JP2006352799A - 無線通信装置とその方法、及び携帯型情報処理装置 - Google Patents

無線通信装置とその方法、及び携帯型情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オーディオ信号をリアルタイム性を損なうことなく再生、出力することのできる無線通信装置及び無線通信方法を提供することにある。
【解決手段】車両オーディオシステムにおいては、携帯型オーディオ機器と携帯電話との両方を検出した場合は、携帯電話との通信を確立した後オーディオ機器とのオーディオ信号の伝送を行う。オーディオ信号の伝送が行われている間は、周囲デバイスの検出や既に通信を確立した携帯電話との通信を行わない。例えば1曲分等のオーディオ信号の伝送が終了した時等、所定の単位のオーディオ信号の伝送が終了した時に、オーディオ信号の伝送を中断し、携帯電話との通信を行う。また、オーディオ信号の伝送中でも、携帯電話からの優先度の高い所定の要求があった時は、オーディオ信号の伝送に割り込んで携帯電話との通信を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、周囲の情報機器と所望のデータの通信を行う無線通信システムに関し、特に、オーディオ信号や映像信号等の連続性がありリアルタイム性を確保する必要のあるデータの送受信を、そのリアルタイム性を損なうことなく適切に行う無線通信装置及び無線通信方法、及び、そのような無線通信インターフェイスに適応した携帯型情報処理装置に関する。
携帯型の情報機器の他の装置(例えば通信端末装置等)への接続や携帯型情報機器相互の接続を、ケーブルの接続や煩雑な設定を行うことなく可能とする技術として、 Bluetooth技術( "BLUETOOTH"は、米国ザ・ブルートゥース・エスアイジー・インコーポレーテッドの登録商標)が挙げられる。 Bluetoothは、無線通信の規格及び仕様であり、これに準拠した通信インターフェイスを有する装置であれば、例えば携帯して移動した先において周囲の Bluetooth対応機器と簡単に通信を行うことができる。すなわち、ノートパソコンやPDA、携帯電話などをケーブルを使わずに接続し、音声やデータをやりとりすることができる
また、 Bluetoothでは、周囲の装置を自動的に検出して通信を確立することができるため、例えば携帯型のオーディオ再生装置を携帯して移動している時に、室内や自動車車内にいる時はその部屋や車両に備わっているスピーカから音楽を出力し、また、ヘッドフォンセット等を保持して屋外を歩行する時は、そのヘッドフォンセットから音楽を出力する等の動作を行うことも可能となる。
また、例えばそのような携帯オーディオ再生装置において周囲の環境を検出し、その検出結果を用いてさらに Bluetooth技術を適用することにより、利用者が何ら接続機器の指示をすること無く、周囲環境に応じて適切な接続機器を自動的に選択し、音声を出力する等のシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−94396号公報
しかしながら、 Bluetoothに例示されるような携帯型情報機器における無線通信技術において、多数の携帯情報機器が通信を行う場合や各機器が並列的に多数の通信を行う場合、あるいは、データ量の多い通信を行う機器が含まれる場合等においては、通信可能な容量が十分ではなく、前述したような所望の機能が発揮できなかったり、各機器における処理が満足に行えなかったりする可能性がある。
例えば、特許文献1に開示のシステムにおいては、周囲環境を検出する環境情報認識部と実際に無線通信を行う無線部とが、ともに Bluetooth通信を用いて並列的に処理を行うことになっている。理論上は、このような処理も可能であるが、例えばデータ量の多い高音質の音楽データの転送等を行う場合には、 Bluetooth規格による伝送帯域の大部分を音楽データの転送に割り当てる必要が生じ、周囲機器の検出処理を待ち時間無しで同時並列的に実現するのは難しい。仮に、周囲機器の検出を要求される時間間隔で待ち時間無く処理をしたならば、音楽データの転送に十分な通信帯域を割り当てることができなくなり、再生している音楽に音飛びや途切れが発生したり、あるいは低品質な音楽データしか提供できなくなる可能性がある。
すなわち、音楽データあるいは場合によっては映像データのように、連続性があってリアルタイム性の必要なデータは、データ量が非常に大きい一方で、帯域不足等によるデータ伝送量の不足により伝送データが途切れたり、十分に必要なデータが伝送できなかった場合には、利用者からみてあきらかに不良とわかるような症状が再生信号(音声出力や映像出力等)に発生し、適切に再生できていないこととなる。
実際このような状況は、例えば携帯オーディオ機器と携帯電話装置との通信を想定している車載システムにおいて、携帯オーディオ機器からの音楽データを再生中に、運転者が携帯電話を一旦車外に持ち出し、その後再度携帯電話装置を車室内に持ち込んだような場合に生じる可能性が高い。車両の通信処理装置は、高音質な音楽データの受信を行いながら、新たな携帯電話装置の検出及び検出した携帯電話装置との通信路の確立を行わなければならず、通信負荷が増加するからである。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、オーディオ信号や映像信号等のように連続性がありリアルタイム性を確保する必要のあるデータの送受信を、そのリアルタイム性を損なうことなく適切に行う無線通信装置及び無線通信方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、そのような無線通信インターフェイスに適応した情報端末装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、定期的に周囲のデバイスが検出され、検出されたデバイスは、所定のデータの伝送を行う第1の種類のデバイスとそれ以外の第2の種類のデバイスとに識別して認識される。そして、検出された各デバイスとそのデバイスに応じたデータ内容(コンテンツ信号)の通信が行われるが、この際、第1の種類のデバイスと第2の種類のデバイスとの両方が検出された場合は、先に第2の種類のデバイスとの通信を確立しておき、その後、第1の種類のデバイスとのデータの伝送が行われる。またその際には、データのリアルタイム性が維持されるように、第1の種類のデバイスとのデータの伝送が制御される。
本発明によれば、オーディオ信号や映像信号等のように連続性がありリアルタイム性を確保する必要のあるデータの送受信を、そのリアルタイム性を損なうことなく適切に行う無線通信装置及び無線通信方法を提供することができる。
また、そのような無線通信インターフェイスに適応した情報端末装置を提供することができる。
本発明の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態においては、自動車等の車両に搭載され、車両に持ち込まれた携帯情報機器と通信を行うことにより、その携帯情報機器から送信される音声を車内のスピーカから出力したり、また、その携帯情報機器への音声入力を車両のマイクロフォンを介して行ったりする車載オーディオ通信処理装置、及び、適宜車両に持ち込まれてその車載オーディオ通信処理装置と接続される携帯情報機器から構成される車両オーディオシステムについて説明する。
なお、本実施形態において車載オーディオ通信処理装置及び個々の携帯情報機器は、Bluetooth規格に基づく通信方式により相互に通信を行う機器とする。
図1は、そのような本実施形態に係る車両オーディオシステム1の構成を示す図である。
図1に示すように、車両オーディオシステム1は、車載オーディオ通信処理装置10、及び、携帯情報機器としての携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22を有する。携帯情報機器は、特定的にこれら2つの機器に限定されるものではないが、本実施形態においては、代表的な構成例として、携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22を携帯情報機器として含む車両オーディオシステム1について説明を行う。
車載オーディオ通信処理装置10は、車両に搭載された装置であり、車両内に持ち込まれた携帯情報機器と通信を行い、オーディオ機器で再生されたオーディオ信号を車両に搭載されたスピーカを介して出力したり、あるいはまた、車載のマイクロフォンからの音声入力を携帯電話に送信し入力をする等の処理を行う。
図1に示すように、車載オーディオ通信処理装置10は、車載マイクロフォン11、車載スピーカ12、表示・操作部13及び Bluetooth通信制御部(BT通信制御部14を有する。
車載マイクロフォン11は、車両の運転者が運転を行いながら携帯電話装置22等へ通話音声の入力をするための、例えば運転席の近傍に設置されたハンズフリーマイクロフォンである。
車載スピーカ12は、車室内に音楽等を出力するために車両に固設されたスピーカであり、例えば携帯オーディオ機器21から送信された音楽や、携帯電話装置22から送信された通話音声等を車室内に出力するためのスピーカである。
表示・操作部13は、車載オーディオ通信処理装置10あるいは接続された(通信が確立された)携帯情報機器の接続状況や動作状況を利用者に知らせるとともに、利用者が車載オーディオ通信処理装置10のオン/オフ、携帯情報機器の選択、音量や音質の調節、あるいは接続された携帯情報機器の操作等を行うためのインターフェイス部である。
BT通信制御部14は、車両オーディオシステム1の全体が所望の動作をするように、車載オーディオ通信処理装置10の各部の制御、及び、車載オーディオ通信処理装置10と接続された各携帯情報機器との通信等の制御を行う。具体的には、BT通信制御部14は、車両内の携帯情報機器の検出、検出した携帯情報機器との通信の確立(接続)及び接続された通信(通信路)を介したデータ伝送等を行う。また、BT通信制御部14は、データ伝送対象の音声データの車載マイクロフォン11からの取り込みや、伝送されたオーディオ信号の車載スピーカ12からの出力等を制御する。BT通信制御部14は、これらの処理を、必要に応じて表示・操作部13を介して行われる利用者の操作に従って行う。
BT通信制御部14の構成及び機能について、さらに図2及び図3を参照して詳細に説明する。
図2は、車載オーディオ通信処理装置10の構成を示す図であって、BT通信制御部14の構成をさらに詳細に示す図であり、図3は、BT通信制御部14に具備される Bluetooth接続登録機器リスト144の例を示す図である。
図2に示すように、BT通信制御部14は、 Bluetooth無線部(BT無線部)141及び Bluetooth接続登録機器リスト(BT接続登録機器リスト)144を有し、BT無線部141は、さらに周囲機器検出部142及び信号処理部143を有する。
周囲機器検出部142は、信号処理部143からの制御に従って、車内に車載オーディオ通信処理装置10と通信可能な携帯情報機器が存在するか否かを検出する。具体的には、周囲機器検出部142には、BT接続登録機器リスト144を参照し、BT接続登録機器リスト144に登録されている Bluetooth規格により通信が可能な機器が車両内に存在するか否かを検出する。検出結果は、信号処理部143に出力される。
信号処理部143は、周囲機器検出部142により検出された携帯情報機器との通信、及び、車載オーディオ通信処理装置10の各部を制御するための信号処理を実際に行う信号処理回路である。具体的には、信号処理部143は、例えば携帯オーディオ機器21からのオーディオ信号の受信や携帯電話装置22からの通話信号の受信、受信した信号の復調や復号化、再生されたオーディオ信号(音声信号)の車載スピーカ12への出力等の処理を行う。また、車載マイクロフォン11から入力される音声信号の取り込み、取り込んだ音声信号の符号化や変調、得られた送信用音声信号の例えば携帯電話装置22への送信等の処理を行う。また、信号処理部143は、このような処理に伴う接続した携帯情報機器の状態や車載オーディオ通信処理装置10の動作状態の表示・操作部13への表示を行う。信号処理部143におけるこれらの処理は、表示・操作部13を介した利用者の操作に基づいて行われる。
本実施形態のように、車内に持ち込まれる携帯情報機器として携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22を想定している車両オーディオシステム1においては、信号処理部143は、これら携帯オーディオ機器21と携帯電話装置22との通信を同時並列的に行う可能性がある。そのような場合であって車載オーディオ通信処理装置10が携帯オーディオ機器21から音楽データを受信して車載スピーカ12から再生出力している場合、信号処理部143は、車載スピーカ12から再生出力される音楽が途中で途切れることなく連続して適切に出力できるように、音楽データ再生中(伝送中)は周囲機器検出部142が周囲機器の検出を行わないように、あるいは、既に検出された他の周囲機器との通信を行わないように、以下に説明するように周囲機器検出部142及び他の携帯情報機器との通信を制御する。
まず、周囲機器検出部142による周囲機器の検出、及び、各携帯情報機器との通信は、ともに Bluetoothによる通信の通信帯域を利用する処理である。また、音楽データや映像データのような連続データは、データ量が多い上にリアルタイム性の要求されるデータであり、通信帯域を占有する割合が高い。そして通信帯域が十分に確保できない場合は、必要なデータの伝送が行えず、連続データが途切れる状態、すなわち音楽が途切れたり映像が寸断されたりする状態となる。そこで信号処理部143は、周囲機器検出部142を介した周囲機器の検出、及び、携帯オーディオ機器21のようなデータを扱わない他の携帯情報機器(本実施形態においては携帯電話装置22)との通信を、データの伝送を行っていない時に行い、データの伝送中は行わないように制御する。
具体的には、周囲機器検出部142において携帯オーディオ機器21と携帯電話装置22とが同時に検出された場合には、携帯オーディオ機器21とともに携帯電話装置22との通信も確立しておいた上で、携帯オーディオ機器21とのデータの伝送を開始する。そして、携帯オーディオ機器21とのデータの伝送が行われている間は、携帯電話装置22との通信を行わないように、可能であれば携帯電話装置22を制御し、携帯電話装置22がそのようなモードに対応していなければ信号処理部143自身の動作を制御する。
また、携帯電話装置22が検出されておらず携帯オーディオ機器21のみと通信が確立されてデータの伝送が開始されたような場合には、通信処理部143は、機器検知部142を制御して、その間の周囲機器の検出を行わないように制御する。そして、携帯オーディオ機器21から送信されるデータに基づいて、あるいは、携帯オーディオ機器21からの制御信号の受信により、データの適切な切れ目(例えば、音楽データの楽曲と楽曲の間等)が検出された場合に、周囲機器検出部142が周囲機器の検出を行うように、周囲機器検出部142を制御する。
しかし、携帯オーディオ機器21からデータの受信を行っている間は携帯電話装置22との通信を行わないように制御している時に携帯電話装置22に着呼があった場合に、利用者が携帯電話装置22への応答を優先させたい場合も生じる。そのような場合に備えて、信号処理部143は、利用者の携帯電話装置22の操作、あるいは車載オーディオ通信処理装置10の表示・操作部13の操作により、音楽が途切れる可能性を犠牲にしても、携帯電話装置22に直ちに応答するように制御するモードも備える。なお、このような割り込みを許すか否かの設定も、予め、あるいは携帯電話装置22への着呼があった時に、利用者の表示・操作部13の操作により設定するものとする。
なお、車載オーディオ通信処理装置10(信号処理部143)によるこれらの通信制御方法については、後に詳細に説明する。
車載オーディオ通信処理装置10のBT通信制御部14のBT接続登録機器リスト144は、図3に示すように、車載オーディオ通信処理装置10と接続される可能性のある Bluetooth対応機器の機器名称、機器種別及び Bluetoothアドレスが記録されたテーブルである。BT接続登録機器リスト144は、周囲機器検出部142による周囲機器の検出及び信号処理部143による検出された機器との通信の確立の際に参照される。
携帯オーディオ機器21は、高音質の音楽データを再生出力するのに好適なオーディオ装置である。携帯オーディオ機器21は、利用者の携帯オーディオ機器21の操作により、あるいは、利用者の車載オーディオ通信処理装置10を介した操作により動作し、オーディオ機器21内の記憶手段に予め記憶されたオーディオデータを再生することにより、あるいは、放送等により外部から伝送される音楽データを受信することにより、所望の音楽データを生成し、車載オーディオ通信処理装置10に送信する。
携帯電話装置22は、 Bluetooth対応の携帯電話である。
なお、これらの携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22は、各々、車載オーディオ通信処理装置10を搭載する車両の利用者(運転者等)の所有する Bluetooth対応機器として、予め車載オーディオ通信処理装置10とペアリング(ボンディング)等の処理を行い、相互にデータ交換可能なように認証が行われているものとする。
このような車載オーディオ通信処理装置10、携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22を有する車両オーディオシステム1における通信の制御方法について図4及び図5を参照して説明する。
なおここでは、携帯オーディオ機器21で再生される音楽データ(データ量の多い高音質の音楽データ)を車載オーディオ通信処理装置10に伝送して車載オーディオ通信処理装置10の車載スピーカ12から車内に音声出力する場合の車両オーディオシステム1の動作について説明する。
まず、携帯オーディオ機器21から車載オーディオ通信処理装置10へ音楽データを転送する際の基本的な通信方法、通信制御方法について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、まず、例えば車両のイグニッション・キーがオンにされる等して車載オーディオ通信処理装置10が稼動されると、車載オーディオ通信処理装置10の周囲機器検出部142がBT接続登録機器リスト144を参照し、周囲の携帯型情報機器の検出を行う(S101,S102)。
この際、前述したように携帯オーディオ機器21のみが車両内にあった場合には、携帯オーディオ機器21がこれに応答し、 車載オーディオ通信処理装置10に接続要求を返す(S103)。この応答を受けて車載オーディオ通信処理装置10の信号処理部143が、携帯オーディオ機器21の種類に応じた通信設定等を行い、携帯オーディオ機器21にリンク(通信)が確立した旨の応答を行う(S104)。
そして、例えば車載オーディオ通信処理装置10の表示・操作部13を介して利用者が操作を行うことにより、車載オーディオ通信処理装置10から携帯オーディオ機器21に曲再生の要求(Playコマンド)が行われ(S105)、携帯オーディオ機器21において1曲目の楽曲の再生が開始され、再生されたオーディオ信号が順次車載オーディオ通信処理装置10に送信される(S106)。
車載オーディオ通信処理装置10においては、信号処理部143において受信したオーディオ信号に対して必要に応じて復調、復号化等の信号処理を行い、車載スピーカ12を駆動可能な音声信号に変換して車載スピーカ12に出力する。これにより、携帯オーディオ機器21で再生された音楽が車載スピーカ12から出力される。
このオーディオ信号の転送が開始されると、 Bluetooth通信制御部14の信号処理部143は、携帯オーディオ機器21からの一連のオーディオ信号(1曲目の楽曲のデータ)の再生(転送)が終了するまでは周囲機器検出部142による周囲の機器の検出が行われないように、周囲機器検出部142の動作を制御する。従って、音楽データの携帯オーディオ機器21から車載オーディオ通信処理装置10の伝送中に携帯電話装置22が車内に持ち込まれたとしても、この携帯電話装置22の検出及び携帯電話装置22との通信の確立は行われない。
そして、例えば1曲分のオーディオ信号等、一連のオーディオ信号の再生、転送が終了したら、携帯オーディオ機器21は最後にその旨の信号(トラックデータ終了信号)を車載オーディオ通信処理装置10に送信する(S107)。
これを受信した車載オーディオ通信処理装置10の信号処理部143は、携帯オーディオ機器21にオーディオ信号の再生、転送の停止を示すコマンド(STOPコマンド)を送信する(S108)。これにより、携帯オーディオ機器21は、次の曲の再生を開始せず、待機状態となる。
車載オーディオ通信処理装置10の信号処理部143は、携帯オーディオ機器21にオーディオ信号の転送の停止を指示したら、周囲機器検出部142に周囲の携帯情報機器の検出処理を行うよう指示する。その結果、周囲機器検出部142は、BT接続登録機器リスト144を参照し、車室内に携帯電話装置22が存在するか否かの検出を行う(S109)。
図5に示すように、携帯オーディオ機器21においてオーディオデータの再生中に携帯電話装置22が車内に持ち込まれていた場合には、これに携帯電話装置22が応答し、車載オーディオ通信処理装置10に接続要求を返す(S110)。
この応答を受けて車載オーディオ通信処理装置10の信号処理部143が、携帯電話装置22の種類に応じた通信設定等を行い、携帯電話装置22にリンク(通信)が確立した旨の応答を行う(S111)。
車載オーディオ通信処理装置10の信号処理部143は、携帯電話装置22との通信が確立したら、携帯オーディオ機器21に音楽データの再生、転送を再開するコマンド(Playコマンド)を送信し(S112)、これとともに信号処理部143は、携帯オーディオ機器21からの一連のオーディオ信号の再生(転送)が終了するまでは、周囲機器検出部142による周囲の機器の検出動作は行われないように周囲機器検出部142を制御する。
これにより、携帯オーディオ機器21において次の楽曲(2曲目)の再生が開始され、再生されたオーディオ信号が順次車載オーディオ通信処理装置10に送信される(S113)。
以後、1曲ごとの音楽データの伝送が完了するごとに、信号処理部143は携帯オーディオ機器21からの音楽データの転送を一旦中止し、携帯電話装置22との通信を行い、必要に応じて携帯電話装置22との通話データの転送等の処理を行った後、携帯オーディオ機器21における次の楽曲データの再生及び転送を再開する。
このように車載オーディオ通信処理装置10(の信号処理部143)が、車載オーディオ通信処理装置10と携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22との通信を制御することにより、携帯オーディオ機器21から車載オーディオ通信処理装置10への音楽データの転送は、音楽データの連続性及びリアルタイム性を阻害されることなく適切に行われる。その結果、携帯オーディオ機器21で再生された音楽は、途中で途切れたり音質が低下することなく適切に車載スピーカ12から出力される。
次に、例えば車両の利用者が携帯オーディオ機器21と携帯電話装置22の両方を保持して車両に乗車した場合等、当初から携帯オーディオ機器21とともに携帯電話装置22が検出された場合、及び、携帯電話装置22に着信があった場合等で、利用者が音楽データが途切れることを犠牲にしても携帯電話装置22との通信を優先させたい場合の通信方法及び通信制御方法について、図5を参照して説明する。
例えば車両のイグニッション・キーがオンにされる等して車載オーディオ通信処理装置10が稼動されると、車載オーディオ通信処理装置10の周囲機器検出部142がBT接続登録機器リスト144を参照し、車室内のBT接続登録機器リスト144に登録されている携帯情報機器の検出を行う(S201,S202)。
携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22はともに車室内にあるので、これらが各々この検出信号に応答して車載オーディオ通信処理装置10に接続要求を返すと(S203,S204)、この応答を受けて車載オーディオ通信処理装置10の信号処理部143は携帯情報機器の種類に応じた通信設定を各々行い、携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22に順次リンク(通信)が確立した旨の応答を行う(S205、S206)。
そして、例えば車載オーディオ通信処理装置10の表示・操作部13を介して利用者が操作を行うことにより、車載オーディオ通信処理装置10から携帯オーディオ機器21に曲再生の要求(Playコマンド)が行われると(S207)、携帯オーディオ機器21において1曲目の楽曲の再生が開始され、再生されたオーディオ信号が順次車載オーディオ通信処理装置10に送信される(S208)。
車載オーディオ通信処理装置10においては、信号処理部143において受信したオーディオ信号に対して必要に応じて復調、復号化等の信号処理を行い、車載スピーカ12を駆動可能なベースバンド信号に変換して車載スピーカ12に出力する。これにより、携帯オーディオ機器21で再生された音楽が車載スピーカ12から出力される。
前述したように、オーディオ信号の転送が開始されると、BT通信制御部14の信号処理部143は、携帯オーディオ機器21からの一連のオーディオ信号(1曲目の楽曲のデータ)の再生(転送)が終了するまでは周囲機器検出部142による周囲の機器の検出が行われないように、周囲機器検出部142の動作を制御する。従って、音楽データの携帯オーディオ機器21から車載オーディオ通信処理装置10の伝送中に携帯電話装置22に着信がある等しても、携帯電話装置22から車載オーディオ通信処理装置10への通信は行われない。
しかしながら、携帯電話装置22に着信があることを携帯電話装置22の表示から確認した利用者が、音楽の再生が途切れることがあっても敢えて車載オーディオ通信処理装置10のハンズフリーマイクロフォン11を介してその通話を行いたい場合がある。そのような場合、利用者は携帯電話装置22を操作して、携帯電話装置22から車載オーディオ通信処理装置10に対してハンズフリーシステムによる携帯電話の通話を求める(S209)。
車載オーディオ通信処理装置10においては、携帯電話装置22からのこの要求はオーディオデータの再生よりもさらに優先順位の高い要求として認識され、携帯オーディオ機器21に対して音楽データの伝送の停止命令(STOPコマンド)を出力するとともに(S210)、携帯電話装置22に対して、音声呼データの接続を確立した旨の応答を行う(S211).
これにより、携帯電話装置22と車載オーディオ通信処理装置10との通話データの伝送が可能となり、以後、携帯電話装置22と車載オーディオ通信処理装置10との間で通話データの伝送、すなわち音声データの送受信が行われる(S212)。車載オーディオ通信処理装置10においては、携帯電話装置22から送信された通話音声信号は信号処理部143の制御により復調、復号化等が行われて車載スピーカ12から出力される。また、車載マイクロフォン11から入力される利用者の発話信号が、符号化、変調等されて携帯電話装置22に送信される。
このような通話を行い、例えば通話が終了する等して利用者が車載オーディオ通信処理装置10の表示・操作部13を操作して通話の終了操作を行うと、車載オーディオ通信処理装置10は、携帯電話装置22との間の音声呼データの接続を切断し(S213)、携帯オーディオ機器21からの再生音楽データの転送を再開する。すなわち、信号処理部143のデータ処理系を携帯電話装置22から携帯オーディオ機器21に切り換え、携帯オーディオ機器21に対して再生命令(Playコマンド)を送信する(S214)。
これにより、携帯オーディオ機器21において、中断した箇所から、あるいは中断した曲あるいは次の楽曲の冒頭から等、所定の箇所からの(2曲目)の再生が開始され、再生されたオーディオ信号が順次車載オーディオ通信処理装置10に送信される(S215)。
以上説明したように、本実施形態の車両オーディオシステム1においては、音声データの転送を行う場合には、周囲機器検出部142による周囲の携帯情報機器の検出や、携帯電話装置22等の他の携帯情報機器との通信等の処理を停止し、車両オーディオシステム1の通信帯域を音楽データの転送に占有させている。従って、連続性及びリアルタイム性を要求される音楽データであって、データ量が多い高音質の音楽データについても、その連続性及びリアルタイム性を損なうこと無く、また、音質を低下させること無く、適切に転送を行うことができる。その結果、このような Bluetooth無線通信を介したシステムにおいても、そのような音楽データを適切に取り扱うことができる。
また、音楽データの再生、転送を優先している際に、例えば通話の要望の高い着信が携帯電話装置22にあった場合等には、割り込み処理により音楽データの再生、転送に優先させて携帯電話装置22との通信を実行することができる。従って、そのような利用者の要求に適切に対応することができる。すなわち、本実施形態の車両オーディオシステム1においては、音楽データの再生、転送を優先させながらも、必要に応じて他の携帯情報機器との通信を適宜実行させることができ、利用者の要望に応じた所望の形態で、各携帯情報機器の利用を行うことができる。
なお、本実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態においては、連続性及びリアルタイム性を維持するために他の通信を排して優先的に通信を行うデータ及び機器として、音声データを例示したが、例えば映像データや、音声データと映像データを含むビデオデータ等であってもよく、連続性及びリアルタイム性を維持する必要のあるデータ及びその機器であれば、任意のデータ及び機器に対して適用可能である。
また、そのようなデータ伝送に割り込んで通信を行うさらに優先度の高い通信の例として、携帯電話による通話を例示したが、これも携帯電話による通話に限定されるものではない。利用者が優先して行いたいとして指定し操作する任意の機器を対象とした任意の通信を、この割り込み処理による優先的に行う処理、通信とすることができる。
またこれに関連して、前述した実施形態の車両オーディオシステム1においては、車載オーディオ通信処理装置10と通信を行う携帯情報機器として携帯オーディオ機器21及び携帯電話装置22のみを示したが、通信対象となる携帯情報機器は何らこれに限定されるものではない。音楽データを扱う携帯情報機器、あるいは、携帯電話タイプの携帯情報機器、さらにはこれらとは全く異なる種類の携帯情報機器を通信対象として含んでもよいし、それらの各種類の携帯情報機器が何台あってもよい。
また、前述した実施形態においては、車載オーディオ通信処理装置10は車両内に持ち込まれた携帯情報機器を検出する構成とした。しかしながら、 Bluetooth規格によれば各装置は10mの範囲内で通信可能である。従って、携帯情報機器を検出する範囲は、車両内に限定されるものではなく、例えば、車外の車両周辺の周辺の所定の領域までをも含むようにしてもよい。そのようにすれば、例えば、携帯情報機器を保持した利用者が車両のドアの前に立った時点で既にその携帯電話装置が検出されることになり、利便性が増す場合もある。また、例えば車両がバスのような大型車両である場合には、Bluetoothの規格の最大範囲を検出範囲とするのが好適な場合も想定できる。このように、携帯情報機器の検出、通信範囲は、車両オーディオシステム1の利用形態等に応じて任意に設定してよい。
図1は、本発明の一実施形態の車両オーディオシステムの構成を模式的に示す図である。 図2は、図1に示した車両オーディオシステムの車載オーディオ通信処理装置の構成をさらに詳細に示す図である。 図3は、図2に示した車載オーディオ通信処理装置のBT接続登録機器リストの例を示す図である。 図4は、図1に示した車両オーディオシステムにおける車載オーディオ通信処理装置と周囲の携帯情報機器との通信制御例を説明するための第1の図である。 図5は、図1に示した車両オーディオシステムにおける車載オーディオ通信処理装置と周囲の携帯情報機器との通信制御例を説明するための第2の図である。
符号の説明
1…車両オーディオシステム
10…車載オーディオ通信処理装置
11…車載マイクロフォン
12…車載スピーカ
13…表示・操作部
14…BT通信制御部
141…BT無線部
142…周囲機器検出部
143…信号処理部
144…BT接続登録機器リスト
21…携帯オーディオ機器
22…携帯電話装置

Claims (12)

  1. 周囲のデバイスを検出し、当該検出されたデバイスと無線通信する装置であって、
    定期的に周囲のデバイスを検出し、前記検出したデバイスを、所定のデータの伝送を行う第1の種類のデバイスと前記第1の種類以外の第2の種類のデバイスとに識別して認識するデバイス検出手段と、
    前記認識された前記第1の種類のデバイス及び前記第2の種類のデバイスとの通信を確立し、当該デバイスの種類に応じた無線通信を行う通信手段と、
    前記デバイス検出手段において前記第1の種類のデバイスと前記第2の種類のデバイスの両方を検出した場合は、前記第2の種類のデバイスとの通信を確立した後に、前記データのリアルタイム性を維持して前記第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を行うように、前記デバイス検出手段、及び、前記通信手段における前記第1の種類のデバイス及び前記第2の種類のデバイスとの通信を制御する制御手段と
    を有する無線通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を行っている間は、前記周囲のデバイスの検出及び既に通信を確立した他のデバイスとの通信を行わないように、前記デバイス検出手段及び前記通信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の種類のデバイスとの前記データの所定の単位のデータの伝送が終了した時に、当該第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を中断し、前記周囲のデバイスの検出又は既に通信を確立している他のデバイスとの通信を行うように、前記デバイス検出手段及び前記通信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の種類のデバイスと前記データの伝送を行っている間であって、前記第2の種類のデバイスから優先度の高い所定の要求があった時は、前記第1の種類のデバイスとの前記データの伝送に割り込んで前記第2の種類のデバイスとの通信を確立し当該通信を行うように前記通信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 周囲のデバイスを検出し、前記検出されたデバイスと無線通信する方法であって、
    定期的に周囲のデバイスを検出し、前記検出したデバイスを、所定のデータの伝送を行う第1の種類のデバイスと前記第1の種類以外の第2の種類のデバイスとに識別して認識する工程と、
    前記認識された前記第1の種類のデバイス及び前記第2の種類のデバイスとの通信を確立し、当該デバイスの種類に応じた所定の信号の無線通信を行う工程と
    を有し、
    前記周囲のデバイスの検出の工程において前記第1の種類のデバイスと前記第2の種類のデバイスとの両方を検出した場合は、前記第2の種類のデバイスとの通信を確立した後に、前記データのリアルタイム性を維持して前記第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を行うように、前記周囲のデバイスの検出、及び、前記無線通信を行う
    ことを特徴とする無線通信方法。
  6. 前記第1の種類のデバイスと前記第2の種類のデバイスとを同時に検出した場合は、前記第2の種類のデバイスとの通信を最初に確立した後に、前記第1の種類のデバイスとの通信を確立し当該第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を行うことを特徴とする請求項5に記載の無線通信方法。
  7. 前記第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を行っている間は、前記周囲のデバイスの検出及び既に通信を確立した他のデバイスとの通信を行わないことを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
  8. 前記第1の種類のデバイスとの前記データの所定の単位のデータの伝送が終了した時に、当該第1の種類のデバイスとの前記データの伝送を中断し、前記周囲のデバイスの検出又は既に通信を確立している他のデバイスとの通信を行うことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の無線通信方法。
  9. 周囲の装置を検出し、当該検出された装置と無線通信を行う携帯型の情報処理装置であって、
    所望のコンテンツ信号を生成するコンテンツ信号生成手段と、
    前記周囲の装置を自ら検出することにより、又は当該周囲の装置により検出されることにより当該周囲の装置を認識し、当該周囲の装置と通信を確立し、当該周囲の装置への前記生成したコンテンツ信号の送信、又は前記コンテンツ信号の送信を含む所望のコンテンツ信号の送受信を行う通信手段と、
    必要に応じて前記検出された装置と通信を行う第1のモードと、前記装置との通信を待機する第2のモードとを動作モードとして有し、任意に設定される当該モードに応じて、前記周囲の装置の検出、前記通信の確立及び前記コンテンツ信号の送信又は送受信を制御する制御手段と
    を有する携帯型情報処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記装置との通信を待機しながら、優先度の高い所定の要求があった時は当該要求に応じて前記周囲の装置と通信を行う第3のモードをさらに有し、任意に設定される当該モードに応じて、前記周囲の装置の検出、前記通信の確立及び前記コンテンツ信号の送信又は送受信を制御することを特徴とする請求項9に記載の携帯型情報処理装置。
  11. 前記コンテンツ信号生成手段は、予め記録された所望のオーディオ信号の再生、又は、所望のオーディオ信号の受信により所望のオーディオ信号を生成し、
    前記通信手段は、当該オーディオ信号をスピーカから出力するオーディオ装置へ前記生成したオーディオ信号を送信する
    請求項9又は10に記載の携帯型情報処理装置。
  12. 前記コンテンツ信号生成手段は、所定の電話通信システムを介した通信による通話音声信号を生成し、
    前記通信手段は、当該通話音声信号及び発話音声信号を、ハンズフリー通話システムとの間で送受信することを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の携帯型情報処理装置。
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