JP4551724B2 - 放送受信装置、放送受信システム、放送受信装置の制御方法、及び放送受信方法 - Google Patents

放送受信装置、放送受信システム、放送受信装置の制御方法、及び放送受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、放送受信装置、放送受信システム、放送受信装置の制御方法及び放送受信方法に関し、特に、IEEE1394を使った映像等の表示を行なうものに関する。
近年、オフィスだけではなく、家庭内のネットワーク化の実現に向け、いろいろな団体が活動を開始している。一例を挙げれば、IEEEでは、シリアルデータを高速でかつ長距離に転送する技術(IEEE1394.b)の標準化を推進している。また、VESA(Video_Electronics_Standards_Association)でも、Home_Networking_CommitteeでIEEE1394.bに基づいた通信プロトコルの検討を行なっている。
さらに、1394TA(Trade_Association)では、IEEE1394−1995規格及びその拡張規格(IEEE1394.a−2000規格など)に基づいた通信プロトコルを策定している。
一方、欧米を中心としてディジタルTVの実用化が行なわれている。このディジタルTVは、映像,音声データ等をディジタルパケット化し、従来のアナログTVの放送帯域幅と同様な帯域幅で複数の番組を同時に転送する能力を持つ。また、映像,音声のディジタル化(パケット化)により、そのデータへのアクセスがランダムにできるために、蓄積と再生とを同時に、また容易に編集や転送ができるというメリットがある。例えば、ディジタルパケット化された映像,音声データをハードディスクドライブや半導体メモリのようなランダムにアクセス可能な記憶媒体に直接記録し、その記録されたデータを再生させながら別のデータを別の記憶媒体の位置に記録する制御を行なうことが可能になる。
この上述したメリットを利用して、ディジタルTV内にランダムアクセス可能な記憶媒体が内蔵されていれば、新たな機能を実現できる。例えば、番組を視聴している時に席を外す場合、従来では、離席中の間に放送されたデータは見られなかったが、ランダムアクセス可能な記憶媒体を使えば、離席中のデータを当該記憶媒体に記録しておき、席に戻ってきたときに離席後のデータを記憶媒体から再生し、かつ再生中も連続して記憶媒体に記録し続けられるので、ユーザは放送内容を遅延させた状態でデータを見逃すことなく視聴することができる。この技術の一例としては、下記に記載の特許文献1が挙げられる。
特開平9−322085号公報
しかしながら、上述の特許文献1では、ディジタルTVを離席したユーザが再び当該ディジタルTVに戻って視聴を行なう場合は離席後の映像等を視聴することが可能であるが、離席後の映像等を視聴するためには必ず離席したディジタルTVで視聴しなければならなかった。つまり、ユーザがディジタルTVから離席し、離席先の他のディジタルTVで離席後の映像等を視聴することはできず、ユーザにおけるTVの視聴を快適に行なう上での障害となっていた。
また、複数の視聴者が映像データを蓄積する装置とサーバーの蓄積装置とを同時に利用した場合、ネットワークのバンド幅の問題が生じる。特に、IEEE1394ホームネットワークにおいては、100m以上の転送を行なうと、そのバンド幅が100Mbps程度に下がってしまう。そこで、各ディジタルTV内に受信機能及び蓄積機能を設けて、なるべくネットワーク上のデータ転送を減らす蓄積制御方法が必要となる。なお、IEEE1394ホームネットワークとは、IEEE1394−1995規格及びその拡張規格(IEEE1394.a−2000規格など)に準拠した機器から構成された家庭内のネットワークのことである。
さらに、ディジタルTVには、映像,音声データだけではなく、例えば頻繁に視聴するチャンネルの情報やディジタルTV化で実現する多チャンネルから好みの番組の選択を行なうエージェント機能の情報等の視聴を手助けするような視聴情報は、離席前とは異なるものであるため、ユーザが離席先のディジタルTVの操作で戸惑ってしまう。
本発明は、上述の問題点にかんがみてなされたものであり、ユーザがテレビジョン装置から離席し、離席先の他のテレビジョン装置で視聴を行なう場合でも、ユーザが離席先のテレビジョン装置の操作で戸惑うことなく、離席後の映像等を視聴することを可能とする放送受信装置、放送受信システム、放送受信装置の制御方法及び放送受信方法を提供することを目的とする。
本発明の放送受信装置は、ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な蓄積手段とを有する放送受信装置において、ユーザが前記放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段と、前記受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記蓄積手段に蓄積させる制御を行う制御手段と、前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを、他の放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記他の放送受信装置に通知し、前記放送受信装置と前記他の放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する接続手段と、前記接続手段により、前記他の放送受信装置と前記放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記制御手段により前記蓄積手段に蓄積された映像データを、前記他の放送受信装置に転送する転送手段と、を有することを特徴とする
本発明の放送受信システムは、ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段をそれぞれ有する第1放送受信装置及び第2放送受信装置から成る放送受信システムにおいて、前記第1放送受信装置は、前記第1放送受信装置の前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な第1蓄積手段と、ユーザが前記放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段と、前記第1受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記第1蓄積手段に蓄積させる制御を行う第1制御手段と、前記離席情報を受信した放送受信装置を検索するコマンドを、前記第2放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記第2放送受信装置に通知し、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する第1接続手段と、前記第1接続手段により、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記第1制御手段により前記第1蓄積手段に蓄積された映像データを、前記第2放送受信装置に転送する転送手段とを有し、前記第2放送受信装置は、ユーザが前記第2放送受信装置を離席先の放送受信装置として決定したことを示す着席情報を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段が前記着席情報を受信したことに応じて、前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを前記第1放送受信装置に転送し、前記第1放送受信装置の前記保持手段が保持する前記離席情報を受け取ったことに応じて、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する第2接続手段と、前記第1接続手段及び前記第2接続手段により、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記第1放送受信装置の前記転送手段から転送された前記視聴情報及び前記映像データを受信する情報受信手段とを有することを特徴とする
本発明の放送受信装置の制御方法は、ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な蓄積手段と、ユーザが放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段とを有する放送受信装置の制御方法において、前記受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記蓄積手段に蓄積させる制御を行う制御ステップと、前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを、他の放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記他の放送受信装置に通知し、前記放送受信装置と前記他の放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する接続ステップと、前記接続ステップにおいて、前記他の放送受信装置と前記放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記制御ステップにおいて前記蓄積手段に蓄積された映像データを、前記他の放送受信装置に転送する転送ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の放送受信方法は、ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段をそれぞれ有する第1放送受信装置及び第2放送受信装置から成り、前記第1放送受信装置は前記第1放送受信装置の前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な蓄積手段と、ユーザが前記放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段とを有し、前記第2放送受信装置はユーザが前記第2放送受信装置を離席先の放送受信装置として決定したことを示す着席情報を受信する第2受信手段を有する放送受信システムの放送受信方法において、前記第1受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記蓄積手段に蓄積させる制御を行う制御ステップと、前記第2受信手段が前記着席情報を受信したことに応じて、前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを、前記第2放送受信装置から前記第1放送受信装置に転送し、記コマンドを、前記第1放送受信装置が前記第2放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記第1放送受信装置から前記第2放送受信装置に通知し、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する接続ステップと、前記接続ステップにおいて、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記制御ステップにおいて前記蓄積手段に蓄積された映像データを、前記第1放送受信装置から前記第2放送受信装置に転送する転送ステップと、前記転送ステップにおいて転送された前記視聴情報及び前記映像データを前記第2放送受信装置が受信する情報受信ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがテレビジョン装置から離席し、離席先の他のテレビジョン装置でコンテンツの視聴を行なう場合でも、離席後の遅延による映像等を視聴することできる。また、ユーザが過去に視聴したチャネル情報や前記ユーザの好みの番組を選択するためのチャネル情報を記憶し、これらのチャネル情報をリモコンで制御できるようにしたので、ユーザが離席先のテレビジョン装置の操作で戸惑うことなく視聴を行なうことができる。
図1は、本発明の実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの概略構成図である。
図1に示した本実施形態のネットワークテレビジョンシステムは、ネットワーク上に2つのAV機器(図中番号1、101)が接続された例を示している。また、本実施形態のネットワークテレビジョンシステムは、IEEE1394−1995規格及びその拡張規格(IEEE1394.a−2000規格など)を利用したシステムであるが、本発明はこれに限ったものではなく、データ転送スピードをノード間で変更でき、転送時間帯域が保証できるネットワークであれば有効である。また、AV機器は、3つ以上の複数であってもよい。
−各構成部の説明−
以下、図1に示したネットワークテレビジョンシステムの各構成部の説明を行なう。
本実施形態のネットワークテレビジョンシステムは、ユーザAが使用していた離席元のデジタルテレビジョン装置1(以下、ディジタルTV1)と、ユーザAがディジタルTV1を離席して移動した離席先のデジタルテレビジョン装置101(以下、ディジタルTV101)とを含み構成されている。
チューナ部2は、ディジタル放送を受信するものであり、ディジタル放送の選局、A/Dの変換、所望の誤り訂正等を行なう。切り替えスイッチ部3は、チューナ2から出力されるMPEG2_TS(トランスポートストリーム)と蓄積部5からの出力データを表示部4、蓄積部5または1394I/F部10に送るためのものである。1394I/F部10は、IEEE1394−1995規格及びその拡張規格(IEEE1394.a−2000規格など)に準拠するものである。ここで、MPEG2_TSは、複数の映像、音声、データがパケット化(188バイト単位)され、かつ多重化されているディジタルデータビットストリームである。
図2は、表示部4の概略構成図である。
図2に示すように、表示部4は、MPEG2_TSデータを映像、音声データ等に分離するデマルチプレクサ201と、MPEGビデオデコーダ202と、MPEGオーディオデコーダ205と、オーディオ出力装置206と、表示デバイスインタフェース203と、表示デバイス204とを有して構成されている。
蓄積部5は、MPEG2_TSデータを一時的に蓄積する部分である。図3に、蓄積部5の概略構成図を示す。
図3に示すように、蓄積部5は、蓄積用の記録デバイスインタフェース301と、記録デバイス302とを有して構成されている。この蓄積部5は、MPEG2_TSデータの入出力を独立して同時に行なえる機能を有しており、記録デバイス302に書き込みながら、すでに記録されたMPEG2_TSデータを読み出すことができる。また、この記録デバイス302は、ハードディスクドライブでも、DVDでも、半導体メモリでも良い。
メモリ6,メモリ7は、ユーザが過去に視聴した時のチャネル選択情報や、好きなチャンネルを簡単に呼び出すためのチャネルデータ等の上述した視聴情報を格納するためのものである。メモリ6及びメモリ7には、ユーザが選択したリモコン9からのチャネル情報がリモコン受信部8を介して入力され蓄積される。このユーザが選択したリモコン9からのチャネル情報の蓄積は、メモリ6とメモリ7のどちらか一方に対して行なわれるようにスイッチ手段が設けられている。
1394I/F部10は、MPEG2_TSのデータをIEC61883−1,4で定めたプロトコルにより他のAV機器にパケット化して転送する手段(図4の404)を有するとともに、メモリ6,メモリ7の各視聴情報を1394TAで策定されたAsynchronous Connectionプロトコル(参考文献:TA Document 1998016, AV/C Compatible Asynchronous Serial Bus Connections)により転送する手段(図4の401)を有している。図4に、1394I/F部10の概略構成図を示す。
制御部11は、リモコン受信部8で検出した離席情報や着席情報により、ディジタルTV1内のスイッチ制御を行ない、また、時間や離席元フラグ等のデータ格納及び制御を行なうものである。さらに、制御部11は、ユーザの離席先である他のディジタルTV101を検出するテレビジョン装置検出手段も有する。時計12は、蓄積部5で蓄積をはじめた時間等を測定するためのものである。
上記では、ディジタルTV1の各構成部の説明を行ったが、ディジタルTV101においても同様の構成であり、具体的には、ディジタルTV1における2〜12の各構成がそれぞれディジタルTV101における102〜112に相当する。
(1)ユーザが離席先未定で離席をした場合
図5は、本実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの第1の制御方法を説明するためのフローチャートである。第1の制御方法では、ユーザが離席先未定で離席をした場合の制御方法について説明する。
図1は、ユーザAがディジタルTV1でコンテンツを視聴している状態を示している図であり、このユーザAは、チューナ2で受信するMPEG2_TSデータから所望の映像データ、音声データ等を表示部4により選択し表示させている。このとき、視聴情報はメモリ6に蓄積されている。
まず、ユーザAが何らかの理由で離席しなければならないときに、ユーザAがリモコン9を通じてディジタルTV1に離席情報を通知する(ステップS501)。このとき、ユーザAの離席情報は、リモコン操作による通知以外に、例えばディジタルTV1に装着されたテレビカメラにより視聴位置の映像を撮影し、ディジタルTV1がユーザAの映像が消失したことを認識して自動的に離席情報を受信する構成であってもよい。続いて、制御部11において、リモコン受信部8から離席情報(離席先未定)を受け取ると、図6に示すように切り替えスイッチ部3を蓄積部5側と接続するように動作させ、ユーザAが視聴していた映像、音声の続きを蓄積部5に記憶する(ステップS502)。ここで、MPEG2_TSは、上述のように蓄積部5に記憶されるとともに、別のユーザBが所望の映像、音声データを選択し、視聴できるよう表示部4に表示する。
また、図6に示すように視聴情報を蓄積するスイッチは、メモリ7の方に切り替えられる。そして、ユーザBは、新規の視聴情報に基づきチャンネル選択の支援が受けられるようになる。このとき、1394I/F部10を介して他のAV機器からユーザB用の視聴情報をダウンロードしても良いし、メモリ6に記憶されているユーザAの視聴情報をメモリ7にコピーして使用しても良い。
続いて、制御部11において、蓄積部5に蓄積を開始した時刻「ta」を時計12で計測し、その時刻情報をメモリ6に格納する(ステップS503)。続いて、制御部11内において、離席元であることを示すフラグを立てる(ステップS504)。このフラグおよび時間情報は、1394I/F部10を介して入力されるステータスコマンドにより読み出すことができる。
続いて、ユーザAが離席先を決定し、離席先のディジタルTV101のリモコン109から着席信号入力があるか否かを判断する(ステップS505)。この判断は制御部111で行われ、この判断の結果、離席先のディジタルTV101のリモコン109から着席信号入力があると判断された場合には、ステップS506に進む。一方、ステップS505この判断の結果、離席先のディジタルTV101のリモコン109から着席信号入力がないと判断された場合には、着席信号入力があるまで、ステップS505で待機する。このとき、ユーザAの着席情報は、リモコン操作による通知以外に、例えばディジタルTV101に装着されたテレビカメラにより視聴位置の映像を撮影し、ディジタルTV101がユーザAの映像が撮影されたことを認識して自動的に着席情報を得る構成であってもよい。
続いて、離席先のディジタルTV101の制御部111において、離席元を探すためにIEEE1394のAsynchronous転送によって離席元フラグがレスポンスとして返ってくるステータスコマンドをIEEE1394ネットワーク上のすべてのノードに対して、順次またはブロードキャストで転送する(ステップS506)。
続いて、制御部111において、離席元フラグが見つかったか否かを判断する(ステップS507)。この判断の結果、離席元フラグが見つかったと判断された場合には、ステップS508に進む。一方、ステップS507の判断の結果、離席元フラグが見つからなかったと判断された場合には、ステップS506に戻る。
続いて、ステータスコマンドに対するレスポンス情報内に離席元フラグが返ってきたノード(ディジタルTV1)に対して、IEC61883−1仕様に基づき、Isochronousプラグを結ぶ(ステップS508)。続いて、離席元フラグを有するノード(ディジタルTV1)に対して、1394TAで定められたAsynchronous Connection仕様に基づき、Asynchronousプラグを結ぶ(ステップS509)。これにより、本実施形態では、ディジタルTV1とディジタルTV101間のノードで両方のプラグを結ぶことになる。
続いて、図4に示した1394I/F部10内のAsynchronous Connection制御部401を用いて、メモリ6の離席元の視聴情報をディジタルTV101内のメモリ106に転送する(ステップS510)。
続いて、ディジタルTV101では、チューナ102からのMPEG2_TSを蓄積部105に蓄積し始める(ステップS511)。続いて、この蓄積開始情報をコントロールコマンドでIEEE1394を介して、IEC61883−1で定められたFCP(Function_Contorol_Protocol)コマンドフレームに適した形でAsynchronous転送する(ステップS512)。この場合の動作状態を図7に示す。
続いて、ディジタルTV1では、上述した蓄積開始情報のコントロールコマンドを受け取った時刻「tb」を制御部11内に記録する(ステップS513)。続いて、制御部11において、時刻「tb」と時刻「ta」との時間差「tint」を算出し、IEEE1394を介して、算出した時間差の値「tint」を上述したコントロールコマンドのレスポンスとしてディジタルTV101に対して、FCPコマンドフレームに適した形でAsynchronous転送する(ステップS514)。
続いて、ディジタルTV101では、制御部111において、ディジタルTV1から転送された時間差「tint」と時計112の時刻とを加算して、その時刻を「Tend」とする(ステップS515)。ここで、仮に、ステップS511〜ステップS515までのプロセスで転送エラー等が生じ、ステップS511〜ステップS515の間でtlimit(ms)以上経過してしまった場合には、再度ステップS511の処理からやり直す。このtlimitは、1394I/F部(10,110)で可変できる。
続いて、ディジタルTV1では、チューナ2からの蓄積部5への蓄積を中止し、また、ディジタルTV1とディジタルTV101との間を結んだIsochronousプラグ(IEC61883−1仕様に基づく)を使って、蓄積部5に蓄積されたMPEG2_TSデータを表示部104に転送する(ステップS516)。この転送は、時刻「tend」になるまで続けられる。
続いて、時刻「tend」になったか否かを判断する(ステップS517)。この判断の結果、時刻「tend」になったと判断された場合には、ステップS518に進む。一方、ステップS517の判断の結果、時刻「tend」になっていないと判断された場合には、時刻「tend」になるまでステップS519で待機する。
続いて、時刻「tend」になった後、蓄積部5からのデータ転送を中止して、蓄積部105から、時刻tb(ディジタルTV1での時刻)以降に蓄積されたMPEG2_TSデータを表示部104に転送する(ステップS518)。このとき、蓄積部105に対して行なわれているMPEG2_TSデータの書き込み(蓄積)は、継続させておく。この場合の動作状態を図8に示す。
続いて、ユーザAがコンテンツの視聴を止めるか否かを判断する(ステップS519)。この判断の結果、ユーザAが視聴を止めると判断された場合には、ステップS520に進む。一方、ステップS519の判断の結果、ユーザAが視聴を止めないと判断された場合には、ユーザAが視聴を止めると判断するまで、ステップS519で待機する。
続いて、ユーザAが視聴を止めると判断された場合に、蓄積部105への蓄積は中止され、ディジタルTV1とディジタルTV101との間で結ばれていたプラグも非接続される(ステップS520)。
(2)ユーザが離席先未定で離席した場合において離席先に蓄積部がない場合
図9は、本実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの第2の制御方法を説明するためのフローチャートである。第2の制御方法では、ユーザが離席先未定で離席した場合において離席先に蓄積部がない場合の制御方法について説明する。
図1は、ユーザAがディジタルTV1を使用してTVを見ている状態を示している図であり、このユーザAは、チューナ2で受信するMPEG2_TSデータから所望の映像データ、音声データ等を表示部4により選択し表示させている。このとき、視聴情報はメモリ6に蓄積されている。
まず、ユーザAが何らかの理由で離席しなければならないときに、ユーザAがリモコン9を通じてディジタルTV1に離席情報を通知する(ステップS901)。続いて、制御部11において、リモコン受信部8から離席情報(離席先未定)を受け取ると、図10に示すように切り替えスイッチ部3を蓄積部5側と接続するように動作させ、ユーザAが視聴していた映像、音声の続きを蓄積部5に記憶する(ステップS902)。ここで、MPEG2_TSは、上述のように蓄積部5に記憶されるとともに、別のユーザBが所望の映像、音声データを選択し、視聴できるよう表示部4に表示する。
また、視聴情報を蓄積するスイッチは、メモリ7の方に切り替えられる。そして、ユーザBは、新規の視聴情報に基づきチャンネル選択の支援が受けられるようになる。このとき、1394I/F部10を介して他のAV機器からユーザB用の視聴情報をダウンロードしても良いし、メモリ6に記憶されているユーザAの視聴情報をメモリ7にコピーして使用しても良い。続いて、制御部11内において、離席元であることを示すフラグを立てる(ステップS903)。このフラグは、1394I/F部10を介して入力されるステータスコマンドにより読み出すことができる。この場合の動作状態を図10に示す。
続いて、ユーザAが離席先を決定し、離席先のディジタルTV101のリモコン109から着席信号入力があるか否かを判断する(ステップS904)。この判断は制御部111で行われ、この判断の結果、離席先のディジタルTV101のリモコン109から着席信号入力があると判断された場合には、ステップS905に進む。一方、ステップS904この判断の結果、離席先のディジタルTV101のリモコン109から着席信号入力がないと判断された場合には、着席信号入力があるまで、ステップS904で待機する。
続いて、離席先のディジタルTV101の制御部111において、離席元を探すためにIEEE1394のAsynchronous転送によって離席元フラグがレスポンスとして返ってくるステータスコマンドをIEEE1394ネットワーク上のすべてのノードに対して、順次またはブロードキャストで転送する(ステップS905)。
続いて、制御部111において、離席元フラグが見つかったか否かを判断する(ステップS906)。この判断の結果、離席元フラグが見つかったと判断された場合には、ステップS907に進む。一方、ステップS906の判断の結果、離席元フラグが見つからなかったと判断された場合には、ステップS905に戻る。
続いて、ステータスコマンドに対するレスポンス情報内に離席元フラグが返ってきたノード(ディジタルTV1)に対して、IEC61883−1仕様に基づき、Isochronousプラグを結ぶ(ステップS907)。続いて、離席元フラグを有するノード(ディジタルTV1)に対して、1394TAで定められたAsynchronous Connection仕様に基づき、Asynchronousプラグを結ぶ(ステップS908)。これにより、本実施形態では、ディジタルTV1とディジタルTV101間のノードで両方のプラグを結ぶことになる。
続いて、図4に示した1394I/F部10内のAsynchronous Connection制御部401を用いて、メモリ6の離席先の視聴情報をディジタルTV101内のメモリ106に転送する(ステップS909)。
続いて、ディジタルTV101で蓄積部5を制御可能なコマンドを受け付けるか否かが不明の場合には、ディジタルTV1からディジタルTV101に対してIEEE1394を介してSPECIFIC_INQUIRYコマンドを発行し(ステップS910)、ディジタルTV101において蓄積部5を起動させるコントロールコマンドが有効か否かを判断する。本実施形態では、ディジタルTV101内に蓄積部が存在しないため、ディジタルTV1はディジタルTV101から「NOT_IMPLEMENTED」のレスポンスを受信することになる(ステップS911)。
続いて、チューナ2からMPEG2_TSデータの蓄積部5への蓄積を継続したまま、ディジタルTV1とディジタルTV101との間を結んだIsochronousプラグ(IEC61883−1仕様に基づく)を使って、蓄積部5に蓄積されてきたMPEG2_TSデータを順次、表示部104に転送する(ステップS912)。この場合の動作状態を図11に示す。
続いて、ユーザAが視聴を止めるか否かを判断する(ステップS913)。この判断の結果、ユーザAが視聴を止めると判断された場合には、ステップS914に進む。一方、ステップS913の判断の結果、ユーザAが視聴を止めないと判断された場合には、ユーザAが視聴を止めると判断するまで、ステップS913で待機する。
続いて、ユーザAが視聴を止めると判断された場合に、蓄積部5への蓄積は中止され、ディジタルTV1とディジタルTV101との間で結ばれていたプラグも非接続される(ステップS914)。
(3)ユーザが離席先を確定して離席した場合
図12は、本実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの第3の制御方法を説明するためのフローチャートである。第3の制御方法では、ユーザが離席先を確定して離席した場合の制御方法について説明する。
図13は、ユーザAがディジタルTV1を使用してTVを見ている状態を示している図であり、このユーザAは、チューナ2で受信するMPEG2_TSデータから所望の映像データ、音声データ等を表示部4により選択し表示させている。このとき、視聴情報はメモリ6に蓄積されている。
まず、ユーザAが何らかの理由で離席しなければならないときに、ユーザAの離席先があらかじめ分かっているので、ユーザAがリモコン9を通じて離席先情報(ディジタルTV101のノード)をディジタルTV1に通知する(ステップS1201)。続いて、制御部11において、リモコン受信部8から離席先情報を受け取ると、図13に示すように切り替えスイッチ部3をそのままにしておき、チューナ2からの出力を表示部4に入力させ、別のユーザBが所望の映像、音声データを選択し、視聴できるよう表示部4に表示する(ステップS1202)。
また、視聴情報を蓄積するスイッチは、メモリ7の方に切り替えられる。そして、ユーザBは、新規の視聴情報に基づきチャンネル選択の支援が受けられるようになる。このとき、1394I/F部10を介して他のAV機器からユーザB用の視聴情報をダウンロードしても良いし、メモリ6に記憶されているユーザAの視聴情報をメモリ7にコピーして使用しても良い。
続いて、図4に示した1394I/F部10内のAsynchronous Connection制御部401を用いて、メモリ6の離席先の視聴情報とユーザAが視聴していたチャンネル情報をディジタルTV101内のメモリ106に転送する(ステップS1203)。
一方、ユーザAが視聴していた視聴内容の続きは、離席先があらかじめ分かっているので、離席先の蓄積部105を使用する。一般に、IEEE1394でデータを転送する場合、その転送距離が長いほど、転送スピードが遅くなる。また、IEEE1394ネットワーク上のデータ転送量には上限があるため、転送量は少ない方が望ましい。
続いて、ディジタルTV1は、ディジタルTV101の蓄積部105を起動させるために、IEEE1394を介してディジタルTV101にコントロールコマンドを発行する(ステップS1204)。このコントロールコマンドは、IEC61883−1で規定されるFCPのコマンドフレームに準拠している。
続いて、ディジタルTV101で蓄積部5を制御可能なコマンドを受け付けるか否かが不明の場合には、ディジタルTV1からディジタルTV101に対してIEEE1394を介してSPECIFIC_INQUIRYコマンドを発行し、ディジタルTV101において蓄積部5を起動させるコントロールコマンドが有効か否かを判断する(ステップS1205)。この判断の結果、ディジタルTV101から「IMPLEMENTED」のレスポンスを受信し、コントロールコマンドが有効であると判断された場合には、ステップS1206に進む。一方、ステップS1205の判断の結果、ディジタルTV101から「NOT_IMPLEMENTED」のレスポンスを受信し、コントロールコマンドが有効でないと判断された場合には、図9のステップS911の処理に進む。
ディジタルTV101から「IMPLEMENTED」のレスポンスを受信し、コントロールコマンドが有効であると判断された場合には、続いて、ディジタルTV1からMPEG2_TSをディジタルTV101のチューナ102に送信し、ユーザAが視聴していた続きの映像、音声データを蓄積部105に書き込ませる(ステップS1206)。この場合の動作状態を図14に示す。
続いて、ユーザAが離席先に着いたことを通知するために、リモコン109を使用してディジタルTV101に着席信号を送信する(ステップS1207)。続いて、蓄積部105に蓄積されていたMPEG2_TSデータを表示部104に転送する(ステップS1208)。このとき、蓄積部105に対して行なわれているMPEG2_TSデータの書き込み(蓄積)は、継続させておく。この場合の動作状態を図15に示す。
続いて、ユーザAが視聴を止めるか否かを判断する(ステップS1209)。この判断の結果、ユーザAが視聴を止めると判断された場合には、ステップS1210に進む。一方、ステップS1209の判断の結果、ユーザAが視聴を止めないと判断された場合には、ユーザAが視聴を止めると判断するまで、ステップS1209で待機する。
続いて、ユーザAが視聴を止めると判断された場合に、蓄積部105への蓄積は中止され、ディジタルTV1とディジタルTV101との間で結ばれていたプラグも非接続される。
前述した実施形態によるネットワークテレビジョンシステムを構成する各手段、並びにネットワークテレビジョンシステムの制御方法の各ステップ(図5のステップS501〜ステップS520、図9のステップS901〜ステップS914、図12のステップS1201〜ステップS1210)は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介してコンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外にフレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより前述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて前述の実施形態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
本発明の実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの概略構成図である。 表示部の概略構成図である。 蓄積部の概略構成図である。 1394I/F部の概略構成図である。 本実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの第1の制御方法を説明するためのフローチャートである。 第1の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 第1の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 第1の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 本実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの第2の制御方法を説明するためのフローチャートである。 第2の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 第2の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 本実施形態におけるネットワークテレビジョンシステムの第3の制御方法を説明するためのフローチャートである。 第3の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 第3の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。 第3の制御方法におけるネットワークテレビジョンシステムの動作を説明する概略構成図である。
符号の説明
1 離席元のデジタルテレビジョン装置
101 離席先のデジタルテレビジョン装置
2、102 チューナ部
3、103 切り替えスイッチ
4、104 表示部
5、105 蓄積部
6、106 メモリ
7、107 メモリ
8、108 リモコン受信部
9、109 リモコン
10、110 1394I/F部
11、111 制御部
12、112 時計

Claims (5)

  1. ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な蓄積手段とを有する放送受信装置において、
    ユーザが前記放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段と、
    前記受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記蓄積手段に蓄積させる制御を行う制御手段と、
    前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを、他の放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記他の放送受信装置に通知し、前記放送受信装置と前記他の放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する接続手段と、
    前記接続手段により、前記他の放送受信装置と前記放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記制御手段により前記蓄積手段に蓄積された映像データを、前記他の放送受信装置に転送する転送手段と、を有することを特徴とする放送受信装置。
  2. ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段をそれぞれ有する第1放送受信装置及び第2放送受信装置から成る放送受信システムにおいて、
    前記第1放送受信装置は、
    前記第1放送受信装置の前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な第1蓄積手段と、
    ユーザが前記放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段と、
    前記第1受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記第1蓄積手段に蓄積させる制御を行う第1制御手段と、
    前記離席情報を受信した放送受信装置を検索するコマンドを、前記第2放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記第2放送受信装置に通知し、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する第1接続手段と、
    前記第1接続手段により、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記第1制御手段により前記第1蓄積手段に蓄積された映像データを、前記第2放送受信装置に転送する転送手段とを有し、
    前記第2放送受信装置は、
    ユーザが前記第2放送受信装置を離席先の放送受信装置として決定したことを示す着席情報を受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記着席情報を受信したことに応じて、前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを前記第1放送受信装置に転送し、前記第1放送受信装置の前記保持手段が保持する前記離席情報を受け取ったことに応じて、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する第2接続手段と、
    前記第1接続手段及び前記第2接続手段により、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記第1放送受信装置の前記転送手段から転送された前記視聴情報及び前記映像データを受信する情報受信手段とを有することを特徴とする放送受信システム。
  3. 前記第2放送受信装置は、前記第2放送受信装置の前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な第2蓄積手段と、
    前記第2受信手段が前記着席情報を受信したことに応じて、前記転送手段から転送された前記視聴情報に応じた映像データを、前記第2蓄積手段に蓄積する制御を行う第2制御手段とを更に有し、
    前記第2制御手段により前記第2蓄積手段で前記映像データの蓄積が開始されたことに応じて、前記第1制御手段は前記第1蓄積手段への映像データの蓄積を終了する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の放送受信システム。
  4. ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な蓄積手段と、ユーザが放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段とを有する放送受信装置の制御方法において、
    前記受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記蓄積手段に蓄積させる制御を行う制御ステップと、
    前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを、他の放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記他の放送受信装置に通知し、前記放送受信装置と前記他の放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する接続ステップと、
    前記接続ステップにおいて、前記他の放送受信装置と前記放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記制御ステップにおいて前記蓄積手段に蓄積された映像データを、前記他の放送受信装置に転送する転送ステップと、を有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。
  5. ユーザが選択したチャンネルの放送に係る映像データを受信する放送受信手段をそれぞれ有する第1放送受信装置及び第2放送受信装置から成り、前記第1放送受信装置は前記第1放送受信装置の前記放送受信手段で受信した映像データを蓄積可能な蓄積手段と、ユーザが前記放送受信装置から離席することを示す離席情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段が受信した前記離席情報を保持する保持手段とを有し、前記第2放送受信装置はユーザが前記第2放送受信装置を離席先の放送受信装置として決定したことを示す着席情報を受信する第2受信手段を有する放送受信システムの放送受信方法において、
    前記第1受信手段が前記離席情報を受信したことに応じて、ユーザが選択していたチャンネルの映像データを、前記蓄積手段に蓄積させる制御を行う制御ステップと、
    前記第2受信手段が前記着席情報を受信したことに応じて、前記離席情報を保持する放送受信装置を検索するコマンドを、前記第2放送受信装置から前記第1放送受信装置に転送し、記コマンドを、前記第1放送受信装置が前記第2放送受信装置から受けたことに応じて、前記保持手段が保持する前記離席情報を前記第1放送受信装置から前記第2放送受信装置に通知し、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態を確立する接続ステップと、
    記接続ステップにおいて、前記第1放送受信装置と前記第2放送受信装置との間でデータ転送可能な接続状態が確立されたことに応じて、前記ユーザが選択していたチャンネルを示す視聴情報、及び前記制御ステップにおいて前記蓄積手段に蓄積された映像データを、前記第1放送受信装置から前記第2放送受信装置に転送する転送ステップと、
    前記転送ステップにおいて転送された前記視聴情報及び前記映像データを前記第2放送受信装置が受信する情報受信ステップとを有することを特徴とする放送受信方法。
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