JP2022058012A - Cmデータ特定装置、システム、方法、及びプログラム - Google Patents

Cmデータ特定装置、システム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022058012000001
【課題】番組データに含まれているCMデータを人手を介さずに特定特定するCMデータ特定装置、システム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定する無音区間判定手段と、前記無音区間判定手段によって第2無音区間が発生すると判定された場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定する特徴量差判定手段と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、CMデータ特定装置、システム、方法、及びプログラムに関し、特に、番組データに含まれるCMデータを特定する、CMデータ特定装置、システム、方法、及びプログラムに関する。
地上波及び衛星放送などのテレビ番組の録画手段及び視聴手段として以下の技術が開示されている(特許文献1)。特許文献1に記載の技術は、1日分のすべてのテレビ放送を記録する技術が提案されている。
特開平10-234007号公報
ところで、特許文献1に開示されている発明は、せっかく録画した番組データに含まれているコマーシャルデータ(以下、「CMデータ」と称し、コマーシャルを「CM」と称する。)を有効利用できていない。具体的には、番組データの再生時には、その番組データをそのまま再生することしかしておらず、1日分の全ての番組データを記録しているのであれば、番組データに対して種々の処理を行うことができるのにも拘わらず、その可能性を模索しておらず、1日分の全ての番組データを記録していることの効果は、再生可能な番組データが多いということに留まる。
一方、CMデータを有効利用しようとしても、テレビ信号放送所によって放送されている番組データには、番組データを区分けしてなる番組コーナーデータ及びCMデータを含んでいるため、CMデータを特定することが必要である。
そこで、本発明は、番組データに含まれているCMデータを人手を介さずに特定できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のCMデータ特定装置は、
番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定する無音区間判定手段と、
前記無音区間判定手段によって第2無音区間が発生すると判定された場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定する特徴量差判定手段と、
を備える。
さらに、前記特徴量差判定手段によって映像特徴量差が所定の閾値以上であると判定された場合に前記第1無音区間と前記第2無音区間との間のデータにCMデータフラグを立てるフラグ制御手段を備えることもできる。
さらに、前記フラグ制御手段によってフラグが立てられたデータの直前或いは直後のデータに、前記フラグ制御手段によってフラグが立てられたか否かを判定するフラグ判定手段を備えることもできる。
さらに、前記フラグ制御手段によってフラグが立てられたデータに字幕情報が含まれているか否かを判定する字幕情報判定手段を備えることもできる。
また、本発明のCMデータ特定システムは、
番組データが記録される記録媒体と、
前記記録媒体に記録される番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定する無音区間判定手段と、
前記無音区間判定手段によって第2無音区間が発生すると判定された場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定する特徴量差判定手段と、
を備える。
また、本発明のテレビCM特定方法は、
番組データを記録し、
記録した番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得し、
取得した第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定し、
前記第2無音区間が発生すると判定した場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出し、
算出した映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定すること、
を含む。
さらに、本発明のプログラムは、上記方法を情報処理装置に実行させるものである。
以下、本発明の実施形態のCMデータ特定システムについて、図面を参照して説明する。なお、本明細書では、主として、いわゆるデジタル放送の場合を例に説明するが、いわゆるアナログ放送の場合にも適用できる点に留意されたい。
(概要の説明)
本実施形態のCMデータ特定システムは、典型的には、テレビ信号放送所によって放送されている番組データに含まれているCMデータを特定するものである。CMデータが特定できると、その依頼主、CM対象の商品/役務情報、放送時刻などの分析も容易となる。
なお、このような分析をすると、例えば、CMデータの依頼主のCM業務担当者は、CMの効果測定をすることができる。また、CMデータの依頼主の競業他社のCM業務担当者は、他社の販売実績とCMデータの放送との関係を踏まえて、今後の自社のCM戦略に役立てることができるため有益である。
このような効果について、例えばCMデータの依頼主が自動車メーカA(以下、「A社」と称する。)である場合を例に具体的に説明する。例えば、ある時、関東地区でのA社が販売している自動車aの販売実績が良かったとする。
この場合、A社のCM業務担当者は、販売実績の良かった期間に先立って関東地区で放送された自動車aのテレビCMの放送状況が把握できれば、いつ、どの放送局でテレビCMを放送すると、販売実績が良くなる可能性が高いかを知ることが可能となる。
一方、A社の競業他社であるB社のCM業務担当者が、関東地区における自動車aの販売実績が良かったこと、それに先立ってされた自動車aのテレビCMが、いつ、どの放送局で放送されたかを示す情報が入手できれば、例えば「A社に対抗するためには自動車aのテレビCMの放送時間帯における自社のCM放送を多くする」というような、効果的なテレビCM戦略を立てることが可能となる。
本実施形態では、CMデータ自体の特性、番組データ内におけるCMデータの特性などに基づいて、多段的に、CMデータであるか否かを判定することとし、精度よい判定を行う。具体的な判断手法については、図6を参照しつつ後述する。
なお、本実施形態のCMデータ特定システムは、典型的には、複数のテレビ信号送信所からそれぞれ送信される番組データ内からCMデータを特定するものであるので、時系列に沿って、つぎに、デジタル記録再生装置によって、CMデータを記録及び再生する技術事項に関して説明する。
図1は、本実施形態のCMデータ特定システムの構成を示す模式図である。図2は、図1に示すCMデータ特定システムの動作を示すタイムチャートである。
図1には、テレビ信号送信所から送信される番組データ等が記録されるデジタル記録再生装置10と、デジタル記録再生装置10に記録されている番組データ等の再生時等に用いられるタイムインデックスが記録されるタイムインデックス用サーバ50と、これらを接続するインターネットなどのネットワークと、タイムインデックス用サーバ50に付帯するデータベース(以下、「DB」と称する。)サーバと、別途後述するCMデータ特定装置(情報処理装置)100と、を示している。
なお、図1には、一台のデジタル記録再生装置10を図示しているが、実際には、デジタル記録再生装置10は各都道府県に少なくとも一台配置されていて、全国各地の放送局で放送されるCMデータの記録が可能であると理解されたい。
また、図1では、デジタル記録再生装置10とCMデータ特定装置100とを別のハードウェアとして図示しているが、CMデータ特定装置100は、例えば、デジタル記録再生装置10に内蔵することもできる。
「番組データ」とは、概要は既に述べたとおりであるが、詳細に説明すると、番組データを区分けしてなる番組コーナーデータ及びCMデータを有しており、映像データ及び音声データが含まれる、デジタル信号又はアナログ信号からなる放送波、或いは、インターネットなどのネットワークを通じて入手可能なデータのことである。
デジタル記録再生装置10は、番組データ等が記録されるハードディスクなどの記録媒体を備えていて、一例として、番組データ等を常時記録している。また、デジタル記録再生装置10は、複数のチューナを備えていて、アナログ放送された番組データも処理できるように、A/Dコンバータを備えている。
なお、図面では、表記の都合上、「常時記録処理開始」と示しているが、実際には、デジタル記録再生装置10の電源がオンしている限り、一例として、エンドレスで番組データの記録がなされる(ステップS1)。
デジタル記録再生装置10の記録対象は、番組データを含み、したがって、番組コーナーデータに加えて、CMデータも含まれる。また、デジタル記録再生装置10は、番組データに加えて、当該CMデータに付帯するメタデータ、記録再生装置自体の外部から取り込まれた動画、静止画、音声或いは文字情報などを記録することもできる。加えて、番組データの記録時には、当該番組データ等を記録する際の「記録開始時刻」を含む例えば1秒ごとの「時刻データ」と、番組データ等の物理的又は論理的な記録先を示す「位置データ」とを、番組データとともに記録媒体に記録している。
一方、典型的には、タイムインデックス用サーバ50の管理者は、以下のような、タイトルデータ及びタイムインデックスを作成する(ステップS2)。
タイトルデータとは、番組データ、番組コーナーデータ、及び、CMデータに対して、各々割り当てられたタイトルを示すものである。タイムインデックスとは、番組コーナーデータ等の放送開始時刻及び放送終了時刻を特定するためのインデックスである。
なお、番組コーナーデータの例としては、野球中継の番組データに対して、一回表、一回裏、二回表、二回裏などに対応するものが番組コーナーデータとなるし、ニュース番組の番組データに対して、トップニュース、今日の特集、天気予報、今日の占い及び経済ニュースなどが番組コーナーデータとなる。
タイムインデックス用サーバ50の管理者は、既に放送されたテレビ番組を見ながら、番組データを区分けし、各番組コーナーデータ及び各CMデータが、それぞれ何時何分から何時何分まで放送されていたかを特定するなどして、タイムインデックス等を作成して、タイムインデックス用サーバ50に付帯するDBに記録していく。
タイムインデックス用サーバ50の管理者によって作成されたタイムインデックス等は、定期的又は不定期的に、タイムインデックス用サーバ50に記録される(ステップS3)。
デジタル記録再生装置10は、能動的に又は受動的に、タイムインデックス用サーバ50に記録されているタイトルデータ及びタイムインデックスを受信する(ステップS4)。
これにより、デジタル記録再生装置10では、タイトルデータ等を受信すると、これらと既に記録してある番組データとの紐付けが可能となる。この紐付けは、例えば、ステップS4の実行後すぐに行ってもよいし、後述するステップS7の実行時に行ってもよい。
この状態で、デジタル記録再生装置10のユーザが、番組データを再生しようとした場合には、まず、ユーザは、リモートコントローラ等を操作することによって、デジタル記録再生装置10に対して、タイトルデータの表示命令を行う。具体的には、一例として、ユーザが、リモートコントローラを通じて特定の番組データを指定してから、リモートコントローラの再生ボタンを押下すると、当該表示命令を示す信号がデジタル記録再生装置10に送信されるようにしてある(ステップS5)。
実際には、デジタル記録再生装置10には、既知のように、リモートコントローラの各ボタンに対応する識別子と、当該識別子に対応する命令内容とが一対で記録されているテーブルメモリ等が備えられていて、デジタル記録再生装置10は、リモートコントローラから送信される信号を受信すると、このテーブルメモリ等を参照することで対応する命令を特定する。
そして、デジタル記録再生装置10は、上記命令に従って、受信済みのタイトルデータの一覧等を、テレビジョン(以下、「テレビ」と称する。)に出力する(ステップS6)。
この結果、ユーザは、テレビのディスプレイを閲覧しながら、再生対象の番組データのタイトルデータを選択することが可能となる。その後、ユーザは、再生対象の番組データを選択し終えたら、その結果をデジタル記録再生装置10に対して、リモートコントローラ等を操作することによって送信すればよい(ステップS7)。
デジタル記録再生装置10は、リモートコントローラから送信される、ユーザからの選択結果を受信すると、その「タイトルデータ」に対応する番組コーナーデータ等の「タイムインデックス」を参照して、その番組コーナーデータ等の「放送開始時刻」を特定する。つぎに、デジタル記録再生装置10は、特定した放送開始時刻に基づいて記録媒体を参照して、その放送開始時刻に対応する「位置データ」を検索する(ステップS8)。
そして、デジタル記録再生装置10は、検索した「位置データ」に従って、番組コーナーデータ等の再生を実行する(ステップS7)。
以上が、本実施形態のCMデータ特定システムにおいて、CM分析するのに先立って行われる番組データの記録及び再生についての概要説明である。つづいて、デジタル記録再生装置10の構成について詳細に説明する。
(デジタル記録再生装置)
つぎに、本実施形態のデジタル記録再生装置10について説明する。デジタル記録再生装置10は、各チューナによって受信されたデジタルテレビ信号は、コンバータによって、必要に応じて伸長・再圧縮が行われ、デジタル信号へと変換される。変換されたデジタル信号の番組データは圧縮され、ハードディスクドライブに記録される。圧縮された番組データは、その再生に係る入力信号の受信に基づいて、番組データを伸長させて出力装置にて再生する。「出力装置」とは、例えば、本実施形態のデジタル記録再生装置が電気的に接続されたテレビが該当する。
なお、デジタル記録再生装置10は、一例として、チューナ12のチューニング内容に従って、放送局のテレビ番組を365日、24時間常時録画する。もっとも、深夜のテレビ番組が放送されていない時間帯の録画、或いは、ユーザが録画禁止を設定しているテレビ番組の録画などまで意図する趣旨ではない。
この「常時録画」とは、ユーザが録画操作の設定を行わない状態であっても、デジタル記録再生装置10がテレビ番組を録画する機能のことである。以下、デジタル記録再生装置10の各部各機能について詳細に説明していく。
図3は、図1に示すデジタル記録再生装置10の模式的なハードウェア構成図である。デジタル記録再生装置10は、受信したテレビジョン信号の電波を各チューナ12に分配するアンテナ分配器11と、アンテナ11が受信した電波をユーザの指定したチャンネルの電波として選択し、デジタルテレビジョン信号に復調する複数のチューナ12と、複数のチューナ12が出力する例えばMPEGストリームを適切なビットレート・解像度・圧縮方式に変換するコンバータ(再圧縮・変換機)14と、番組データを記録するとともに、ランダムアクセス可能な複数のハードディスクドライブ(以下、HDDと表記する)17(17a,17b)と、HDD17に対してデータの書き込み、読み出し及び各種制御を行うHDD制御部18と、を備える。
チューナ12は、複数の放送波が受信できるようにチューニング可能としている。物理的に複数のチューナを設けてもよいし、一台のチューナ12で複数の放送波に対応したチューニングが行えるようなものでもよい。チューナ12は、例えば、8つのチューナから構成され、8チャンネル分のテレビ閲覧及び録画が可能となっている。このため、例えば、関東地区での地上波7チャンネルに加え、BSまたはCSなどの衛星放送の放送局の1チャンネル分を受信することができる。もっとも、本実施形態のデジタル記録再生装置10は、日本国内の関東地区のみならず、例えば、関西地区、九州地区などテレビ閲覧等も行うことができる。さらに、日本国内のみならず、チューナ12の調整によって海外でのテレビ閲覧等を行うこともできる。本実施形態では、チューナ12の構成例としては、8つのチューナを1枚に入れたチューナボードを1枚と、4つの映像信号を同時に処理できるエンコーダが搭載されたエンコーダボードを2枚という構成としている。なお、エンコーダ、マルチプレクサなどを用いることは必須ではなく、チューナ12を通じて受信した番組データ等をエンコードしたり、分離したりすることなく録画してもよい。
また、8つのチューナを1枚に入れたチューナボード1枚と2つの映像信号を同時に処理するエンコーダボードを4枚という構成、4つのチューナを1枚に入れたチューナボード2枚と、2つの映像信号を同時に処理するエンコーダボードを4枚という構成、4つのチューナを1枚に入れたチューナボード2枚と、4つの映像信号を同時に処理するエンコーダボードを2枚という構成などとしてもよい。なお、本実施形態におけるチューナ12は、8つ搭載しているが、特に限定されることはなく、必要に応じて増減させることが可能である。
コンバータ14は、アナログ信号からデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、及び/又はデジタル信号からアナログ信号に変換するD/Aコンバータのことである。コンバータ14は、デジタル放送のMPEGストリームに対して、ビットレートの変換・解像度の変換を行うトランスレート手段と、圧縮方式の変換を行うトランスコード手段とを備えたコンバータである。
トランスレート手段は、本実施形態ではMPEG2のストリームを変換する方式を採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、MPEG4、AVI、DivX、XVD、H.264、XVidとすることもできる。トランスコード手段は、例えば、H.264等のMPEG2よりも圧縮効率が高い方式への変換を行うが、必ずしも変換を要しない。トランスレート手段及びトランスコード手段は、内部ではいったんMPEGストリームをデコードし、それを再エンコードしている。トランスコーダ手段を備えていると、圧縮方式のバリエーションが増えるため好ましい。
また、デジタル記録再生装置10は、これに限定されるものではないが、以下のような構成とすることもできる。すなわち、チューナで番組データを受信したら、デモジュレータによってA/D変換をして復調することでアナログ信号をデジタル信号に変換する。いわゆるデジタル放送の場合には、モジュレータの処理によってMPEGストリームとなる。なお、チューナとモジュレータとは各々のハードウェアで構成してもよいし、これらの動作を実現可能な単一のハードウェアで構成してもよい。つぎに、トランスコーダによって、番組データをデジタル信号のまま再エンコードする。一例としては、トランスコーダは、デジタル放送の場合には番組データの不正視聴を防止するために暗号化されているので復号器によって復号し、MPEGデコーダによって圧縮されているMPEG/MPEG-2形式の番組データをデコードして展開し、MPEGエンコーダによってより圧縮率の高いMPEG/H.264形式に番組データを再圧縮し、暗号器によってMPEGストリームを必要に応じて再度暗号化し、マルチプレクサによって複数のチャンネルのMPEGストリームに選択的に多重化することができる。なお、番組データが復号化されていない場合には暗号化処理及び復号化処理は必要ないし、多重化処理も必須ではない点には留意されたい。また、これらの機能を全て1ボードにまとめ、それをチャンネル毎に用意することもできる。
また、デジタル記録再生装置10は、HDD17から読み出されたMPEGストリームを映像信号のストリームと音声信号のストリームとに分離するデマルチプレクサ19と、映像信号のストリームを受信するMPEGデコーダ20と、音声信号のストリームを受信するオーディオデコーダ21と、MPEGデコーダ20がデコードした映像信号のストリームを受信し、受信した映像信号をデジタル信号またはアナログ信号に変換してテレビに出力する第二コンバータ22aと、オーディオデコーダ21がデコードした音声信号のストリームを受信し、受信した音声信号をデジタル信号又はアナログ信号に変換してスピーカ等に出力する第三コンバータ22bと、を備えている。
第二コンバータ22a及び第三コンバータ22bは、テレビやスピーカの入力フォーマットに合わせて、変換処理を行う。すなわち、テレビが、アナログ信号しか入力できない場合には、デジタルアナログ変換処理を行う。
更に、デジタル記録再生装置10は、デジタル記録再生装置10全体の制御を行うCPU23と、CPU23の作業領域及びシステムストリームを一時的に記録するとともにHDD17に記録するための作業領域として使用されるメモリ24と、リモートコントローラやデジタル記録再生装置本体の入力部28からの各種の入力信号を受信してCPU23に送信する信号受信部25と、LAN又はWANに対して接続されインターネット通信が可能なネットワークコントローラ26とを備える。
CPU23は、メモリ24に記憶されているプログラムに従って、図2を用いて説明した、ステップS4におけるタイムインデックスの受信命令、ステップS5におけるタイトルデータの出力命令、ステップS7における番組コーナーデータ等の再生命令を行う。換言すると、メモリ24には、CPU23が、これらの命令を実行するために必要なプログラムが用意されている。
また、デジタル記録再生装置10は、時刻データを示すリアルタイムクロック26bと、番組データ再生中にはその映像にかぶさるようにしてメニューや番組情報等の表示を行うOSD(On Screen Display)機能に加えて種々の画像処理を行う画像処理部27と、録画された番組データをDVDなどの光ディスク(記録手段)に記録するためのDVDドライブ29とを備えている。なお、光ディスクとしてはDVDディスクのみならず、ブルーレイディスクを採用することもでき、この場合には、DVDドライブ29に代えてブルーレイドライブを採用すればよい。また、デジタル記録再生装置10は、DVDドライブ29を備えない構成としてもよい。
ネットワークコントローラ26は、主な機能としては、NTP(Network Time Protocol)に従って、サーバにアクセスし、現在時刻を問い合わせて、リアルタイムクロック26bを調整したり、EPGデータを受信したり、後述する番組コーナーデータやタイムインデックスを受信したり、ユーザに係る視聴データを送信したりする。
HDD17は、常時録画用として設けられた常時録画HDD17aと、録画した番組データの一部を保存(転送)するための保存用HDD(保存専用記録手段)17bとを含む。常時録画HDD17aは、例えば、8日間の録画を可能としている。一般的には、HDD17には、データ圧縮処理が施されたデータが記録され、このデータは、再生時に、伸長(圧縮を元通りとする)される。
保存用HDD17bは、ユーザが常時録画により上書きされることを回避して、保存しておきたい番組データが保存されるものである。ユーザは、保存を希望する番組データを選択し、かつ、その番組データの映像データ及び音声データのビットレート、映像データの解像度(サイズ)、圧縮形式(例えば、MPEG2をMPEG4に変換して保存)等を選択して、保存を行う。
なお、常時録画HDD17aは、DVDドライブ29に接続されているので、保存用HDD17bに代えて、DVDドライブ29を通じて図示しないDVDを番組データの保存先とすることもできる。
また、記録媒体は、HDDに限定されるわけではなく、ランダムアクセスが可能なハードディスクドライブ、DVD、フラッシュメモリ等のデータ記録媒体などを採用することもできる。
さらに、本実施形態のHDD17は、物理的に二つのHDDを搭載しているが、この態様に限定されることはない。例えば、一つのHDDをパーテーション分け(別領域)とした形態であってもよい。また、HDD17は、必要に応じて増設を可能としている。例えば、増設HDDを保存用HDD、番組データの編集用HDD、及びDVDなどの光ディスクに記録する際の作業用HDDとして用いてもよい。
(タイムインデックス)
「タイムインデックス」とは、番組データ、番組コーナーデータ及びCMデータの放送開始時刻及び放送終了時刻などを含むインデックスのことである。番組データ単位のタイムインデックスは、一例として、テレビ各局によって作成されたテレビ番組表(新聞や雑誌等を含む)に基づいて、サーバ管理者等が作成する、或いは、放送波によって送信されるテレビ番組表をそのまま用いてもよい。番組コーナーデータの各コーナー単位やCM単位のタイムインデックスは、一例として、放送後の番組データの内容に基づいて、タイムインデックス用サーバ50の管理者等が作成する。各タイムインデックスは、タイムインデックス用サーバ50に記録される。なお、タイムインデックスの作成主体は、サーバ管理者に限定されるものではない。例えば、デジタル記録再生装置10のユーザがタイムインデックスの作成主体となり、作成したタイムインデックスを、インターネットなどを介して送信するように募り、それをサーバに記録するようにしてもよい。
(図4及び図5)
図4及び図5を参照し、番組データ、番組コーナーデータ及びCMデータと、これらのタイトルデータ及びタイムインデックスの関係について説明する。図4は、料理番組の番組データ例を示す図である。この番組データは、3つのコーナー「A~C」という番組コーナーデータと、各コーナー間に位置するCMデータ「CM1~CM3」から構成されているとする。この例では、料理番組が番組データに対応し、A~Cコーナーが番組コーナーデータに対応する。
また、図4に示す例では、11:00~11:15までは「Aコーナー」が放送され、11:15から2分間の「CM1」が放送され、11:17~11:32まで「Bコーナー」が放送される。そして、11:32から2分間の「CM2」が放送され、11:34~11:54まで「Cコーナー」が放送され、11:54から6分間の「CM3」が放送されたとしている。さらに、「Aコーナー」では、フランス料理のレシピが公開され、「Bコーナー」では、中華料理のレシピが公開され、「Cコーナー」では、インド料理のレシピが公開されたとしている。また、「CM1」及び「CM2」では、食品関係のスポンサーCMが放送され、「CM3」では雑誌関係のスポンサーCMが放送されたとしている。
サーバ管理者等は、この料理番組を閲覧し、当該料理番組が「A~C」の各コーナー及び「CM1~CM3」から構成されていることを特定する。そして、サーバ管理者等はこれらに対する、タイムインデックス等をそれぞれ作成する。タイトルデータは、番組タイトル及びコーナータイトルが一目に分かるようにしている。具体的には、図5(a)に示すように、「Aコーナー」に〔料理番組―フランス料理レシピ〕、「Bコーナー」に〔料理番組―中華料理レシピ〕というタイトルデータとしている。同様に、図5(b)に示すように、〔○×製菓―○○チョコレート〕、〔○×○屋―×○せんべい〕などというタイトルとしている。もっとも、図4(a)及び図4(b)に示す形式に区分けすることは一例であり、例えば、CMデータでいえば、タイトルごとにCM名を割り当ててもよい。すなわち、図4(b)に示す例で言えば〔○×製菓―○○チョコレート〕という1つのCMデータにCM1というCM名を割り当て、〔○×○屋―×○せんべい〕という1つのCMデータにCM2というCM名を割り当てるという具合である。
図2を参照して説明したように、サーバ管理者等によって作成されたタイムインデックス等は、インターネット上のタイムインデックス用サーバ50にアップロードされる。一方、デジタル記録再生装置10は、ネットワークコントローラ26を介してタイムインデックス用サーバ50に例えば定期的にアクセスし、タイムインデックス用サーバ50にアップロードされているタイムインデックス等が、前回のアクセス時のものから変更されているか否かを判定する。
判定の結果、タイムインデックス等の変更があれば、タイムインデックス受信手段は、そのタイムインデックス等をダウンロードし、タイムインデックス記録手段は、そのタイムインデックス等をHDD17に格納する。
もっとも、ここでは、デジタル記録再生装置が、いわゆるプル型の手法でタイムインデックス等を入手する場合を例に説明したが、タイムインデックス用サーバ50からタイムインデックス等を能動的かつ定期的に配信するというプッシュ型の手法を採用してもよい。
この状態で、デジタル記録再生装置10のユーザが、番組データを再生しようとした場合には、ユーザは、図示しないリモートコントローラを操作するなどして、タイトルデータの表示命令を、デジタル記録再生装置10へ送信する。その後の動作は、図2を用いて説明したとおりである。
このように、本実施形態のCMデータ特定システムでは、番組データ自体を頭だし再生することが可能であることはもとより、番組コーナーデータ、CMデータの頭だし再生を行うことが可能となる。
(サーバ)
本実施形態に係るサーバは、次のような機能を少なくとも備えている。
デジタル記録再生装置10に係る時計の時刻を合わせるために時刻データを定期的に送信する時刻整合手段と、デジタル記録再生装置10にタイムインデックスを送信するタイムインデックス送信手段と、番組データを特定するための番組特定データ、及び番組コーナーデータを特定するためのコーナー特定データをデジタル記録再生装置10に送信する番組データ送信手段と、デジタル記録再生装置10からユーザが作成したタイムインデックス及び視聴情報を受信するユーザ情報受信手段と、受信したタイムインデックス及び視聴情報を加工して加工情報を生成する加工情報生成手段と、生成された加工情報及び加工前のタイムインデックスをデジタル記録再生装置10に配信するタイムインデックス配信手段と、を備えている。
視聴情報とは、再生チャンネル、再生日時、再生ステータス(通常再生、早見再生、早送り、巻き戻しなど)、再生ユーザ識別子、端末識別子、番組ステータス(マイメニューかどうか、保存したかどうか、タイムインデックスに指定されたかどうかなど)、番組評価データ(○×)、ユーザが紹介したい番組データ等を秒単位で記録した情報のことである。
番組特定データとは、例えば、デジタル信号からなる放送波における番組データを特定するためのデータのことであり、これには、映像データ及び音声データなどが含まれる。このほか、例えば、その番組の放送チャンネル及び放送開始時刻、あるいは、その番組の放送チャンネルの放送開始時刻に関するデータである。
コーナー特定データとは、番組データの各コーナー単位及びCM単位のデータを特定するためのデータのことである。このほか、ある番組における所定のコーナーを特定するためのデータ、例えば、その番組の放送チャンネル及び放送開始時刻に加えてそのコーナーが開始されるまでの時間、あるいは、その番組の放送チャンネル及びそのコーナーの放送開始時刻に関するデータである。
加工情報は、視聴情報、タイムインデックス及びインターネット上のブログ(blog)や掲示板などのデータに統計的処理を施して生成される番組や出演者の話題性指数、評価データ、視聴質、視聴率、視聴者数のことである。
(CMデータ特定機能)
図6は、図1に示すCMデータ特定装置100における動作を示すフローチャートである。なお、図6に示す処理の一部は、実行順序が相互に入れ替わってもよく、例えば、ステップS12とステップS14とが相互に入れ替わっていてもよい。
また、以下説明する各処理の全てをCMデータ特定装置100で実行しなければならないわけではなく、当該各処理は、図1に示すCMデータ特定システム全体として実行すればよい。したがって、例えば、図6に示す処理の一部は、例えばデジタル記録再生装置10において実行することもできる。
図6の説明は、理解容易のため、CMデータ特定装置100がデジタル記録再生装置10に内蔵されている場合を例に、CMデータ特定装置100の動作について説明する。
(第一段階の判定)
まず、CMデータ特定装置100は、デジタル記録再生装置10に常時記録されていく番組データの音声データを追従して、無音区間の有無を監視する。この際、記録済みの番組データを実際に再生することは必須ではなく、音声データを典型的なCM切替時間である200ミリ秒程度毎にサンプルして、その音量に基づいて判定すればよい。
ここで、CMデータは、15秒CM、30秒CMなどと称されるように、再生秒数が15秒、30秒のものといった一定期間で製作される。そして、番組データには、既述のように、番組コーナーデータとCMデータとが含まれているが、これらのデータが切り替わるタイミングで、音声データに200ミリ秒程度の不可避的な瞬断、すなわち、無音区間が発生する。
第一段階の判定としては、番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得したら、無音間隔が15秒の倍数であるか否か、すなわち、第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11の判定の結果、無音間隔が15秒の倍数でなければ、番組データの判定対象部分は、CMデータではない筈であるから、番組コーナーデータであると認定する(ステップS16)。
(第二段階の判定)
一方、ステップS11の判定の結果、無音間隔が15秒の倍数であっても、それが偶発的な発生の場合も否めず、第1無音区間から第2無音区間までのデータが番組コーナーデータである可能性はゼロではない。
ここで、番組データが番組コーナーデータからCMデータに切り替わる場合には、映像データが大きく変化することが多い。例えば、シリアスな場面ゆえ暗所で撮影されたドラマや映画の番組コーナーデータから、健康的な商品イメージのため明所で撮影されたCMデータに切り替われば、映像データの特徴量は大きく変化する。
そこで、第二段階の判定としては、このことを利用して、例えば第1無音区間の発生前後の例えば0.5秒間の映像データの各映像特徴量を算出して、それらの差が所定の閾値内であるか否かを判定する(ステップS12)。
なお、特徴量エンジニアリング自体は公知であるので、ここでの詳細な説明は割愛する。
ステップS12の判定の結果、例えば第1無音区間が発生した前後の映像データの各映像特徴量の差が所定の閾値内であれば、番組データが番組コーナーデータのままであるとして、当該判定対象部分を番組コーナーデータであると認定する(ステップS16)。
(第三段階の判定)
一方、ステップS12の判定の結果、例えば第1無音区間が発生した前後の映像データの各映像特徴量の差が所定の閾値内でないとしても、第1無音区間が番組コーナーデータ間であることから発生し、第1無音区間から第2無音区間までの区間が番組コーナーデータである可能性はゼロではない。
ここで、図4を用いて説明したように、例えば「CM1」の再生時間は、11:15~11:17の2分間あるから、全てのCMデータが15秒CMであれば、合計8つのCMが「CM1」の区間では放送されることになる。そうすると、各CMデータの直前或いは直後のデータはCMデータとなる。
そこで、第三段階の判定としては、このことを利用して、例えば第1無音区間が発生したデータに対して1秒前などの直前のデータ及び1秒後などの直後のデータにフラグがあるか否かを判定する(ステップS13)。
ここでいうフラグとは、後述するステップS15の処理を実行する際に立てられるものである。このフラグは、CMデータ特定装置100として、CMデータであると判定されたデータに立てられるものである。
ステップS13の判定の結果、例えば第1無音区間が発生したデータに対して1秒前などの直前のデータと、第2無音区間の1秒後などの直後のデータの両方にフラグがなければ、番組データの判定対象部分を番組コーナーデータであると認定する(ステップS16)。
(第四段階の判定)
一方、ステップS13の判定の結果、例えば第1無音区間が発生したデータに対して1秒前などの直前のデータ或いは第2無音区間の1秒後などの直後のデータにフラグがあるとしても、第1無音区間から第2無音区間までの区間が番組コーナーデータである可能性はゼロではない。
ここで、近年、聴覚弱者対応として、字幕放送用の字幕情報が重畳されている番組コーナーデータが増えている。これに対して、CMデータの多くには、まだ字幕情報が重畳されているものは多くはない。
そこで、第四段階の判定としては、このことを利用して、番組データの判定対象部分に字幕情報が重畳されているか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14の判定の結果、番組データの判定対象部分に字幕情報が重畳されていれば、番組データの判定対象部分を番組コーナーデータであると認定する(ステップS16)。
一方、ステップS13の判定の結果、番組データの判定対象部分に字幕情報が重畳されていなければ、当該判定対象部分のデータをCMデータであると判定したことを示すフラグを立てて、その後のステップS13での処理に有効利用できるようにする(ステップS15)。
以上説明したように、本実施形態のCMデータ特定システムによれば、全国にデジタル記録再生装置10を設置しておけば、全国的に放送されたCMデータであっても、局所的に放送されたCMデータであっても、どこの地域(テレビ局)で、いつ放送されたかという具体的な情報を詳細に得ることが可能となる。
したがって、各企業のCM業務担当者は、自社及び他社の商品の売れ行き等とCMデータの放送との相関関係を把握することが容易になり、有益なテレビCMの分析を行えるようになる。
本発明は、例えば、テレビCMなどの広告業における利用可能性がある。
本実施形態のCMデータ特定システムの構成を示す模式図である。 図1に示すCMデータ特定システムの動作を示すタイムチャートである。 図1に示すデジタル記録再生装置10の模式的なハードウェア構成図である。 番組データ、番組コーナーデータ及びCMデータと、これらのタイトルデータ及びタイムインデックスの関係の説明図である。 番組データ、番組コーナーデータ及びCMデータと、これらのタイトルデータ及びタイムインデックスの関係の説明図である。 図1に示すCMデータ特定装置100における動作を示すフローチャートである。
10 デジタル記録再生装置
11 アンテナ
12 チューナ
14 コンバータ
17 HDD(ハードディスク)
17a 常時録画HDD
17b 保存用HDD
18 ハードディスク制御部(HDD制御部)
19 デマルチプレクサ
20 MPEGデコーダ
21 オーディオデコーダ
22a 第二コンバータ
22b 第三コンバータ
23 CPU
24 メモリ
25 信号受信部
26 ネットワークコントローラ
26b リアルタイムクロック
27 画像処理部
28 入力部
29 DVDドライブ
50 タイムインデックス用サーバ

Claims (7)

  1. 番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定する無音区間判定手段と、
    前記無音区間判定手段によって第2無音区間が発生すると判定された場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定する特徴量差判定手段と、
    を備えるCMデータ特定装置。
  2. さらに、前記特徴量差判定手段によって映像特徴量差が所定の閾値以上であると判定された場合に前記第1無音区間と前記第2無音区間との間のデータにCMデータフラグを立てるフラグ制御手段を備える、請求項1記載のCMデータ特定装置。
  3. さらに、前記フラグ制御手段によってフラグが立てられたデータの直前或いは直後のデータに、前記フラグ制御手段によってフラグが立てられたか否かを判定するフラグ判定手段を備える、請求項1記載のCMデータ特定装置。
  4. さらに、前記フラグ制御手段によってフラグが立てられたデータに字幕情報が含まれているか否かを判定する字幕情報判定手段を備える、請求項1記載のCMデータ特定装置。
  5. 番組データが記録される記録媒体と、
    前記記録媒体に記録される番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定する無音区間判定手段と、
    前記無音区間判定手段によって第2無音区間が発生すると判定された場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定する特徴量差判定手段と、
    を備える、テレビコマーシャル分析システム。
  6. 番組データを記録し、
    記録した番組データが再生される場合に当該番組データ内に発生する第1無音区間を取得し、
    取得した第1無音区間から15秒の倍数秒の経過時点で第2無音区間が発生するか否かを判定し、
    前記第2無音区間が発生すると判定した場合に前記第1又は第2無音区間の発生前後の映像特徴量を算出し、
    算出した映像特徴量差が所定の閾値以上であるか否かを判定すること、
    を含む、テレビコマーシャル分析方法。
  7. 請求項6記載の方法を情報処理装置に実行させるプログラム。
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