数には限定はない。
各車載機1〜4は全て同一の構成となっており、図2のブロック図に示すように、アンテナ10と、送受信部11と、操作部12と、表示部13と、内部演奏装置14と、外部演奏装置15と、増幅部16及び17と、スピーカ18及び19と、マイク20と、制御部21とを備えて構成される。以下、車載機1を例に挙げて説明する。
送受信部11は、ブルートゥースを用いて無線信号の送受信を行う。操作部12は、車載機1における各種操作を行うものであり、通常の車載機に装備された操作以外に「マスタ」と「スレーブ」の切り替え操作、マスタ設定された他の車載機から送信される情報(音楽及び映像と音声)の「再生」/「非再生」を切り替える操作、マイク20の「オン」/「オフ」を切り替える操作、パスワードを入力する操作等ができるようになっている。
ここで、情報の「再生」/「非再生」は、「音楽」及び「映像」と「音声」のそれぞれについて行えるようになっている。例えば、受信した音楽又は映像を再生したくない場合は音楽と映像の「再生」/「非再生」の設定を「非再生」側にする。また、受信した音声を再生したくない場合は音声の「再生」/「非再生」の設定を「非再生」側にする。
表示部13は、カラー液晶等のディスプレイを備えており、車載機1の操作内容を示す表示や映像の表示等を行う。内部演奏装置14は、車載機1に内蔵され、例えばFM/AMラジオ放送の再生、CD(Compact Disk)の再生、MD(Mini Disk)の再生、MP3(MPEG1 audio layer-3)の再生等を行うものである。外部演奏装置15は、車載機1に外付けし、WMA(Windows Media Audio)の再生、TV(テレビ)放送の再生、VIDEO−CDの再生、DVD(Digital Versatile Disk)の再生等を行うものである。
内部演奏装置14や外部演奏装置15で再生された音楽や映像は送受信部11から送信される。マイク20は、車内の音声(例えば会話)を拾うものであり、拾った音声は送受信部11から送信される。増幅部16は、送受信部11で受信され、音声信号に復調された音楽又は映像音声を増幅してスピーカ18から出力する。増幅部17は、送受信部11で受信され、音声信号に復調された音声(会話)を増幅してスピーカ19から出力する。
制御部21は、マイクロコンピュータ、プログラムメモリ、ワークメモリ、エンコーダ、デコーダ(いずれも図示略)等を有して構成され、プログラムメモリに格納されたプログラムに従って装置各部を制御する。すなわち、制御部21は、該プログラムメモリに格納されたネットワークプログラムを用いて他の車載機2〜4との間で無線通信網を形成し、この無線通信網を介して音楽、映像、音声(会話)又は音響設定の各種情報の送受信を行う。
この場合、各種情報の送受信開始前に、自機にパスワードが設定されているかどうか確認し、設定されている場合は図3に示すように他の車載機2〜4の各制御部21との間でパスワードの認証を行う。すなわち、車載機1のユーザがパスワードを設定している場合は、他の車載機2〜4にパスワードを要求し、この要求に応じて他の車載機2〜4からパスワードが送信されてくると、それぞれについてパスワード認証を行い、一致するものはグループの一員として認定し、一致しないものはグループの一員として認定しない。
当然ながらパスワードが設定されていない車載機からはパスワードが送信されて来ることはないので、当該車載機が無線通信網上に存在していてもグループの一員として認定されることはない。また、パスワードは暗号化されて送信されるので、盗聴されることは殆どない。なお、パスワードが設定されていない場合は、無線通信網を形成できる領域内に存在する全ての車載機(当然ながら車載機1〜4と同一機能を有するもの)との間で各種情報の送受信が行われる。
また、制御部21は、例えば内部演奏装置14や外部演奏装置15で再生された音楽や映像を送信する際に、操作部12の設定を確認し、著作権保護を指定する設定がされているか否かを判定する。著作権保護を指定する設定がされている場合は音楽や映像を送信する前にこれらをエンコード(非可逆圧縮)する。
また、制御部21は、マイク20が拾った音声を送信する際に、操作部12の設定を確認し、マイクオン設定がされているか否かを判定する。マイク20のオン設定がされている場合はマイク20で拾われた音声の送信を行い、オン設定されていない場合は送信を行わない。
また、制御部21は、自機がスレーブ設定となった場合、送受信部11で受信された音楽又は映像を再生するか否かを操作部12の音楽又は映像の「再生」/「非再生」の設定をもとに判定し、「非再生」が設定されている場合は以後の処理を行わない。これに対して、「再生」が設定されている場合は次の処理を行い、当該音楽又は映像がエンコードによる符号化された状態であるかどうかを判定し、符号化された状態であれば、デコード(圧縮解凍、復号)して元の状態に復元する。
そして、映像を復元した場合は、表示部13に表示すると共に、該映像に付加されている音声を増幅部16に入力してスピーカ18から出力させる。このように、車載機1がスレーブ設定されて他の車載機2〜4のうちの1つがマスタ設定とされた場合、マスタ設定となった車載機で再生された例えば映画が表示部13に表示されるとともに、スピーカ18から音声が出力される。
一方、音楽を復元した場合は、増幅部16に入力してスピーカ18から出力させる。このように、車載機1がスレーブ設定されて他の車載機2〜4のうちの1つがマスタ設定とされた場合、マスタ設定となった車載機で再生された音楽がスピーカ18から出力される。但し、非再生設定されている場合は音楽の再生は行われない。
また、制御部21は、自機がスレーブ設定されているときに、送受信部11で音響設定が受信されると、その音響設定に基づいて内部演奏装置14又は外部演奏装置15の音響設定を行う。これにより、マスタ設定された車載機と同一の音響が設定される。
また、制御部21は、自機がスレーブ設定で双方向通信を行う場合、送受信部11で受信された音声を再生するか否かを操作部12の音声の「再生」/「非再生」の設定をもとに判定し、「非再生」が設定されている場合は以後の処理を行わない。これに対して、「再生」が設定されている場合は次の処理を行い、受信された音声を増幅部17に入力する。これにより、他の車両での会話がスピーカ19から出力される。但し、他の車両のうちで、マイクオン設定していない車両がある場合、その車両での会話はスピーカ19から出力されない。
次に、図4〜図8に示すフローチャートを参照して、本実施の形態に係る情報再生装置の動作について説明する。ここでは車載機1がマスタ設定され、残りの車載機2〜4がスレーブ設定されているものとする。
(グループ形成処理)
図4は、車載機1〜4がマスタ設定された場合に実行されるグループ形成処理を示すフローチャートである。まずパスワードの入力を行う(S10)。1つのグループを形成する場合、予め全てのユーザが共通のパスワードを決める。共通のパスワードが決まると、各ユーザは自己の車載機の操作部12を用いてパスワードの入力を行う。パスワードの入力後、グループを形成するために、マスタ設定された車載機1が無線通信網にパスワードを要求する信号を送信する(S11)。スレーブ設定された各車載機2〜4が無線通信網に送信されたパスワード要求信号を受信すると、マスタ設定された車載機1に向けてパスワードを送信する。
マスタ設定された車載機1は、パスワード要求信号を送信した後、スレーブ設定された車載機2〜4から送信されるパスワードの受信を行う(S12)。そして、スレーブ設定された各車載機2〜4から送信されたパスワードを受信すると、パスワードの認証を行う。すなわち、マスタ設定された車載機1は、自機に保存しているパスワードとの照合を行う(S13)。そして、パスワードが一致する場合にはグループの一員として認定し、一致しない場合にはグループの一員として認定しない(S14)。グループの一員として認定しない場合はその車載機を指定する通信は行わない。このように、パスワードを使用した認証通信を行ってグループを形成する。ここではスレーブ設定された車載機2〜4の全てにおいてパスワードが一致したものとする。
次いで、マスタ設定された車載機1は、同一グループと見なした車載機2〜4に対して車載機2〜4同士でも双方向通信を行うように命令を出す(S15)。これにより、図1のような互いに双方向通信が可能になり、互いに会話が可能になる。この場合、マスタ設定された車載機1は、自機においても車載機2〜4との間で双方向通信を行えるように双方通信の設定を行う(S16)。上記ステップS10〜ステップS16の処理は、他の車載機2〜4がマスタ設定された場合でも同様に行われる。
(情報送信処理)
図5は、マスタ設定された車載機1における音楽又は映像の送信処理を示すフローチャートである。まずユーザが内部演奏装置14又は外部演奏装置15にて音楽又は映像の再生を行う操作を行ったかどうかを判定し(S20)、該操作が行われていない場合(S20のNoの場合)はこのステップS20の処理を繰り返し行い、該操作が行われた場合(S20のYesの場合)は次の処理に移行し、著作権保護設定がされているかどうか判定する(S21)。
著作権保護設定がされている場合(S21のYesの場合)は、再生する音楽又は映像をエンコード(非可逆圧縮)する(S22)。そして、符号化した音楽又は映像を同一グループの各車載機2〜4に向けて送信する(S23)。この送信処理は、音楽又は映像の再生が終了するまで、あるいは車載機1のユーザが停止操作を行うまで継続して行われる。一方、著作権保護設定がされていない場合(S21のNoの場合)は、符号化を行うことなくそのままS23の処理を行う。
マスタ設定された車載機1から送信された音楽又は映像は、同一グループの全ての車載機2〜4で受信され、符号化されている場合は復号されて元の音楽又は映像に復元された後に再生される。符号化されていない場合はそのまま再生される。これにより、車載機1〜4を搭載した4台の車両間で共通の音楽又は映像を同時に楽しむことが可能となる。
(パスワード処理)
図6は、スレーブ設定された車載機2〜4それぞれにおけるパスワード処理を示すフローチャートである。まずパスワードの入力を行う(S30)。上述したようにパスワードが決まると、スレーブ設定の車載機2〜4の各ユーザは自己の車載機の操作部12を用いてパスワードの入力を行う。パスワードの入力後、各車載機2〜4は、マスタ設定された車載機1からのパスワード要求信号を受信するため受信状態に移行する(S31)。
受信状態に移行した後、パスワード要求信号を受信したかどうか判定し(S32)、パスワード要求信号を受信していない場合(S32のNoの場合)は、その信号を受信するまでこのステップS32を繰り返す。パスワード要求信号を受信した場合(S32のYesの場合)は、マスタ設定された車載機1へパスワードを送信する(S33)。各車載機2〜4はパスワードを送信した後、この処理を終了する。
(音楽・映像受信再生処理)
図7は、スレーブ設定された車載機2〜4それぞれにおける音楽・映像受信再生処理を示すフローチャートである。各車載機2〜4は、上述したパスワード処理を終えた後、受信状態に移行し(S40)、まず音響設定を受信したかどうか判定し(S41)、音響設定を受信した場合(S41のYesの場合)は、内部演奏装置14又は外部演奏装置15の音響設定を行う(S42)。音響設定を行った後、次のステップに移行する。一方、音響設定を受信していない場合(S41のNoの場合)は、内部演奏装置14又は外部演奏装置15の音響設定を行うことなくステップS43に進む。
次のステップS43では、音楽又は映像の受信の有無を判定する。この判定において、音楽又は映像を受信しない場合(S41のNoの場合)はステップS40に戻り、音楽又は映像の受信を継続する。音楽又は映像を受信した場合(S43のYesの場合)、再生設定がされているかどうか判定する(S44)。再生設定されていない場合(S44のNoの場合)は、そのまま処理を終了する。これに対して、再生設定されている場合(S44のYesの場合)は、受信した音楽又は映像に符号化されているかどうか判定する(S45)。
符号化されている場合(S45のYesの場合)は復号する(S46)。そして、復元した音楽又は映像を再生する(S47)。音楽の場合はスピーカ18から音楽が出力され、映像の場合は表示部13に映像が表示され、スピーカ18から音声が出力される。この処理は、マスタ設定された車載機1から音楽又は映像が送信されている間継続して行われる。
(音声通話処理)
図8は、車載機1〜4それぞれにおける音声通話処理を示すフローチャートである。
まず音声再生設定がされているかどうか判定し(S50)、音声再生設定がされていない場合(S50のNoの場合)はこの処理を繰り返し、送受信部11で音声が受信されても再生を行わない。他の車内の会話を聞きたくない場合は「非再生」に設定することで音声再生を遮断することができる。これに対して、音声再生設定がされている場合(S50のYesの場合)は、マイク20がオン設定になっているかどうか判定する(S51)。
マイク20がオン設定になっていない場合(S51のNoの場合)は相手からの音声の受信のみを行い、マイク20がオン設定になっている場合(S51のYesの場合)は双方向通信を行う(S52)。ステップS50〜ステップS53の処理は所定時間毎に割り込みという形で実行され、マスタ設定された車載機1から双方向通信を停止する指令が出されるまで継続する。
このように、本実施の形態の情報再生装置によれば、マスタ設定の車載機1にて再生される音楽又は映像を無線通信網経由でスレーブ設定の車載機2〜4へ送信し、スレーブ設定の車載機2〜4が音楽又は映像を再生するので、従来、1台の車載機のみでしか楽しむことができなかった音楽や映像を、他の車載機でも同時に楽しむことができる。
また、車載機1〜4の間で、パスワードを用いた認証通信によるグループ設定ができるので、他の車載機に誤って音楽や映像を送信してしまうような事態を防ぐことができる。なお、認証可能な最大数を予め車載機に設定しておくことで、同一グループに属することができる最大数を制限することも可能である。
例えば、グループの最大数を「3」とした場合、図3でまず車載機2、車載機3が認証通信を行い、その後、車載機4が認証通信を行ったとすると、車載機2、車載機3が認証成功となった時点で自機1を含めて最大数の「3」に到達しているので、車載機1はその後の認証通信は、たとえパスワードが合っていても認証失敗とし、車載機4はグループに含まれないことになる。
また、グループ内の車載機1〜4それぞれが互いに音声による双方向通信が行えるので、グループ内で会話を楽しむことができる。また、スレーブ設定された車載機2〜4のユーザが、マスタ設定された車載機1から送信された音楽や映像の再生又は非再生を任意に切り替えることができるので、車載機1と同じ音楽や映像を再生することも、個別に音楽や映像を楽しむこともできる。
また、各車載機1〜4のユーザが、マイク20のオン/オフを自由に設定できるので、他の車両への音声の送信を止めることができる。また、各車載機1〜4でマスタとスレーブを任意に設定できるので、4台の車両間でマスタとスレーブの入れ替えを自由に行うことができる。また、マスタ設定された車載機で、スレーブ設定された各車載機へ送信する音楽や映像を符号化できるので、著作権を保護することができる。
なお、本記実施の形態では、グループの形成にパスワードを用いたが、パスワードの代わりに、車載機1〜4それぞれにIDを持たせておき、スレーブ設定された車載機2〜4のIDをマスタ設定された車載機1に入力する方法も採ることも可能である。マスタ設定された車載機1は、入力したIDを持つ車載機と認証通信を行える場合には同一グループと見なし、認証通信を行えない場合には同一グループとは見なさない。
また、本記実施の形態では、各車載機において双方向通信を開始すると、マイク20をオフ設定にしない限り車両同士の会話をそのまま送信するようにしたが、秘話設定できるようにしても良い。一般的に車両は高速で移動するものであり、またブルートゥースを用いた無線通信エリアは電波の届く範囲は比較的短いことから盗聴される確率は低いと言えるが、上述した著作権保護の処理と同様に符号化/復号することで盗聴を未然に防止することができる。
また、本記実施の形態では、マスタ設定された車載機1からスレーブ設定された車載機2〜4に同報送信する情報は音楽情報、映像情報、音声情報、音響設定としているが、車載機のディスプレイの背景画像等を変えたりする情報を送信することも可能である。
本発明の情報再生装置は、演奏装置で再生する音楽又は映像を他の情報再生装置に送信して、その情報再生装置でも同じ音楽又は映像を再生させるので、複数の情報再生装置間で同時に同じ音楽や映像を楽しむことができ、「同じ空間」を共有することができるという効果を有し、車両等の移動体に搭載され、音楽や映像を再生する情報再生装置等として有用である。
本発明の一実施の形態に係る情報再生装置を示す図 図1の各車載機の構成を示すブロック図 図1の情報再生装置における認証通信を説明するための図 図1の情報再生装置におけるグループ形成処理を示すフローチャート 図1の情報再生装置における情報送信処理を示すフローチャート 図1の情報再生装置におけるパスワード処理を示すフローチャート 図1の情報再生装置における音声・映像受信再生処理を示すフローチャート 図1の情報再生装置における音声通話処理を示すフローチャート
符号の説明
1〜4 車載機
10 アンテナ
11 送受信部
12 操作部
13 表示部
14 内部演奏装置
15 外部演奏装置
16、17 増幅部
18、19 スピーカ
20 マイク
21 制御部

Claims (7)

  1. 音声および映像のうち少なくとも一方を再生し、かつマスタ又はスレーブとして機能する情報再生装置であって、
    マスタとして機能しネットワークを介して接続される他の情報再生装置に対して前記情報再生装置で再生する音声情報および映像情報のうち少なくとも一方の送信、スレーブとして機能しネットワークを介して接続される他の情報再生装置で再生する音声情報および映像情報のうち少なくとも一方の受信を行う通信手段と、
    受信した音声情報および映像情報のうち少なくとも一方を再生する再生手段と、
    を備える情報再生装置。
  2. 前記通信手段は、ネットワークを介して接続される他の情報再生装置との間で認証を行う手段を備える請求項1に記載の情報再生装置。
  3. マスタモード又はスレーブモードに設定するモード設定手段を備える請求項1又は請求項2に記載の情報再生装置。
  4. 前記通信手段は、他の情報再生装置に対して送信する音声情報および映像情報のうち少なくとも一方を非可逆圧縮する手段を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  5. 前記通信手段は、音声および映像のうち少なくとも一方を再生する際の音響設定値を送信する手段を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  6. ネットワークを介して他の情報再生装置に接続されるマイクを備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  7. 前記再生手段による再生又は非再生を設定する手段と、非再生が設定された場合に前記再生手段による再生を停止する手段とを備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報再生装置。
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