JP2001222862A - 情報処理装置および方法、ならびに、記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、ならびに、記録媒体

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JP2001222862A
JP2001222862A JP2000354170A JP2000354170A JP2001222862A JP 2001222862 A JP2001222862 A JP 2001222862A JP 2000354170 A JP2000354170 A JP 2000354170A JP 2000354170 A JP2000354170 A JP 2000354170A JP 2001222862 A JP2001222862 A JP 2001222862A
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information signal
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electronic device
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JP2000354170A
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Katsuhiko Nakano
雄彦 中野
Mariko Kitajima
真理子 北島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報信号の複製が複数個作成されることを防
止する。 【解決手段】 例えばIRD,STB等の送信機100
は、外部から電波等を介して供給される情報信号をシス
テム内の各機器に送信する。システム内には、モニター
110、スピーカ120等と共に、例えばVTR等の記
録機130、140が設けられている。ここでは、影を
付した記録機130が記録動作中である。送信機100
は、記録機130が記録動作中であることを認識してお
り、この状況で記録機140が記録動作を行いたい旨の
要求を行っても、当該要求に沿った動作を許可しない。
このような管理により、ネットワーク内の複数個の記録
機が同一の情報信号を記録することが防止され、同一の
情報信号に対して複数の複製が作成されることを防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電波を介
して提供される有料の情報や、商用の記録媒体を介して
提供される情報の記録に係る情報処理装置および方法、
ならびに、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン放送等では、放送局
から送出された情報信号が受信側でどのような形態で利
用されているかについての情報、例えばリアルタイムで
視聴されているか、或いは例えば記録に供されているか
等について、放送局側で知ることは無い。また、受信側
のネットワーク内の受信機であるチューナーにも、自機
に接続された機器中に記録機能を有するものが何台含ま
れているかを知る機能、或いは、ある時点で受信し、ネ
ットワーク内に送出した情報信号を何台の機器が記録し
ているかを知る機能等は備えられていない。このため、
1台の受信機を介して放送局からネットワーク内に供給
される情報信号に基づいて、複数のコピーが作成される
ことを防止できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既存の地上波放送等の
情報料が課金されない放送サービスにおいては、上述し
た点は特に問題とはならない。しかし、提供する情報に
対して情報料を課金するような有料情報提供サービスに
おいては、上述した点が問題となる。すなわち、このよ
うな場合には受信機毎に課金されるのが一般的である
が、受信機に複数の記録機が接続されていると、契約等
により、所定の情報料の下で例えば1個等の限られた個
数のみを作成することが許可されているはずのコピーが
当該所定個数より多く作成され得る。
【0004】記録動作を管理する方法として、放送局が
一括して管理する場合には、複製が多く作られることを
想定して高い情報料を課金する、或いは、情報の質を低
下させる等の方法が考えられる。但し、これらの方法で
は、管理領域が広くなり過ぎてしまい、現実的でなかっ
た。
【0005】従って、この発明の目的は、受信された信
号についての複製が無制限に作成されることを防止する
ことが可能な情報処理装置および方法、ならびに、記録
媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、記録機能を有する電子機器とネッ
トワークを介して接続された情報処理装置において、記
録機能を有する電子機器からネットワークを介して送信
された情報信号の記録要求を受信する要求受信手段と、
情報信号の記録要求を送信した電子機器数を集計する集
計手段と、集計手段により集計した台数と情報信号に許
可された記録許可台数とを比較する記録台数比較手段と
を有し、記録許可台数までは記録要求を送信した電子機
器に対して情報信号の配信を行い、記録台数を超えて記
録要求を送信した他の電子機器に対しては、情報信号の
記録が制限に係る表示を行うことを特徴とした情報処理
装置である。
【0007】また、この発明は、記録機能を有する電子
機器とネットワークを介して接続された情報処理装置で
なされる情報処理方法において、記録機能を有する電子
機器からネットワークを介して送信された情報信号の記
録要求を受信する要求受信のステップと、情報信号の記
録要求を送信した電子機器数を集計する集計のステップ
と、集計のステップにより集計した台数と情報信号に許
可された記録許可台数とを比較する記録台数比較のステ
ップとを有し、記録許可台数までは記録要求を送信した
電子機器に対して情報信号の配信を行い、記録台数を超
えて記録要求を送信した他の電子機器に対しては、情報
信号の記録が制限に係る表示を行うことを特徴とした情
報処理方法である。
【0008】また、この発明は、記録機能を有する電子
機器とネットワークを介して接続された情報処理方法が
記録された記録媒体において、記録機能を有する電子機
器からネットワークを介して送信された情報信号の記録
要求を受信する要求受信のステップと、情報信号の記録
要求を送信した電子機器数を集計する集計のステップ
と、集計のステップにより集計した台数と情報信号に許
可された記録許可台数とを比較する記録台数比較のステ
ップとを有し、記録許可台数までは記録要求を送信した
電子機器に対して情報信号の配信を行い、記録台数を超
えて記録要求を送信した他の電子機器に対しては、情報
信号の記録が制限に係る表示を行うようにした情報処理
方法が記録されたことを特徴とする記録媒体である。
【0009】以上のような発明によれば、例えば1台等
の記録許可台数より多くの台数の記録機によって、受信
機等からシステム内の各機器に供給される信号が記録さ
れることが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態の構成
を図1に示す。ここでは説明を簡明とするために、信号
を供給する機器は、自己が出力する信号の記録を1個の
記録機器のみに許可するものとする。但し、ネットワー
ク内において同一の期間に記録動作を行うことが許可さ
れる記録機の個数が2個以上に制限される場合にも、こ
の発明を適用することができる。この発明の第1の実施
形態は、例えば衛星放送等の、外部から電波等を介して
供給される有料の情報信号を受信し、受信した情報信号
に基づく表示、記録等を行う機器を接続してなる情報ネ
ットワークを住宅内に設けたものである。住宅1では、
3個の受信機10、20、30が設けられている。受信
機10としては、例えば衛星放送の電波を受信し、受信
した情報信号をネットワーク内の機器に送信するIRD
(Integrated Receiver and Decoder) やSTB(Set Top
Box) 等を用いることができる。受信機10には、例え
ばデジタルテレビジョン受像機等のモニター11、スピ
ーカ12、および2個の記録機13、14が接続されて
いる。受信機20には、モニター21、スピーカ22、
および記録機23が接続されている。受信機30には、
記録機能を有するビデオデッキ31とそれに付随するモ
ニター32、およびスピーカ33が接続されている。
【0011】ここで、外部から供給される有料の情報信
号の形態としては、衛星放送等の無線放送の他に、例え
ば電話回線や各種のケーブルテレビジョン放送等の有線
放送を用いるもの等がある。ここで、記録機は、例えば
家庭用ネットワーク等の、オーディオ・ビジュアル機器
等を含むネットワーク内に接続できるものであれば、ど
のようなものでも良い。具体的には、テープレコーダ等
のテープ状記録媒体を用いてなる記録機、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、或いは追記型のCD(コンパクト
・ディスク)等の、ディスク状記録媒体を用いてなる記
録機、または、メモリカード等を用いてなる記録機等を
含んでなるネットワークに対して、この発明を適用する
ことができる。
【0012】また、住宅2には、2個の受信機40、5
0が設けられている。受信機40には、記録機能を有す
るビデオデッキ41とそれに付随するモニター42、記
録機43、スピーカ44、およびモニター51が接続さ
れている。受信機50には、モニター51、スピーカ5
2、記録機43が接続されている。住宅3には、受信機
60が設けられている。受信機60には、モニター6
1、スピーカ62、および記録機63、64、65が接
続されている。有料の情報提供サービスでは、受信機1
個が課金の対象とされるような契約がなされることが一
般的である。すなわち、受信機10,20,30,4
0,50,60についてそれぞれ1人ずつの視聴者(契
約者)a、b,c,d,e,fが情報を視聴できること
になる。
【0013】1台の受信機で受信した情報信号の複製
を、1個のみに限る旨が契約等で規定されている時に、
受信機1個に2個以上の記録機が接続されるようなシス
テムが構成されている場合には、その内の1個の記録機
のみが記録動作を行うことが可能となるように管理され
る必要がある。この発明は、そのような記録動作の管理
に係るものである。例えば、受信機10に接続された、
影を付した記録機13による記録動作が行われている間
は、記録機14による記録動作を開始するできないよう
に管理される必要がある。但し、受信機10とは別個の
受信機、すなわち受信機20、30を介して記録を行う
ことは妨げられない。例えば、受信機10に接続された
記録機で記録動作が行われている期間にも、受信機20
に接続された記録機23、或いは受信機30に接続され
た記録機能を有するビデオデッキ31によって記録を行
うことは可能である。
【0014】また、住宅2内では、記録機43と、記録
機能を有するビデオデッキ41とが同時に受信機40か
ら供給される情報信号を記録するための記録動作を行う
ことはできないように管理される。但し、記録機能を有
するビデオデッキ41が受信機40から供給される情報
信号を記録するための記録動作を行っている期間に、記
録機43が受信機50から供給される情報信号を記録す
るための記録動作を行うことは妨げられない。さらに、
住宅3内では、受信機60に3個の記録機63、64、
65が接続されているが、影を付した記録機63が記録
動作を行っている期間には、記録機64,65による記
録動作を開始することができないように管理される。
【0015】なお、1個の記録機が記録動作中であって
も、他の記録機が記録動作以外の動作を行うことは妨げ
られない。例えば、住宅3のネットワークでは、受信機
60の出力信号を記録機63が記録しているか否かにか
かわらず、受信機60の出力信号を記録機64,65が
記録以外の目的に使用することは、記録機64,65が
受信機60に接続された機器としての認証が有効である
限りにおいて可能である。例えば、記録機64,65に
モニター、スピーカ等が接続されている場合には、それ
らの機器を介して視聴を行うことは常に可能である。ま
た、記録機63による記録動作が終了した後に、例えば
記録機64が記録を行いたい旨の要求を出した場合に
は、記録を行う権利が記録機64に移行する(これにつ
いては後述する)。
【0016】次に、図2を参照して、この発明の第2の
実施形態について説明する。住宅4内では、2個の受信
機70、71と、3個の記録機72、73、74が同一
のネットワーク上に接続されている。より具体的には、
受信機70、71としてそれぞれ、IRD,STBを用
いる等の構成を用いることができる。このようなネット
ワーク構成においては、1個の受信機がネットワーク内
に送信する信号を記録することが例えば1個等の、予め
決められた個数の記録機に対してのみ許可されるように
制御される。
【0017】例えば、受信機70が記録機72に記録を
許可している期間には記録機73が受信機70がネット
ワーク内に送信する信号を記録することは許可されず、
受信機71が記録機72に記録を許可している期間には
記録機73が受信機71がネットワーク内に送信する信
号を記録することは許可されないが、受信機70が記録
機72に記録を許可している期間に、記録機73が受信
機71がネットワーク内に送信する信号を記録すること
は許可され得る。3個以上の受信機が同一のネットワー
ク内に設けられている場合も、同様に制御される。
【0018】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。この発明の第3の実施形態である、家庭内ネ
ットワークの一例の構成を図3に示す。送信機100
は、外部から電波等を介して供給される情報信号をシス
テム内の各機器に送信する。ここで、送信機100は、
電波等を受信する受信機を一体に有する、例えばIRD
やSTB等でも良いし、別個に設けられる受信機が受信
した情報信号に何らかの処理を施した上で送信するもの
であっても良い。
【0019】ネットワーク内には、モニター110、ス
ピーカ120、例えばVTR(VideoTape Recorder) 等
の記録機130、140が設けられている。ここでは、
影を付した記録機130が送信機100の出力信号を記
録動作中である。送信機100は、自己が送出する出力
信号を記録する動作を記録機に対して許可していること
を認識している。許可の開始に係る処理は、送信機10
0が記録機を記録状態となるように制御する処理であっ
ても良いし、記録機からの記録動作要求を受け付ける処
理であっても良い。また、許可の終了に係る処理は、送
信機100が記録機を記録停止状態となるように制御す
る処理であっても良いし、送信機100が記録機の動作
状態を確認することによって記録機が記録停止状態とな
っていることを検知する処理であっても良い。或いは送
信機100が記録機から記録停止状態である旨の通知を
受取ることによって記録機が記録停止状態となっている
ことを検知する処理であっても良い。なお、システム構
成等により、何れの記録機が記録を行っているかを、送
信機100が認識している/いないの何れの場合もあり
得るが、何れの場合にも、この発明を適用することがで
きる。
【0020】このような状況で、記録動作をしていない
記録機140から記録をしたい旨の要求があった場合、
送信機100は当該要求に係る記録を許可しない。な
お、ここでの記録を許可しない処理としては、具体的に
は、(1)記録動作を制限する処理、(2)送信機100が出
力信号にかけた暗号を解くための鍵となるデータを与え
ないことにより、記録機が記録動作を強行しても、記録
されたデータを正しく再生することができないようにす
る処理、(3)送信機100が記録機に正しい信号を供給
しない処理、等が挙げられる。送信機100は、記録機
130に自己の出力信号の記録を許可している期間に
は、記録機140からの記録要求を受けても記録を許可
しない。
【0021】ここでは、記録要求が以下の(a)のよう
なものであることが想定される場合について説明する。
【0022】(a)送信機に現在設定されているチャン
ネルをリアルタイム記録したい旨の記録要求であって、
送信機IDの指定を含む。
【0023】この際の処理の一例を図4に示す。ステッ
プS1として記録要求が受信され、ステップS2とし
て、出力情報に記録制限があるか否かが判定される。記
録制限がないと判定される場合にはステップS4に移行
し、記録制限があると判定される場合にはステップS3
に移行する。ステップS3として、現在、ネットワーク
内の何れかの機器に記録を許可しているか否かが判定さ
れる。記録を許可していると判定される場合にはステッ
プS5に移行し、それ以外の場合にはステップS4に移
行する。ステップS4では、ステップS1に係る記録要
求を行った記録機に対して記録を許可する。一方、ステ
ップS5では、現在、ネットワーク内の何れかの機器に
記録を許可しているので、ステップS1に係る記録要求
を行った記録機に対して記録を許可しない。以上のよう
な処理手順により、ネットワーク内で複数個の記録機が
記録制限が課されている情報を同時に記録することが防
止される。
【0024】また、記録要求が以下の(b)のようなも
のであることが想定される場合の処理について図5を参
照して説明する。
【0025】(b)リアルタイム記録したい旨の記録要
求であって、送信機IDの指定と、設定チャンネルの指
定とを含む。
【0026】ステップS401として、現在、出力信号
を記録中の機器があるか否かを判定する。現在、出力信
号を記録中の機器があると判定される場合にはステップ
S402に処理が移行し、それ以外の場合にはステップ
S406に処理が移行する。ステップS402として、
記録要求に係るチャンネルは現在使用中のチャンネルと
同じであるか否かを判定する。記録要求に係るチャンネ
ルが現在使用中のチャンネルと同じであると判定される
場合にはステップS403に処理が移行し、それ以外の
場合にはステップS405に処理が移行する。ステップ
S403として、記録可能な機器の台数制限が設定され
ている情報であるか否かが判定される。記録可能な機器
の台数制限が設定されている情報であると判定される場
合にはステップS404に処理が移行し、それ以外の場
合には、ステップS406に処理が移行する。ステップ
S404として、ステップS403に係る制限に相当す
る台数の機器が記録中であるか否かを判定する。制限に
相当する台数の機器が記録中であると判定される場合に
はステップS405に処理が移行し、それ以外の場合に
はステップS406に処理が移行する。ステップS40
5では、記録を不許可とすることが決定される。また、
ステップS406では、記録を許可することが決定され
る。
【0027】ここで、記録許可/不許可についての表示
をさらに行うようにしても良い。すなわち、図6のフロ
ーチャートに示すように、ステップS4またはステップ
S5を実行した後に、ステップS6に移行するようにし
ても良い。
【0028】ここでは、記録要求が上述した(a)のよ
うなものであることが想定される場合について説明す
る。
【0029】ステップS6では、例えば記録要求をした
記録機の操作パネル上の表示部等に、記録許可/不許可
についての表示が行われるようになされる。なお、ネッ
トワーク内の画像表示機器、例えばテレビジョン受像機
等を、ネットワーク内の記録機を含む各機器の動作状態
を表示するように表示部として設定しておき、そのよう
な表示部に、記録許可/不許可についての表示を行うよ
うにしても良い。
【0030】また、記録要求が上述した(b)のような
ものであることが想定される場合の処理について図7を
参照して説明する。図7において、ステップS1、S
2,S3,S4,S5,S6の各ステップは、図4およ
び図6中で同一の符号を付した各ステップと同様のステ
ップなので、重複する説明を省略する。ステップS1に
て記録要求が受信されると、ステップAS1に処理が移
行する。ステップAS1では、現在、記録動作に係る信
号を送信するために送信機内のチューナが使用中である
か否かが判定される。チューナが使用中であると判定さ
れる場合にはステップAS2に処理が移行し、それ以外
の場合にはステップS2に処理が移行する。ステップA
S2では、記録要求によって指定されるチャンネルは、
現在使用しているチャンネルであるか否かが判定され
る。記録要求によって指定されるチャンネルが現在使用
しているチャンネルであると判定される場合にはステッ
プS2に処理が移行し、それ以外の場合にはステップS
5に移行する。
【0031】また、単に記録許可/不許可についての表
示を行うのみならず、「現在、他の記録機が記録を行っ
ているので、記録を行うことができない」旨の表示を行
うようにすれば、ユーザーにとっての利便性を高めるこ
とができる。また、ある時点以前は記録が許可されてお
らず、当該ある時点以降に記録が許可された場合には、
当該ある時点において、「記録が許可された」旨を表示
するようにしても良い。なお、記録許可の場合には、記
録要求に沿った記録動作が実現されることが明らかなの
で、「記録可能である」旨の表示を行う必要性は、一般
には小さいと考えられる。このような事情を考慮して、
記録許可の場合には、記録許可/不許可についての表示
を行わないようにしても良い。
【0032】図4〜図7を参照して上述したような処理
によって、記録をしたい旨の要求に対して記録が許可さ
れなかった際には、記録機140は自己以外の記録機が
記録動作中であることを認識することができる。このよ
うな処理の一例について図8を参照して説明する。すな
わち、記録機140は他の記録機(ここでは記録機13
0)と直接交信を行わなくとも、ネットワーク内の他の
記録機130が記録動作中であることを認識することが
できる。図8において、ステップS101においてなさ
れた記録要求結果に従う記録動作が許可されたか否かが
ステップS102にて判断される。
【0033】記録動作が許可された場合にはステップS
103に移行し、それ以外の場合にはステップS104
に移行する。ステップS103では、「ネットワーク内
には自機以外に記録中の機器はない」旨を判定する。一
方、ステップS104では、「ネットワーク内に自機以
外に記録中の機器がある」旨を判定する。以上のような
処理により、記録機140は自機以外の記録機が記録動
作中であることを認識することができる。但し、この場
合、何れの記録機が記録動作中であるかを記録機140
が知ることはできない。
【0034】また、記録をしたい旨の要求に対して記録
が許可されなかった際に、記録機140が行う処理の他
の例を図9を参照して説明する。ここでは、記録機13
0がネットワーク内での自機の識別番号と共に、自機が
記録動作中である旨を送信機100に通知するように
し、このような通知が行われている期間に記録機140
が記録を行いたい旨を要求した場合、送信機100は、
かかる要求に従う動作を禁止すると共に、記録機130
が記録動作中である旨を記録機140に通知するように
しても良い。具体的には、送信機100は、記録動作中
の記録機がネットワーク内に存在する旨と、記録動作中
の記録機130の識別番号とを記録機140に通知する
等の方法がある。この場合には、記録機140は記録機
130が記録動作中であることを認識することができ
る。
【0035】図9では、ステップS201においてなさ
れた記録要求結果に従う記録動作が許可されたか否かが
ステップS202にて判断される。記録動作が許可され
た場合にはステップS203に移行し、それ以外の場合
にはステップS204に移行する。ステップS203で
は、「ネットワーク内には自機以外に記録中の機器はな
い」旨を判定する。一方、ステップS204では、記録
処理中の機器の識別番号が通知される。この識別番号に
基づいて、ステップS205にて、どの機器が記録中で
あるかが識別される。
【0036】次に、この発明の第4の実施形態について
説明する。図10に、送信機700と、スピーカ71
0、記録機720、730とからなるシステムの一例を
示す。ある過去の時点から記録機720が記録動作を継
続して行っている場合、上述したように、記録機730
が記録動作を行いたい旨を要求しても、当該要求に係る
記録動作は許可されない。この発明の第4の実施形態で
は、ある期間に記録を行っていた記録機(図10では記
録機720)が記録動作を終了した時点以降の時点にお
いて、記録を行う権利が他の記録機(図10では記録機
730)に自動的に移行するようになされている。この
ような制御は、例えば、記録機720に対して記録の許
可/禁止を示す信号が許可を示す例えば'H' から禁止を
示す例えば'L' に切り替わることによって記録機720
の記録動作が終了する制御に関連して、記録機730に
対して記録の許可/禁止を示す信号が禁止を示す例え
ば'L'から許可を示す例えば'H' に切り替わるわること
によって記録機730の記録動作が開始する制御によっ
て実現される。
【0037】この発明の第4の実施形態における動作タ
イミングの一例を図11に示す。図11Aに示すように
送信機700が情報信号としての映像信号を送信してい
る。図11B,図11Cは、それぞれ、記録機720、
730の動作モードの一例を示す。また、図11D,図
11Eは、それぞれ、記録機720、730に対する記
録の許可/禁止を示す信号の一例を示す。記録機720
の動作モードが図11Bに示すようなタイミングで記録
系モードから例えば停止モード等の記録以外の動作モー
ドに切り替わると、記録機730の動作モードが図11
Cに示すようなタイミングで例えば停止モード等の記録
以外の動作モードから記録系モードに切り替わる。
【0038】このような動作モードの切り替えに対応し
て、記録機720に対して記録の許可/禁止を示す信号
が許可を示す例えば'H' から禁止を示す例えば'L' に切
り替えられ、記録機730に対して記録の許可/禁止を
示す信号が禁止を示す例えば'L' から許可を示す例え
ば'H' に切り替えられる。以上のような制御により、記
録を行う権利が記録機720から記録機730に移行す
る。ここで、記録機730に記録されるべき情報信号を
供給するに際して適宜バッファリングを行う構成を設け
ることにより、記録機720、730に記録される情報
信号が途切れないようにすることができる。
【0039】この場合に、バッファリングはソフトウエ
ア処理によって行うようにしても良い。具体例として
は、図11における変化点で記録機720が記録以外の
モードになったら、送信機700が記録機730に記録
の許可を通知したり、記録開始を指示する処理、或い
は、送信機700が出力信号に暗号をかけておき、ま
た、記録機720および730に予め異なる鍵を送信し
ておき、変化点で、暗号を解く鍵を記録機720に送信
したものから記録機730に送信したものに切替える処
理等がある。
【0040】また、図11では、記録機720が記録系
モードから記録以外の動作モードに切り替わるのと同時
に記録機730が記録以外の動作モードから記録系モー
ドに切り替わるように図示したが、記録機720が記録
以外の動作モードに切り替わった後、ある程度の時間が
経過してから、記録機730が記録系モードに切り替わ
るようにしても良い。
【0041】図11に示したようなタイミングチャート
に従う処理(いわゆる繋ぎ撮り処理)を実現するための
処理手順の一例を図12に示す。ここで、処理に係る記
録機をA,Bとする。ステップS601として、信号出
力が開始される。ステップS602として、記録機Aに
対して記録指示がなされる。ステップS603として、
ステップS602における記録指示に従って記録機Aが
記録している信号出力と同一の信号出力に対して、記録
機B等の他の記録機が発行した記録要求を受信したか否
かが判定される。当該記録要求を受信したと判定される
場合にはステップS604に処理が移行し、それ以外の
場合にはステップS605に処理が移行する。ステップ
S604では、当該記録要求を拒絶する処理を行い、そ
の後、ステップS605に処理が移行する。ステップS
605では、記録機Aが記録モードであるか否かが判定
される。記録機Aが記録モードであると判定される場合
にはステップS603に処理が移行する。それ以外の場
合には、ステップS606に処理が移行する。ステップ
S606では、記録機Bに対して記録指示がなされる。
【0042】次に、この発明の第5の実施形態について
説明する。この発明の第5の実施形態では、例えば図1
0に示した構成において、所定個数の記録機の内、例え
ば1個の記録機(図10では記録機720)がある過去
の時点から記録動作を継続して行っている場合に、記録
する権利を有していない記録機(図10では記録機73
0)が現在記録動作を行っている記録機(図10では記
録機720)が記録動作を終了した時点以降に記録を行
うように予約を行うことができるようになされている。
なお、この予約は記録機による要求に基づいて行われて
も、また、送信機に対するユーザーの設定等に基づいて
行われても良い。
【0043】この発明の第5の実施形態における動作タ
イミングの一例を図13に示す。ここで、ネットワーク
構成は、図10に示した、この発明の第4の実施形態の
ネットワーク構成と同様とする。図13Aに示すように
送信機700が情報信号としての映像信号を送信してい
る。図13B,図13Cは、それぞれ、記録機720、
730の動作タイミングの一例を示す。記録機720が
記録系モードである期間には、記録機730は記録を行
う権利を有していないが、記録機720が記録系モード
である期間に、記録機730は記録予約モードとされる
ことができる。
【0044】記録予約モードは、記録系モードを現に行
っている記録機(ここでは記録機720)が記録系モー
ドを終了した際に、記録を行う権利が自機に移行するこ
とをネットワーク内で主張するモードである。これによ
り、記録機720が記録系モードを終了した時に、記録
予約モードとされていた記録機730が記録系モードを
開始する。なお、図13では、記録機720、730に
対する記録の許可/禁止を示す信号についての図示を省
略したが、これらの信号は、図11を参照して上述した
この発明の第4の一実施形態と同様に、記録系モードの
開始/終了に対応して切り替えられる。
【0045】図13に示したようなタイミングチャート
に従う処理を実現するための処理手順の一例を図14に
示す。ステップS501として、現在、出力信号を記録
中の機器があるか否かを判定する。現在、出力信号を記
録中の機器があると判定される場合にはステップS50
2に処理が移行し、それ以外の場合にはステップS50
7に処理が移行する。ステップS502として、記録要
求に係るチャンネルは現在使用中のチャンネルと同じで
あるか否かを判定する。記録要求に係るチャンネルが現
在使用中のチャンネルと同じであると判定される場合に
はステップS503に処理が移行し、それ以外の場合に
はステップS505に処理が移行する。ステップS50
3として、記録可能な機器の台数制限が設定されている
か否かが判定される。記録可能な機器の台数制限が設定
されていると判定される場合にはステップS504に処
理が移行し、それ以外の場合には、ステップS507に
処理が移行する。ステップS504として、ステップS
503に係る制限に相当する台数の機器が記録中である
か否かを判定する。制限に相当する台数の機器が記録中
であると判定される場合にはステップS505に処理が
移行し、それ以外の場合にはステップS507に処理が
移行する。ステップS505では、記録予約の登録がな
され、さらに、ステップS506に処理が移行する。ス
テップS506では、現在の記録処理が終了したか否か
が判定される。終了したと判定される場合にはステップ
S507に移行し、それ以外の場合にはステップS50
6に処理が戻る。ステップS507では、記録動作への
移行処理が行われる。
【0046】次に、この発明の第6の実施形態について
説明する。一般に、ネットワーク内の各機器には識別番
号が設定されており、送信機等は、識別番号によって各
機器の動作状況を認識できるようになされている。ネッ
トワークへの機器の追加や離脱等により、トポロジーが
変化すると、ネットワーク内の各機器の識別番号に変化
が生じる場合がある。ネットワーク内の各機器の識別番
号としては、例えばIEEE1394のNode−ID
等がある。このような場合、送信機は、トポロジーの変
化があると、どの記録機に記録を許可していたかが分か
らなくなる。そこで、記録許可を得ていた機器が、トポ
ロジー変化後に自己の認識番号を送信機に通知すること
で、記録機は記録の再許可を迅速に行うことができる。
IEEE1394の場合、Isochronous 信号を受信する
側は、そのパケット中のSource Node-IDフィールドの値
を参照することで、送信機の Node-IDを容易に知ること
ができるので、トポロジー変化によって送信機のNod
e−IDが変化しても、記録機は自己の識別番号の送り
先が容易に認識できる。
【0047】このような場合に、この発明の第6の実施
形態では、記録機720が送信機700に対して、新し
い識別番号と共に記録動作の継続を申告する。これに対
応して、例えば記録機720内のバッファが空になる前
に、送信機700に記録を再び許可し、後続の信号を出
力するようにすれば、記録中の情報信号が中断すること
無く記録動作を継続することが可能とされる。より具体
的には、以下のような管理を行うことが考えられる。す
なわち、ネットワーク内の機器構成が変化した際には、
当該変化前に記録を行っていた機器がまず動作の継続を
要求できるものとされる。その後、所定期間が経過する
までに、変化前に記録を行っていた機器が動作の継続を
要求しない場合には、ネットワーク内の他の機器による
記録要求が許可され得るものとする。
【0048】このような管理に係る処理タイミングの一
例を図15に示す。図15Aは、記録系モードの継続を
要求できる期間を示す。すなわち、ネットワーク内の機
器構成が変化し、内部識別番号が変化した時点から所定
期間Twだけ、記録系モードの継続を要求できる期間を
示す信号が例えば'High'とされる。期間Twの内に、当
該変化前に記録を行っていた記録機720が記録動作の
継続を申告すれば、記録されるべき情報信号としての映
像信号の記録機720への送信が継続され、また、記録
機720が記録系モードを行うことも引き続き許可され
る(図15B,図15C参照)。記録機は記録中である
か否かに関わらず、全てがトポロジー変化のタイミング
からTwの期間だけ計測する機構を備えることで、トポ
ロジー変化以前に記録を行っていなかった機器は、Tw
の期間は記録要求を自主規制することで、トポロジー変
化時に記録中であった機器の記録を保証することができ
る。
【0049】なお、一般には、記録以外のモードについ
ては、内部識別番号が変化した時点以後、動作を継続す
るための処理は行われない(図15D参照)。但し、記
録以外のモードについて、内部識別番号が変化した時点
以後、動作を継続するための処理を行うようにしても良
い。
【0050】図15に示したようなタイミングチャート
に従う処理を実現するための処理手順の一例を図16に
示す。ステップS301として、アクションスケジュー
ラによる更新処理が開始される。具体的には、バスリセ
ット信号をトリガとして、送信機のタイマーがリセット
される。そして、ステップS302に処理が移行して、
ステップS301によってリセットされたタイマーによ
って計測される時間TがTwより小さいか否かが判定さ
れる。TがTwより小さいと判定される場合には、ステ
ップS303に処理が移行し、それ以外の場合には、処
理が終了する。ステップS303として、記録要求を受
信したか否かが判定される。記録要求を受信したと判定
される場合には、ステップS304に処理が移行し、そ
れ以外の場合には、ステップS302に処理が移行す
る。ステップS304として、識別番号更新処理を行
い、さらに、ステップS302に処理が移行する。
【0051】上述したこの発明の各実施形態において
は、記録動作がネットワーク中の1個の記録機にのみ許
可されるが、例えば再生動作、ネットワーク外から情報
信号を受信する動作等の、記録動作以外の動作について
は、ネットワーク中の他の機器の動作状況に起因する制
限が課されることはない(図17参照)。すなわち、例
えば映像表示部に映像信号を供給する機能を、記録機能
と共に有するビデオデッキ等については、ネットワーク
中に記録動作中の記録機が存在するか否かにかかわら
ず、映像表示部に映像信号を供給することは常に可能と
されている。
【0052】上述したこの発明の第1〜第6の実施形態
は、電波を介して提供される情報に対して記録を含む信
号処理を行う場合を前提としたものである。これに対し
て、電話回線や特定の有線回線等を介して提供される情
報に対して記録を含む信号処理を行う場合にも、この発
明を適用することができる。また、例えばCD(Compact
Disk),DVD(Digital Versatile Disk)等の商用の記
録媒体を介して提供される情報に対して記録を含む信号
処理を行う場合にも、この発明を適用することができ
る。
【0053】上述したこの発明の第1〜第6の実施形態
では、情報信号を受信する受信機や受信された情報信号
を記録機に送信する送信機による処理が、これら受信機
あるいは送信機に予め内蔵された機能によりなされるよ
うに説明したが、これはこの例に限られない。例えば、
CD−ROMやDVDなどの所定に記録媒体に、上述の
処理を行うためのプログラムデータを記録すると共に、
受信機あるいは送信機に対してこれらの記録媒体に記録
されたデータを読み取り可能な構成を設け、受信機ある
いは送信機において、この記録媒体から読み出されたプ
ログラムデータに基づき、上述の処理を行うようにして
もよい。また、プログラムデータは、記録媒体から供給
されるのに限らず、例えばインターネットなどのネット
ワークや、衛星通信によるデータ通信を用いてダウンロ
ードするようにしても良い。
【0054】この発明は、上述したこの発明の第1〜第
6の実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の
主旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、オーディオ・ビジュ
アル機器等を含む信号処理システム内に記録機能を有す
る複数個の機器がある場合に、それら複数個の機器が同
一の情報信号に係る記録動作を行わないようにすること
ができる。
【0056】従って、特に有料の情報提供サービスにお
いて、提供される情報信号の複製が複数個作成されるこ
とを防止することができ、情報提供サービスの料金体系
の適正化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の構成の一例を示す
略線図である。
【図2】この発明の第2の実施形態の構成の一例を示す
略線図である。
【図3】この発明の第3の実施形態の構成の一例を示す
略線図である。
【図4】この発明の第3の実施形態における処理の一部
の一例を示すフローチャートである。
【図5】この発明の第3の実施形態における処理の一部
の他の例を示すフローチャートである。
【図6】この発明の第3の実施形態における処理の一部
のさらに他の例を示すフローチャートである。
【図7】この発明の第3の実施形態における処理の一部
のよりさらに他の例を示すフローチャートである。
【図8】この発明の第3の実施形態における処理の他の
一部の一例を示すフローチャートである。
【図9】この発明の第3の実施形態における処理の他の
一部の他の例を示すフローチャートである。
【図10】この発明の第4の実施形態の構成の一例を示
す略線図である。
【図11】この発明の第4の実施形態における処理タイ
ミングの一例を示すタイミングチャートである。
【図12】この発明の第4の実施形態における処理のタ
イミングの一例を示すフローチャートである。
【図13】この発明の第5の実施形態における処理タイ
ミングの一例を示すタイミングチャートである。
【図14】この発明の第5の実施形態における処理の一
例を示すフローチャートである。
【図15】この発明の第6の実施形態における処理タイ
ミングの一例を示すタイミングチャートである。
【図16】この発明の第6の実施形態における処理手順
の一例を示すタイミングチャートである。
【図17】記録系モード以外の動作モードの実行につい
て説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60・・・受信機、1
3、14、4363、64、65、130、140、7
20、730・・・記録機、100、700・・・送信
機、13、14、23、30、43、63、64、6
5、130、140、720、730・・・送信機

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録機能を有する電子機器とネットワー
    クを介して接続された情報処理装置において、 記録機能を有する電子機器からネットワークを介して送
    信された情報信号の記録要求を受信する要求受信手段
    と、 上記情報信号の記録要求を送信した上記電子機器数を集
    計する集計手段と、 上記集計手段により集計した台数と上記情報信号に許可
    された記録許可台数とを比較する記録台数比較手段とを
    有し、 上記記録許可台数までは記録要求を送信した上記電子機
    器に対して上記情報信号の配信を行い、上記記録台数を
    超えて記録要求を送信した他の上記電子機器に対して
    は、上記情報信号の記録が制限に係る表示を行うことを
    特徴とした情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 外部から供給される信号を受信し、受信した信号に基づ
    いて上記情報信号を生成する第1の情報信号生成手段を
    さらに有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 記録媒体を備え、上記記録媒体に記録された信号に基づ
    いて上記情報信号を生成する第2の情報信号生成手段を
    さらに有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記情報信号が記録制限のある情報信号か否かを判別す
    る記録制限有無判別手段をさらに有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記ネットワークはIEEE1394バスから構成され
    ていることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記情報信号の記録制限を課せられた上記他の電子機器
    に対し、上記情報信号の記録許可を付与された上記電子
    機器の識別に係る情報を通知することを特徴とする情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 配信される上記情報信号と上記電子機器に記録要求され
    る情報信号とが一致するか否かの判別を行う記録要求判
    別手段をさらに有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記記録許可を付与された上記電子機器が上記情報信号
    の記録動作を終了した際に、上記他の電子機器による記
    録要求がなされていた場合には、上記記録要求に係る記
    録動作がなされるように管理することを特徴とする情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記記録許可を付与された上記電子機器が上記情報信号
    の記録動作を終了した後に、上記他の電子機器が記録動
    作を行うように予め登録処理を行うことを特徴とする情
    報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記ネットワークのトポロジーに変化が生じたとき、該
    変化の発生時から所定期間内に記録許可を付与中である
    旨の通知を送信した上記電子機器が存在するか否かを監
    視し、監視の結果、上記通知を送信した上記電子機器が
    存在した場合、上記記録許可の付与状態が継続するよう
    にした監視管理手段をさらに有することを特徴とする情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の情報処理装置にお
    いて、 上記監視管理手段は、記録処理以外の処理には及ばない
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 記録機能を有する電子機器とネットワ
    ークを介して接続された情報処理装置でなされる情報処
    理方法において、 記録機能を有する電子機器からネットワークを介して送
    信された情報信号の記録要求を受信する要求受信のステ
    ップと、 上記情報信号の記録要求を送信した上記電子機器数を集
    計する集計のステップと、 上記集計のステップにより集計した台数と上記情報信号
    に許可された記録許可台数とを比較する記録台数比較の
    ステップとを有し、 上記記録許可台数までは記録要求を送信した上記電子機
    器に対して上記情報信号の配信を行い、上記記録台数を
    超えて記録要求を送信した他の上記電子機器に対して
    は、上記情報信号の記録が制限に係る表示を行うことを
    特徴とした情報処理方法。
  13. 【請求項13】 記録機能を有する電子機器とネットワ
    ークを介して接続された情報処理装置でなされる情報処
    理方法が記録された記録媒体において、 記録機能を有する電子機器からネットワークを介して送
    信された情報信号の記録要求を受信する要求受信のステ
    ップと、 上記情報信号の記録要求を送信した上記電子機器数を集
    計する集計のステップと、 上記集計のステップにより集計した台数と上記情報信号
    に許可された記録許可台数とを比較する記録台数比較の
    ステップとを有し、 上記記録許可台数までは記録要求を送信した上記電子機
    器に対して上記情報信号の配信を行い、上記記録台数を
    超えて記録要求を送信した他の上記電子機器に対して
    は、上記情報信号の記録が制限に係る表示を行うように
    した情報処理方法が記録されたことを特徴とする記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 外部から供給される信号を受信し、受信した信号に基づ
    いて上記情報信号を生成する第1の情報信号生成のステ
    ップをさらに有する情報処理方法が記録されたことを特
    徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 記録媒体から再生された信号に基づいて上記情報信号を
    生成する第2の情報信号生成のステップをさらに有する
    情報処理方法が記録されたことを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 上記情報信号が記録制限のある情報信号か否かを判別す
    る記録制限有無判別のステップをさらに有する情報処理
    方法が記録されたことを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 上記ネットワークはIEEE1394バスから構成され
    ている情報処理方法が記録されたことを特徴とする記録
    媒体。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 上記情報信号の記録制限を課せられた上記他の電子機器
    に対し、上記情報信号の記録許可を付与された上記電子
    機器の識別に係る情報を通知する情報処理方法が記録さ
    れたことを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 配信される上記情報信号と上記電子機器に記録要求され
    る情報信号とが一致するか否かの判別を行う記録要求判
    別のステップをさらに有する情報処理方法が記録された
    ことを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 上記記録許可を付与された上記電子機器が上記情報信号
    の記録動作を終了した際に、上記他の電子機器による記
    録要求がなされていた場合には、上記記録要求に係る記
    録動作がなされるように管理する情報処理方法が記録さ
    れたことを特徴とする記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 上記記録許可を付与された上記電子機器が上記情報信号
    の記録動作を終了した後に、上記他の電子機器が記録動
    作を行うように予め登録処理を行う情報処理方法が記録
    されたことを特徴とする記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、 上記ネットワークのトポロジーに変化が生じたとき、該
    変化の発生時から所定期間内に記録許可を付与中である
    旨の通知を送信した上記電子機器が存在するか否かを監
    視し、監視の結果、上記通知を送信した上記電子機器が
    存在した場合、上記記録許可の付与状態が継続するよう
    にした監視管理のステップをさらに有する情報処理方法
    が記録されたことを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の記録媒体におい
    て、 上記監視管理のステップは、記録処理以外の処理には及
    ばない情報処理方法が記録されたことを特徴とする記録
    媒体。
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