JP2002290350A - 放送受信装置間のデータ送受信システムおよび放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置間のデータ送受信システムおよび放送受信装置

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JP2002290350A
JP2002290350A JP2001092078A JP2001092078A JP2002290350A JP 2002290350 A JP2002290350 A JP 2002290350A JP 2001092078 A JP2001092078 A JP 2001092078A JP 2001092078 A JP2001092078 A JP 2001092078A JP 2002290350 A JP2002290350 A JP 2002290350A
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JP2001092078A
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English (en)
Inventor
Kana Yamauchi
香奈 山内
Masato Takano
正人 高野
Kazumi Sawayanagi
一美 澤柳
Yoshihiko Yoshizaki
好彦 吉崎
Satoshi Ozeki
聡 尾関
Mie Nakamura
美絵 中村
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二以上の放送受信装置を利用して,適切に情
報を受信できるようにしたデータ送受信システム,およ
びそのための放送受信装置を提供すること。 【解決手段】 自動車1が自宅ガレージに着いたら,あ
るいは,エンジンを停止させたら,GPS端末機3で検
出した現在位置の情報や車内テレビ5の状態の情報を,
車内テレビ5から車内送受信装置2に送る。状態情報で
は,車内テレビ5のチャンネル,音量,受信番組等のデ
ータを保持している。次に,車内送受信装置2は,家6
内にある第一受信側送受信装置7に前述情報を送信す
る。そして,第一受信側送受信装置7では,情報を受信
すると,その情報を第一テレビ/ビデオ8に送る。第一
テレビ/ビデオ8では,送られた情報により所望の番組
の録画を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,テレビ放送やラジ
オ放送のような,不特定多数向けに放送されている情報
を受信する放送受信機能を有する放送受信装置,および
そのデータ送受信システムに関する。さらに詳細には,
二以上の放送受信装置を利用して,適切に情報を受信で
きるようにしたデータ送受信システムおよびそのための
放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から,テレビやラジオのようなデー
タの放送受信装置が,自動車等の可動物にも搭載されて
いる。例えば,テレビ受像機搭載の自動車に代表される
ように,車内でテレビを見ることができる。つまり,家
にいても,車で移動していても,好きな時間に好きなテ
レビ番組を見ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,例えば
車内でテレビを見ている時に,番組の途中で家に着いて
しまう場合がある。このような場合に,従来では,車を
降りてからから家の部屋に着くまでの間は,車内で見て
いたテレビ番組を見ることができない。すなわち,従来
は,車内のテレビと,部屋のテレビとの間には何ら関連
はなく,各々テレビ情報等を単体で受信するのみであっ
た。このため,移動の間にテレビ番組の視聴が途切れて
しまい,番組のロスタイムが発生してしまう。
【0004】本発明は,前記した従来の技術が有する問
題点を,解決するためになされたものである。すなわち
その課題とするところは,二以上の放送受信装置を利用
して,適切に情報を受信できるようにしたデータ送受信
システム,およびそのための放送受信装置を提供するこ
とにある。例えば,車内の放送受信装置と家庭内の放送
受信装置とを連動させることにより,車から家の部屋ま
で移動する間に途切れたテレビ番組を,途切れることな
く見ることができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた本発明に係る放送受信装置間のデータ送受
信システムは,不特定多数向けに放送されている情報を
受信する放送受信機能を有する第1放送受信装置および
第2放送受信装置とを有し,第1放送受信装置に,放送
受信機能に関する動作状態のデータを送信する状態送信
手段を備え,第2放送受信装置に,状態送信手段からの
データを受信することにより,受信したデータに基づい
て所定の動作を開始させる動作開始手段を備えるもので
ある。
【0006】このデータ送受信システムでは,不特定多
数向けに放送されている情報(以下,「放送」という)
を第1放送受信装置にて受信しているときに,その動作
状態のデータを状態送信手段により送信することができ
る。このデータが第2放送受信装置により受信される
と,第2放送受信装置は,動作開始手段により,そのデ
ータに基づいて所定の動作を開始する。したがって,第
1放送受信装置による放送の受信を中止しようとすると
きに,状態送信手段を用いてその動作状態のデータを送
信すればよい。このデータが第2放送受信装置に受信さ
れることにより,切れ目なく放送を受信できるのであ
る。
【0007】本発明のデータ送受信システムにおいて
は,第1放送受信装置が可動物に搭載されており,状態
送信手段は,その可動物が所定の場所に到着したときに
データを送信するものであることが望ましい。このよう
にすると,当該可動物上で第1放送受信装置を用いて放
送を受信していて,可動物が当該所定の場所に到着する
と,状態送信手段が作動することとなる。これにより,
第2放送受信装置が所定の動作を開始することとなる。
例えば,可動物が自動車であり,所定の場所が自宅のガ
レージであれば,ガレージに帰庫したときに第2放送受
信装置の動作が開始されることとなる。
【0008】この場合においてあるいは,状態送信手段
は,その可動物に所定の事件が起こったときにデータを
送信することとしてもよい。このようにすると,当該可
動物上で第1放送受信装置を用いて放送を受信してい
て,可動物に当該所定の事件が起こると,状態送信手段
が作動することとなる。これにより,第2放送受信装置
が所定の動作を開始することとなる。例えば,可動物が
自動車であり,所定の事件がエンジンの停止であれば,
エンジンを停止させたときに第2放送受信装置の動作が
開始されることとなる。
【0009】本発明のデータ送受信システムにおいては
また,第2放送受信装置が,放送受信機能により受信し
た情報を記録する放送記録機能をさらに有し,動作開始
手段により開始させられる第2放送受信装置の動作が,
放送記録機能による情報の記録であり,動作開始手段に
より開始させられる情報の記録は,状態送信手段から受
信したデータにより示される動作状態でなされることが
望ましい。このようにすると,第1放送受信装置の側か
ら状態送信手段を作動させることにより,第2放送受信
装置にて,放送の記録を開始させることができる。その
放送の記録は,それまでの第1放送受信装置での放送の
受信と同じ状態でなされる。これにより,切れ目なく放
送を受信できるのである。
【0010】この場合にはさらに,第2放送受信装置
に,動作開始手段により情報の記録が開始させられた
後,所定の事件が起こったときに,当該記録した情報の
再生を開始する再生開始手段を備えることが望ましい。
このようにした場合には,第1放送受信装置の側からの
指示により第2放送受信装置が放送の記録を開始する
と,その後自動的に,記録した情報の再生が開始される
こととなる。このため,第2放送受信装置における操作
が楽である。
【0011】ここで,所定の事件としては例えば,情報
の記録の開始からの所定時間の経過であることとすると
よい。しかもその所定時間を,状態送信手段が作動した
時点での第1放送受信装置の場所から,第2放送受信装
置の場所まで徒歩で移動するのに要する標準的な時間と
しておくとよい。このようにすると,第1放送受信装置
の側で状態送信手段を作動させてから,第2放送受信装
置の場所まで徒歩で移動すると,自動的に再生が開始さ
れることとなるので便利である。
【0012】あるいは,所定の事件が,第2放送受信装
置への人の接近であってもよい。このようにすると,第
1放送受信装置の側で状態送信手段を作動させてから,
第2放送受信装置の近くまで移動すると,自動的に再生
が開始されることとなるので便利である。
【0013】本発明のデータ送受信システムにおいては
また,第2放送受信装置に,状態送信手段からデータを
受信したときに動作開始手段による動作の実行ができな
い状況にあった場合に,その旨の警告を第1放送受信装
置へ送信する警告手段を有することが望ましい。第2放
送受信装置は,電源,他人による使用,機能等の要因に
より,状態送信手段の要求に常に応じられるとは限らな
いからである。
【0014】この場合のデータ送受信システムにおいて
はさらに,不特定多数向けに放送されている情報を受信
する放送受信機能を有する第3放送受信装置をさらに有
し,第3放送受信装置に,状態送信手段からのデータを
受信することにより,受信したデータに基づいて所定の
動作を開始させる動作開始手段を備え,第3放送受信装
置における動作開始手段による動作の開始は,警告手段
が警告を送信した場合に限り行われることとするとよ
い。
【0015】このようにすると,何らかの事情により第
2放送受信装置が状態送信手段の要求に応じられない場
合に,代わって第3放送受信装置がその要求に応じるこ
ととなる。しかも,その場合には警告手段による警告が
発せられているので,操作者もそのことを認識すること
ができる。
【0016】また,本発明に係る放送受信装置は,不特
定多数向けに放送されている情報を受信する放送受信機
能を有し,可動物に搭載されるものであって,放送受信
機能に関する動作状態のデータを他の放送受信装置へ向
けて送信する状態送信手段を備え,状態送信手段は,可
動物が所定の場所に到着したときにデータを送信するも
のである。この放送受信装置は,前述の本発明に係るデ
ータ送受信システムにおいて,第1放送受信装置として
使用するのに好適なものである。ここにおける状態送信
手段は,可動物に所定の事件が起こったときにデータを
送信するものであってもよい。状態送信手段は,送信し
たデータに当該他の放送受信装置が従わない場合に,そ
のデータをさらに他の放送受信装置へ向けて送信するも
のであるとさらによい。
【0017】本発明に係る他の放送受信装置は,不特定
多数向けに放送されている情報を受信する放送受信機能
と,放送受信機能により受信した情報を記録する放送記
録機能とを有するものであって,放送受信機能に関する
動作状態のデータを外部から受信することにより,受信
したデータに基づいて,放送記録機能による情報の記録
を開始させる記録開始手段と,動作開始手段により情報
の記録が開始させられた後,所定の事件が起こったとき
に,当該記録した情報の再生を開始する再生開始手段と
を備え,記録開始手段により開始させられる情報の記録
は,状態送信手段から受信したデータにより示される動
作状態でなされるものである。この放送受信装置は,前
述の本発明に係るデータ送受信システムにおいて,第2
放送受信装置または第3放送受信装置として使用するの
に好適なものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化した実施の
形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
本実施の形態は,自動車に搭載したテレビ受像機と,家
庭内に設置したテレビ受像機とに本発明を適用したもの
である。
【0019】[第一の形態]第一の形態に係る放送受信
装置間のデータ送受信システムは,図1に示すように構
成されている。すなわちこのデータ送受信システムは,
データの送信側である自動車1内のテレビ受像機(以下
車内テレビと称す)5と,データの受信側となる家6内
のテレビ受像機とで構成されている。自動車1は,車内
テレビ5の他に,位置検出手段であるGPS端末機3
と,車内テレビ5に関するデータを外部に送信するため
の送受信装置(以下車内送受信装置と称す)2と,これ
らの制御のためのCPU4とを搭載している。
【0020】一方,家6内には,通常の場合に使用し,
居間等に設置されているテレビ/ビデオ(以下第一受信
側テレビ/ビデオと称す)8と,第一受信側テレビ/ビ
デオ8が使用されている場合等に,補助的に使用される
テレビ/ビデオ(以下第二受信側テレビ/ビデオと称
す)10とがある。さらに,第一テレビ/ビデオ8に
は,自動車1からのデータを受信するための送受信装置
(以下第一受信側送受信装置と称す)7が接続されてい
る。また,第二受信側テレビ/ビデオ10にも,自動車
1からのデータを受信するための送受信装置(以下第二
受信側送受信装置と称す)9が接続されている。第一受
信側テレビ/ビデオ8,第二受信側テレビ/ビデオ10
は,各々ハードディスクを内蔵しており,所望の番組を
録画および再生する機能を有している。ここにおいて
は,ハードディスクを使用しているので,再生しながら
の録画が可能である。なお車内送受信装置2,第一受信
側送受信装置7,第二受信側送受信装置9としては,例
えばBluetooth(商品名)が使用可能である。
むろん,データの送受信が可能なものであれば,他の機
器を用いてもよい。
【0021】次に,本システムの動作について説明す
る。第一の形態では,自動車1が自宅ガレージに到着す
ると同時に,第一受信側テレビ/ビデオ8で所望の番組
の録画を開始させるようにしている。
【0022】まず,車内テレビ5には,位置登録機能が
備えられており,本形態では,あらかじめ自宅ガレージ
の位置を登録しておく。そして,GPS端末機3は,常
時,自動車1の位置を監視している。そして,GPS端
末機3で検出した位置が自宅のガレージであれば,GP
S端末機3で検出した位置情報や車内テレビ5の状態情
報を,車内テレビ5から車内送受信装置2に送るのであ
る。ここで,状態情報とは,車内テレビ5のチャンネ
ル,音量,受信番組,主音声/副音声等のデータのこと
である。また,あらかじめ,車内送受信装置2の送信先
情報も登録しておく。本形態では,送信先情報として,
主送信先である第一受信側テレビ/ビデオ8と,主送信
先に支障があった場合の副送信先である第二受信側テレ
ビ/ビデオ10とを登録しておく。次に,車内送受信装
置2は,家6内にある第一受信側送受信装置7に前述情
報を送信する。そして,第一受信側送受信装置7では,
情報を受信すると,その情報を第一受信側テレビ/ビデ
オ8に送る。第一受信側テレビ/ビデオ8では,送られ
た情報により所望の番組の録画を開始する。
【0023】次に,フローチャートに基づいて,本発明
のデータ送受信システムの動作を説明する。まず,送信
側である自動車内での処理を,図2のフローチャートを
用いて説明する。まずGPS端末機3は,常時,自動車
1の現在位置を検出し,検出した位置情報をCPU4に
伝えている(S1)。次にCPU4は,GPS端末機3
から送られてくる位置情報と,車内テレビ5に登録した
位置(本形態では自宅ガレージ)とが一致するか否かを
判断する(S2)。S1で検出した位置情報と,車内テ
レビ5に登録されている場所とが一致していない間は
(S2:NO),S1とS2とを反復する。S2で登録
場所と現在位置とが一致すれば(S2:YES),CP
U4は車内テレビ5が現在放送を受信中であるか否かを
判断する(S3)。S3で車内テレビ5が現在受信中で
あると判断した場合には(S3:YES),その時点で
の車内テレビ5の状態情報と自動車1の位置情報とを,
車内送受信装置2に送る(S4)。車内送受信装置2
は,受け取った情報を,主送信先に接続されている第一
受信側送受信装置7に送信する(S5)。
【0024】第一受信側テレビ/ビデオ8は,車内送受
信装置2より送られた情報および自己の状態から,使用
可能であるか否かを判断する。そして,使用可能な場合
は,その旨の確認信号を車内送受信装置2へ送信する。
なお,使用不可能である場合とは,第一受信側テレビ/
ビデオ8の電源がOFFになっている場合,第一受信側
テレビ/ビデオ8が現在他の目的で使用されている場
合,車内送受信装置2から送られてきた情報を実行する
ための機能を有していない場合等がある。機能を有して
いない場合とは,例えば,車内テレビがBS放送を視聴
していて,第一受信側テレビ/ビデオがBS放送に対応
していない場合である。
【0025】図2に戻って,CPU4は,第一受信側送
受信装置7から前述の確認信号が届いたか否かを判断す
る(S6)。S6で,第一受信側送受信装置7から確認
信号が届いていた場合には(S6:YES),処理を終
了する。S6で,第一受信側送受信装置7からの確認信
号を受信していなければ(S6:NO),CPU4は,
所定時間を経過したか否かを判断する(S7)。S7
で,所定時間を経過していなければ(S7:NO),S
6とS7とを反復する。なお,S7における所定時間
は,あらかじめ,車内テレビ5に登録しておく。S7
で,所定時間を経過していた場合には(S7:YE
S),第一受信側送受信装置7に何らかの支障が生じて
いるものと考えられる。このため,前述の状態情報と位
置情報とを,第二受信側送受信装置9に送信する(S
8)。そして処理を終了する。
【0026】図2のフローチャート中,S3の例外処理
として,S3で車内テレビ5を視聴していなければ(S
3:NO),そのまま処理を終了する。以上が,送信側
での処理である。
【0027】次に,受信側である家での処理を,図3の
フローチャートを用いて説明する。まず,車内送受信装
置2から情報を受信して,使用可能であるとの確認信号
を送信した場合には(S11:YES),番組の録画時
間を決定する(S12)。この決定は,車内送受信装置
2から送信された車内テレビ5の状態情報と現在時刻と
に基づく。具体的には,自動車1から第一受信側テレビ
/ビデオ8の部屋までの移動に要する時間,あるいは,
視聴していた番組の残り時間である。次に,決定された
録画時間と,車内送受信装置2から送信された状態情報
に含まれるチャンネル情報とに基づいて,第一受信側テ
レビ/ビデオ8で番組の録画を開始する(S13)。次
に,第一受信側テレビ/ビデオ8は,S13で録画を開
始してから所定時間を経過したか否かを判断し(S1
4),所定時間を経過したら(S14:YES),S1
3で録画開始したビデオの再生を開始する(S15)。
S14の所定時間は,自動車1の位置情報と第一受信側
テレビ/ビデオ8の位置との距離により,自動的に決定
される。したがって,この所定時間は,前述のS7での
所定時間とは無関係である。以上が受信側での処理であ
る。
【0028】また,図2のフローチャート中,S7で所
定時間が経過し,第二受信側送受信装置9に情報が送信
された場合には,情報を受信した第二受信側送受信装置
9で,図3と同様の動作が行われる。
【0029】以上詳細に説明したように本形態では,自
動車1が所定の場所に到着したときに,車内送受信装置
2が,車内テレビ5の状態情報と自動車1の位置情報と
を,家6内の第一受信側送受信装置7に向けて発信する
こととしている。そして,家6内にある第一受信側送受
信装置7が当該情報を受信すると,第一受信側テレビ/
ビデオ8により,車内で視聴していた番組の録画が自動
的に開始されるようにしている。さらに,第一受信側テ
レビ/ビデオ8に何らかの支障があった場合には,第二
受信側送受信装置9が当該情報を受信し,第二受信側テ
レビ/ビデオ10により録画が行われることとしてい
る。これにより,二以上の放送受信装置を用いて途切れ
なく適切にデータ送受信システムが実現されている。
【0030】[第二の形態]次に,第二の形態として,
自動車のエンジンを停止させる動作と同時に,第一テレ
ビ/ビデオ8で所望の番組の録画を開始させるようにし
たものについて説明する。本形態のシステム構成は,前
述の第一の形態の図1で説明したものと差はない。
【0031】本形態では,送信側である自動車1内での
処理は,図4のフローチャートに示すようになされる。
この図4のフローチャートと,図2のフローチャートと
の違いは,図4のS22と,図2のS1およびS2とで
処理に違いがあるのみで,S23以降の処理は,S3と
同様である。まず,エンジンが切られたか否かを判断す
る(S22)。エンジンが切られたと判断した場合には
(S22:YES),車内テレビ5を視聴しているか否
かを判断する(S23)。S23以降の動作は,図2の
S3以降の動作と同様である。受信側での処理も,図3
の動作と同様である。第二受信側送受信装置9も,第一
の形態の場合と同様の動作を行う。このようにしても,
二以上の放送受信装置間によるデータ送受信システムが
実現される。
【0032】以上詳細に説明したように本形態では,自
動車1のエンジンが停止したときに,車内送受信装置2
が,車内テレビ5の状態情報と自動車1の位置情報と
を,家6内の第一受信側送受信装置7に向けて発信する
こととしている。そして,家6内にある第一受信側送受
信装置7が,当該情報を受信すると,第一受信側テレビ
/ビデオ8により,車内で視聴していた番組の録画が自
動的に開始されるようにしている。これにより,二以上
の放送受信装置を用いて途切れなく適切にデータ送受信
システムが実現されている。
【0033】[その他の形態]その他の形態として,以
下のような形態がある。いずれも,システム構成は,前
述の第一の形態の図1で説明したものと差はない。
【0034】まず,前述の形態では第一受信側テレビ/
ビデオ8にて決定していた録画時間を(図3:S1
2),車内テレビ5で決定することが考えられる。この
場合には,車内テレビ5の状態情報に録画時間の情報を
付加して送信する。
【0035】また,前述の形態では録画が開始してから
所定時間を経過したとき(図3:S14)としていた再
生の開始を,第一受信側テレビ/ビデオ8に対し何らか
の操作を行ったとき(例えばボタン押下)とすることが
考えられる。また,第一受信側テレビ/ビデオ8の近く
に人が来たことを検知したときに再生を開始することも
考えられる。この場合には,第一受信側テレビ/ビデオ
8に人体検出センサー等を設け,人が来たこと認知する
必要がある。また,第一受信側テレビ/ビデオ8の部屋
にて,照明,空調等が入れられたときに再生を開始する
こととしてもよい。
【0036】また,前述の形態では,録画をしながら再
生していたが(図3:S15),移動の間の番組のみ録
画することも考えられる。この場合の所定時間は,自動
車1の位置情報と第一受信側テレビ/ビデオ8の位置と
の間の距離,およびその移動に要する時間により決定さ
れ,第一受信側テレビ/ビデオ8に記憶される。
【0037】また,第一受信側送受信装置7が,車内送
受信装置2から情報を受信した時点で動作に支障があっ
た場合に,単に確認信号を送信しないだけでなく,車内
送受信装置2に対して,警告を出すようにしてもよい。
また,その場合の第二受信側送受信装置9への情報の送
信は,車内送受信装置2からでなく第一受信側送受信装
置7からでもよい。
【0038】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,自動車と家との組み合
わせに限らず,家の居間と寝室という,同じ建物内とし
てもよい。もちろん,自動車と自動車との組み合わせと
してもよい。また,放送受信装置としては,テレビ/ビ
デオに限らず,例えば,ラジオでもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,二以上の放送受信装置を利用して,適切に情報
を受信できるようにしたデータ送受信システム,および
そのための放送受信装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る放送受信装置間のデータ送受
信システムの概略図である。
【図2】第一の形態に係る送信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】第一の形態に係る受信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】第二の形態に係る送信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 自動車 2 車内送受信装置 3 GPS端末機 4 CPU 5 車内テレビ 6 家 7 第一受信側送受信装置 8 第一受信側テレビ/ビデオ 9 第二受信側送受信装置 10 第二受信側テレビ/ビデオ
フロントページの続き (72)発明者 澤柳 一美 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 吉崎 好彦 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 尾関 聡 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 中村 美絵 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA01 AA30 BA21 BA25 BA27 DA01 5C052 AA01 CC01 CC06 EE02 EE03 5C056 AA01 BA01 BA08 CA06 CA13 DA01 DA06 DA11 EA12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不特定多数向けに放送されている情報を
    受信する放送受信機能を有する第1放送受信装置および
    第2放送受信装置とを有する放送受信装置間のデータ送
    受信システムにおいて,前記第1放送受信装置に,放送
    受信機能に関する動作状態のデータを送信する状態送信
    手段を備え,前記第2放送受信装置に,前記状態送信手
    段からのデータを受信することにより,受信したデータ
    に基づいて所定の動作を開始させる動作開始手段を備え
    ることを特徴とする放送受信装置間のデータ送受信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記第1放送受信装置
    は,可動物に搭載されており,前記状態送信手段は,そ
    の可動物が所定の場所に到着したときにデータを送信す
    ることを特徴とする放送受信装置間のデータ送受信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記第1放送受信装置
    は,可動物に搭載されており,前記状態送信手段は,そ
    の可動物に所定の事件が起こったときにデータを送信す
    ることを特徴とする放送受信装置間のデータ送受信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記第2放送受信装置
    が,放送受信機能により受信した情報を記録する放送記
    録機能をさらに有し,前記動作開始手段により開始させ
    られる前記第2放送受信装置の動作が,放送記録機能に
    よる情報の記録であり,前記動作開始手段により開始さ
    せられる情報の記録は,前記状態送信手段から受信した
    データにより示される動作状態でなされることを特徴と
    する放送受信装置間のデータ送受信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記第2放送受信装置
    に,前記動作開始手段により情報の記録が開始させられ
    た後,所定の事件が起こったときに,当該記録した情報
    の再生を開始する再生開始手段を備えることを特徴とす
    る放送受信装置間のデータ送受信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記所定の事件は,情報
    の記録の開始からの所定時間の経過であることを特徴と
    する放送受信装置間のデータ送受信システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記所定の事件は,前記
    第2放送受信装置への人の接近であることを特徴とする
    放送受信装置間のデータ送受信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,前記第2放送受信装置
    に,前記状態送信手段からデータを受信したときに前記
    動作開始手段による動作の実行ができない状況にあった
    場合に,その旨の警告を前記第1放送受信装置へ送信す
    る警告手段を有することを特徴とする放送受信装置間の
    データ送受信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載する放送受信装置間のデ
    ータ送受信システムにおいて,不特定多数向けに放送さ
    れている情報を受信する放送受信機能を有する第3放送
    受信装置をさらに有し,前記第3放送受信装置に,前記
    状態送信手段からのデータを受信することにより,受信
    したデータに基づいて所定の動作を開始させる動作開始
    手段を備え,前記第3放送受信装置における前記動作開
    始手段による動作の開始は,前記警告手段が警告を送信
    した場合に限り行われることを特徴とする放送受信装置
    間のデータ送受信システム。
  10. 【請求項10】 不特定多数向けに放送されている情報
    を受信する放送受信機能を有し,可動物に搭載される放
    送受信装置において,放送受信機能に関する動作状態の
    データを他の放送受信装置へ向けて送信する状態送信手
    段を備え,前記状態送信手段は,可動物が所定の場所に
    到着したときにデータを送信することを特徴とする放送
    受信装置。
  11. 【請求項11】 不特定多数向けに放送されている情報
    を受信する放送受信機能を有し,可動物に搭載される放
    送受信装置において,放送受信機能に関する動作状態の
    データを他の放送受信装置へ向けて送信する状態送信手
    段を備え,前記状態送信手段は,可動物に所定の事件が
    起こったときにデータを送信することを特徴とする放送
    受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載す
    る放送受信装置において,前記状態送信手段は,送信し
    たデータに当該他の放送受信装置が従わない場合に,そ
    のデータをさらに他の放送受信装置へ向けて送信するこ
    とを特徴とする放送受信装置。
  13. 【請求項13】 不特定多数向けに放送されている情報
    を受信する放送受信機能と,放送受信機能により受信し
    た情報を記録する放送記録機能とを有する放送受信装置
    において,放送受信機能に関する動作状態のデータを外
    部から受信することにより,受信したデータに基づい
    て,放送記録機能による情報の記録を開始させる記録開
    始手段と,前記動作開始手段により情報の記録が開始さ
    せられた後,所定の事件が起こったときに,当該記録し
    た情報の再生を開始する再生開始手段とを備え,前記記
    録開始手段により開始させられる情報の記録は,前記状
    態送信手段から受信したデータにより示される動作状態
    でなされることを特徴とする放送受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載する放送受信装置に
    おいて,前記所定の事件は,情報の記録の開始からの所
    定時間の経過であることを特徴とする放送受信装置。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載する放送受信装置に
    おいて,前記所定の事件は,当該装置への人の接近であ
    ることを特徴とする放送受信装置。
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