JP3675693B2 - ルータ装置、ネットワーク放送システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

ルータ装置、ネットワーク放送システム、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信分野において、相互に分離されたネットワーク間でデータパケットのルーティングを行う、IP(Internet Protocol)ルータなどのルータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなルータ装置には、例えば図3に示すようなものがあった。
【0003】
図3において、30は従来のルータ装置である。16及び17はルータ装置30によって相互に分離されたネットワークである。11及び12はネットワークインタフェースであり、ネットワークインタフェース11はネットワーク16に、ネットワークインタフェース12はネットワーク17にそれぞれ接続され、各ネットワークとの間でデータパケットの送受信を行う。33はルーティング制御手段である。
【0004】
ルーティング制御手段33は、あらかじめIPパケットのルーティング条件が設定され、ネットワークインタフェース11及び12が受信したIPパケットを、設定されたルーティング条件にしたがって、ネットワークインタフェース11または12に対して出力する。ルーティング条件としては、例えば、宛先IPアドレスや、IPパケットで運ばれるTCP(Transmission Control Protocol)またはUDP(User Datagram Protocol)パケットのポート番号の組み合わせによって設定される。
【0005】
図4は、従来のルータ装置を用いた、インターネット放送のシステム構成図である。
【0006】
図4において、30は従来のルータ装置であり、18はインターネットである。16及び17はルータ装置30によって相互に分離されたネットワークであり、ルータ装置30は、両ネットワーク間のIPパケットのルーティングを行う。また、ネットワーク16はインターネット18に接続されている。22はインターネット放送の番組を放送するサーバ装置であり、インターネット18に接続されている。23はインターネット放送を視聴するための端末装置であり、ネットワーク17に接続されている。
【0007】
以上のように構成された従来のルータ装置30及びインターネット放送システムの動作について、以下に説明する。特に、インターネット18に接続されたサーバ装置22からIPマルチキャスト技術によってインターネット放送を行い、ネットワーク17に接続された端末装置23で番組を視聴する場合について説明する。IPマルチキャスト技術では、サーバ装置22は、あらかじめマルチキャストグループアドレスを取得し、送信するIPパケットの宛先アドレスとして、このマルチキャストグループアドレスを使用する。ここでは、サーバ装置22が使用するマルチキャストグループアドレスをADDRgとする。端末装置23はあらかじめ、ADDRgを知っているものとする。
【0008】
(1)まず、端末装置23は、ルータ装置30に対して、視聴したい番組のマルチキャストグループアドレスであるADDRgの登録を要求する。ルータ装置30は、ルーティング制御手段33にADDRg設定する。
【0009】
(2)サーバ装置22がインターネット放送を行う場合、サーバ装置22は、宛先IPアドレスとしてマルチキャストグループアドレスであるADDRgを指定したIPパケットを、インターネット18に対して送信する。通常、サーバ装置22から放送されるデータはIPパケットのサイズよりも大きいため、放送データは、複数のIPパケットで構成されるIPパケット列として送信される。
【0010】
(3)ルータ装置30におけるネットワークインタフェース11がIPパケットを受信すると、そのIPパケットの宛先アドレスが(1)で設定されたマルチキャストグループアドレスであるADDRgと一致するかどうかを調べ、一致したIPパケットを、ネットワークインタフェース12を介して、ネットワーク17に送信する。
【0011】
(4)ネットワーク17に接続された端末装置23は、(3)において送信されたIPパケットを受信し、このようにして、端末装置23を使用しているユーザは、サーバ装置22から送信されたインターネット放送の番組を視聴することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のルータ装置を用いて、端末装置でインターネット放送の番組を視聴しようとする場合、ユーザが視聴中に中座した場合、中座している間の放送を視聴することができない、という問題があった。また、サーバ装置から番組が放送されている時刻でなければ番組を視聴することができず、別の時間帯に視聴することはできなかった。
【0013】
本発明は、インターネット放送の番組がサーバ装置から放送される時刻と、端末装置で視聴する時刻が異なる場合でも視聴することができ、また、視聴中に中座した場合でも、中座している間の放送を視聴することを可能とするルータ装置を提供することを目的とする。
【0014】
この課題を解決するために、第1の本発明(請求項1に対応)は、ットワークに接続され、そのネットワークからのデータパケットを受信するネットワークインタフェース手段と、
記ネットワークインタフェース手段によって受信されたデータパケットを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段へのデータパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段と、
前記蓄積手段に蓄積されたデータパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段と、
前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットの送信を制御するルーティング制御手段と、
前記ネットワーク以外の少なくとも1つ他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段とを備え、
前記書き込み制御手段は、前記ルーティング制御手段から入力された各々の前記データパケットの入力時刻を計測する入力時刻計測手段を有するとともに、その入力時刻計測手段によって計測された入力時刻を、前記各々のデータパケットに関連付けて前記蓄積手段に蓄積し、
前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から前記データパケットを読み出すさいに、前記入力時刻も前記蓄積手段から読み出し、前記入力時刻を利用して前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御し、又、前記外部からの指示にしたがって前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御する
ことを特徴とするルータ装置である。
【0015】
第2の本発明(請求項2に対応)は、ットワークに接続され、そのネットワークからのデータパケットを受信するネットワークインタフェース手段と、
記ネットワークインタフェース手段によって受信されたデータパケットを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段へのデータパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段と、
前記蓄積手段に蓄積されたデータパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段と、
前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットの送信を制御するルーティング制御手段と、
前記ネットワーク以外の少なくとも1つ他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段とを備え、
各々の前記データパケットには、送信時刻の情報が付加されており、
前記書き込み制御手段は、前記送信時刻を、前記各々のデータパケットに関連付けて前記蓄積手段に蓄積し、
前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から前記データパケットを読み出すさいに、前記送信時刻も前記蓄積手段から読み出し、前記送信時刻を利用して前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御し、又、前記外部からの指示にしたがって前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御する
ことを特徴とするルータ装置である。
【0016】
第3の本発明(請求項3に対応)は、ネットワークに接続され、そのネットワークからの、データパケットを受信するネットワークインタフェース手段と、
前記ネットワークインタフェース手段によって受信された前記データパケットを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段への前記データパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段と、
前記蓄積手段に蓄積された前記データパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段と、
前記読み出し制御手段によって読み出された前記データパケットの送信を制御するルーティング制御手段と、
前記ネットワーク以外の少なくとも1つの他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出された前記データパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段とを備え、
前記書き込み制御手段は、前記ルーティング制御手段から入力された前記データパケットの入力のレートを前記データパケットに関連付けて前記蓄積手段に蓄積し、
前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から前記データパケットを読み出すさいに、前記入力のレートも前記蓄積手段から読み出し、前記入力のレートを利用して前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御し、又、前記外部からの指示にしたがって前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御する
ことを特徴とするルータ装置である。
【0017】
第4の本発明(請求項4に対応)は、前記読み出し制御手段は、外部からの指示にしたがって、前記蓄積手段から前記データパケットの読み出しを一時中断した後読み出しを再開するさいに、中断した時点から読み出しを再開するように制御することを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明のルータ装置である。
【0018】
第5の本発明(請求項5に対応)は、前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から次に読み出すべきデータパケットを示すカウント手段を有し、前記カウント手段の値に基づいて前記データパケットの前記蓄積手段からの読み出しを制御し、前記カウント手段の値は、前記外部からの指示に基づいて変化し、前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングが制御されることを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明に記載のルータ装置である
【0019】
第6の本発明(請求項6に対応)は、前記読み出し制御手段は、外部からの指示に基づいて、前記蓄積手段から前記データパケットの読み出しを一時中断した後読み出しを再開するさいに、
中断した際の前記カウント手段の値よりも、再開する際の前記カウント手段の値を減少させることにより、前記中断した時点よりも遡った時点に前方スキップして読み出しを再開するように制御することを特徴とする第5の本発明に記載のルータ装置である。
【0020】
第7の本発明(請求項7に対応)は、前記読み出し制御手段は、外部からの指示に基づいて、前記蓄積手段から前記データパケットの読み出しを一時中断した後読み出しを再開するさいに、
中断した際の前記カウント手段の値よりも、再開する際の前記カウント手段の値を増加させることにより、中断した時点よりも進んだ時点に後方スキップして読み出しを再開するように制御することを特徴とする第5の本発明に記載のルータ装置である。
【0021】
第8の本発明(請求項8に対応)は、前記データパケットは宛先アドレスを含むことを特徴とする第から第7のいずれかの本発明に記載のルータ装置である。
【0022】
第9の本発明(請求項9に対応)は、データパケットを送信するサーバ装置と、
前記サーバ装置が送信したデータパケットを受信し、その受信データパケットの全部または一部を送信する、第1から第8のいずれかの本発明に記載のルータ装置と、
前記ルータ装置が送信したデータパケットを受信し出力する端末装置とを備えた
ことを特徴とするネットワーク放送システムである。
【0023】
第10の本発明(請求項10に対応)は、第1から第のいずれかの本発明に記載のルータ装置の、 ネットワークに接続され、そのネットワークからのデータパケットを受信するネットワークインタフェース手段、
前記ネットワークインタフェース手段によって受信されたデータパケットを蓄積する蓄積手段、
前記蓄積手段へのデータパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段、
前記蓄積手段に蓄積されたデータパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段、
前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットの送信を制御するルーティング制御手段、
前記ネットワーク以外の少なくとも1つの他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0024】
第11の本発明(請求項11に対応)は、第10の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1、図2および図5を用いて説明する。
【0026】
図1において、10は本発明の実施の形態のルータ装置を示す図である。16及び17はルータ装置10によって相互に分離されたネットワークである。11及び12はネットワークインタフェースであり、ネットワークインタフェース11はネットワーク16に、ネットワークインタフェース12はネットワーク17にそれぞれ接続され、各ネットワークとの間でデータパケットの送受信を行う。13はルーティング制御手段、14は読み書き制御手段である。15は蓄積手段であり、ハードディスクや、半導体メモリ等で実現される。
【0027】
ルーティング制御手段13は、あらかじめIPパケットのルーティング条件が設定され、ネットワークインタフェース11及び12が受信したIPパケットを、設定されたルーティング条件にしたがって、ネットワークインタフェース11、12、または読み書き制御手段14のいずれかに対して出力する。ルーティング条件としては、例えば、受信したIPパケットの宛先IPアドレスや、IPパケットで運ばれるTCPまたはUDPパケットのポート番号の組み合わせによって設定される。
【0028】
14の読み書き制御手段において、144は入力時刻計測手段、141は書き込みパケット番号カウンタ、142は読み出しパケット番号カウンタ、143は出力制御手段である。
【0029】
図2は、本発明の実施の形態のルータ装置を用いた、インターネット放送のシステム構成図である。
【0030】
図2において、10は本発明の実施の形態のルータ装置であり、18はインターネットである。16及び17はルータ装置10によって相互に分離されたネットワークであり、ネットワーク16はインターネット18に接続されている。22はインターネット放送の番組を放送するサーバ装置であり、インターネット18に接続されている。23はインターネット放送を視聴するための端末装置であり、ネットワーク17に接続されている。
【0031】
以上のように構成された本発明の実施の形態のルータ装置10及びインターネット放送システムについて、以下、その動作を述べる。
【0032】
ここでは、一例として、インターネット18に接続されたサーバ装置22からIPマルチキャスト技術によってインターネット放送を行い、ネットワーク17に接続された端末装置23で番組を視聴する場合について説明する。IPマルチキャスト技術では、サーバ装置22は、あらかじめマルチキャストグループアドレスを取得し、送信するIPパケットの宛先アドレスとして、このマルチキャストグループアドレスを使用する。ここでは、サーバ装置22が使用するマルチキャストグループアドレスをADDRgとする。端末装置23はあらかじめ、ADDRgを知っているものとする。
【0033】
(a−1)まず、端末装置23は、ルータ装置10に対して、視聴したい番組のマルチキャストグループアドレスであるADDRgの登録を要求する。ルータ装置10は、ルーティング制御手段13に対して、宛先アドレスがADDRgであるIPアドレスの受信を指示し、同時に、そのパケットを受信した場合の出力先として、ADDRgの登録要求を受信したネットワークインタフェース12の識別子を設定する。
【0034】
読み書き制御手段14の書き込みパケット番号カウンタ141及び読み出しパケット番号カウンタ142はいずれも0にリセットされる。
【0035】
(a−2)サーバ装置22がインターネット放送を開始すると、サーバ装置22は、宛先IPアドレスとしてマルチキャストグループアドレスであるADDRgを指定したIPパケットを、インターネット18に対して送信する。通常、サーバ装置22から放送されるデータはIPパケットのサイズよりも大きいため、放送データは、複数のIPパケットで構成されるIPパケット列として送信される。
【0036】
(a−3)ルータ装置10におけるネットワークインタフェース11がIPパケットを受信すると、そのIPパケットの宛先IPアドレスが、(a−1)で設定されたマルチキャストグループアドレスであるADDRgと一致するかどうかを調べ、一致したIPパケットを読み書き制御手段14に渡す。
【0037】
(a−4)読み書き制御手段14は、入力されたIPパケットを、入力された順番に蓄積手段15に書き込む。その際、入力時刻計測手段144は、ルーティング制御手段13から各IPパケットを受信した入力時刻を計測し、その値を、各IPパケットに関連付けて蓄積手段15に書き込む。また、書き込みパケット番号カウンタ141は蓄積手段15に書き込んだIPパケットの数をカウントする。
【0038】
(a−5)読み書き制御手段14の読み出しパケット番号カウンタ142は、蓄積手段15から読み出したIPパケットの数をカウントし、すなわち、蓄積手段15から次に読み出すべきIPパケットの番号を示している。出力制御手段143は、蓄積手段15から、読み出しパケット番号カウンタ142の値に従って、IPパケットと、その入力時刻のデータを読み出す。
【0039】
出力制御手段143は、読み出したIPパケットを、順次、ルーティング制御手段13に入力する。その際、出力制御手段143は、各IPパケットの入力時刻と、ルーティング制御手段13に対して出力する出力時刻との差が実質上一定の値になるように、各IPパケットの出力タイミングを制御する。こうすることにより、蓄積手段15から読み出したIPパケットをネットワーク17に対して送信する際に、各IPパケットの間隔を、ルータ装置10がサーバ装置22からIPパケットを受信したときの間隔に近い値にすることができる。
【0040】
図5(a)及び(a’)に、ルーティング制御手段13から読み書き制御手段14に入力されるIPパケットと、読み書き制御手段14がルーティング制御手段13に対して出力するIPパケットの関係を示す。初期状態では、同図(a)と(a’)の関係に示されるように、各IPパケットは、蓄積手段15に書き込まれた直後に読み出される。
【0041】
(a−6)ルーティング制御手段13は、読み書き制御手段14から入力されたIPパケットを、(a−1)で設定されたネットワークインタフェース12を介して、ネットワーク17に送信する。
【0042】
(a−7)ネットワーク17に接続された端末装置23は、(a−5)において送信されたIPパケットを受信し、このようにして、端末装置23を使用しているユーザは、サーバ装置22から送信されたインターネット放送の番組を視聴することができる。
【0043】
端末装置23でインターネット放送を視聴中のユーザが、一旦中座し、戻ったときに今視聴中の番組の続きから視聴したい場合は、以下のような手順で、ルータ装置10に対して一時停止及び再開要求を行う。
【0044】
なお、図5(b)に、一時停止及び再開を行う場合の、読み書き制御手段14からルーティング制御手段13に出力されるIPパケットの様子を示す。
【0045】
(b−1)端末装置23は、ユーザの指示により、ルータ装置10に対して一時停止を要求する。
【0046】
(b−2)ルータ装置10は、読み書き制御手段14に対して、読み出しの一時停止を指示し、読み書き制御手段14の出力制御手段143は、蓄積手段15からのIPパケットの読み出しを一時停止51する。
【0047】
なお、このとき、蓄積手段15へのIPパケットの書き込みはそれまで通り続ける。
【0048】
(b−3)ユーザが一時停止させている番組の続きから視聴を再開したい場合、端末装置23は、ルータ装置10に対して、一時停止解除を要求する。
【0049】
(b−4)ルータ装置10は、読み書き制御手段14に対して、読み出しの再開を要求し、 出力制御手段143は、IPパケットの読み出しを再開52する。
【0050】
こうして、端末装置23の前のユーザは、一時停止した続きから番組を視聴することができる。
【0051】
ユーザが、インターネット放送の始まる時刻以外に、番組を初めから視聴したい場合は、手順(a−1)の際に、端末装置23は、ルータ装置10に対して、蓄積したIPパケットを読み出さないように要求する。その結果、出力制御手段143は、指示があるまでは、蓄積手段15からのIPパケットの読み出しを開始しないようにする。ユーザは、視聴を開始したい時刻になると、ルータ装置10に対して、蓄積したIPパケットの読み出しを要求し、その結果、出力制御手段143は蓄積手段15からのIPパケットの読み出しを開始し、端末装置23に送られる。こうして、ユーザは放送開始後の任意の時刻から、番組の視聴を開始することができる。
【0052】
ユーザが現在視聴している番組の手前(過去)や後ろ(未来)を視聴したい場合、すなわち、蓄積手段15に記録したIPパケット列の再生位置を変化させたい場合は、以下のような手順で行う。
【0053】
まず、ユーザが現在視聴している番組のTs秒だけ手前(過去)を視聴したい場合、すなわち前方スキップを行いたい場合は、以下の手順を行う。
【0054】
なお、図5(c)に、前方スキップを行う場合の、読み書き制御手段14からルーティング制御手段13に出力されるIPパケットの様子を示す。
【0055】
(c−1)端末装置23は、ユーザの指示により、ルータ装置10に対してTs秒分の前方スキップを要求する。
【0056】
(c−2)ルータ装置10は、読み書き制御手段14に対して、読み出しの前方スキップを指示する。
【0057】
(c−3)読み出しパケット番号カウンタ142は、Ts秒に相当すると予測される分だけ、値を減少させる(図5のステップ53)。ただし、この処理は、読み出しパケット番号カウンタ142の値が0未満にならない範囲で行う。
【0058】
出力制御手段143は、新しい読み出しパケット番号カウンタ142の値に従って蓄積手段15からIPパケットの読み出しを続ける。そのため、直前に読み出したIPパケットよりも約Ts秒前にルータ装置10が受信したIPパケットから、読み出しが続けられる。
【0059】
上記手順により、ユーザは、およそTs秒だけ前から番組を視聴することができる。
【0060】
逆に、ユーザが現在視聴している番組のTs秒だけ後ろを視聴したい場合、すなわち後方スキップを行いたい場合は、以下の手順を行う。
【0061】
なお、図5(d)に、後方スキップを行う場合の、読み書き制御手段14からルーティング制御手段13に出力されるIPパケットの様子を示す。
【0062】
(d−1)端末装置23は、ユーザの指示により、ルータ装置10に対してTs秒分の後方スキップを要求する。
【0063】
(d−2)ルータ装置10は、読み書き制御手段14に対して、読み出しの後方スキップを指示する。
【0064】
(d−3)読み出しパケット番号カウンタ142は、Ts秒に相当すると予測される分だけ、値を増加させる(54)。ただし、この処理は、読み出しパケット番号カウンタ142の値が書き込みパケット番号カウンタ141の値を超えない範囲で行われる。
【0065】
出力制御手段143は、新しい読み出しパケット番号カウンタ142の値に従って蓄積手段15からIPパケットの読み出しを続ける。そのため、直前に読み出したIPパケットよりも約Ts秒後にルータ装置10が受信したIPパケットから、読み出しが続けられる。
【0066】
上記手順により、ユーザは、およそTs秒だけ後ろから番組を視聴することができる。
【0067】
なお、上記の実施の形態では、ルータ装置10の読み書き制御手段14において、入力時刻計測手段144は、ルーティング制御手段13から各IPパケットを受信した入力時刻を計測し、その値を各IPパケットに関連付けて蓄積手段15に書き込み、出力制御手段143は各IPパケットの入力時刻とルーティング制御手段13に対して出力する出力時刻との差が実質上一定の値になるように各IPパケットの出力タイミングを制御するとしたが、サーバ装置22は各IPパケットを送信する送信時刻を計測し、送信するIPパケットに挿入し、ルータ装置10の読み書き制御手段14は、蓄積手段15から読み出したIPパケットから前記の送信時刻を取得し、その送信時刻とルーティング制御手段13に対して出力する出力時刻との差が実質上一定の値になるように各IPパケットをルーティング制御手段13に出力するタイミングを制御する構成によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0068】
また、同様に、読み書き制御手段14は、ルーティング制御手段13から入力されるIPパケットで構成されるストリームのレート(入力レート)を計測し、読み書き制御手段14からルーティング制御手段13に出力するストリームのレートが入力レートに等しくなるように、各IPパケットをルーティング制御手段13に出力するタイミングを制御する構成によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0069】
入力レートは、ストリーム全体で実質上一定である場合には、ストリームを構成する一部のパケットの到着時刻を平均することによって求めることができる。なお、レートが変更された場合は、そのレート変更されたときのパケットの情報を用いる必要がある。また、入力レートに関する情報は、蓄積手段15に蓄積しておくことが望ましい。
【0070】
また、上述した実施の形態では、ネットワーク及びネットワークインタフェースの数がそれぞれ2の場合について説明したが、それぞれの数が3以上の場合についても同様に実現できる。
【0071】
また、ネットワークインタフェース11及び12はIPパケットの送受信を行うとしたが、各ネットワークインタフェースが送信または受信のいずれかを行う構成についても本発明は適用される。
【0072】
また、蓄積手段15が物理的に複数の記録媒体から成る構成も可能であり、例えば、入力時刻計測手段144が計測した各IPパケットの入力時刻の情報と、IPパケットを、別々の記録媒体に書き込む形態にも本発明は適用される。
【0073】
上述したように、本実施の形態では、ルータ装置10が受信したデータパケットを送信するまでの時間を制御できるという効果がある。また、蓄積手段15から読み出したデータパケットをネットワーク17に対して送信する際に、各データパケットの送信間隔を、ルータ装置10がデータパケットを受信したときの間隔と実質上等しくすることができるという効果がある。
【0074】
また、外部からの制御によって、蓄積手段15に蓄積したデータパケットの送信開始時刻を制御したり、送信中に一時的に停止することができるという効果がある。また、蓄積手段15に記録したデータパケット列の再生位置を外部から変化させることができるという効果がある。また、ルータ装置10がデータパケットをネットワークに対して送信する際に、各データパケットの送信間隔を、サーバ装置がデータパケットを送信したときの間隔と等しくすることができるという効果がある。
【0075】
また、ルータ装置10は、ルータ装置10がデータパケットを受信したときのレートと同じレートで、ネットワーク17に対してデータパケットを送信することができるという効果がある。また、本実施の形態では、サーバ装置22がデータパケットを送信する時刻とは異なる時刻に、端末装置23においてデータパケットを受信することが可能なネットワーク放送システムを実現できるという効果がある。また、本実施の形態では、データパケットの宛先アドレスによって蓄積すべきデータパケットを識別する場合に適用することができるという効果がある。
【0076】
なお、従来、各端末装置にVTRやハードディスクを接続し、各端末装置毎にデータ蓄積する方法があったが、その場合、各端末装置毎にVTR等の蓄積手段が必要であった。それに対して本実施の形態では、ルータ装置が蓄積手段を備えているので、各端末装置毎に蓄積手段を設ける必要がないというメリットがある。
【0077】
また、従来、LAN上にインターネット放送を蓄積するための蓄積サーバを蓄積し、端末装置から蓄積サーバにアクセスする形態もあったが、その場合、蓄積サーバの導入前と導入後では、端末装置でインターネット放送を視聴するさいの手順が異なり、蓄積サーバの導入がスムーズに行えないという問題があった。それに対して、本実施の形態では、ルータ装置が蓄積手段を備えているので、端末装置の仕様をほとんど変更する必要がないというメリットがある。
【0078】
また、上述した実施の形態では、蓄積手段15に蓄積されたデータの読み出しは、ネットワーク17に接続されている端末装置23からの要求によって制御にされるとした。しかしながら、例えば、ユーザが、ルータ装置10に設けられているボタンを押したり、リモコンを操作するなどして読み出し指示を行い、その指示にしたがって、蓄積手段15に蓄積されたデータの読み出し制御が行われてもよい。いずれにしても、蓄積手段15に蓄積されたデータの読み出し制御は、ルータ装置10の外部からの指示にしたがって行われる。なお、リモコン操作による指示は、電波等の無線で行われてもよい。
【0079】
また、上述した実施の形態では、蓄積手段15には、ルータ装置10の外部からの指示がなくてもデータが蓄積されるとしたが、ルータ装置10の外部から指示されたときから、データが蓄積手段15に蓄積されてもよい。この場合でも、ユーザは、視聴中に中座したとき以降のデータが蓄積手段15に蓄積されるので、後に蓄積手段15に蓄積されているデータを読み出すことによって、中座していたときのデータを視聴することができる。
【0080】
また、上述した実施の形態のルータ装置の各構成要素の全部または一部は、ハードウェアであってもよいし、そのハードウェアの該当する機能と同じ機能を有するソフトウェアであってもよい。
【0081】
また、上述した実施の形態のルータ装置の全部または一部の構成要素の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよび/またはデータを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体も本発明に属する。
【0082】
媒体には、ROM等の記録媒体、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体が含まれる。担持した媒体には、例えば、プログラムおよび/またはデータを記録した記録媒体や、プログラムおよび/またはデータを伝送する伝送媒体等が含まれる。
【0083】
したがって、媒体が記録媒体である場合、その記録媒体は、上述した実施の形態のルータ装置の全部または一部の構成要素の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよび/またはデータを記録した記録媒体であって、コンピュータにより読み取り可能であり、読み取られた前記プログラムおよび/または前記データが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する記録媒体であってもよい。
【0084】
なお、コンピュータにより処理可能とは、例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュータにより読み取り可能であることを意味し、伝送媒体の場合であれば、伝送対象となるプログラムおよび/またはデータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱えることを意味する。
【0085】
さらに、上述した実施の形態のルータ装置の全部または一部の構成要素の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよび/またはデータであることを特徴とする情報集合体も本発明に属する。
【0086】
情報集合体とは、例えば、プログラムおよび/またはデータ等のソフトウェアを含むものである。
【0087】
なお、上述した媒体および情報集合体におけるデータには、データ構造、データフォーマット、データの種類などが含まれる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明は、インターネット放送の番組がサーバ装置から放送される時刻と、端末装置で視聴する時刻が異なる場合でも視聴することができ、また、視聴中に中座した場合でも、中座している間の放送を視聴することを可能とするルータ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のルータ装置を示す概略構成図
【図2】本発明の実施の形態のルータ装置を用いて構成されたインターネット放送のシステム構成図
【図3】従来のルータ装置の概略構成図
【図4】従来のルータ装置を用いて構成されたインターネット放送のシステム構成図
【図5】本発明の実施の形態のルータ装置の一実施例における、ルーティング制御手段から読み書き制御手段に入力されるIPパケットと、読み書き制御手段からルーティング制御手段に出力されるIPパケットの関係を示した図
【符号の説明】
10 ルータ装置
11、12 ネットワークインタフェース
13 ルーティング制御手段
14 読み書き制御手段
141 書き込みパケット番号カウンタ
142 読み出しパケット番号カウンタ
143 出力制御手段
144 入力時刻計測手段
15 蓄積手段
16、17 ネットワーク
18 インターネット
22 サーバ装置
23 端末装置
30 ルータ装置
33 ルーティング制御手段
51 一時停止要求
52 再開要求
53 前方スキップ要求
54 後方スキップ要求

Claims (11)

  1. ットワークに接続され、そのネットワークからのデータパケットを受信するネットワークインタフェース手段と、
    記ネットワークインタフェース手段によって受信されたデータパケットを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段へのデータパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されたデータパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段と、
    前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットの送信を制御するルーティング制御手段と、
    前記ネットワーク以外の少なくとも1つ他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段とを備え、
    前記書き込み制御手段は、前記ルーティング制御手段から入力された各々の前記データパケットの入力時刻を計測する入力時刻計測手段を有するとともに、その入力時刻計測手段によって計測された入力時刻を、前記各々のデータパケットに関連付けて前記蓄積手段に蓄積し、
    前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から前記データパケットを読み出すさいに、前記入力時刻も前記蓄積手段から読み出し、前記入力時刻を利用して前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御し、又、前記外部からの指示にしたがって前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御する
    ことを特徴とするルータ装置。
  2. ットワークに接続され、そのネットワークからのデータパケットを受信するネットワークインタフェース手段と、
    記ネットワークインタフェース手段によって受信されたデータパケットを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段へのデータパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されたデータパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段と、
    前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットの送信を制御するルーティング制御手段と、
    前記ネットワーク以外の少なくとも1つ他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段とを備え、
    各々の前記データパケットには、送信時刻の情報が付加されており、
    前記書き込み制御手段は、前記送信時刻を、前記各々のデータパケットに関連付けて前記蓄積手段に蓄積し、
    前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から前記データパケットを読み出すさいに、前記送信時刻も前記蓄積手段から読み出し、前記送信時刻を利用して前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御し、又、前記外部からの指示にしたがって前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御する
    ことを特徴とするルータ装置。
  3. ネットワークに接続され、そのネットワークからの、データパケットを受信するネットワークインタフェース手段と、
    前記ネットワークインタフェース手段によって受信された前記データパケットを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段への前記データパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された前記データパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段と、
    前記読み出し制御手段によって読み出された前記データパケットの送信を制御するルー ティング制御手段と、
    前記ネットワーク以外の少なくとも1つの他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出された前記データパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他のネットワークインタフェース手段とを備え、
    前記書き込み制御手段は、前記ルーティング制御手段から入力された前記データパケット入力のレートを前記データパケットに関連付けて前記蓄積手段に蓄積し、
    前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から前記データパケットを読み出すさいに前記入力のレートも前記蓄積手段から読み出し、前記入力のレートを利用して前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御し、又、前記外部からの指示にしたがって前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングを制御する
    ことを特徴とするルータ装置。
  4. 前記読み出し制御手段は、外部からの指示にしたがって、前記蓄積手段から前記データパケットの読み出しを一時中断した後読み出しを再開するさいに、中断した時点から読み出しを再開するように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のルータ装置。
  5. 前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段から次に読み出すべきデータパケットを示すカウント手段を有し、前記カウント手段の値に基づいて前記データパケットの前記蓄積手段から読み出しを制御し、前記カウント手段の値は、前記外部からの指示に基づいて変化し、前記データパケットの読み出しおよび出力タイミングが制御されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のルータ装置。
  6. 前記読み出し制御手段は、外部からの指示に基づいて、前記蓄積手段から前記データパケットの読み出しを一時中断した後読み出しを再開するさいに、
    中断した際の前記カウント手段の値よりも、再開する際の前記カウント手段の値を減少させることにより、前記中断した時点よりも遡った時点に前方スキップして読み出しを再開するように制御することを特徴とする請求項5記載のルータ装置。
  7. 前記読み出し制御手段は、外部からの指示に基づいて、前記蓄積手段から前記データパケットの読み出しを一時中断した後読み出しを再開するさいに、
    中断した際の前記カウント手段の値よりも、再開する際の前記カウント手段の値を増加させることにより、中断した時点よりも進んだ時点に後方スキップして読み出しを再開するように制御することを特徴とする請求項5記載のルータ装置。
  8. 前記データパケットは宛先アドレスを含むことを特徴とする請求項から7のいずれかに記載のルータ装置。
  9. データパケットを送信するサーバ装置と、
    前記サーバ装置が送信したデータパケットを受信し、その受信データパケットの全部または一部を送信する、請求項1からのいずれかに記載のルータ装置と、
    前記ルータ装置が送信したデータパケットを受信し出力する端末装置とを備えた
    ことを特徴とするネットワーク放送システム。
  10. 請求項1からのいずれかに記載のルータ装置の、
    ネットワークに接続され、そのネットワークからのデータパケットを受信するネットワークインタフェース手段、
    前記ネットワークインタフェース手段によって受信されたデータパケットを蓄積する蓄積手段、
    前記蓄積手段へのデータパケットの書き込みを制御する書き込み制御手段、
    前記蓄積手段に蓄積されたデータパケットの読み出しを制御する読み出し制御手段、
    前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットの送信を制御するルーティング制御手段、
    前記ネットワーク以外の少なくとも1つの他のネットワークに接続され、前記ルーティング制御手段の制御にしたがって、前記読み出し制御手段によって読み出されたデータパケットを前記少なくとも1つの他のネットワークに対して送信する少なくとも一つの他の ネットワークインタフェース手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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