JP4403667B2 - ネットワーク利用時の番組出力方法及びネットワーク接続機能を有した受信装置 - Google Patents

ネットワーク利用時の番組出力方法及びネットワーク接続機能を有した受信装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワーク利用時の番組出力方法及びネットワーク接続機能を有した受信装置に関する。詳しくは、ネットワークを介して情報入出力処理が開始されたときには、放送番組に代えて情報入出力処理に関する画像や音声の出力を行うと共に、放送番組から広告番組部分を除いて記録媒体に記録するものとし、情報入出力処理が終了したときには、記録媒体に記録した番組を再生して出力すると共に、記録した番組の再生が完了したときには、出力する番組を記録した番組から放送番組に切り換えるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク例えばインターネットの普及に伴い、インターネットを介して種々の情報を提供するサービスが行われている。このインターネットを介した情報サービスを利用するため、コンピュータ装置を用いて情報閲覧用プログラムを実行させることにより、情報提供側に対して情報の送信要求を行うものとしたり、供給された情報をコンピュータ装置の画面上に表示することが行われている。さらに、供給された情報をハード・ディスク装置等に記憶させることも行われている。
【0003】
また、コンピュータ装置を操作することができないような人でも、インターネットを介した情報サービスを利用できるように、例えばテレビジョン装置のような受信装置にネットワークへの接続機能を持たせて、このテレビジョン装置の画面上にWWW(World Wide Web)のホームページ画像を表示したり、電子メールの送受信を行い受信した電子メールの内容をテレビジョン装置の画面上に表示することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、番組の視聴中に番組に関する情報の提供先を示すURL(Uniform Resource Locator)が画面上に表示されて、この情報提供先から情報を入手するものとした場合、番組の視聴を中断してURLの入力操作や入手した情報の把握等を行わなければならない。このように情報入手操作や情報の確認を行っているときには、番組の視聴が中断されてしまうことから、番組内容を把握できなくなってしまうおそれがある。
【0005】
また、番組の視聴を中断しないように、コマーシャル期間中に情報の入手を行うものとしたときには、コマーシャル終了時に所望の情報の入手を完了していない場合があり、このような場合には、情報の入手処理を再度行う必要が生ずることから使い勝手が悪い。
【0006】
そこで、この発明では、番組の視聴を中断して情報の入手や入手された情報の確認を行っても、視聴を中断した番組を中断位置から引き続き視聴できる番組再生方法及び受信装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るネットワーク利用時の番組出力方法は、ネットワークを介して情報入出力処理が開始されたときには、放送番組に代えて情報入出力処理に関する画像や音声の出力を行うと共に、放送番組から広告番組部分を除いて記録媒体に記録するものとし、情報入出力処理が終了したときには、記録媒体に記録した番組を再生して出力すると共に、該記録した番組の再生が完了したときには、出力する番組を記録した番組から放送番組に切り換えるものである。
【0008】
また、ネットワーク接続機能を有した受信装置は、放送信号を受信して番組信号を得る受信手段と、ネットワークとの接続を行うネットワーク接続手段と、番組信号から広告番組部分を除いて記録すると共に、記録された番組信号を再生する信号記録再生手段と、番組出力を行う出力手段と、出力手段に供給する信号の切り換えを行う信号切換手段と、ネットワーク接続手段と信号記録再生手段と信号切換手段の動作を制御する制御手段とを有し、制御手段では、ネットワーク接続手段を用いて情報入出力処理を開始したとき、信号切換手段によって、受信手段で得られた番組信号に代えて情報入出力処理に関する画像や音声の出力用信号を出力手段に供給すると共に、信号記録再生手段によって受信手段で得られた番組信号を記録するものとし、情報入出力処理が終了したとき、信号記録再生手段によって記録した番組信号を再生すると共に、該再生された番組信号を信号切換手段によって出力手段に供給すると共に、該記録した番組信号の再生が完了したときには、受信手段で得られた番組信号を信号切換手段によって出力手段に供給するものである。
【0009】
この発明においては、例えばテレビジョン放送番組の視聴中に、インターネットを介して情報入出力処理が開始されたときには、インターネットを介して入手した情報を画像や音声で出力すると共に、放送番組が広告番組部分を除いて記録媒体に記録される。インターネットの利用が終了したときには、記録媒体に記録された番組が再生されると共に、記録された番組の再生が完了したときに、出力される番組が記録された番組から放送番組に切り換えられる。また、記録されている番組から放送番組への切換時に、広告番組部分の終了まで、予め設定された静止画像や記録された番組の再生完了時の画像が出力される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1はネットワーク接続機能を有した受信装置、例えばインターネットに接続可能なテレビジョン装置の構成を示している。
【0011】
アンテナ21で放送信号を受信して得られた信号はチューナ部22に供給される。なお、放送信号は、地上波放送だけでなく衛星放送の放送信号やケーブルテレビジョンからの配信番組の信号等であっても良い。チューナ部22では、後述する動作制御部40からバス50を介して供給された選局制御信号CTtuに基づいて所望のチャネルの信号を選択して中間周波信号IFを生成する。この生成された中間周波信号IFは信号処理部23に供給される。
【0012】
信号処理部23では、供給された中間周波信号IFの増幅や検波等を行いアナログの映像信号Svと音声信号Saを生成する。この生成された映像信号Svと音声信号Saは、ディジタル変換処理部24と信号切換部25に供給される。また、ディジタル変換処理部24では、音声信号Saがモノラル音声,ステレオ音声,二か国語音声のいずれの音声モードであるかを示す音声判別信号AMwを生成して、動作制御部40に供給する。
【0013】
ディジタル変換処理部24では、アナログの映像信号Svから例えば輝度信号と色差信号で構成されるディジタルの画像信号DWvを生成する。また、アナログの音声信号Saをディジタルの音声信号DWaに変換する。このディジタル変換処理部24で得られた画像信号DWvと音声信号DWaは、バス50を介して圧縮伸長処理部31に供給される。
【0014】
圧縮伸長処理部31では、画像信号DWvや音声信号DWaに対して、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)規格に基づく符号化を行い、画像符号化信号EWvと音声符号化信号EWaを生成する。この画像符号化信号EWvと音声符号化信号EWaは、バス50を介してHDD(Hard Disk Drive)インタフェース部32に供給される。また、圧縮伸長処理部31では、HDDインタフェース部32から画像符号化信号ERvと音声符号化信号ERaが供給されたときには、この画像符号化信号ERvと音声符号化信号ERaの復号化を行い画像信号DRvと音声信号DRaを生成する。この画像信号DRvと音声信号DRaはアナログ変換処理部35に供給される。
【0015】
HDDインタフェース部32にはハード・ディスク装置(HDD)33が接続されており、圧縮伸長処理部31から供給された画像符号化信号EWvと音声符号化信号EWaをハード・ディスク装置33に記録する処理を行う。また、ハード・ディスク装置33に記録された符号化信号を読み出す処理を行い、ハード・ディスク装置33から読み出した画像符号化信号ERvと音声符号化信号ERaを圧縮伸長処理部31に供給する。
【0016】
アナログ変換処理部35では、ディジタルの画像信号DRvと音声信号DRaをアナログの映像信号SRvと音声信号SRaに変換して、映像信号SRvと音声信号SRaを信号切換部25に供給する。
【0017】
信号切換部25では、動作制御部40からの切換制御信号CTsに基づき信号処理部23から供給された映像信号Svと音声信号Sa、あるいはアナログ変換処理部35から供給された映像信号SRvと音声信号SRaのいずれかを選択する。この信号切換部25で選択された映像信号は、映像出力信号SSvとして表示駆動部36に供給される。また、信号切換部25で選択された音声信号は、音声出力信号SSaとして音声調整部37に供給される。
【0018】
表示駆動部36では、映像出力信号SSvに基づき表示駆動信号Pvを生成して画像出力部38に供給することにより、画像出力部38の画面上に映像出力信号SSvに基づいた画像を表示する。
【0019】
音声調整部37では、音声出力信号SSaの信号レベルを調整して音声出力部39に供給することにより、音声出力信号SSaに基づく音声を所望の音声レベルで出力する。
【0020】
バス50には、メモリ41や操作部42が接続されており、メモリ41では後述するネットワーク接続部45を介して入手した種々の情報を記憶する。また、操作部42では、キー操作に応じた操作信号PSkを生成して動作制御部40に供給する。
【0021】
さらに、バス50には、ネットワークを介して情報の入出力を行うためのネットワーク接続部45や、テレビジョン装置の機能等を拡張する拡張モジュール60を接続するためのコネクタ46が接続される。
【0022】
ネットワーク接続部45では、ネットワークを介して通信を行う際に、予め定められたプロトコルの信号に変換する処理を行う。例えば、インターネットを介して通信を行う場合には、TCP/IPプロトコルの信号としてネットワーク上の機器との通信を行う。また、ネットワーク接続部45では、インターネットサービスプロバイダを介してネットワークと接続する場合、インターネットサービスプロバイダへの接続処理やインターネットサービスプロバイダとの認証処理等を行うと共に、電子メールの着信を検出したときには動作制御部40に通知する。
【0023】
動作制御部40では、操作部42からの操作信号PSkに基づき、選局制御信号CTtuを生成してチューナ部22での選局動作を制御すると共に、切換制御信号CTsを生成して信号切換部25での切換動作を制御する。また、ネットワーク接続部45を介した情報の入出力等を行う。更に、操作信号PSkや音声判別信号AMwに基づいて記録再生制御信号CTrwを生成して、この記録再生制御信号CTrwによって圧縮伸長処理部31やHDDインタフェース部32及びハード・ディスク装置33の動作を制御することにより、放送番組をハード・ディスク装置33に記録したり、ハード・ディスク装置33に記録されている番組の再生が行われる。
【0024】
次に、ネットワーク利用時の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。ステップST1で放送番組の視聴が開始されてステップST2に進むと、ステップST2では、ネットワーク利用操作が行われたか否かを判別する。ここで、ネットワーク利用操作が行われていないときにはステップST2に戻る。また、ネットワーク利用操作が行われたとき、すなわち所望の情報を入手するために情報提供先のURLの入力、例えば操作部42からURLの文字を入力したり記憶されているURLのいずれかを選択する等によってURLが入力されて、この入力されたURLに対して情報の要求が行われるとステップST3に進む。
【0025】
ステップST3では、ネットワーク利用を開始したことにより番組の視聴中断時間を示すタイマーTMaと、ネットワーク利用を開始してから番組中のコマーシャル部分の積算時間を示すタイマーTMbをリセットしてステップST4に進む。
【0026】
ステップST4では、ネットワーク利用中であるか否かを判別し、ネットワーク利用中であるときにはステップST5に進む。また、ネットワーク利用が終了されるとステップST11に進む。
【0027】
ステップST5では、受信中の放送番組がコマーシャルCMであるか否かを判別する。すなわち、放送番組の視聴中に音声判別信号AMwに基づいて、視聴している番組の音声信号がモノラル音声からステレオ音声に切り換えられたか、あるいは二か国語音声からステレオ音声に切り換えられたことにより放送番組がコマーシャルであるか否かを判別する。ここで、コマーシャルと判別されたないときにはステップST6に進み、コマーシャルと判別されたときにはステップST7に進む。
【0028】
ステップST6では、受信中の番組の画像信号DWvや音声信号DWaを圧縮伸長処理部31で符号化すると共にハード・ディスク装置33に記録してステップST9に進む。
【0029】
またステップST5で放送番組がコマーシャルと判別されてステップST7に進むと、ステップST7では、ハード・ディスク装置33での番組の記録を停止してステップST8に進み、ステップST8でコマーシャルの積算時間を算出するためにタイマーTMbをカウントアップしてステップST9に進む。
【0030】
ステップST6あるいはステップST8からステップST9に進むと、ステップST9では、ネットワーク利用による視聴中断時間を算出するためにタイマーTMaをカウントアップする。その後、ステップST10に進み、ステップST10でネットワーク利用画面表示、すなわちネットワーク利用によって入手した情報等を画像出力部38に表示してステップST4に戻る。
【0031】
このように、ネットワーク利用中は、放送番組がハード・ディスク装置33に記録されると共に、タイマーTMaがカウントアップされて視聴中断時間が測定されて、ネットワークを利用して入手した種々の情報が画像出力部38に表示される。また、ネットワーク利用中に放送番組がコマーシャルとされたときには、コマーシャル部分でハード・ディスク装置33の記録動作が停止されると共に、タイマーTMbがカウントアップされて、コマーシャルの積算時間が測定される。
【0032】
次に、ネットワーク利用が終了されてステップST4からステップST11に進むと、ステップST11では、タイマーTMaとタイマーTMbのカウント値が等しいか否かが判別される。ここで、タイマーTMaのカウント値がタイマーTMbのカウント値と等しくないとき、すなわちネットワーク利用による視聴中断時間がコマーシャルの積算時間と等しくないときにはステップST12に進み、等しいときにはステップST18に進む。
【0033】
ステップST12では、受信している放送番組がコマーシャルであるか否かを上述したように音声判別信号AMwに基づいて判別する。ここで、コマーシャルであると判別されたときには、ステップST13に進み、コマーシャルの積算時間を算出するためにタイマーTMbをカウントアップしてステップST14に進む。またコマーシャルでないときにはステップST12からステップST14に進む。
【0034】
ステップST14では、ハード・ディスク装置33に記録されている番組を再生できるタイミングであるか否かを判別する。ハード・ディスク装置33では、動作割当期間であるタイムスロットが設定されており、符号化データの記録及び再生が割り当てられたタイムスロットで行われて、放送番組を順次記録しながら記録されている番組を再生することができる。例えば1フレーム期間に対して複数のタイムスロットが設定されて、1つのタイムスロットで1フレーム期間分の符号化データを記録すると共に、記録されている番組の1フレーム期間分の符号化データを、符号化データの記録とは異なるタイムスロットで読み出すことにより、番組を記録しながら記録されている番組を読み出すことができる。このステップST14で、記録されている符号化データを読み出すタイムスロットのタイミングであると判別されないときにはステップST15に進み、符号化データを読み出すタイムスロットのタイミングであると判別されたときにはステップST17に進む。
【0035】
ステップST15では、受信されている放送番組がコマーシャルであるか否かを判別し、コマーシャルでないと判別したときにはステップST16に進み、番組をハード・ディスク装置33に記録してステップST11に戻る。また、コマーシャルであると判別したときにはステップST17に進む。
【0036】
ステップST14あるいはステップST15からステップST17に進むと、ステップST17では、ハード・ディスク装置33に記録した番組を順次再生して、ネットワーク利用の開始によって視聴が中断された位置から番組の映像を画像出力部38に表示すると共に、音声を音声出力部39から出力してステップST11に戻る。
【0037】
その後、放送番組のコマーシャル部分でタイマーTMbのカウント値が増加して、タイマーTMaのカウント値と等しくなると、すなわちコマーシャルの積算時間が視聴中断時間と等しくなるとステップST11からステップST18に進む。
【0038】
ステップST18では、信号切換部25で選択される信号を、ハード・ディスク装置33から読み出した番組の映像信号SRvと音声信号SRaから、受信されている放送番組の映像信号Svと音声信号Saに切換制御信号CTsによって切り換えて、画像出力部38及び音声出力部39からの出力を受信した番組の画像や音声に切り換える。
【0039】
図3はネットワーク利用時の動作を説明するための図である。図3Aに示す放送番組「A」を視聴中に時点t1でネットワーク利用を開始したときには、図3Bに示すように受信中の放送番組「A」が時点t1からハード・ディスク装置33に記録されると共に、画像出力部38や音声出力部39から出力される番組として、図3Cに示すようにネットワーク利用によって得られた情報の出力が行われる。また、ネットワークの利用が開始されたことにより、視聴中断時間を示すタイマーTMaのカウント値は、図3Dの実線で示すように時間の経過と共に増加する。
【0040】
受信されている放送番組が時点t2でコマーシャル「CM」となると、ハード・ディスク装置33の記録動作が停止されると共に、コマーシャルの積算時間を示すタイマーTMbのカウント値は、コマーシャルの期間中、図3Dの破線で示すように時間の経過と共に増加する。
【0041】
時点t3でコマーシャル「CM」が終了すると、ハード・ディスク装置での記録動作が開始されて、次の放送番組「B」の記録が開始されると共に、タイマーTMbのカウント値の増加が停止される。
【0042】
時点t4で、ネットワーク利用が停止されると、ハード・ディスク装置33に記録されている番組が読み出されて、視聴の中断位置から番組「A」の出力が行われる。その後、時点t5〜t6,時点t7〜t8,時点t9〜時点t11で放送番組がコマーシャル「CM」となるとハード・ディスク装置33での記録動作が停止されて、ハード・ディスク装置33にはコマーシャルを除いた放送番組が記録される。
【0043】
また、放送番組がコマーシャル「CM」であるときにタイマーTMbのカウント値が増加されて、例えば時点t10でタイマーTMbのカウント値がタイマーTMaのカウント値と等しくなる、すなわち時点t10でコマーシャルの積算時間が視聴中断時間と等しくなる。このとき、出力番組がハード・ディスク装置33に記録されている番組「D」から受信中の放送番組に切り換えられるので、放送番組の視聴中にネットワークを利用しても、ネットワーク利用期間中の放送番組を見損なうことなく、ネットワーク利用後に続けて視聴することができる。
【0044】
また、出力される番組の切換がコマーシャルの期間中に行われるので、ドラマや映画等の番組途中で切り換えが行われることがなく、良好にこれらの番組を楽しむことができる。
【0045】
さらに、出力番組の切換において、タイマーTMbのカウント値がタイマーTMaのカウント値と等しくなった時点t10からコマーシャルが終了する時点t11までの期間中は、予め設定した静止画像を表示すれば、番組の切換によってコマーシャルが不自然に出力されてしまうことを防止できる。
【0046】
また、ハード・ディスク装置33に記録されている番組から放送番組に切り換える際に、カウント値が等しくなったときの出力画像をメモリに記憶させて静止画表示とし、コマーシャルが終了する時点t11で静止画表示から放送番組「E」に切り換えるものとしても良い。この場合には、コマーシャルの画像を出力することなく、ハード・ディスク装置33に記録されている番組から放送番組に切り換えることができる。
【0047】
このように、上述の実施の形態によれば、ネットワーク利用中の番組が記録媒体に記録されると共に、ネットワーク利用終了時には、記録された番組が再生されるので、番組視聴中にネットワークを介して情報の入手操作等を行っても、ネットワーク利用終了後に、中断位置から引き続き番組を視聴することができる。また、コマーシャル部分が除かれて番組が記録されて、再生位置が放送番組に追いついたときには、出力される番組が放送番組に切り換えられるので、記録媒体に放送番組が引き続き記録する必要が無くなり、動作制御を簡単とすることができる。また、記録媒体での記録可能領域が少なくなってしまうことも防止できる。
【0048】
なお、上述の実施の形態では、受信装置としてネットワーク接続機能を有したテレビジョン装置について説明したが、受信装置はテレビジョン装置に限られるものではなく、ネットワーク接続機能を有したセットトップボックス等であっても良い。
【0049】
【発明の効果】
この発明によれば、ネットワークを介して情報入出力処理が開始されたときには、放送番組に代えて情報入出力処理に関する画像や音声の出力が行われると共に、放送番組から広告番組部分が除かれて記録媒体に記録されて、情報入出力処理が終了したとき、記録媒体に記録した番組が再生されて出力されると共に、記録した番組の再生が完了したときには、出力する番組が記録した番組から放送番組に切り換えられる。このため、放送番組の視聴中にネットワークを介して情報の入出力処理を行っても、ネットワーク利用期間中の放送番組を見損なうことなく、ネットワーク利用後に続けて視聴することができる。
【0050】
また、放送番組に切り換えたときに、放送番組の広告番組部分が終了するまで予め設定した静止画像が出力されるので、コマーシャルが不自然に出力されてしまうことを防止できる。さらに、放送番組に切り換えたときに、放送番組の広告番組部分が終了するまで、記録した番組の再生完了時の画像が出力されるので、コマーシャルの画像を出力することなく放送番組に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク接続機能を有した受信装置の構成を示す図である。
【図2】ネットワーク利用時の動作を示すフローチャートである。
【図3】ネットワーク利用時の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
21 アンテナ
22 チューナ部
23 信号処理部
24 ディジタル変換処理部
25 信号切換部
31 圧縮伸長処理部
32 HDDインタフェース部
33 ハード・ディスク装置(HDD)
35 アナログ変換処理部
36 表示駆動部
37 音声調整部
38 画像出力部
39 音声出力部
40 動作制御部
41 メモリ
42 操作部
45 ネットワーク接続部
50 バス

Claims (6)

  1. ネットワークを介して情報入出力処理が開始されたときには、放送番組に代えて前記情報入出力処理に関する画像や音声の出力を行うと共に、前記放送番組から広告番組部分を除いて記録媒体に記録するものとし、
    前記情報入出力処理が終了したときには、前記記録媒体に記録した番組を再生して出力すると共に、該記録した番組の再生が完了したときには、出力する番組を前記記録した番組から前記放送番組に切り換える
    ことを特徴とするネットワーク利用時の番組出力方法。
  2. 前記出力する番組を前記記録した番組から前記放送番組に切り換えたときに、前記放送番組の広告番組部分が終了するまで予め設定した静止画像を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク利用時の番組出力方法。
  3. 前記出力する番組を前記記録した番組から前記放送番組に切り換えたときに、前記放送番組の広告番組部分が終了するまで、前記記録した番組の再生完了時の画像を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク利用時の番組出力方法。
  4. 放送信号を受信して番組信号を得る受信手段と、
    ネットワークとの接続を行うネットワーク接続手段と、
    前記番組信号から広告番組部分を除いて記録すると共に、記録された番組信号を再生する信号記録再生手段と、
    番組出力を行う出力手段と、
    前記出力手段に供給する信号の切り換えを行う信号切換手段と、
    前記ネットワーク接続手段と前記信号記録再生手段と前記信号切換手段の動作を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段では、前記ネットワーク接続手段を用いて情報入出力処理を開始したとき、前記信号切換手段によって、前記受信手段で得られた番組信号に代えて前記情報入出力処理に関する画像や音声の出力用信号を前記出力手段に供給すると共に、前記信号記録再生手段によって前記受信手段で得られた番組信号を記録するものとし、前記情報入出力処理が終了したとき、前記信号記録再生手段によって記録した番組信号を再生すると共に、該再生された番組信号を前記信号切換手段によって前記出力手段に供給すると共に、該記録した番組信号の再生が完了したときには、前記受信手段で得られた番組信号を前記信号切換手段によって前記出力手段に供給する
    ことを特徴とするネットワーク接続機能を有した受信装置。
  5. 前記制御手段では、前記受信手段で得られた番組信号を前記信号切換手段によって前記出力手段に供給するとき、前記受信手段で得られた番組信号が広告番組部分の終了となるまで、予め設定した静止画像信号を番組信号として前記出力手段に供給する
    ことを特徴とする請求項4記載のネットワーク接続機能を有した受信装置。
  6. 前記制御手段では、前記受信手段で得られた番組信号を前記信号切換手段によって前記出力手段に供給するとき、前記受信手段で得られた番組信号が広告番組部分の終了となるまで、前記記録した番組信号の再生完了時の信号を番組信号として前記出力手段に供給する
    ことを特徴とする請求項4記載のネットワーク接続機能を有した受信装置。
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