JP2003087704A - 車載用光ディスク再生システム、車載用光ディスク再生装置、変換装置、及び情報通信端末装置 - Google Patents

車載用光ディスク再生システム、車載用光ディスク再生装置、変換装置、及び情報通信端末装置

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JP2003087704A
JP2003087704A JP2001276854A JP2001276854A JP2003087704A JP 2003087704 A JP2003087704 A JP 2003087704A JP 2001276854 A JP2001276854 A JP 2001276854A JP 2001276854 A JP2001276854 A JP 2001276854A JP 2003087704 A JP2003087704 A JP 2003087704A
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vehicle
signal
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Yasuhiko Takahashi
康彦 高橋
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Kenwood KK
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、モニタが見やすく、広い設
置場所を必要とせず、車種や座席を問わずにモニタを利
用でき、かつ初期費用が少なくユーザにとっての負担の
少ない車載用記録再生システムを提供することである。 【解決手段】 車載用光ディスク再生システム100に
よれば、携帯電話6は、入力された指示データ及びマシ
ン情報を変換装置5に送信し、変換装置5は、受信した
指示データを記憶し、マシン情報を車載用DVD再生装
置1に送信する。車載用DVD再生装置1は、DVD1
2から映像及び音声データを読み出してD/A変換した
後、マシン情報に基づきA/D変換し、変換装置5に送
信する。変換装置5は、受信データを指示データに従っ
て変換後、携帯電話6に送信し、携帯電話6は受信した
映像データをデコードし、音声信号とデコードした映像
信号とD/A変換し、映像と音声を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDビデオやD
VDオーディオ等の再生を行う車載用光ディスク再生シ
ステム、車載用光ディスク再生装置、変換装置、及び情
報通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用ナビゲーションシステム、
車載用テレビやビデオ等の普及に伴い、車載用光ディス
ク再生システムの利用が一般的になりつつある。従来の
車載用記録再生システムにおいては、フロントモニタ
(前席画面)を設置して画像表示を行うものが主流であ
る。これに対して、リアモニタ(後席画面)を設けた車
載用記録再生装置も考案されている。これは、小型で車
載可能な市販のテレビを前席のヘッドレスト部の後部座
席側やヘッドレスト上方の天井付近等に取り付けるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の車載用記録再生システムにおいては、車載
モニタは大画面化ができないため、フロントモニタから
離れた場所からは非常に見づらく、細かい映像を見ると
きは非常に苦労していた。また、リアモニタを設けた車
載用記録再生装置には、市販のテレビを使用するため、
十分な設置場所が必要であり、搭載できる車種が限られ
ていた。また、座席毎のテレビ及びその取付費用等の初
期費用がかかるため、ユーザにとっての負担が大きかっ
た。
【0004】そこで本発明の課題は、モニタが見やす
く、広い設置場所を必要とせず、車種や座席を問わずに
モニタを利用でき、かつ初期費用が少なくユーザにとっ
ての負担の少ない車載用記録再生システムを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、以下のような特徴を備えている。
【0006】請求項1記載の発明は、通信ネットワーク
を介して車載用光ディスク再生装置と、出力装置と、変
換装置と、情報通信端末装置とが接続され、該情報通信
端末装置から映像及び音声またはそのいずれかを再生さ
せる車載用光ディスク再生システムであって、前記車載
用光ディスク再生装置は、光ディスクに記憶された情報
を読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出され
た情報をアナログ信号に変換し、第1の映像信号及び第
1の音声信号を生成する第1の変換手段と、前記第1の
映像信号及び第1の音声信号をデジタル信号に変換し、
第2の映像信号及び第2の音声信号を生成する第2の変
換手段と、前記車載ネットワークに接続するための第1
の接続手段と、前記第1の映像信号及び第1の音声信号
またはそのいずれかを前記出力装置に送信する第1の送
信手段と、前記第2の映像信号及び第2の音声信号また
はそのいずれかを前記変換装置に送信する第2の送信手
段と、を備え、前記出力装置は、前記光ディスク再生装
置から第1の映像信号及び第1の音声信号またはそのい
ずれかを受信する第1の受信手段と、前記受信した第1
の映像信号及び第1の音声信号またはそのいずれかを出
力する第1の出力手段と、を備え、前記変換装置は、前
記車載ネットワークに接続するための第2の接続手段
と、前記光ディスク再生装置から第2の映像信号及び第
2の音声信号またはそのいずれかを受信する第2の受信
手段と、前記受信した第2の映像信号及び第2の音声信
号またはそのいずれかを変換し、第3の映像信号及び第
3の音声信号またはそのいずれかを生成する第3の変換
手段と、前記第3の映像信号及び第3の音声信号または
そのいずれかを前記情報通信端末装置に送信する第3の
送信手段と、を備え、前記情報通信端末装置は、前記車
載ネットワークに接続するための第3の接続手段と、前
記変換装置から第3の映像信号及び第3の音声信号また
はそのいずれかを受信する第3の受信手段と、前記受信
した第3の映像信号及び第3の音声信号またはそのいず
れかを出力可能な状態に変換し、第4の映像信号及び第
4の音声信号またはそのいずれかを生成する第4の変換
手段と、前記第4の映像信号及び第4の音声信号または
そのいずれかを出力する第2の出力手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
載用光ディスク再生システムにおいて、前記情報通信端
末装置は、自装置が処理可能なデータ形式を示す情報で
ある処理データ情報及び指示情報を前記変換装置に送信
する第4の送信手段をさらに備え、前記第2の受信手段
は、前記情報通信端末装置から前記処理データ情報及び
前記指示情報をさらに受信し、前記第3の送信手段は、
前記第2の受信手段により受信した前記処理データ情報
及び前記指示情報を前記光ディスク再生装置にさらに送
信し、前記車載用光ディスク再生装置は、前記変換装置
から、前記処理データ情報及び前記指示情報の少なくと
も一部を受信する第4の受信手段をさらに備え、前記第
2の送信手段は、前記第4の受信手段により受信した前
記処理データ情報及び前記指示情報に基づいて、前記第
2の映像信号及び第2の音声信号またはそのいずれかを
前記変換装置に送信し、前記第3の変換手段は、前記情
報通信端末装置から受信した前記データ処理情報及び前
記指示情報の少なくとも一部に基づいて、前記第2の映
像信号及び前記第2の音声信号またはそのいずれかを変
換し、前記第3の映像信号及び前記第3の音声信号を生
成することを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、通信ネットワーク
を介して出力装置、変換装置、及び情報通信端末装置に
接続され、該情報通信端末装置から映像及び音声または
そのいずれかを再生させる車載用光ディスク再生装置で
あって、光ディスクに記憶された情報を読み出す読出手
段と、前記読出手段により読み出された情報をアナログ
信号に変換し、アナログ映像信号及びアナログ音声信号
を生成し、さらに該アナログ映像信号及び該アナログ音
声信号をデジタル信号に変換し、デジタル映像信号及び
デジタル音声信号を生成する変換手段と、前記車載ネッ
トワークに接続するための接続手段と、前記アナログ映
像信号及び前記アナログ音声信号またはそのいずれかを
前記出力装置に送信し、前記デジタル映像信号及び前記
デジタル音声信号またはそのいずれかを前記変換装置に
送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする車載用
光ディスク再生装置。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
載用光ディスク再生装置において、前記変換装置を経由
して前記情報通信端末装置から送信される、前記情報通
信端末装置が処理可能なデータ形式を示す情報である処
理データ情報及び指示情報の少なくとも一部を受信する
受信手段をさらに備え、前記変換手段は、前記受信した
処理データ情報及び指示情報に基づいて前記アナログ映
像信号及び前記アナログ音声信号を変換し、前記デジタ
ル映像信号及び前記デジタル音声信号を生成し、前記送
信手段は、前記処理データ情報及び前記指示情報に基づ
いて、前記デジタル映像信号及び前記デジタル音声信号
またはそのいずれかを前記変換装置に送信することを特
徴としている。
【0010】請求項5記載の発明は、通信ネットワーク
を介して車載用光ディスク再生装置及び情報通信端末装
置に接続され、該車載用光ディスク再生装置により該情
報通信端末装置に映像及び音声またはそのいずれかを再
生させる変換装置であって、前記車載ネットワークに接
続するための接続手段と、前記光ディスク再生装置から
デジタル映像信号及びデジタル音声信号またはそのいず
れかを受信する受信手段と、前記デジタル映像信号及び
デジタル音声信号またはそのいずれかを所定の変換方式
で変換し、変換映像信号及び変換音声信号またはそのい
ずれかを生成する変換手段と、前記変換映像信号及び変
換音声信号またはそのいずれかを前記情報通信端末装置
に送信手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の変
換装置において、前記受信手段は、前記情報通信端末装
置から、前記情報通信端末装置が処理可能なデータ形式
を示す情報処理データ情報及び指示情報をさらに受信
し、前記送信手段は、前記処理データ情報及び前記指示
情報の少なくとも一部に基づいて、前記変換映像信号及
び前記変換音声信号またはそのいずれかを前記情報通信
端末装置にさらに送信することを特徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、通信ネットワーク
を介して車載用光ディスク再生装置及び変換装置に接続
され、映像及び音声またはそのいずれかを再生する情報
通信端末装置であって、前記車載ネットワークに接続す
るための接続手段と、前記変換装置から変換映像信号及
び変換音声信号またはそのいずれかを受信する受信手段
と、前記受信した変換映像信号及び変換音声信号または
そのいずれかを出力可能な状態に復元し、復元映像信号
及び復元音声信号またはそのいずれかを生成する復元手
段と、前記復元映像信号及び前期復元音声信号またはそ
のいずれかを出力する出力手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の情
報通信端末装置において、処理可能なデータ形式を示す
情報であるデータ処理情報及び指示内容を前記変換装置
に送信するとともに、前記変換装置を介して前記データ
処理情報及び前記指示内容の少なくとも一部を前記車載
用光ディスク再生装置に送信する送信手段をさらに備
え、前記受信手段は、前記車載用光ディスク再生装置及
び前記変換装置またはそのいずれかにおいて、前記デー
タ処理情報及び前記指示内容に従って処理された前記変
換映像信号及び前記変換音声信号を受信することを特徴
としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明に係る車載用記録再生システム100の実施の形態を
詳細に説明する。
【0015】まず、構成を説明する。図1は、本発明を
適用した車載用記録再生システム100の要部構成の一
例を示すブロック図である。図1に示すように、車載用
記録再生システム100は、車載用DVD再生装置1、
スピーカ2、前席モニタ3、各種周辺デバイス4、変換
装置5、携帯電話6から構成される。車載用DVD再生
装置1とスピーカ2と前席モニタ3とはケーブルCによ
り接続され、車載用DVD再生装置1と各種周辺デバイ
ス4と変換装置5と携帯電話6とは、ブルートゥース等
を利用した無線通信網である車載用ネットワークにより
接続されている。
【0016】ブルートゥース(bluetooth)とは、近年
策定されている無線通信規格であり、2.4GHz帯の周
波数の無線信号を利用し、およそ数メートル以内の複数
の電子機器間で無線通信を行なうための通信規格であ
る。ブルートゥース規格に準じた無線通信ユニットを搭
載した電子機器は、互いにピコネットと呼ばれる小規模
なネットワークを形成し、同一のピコネットに属する電
子機器間で相互に通信することができる。また、1台の
電子機器が同時に複数のピコネットに属することもでき
る。このため、携帯電話端末をはじめ、パーソナルコン
ピュータ、その周辺機器、音楽プレーヤ等の様々な機器
を互いに接続する通信方式として注目されている。
【0017】車載用DVD再生装置1は、ケーブルCに
よりスピーカ2及び前席モニタ3と接続され、車載ネッ
トワークNを介して各種周辺デバイス4、変換装置5、
携帯電話6と接続され、操作部14またはネットワーク
I/F装置17から入力される指示及びデータに従って
DVD12の再生を行う。前席用の映像は前席モニタ
3、音声はスピーカ2、後席用の映像及び音声は携帯電
話6から出力する。
【0018】スピーカ2及び前席モニタ3は、車室内前
部に設けられ、車載用DVD再生装置1から前席用のア
ナログ音声信号とアナログ映像信号とを夫々受信して、
前席用の音声及び映像を出力する。また、スピーカ2及
び前席モニタ3は、請求項1記載の第1の受信手段及び
第1の出力手段としての機能を有する。
【0019】各種周辺デバイス4は、例えば、携帯用コ
ンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)
等のBluetoothによる通信機能を備えた各種装
置であり、車載ネットワークNを介して車載用DVD再
生装置1とデータの送受信を行う。
【0020】変換装置5は、携帯電話6から携帯電話6
が処理可能なデータ形式の情報を示すマシン情報(処理
データ情報)及びDVD12再生に関する指示データ
(指示情報)を受信すると、指示データを記憶して、マ
シン情報を車載用DVD再生装置1に転送する、マシン
情報転送処理を行う。なお、マシン情報とは、携帯電話
6が処理できるデータ形式、映像サイズ、品質等に関す
る情報である。
【0021】また、変換装置5は、後席用のA/D変換
された映像データ及び音声データを車載用DVD再生装
置1から受信すると、データ転送処理を実行する。デー
タ転送処理において、変換装置5は、受信した映像デー
タを、例えばMPEG4方式でエンコードし、指示デー
タに従って、音声データ及びエンコードした映像データ
から必要なデータを抽出する。例えば、DVD12がマ
ルチアングル機能またはマルチ言語機能を有する場合に
は、指示データに従って、アングル及び言語の映像デー
タ及び音声データを選択する。そして、この選択したア
ングル、または言語の映像データ及び音声データを携帯
電話6に転送する。
【0022】携帯電話6は、後述するマシン情報、指示
データ送信処理において、指示を入力されると、この指
示データをマシン情報とともに変換装置5に送信する。
また、変換装置5から、音声データとMPEG4方式で
エンコードされた映像データとを受信すると、映像デー
タをデコードし、受信した音声データとデコードした映
像データをD/A変換して出力する。
【0023】ここで、車載用DVD再生装置1、変換装
置5、及び携帯電話6の内部構成について説明する。
【0024】車載用DVD再生装置1は、CPU11、
DVD12、メカ制御部13、操作部14、記憶部1
5、I/F装置16、ネットワークI/F装置17、と
から成り、DVD12を除く各部はバスにより接続され
ている。
【0025】CPU11は、記憶部15に記憶されてい
る各種アプリケーションプログラムに従って、車載用D
VD再生装置1の再生等の各種動作を制御する。具体的
には、操作部14及びネットワークI/F装置17から
入力されるデータに従い、後述する光ディスク再生処理
等を行う。
【0026】CPU11は、光ディスク再生処理におい
て、ネットワークI/F装置17からデータを受信する
と、メカ制御部13を制御してDVD12の再生動作を
制御し、各種再生処理のために必要な情報を記憶部15
に記憶させたり、DVD12の再生によって得られた映
像信号及び音声信号をスピーカ2、前席モニタ3、携帯
電話6に出力させたりする。なお、CPU11は、請求
項1記載の読出手段としての機能を有する。
【0027】DVD(Digital Versatile Disc)12
は、映像や音声等のデジタルコンテンツ情報が、例えば
MPEG2方式でエンコードされて記録された光ディス
クメディアである。図2に示すように、DVD12は、
例えば1本の映画において、シーンにより複数の角度か
らの映像を記録する、マルチアングル機能を有するもの
がある。図2に示す例では、シーン2〜4までがマルチ
アングル区間、すなわち複数の角度からの映像が記録さ
れている区間である。
【0028】図2のマルチアングル区間において、携帯
電話6の操作部64より、例えばユーザがアングル
“a”を選択して指示データを入力すると、この指示デ
ータは通信ネットワークNを介して変換装置5に送信さ
れる。変換装置5は、この指示データに従って、例えば
図3に示すように、アングル“b”及びアングル“c”
の映像データをジャンプして、シーン1に続き、シーン
2−a、シーン3−a、シーン4−a、シーン5の映像
を選択して携帯電話6に送信する。
【0029】メカ制御部13は、DVDメカドライブ1
3a、映像・音声デコーダ13b、映像・音声A/Dコ
ンバータ13cから構成される。DVDメカドライブ1
3aは、DVD12を回転させるディスクモータ、DV
D12に記録されたデジタルコンテンツ情報の読み出し
を行う光ピックアップ及びその送り機構(図示省略)か
ら成る。映像・音声デコーダ13bは、DVDメカドラ
イブ13aにより読み出されたデジタルコンテンツ情報
をデコードした後、D/A変換を行ってアナログ信号に
変換し、映像・音声A/Dコンバータ13cは、このア
ナログ信号をA/D変換する。
【0030】なお、DVDメカドライブ13aは、請求
項3記載の変換手段としての機能を有し、映像・音声デ
コーダ13bは、請求項1記載の第1の変換手段、及び
請求項3記載の変換手段としての機能を有し、映像・音
声A/Dコンバータ13cは、請求項1記載の第2の変
換手段としての機能を有する。
【0031】操作部14は、再生キー、停止キー、その
他各種機能キー等を備えて構成され、DVD12の再生
開始、再生停止などの各種指示を入力されると、CPU
11に入力信号として出力することにより、ユーザによ
る操作とCPU11の処理を媒介する。
【0032】記憶部15は、ROM(Read Only Memor
y)及びRAM(Random Access Memory)等を備えて構
成される(いずれも図示せず)。ROMは、車載用DV
D再生装置1全体を制御するための制御プログラムや、
制御プログラムで使用される制御データを予め記憶する
ものである。また、RAMはCPU11の作業領域等と
して用いられる記憶手段であり、ROMの記憶内容、ま
たはCPU11による演算の処理結果がRAMに一時的
に保存される。
【0033】I/F装置16は、CPU11により読み
出されたアナログ映像信号を出力するための映像出力端
子と、アナログ音声信号を出力するための音声出力端子
とを備え、その各出力端子とケーブルCを介してスピー
カ2及び前席モニタ3と接続し、映像信号と音声信号と
を出力する。なお、I/F装置16は、請求項1記載の
第1の接続手段、及び第1の送信手段としての機能を有
する。
【0034】ネットワークI/F(インターフェース)
装置17は、車載用DVD再生装置1と車載ネットワー
クNを介して無線接続される各種周辺デバイス4や変換
装置5等の外部機器の間で上記ブルートゥース等の無線
通信規格に基づく通信手順を実行して各種データを送受
信する。なお、ネットワークI/F装置は、請求項1記
載の第2の送信手段、請求項3記載の送信手段、及び請
求項4記載の受信手段としての機能を有する。
【0035】変換装置5は、CPU51、ネットワーク
I/F装置52、記憶部53、変換部54、とから構成
され、バスにより相互に接続されている。
【0036】CPU51は、記憶部53に記憶されてい
る各種アプリケーションプログラムに従って、変換装置
5におけるデータ変換やデータ転送等の各種動作を制御
する。具体的には、ネットワークI/F装置52から入
力されるデータに従い、後述するマシン情報転送処理、
信号処理等を実行する。
【0037】CPU51は、マシン情報転送処理及び信
号処理において、ネットワークI/F装置52からデー
タを受信すると、各処理に必要な情報を記憶部53に記
憶させ、車載用DVD再生装置1において光ディスク再
生処理に必要な情報を該装置に転送する。また、変換部
54を制御し、車載用DVD再生装置1から受信した映
像・音声データを変換させ、変換後の映像・音声データ
の中から必要なデータを選択し、ネットワークI/F装
置52から携帯電話6に送信する。
【0038】ネットワークI/F装置52は、変換装置
5に車載ネットワークNを介して無線接続される車載用
DVD再生装置1や携帯電話6等の外部機器の間で、上
記ブルートゥース等の無線通信規格に基づく通信手順を
実行して各種データを送受信する。ネットワークI/F
装置52は、請求項1記載の第2の接続手段、請求項1
及び2記載の第2の受信手段、請求項1及び2記載の第
3の送信手段、請求項5記載の接続手段、請求項5及び
6記載の受信手段及び送信手段、としての機能を有す
る。
【0039】記憶部53は、ROM及びRAM等を備え
て構成される(いずれも図示省略)。ROMは、変換装
置5全体を制御するための制御プログラムや、制御プロ
グラムで使用される制御データを予め記憶するものであ
る。また、RAMはCPU51の作業領域等として用い
られる記憶手段であり、ROMの記憶内容、またはCP
U51による演算の処理結果がRAMに一時的に保存さ
れる。
【0040】変換部54は、ネットワークI/F装置5
2から受信した映像・音声データを送信先の携帯電話6
の映像・音声再生機能に合わせてMPEG4方式でエン
コードする。変換部54は、請求項1及び2記載の第3
の変換手段、及び請求項5記載の変換手段としての機能
を有する。
【0041】携帯電話6は、CPU61、ネットワーク
I/F装置62、デコーダ63、操作部64、記憶部6
5、表示部66、送受話部67、とから構成され、各部
はバスによって、相互にデータの送受信が可能な状態で
接続されている。
【0042】CPU61は、操作部64やネットワーク
I/F装置62からデータを入力されると、記憶部65
に記憶されている各種アプリケーションプログラムに従
って、携帯電話6におけるデータ送信や映像及び音声出
力等の各種動作を制御する。具体的には、ネットワーク
I/F装置62から入力されるデータに従い、後述する
信号再生処理等を実行する。
【0043】CPU61は、信号再生処理において、ネ
ットワークI/F装置62からデータを受信すると、デ
コーダ63を制御して受信信号をデコード及びD/A変
換させ、生成した映像信号を表示部66にて表示させる
とともに、音声信号を送受話部67から出力させる。
【0044】ネットワークI/F装置62は、アンテナ
(図示省略)を備え、CPU61から入力される指示に
従って、無線基地局(図示省略)との間で携帯電話6用
の通信プロトコルを実行し、各種通信ネットワークを介
して送受話音声の送受信やデータ通信を行う。
【0045】ネットワークI/F装置62はまた、操作
部64から指示データを入力されると、この指示データ
をマシン情報とともに変換装置5に車載ネットワークN
を介して送信する。また、信号再生処理において、車載
ネットワークNを介して変換装置5から、MPEG4方
式でエンコードされたデジタルの映像データ及び音声デ
ータを受信する。なお、ネットワークI/F装置62
は、請求項1記載の第3の接続手段、請求項1記載の第
3の受信手段、請求項2記載の第4の送信手段、請求項
7記載の接続手段及び送信手段、請求項7及び8記載の
受信手段、としての機能を有する。
【0046】デコーダ63は、信号再生処理において、
変換装置5から受信した映像・音声データをMPEG4
方式でデコードし、受信した音声データ及びデコードし
た映像データをD/A変換する。デコーダ63は、請求
項1記載の第4の変換手段、及び請求項7記載の復元手
段としての機能を有する。
【0047】操作部64は、テンキーやDVD再生のた
めの各種ファンクションキー等を備えて構成され、DV
D12の再生開始、再生停止などの各種指示を入力され
ると、CPU61に入力信号として出力することによ
り、ユーザによる操作とCPU61の処理を媒介する。
【0048】記憶部65は、CPU61により実行され
る携帯電話6用の各種アプリケーションプログラムや通
信処理プログラム、及びその処理プログラムで処理され
たデータ等を記憶する。
【0049】表示部66は、TFTLCD(Thin Film
Transistor Liquid Crystal Display)やパネル等によ
り構成され、CPU11から入力される表示データに基
づいて画面表示を行う。なお、表示部66は、請求項1
記載の第2の出力手段、及び請求項7記載の出力手段と
しての機能を有する。
【0050】送受話部67は、マイク、スピーカー、A
/D変換部、及びD/A変換部を有し、マイクから入力
されるユーザの送話音声をA/D変換処理して、その送
話音声データをCPU11に出力するとともに、CPU
11から入力される受話音声データをD/A変換処理し
て、受話音声としてスピーカーから出力する。また、音
声信号、及びデコーダ63により復元された映像信号を
出力する。なお、送受話部67は、請求項1記載の第2
の出力手段、及び請求項7記載の出力手段としての機能
を有する。
【0051】次に、本発明を適用した車載用DVD再生
システム100の動作を説明する。まず、携帯電話6に
よるマシン情報、指示データ送信処理について説明す
る。携帯電話6のCPU61は、操作部64からの指示
データの入力を監視しており、入力がなされると、マシ
ン情報とともにこの受信した指示データをネットワーク
I/F装置62から車載ネットワークNを介して変換装
置5に送信する。
【0052】次いで、図4を参照して変換装置5による
マシン情報転送処理について説明する。変換装置5のC
PU51は、ネットワークI/F装置52から携帯電話
6のマシン情報及び指示データを受信したか否かを判別
し(ステップS1)、受信しない場合には(ステップS
1;NO)、待機を続け、受信した場合には(ステップ
S1;YES)、記憶部53に指示データを記憶させる
(ステップS2)。またCPU51は、受信した携帯電
話6のマシン情報を、車載ネットワークNを介してネッ
トワークI/F装置52から車載用DVD再生装置1に
送信し(ステップS3)、マシン情報転送処理を終了す
る。
【0053】車載用DVD再生装置1は、変換装置5か
らマシン情報を受信すると、図5に示す光ディスク再生
処理を実行する。車載用DVD再生装置1のCPU11
は、変換装置5からマシン情報を受信したか否かを判別
し(ステップS11)、受信しない場合には(ステップ
S11;NO)、受信するまで待機し、受信すると(ス
テップS11;YES)、メカ制御部13のDVDメカ
ドライブ13aがDVD12から映像及び音声データを
読み出す(ステップS12)。映像・音声デコーダ13
bは、この読み出した映像及び音声データをD/A変換
し、前席用及び後席用の映像信号及び音声信号を分けて
生成する(ステップS13)。
【0054】次いで、CPU11は、上記生成した信号
を前席用と後席用とに分け(ステップS14)、前席用
の信号については(ステップS14;前席用)、I/F
装置16から、映像信号は前席モニタ3に、音声信号は
スピーカ2に、ケーブルCを介して夫々送信する(ステ
ップS15)。
【0055】ステップS14において、後席用の映像及
び音声信号については(ステップS14;後席用)、映
像・音声A/Dコンバータ13cが、ステップS11に
て受信した携帯電話6のマシン情報に基づき、携帯電話
6用の映像サイズ、映像品質で、ステップS13にてア
ナログ信号に変換した後席用の映像信号及び音声信号を
デジタルデータに変換する(ステップS16)。続い
て、CPU11は、このデジタルの映像データ及び音声
データを、車載ネットワークNを介して、ネットワーク
I/F装置17から変換装置15に送信し(ステップS
17)、光ディスク再生処理を終了する。
【0056】次に、変換装置5によるデータ転送処理に
ついて説明する。図6に示すように、変換装置5のCP
U51は、車載用DVD再生装置1から映像データ及び
音声データを受信したか否かを監視している(ステップ
S21)。ネットワークI/F装置から映像及び音声デ
ータを受信しない場合は(ステップS21;NO)、受
信するまで待機し、受信すると(ステップS21;YE
S)、変換部54にて、携帯電話6により読み込み可能
な状態にするため、映像データをMPEG4方式でエン
コードする(ステップS22)。
【0057】次いで、CPU51は、マシン情報転送処
理において予め記憶部53に記憶させた携帯電話6から
の指示データを読み出し、この指示データに基づいたア
ングル及び言語の映像データ及び音声データを選択する
(ステップS23)。そして、CPU11は、選択した
映像データ及び音声データをネットワークI/F装置5
2から、車載ネットワークNを介して携帯電話6に送信
し(ステップS24)、データ転送処理を終了する。
【0058】続いて、図7を参照して携帯電話6による
信号再生処理について説明する。携帯電話6のCPU6
1は、変換装置5から送信される映像データ及び音声デ
ータをネットワークI/F装置62から受信したか否か
を監視しており(ステップS31)、受信しない場合は
(ステップS31;NO)、待機を続け、受信すると
(ステップS31;YES)、デコーダ63にて映像デ
ータをMPEG4方式でデコードし、音声データとデコ
ードした映像データとをD/A変換し、アナログの映像
信号及び音声信号に復元する(ステップS32)。そし
て、CPU11は、復元した映像信号を表示部66か
ら、また、音声信号を送受話部67からそれぞれ出力し
(ステップS33)、信号再生処理を終了する。
【0059】以上説明したように、車載用光ディスク再
生システム100によれば、携帯電話6は、入力された
指示データ及びマシン情報を変換装置5に送信し、変換
装置5は、受信した指示データを記憶し、マシン情報を
車載用DVD再生装置1に送信する。車載用DVD再生
装置1は、DVD12から映像及び音声データを読み出
してD/A変換した後、マシン情報に基づきA/D変換
し、変換装置5に送信する。変換装置5は、受信データ
を指示データに従って変換後、携帯電話6に送信し、携
帯電話6は受信した映像データをデコードし、音声信号
とデコードした映像信号とD/A変換し、映像と音声を
出力する。
【0060】したがって、本発明によれば、フロントモ
ニタから離れた座席からでも、細かい映像まで明瞭に見
ることができ、車種を問わず利用することができる。ま
た、座席毎のテレビ及びその取付費用等の初期費用が不
要であり、ユーザにとって負担が少ない車載用光ディス
ク再生システムを提供できる。
【0061】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。例えば、上記の実施の形態において
は、携帯電話6においてDVD12の映像及び音声を出
力することとしたが、映像信号のみを携帯電話6に送信
して出力し、前席と共通の音声をスピーカ2のみから出
力することとしてもよい。
【0062】また、上記実施の形態においては、車載用
光ディスク再生装置と接続して画像及び音声を出力させ
る情報通信端末装置の一例として携帯電話を用いたが、
その他にも携帯可能なPDAやコンピュータ等を使用し
てもよい。
【0063】また、変換装置5においては、MPEG4
方式でデータをエンコードする例について説明したが、
本発明はこれに限定されず、変換装置に接続する情報通
信端末装置の読み取り可能なデータ形式に対応したデー
タ変換を行う。
【0064】その他、本実施の形態における車載用DV
D再生システム100の細部構成、及び詳細動作に関し
ても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが携帯する情報
通信端末装置を利用することにより、リアモニタを設け
る必要がなく、フロントモニタから離れた座席からで
も、光ディスクの再生映像を自由に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による車載用DVD再生
システム100の要部構成を示すブロック図である。
【図2】DVD12に記憶された映像情報を読み出した
時の映像信号のイメージを示す図である。
【図3】DVD12に記憶された映像信号のデータ構成
例を示す図である。
【図4】変換装置5によるマシン情報転送処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】図1の車載用DVD再生装置1による光ディス
ク再生処理を示すフローチャートである。
【図6】変換装置5による映像信号、音声データ転送処
理を示すフローチャートである。
【図7】携帯電話6に夜映像信号、音声信号再生処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 車載用DVD再生システム 1 車載用DVD再生装置 2 スピーカ 3 前席モニタ 4 各種周辺デバイス 5 変換装置 6 携帯電話 11,51,61 CPU 12 DVD 13 メカ制御部 14,64 操作部 15,63,65 記憶部 16 I/F装置 17,52,62 ネットワークI/F装置 54 変換部 63 デコーダ 66 表示部 67 送受話部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04N 5/85 Z 1/725 5/91 L H04N 5/85 5/92 H 5/92 H04B 7/26 F Fターム(参考) 5C052 AA04 AB03 CC06 CC11 DD04 5C053 FA24 FA29 GA11 GB02 GB06 GB09 GB11 GB37 JA01 KA05 KA24 KA25 LA06 LA14 5D044 AB05 AB07 BC03 CC06 FG23 GK08 HL11 5K027 AA11 HH29 5K067 AA21 BB04 BB21 DD51 EE02 EE12 EE35 FF02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを介して車載用光ディス
    ク再生装置と、出力装置と、変換装置と、情報通信端末
    装置とが接続され、該情報通信端末装置から映像及び音
    声またはそのいずれかを再生させる車載用光ディスク再
    生システムであって、 前記車載用光ディスク再生装置は、 光ディスクに記憶された情報を読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された情報をアナログ信号に
    変換し、第1の映像信号及び第1の音声信号を生成する
    第1の変換手段と、 前記第1の映像信号及び第1の音声信号をデジタル信号
    に変換し、第2の映像信号及び第2の音声信号を生成す
    る第2の変換手段と、 前記車載ネットワークに接続するための第1の接続手段
    と、 前記第1の映像信号及び第1の音声信号またはそのいず
    れかを前記出力装置に送信する第1の送信手段と、 前記第2の映像信号及び第2の音声信号またはそのいず
    れかを前記変換装置に送信する第2の送信手段と、 を備え、 前記出力装置は、 前記光ディスク再生装置から第1の映像信号及び第1の
    音声信号またはそのいずれかを受信する第1の受信手段
    と、 前記受信した第1の映像信号及び第1の音声信号または
    そのいずれかを出力する第1の出力手段と、 を備え、 前記変換装置は、 前記車載ネットワークに接続するための第2の接続手段
    と、 前記光ディスク再生装置から第2の映像信号及び第2の
    音声信号またはそのいずれかを受信する第2の受信手段
    と、 前記受信した第2の映像信号及び第2の音声信号または
    そのいずれかを変換し、第3の映像信号及び第3の音声
    信号またはそのいずれかを生成する第3の変換手段と、 前記第3の映像信号及び第3の音声信号またはそのいず
    れかを前記情報通信端末装置に送信する第3の送信手段
    と、 を備え、 前記情報通信端末装置は、 前記車載ネットワークに接続するための第3の接続手段
    と、 前記変換装置から第3の映像信号及び第3の音声信号ま
    たはそのいずれかを受信する第3の受信手段と、 前記受信した第3の映像信号及び第3の音声信号または
    そのいずれかを出力可能な状態に変換し、第4の映像信
    号及び第4の音声信号またはそのいずれかを生成する第
    4の変換手段と、 前記第4の映像信号及び第4の音声信号またはそのいず
    れかを出力する第2の出力手段と、 を備えたことを特徴とする車載用光ディスク再生システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記情報通信端末装置は、自装置が処理可
    能なデータ形式を示す情報である処理データ情報及び指
    示情報を前記変換装置に送信する第4の送信手段をさら
    に備え、 前記第2の受信手段は、前記情報通信端末装置から前記
    処理データ情報及び前記指示情報をさらに受信し、 前記第3の送信手段は、前記第2の受信手段により受信
    した前記処理データ情報及び前記指示情報を前記光ディ
    スク再生装置にさらに送信し、 前記車載用光ディスク再生装置は、前記変換装置から、
    前記処理データ情報及び前記指示情報の少なくとも一部
    を受信する第4の受信手段をさらに備え、 前記第2の送信手段は、前記第4の受信手段により受信
    した前記処理データ情報及び前記指示情報に基づいて、
    前記第2の映像信号及び第2の音声信号またはそのいず
    れかを前記変換装置に送信し、 前記第3の変換手段は、前記情報通信端末装置から受信
    した前記データ処理情報及び前記指示情報の少なくとも
    一部に基づいて、前記第2の映像信号及び前記第2の音
    声信号またはそのいずれかを変換し、前記第3の映像信
    号及び前記第3の音声信号を生成することを特徴とする
    請求項1記載の車載用光ディスク再生システム。
  3. 【請求項3】通信ネットワークを介して出力装置、変換
    装置、及び情報通信端末装置に接続され、該情報通信端
    末装置から映像及び音声またはそのいずれかを再生させ
    る車載用光ディスク再生装置であって、 光ディスクに記憶された情報を読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された情報をアナログ信号に
    変換し、アナログ映像信号及びアナログ音声信号を生成
    し、さらに該アナログ映像信号及び該アナログ音声信号
    をデジタル信号に変換し、デジタル映像信号及びデジタ
    ル音声信号を生成する変換手段と、 前記車載ネットワークに接続するための接続手段と、 前記アナログ映像信号及び前記アナログ音声信号または
    そのいずれかを前記出力装置に送信し、前記デジタル映
    像信号及び前記デジタル音声信号またはそのいずれかを
    前記変換装置に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする車載用光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】前記変換装置を経由して前記情報通信端末
    装置から送信される、前記情報通信端末装置が処理可能
    なデータ形式を示す情報である処理データ情報及び指示
    情報の少なくとも一部を受信する受信手段をさらに備
    え、 前記変換手段は、前記受信した処理データ情報及び指示
    情報に基づいて前記アナログ映像信号及び前記アナログ
    音声信号を変換し、前記デジタル映像信号及び前記デジ
    タル音声信号を生成し、 前記送信手段は、前記処理データ情報及び前記指示情報
    に基づいて、前記デジタル映像信号及び前記デジタル音
    声信号またはそのいずれかを前記変換装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項3記載の車載用光ディスク再生装
    置。
  5. 【請求項5】通信ネットワークを介して車載用光ディス
    ク再生装置及び情報通信端末装置に接続され、該車載用
    光ディスク再生装置により該情報通信端末装置に映像及
    び音声またはそのいずれかを再生させる変換装置であっ
    て、 前記車載ネットワークに接続するための接続手段と、 前記光ディスク再生装置からデジタル映像信号及びデジ
    タル音声信号またはそのいずれかを受信する受信手段
    と、 前記デジタル映像信号及びデジタル音声信号またはその
    いずれかを所定の変換方式で変換し、変換映像信号及び
    変換音声信号またはそのいずれかを生成する変換手段
    と、 前記変換映像信号及び変換音声信号またはそのいずれか
    を前記情報通信端末装置に送信手段と、 を備えたことを特徴とする変換装置。
  6. 【請求項6】前記受信手段は、前記情報通信端末装置か
    ら、前記情報通信端末装置が処理可能なデータ形式を示
    す情報処理データ情報及び指示情報をさらに受信し、 前記送信手段は、前記処理データ情報及び前記指示情報
    の少なくとも一部に基づいて、前記変換映像信号及び前
    記変換音声信号またはそのいずれかを前記情報通信端末
    装置にさらに送信することを特徴とする請求項5記載の
    変換装置。
  7. 【請求項7】通信ネットワークを介して車載用光ディス
    ク再生装置及び変換装置に接続され、映像及び音声また
    はそのいずれかを再生する情報通信端末装置であって、 前記車載ネットワークに接続するための接続手段と、 前記変換装置から変換映像信号及び変換音声信号または
    そのいずれかを受信する受信手段と、 前記受信した変換映像信号及び変換音声信号またはその
    いずれかを出力可能な状態に復元し、復元映像信号及び
    復元音声信号またはそのいずれかを生成する復元手段
    と、 前記復元映像信号及び前期復元音声信号またはそのいず
    れかを出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする情報通信端末装置。
  8. 【請求項8】処理可能なデータ形式を示す情報であるデ
    ータ処理情報及び指示内容を前記変換装置に送信すると
    ともに、前記変換装置を介して前記データ処理情報及び
    前記指示内容の少なくとも一部を前記車載用光ディスク
    再生装置に送信する送信手段をさらに備え、 前記受信手段は、前記車載用光ディスク再生装置及び前
    記変換装置またはそのいずれかにおいて、前記データ処
    理情報及び前記指示内容に従って処理された前記変換映
    像信号及び前記変換音声信号を受信することを特徴とす
    る請求項7記載の情報通信端末装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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