JP2008294743A - 移動体端末装置および録画通信システム - Google Patents

移動体端末装置および録画通信システム Download PDF

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【課題】移動中に視聴している番組の中断時点以降の番組のリアルタイム録画予約を可能とすることにより、利便性を提供するとともに使い勝手の良い、移動体端末装置および録画通信システムを提供する。
【解決手段】移動体端末装置は、テレビ放送を受信するチューナ部11と、録画ボタン51と、録画ボタン51の押下を検出した、もしくは受信状態の悪化を検出したことを契機に、視聴中の番組情報を、通信網3を介して接続される録画装置(録画PC1または録画サーバ2)に送信し、録画装置による、録画ボタン51押下、もしくは受信状態が悪化した以降の番組内容の録画を起動する制御部13と、により構成される。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、録画PC(Personal Computer)や録画サーバ等の録画装置とはIP(Internet Protocol)ネットワーク等の通信網を介して接続される、移動体端末装置および録画通信システムに関するものである。
近年の車載情報機器は、テレビ放送の受信機能の搭載が必須となっており、特に、運転者以外は、車で移動中、テレビを視聴することによって過ごすことが多い。しかしながら、テレビ放送の受信状態は、地形、進行方向、周囲状況、気象環境等により大きく変化し、視聴中の番組にノイズ等により途切れが発生し、最悪、テレビ視聴を途中で中断することを余儀なくされる場合もあり、車載情報機器に対する不満要因になっている。さらに今日では地上波デジタル放送も始まり、車中でのテレビ視聴における受信品質に対する期待は増加の一途をたどっているため、利便性改善の余地がある。
一方、運転者は、運転中、映像を見ることができないため、停車状態から車を運転する必要が発生した場合に、その時点以降のテレビ視聴を諦める必要があり、同様に利便性が損なわれており、その解決手段の提供も期待されている。
上記した課題を解決するために、中断した時点以降の番組を録画して、例えば帰宅時等、別の機会に視聴することが考えられる。これらに関する提案は従来から多数出願されており、例えば、外出先から携帯電話等を使用して家庭にあるデジタル放送受信機器を遠隔操作して、受信・録画したい番組を設定する記述が知られている(特許文献1参照)。また、Web(World Wide Web)機能を有する携帯電話を用いて録画代行サービスによる録画内容の入手を行なう技術も知られている(特許文献2参照)。
特開2003−199082号公報 特開2003−158733号公報
上記した特許文献1に開示された技術によれば、携帯電話から公衆回線を使用して家庭の録画機器に録画指示を行なうが、携帯電話が持つWeb(World Wide Web)接続機能を用い電子番組表を参照しながら録画の指示を行うものであり、車内でリアルタイムに視聴している番組の録画制御を行うものではない。また、録画のために煩雑な操作を要し、特に、これから運転を開始しようとする運転者にとっては非常に使い勝手が悪い。
また、特許文献2に開示された技術は、録画予約を第三者が管理運営するデータセンタに対して行なうものであるが、あらかじめ録画予約を行なっていた場合のみの対応であり、特許文献1同様、走行中に視聴不能になった番組を録画することはできない。
この発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、移動中に視聴している番組の中断時点以降の番組のリアルタイム録画予約を可能とすることにより、利便性を提供するとともに使い勝手の良い、移動体端末装置および録画通信システムを提供することを目的とする。
この発明に係る移動体端末装置は、テレビ放送を受信するチューナ部と、録画ボタンと、前記録画ボタンの押下を検出したことを契機に視聴中の番組情報を、通信網を介して接続される録画装置に送信し、前記録画装置による前記録画ボタン押下以降の番組内容の録画を起動する制御部とを有するものである。
また、この発明に係る移動体端末装置は、テレビ放送を受信するチューナ部と、前記テレビ放送の受信状況を監視する受信状況監視部と、前記受信状況監視部で監視した前記受信状況が予め規定される閾値以下になったことを契機に視聴中の番組情報を、通信網を介して接続される録画装置に送信し、前記録画装置による前記受信強度が閾値以下になった移行の番組内容の録画を起動する制御部とを有するものである。
この発明に係る録画通信システムは、固定局に設置された録画装置と、前記録画装置とは通信網経由で接続され、前記固定局の宛先が登録された通信装置と、前記通信装置とは有線もしくは無線により接続され、テレビ放送視聴中、録画ボタンの押下を検出し、もしくは前記テレビ放送の受信状況の悪化が検出されたことを契機に、前記テレビ放送視聴中の番組情報を、前記通信装置を介して前記宛先に送信し、前記録画装置による、前記録画ボタンの押下、もしくは前記受信状況の悪化が検出された以降の番組内容の録画を起動する後位端末装置とを有するものである。
この発明によれば、移動中に視聴している番組の中断時点以降の番組のリアルタイム録画予約を可能とすることにより、利便性を提供するとともに使い勝手の良い、移動体端末装置および録画通信システムを提供することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る録画通信システムのシステム構成の一例、ならびに指令およびデータの流れを示す図である。
図1に示されるように、この発明の実施の形態1に係る録画通信システムは、自宅やサービスプロバイダ等の固定局に設置された録画PC1や録画サーバ2等の録画装置と、これら録画装置とはIPネットワーク等の通信網3経由で接続され、固定局の宛先が登録された通信装置としての携帯電話4と、携帯電話4とは有線(専用ケーブル)もしくは無線(ブルートゥース等)により接続され、テレビ放送視聴中、録画ボタン51の押下が検出されたことを契機に、テレビ放送視聴中の番組情報を、携帯電話4を介して上記した宛先に送信し、録画装置による、録画ボタン51の押下以降に放送される番組内容の録画を起動する後位端末装置としてのカーナビゲーション装置(以下、単にカーナビ5という)とにより構築される。
カーナビ5のフロントパネルには、各種操作を行なうパネルを配置し、そのパネルには液晶表示とともに、指で触れることにより操作を行うことが可能なタッチパネル式のセンサが配置されており、また、それ以外にもユーザ操作を行なうためのハードボタンが周囲に複数個配置されている。上記した録画ボタン51は、ここではハードボタンの一つとして実装されるものとする。勿論、タッチパネルの一部に割り付けてもよい。
上記構成において、車内でTV放送を視聴中、電波状態の悪化により画面が視聴に耐えられないものになった場合、あるいは運転手が運転を開始するためにTVの視聴を中断する必要が発生した場合、カーナビ5のフロントパネルに配置された録画ボタン51を押すものとする。これを検出したカーナビ5は、携帯電話4を経由して固定局であるインターネット接続環境を有する録画PC1、もしくは録画サーバ2に録画指示を送信し(aまたはb)、家庭にある録画機器(HDDレコーダ)、あるいはプロバイダ先で管理運営される録画サーバ2による録画を開始される。そして運転者、あるいは同乗者が自宅に戻り、自宅にある録画PC1を起動し、録画ボタン51押下以降に録画された番組内容を再生(視聴)するか、録画サーバ2から同録画番組をダウンロードして、再生することにより車中で視聴した続きの番組を視聴することが可能になる(c)。
なお、上記した録画ボタン51は、カーナビ5のフロントパネル正面に配置され、かつ、操作を瞬時に行なうことが出来るかたちで実装されていることは当然である。
図2は、この発明の実施の形態1に係る移動体端末装置の内部構成を示すブロック図である。この発明の実施の形態1に係る移動体端末装置は、車両に搭載されたカーナビ5と、当該カーナビ5に専用ケーブル40(USB:Universal Serial Bus)経由で接続された携帯電話4の組からなる通信モジュール10が例示されている。
図2において、通信モジュール10は、TVチューナ部11と、デコーダ部12と、制御部13と、カーナビモニタ部50と、携帯電話4の通信部41とにより構成される。
TVチューナ部11は、テレビ放送を受信する機能を有し、ここでは、移動体向け地上波デジタル放送を受信するものとする。デコーダ部12は、放送波から復調され多重化TSを分離して音声信号と映像信号に復号してカーナビモニタ部50へ供給する。カーナビモニタ部50が実装される筐体の任意の箇所には上記した録画ボタン51が設置されているものとする。制御部13は、録画ボタン51の押下を検出したことを契機に、視聴中の番組情報を携帯電話4の通信部41経由で、録画PC1、録画サーバ2等の録画装置に送信し、当該録画装置による、録画ボタン押下以降の番組内容の録画を起動する機能を有する。制御部13はまた、現在地表示、目的地案内、誘導等、カーナビ5が本来持つ機能も実現する。但し、これら機能については本発明と直接的に関係しないため、説明を省略する。
制御部13は、固定局において視聴可能な番組情報リスト(EPG)が記憶される後述する記憶部136を有し、録画ボタン51の押下を検出した場合、記憶部136からEPGを読み出し、当該EPGと、視聴中の番組情報とを比較し、一致した場合に視聴中の番組情報を送信する。また、制御部13は、録画ボタン51の押下を検出したことを契機に、通信部41経由で、録画PC1や録画サーバ2等の録画装置に、番組情報の他に車両の現在位置情報を送信してもよい。この場合、録画実行の有無は、現在位置情報に基づくEPGを参照した録画装置側で決定することになる。
制御部13は、図2にその内部構成が機能展開され示されているように、主制御部130と、録画ボタン押下検出部131と、比較部133と、番組情報送信部134と、通信インタフェース部135と、記憶部136とにより構成される。
記憶部136には、視聴中番組情報と、固定局のEPGと、固定局の宛先(送信先)とが記憶されている。なお、EPGは、電子番組ガイド(Electronic Program Guide)であり、TV放送電波に重畳され配信されるデータである。
主制御部130は、録画ボタン51の押下を検出したことを契機に、視聴中の番組情報を携帯電話4の通信部41を経由して録画PC1や録画サーバ2等の録画装置に送信し、当該録画装置による、録画ボタン51押下検出以降に放送される番組の録画を起動する制御部13としての制御中枢となり、後述する各機能ブロック131〜135のシーケンス制御を行なう。
録画ボタン押下検出部131は、カーナビモニタ部50に設けられた録画ボタン51の押下を検出して後述する比較部133による比較操作を有効にする。
比較部133には、記憶部136から、視聴中、チャンネル変更の都度更新される番組情報と、固定局におけるEPGとが入力されており、録画ボタン押下検出部131により出力される信号をトリガとして両入力を比較し、番組情報送信部134を起動する。
番組情報送信部134は、記憶部136に記憶された番組情報を、固定局の宛先情報に基づき、通信インタフェース部135、専用ケーブル40、携帯電話4の通信部41、通信網3経由で、録画PC1もしくは録画サーバ2へ送信する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る移動体端末装置の動作を示すフローチャートである。以下、図3に示すフローチャートを参照しながら、図2に示すこの発明の実施の形態1に係る移動体端末装置の動作について詳細に説明する。
図3のフローチャートにおいて、ユーザは、事前に、固定局の送信先を登録してあるものとする(ステップST301)。固定局の送信先の登録を行なうには動作環境設定時のGUI(Graphical User Interface)画面を使用する。ここでは、固定局として、自宅に設置された録画PC1、もしくはプロバイダが管理運営する録画サーバ2のいずれかを選択し、その宛先(IPアドレス)が登録される。
上記した準備作業の後、ユーザがTV放送番組視聴中(ステップST302“Yes”)、主制御部130は、チャンネル切り替え毎に番組情報(チャンネル番号、放送局名、および番組名)を更新し、記憶部136の所定の領域に記憶する(ステップST303)。
続いて、ユーサが録画ボタン51を押下すると、これを録画ボタン押下検出部131がキースキャンにより検出し(ステップST304“Yes”)、比較部133による比較操作を有効にする。このとき、主制御部130は、記憶部136から録画ボタン51押下直前の視聴中の番組情報を読み出し、比較部133の一方の入力端子に供給する(ステップST305)。このとき、比較部133の他方の入力端子には、同じく記憶部136から読み出され、先に宛先登録された固定局のEPGが入力されている。
比較部133は、入力端子に供給された両入力データを比較(固定局のEPGに録画を行なう番組情報が含まれるか否か)することにより、録画ボタン51押下直前にユーザが視聴していた番組情報が固定局においても視聴できるか否かを判定する(ステップST306)。
比較部133による比較結果は、番組情報送信部134を制御し、番組情報送信部134は、この比較結果にしたがい固定局においても視聴可と判定された場合(ステップST306“一致あり”)、記憶部136に記憶された固定局の宛先情報に基づき番組情報を、通信インタフェース部135、専用ケーブル40、携帯電話4の通信部41、通信網3経由で、固定局にある録画PC1もしくは録画サーバ2へ送信して、録画ボタン51押下以降に放送されるTV放送番組の録画起動を行なう(ステップST307)。なお、固定局のEPGの中に録画を行なう番組情報が含まれない場合は(ステップS306“一致なし”)、例えば、カーナビモニタ部50へ録画不可等のメッセージが表示される。
上記したこの発明の実施の形態1によれば、録画ボタン51の押下を検出したことを契機に視聴中の番組情報を録画装置(録画PC1、録画サーバ2)に送信し、当該録画装置による録画ボタン51押下以降に放送された番組内容の録画を起動することで、リアルタイム録画予約を可能とする。このことにより、ユーザに利便性を提供するとともに使い勝手の良い、移動体端末装置を提供することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係る移動体端末装置の内部構成を示すブロック図であり、図5は、その動作を示すフローチャートである。
図4に示すこの発明の実施の形態2に係る移動体端末装置において、図2に示す実施の形態1との差異は、図2に示す実施の形態1では、録画ボタン51の押下検出を契機に録画装置の録画を起動したのに対し、実施の形態2では、受信状態監視部132を備え、図5に示されるように、受信状態監視部132でTV放送の受信状態を監視し(ステップST509)、受信状態があらかじめ規定される閾値レベル以下になったことを契機に(ステップST510“Yes”)、録画装置の録画を起動している点が異なる。
受信状態監視部132で、TVチューナ部11が受信するTV放送電波の受信レベルを取得し、あらかじめ閾値設定された受信レベルと比較することにより電波状態を監視し、電波環境が悪化して閾値レベル以下となった場合に(ステップST510“≦”)、比較部133による比較操作を有効にする。比較部133は、電波状態が悪化する直前にユーザが視聴していた番組情報が固定局においても視聴できるか否かをEPGを参照することにより判定し、当該比較結果にしたがい固定局においても視聴可と判定された場合(ステップST506“一致あり”)、記憶部136に記憶された固定局の宛先情報に基づき番組情報を、通信インタフェース部135、専用ケーブル40、携帯電話4の通信部41、通信網3経由で、固定局にある録画PC1もしくは録画サーバ2へ送信して、電波状態悪化以降に放送されるTV放送番組の録画起動を行なう(ステップST507)。
上記した実施の形態2によれば、受信状態監視部132により監視される受信状態が予め規定される閾値以下になったことを契機に視聴中の番組情報を録画装置に送信し、録画装置による受信強度が閾値以下になった以降の番組内容の録画を起動することにより、リアルタイム録画予約を可能とする。このことにより、ユーザに利便性を提供するとともに使い勝手の良い移動体端末装置を提供することができる。また、実施の形態1で必要とした、カーナビ本体装置50に配置される録画ボタン51が不要となり、受信環境が悪化した場合に自動的に続きの録画予約をすることができるため、ユーザの負担を軽減することができ、一層、使い勝手が良くなり、また利便性が増す。
なお、上記した実施の形態2によれば、受信状態を監視することにより自動的に録画装置による録画を起動することとしたが、受信状態を監視することに代えてデコーダ部12による復号状態を監視することによっても同様の効果が得られる。
図6、図7は、この発明の実施の形態1、2に係る録画通信システムの使用シーンを説明するために示した図である。
図6は、外部との通信手段(インターネト接続環境)を搭載した録画PC1やHDDレコーダ等の録画機器を家庭内に所有している場合、図7は、外部との通信手段を搭載した録画機器を家庭内に所有しない場合、のそれぞれを示している。
図6(a)に示されるように、車内でTV放送を視聴中、受信状態の悪化によりカーナビ5画面が視聴に耐えられないものになった場合、あるいは運転手が運転を開始するためにTVの視聴を中断する必要が発生した場合、カーナビ5のフロントパネルに配置された録画ボタン51を押す。これを検出したカーナビ5は、携帯電話4、IPネットワーク3を経由して固定局である自宅の録画PC1に録画指示を発し、その結果、録画PC1は、録画ボタン51押下以降に放送される続きの番組録画を開始する。
図6(b)に示されるように、運転者あるいは同乗者が自宅に戻り、録画PC1を起動し、録画ボタン51押下以降に録画された番組内容を再生(視聴)することができる。
なお、ここでは、録画ボタン51を押下することにより録画を起動することとしたが、受信状態が悪化したときに自動的に録画を起動することも可能である。また、移動体端末装置(カーナビ5)が固定局におけるEPGを有していない場合、視聴中の番組情報の他に、車両の現在位置情報を送信することで、録画PC1がその位置情報に対応した地域のEPGを取得し、当該取得したEPGと、受信した録画を希望する番組情報との比較を行い、希望する番組情報の録画の有無を返答してもよい。
図7に示す例は、録画サービスを提供するプロバイダサイドで、TV放送の受信設備と、録画設備とを備えたサーバセンタを設置しており、利用者がプロバイダとの間であらかじめ録画契約を結ぶことが必要である。
ここでも図6に示す例と同様、図7(a)に示されるように、車中でTV放送視聴中に録画希望が発生した場合に、運転手、もしくは同乗者がカーナビ5のフロントパネルに配置された録画ボタン51を押下する。このことにより、図7(b)に示されるように、録画指示がカーナビ5(携帯電話4経由)経由でプロバイダが管理運営するサーバセンタに送られ、録画サーバ2による録画が実行される。そして、図7(c)に示されるように、後日、サーバセンタからIPネットワーク3経由で自宅PC6に録画データが送信され、家庭内で視聴することを可能としたものである。なお、IPネットワーク3経由で録画番組を配信する以外に、ディスクやテープ等の録画媒体をデータの受け渡し手段として使用することも可能である。
また、上記した実施の形態2に係る移動体端末装置で説明したように、あらかじめカーナビ5に、受信状態が悪化したときに録画指示を行う“自動録画指示機能”を設定しておくことも可能である。すなわち、走行中にTV放送の受信状態が悪化した場合、その状況に応じて自動的に録画指示を発信するものである。このために、TVチューナ部11から、例えば、受信電波強度に比例した電圧が出力され、その電圧値を制御部13が監視する仕組みが構築される。ここで、制御部13に内蔵されるマイコンが検知する電圧が、例えば、1.5V以上の場合には、受信レベルが十分であると判断し、1.5V以下の場合には受信レベルが弱いと判定する。すなわち、閾値である電圧1.5Vを下回った場合に制御部13が自動で録画指示を発信する。このことにより、運転手は車内での視聴の状況を気にすることなく運転に集中できるという安全上の効果も得られる。
以上説明のように、この発明の実施の形態1、2に係る移動体端末装置および録画通信システムによれば、移動中に視聴している番組の中断時点以降の番組のリアルタイム録画予約を可能とすることにより、ユーザに利便性を提供するとともに使い勝手が向上する。
なお、上記した実施の形態1、2に係る移動体端末装置によれば、通信手段として携帯電話4を用いたが、機器組み込み型の通信モジュールを用いることにより、よりコンパクトな移動体端末装置を提供することができる。また、この発明は、特に、デジタル放送受信に用いて効果的であるが、アナログ放送の場合も同様に応用が可能である。
また、図2、図4に示す制御部13が有する各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、主制御部130におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
この発明の実施の形態1に係る録画通信システムのシステム構成の一例、ならびに指令およびデータの流れを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る移動体端末装置の内部構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る移動体端末装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る移動体端末装置の内部構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る移動体端末装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1、2に係る録画通信システムの使用シーンの一例を示した図である。 この発明の実施の形態1、2に係る録画通信システムの使用シーンの他の例を示した図である。
符号の説明
1 録画PC(録画装置)、2 録画サーバ2(録画装置)、3 通信網、4 携帯電話、10 通信モジュール(移動体端末装置)、11 TVチューナ部、12 デコーダ部、13 制御部、40 専用ケーブル、41 通信部、50 カーナビモニタ部、51 録画ボタン、130 主制御部、131 録画ボタン押下検出部、132 受信状態監視部、133 比較部、134 番組情報送信部、135 通信インタフェース部、136 記憶部。

Claims (7)

  1. 録画装置と通信網を介して接続される移動体端末装置であって、
    テレビ放送を受信するチューナ部と、
    録画ボタンと、
    前記録画ボタンの押下を検出したことを契機に視聴中の番組情報を前記録画装置に送信し、前記録画装置による前記録画ボタン押下以降の番組内容の録画を起動する制御部と、
    を有することを特徴とする移動体端末装置。
  2. 録画装置と通信網を介して接続される移動体端末装置であって、
    テレビ放送を受信するチューナ部と、
    前記テレビ放送の受信状態を監視する受信状態監視部と、
    前記受信状態監視部で受信状態が予め規定される閾値以下になったことを契機に、視聴中の番組情報を前記録画装置に送信し、前記録画装置による、前記受信状態が閾値以下になった以降の番組内容の録画を起動する制御部と、
    を有することを特徴とする移動体端末装置。
  3. 前記録画装置が設置される固定局において視聴可能な番組情報リストが記憶される記憶部を有し、
    前記制御部は、
    前記録画ボタンの押下を検出し、もしくは前記受信状態判定部で判定した受信状況が予め規定される閾値以下になったことを検出した場合、前記記憶部から視前記番組情報リストを読み出し、当該番組情報リストと、前記視聴中の番組情報とを比較し、一致した場合に前記視聴中の番組情報を送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動体端末装置。
  4. 前記制御部は、
    前記録画ボタンの押下を検出し、もしくは前記受信状態判定で判定した受信状態が予め規定される閾値以下になったことを契機に、前記番組情報の他に、位置情報を送信することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の移動体端末装置。
  5. 固定局に設置された録画装置と、
    前記録画装置とは通信網経由で接続され、前記固定局の宛先が登録された通信装置と、
    前記通信装置とは有線もしくは無線により接続され、テレビ放送視聴中、録画ボタンの押下を検出し、もしくは前記テレビ放送の受信状況の悪化が検出されたことを契機に、前記テレビ放送視聴中の番組情報を、前記通信装置を介して前記宛先に送信し、前記録画装置による、前記録画ボタンの押下もしくは受信状況の悪化が検出された以降の番組内容の録画を起動する後位端末装置と、
    を有することを特徴とする録画通信システム。
  6. 前記録画装置は、
    前記通信網を介して接続される、前記固定局としての送信先があらかじめ登録された、自宅に設置された録画PCであることを特徴とする請求項5に記載の録画通信システム。
  7. 前記録画装置は、
    前記通信網を介して接続される、前記固定局としての送信先があらかじめ登録された、プロバイダが管理運営する録画サーバであることを特徴とする請求項5記載の録画通信システム。
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