JP4445516B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、オーディオデータをリアルタイムにストリーミング転送することができるようにした情報処理装置に関する。
近年、例えば電子機器などに適用することができる無線通信技術として例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))が知られている。このブルートゥースの無線通信技術を用いれば、携帯電話機などの携帯情報端末や携帯型音楽再生機から、オーディオケーブルを用いることなく、例えばヘッドセットなどの対向機器にオーディオデータを転送することができる。
オーディオデータの伝送用のプロファイルとして、例えば“Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)”(非特許文献1)や“Generic Audio/Video Distribution Profile”(非特許文献2)などが知られている。これらは、ブルートゥース接続された機器間でオーディオデータをリアルタイムにストリーミング転送を行うための規格である。
例えば携帯電話機などの携帯情報端末や携帯型音楽再生機では、オーディオデータをSBC(Sub Band Coding)、MP3(MPEG1 Audio Layer-3)、ATRAC(Advanced Transform Acoustic Coding)3などの形式により圧縮してパケット単位で転送する。一方、スピーカやヘッドセットなどの対向機器では、すべてのパケットを受信するのを待たずに、データの受信と同時にその再生を行なう。これにより、ユーザは、携帯情報端末や携帯型音楽再生機などからの音をほぼリアルタイムに、スピーカやヘッドセットなどの対向機器において聴くことが可能となる。
また、近年、オーディオデータなどのディジタルコンテンツの複製(コピー)を防止する技術としてSCMS(Serial Copy Management System)−Tが提案されている。このSCMS−Tは、「A2DP Sepc V1.0Sec.11 Appendix A:Audio Streaming with Content Protection」に記載されているディジタルコンテンツの保護に用いられる方式の1つであり、著作権保護の観点から、A2DPにより伝送されたオーディオデータがそのままデバイスに記録されたり、他のデバイスに出力されてしまうことを防止するために、ヘッドセットなどの端末装置(デバイス)に対してその旨の意思表示を行う。この意思表示の際には、SCMS−Tにおいてコピー制御に用いられる2bit(CP-bitとL-bit)を、パケットフォーマットにCP(Content Protection)ヘッダとして挿入することで、ヘッドセットなどの対向機器に2bit(CP-bitとL-bit)を伝送する。
これにより、SCMS−Tがサポートされていないヘッドセットなどの対向機器においては、伝送されたオーディオデータの再生は許可されず、伝送されたオーディオデータは再生されない。換言すれば、SCMS−Tがサポートされているヘッドセットなどの対向機器においてのみ、伝送されたオーディオデータの再生が許可され、伝送されたオーディオデータが再生される。
Advanced Audio/Video Distribution Profile(Bluetooth SIG) Generic Audio/Video Distribution Profile(Bluetooth SIG)
“Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)”や“Generic Audio/Video Distribution Profile”に規定されている仕様においては、オーディオデータ(オーディオソース)を保有する側の機器とオーディオデータを受け取る側の機器との間で、送受信するオーディオデータに関するコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど種々のパラメータについて予めネゴシエーションを行い、ストリーミング転送を開始する手順は規定されている。そして、オーディオデータを保有する側の機器(SRC)とオーディオデータを受け取る側の機器(SNK)とのどちらからの主導であってもストリーミング転送を開始することが許容されている。
しかしながら、オーディオデータを受け取る側の機器(SNK)からの主導でネゴシエーションを行ってストリーミング転送を開始する場合、オーディオデータを受け取る側の機器(SNK)は、ネゴシエーション開始時に、オーディオデータを保有する側の機器(SRC)から送信されてくるオーディオデータに関するコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートや、著作権保護をすべきコンテンツか否かを示す属性情報など種々のパラメータについては分からないため、ストリーミング転送を確実に開始することができるように、一般に、種々のパラメータとして標準的なパラメータを指定するようにする。すなわち、オーディオデータに関するコーデック種別として標準的なSBCを指定し、ビットレートやサンプリングレートについても標準的な数値を指定せざるを得ない。一方、オーディオデータのコピー制御情報を付加するためのCPヘッダの有無に関しては、いずれ一方を指定したとしても、必ずしも、コンテンツに合ったCPヘッダの有無を指定することができるとは限らない。そのため、オーディオデータを受け取る側の機器(SNK)などに最適なパラメータを選択して設定することができないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、送信するコンテンツに好適なパラメータを設定することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、切り出し手段により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、生成手段により生成されたパケットを一時的に保持するとともに、保持されているパケットを所定の量ごとに対向機器に送信する送信手段と対向機器に送信するオーディオデータに関してコンテンツ保護をするか否かを確認した上で、対向機器にオーディオデータを転送する際のパラメータに関する対向機器からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、対向機器に送信するオーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するか否か判定する判定手段と、判定手段により対向機器からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、対向機器に送信するオーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合、対向機器に対して拒否応答をするとともに、情報処理装置側から、対向機器に送信するオーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するコンテンツ保護に関するパラメータを用いて対向機器に対してネゴシエーションを行い、対向機器にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、切り出し手段により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、生成手段により生成されたパケットを一時的に保持するとともに、保持されているパケットを所定の量ごとに対向機器に送信する送信手段と対向機器にオーディオデータを転送する際のパラメータに関してネゴシエーションを行い、対向機器にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する設定手段と、対向機器に送信するオーディオデータに関してコンテンツ保護をするか否かを確認した上で、対向機器にオーディオデータを転送する際のパラメータに関する対向機器からのネゴシエーション時に設定手段により設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、対向機器に送信するオーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するか否かを判定する判定手段とを備え、判定手段により、対向機器からのネゴシエーション時に設定手段により設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、対向機器に送信するオーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合、設定手段は、情報処理装置側から、対向機器に送信するオーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するコンテンツ保護に関するパラメータを用いて対向機器に対してネゴシエーションを再度行い、対向機器にオーディオデータを転送する際のパラメータを再び設定することを特徴とする。
本発明によれば、送信するコンテンツに好適なパラメータを設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、携帯電話機1の近傍には、本発明に係る対向機器として適用可能なヘッドセット2が配置されている。ヘッドセット2は、携帯電話機2から無線通信(例えばブルートゥースなど)を用いて転送されたオーディオデータを受信し、リアルタイムに再生することができる。
図2は、図1の携帯電話機1の内部の構成を表している。図2に示されるように、携帯電話機1は、制御部11、表示部12、入力部13、記憶部14、無線電話通信部15、信号処理部16、PCMコーデック17、マイクロフォン18、スピーカ19、メディアプレイヤ制御部20、コンテンツ処理部21、および近距離無線通信部22がバス23により相互に接続されて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部14からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、入力部13は図示せぬ操作キーや操作ボタンなどにより構成される。
無線電話通信部15は、図示せぬ基地局から送信された無線信号を、図示せぬアンテナを介して受信し、受信された無線信号のダウンコンバートを行って中間周波信号を求め、さらに直交復調処理、RAKE受信機(図示せず)による各パスの逆拡散及び合成処理などを行う。その後、このRAKE受信機から出力された受信パケットデータは、信号処理部16に入力される。
信号処理部16は、例えばDSP(Digital Signal Processor)などからなり、受信パケットデータをまずメディア毎に分離し、分離されたメディア毎のデータに対してそれぞれ復号処理を施す。
信号処理部16は、例えば受信パケットデータにオーディオデータが含まれている場合、このオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、信号処理部16は、受信パケットデータに動画像データが含まれている場合、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、信号処理部16は、受信パケットデータがダウンロードコンテンツである場合、このダウンロードコンテンツを伸長する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号は、PCMコーデック17によりPCM復号された後、増幅されてスピーカ19により出力される。一方、ビデオコーデックにより復号されたディジタル動画像信号は、バス23を介して表示部12に供給され表示される。
メディアプレイヤ制御部20は、例えば音楽制御機能を有する音楽プレイヤを制御する。勿論、携帯電話機1に地上波ディジタルワンセグ・ラジオ受信部などを設けるようにして、例えば地上波ディジタルワンセグ放送波を受信する際のアプリケーションプログラムを実行することにより実現される地上波ディジタルワンセグプレイヤなどの各種のメディアプレイヤを制御するようにしてもよい。
コンテンツ処理部21は、例えばメディアプレイヤ制御部20により音楽プレイヤを制御する際に、例えばAACやaacPlus、MP3、ATRAC、SBCなどの符号化方式で符号化されたオーディオデータを、一旦、その符号化方式に対応する復号化方式で復号化した後、他の符号化方式によって再符号化処理などを施す。
近距離無線通信部22は、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による無線通信を行うモジュールなどからなり、携帯電話機1の近傍に存在するヘッドセット2などと無線通信を行う。勿論、ブルートゥース以外の無線通信(例えば赤外線通信)を用いるようにしてもよい。近距離無線通信部22は、例えばフレーム切り出し部24、パケット生成部25、パケット送信部26、パラメータ情報取得部27、パラメータ判定部28、およびパラメータ設定部29などからなる。
フレーム切り出し部24は、記憶部14に記憶されているオーディオデータを読み出し、読み出されたオーディオデータをコーデック方式(例えばAACなどの符号化方式)に好適なフレームごとに切り出し、切り出されたフレーム単位のオーディオデータをパケット生成部25に供給する。
パケット生成部25は、フレーム切り出し部24により切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいて、ヘッドセットに転送するパケットを生成し、生成されたパケットを図示せぬバッファに逐次供給する。図示せぬバッファは、例えばFIFO(First In First Out)形式で構成されており、パケット生成部25から供給されたパケットを逐次バッファリングする(一時的に記憶する)。
パケット送信26は、図示せぬバッファにバッファリングされているパケットを逐次読み出し、読み出されたパケットを所定のタイミングで所定の量ごとに無線通信によりヘッドセット2に逐次送信する。
パラメータ情報取得部27は、対向機器であるヘッドセット2から無線通信を介して、ヘッドセット2がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレート、コンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP(Digital Transmission Content Protection)方式など)への対応の有無など)に関する情報であるパラメータ情報を取得する。
パラメータ判定部28は、取得されたパラメータ情報を用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定する。
パラメータ設定部29は、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定された場合、ヘッドセット2に対して拒否応答をするとともに、携帯電話機1側から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータを用いてヘッドセット2に対してネゴシエーションを行い、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する。
次に、図3のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1におけるパラメータ設定処理について説明する。このパラメータ設定処理は、オーディオデータを受け取る側の対向機器(SNK)であるヘッドセット2からの主導でネゴシエーションを行ってストリーミング転送を開始しようとする場合に実行される。なお、図4は、図3のフローチャートを用いて説明するパラメータ設定処理を実行する際の、携帯電話機1とヘッドセット2との間における具体的な処理のシーケンスを表している。
ステップS1において、携帯電話機1は、近距離無線通信部22を用いて、ヘッドセット2との間で制御用セッションを確立し、ヘッドセット2にパケット(メディアパケット)を送信するサービスの制御用の論理チャネルを確立する。
そして、制御用セッションの確立後、図4のステップS21乃至S22に示されるように、ヘッドセット2側から、携帯電話機1がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレート、コンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式)への対応の有無など)に関する情報であるパラメータ情報の取得要求がなされ、ヘッドセット2に携帯電話機1がサポートするパラメータ情報が取得される。
具体的には、携帯電話機1がサポートするコーデックの種別が例えばAACやaacPlus、SBCの符号化方式である場合、その旨を含むパラメータ情報がヘッドセット2に取得される。また、携帯電話機1がコンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式)に対応している場合、その旨を含むパラメータ情報がヘッドセット2に取得される。
ステップS2において、近距離無線通信部22のパラメータ情報取得部27は、対向機器であるヘッドセット2から無線通信を介して、ヘッドセット2がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレート、コンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式)への対応の有無など)に関する情報であるパラメータ情報を取得し、取得されたヘッドセット2がサポートするパラメータ情報をパラメータ判定部28に供給する。
例えば図4のステップS23乃至S24に示されるように、ヘッドセット2がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレート、コンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式)への対応の有無など)に関する情報であるパラメータ情報が携帯電話機1に取得される。具体的には、ヘッドセット2がサポートするコーデックの種別が例えばAACとSBCの符号化方式のみである場合、その旨を含むパラメータ情報がヘッドセット2に取得される。また、ヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式)に対応している場合、その旨を含むパラメータ情報が携帯電話機1に取得される。
ステップS3において、パラメータ設定部29は、無線通信を介して、ヘッドセット2からのネゴシエーションに従い、対向機器であるヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関してヘッドセット2とネゴシエーションを行う(図4のステップS25)。
このとき、パラメータ設定部29は、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータを取得し、取得されたこのパラメータをパラメータ判定部28に供給する。なお、ヘッドセット2は、携帯電話機1とのネゴシエーション時には、携帯電話機1から送信されてくるオーディオデータに関するコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど種々のパラメータについては分からないため、標準的なパラメータ(例えばオーディオデータのコーデックの種別としてSBCなど)が指定される。また、このとき、コンテンツ保護に関するパラメータとして「CPヘッダ無」が指定されたとする。
ステップS4において、パラメータ判定部28は、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位のアプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤに対して、送信するオーディオデータに関するパラメータを要求する(図4のステップS26)。
すなわち、送信するオーディオデータに関するパラメータ(例えばコーデックの種別や、コピー制御に用いられる2bit(CP-bitとL-bit)が格納されるCPヘッダの挿入の有無など)が上位アプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤに要求される。
ステップS5において、パラメータ判定部28は、上位アプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤからの応答を取得し、取得された応答に基づいて、送信するオーディオデータのCPヘッダの要否を確認する(図4のステップS27乃至S28)。すなわち、取得された応答に基づいて、送信するオーディオデータに関するパラメータにおけるCPヘッダの挿入の有無が認識され、送信するオーディオデータのCPヘッダの要否が確認される。具体的には、CPヘッダの挿入が有ると認識されると、送信するオーディオデータのCPヘッダが要ると確認される。一方、CPヘッダの挿入が無いと認識されると、送信するオーディオデータのCPヘッダは要らないと確認される。
ステップS6において、パラメータ判定部28は、取得されたヘッドセット2がサポートするパラメータ情報および確認されたCPヘッダの要否を用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定する。
具体的には、取得されたヘッドセット2がサポートするパラメータ情報および確認されたCPヘッダの要否に基づいて、ヘッドセット2に送信するオーディオデータのCPヘッダが要ると確認されると判断された場合に、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが「CPヘッダ無」であるとき、コンテンツ保護の観点から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定される。
一方、取得されたヘッドセット2がサポートするパラメータ情報および確認されたCPヘッダの要否に基づいて、ヘッドセット2に送信するオーディオデータのCPヘッダが要らないと確認されると判断された場合に、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが「CPヘッダ無し」であるとき、コンテンツ保護の観点から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であると判定される。
すなわち、送信するオーディオデータのCPヘッダの要否と、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータ(CPヘッダの有無)が一致するか否かが判定され、それに基づいてヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かが判定される。
ステップS6においてヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定された場合、パラメータ判定部28はステップS7で、取得されたヘッドセット2がサポートするパラメータ情報を用いて、対向機器であるヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式など)をサポートしているか否かを判定する。
ステップS7において対向機器であるヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式など)をサポートしていないと判定された場合、パラメータ設定部29はステップS8で、たとえヘッドセット2にオーディオデータを送信する際にCPヘッダを挿入したとしても、ヘッドセット2側でのオーディオデータの再生が不可能であることから、パラメータ判定部28の判定結果に従い、無線通信を介して拒否応答をする。その後、パラメータ設定処理は終了する。
ステップS7において対向機器であるヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式など)をサポートしていると判定された場合、パラメータ設定部29はステップS9で、パラメータ判定部28による判定結果に従い、ヘッドセット2に対して拒否応答をする(図4のステップS29)。
ステップS10において、メディアプレイヤ制御部20は、音楽プレイヤを実行し、ユーザによる操作に伴って曲の選択をするとともに、無線通信を介してヘッドセット2に対してオープン要求をするとともに、パラメータ設定部29は、携帯電話機1側から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータを用いてヘッドセット2に対してネゴシエーションを行う。すなわち、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータのうち、特にコンテンツ保護に関するパラメータとして「CPヘッダ有」を用いて、ヘッドセット2に対してネゴシエーションが行われる。ステップS11で、パラメータ設定部29は、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する(図4のステップS30乃至S33)。
具体的には、取得されたヘッドセット2がサポートするパラメータ情報および確認されたCPヘッダの要否に基づいて、ヘッドセット2に送信するオーディオデータのCPヘッダが要ると確認された場合に、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが「CPヘッダ無」であるとき、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なコンテンツ保護に関するパラメータとして「CPヘッダ有」を用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータが初期設定される。
なお、上記ではオーディオデータのコンテンツ保護に関するパラメータについて明示的に記載したが、ステップS11に処理においては、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータである例えばオーディオデータのコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなども同時に初期設定される。
なお、その後、携帯電話機1とヘッドセット2との間で、パケット(メディアパケット)を送信するためのトランスポート用の論理チャネルが確立される(図4のステップS34)。
ステップS12において、近距離無線通信部22のフレーム切り出し部24、パケット生成部25、およびパケット送信部26は、トランスポート用の論理チャネルの確立後、オーディオデータをコーデック方式に好適なフレームごとに切り出し、切り出されたフレーム単位のオーディオデータに基づいてヘッドセットに転送するパケットを生成し、生成されたパケットを図示せぬバッファにて逐次バッファリングする(一時的に記憶する)とともに、図示せぬバッファにバッファリングされているパケットを逐次読み出し、読み出されたパケットを所定のタイミングで所定の量ごとに無線通信によりヘッドセット2に逐次送信する(図4のステップS35)。
一方、ステップS6においてヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であると判定された場合、パラメータ設定部29は、パラメータ判定部28による判定結果に従い、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータ(コンテンツ保護に関するパラメータを含む)を受け入れ、受け入れられたパラメータを用いてヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを設定する。そして、処理はステップS12に進み、ステップS12にてパケットが生成され、ヘッドセット2に送信される。
本発明の実施形態においては、対向機器であるヘッドセット2から無線通信を介して、ヘッドセット2がサポートするパラメータ(例えばコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレート、コンテンツ保護に関する方式(例えばSCMS−T方式やDTCP方式)への対応の有無など)に関する情報であるパラメータ情報を取得し、上位アプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤからの応答に基づいて、送信するオーディオデータのCPヘッダの要否を確認するとともに、取得されたパラメータ情報および確認されたCPヘッダの要否を用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定することができる。
そして、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定された場合、ヘッドセット2がサポートするパラメータ情報を用いて、対向機器であるヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式をサポートしているか否かを判定するとともに、対向機器であるヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式をサポートしていると判定された場合、ヘッドセット2に対して拒否応答をするとともに、携帯電話機1側から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータ(コンテンツ保護に関するパラメータ)を用いてヘッドセット2に対してネゴシエーションを行い、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定することができる。一方、対向機器であるヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式をサポートしていないと判定された場合、ヘッドセット2に対して拒否応答をする。
これにより、送信するコンテンツ(オーディオデータ)に好適なパラメータを設定することができる。すなわち、送信するコンテンツ(オーディオデータ)が所定のコンテンツ保護方式によるコピー制御がなされている場合に、このコンテンツ保護方式に応じた好適なパラメータを設定することができる。従って、対向機器であるヘッドセット2から主導してネゴシエーションした際に、送信するコンテンツ(オーディオデータ)が所定のコンテンツ保護方式によるコピー制御がなされているが故に、ヘッドセット2側で送信されてきたコンテンツ(オーディオデータ)を再生することができないという状況を防止することができる。その結果、ヘッドセット2にて再生する際のコンテンツ(オーディオデータ)の音質を向上させることができる。また、再度、ユーザが携帯電話機1側からネゴシエーションを行わせる手間を省くことが可能となり、ヘッドセット2にてコンテンツ(オーディオデータ)を再生する際の利用性を向上させることができる。
なお、本発明の実施形態においては、音楽プレイヤをメディアプレイヤ制御部20にて制御する場合について明示的に記載したが、例えば地上波ディジタルワンセグプレイヤなどの各種のメディアプレイヤを制御する場合について本発明を適用するようにしてもよい。
ところで、図3および図4を用いて説明したパラメータ設定処理においては、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位のアプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤに対して、オーディオデータに関するパラメータを要求してCPヘッダの要否を確認し、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定するようにしたが、このような場合に限られず、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータ(コンテンツ保護に関するパラメータを含む)を一旦受け入れて、トランスポート用の論理チャネルを確立した後、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定するとともに、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に設定されたコンテンツ保護に関するパラメータがヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定された場合、携帯電話機1側から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータを用いてヘッドセット2に対してネゴシエーションを再度行い、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを再び設定するようにしてもよい。
以下、この方法を用いたパラメータ設定処理について説明する。
図5のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1における他のパラメータ設定処理について説明する。なお、図6は、図5のフローチャートを用いて説明するパラメータ設定処理を実行する際の、携帯電話機1とヘッドセット2との間における具体的な処理のシーケンスを表している。また、図5のステップS41乃至S42、ステップS47、ステップS48、およびステップS51の処理は、図3のステップS1乃至S2、ステップS7、ステップS8、およびステップS9の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略するとともに、その他の処理ついて対応するものについては適宜省略する。
ステップS43において、パラメータ設定部29は、無線通信を介して、ヘッドセット2からのネゴシエーションに従い、対向機器であるヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関してヘッドセット2とネゴシエーションを行う(図6のステップS65乃至S66)。このとき、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータ(コンテンツ保護に関するパラメータ(図7の場合、「CPヘッダ無」)を含む)を一旦受け入れる。
ステップS44において、パラメータ設定部29は、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータ(コンテンツ保護に関するパラメータを含む)を取得し、取得されたパラメータを用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する(図6のステップS65乃至S66)。ヘッドセット2に送信するオーディオデータのコンテンツ保護に関するパラメータとして「CPヘッダ無」を用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータが初期設定される。なお、ヘッドセット2は、携帯電話機1とのネゴシエーション時には、携帯電話機1から送信されてくるオーディオデータに関するコーデックの種別、サンプリングレート、ビットレートなど種々のパラメータについては分からないため、標準的なパラメータ(例えばオーディオデータのコーデックの種別としてSBCなど)が指定される。
その後、無線通信を介してヘッドセット2からオープン要求がなされ、携帯電話機1とヘッドセット2との間で、パケット(メディアパケット)を送信するためのトランスポート用の論理チャネルが確立される(図6のステップS67)。そして、ヘッドセット2側から携帯電話機1に対して、パケット(メディアパケット)の送信開始の要求がなされるとともに、近距離無線通信部22から、メディアプレイヤ制御部20により制御される上位アプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤに対して再生開始要求がなされ、曲選択がなされた後、上位アプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤから近距離無線通信部22に対してオープン要求がなされる(図6のステップS68乃至S71)。
ステップS45において、パラメータ判定部28は、上位アプリケーションプログラムとしての音楽プレイヤからのオープン要求に伴い、送信するオーディオデータのCPヘッダの要否を確認する(図6のステップS72)。すなわち、送信するオーディオデータに関するパラメータにおけるCPヘッダの挿入の有無が認識され、送信するオーディオデータのCPヘッダの要否が確認される。具体的には、CPヘッダの挿入が有ると認識されると、送信するオーディオデータのCPヘッダが要ると確認される。一方、CPヘッダの挿入が無いと認識されると、送信するオーディオデータのCPヘッダは要らないと確認される。
ステップS46において、パラメータ判定部28は、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータに関するヘッドセット2からのネゴシエーション時にパラメータ設定部29にて設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定する。なお、具体的な判定方法については、図3のステップS6と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS46においてヘッドセット2からのネゴシエーション時にパラメータ設定部29にて設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定された場合、処理はステップS47に進む。そして、ステップS47においてヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式をサポートしているか否かが判定され、ヘッドセット2がコンテンツ保護に関する方式をサポートしていると判定された場合、パラメータ設定部29はステップS49で、ヘッドセット2側に保留要求を通知するとともに、携帯電話機1側から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータを用いてヘッドセット2に対してネゴシエーションを再度行う。すなわち、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータのうち、特にコンテンツ保護に関するパラメータとして「CPヘッダ有」を用いて、ヘッドセット2に対してネゴシエーションが行われる。ステップS50で、パラメータ設定部29は、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータ(コンテンツ保護に関するパラメータを含む)を再び設定する(図6のステップS73乃至S75)。
これにより、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なコンテンツ保護に関するパラメータとして「CPヘッダ有」を用いて、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータが再設定される。
その後、処理はステップS51に進み、再設定されたパラメータを用いたオーディオデータの転送処理が開始される(図6のステップS76)。
本発明の実施形態においては、ヘッドセット2からのネゴシエーション時に指定されたパラメータを一旦受け入れて、トランスポート用の論理チャネルを確立した後、ヘッドセット2からのネゴシエーション時にパラメータ設定部29にて設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切であるか否かを判定することができる。そして、ヘッドセット2からのネゴシエーション時にパラメータ設定部29にて設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切ではないと判定された場合、携帯電話機1側から、ヘッドセット2に送信するオーディオデータに適切なパラメータを用いてヘッドセット2に対してネゴシエーションを再度行い、ヘッドセット2にオーディオデータを転送する際のパラメータを再び設定することができる。これにより、送信するコンテンツ(オーディオデータ)に好適なパラメータを設定することができる。すなわち、送信するコンテンツ(オーディオデータ)が所定のコンテンツ保護方式によるコピー制御がなされている場合に、このコンテンツ保護方式に応じた好適なパラメータを設定することができる。従って、対向機器であるヘッドセット2から主導してネゴシエーションした際に、送信するコンテンツ(オーディオデータ)が所定のコンテンツ保護方式によるコピー制御がなされているが故に、ヘッドセット2側で送信されてきたコンテンツ(オーディオデータ)を再生することができないという状況を防止することができる。その結果、ヘッドセット2にて再生する際のコンテンツ(オーディオデータ)の音質を向上させることができる。また、再度、ユーザが携帯電話機1側からネゴシエーションを行わせる手間を省くことが可能となり、ヘッドセット2にてコンテンツ(オーディオデータ)を再生する際の利用性を向上させることができる。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る情報授受のシステムの概略的な構成を示す図。 本発明の情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図2の携帯電話機におけるパラメータ設定処理を説明するフローチャート。 図3のフローチャートを用いて説明するパラメータ設定処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。 図2の携帯電話機における他のパラメータ設定処理を説明するフローチャート。 図5のフローチャートを用いて説明するパラメータ設定処理を実行する際の、携帯電話機とヘッドセットとの間における具体的な処理のシーケンスを示すシーケンス図。
符号の説明
1…携帯電話機、2…ヘッドセット、11…制御部、12…表示部、13…入力部、14…記憶部、15…無線電話通信部、16…信号処理部、17…PCMコーデック、18…マイクロフォン、19…スピーカ、20…メディアプレイヤ制御部、21…コンテンツ処理部、22…近距離無線通信部、23…バス、24…フレーム切り出し部、25…パケット生成部、26…パケット送信部、27…パラメータ情報取得部、28…パラメータ判定部、29…パラメータ設定部。

Claims (6)

  1. 予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、前記オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出された前記フレーム単位のオーディオデータに基づいて、前記対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記パケットを一時的に保持するとともに、保持されている前記パケットを所定の量ごとに前記対向機器に送信する送信手段と
    前記対向機器に送信するオーディオデータに関してコンテンツ保護をするか否かを確認した上で、前記対向機器に前記オーディオデータを転送する際のパラメータに関する前記対向機器からのネゴシエーション時に指定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記対向機器からのネゴシエーション時に指定された前記コンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合、前記対向機器に対して拒否応答をするとともに、情報処理装置側から、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するコンテンツ保護に関するパラメータを用いて前記対向機器に対してネゴシエーションを行い、前記対向機器に前記オーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する設定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段により前記対向機器からのネゴシエーション時に指定された前記コンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合であって、前記対向機器が前記オーディオデータのコピー制御情報を伝える仕組みをサポートしていないとき、前記設定手段は、前記対向機器に対して拒否応答をするとともに、前記情報処理装置側から前記対向機器に対してネゴシエーションを行わないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段により前記対向機器からのネゴシエーション時に指定された前記コンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合であって、前記対向機器が前記オーディオデータの複製を防止するための所定の方式をサポートしていないとき、前記設定手段は、前記対向機器に対して拒否応答をするとともに、前記情報処理装置側から前記対向機器に対してネゴシエーションを行わないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 予め所定のコーデック方式でエンコードされたオーディオデータを無線通信を介して対向機器に転送する際に、前記オーディオデータをフレーム単位で切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出された前記フレーム単位のオーディオデータに基づいて、前記対向機器に転送するパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記パケットを一時的に保持するとともに、保持されている前記パケットを所定の量ごとに前記対向機器に送信する送信手段と
    前記対向機器に前記オーディオデータを転送する際のパラメータに関してネゴシエーションを行い、前記対向機器に前記オーディオデータを転送する際のパラメータを初期設定する設定手段と、
    前記対向機器に送信するオーディオデータに関してコンテンツ保護をするか否かを確認した上で、前記対向機器に前記オーディオデータを転送する際のパラメータに関する前記対向機器からのネゴシエーション時に前記設定手段により設定されたコンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段により、前記対向機器からのネゴシエーション時に前記設定手段により設定された前記コンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合、前記設定手段は、情報処理装置側から、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致するコンテンツ保護に関するパラメータを用いて前記対向機器に対してネゴシエーションを再度行い、前記対向機器に前記オーディオデータを転送する際のパラメータを再び設定することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記判定手段により前記対向機器からのネゴシエーション時に前記設定手段により設定された前記コンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合であって、前記対向機器が前記オーディオデータのコピー制御情報を伝える仕組みをサポートしていないとき、前記設定手段は、前記対向機器に対して拒否応答をするとともに、前記情報処理装置側から前記対向機器に対してネゴシエーションを再度行わないことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定手段により前記対向機器からのネゴシエーション時に前記設定手段により設定された前記コンテンツ保護に関するパラメータが、前記対向機器に送信する前記オーディオデータのコンテンツ保護の要否と一致しないと判定された場合であって、前記対向機器が前記オーディオデータの複製を防止するための所定の方式をサポートしていないとき、前記設定手段は、前記対向機器に対して拒否応答をするとともに、前記情報処理装置側から前記対向機器に対してネゴシエーションを再度行わないことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
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