JP5063944B2 - 録画機能付デジタル放送受信機 - Google Patents

録画機能付デジタル放送受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP5063944B2
JP5063944B2 JP2006188337A JP2006188337A JP5063944B2 JP 5063944 B2 JP5063944 B2 JP 5063944B2 JP 2006188337 A JP2006188337 A JP 2006188337A JP 2006188337 A JP2006188337 A JP 2006188337A JP 5063944 B2 JP5063944 B2 JP 5063944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
image block
stream
time
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006188337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008017328A (ja
Inventor
幸雄 横山
正司 比田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006188337A priority Critical patent/JP5063944B2/ja
Publication of JP2008017328A publication Critical patent/JP2008017328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5063944B2 publication Critical patent/JP5063944B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

この発明は、IP(Internet Protocol)ネットワークを介して伝送される放送番組のIPストリームを受信してハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:以下HDDとする)に記録し再生する録画機能付きデジタル放送受信機に関するものである。
近年デジタル放送対応のDVD(Digital Versatile Disc)レコーダなどにおいて、ダブル録画といった複数チャンネルを同時に記録する機器が登場している。また、アナログ放送をMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式に従ってエンコードして記録する分野ではPCのハイエンド機などで、既に8チャンネル分を1週間まるごと録画することが可能という全チャンネル録画機が登場している。さらに、デジタル放送で全チャンネル録画を行うためのアプローチについては非特許文献1に記載されている。
非特許文献1の95頁に掲載の図「(b)地上デジタル放送対応の全チャンネル録画機の構成例」を理解しやすいように機能単位で分割構成したものを図13に示し以下に説明する。
図13において、電波から放送チャンネルを選択するためのチューナ・モジュール101を全チャンネル数分備えている。これらのチューナ・モジュール101では、受信したい放送チャンネルの周波数に同調すると共に、受信信号を復調してMPEG2トランスポートストリームを出力する。Remux部102では、該トランスポートストリームから保存しなくていい部分を削除すると共に、各データの時間間隔を維持するためタイムスタンプ情報を付加しつつ再度トランスポートストリームの形状に加工する。再形成されたトランスポートストリームは、HDD書込バッファ回路103により、記録するためのデータ形状に加工された後に、DMA(Direct Memory Access)制御部104の転送機能により、IDE(Integrated Drive Electronics)インタフェース105を経て、HDD106に書き込まれる。逆に読み出す際は、再生データはHDD106からIDEインタフェース105を経て、DMA制御部104の転送機能により、HDD読出バッファ107に読み出される。タイミング制御回路108において、再生データは、記録時に付加したタイムスタンプをベースにして元の時間間隔に復元される。セレクタ109では、チューナ・モジュール101からのリアルタイムストリームとHDD106からの記録済ストリームを選択し、Demux部110に渡す。Demux部110では、MPEG2トランスポートストリームから、映像や音声などの各メディアを分離し、映像ストリームは映像デコーダ111に、また音声ストリームは音声デコーダ112に転送する。映像デコーダ111では、MPEG2で符号化されたデータを復号して生成した映像を出力する。また音声デコーダ112では、MPEG2−AAC(Advanced Audio Coding)等で符号化されたデータを復号して生成した音声を出力する。
一方で、デジタル放送番組を電波ではなく、IPネットワークを利用して配信することも現実味を帯びてきている。電波では各チャンネルが異なる周波数を用いて変調されて伝播されるのに対して、IP放送では、IPマルチキャストアドレスを変え、パケット多重の型で伝播する点が大きく異なる。具体的な違いとしては、電波受信ではチャンネルが増える毎に、チューナ・モジュール数が増えていくのに対して、IP放送ではLANインタフェースの数が増えるのではなく、ネットワークとしてのトラフィック量が増えていくことになる。例えば、1つの放送が20Mbpsのストリームとして実現されるならば、2チャンネルまでなら40Mbpsの帯域、8チャンネルなら160Mbpsの帯域というようなことになる。ストリームのレートは使う符号化方式や符号化レートにより多様であるが、8チャンネル分を全部受信しようとするとGigabitEthernet(登録商標)クラスのインタフェースが要求される可能性が高い。
『2010年の標準録画機 デジタル放送「全部録り」』 日経エレクトロニクス2005年11月7日号(no.912),93頁−109頁
従来の全チャンネル録画受信機には、下記のような問題点があった。
(1) チャンネル毎、さらには番組毎に仕分けして格納することから、記録データ量の節約や早い再生起動といったことは可能になるものの、仕分けするためのハードウェア量が増加し、コストダウンが困難である。
(2) HDDへの書込みについても、チャンネル分に分離したデータアクセスとなることから、HDDアクセス負荷が高くなり、高速なディスクインタフェースを採用する必要が出てくる。
(3) 全チャンネル録画機では、実際に視聴する割合は実時間(例えば1週間)に比べればかなり少ない時間になると想定されることから、全ての録画番組を即起動可能状態で保存することは無駄が多いと考えられる。
(4) 記録データ量の削減の点から、番組関連情報は削除して映像、音声コンテンツのみを記録するようにし、その代わり、番組関連情報は抽出処理済みデータにして管理するようにしている。そうすると(3)と同様に番組ガイドの特定箇所の表示を行う頻度はそれほど高くないと考えられることから、事前処理での無駄が多い。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、IP放送での全チャンネル録画を簡潔な構成で実現する録画機能付きデジタル放送受信機を得ることを目的とする。
この発明に係る録画機能付きデジタル放送受信機は、IPネットワークを介して伝送される複数チャンネル分のIPパケットを時系列に含むIPストリームを全て受信するLANインタフェースと、LANインタフェースが受信したIPストリームをそのまま状態で順次格納する受信バッファと、受信バッファに格納されたIPストリームを一定時間毎に切り出し、当該切り出したデータに切り出し時の時刻情報を付加してファイル化した受信イメージブロックを生成する受信イメージブロック生成部と、ハードディスクドライブと、生成された受信イメージブロックを、クラスタ番号順に従ってハードディスクドライブに記録し、また、指定された番組時間に対応する受信イメージブロックをハードディスクドライブから読み出すハードディスクドライブ書込・読出部と、ハードディスクドライブ書込・読出部が順次読み出した受信イメージブロックから視聴するチャンネルのIPパケットを切り出し、当該IPパケットから送信側でタイムスタンプが付加されたトランスポートストリームパケットを取り出すストリーム分離部と、タイムスタンプが付加されたトランスポートストリームパケットについて、当該タイムスタンプに基づいて揺らぎを補正してトランスポートストリームパケットを順次取り出すクロック同期処理部を備え、IPストリームに含まれて送信される番組関連情報を分離して格納する番組情報データベースと、格納された番組関連情報に基づいて過去の番組ガイドを表示し、当該番組ガイドに基づいて視聴番組の選択を行う番組選択部を備え、ハードディスクドライブ書込・読出部は、番組ガイドで所望の過去の番組が選択されると、当該過去の番組の開始時刻より少し前の時刻に記録した受信イメージブロックを探し出し、そこから番組時間分の受信イメージブロックを連続的に読み出すことを特徴とするものである。


この発明によれば、従来の全チャンネル録画機に比べ、チャンネル毎や番組毎に仕分けして格納しないので、仕分けのためのハードウェア量を削減することができると共に、HDDへの書込み時に、チャンネル分に分離するデータアクセスを行わず済むため高速なディスクインタフェースを用いる必要がないので、IP放送の全チャンネル録画再生機能を簡潔なハードウェア構成とすることができ、また、全チャンネル録画機の利用実態に則した構成とすることが可能である。
実施の形態1.
図1はIP放送の配信システムの構成を示すブロック図で、8つの放送チャンネルがそれぞれ異なるIPマルチキャストにより配信され受信機まで到達する様子を示している。
図において、配信システムは、大きく分けてIP配信センタ1、IPネットワーク5、受信機9から構成されている。放送番組を送り出すIP配信センタ1には、番組送出サーバ2、IP変換機3、レイヤ2スイッチ4が置かれている。番組送出サーバ2は、担当する放送チャンネルの番組コンテンツを溜めておき、時間スケジュールに従って該当番組をMPEG2トランスポートストリーム(Transport Stream:以下TSとする)として送出する手段である。IP変換機3は、担当するチャンネルのMPEG2のTSをIPマルチキャスト形式のIPパケットにエンカプセルして送出する手段である。レイヤ2スイッチ4は、LAN(Local Area Network)で使用されるスイッチで、8チャンネル分のIPパケットを時系列にマージしてIPマルチキャスト用のIPストリームを生成する手段である。IPネットワーク5は、IPパケットを中継するための、IPマルチキャスト対応ルータ6、局内終端装置7、宅内終端装置8で構成されている。局内終端装置7は、局舎側に設置され、局舎と宅内とのアクセス系を構成する装置である。宅内終端装置8は、家庭側に置かれ、局内終端装置7と対向で動作する装置である。受信機9は、IPネットワーク5を介して配信された放送を受信するための手段である。
図2はデジタル受信機9が受信するEthernet(登録商標)フレームのフォーマット例を示している。このEthernet(登録商標)フレームは、プロトコル的にはIPパケットの上にUDP(User Datagram Protocol)パケットが載り、さらにRTP(Real-time Transport Protocol)パケットが載り、そのペイロード部分にMPEG2のTSが載るという構成である。一般的には、転送効率の観点からEthernet(登録商標)フレームの最大サイズに近い長さで利用することから、188バイトのTSパケットに4バイトのタイムスタンプを付加したタイムスタンプ付きTS(以降TTSとする)を7個格納することが多い。
図3はIPマルチキャストに利用されるEthernet(登録商標)フレームにおける、IPv4のIPマルチキャストアドレスとMAC(Media Access Control)宛先アドレスの関係を示すものである。このようにクラスDで表現されるIPマルチキャストアドレスの下位23ビットをMAC宛先アドレスの同位置にコピーすることにより、MACレベルで、どのIPマルチキャストに対応したEthernet(登録商標)フレームかといったことが判別できる。
次に、図1の配信システムの動作について説明する。
IP配信センタ1では、例えば8つの放送チャンネルを配信するために、各チャンネルの番組コンテンツが、予めそれぞれの番組送出サーバ2に格納されている。なお、ここでは図示していないが、生放送中継のようなリアルタイムで他の場所から供給されるケースもある。各番組送出サーバ2では、決められた時刻に従って、番組コンテンツのMPEG2のTSに4バイトのタイムスタンプを付加し、すなわちTTSにして、対応するIP変換機3へ出力する。各IP変換機3では、このTSSをIPマルチキャスト形式のIPパケットに変換する。具体的には、図2で示したように、IPパケットの上に、UDP形式、RTP形式を構成し、RTPパケットのペイロード領域に192バイトのTTSパケットを複数配置する。さらに、IPヘッダの宛先アドレスの値として、チャンネル毎に割り当てられたIPマルチキャストアドレスを書き込む。Ethernet(登録商標)フレーム長の限度内としては、7個のTTSパケットが搭載可能である。各IP変換機3からは、例えばハイビジョン品質の映像の場合は20Mbps程度のストリームが送出される。レイヤ2スイッチ4では、入力された8チャンネル分のIPパケットを時系列にマージしてIPストストリームを生成してIPネットワーク5側に送出する。ここでは8ストリーム分で160Mbps程度のレートになることが想定される。
送信されたIPストストリームは、IPネットワーク5内にツリー状に複数配置されたマルチキャスト対応ルータ6により拡散しつつ伝播されていく。家庭へのアクセス系ネットワークとしては、GE−PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network(Ethernetは登録商標))といった光ファイバーを用いたシステムが用いられ、IPストストリームはマルチキャスト対応ルータ6から局内終端装置7に渡された後、光ファイバーを伝って家庭内に設置された宅内終端装置8に到達する。宅内終端装置8は、GigabitEthernet(Ethernetは登録商標)に対応したインタフェースを備えており、IPストストリームは、そのポートとLANを介して接続された受信機9に送られる。
図4はこの発明の実施の形態1による録画機能付きデジタル放送受信機の機能構成を示すブロック図で、図において、前述した図13の構成と同等の機能部には同一符号を付して示してある。この録画機能付きデジタル放送受信機は、以下に説明するように、全チャンネルを同時に記録できる機能を備えたもので、図1の受信機9として適用できるものである。
図4において、LANインタフェース20は、IPネットワークを介して伝送される8チャンネル分のIPパケットを時系列に含むIPストリームを全て受信する手段で、1000BASE−Tとか100BASE−TといったLAN規格に対応するものである。受信バッファ21は、メモリ上に構成され、LANインタフェースが受信したIPストリームをそのままの状態で順次格納する手段である。DMA制御部22は、HDD106に対する書き込みと読み出し時のデータ転送をCPU(Central Processing Unit)を介すことなく直接行なう手段で、図13におけるDMA制御回路104と似ているが、従来のような複数データの同時書き込みがない点で異なる。なお、この発明では、DMA制御部22とIDEインタフェース105をHDD書込・読出部29として扱うことにする。受信イメージブロック生成部28は、受信バッファ21に格納されたIPストリームを一定時間毎に切り出し、当該切り出したデータに切り出し時の時刻情報を付加してファイル化した受信イメージブロックを生成する手段である。
HDD書込バッファ23は、HDD106に書込むための受信イメージブロックをバッファリングする手段で、図13におけるHDD書込バッファ103と似ているが、データをより速く処理する点で異なる。HDD読出バッファ24は、HDD106から読み出した受信イメージブロックをバッファリングする手段で、図13におけるHDD読出バッファ107と似ているが、データをより速く処理する点が異なる。セレクタ25は、受信バッファ21からの受信IPストリームとHDD106から読み出された受信イメージブロックのいずれかを選択する手段である。ストリーム分離部26は、入力される受信イメージブロックから視聴するチャンネルのIPパケットを切り出し、そのIPパケットからTTSパケットを取り出す手段である。クロック同期処理部27は、連続して入力されるTTSパケットについて、TTSのタイムスタンプに基づいて、IPパケット化やIP伝播時にTSパケットに生じた揺らぎを補正し、TSパケットを順次取り出す手段である。Dmux部110は、補正されたTSパケットから映像、音声、セクションデータ(番組属性情報)のパケットを分離し、映像、音声のストリームを生成する手段である。映像デコーダ111は、Demux110により分離生成された映像のストリームを復号し、映像信号を得る手段である。また、音声デコーダ112は、分離生成された音声のストリームを復号し、音声信号を得る手段である。セクションデータバッファ48は、分離された番組属性情報のパケットに含まれているセクションデータを一時格納する手段である。番組関連情報データベース49は、セクションデータバッファ48に一時格納されたセクションデータから番組関連情報をソフトウェアにより取得しして蓄積する手段である。なお、Demux110、映像デコーダ111、音声デコーダ112、セクションデータバッファ48、番組関連情報データベース49、番組選択部31の機能は従来用いているものと同様である。
図5は、図4の機能構成を、実際の回路レベルにブレークダウンした構成を示すブロック図である。図5において、図4と異なる符号で示された構成部分は、1Gbpsまでの性能を有するGigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)、ソフトウェアを実行するためのCPU41、CPU41が動作するために必要なメモリコントローラやDMAコントローラ機能を含んだ周辺LSI42、RAM43、HDDインタフェース部44、ストリーム処理部45、クロック同期部46、RAM47、システムバスとしてのPCIバス39である。
次に、録画機能付きデジタル放送受信機の動作について、図4の構成を主にし、図5を引用する形で説明する。まず、IPマルチキャストを受信して記録する動作を説明する。
LANインタフェース20では、IPネットワーク5(図1)内を伝播して到来した8チャンネル分の全てのIPパケットを時系列に含んだIPストリームを受信し、受信したIPストリームをそのまま順次受信バッファ21に格納する。この動作を図5でみると、LANインタフェース20はGigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)に相当する。GigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)では、Ethernet(登録商標)のMACアドレスフィルタとして、8個分のIPマルチキャストに対応したMAC宛先アドレスを予め登録しておく。なお、IPネットワーク5を伝播するIPストリームは、その過程で、IPパケットの順序の入替や間隔のばらつきなどの擾乱を受けている可能性もある。GigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)では、登録したIPマルチキャストに合致したIPストリームに対してEthernet(登録商標)としての受信処理を行うことで8個のIPマルチキャストを受信する。GigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)は、内蔵するDMA機能により転送制御を行い、受信したEthernet(登録商標)フレームを逐次受信バッファ21を構成するRAM43に格納する。
受信バッファ21では、8チャンネル分のIPストリームが混在したままのデータ状態を保持する。図5でみると、CPU41は、GigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)の制御を司っており、RAM43に格納されたフレームデータを管理している。その管理方法の具体例を図6に示す。受信状態はGigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)が規定している受信ディスクリプチェーン60により管理されており、1つのデータブロック61が、1つのEthenetフレームの状態、例えばEthernet(登録商標)フレームが格納されている受信バッファ上の先頭アドレス、フレームのサイズ、正常に受信できたか、エラーがあったかの状態といった要素を保持する。GigabitEthernetコントローラ40(Ethernetは登録商標)が受信毎にデータブロック61を追加していく一方で、その後の処理を終えたフレームに対するデータブロック61をCPU41側がはずしていくといったやりとりにより継続的な動作が行われる。
受信イメージブロック生成部28では、以上のように8チャンネル分のIPパケットが混在したままのデータ状態を保持した受信バッファ21から、格納されたIPストリームを一定時間毎に切り出し、切り出したデータに、切り出し時の時刻情報を付加した受信イメージブロックを生成する。この動作は、図5でみた場合、CPU41で実行される。この受信イメージブロックの生成方法を図7に示す。CPU41は、ある程度受信バッファ21が充足されたことを認識すると、受信バッファ21に溜まったデータを一定時間間隔、例えば1秒間隔で切り出す。切り出したデータに切り出した時の時刻情報70を付加したものを受信イメージブロック71とし、1つのファイルとして扱えるようにする。生成された受信イメージブロックは、複数のEthernet(登録商標)フレームからなり、RAM43の一領域が割り当てられたHDD書込バッファ23に一時格納される。なお、この受信イメージブロックとしては、一定時間毎に切り出す代わりに、一定サイズ毎に切り出したものに、時刻情報を付加したものとしてもよい。
DMA制御部22とIDEインタフェース105からなるHDD書込・読出部29では、HDD書込バッファ23に一旦格納された受信イメージブロックをHDD106の第1のパーティションに格納エリア管理番号順に順次記録する。図5で見た場合、CPU41からの転送指示に従って周辺LSI(DMAコントローラ)42により、RAM43のHDD書込バッファ領域にある受信イメージブロックを、HDDインタフェース部44を介して転送してHDD106に記録する。なお、例えば1週間で記録領域が一杯になった時には、時間的に古いものから消して、上書きしていく。
HDD106には一般的なHDDを用いるが、その記録構造について図8により説明する。HDDの最小管理単位はセクタ80と呼ばれる512バイトの領域からなる。さらに、データの入出力の効率化のための格納エリアとしては、複数のセクタ80で構成したクラスタ81を導入し、ファイルとしての扱いはクラスタ単位にすることが一般的である。
HDD書込・読出部29による受信イメージブロックの記録方法について図9に示す。ここでは、受信イメージブロックが一定時間単位の場合(1)と一定サイズ単位の場合(2)の例を示している。一定時間単位の場合は、時刻情報70は一定間隔毎の値となるが、サイズについてはばらばらとなる。そのため、クラスタサイズ境界に足りない部分ができたときはPADDINGがなされる。一方、一定サイズ単位の場合は、時刻情報70はとびとびの値となるが、クラスタサイズ境界とは一致する。これらの違いは、格納効率とデータサーチ時間とのトレードオフとして現れる。現実的には、IPマルチキャストによる放送はCBR(Constant Bit Rate)と呼ばれる一定レートでの配信となるケースが多いことから、どちらの方法でもあまり違いがなくなる。
図10はHDDの格納エリア管理テーブル90の一例を示すもので、受信イメージブロックの時刻情報とその格納位置を表すクラスタ番号(格納エリア管理番号)の対応付けを構成している。前述したように、時刻情報70はクラスタの先頭位置に書かれることから、連続的にサーチすることで時系列的にフレームをトレースすることは可能であるが、全チャンネル受信機が放送番組を扱うという特性面から、もうすこし大きい単位でのインデックステーブルにすれば、番組時間と番組データの対応をいち早く行うことが可能となる。この例では、小さな番組としては編成上5分程度のものが多いことから5分単位でのクラスタ位置をインデックするようにしている。
格納する際に、領域が一杯になっていた場合は、クラスタ番号の順に上書きする形で書込みを実施する。これにより、ファイルシステムを導入して領域の管理を行い、空いた領域を探してからそこに上書きするといった、HDD管理のオーバヘッドがなくなる。
次に、番組視聴に関する動作を説明する。
セレクタ25は、番組選択部31によるユーザ設定に従って、視聴するデータを、現在受信中の番組にするか、あるいはHDD106に記録した過去の番組の再生にするか切り替えるもので、現在の番組を視聴するときは経路30のデータを選択し、過去の番組を視聴するときは経路31のデータを選択する。図5でみた場合は、ユーザの設定入力に従ってCPU41が、HDD106に書き込まれた記録データの再生か、RAM43の受信データを出力させるかの制御となる。
現在受信中の番組を視聴する場合には、受信イメージブロック生成部28では、受信バッファ(RAM43)21から読み出した8チャンネルからなるIPストリームをブロック化せずにそのままセレクタ25を介してストリーム分離部26に与える。この動作は、図5でみた場合は、ソフトウェアに基づいてCPU41で実行される。
ストリーム分離部26では、入力されたIPストリームに対して、RTPヘッダ情報に基づいてRTPパケットの順序入れ替えなどを行った後、番組選択部31で設定された視聴するチャンネルのIPパケットを切り出す。この場合、各チャンネルのIPパケットはそれぞれ別々のIPマルチキャストアドレスを持つことから、該当するIPマルチキャストアドレスのみをトレースすることで、1チャンネル分のIPパケットを抽出できる。そして、1チャンネル分のIPパケットの中からRTPプロトコルでエンカプセルされたTTSパケットを抜き出す。ストリーム分離部26の動作は、図5でみた場合は、ストリーム処理部45で実行される。
クロック同期処理部27では、TTSのタイムスタンプに基づいて、IPパケット化やネットワーク伝播時にTSパケットに生じたゆらぎを補正して、元のTSパケットの時間間隔になるように制御し、さらにタイムスタンプをはずしてTSパケットを取り出す。これを図5でみた場合は、クロック同期部46において、まずRAM47で構成されたFIFO(First-In First-Out)形式のバッファにTTSパケットを格納し、送り側のクロック周波数に従属する自身のカウンタ値とタイムスタンプ値を比較し、一致したときに送り出す。その際に、TTSのタイムスタンプをはずしてTSパケットに戻す。
Demux部110以降の処理は従来と同じであるが、Demux部110では、クロック同期処理部27から入力されたTSパケットから、パケットIDにより映像、音声、セクションデータのパケットを分離する。映像、音声のTSパケットは、それぞれのデータを繋げたストリーム(Elementary Stream)に生成され、映像のストリームは映像デコーダ111へ、音声のストリームは音声デコーダ112へ出力される。また、Demux110で分離されたセクションデータはセクションデータバッファ48に一時格納される。
映像デコーダ111では、MPEG2で符号化された映像データを復号して映像信号を出力する。また、音声デコーダ112では、MPEG2−AACなどで符号化された音声データを復号して音声信号を出力する。
セクションデータバッファ48に格納されたセクションデータは、ソフトウェア処理により番組関連情報を取得して番組関連情報データベース49に蓄積され、番組選択部31で提示する番組ガイドに用いられる。
一方、記録した過去の番組を視聴する場合には、ユーザは番組選択部31を用いて、番組関連情報データベース49の番組関連情報に基づいた番組ガイドの中から視聴番組を選択する。なお、この部分については、実施の形態2で詳述する。HDD書込・読出部29では、番組選択部31から指定された番組時間に対応する受信イメージブロックを、HDD106の記録データの中から読み出してHDD読出バッファ24に一時格納する。図5でみた場合、CPU41からの番組時間の指示に従って周辺LSI(DMAコントローラ)42が読み出しを行い、RAM43の他領域が割り当てられたHDD読出バッファ24への格納を行う。
HDD読出バッファ24から読み出された受信イメージブロックは、セレクタ25を経てストリーム分離部26に転送され、以降、上述した現在受信中の番組の場合と同じ処理過程を経て、映像、音声に再生される。
以上のように、この実施の形態1によれば、IPネットワークを介して伝送される複数チャンネルのIPパケットの時系列からなるIPストリームの全てを受信し、受信したIPストリームを一定時間毎に切り出し、当該切り出したデータに切り出し時の時刻情報を付加してファイル化した受信イメージブロックを生成し、生成した受信イメージブロックを格納エリア管理番号順に従ってHDDに記録し、再生時には、指定された番組時間に対応する受信イメージブロックをHDDから読み出し、当該順次読み出した受信イメージブロックから視聴するチャンネルのIPパケットを切り出し、IPパケットからTTSパケット、TTSパケットのタイムスタンプで補正したTSパケットの順に取り出すようにしている。したがって、従来の全チャンネル録画機に比べ、チャンネル毎や番組毎に仕分けして格納しないので、仕分けのためのハードウェア量を削減することができる。また、HDDへの書込み時に、チャンネル分に分離するデータアクセスを行わず済むことから、高速なディスクインタフェースを用いなくてもよい。また、全ての録画番組を即起動可能状態で保存するようにしていないが、実際の視聴態様に十分耐えうるものとなっている。さらに、番組関連情報は事前処理データにしていないが、番組ガイドの利用の実状に照らして問題はない。
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2に係る過去の記録番組を再生する流れを示す説明図である。
全チャンネル録画機において、過去の番組を視聴する際には、過去の番組ガイドを提示して、そこから所望の番組を選択することが便利である。現在の日付が2006年3月7日とし、図11に示すように、番組選択部31の画面に2日前の2006年3月5日の番組カイドが提示させたとする。ここで、ユーザがAM8:00−9:00にチャンネル2で放送された番組Aを選択したとする。HDD書込・読出部29は、番組Aの開始時刻と格納エリア管理テーブル90のエントリを比較する。この例では、クラスタ番号#480からこの番組のデータが始まることを認識し、HDD106からの読み出しを起動する。ここで受信イメージブロックが1秒単位で構成されているとすると、HDD書込・読出部(図5の場合のCPU41で実行される制御ソフトウェアが受け持つ)29は、番組の頭が欠けないように、1秒前の2006/3/5 7:59:59の時刻情報を持つ受信イメージブロックをHDD106から探し出し、そこから番組時間分(この例では1時間分)の受信イメージブロックを連続的に読み出し、ストリーム分離部26に送る。ストリーム分離部26では、順次送られてきた受信イメージブロックからチャンネル2に割り当てられているIPマルチキャストアドレスを持つEthernet(登録商標)フレームを宛先MACアドレスから判断して抽出する。その後は、実施の形態1で説明したと同じ処理過程を経て、映像、音声の再生を実現する。
実施の形態3.
上記実施の形態1で説明したように、この録画機能付きデジタル放送受信機では8チャンネル分のIPストリームの全てを記録するが、規定の期間(例えば1週間)が過ぎれば見ていようが見ていまいが、古いものから順番に記録データは削除されるようになっている。しかしながら、ユーザとしては、永続的に残したい番組もあるわけである。そのため、この実施の形態3では、8チャンネル分全てを記録する格納エリアとは異なるエリアを設け、永続的な保管を行うようにする。異なる格納エリアの具体例としては、HDD106に複数のパーティションを区切り、永続的保管対象番組を第2のパーティション上に番組単位のファイルとして構成するようにすればよい。また、HDD106とは異なるHDDを設けるようにしてもよい。記録のタイミングとしては、過去の番組を視聴しながら、同時に記録する方法、あるいは視聴はせずにバックグランドで該当番組を抽出して記録する方法が考えられる。なお、番組毎の格納方法については、既に製品などもあるので、この発明では特に言及するものではない。
実施の形態4.
番組ガイドを作るためには番組関連情報の収集が必要となる。従来は図4に示すように実際に流れるTSに含まれているセクションデータ形式での番組関連情報をDemux110により分離し、セクションデータバッファ48を介してソフトウェアで取得し、中身を解析して番組関連情報データベース49として蓄積する方法が採られている。
ところで、番組関連情報は8日先の情報まで含んでいる。すなわち、一日前に受信し記録したIPストリームには、既に本日分の番組情報も含まれていることになる。そこで、この実施の形態4では、HDD106に記録されている受信イメージブロックから番組関連情報を抽出し、これをソフトウェア処理により解析して当該番組関連情報に含まれる未来番組の情報に基づいて番組ガイドを生成する手段を設けるようにする。この番組ガイド生成の流れを図12に例示する。HDD106をスキャンしてHDDインタフェース部44で受信イメージブロックに含まれるチャンネル毎のTSを取得する。次に、ソフトウェアDemux処理により、チャンネル毎のTSをスキャンしてセクションデータを取得し、さらにセクションデータをスキャンして、番組関連情報を抽出して番組関連情報データベース491に格納する。この処理を夜間のようなユーザが使用していない時間帯において行う。次に、番組ガイドを提示する場合は、格納された番組関連情報の中から現在の日にちを含む未来番組の情報を抜き出して番組ガイドを生成する。
以上の番組ガイド生成手段を適用することにより、ハードウェア的なDEMUXリソースを増やすことなく、全てのチャンネルの番組関連情報を効率的に抽出し蓄積することが可能となる。
実施の形態5.
過去の記録番組を視聴する際、通常速度ではなく、早送りや早戻しで画像を見るための、コマ送り再生、コマ戻し再生といった特殊再生は重要である。従来の特殊再生は、TSレベルでタイムスタンプを付与しておき、再生時にタイムスタンプを参照することで実現してきた。
上述したように、この発明では、受信したIPストリームを一定時間毎または一定サイズ毎に切り出し、切り出したデータに切り出し時の時刻情報を付加して受信イメージブロックを順次生成し記録するようにしている。したがって、TSに分離する前に、受信イメージブロックに付加された時刻情報に基づいてジャンプ先を判定できることが分かる。そこで、実施の形態5では、HDD読出バッファ24に対して特殊再生手段なるものを設ける。この特殊再生手段では、コマ送り再生またはコマ戻し再生を行う際に、HDD106から読み出した受信イメージブロックに付加された時刻情報を参照しながら、設定した時間間隔で受信イメージブロック上をスキップし、スキップ先の受信イメージブロックを抽出してストリーム分離部26に出力するように動作する。例えば、3秒毎のコマ送り再生のような場合は、現受信イメージブロックの時刻情報から3秒先の受信イメージブロックにスキップし、到達先の受信イメージブロックを取り出してストリーム分離部26に出力する。ストリーム分離部26では、入力された受信イメージブロック中の希望のチャンネルのIPストリームからTSを生成し、映像を再生するために出力する。
以上の特殊再生手段を設けることにより、わざわざ別の作業ファイルを生成する必要などがなく、特殊再生を簡易に実現することが可能となる。
IP放送の配信システムの構成を示すブロック図である。 デジタル受信機が受信するEthernet(登録商標)フレームのフォーマット例を示す説明図である。 Ethernet(登録商標)フレームにおけるIPマルチキャストアドレスとMAC宛先アドレスの関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による録画機能付きデジタル放送受信機の機能構成を示すブロック図である。 図4の録画機能付きデジタル放送受信機の機能構成を、実際の回路レベルの構成で示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る受信バッファにおけるフレームデータの管理方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る受信イメージブロックの方法を示す説明図である。 HDDの記録構造を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る受信イメージブロックの構成方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るHDDの格納エリア管理テーブルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る過去の記録番組を再生する流れを示す説明図である。 この発明の実施の形態4に係る全てのチャンネルの番組関連情報を取得する流れを示す説明図である。 従来の地上デジタル放送対応の全チャンネル録画機の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
20 LANインタフェース、21 受信バッファ、22 DMA制御部、23 HDD書込バッファ、24 HDD読出バッファ、25 セレクタ、26 ストリーム分離部、27 クロック同期処理部、28 受信イメージブロック生成部、29 HDD書込・読出部、39 PCIバス、40 GigabitEthernetコントローラ(Ethernetは登録商標)、41 ソフトウェアを実行するためのCPU、42 周辺LSI、43,47 RAM、44 HDDインタフェース部、45 ストリーム処理部、46 クロック同期部、48 セクションデータバッファ、49,491 番組関連情報データベース、106 HDD、110 Demux部、111 映像デコーダ、112 音声デコーダ。

Claims (7)

  1. IPネットワークを介して伝送される複数チャンネル分のIPパケットを時系列に含むIPストリームを全て受信するLANインタフェースと、
    前記LANインタフェースが受信したIPストリームをそのままの状態で順次格納する受信バッファと、
    前記受信バッファに格納されたIPストリームを一定時間毎に切り出し、当該切り出したデータに切り出し時の時刻情報を付加してファイル化した受信イメージブロックを生成する受信イメージブロック生成部と、
    ハードディスクドライブと、
    前記生成された受信イメージブロックを、クラスタ番号順に従って前記ハードディスクドライブに記録し、また、指定された番組時間に対応する受信イメージブロックを前記ハードディスクドライブから読み出すハードディスクドライブ書込・読出部と、
    前記ハードディスクドライブ書込・読出部が順次読み出した受信イメージブロックから視聴するチャンネルのIPパケットを切り出し、当該IPパケットから送信側でタイムスタンプが付加されたトランスポートストリームパケットを取り出すストリーム分離部と、
    前記タイムスタンプが付加されたトランスポートストリームパケットについて、当該タイムスタンプに基づいて揺らぎを補正してトランスポートストリームパケットを順次取り出すクロック同期処理部を備え、
    前記IPストリームに含まれて送信される番組関連情報を分離して格納する番組情報データベースと、
    格納された番組関連情報に基づいて過去の番組ガイドを表示し、当該番組ガイドに基づいて視聴番組の選択を行う番組選択部を備え、
    前記ハードディスクドライブ書込・読出部は、番組ガイドで所望の過去の番組が選択されると、当該過去の番組の開始時刻より少し前の時刻に記録した受信イメージブロックを探し出し、そこから番組時間分の受信イメージブロックを連続的に読み出すことを特徴とする録画機能付きデジタル放送受信機。
  2. 受信イメージブロック生成部は、IPストリームを一定時間毎に切り出す代わりに、IPストリームを一定サイズ毎に切り出すことにより受信イメージブロックを生成することを特徴とする請求項1記載の録画機能付きデジタル放送受信機。
  3. ハードディスクドライブは、記録する受信イメージブロックが一杯になった場合には、クラスタ番号順に上書きすることを特徴とする請求項1記載または請求項2記載の録画機能付きデジタル放送受信機。
  4. 受信イメージブロック生成部は、現在受信中の番組を視聴する場合には、受信バッファから読み出したIPストリームをブロック化せずにそのままストリーム分離部に与え、
    ストリーム分離部は、前記受信イメージブロック生成部から入力されたIPストリームから現在受信中の視聴するチャンネルのIPパケットを切り出し、当該IPパケットから送信側でタイムスタンプが付加されたトランスポートストリームパケットを取り出すことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の録画機能付きデジタル放送受信機。
  5. 受信した複数チャンネルの全てのIPストリームに係る受信イメージブロックを記録する同一のハードディスクドライブまたは別に設けたハードディスクドライブに第2のパーティションを構成し、読み出した前記受信イメージブロックの中から分離した特定の番組のデータを、前記第2のパーティション上に番組単位のファイルとして記録するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の録画機能付きデジタル放送受信機。
  6. ハードディスクドライブに記録した受信イメージブロックから、番組関連情報に相当する部分を抽出して解析し、当該番組関連情報に含まれる未来番組の情報に基づいて番組ガイドを生成する手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の録画機能付きデジタル放送受信機。
  7. ハードディスクドライブから読み出した受信イメージブロックに付加された時間情報を参照しながら設定した時間間隔で受信イメージブロック上をスキップし、スキップ先の受信イメージブロックを抽出してストリーム分離部に出力する特殊再生手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の録画機能付きデジタル放送受信機。
JP2006188337A 2006-07-07 2006-07-07 録画機能付デジタル放送受信機 Expired - Fee Related JP5063944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006188337A JP5063944B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 録画機能付デジタル放送受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006188337A JP5063944B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 録画機能付デジタル放送受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008017328A JP2008017328A (ja) 2008-01-24
JP5063944B2 true JP5063944B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=39073920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006188337A Expired - Fee Related JP5063944B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 録画機能付デジタル放送受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5063944B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009154529A1 (en) * 2008-06-16 2009-12-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Media stream processing
JP5027781B2 (ja) * 2008-11-13 2012-09-19 住友電気工業株式会社 映像信号送信装置及び映像信号通信システム
JP2011035455A (ja) 2009-07-29 2011-02-17 Toshiba Corp 放送録画装置および放送録画方法
JP2014013633A (ja) * 2012-07-03 2014-01-23 Sharp Corp 多チャンネル記録再生装置、その制御方法および制御プログラム、記録媒体、テレビジョン受像機

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3769412B2 (ja) * 1999-03-10 2006-04-26 株式会社リコー 録画システム
JP3675693B2 (ja) * 2000-03-30 2005-07-27 松下電器産業株式会社 ルータ装置、ネットワーク放送システム、プログラム、及び記録媒体
JP2003030927A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法
JP4136697B2 (ja) * 2002-02-21 2008-08-20 松下電器産業株式会社 録画装置、録画方法
JP4340964B2 (ja) * 2003-11-14 2009-10-07 ソニー株式会社 放送信号蓄積装置、放送信号蓄積方法及び放送信号蓄積プログラム
JP4487707B2 (ja) * 2004-09-24 2010-06-23 カシオ計算機株式会社 録画再生装置
JPWO2006033279A1 (ja) * 2004-09-24 2008-05-15 松下電器産業株式会社 データ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008017328A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6524362B1 (ja) 蓄積方法、再生方法、蓄積装置、および再生装置
JP3900050B2 (ja) データ処理装置、ビデオカメラ及びデータ処理方法
CN101212668A (zh) 信息配送装置、流记录装置、记录系统及流再生装置
EP3096533B1 (en) Communication apparatus, communication data generation method, and communication data processing method
EP1014370A2 (en) Method , recording medium , and recording, editing and recording and playback apparatus for seamless reproduction
JP5063944B2 (ja) 録画機能付デジタル放送受信機
CN100416689C (zh) 再现设备和方法以及记录介质
JP4457349B2 (ja) Mpegコンテンツの同期再生方法、クライアント端末、mpegコンテンツの同期再生プログラム
JP6957186B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体製造方法
US8380038B2 (en) Broadcasting station apparatus and recording/reproducing apparatus
US8254764B2 (en) Recording apparatus, image reproducing apparatus, and special reproduction method therefor
KR101731829B1 (ko) 디지털 영상 수신기의 디지털 콘텐츠 처리 장치 및 방법
JP2015136058A (ja) 通信装置、通信データ生成方法、および通信データ処理方法
JP4192766B2 (ja) 受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP3531434B2 (ja) 記録再生システム
US6654809B1 (en) Data processing device
US20030091331A1 (en) Method for implementing low-speed playback of a digital broadcast program
KR100431548B1 (ko) 스트림 헤더정보를 이용한 동영상 파일 재생장치
JP5071569B2 (ja) トランスポートストリーム伝送システムおよびその方法
JP4241220B2 (ja) ディジタル記録再生装置及び再生レート制御方法
JP5100852B2 (ja) デジタル信号記録再生装置および方法、デジタル信号再生装置および方法
US7206502B2 (en) Apparatus and method for recording and reproducing digital data
JP4742326B2 (ja) 放送記録再生装置および放送記録再生処理プログラム
JP2011035578A (ja) 送信装置、受信装置及び伝送システム
KR20100105701A (ko) 비디오 데이터 패킷 수신 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080701

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees