JP2001251532A

JP2001251532A - テレビシステム

Info

Publication number: JP2001251532A
Application number: JP2000062842A
Authority: JP
Inventors: Kagenari Yamamuro; 景成山室; Tatsuya Shimoji; 達也下地; Takenori Kusumi; 雄規楠見
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2000-03-08
Filing date: 2000-03-08
Publication date: 2001-09-14

Abstract

(57)【要約】【課題】遠隔地から、家庭にあるテレビ受信機の予約
情報や、記録データの読み出しあるいは更新を容易に行
えるようにする。【解決手段】携帯情報端末とテレビ受信機間で、無線
あるいは有線の電話回線でデータ通信機能を行う手段を
設けるとともに、携帯情報端末にテレビ操作用のボタン
を付与することで、携帯情報端末からの操作により、遠
隔地からでも、テレビ受信機の番組情報や予約情報への
アクセスを、通常のリモコンと同じ操作体系で行うこと
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末を利
用して、視聴者が好きな時に好きな場所からテレビ受信
機或はデジタル放送受信機（以下、前記双方の機器をま
とめて「テレビ受信機」と称する）の操作を可能とする
テレビシステムに関するものである。

【０００２】携帯情報端末とは、テレビ受信機との通信
だけに特化した専用モデルでも、携帯電話のようなモバ
イル機器に、テレビ受信機を制御するためのボタン（リ
モコンキーなど）が搭載されたモデルのどちらの場合で
もよい。

【０００３】

【従来の技術】テレビ受像機（以下「テレビ」と称す）
は一般的に、放送局から送られてくる複数の番組を、視
聴者がその中から自由に選択して視聴する、放送局から
視聴者への一方向の情報提供手段である。

【０００４】番組を視聴する際には、視聴者はテレビ付
属のリモートコントローラ（以下「リモコン」と称す）
を使用し、簡単なリモコン操作によって、番組選択や視
聴予約、或は、テレビ画面の調整等の操作を行うのが通
常である。

【０００５】また、視聴者所望のテレビ番組を予約し録
画する際には、ビデオカセットデコーダ（以下「ビデ
オ」と称す）を使用し、視聴者は所望の番組の「放送時
間」「放送局」等の情報を、ビデオ付属のリモコンを通
じて入力するのが通常である。

【０００６】最近では、テレビ付属のリモコン、或はビ
デオ付属のリモコンのどちらか一方によって、双方の機
器を制御できる仕組みにもなって場合が多い。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなテレビ或はビデオ付属のリモコンからの操作
は、テレビ或はビデオの近傍のみでしか操作するするこ
とができず、遠隔地から番組予約等のリモコン制御が困
難であるいう問題を有していた。

【０００８】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、視聴者は携帯情報端末を利用して、テレビ画面上に
表示される電子番組ガイド（以下「ＥＰＧ」と称す）
や、記録媒体に記録されている情報（例えば、記録され
た番組情報等）などを、携帯情報端末上に同様に表示す
る仕組みを提供することによって、遠隔地においてもテ
レビ受信機の制御が容易に可能となるテレビシステムを
提供することを目的とする。

【０００９】なお、電子番組ガイド（ＥＰＧ：Ｅｌｅｃ
ｔｒｉｃＰｒｏｇｒａｍＧｕａｉｄｅの略）とは、
テレビの画面に番組表を表示するシステムであり、電波
の隙間を使って番組表データを送出し、専用のテレビ受
信機で受信する方式である。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は、携帯情報端末
とテレビ受信機の間で有線または無線の回線を介してデ
ータ通信を行うＴＶシステムであって、前記携帯情報端
末は、使用者の指示を入力するキー入力部と、前記キー
入力部に入力された指示にしたがって前記回線を介して
テレビ受信機と、データの通信を行う通信部と、前記通
信部で受信したデータを表示する表示部を有し、前記テ
レビ受信機は、放送データを入力する受信部と、放送デ
ータあるいは操作画面を表示する提示部と、前記回線を
介してデータ通信を行うＴＶ通信部と、放送の視聴また
は録画の予約情報あるいは放送データを含む各種データ
を記憶するＴＶデータ記憶部と、前記回線を介して前記
携帯情報端末からの指示にしたがって、前記ＴＶ記憶部
に記憶されたデータの更新、あるいは前記携帯情報端末
に対する操作画面データの送出を行うＴＶデータ制御部
を有するものである。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。

【００１２】図３に実施の形態に係る携帯情報端末２０
１およびテレビ受信機１０１のハードウェア構成を示
す。携帯情報端末２０１は、テレビ受信機からの必要デ
ータを受信する処理部３０１や前記必要データの表示処
理を行う処理部３０２が挙げられる。また、遠隔地から
公衆回線を利用して必要データの送受信を行うためにモ
デム３０５を搭載していたり、テレビ受信機の近傍に携
帯情報端末がある場合には、赤外線３０４などの操作信
号を利用することを想定している。

【００１３】一方、テレビ受信機１０１は、チューナ３
１０によって、放送波によって伝送されるデジタル信号
を受信し、前記デジタル信号は、８ＰＳＫ復調３１１に
おいて、８相位相変調される。復調されたデジタル信号
は、ＴＳデコーダ３１２によって、トランスポートスト
リーム（以下「ＴＳ」と称する）に変換される。復調さ
れたＴＳデコード処理により映像・音声・その他のデー
タに分離され、映像ストリームは映像デコーダ処理３１
４へ、音声ストリームは音声デコーダ処理３１３へ出力
される。このような処理により、テレビ受信機１０１で
は通常の映像・音声の再生を行う。

【００１４】また、一旦データを主メモリ３１９、ある
いは不揮発性メモリ３１７等へ転送し、ＣＰＵ３２０に
より処理が行われる。更に通常の映像、音声の再生処理
だけでなく、文字図形の提示と同時に主メモリ上のデー
タを映像、音声デコーダへ転送し、映像、音声の再生処
理を行う様な処理の可能性もあるため、図３のような構
成となる。

【００１５】本実施の形態では、番組を録画する際にこ
れまでのビデオテープレコーダ（以下「ビデオ」と称
す）を利用することだけでなく、ハードディスクドライ
ブ（以下「ＨＤＤ」と称す）に記録されることをも想定
しているので、ハードウェア構成の特徴として、ＨＤＤ
を保持している点が挙げられる。

【００１６】なお、ＨＤＤだけでなく他の記録媒体も考
えられ、一例としてＤＶＤも想定でき、番組録画を行う
ような場合は、前記のような新たな記録メディア（ＨＤ
Ｄ、ＤＶＤ）に記録されることも想定している。

【００１７】次に、本発明の実施の形態に係るテレビシ
ステムの機能要素について説明する。図１には本発明の
実施の形態におけるテレビ受信機のブロック遷移図を、
図２には携帯情報端末のブロック遷移図を示す。

【００１８】テレビ受信機１０１は、デジタル信号受信
処理部１０２、ＴＳデコード部１０３、提示処理部１０
４、提示部１０５、リモコン情報判断部１０６、携帯表
示情報生成部１０７、モデム１０８、リモコン受信部１
０９から構成される。携帯情報端末２０１は、キー入力
部２０２、キー入力判定部２０３、表示情報生成部２０
４、表示部２０５、送受信部２０６から構成される。

【００１９】まず、前者のテレビ受信機１０１における
各構成要素の役割について説明する。デジタル信号受信
処理部１０２は、放送波によって送信されるデジタル信
号を受信し、符号化変調を行い、変調されたデータをＴ
Ｓデコード部１０３に送付する処理部である。

【００２０】ＴＳデコード部１０３は、前記デジタル信
号受信処理部１０２から送付されたデータからＴＳデー
タを生成し、提示処理部１０４に送付する処理部であ
る。このＴＳデコード部は、大きく分けて２つの処理部
から構成されており、１つは音声データをデコードする
音声デコード部であり、もう１つは映像データをデコー
ドする映像デコード部である。

【００２１】提示処理部１０４は、前記ＴＳデコード部
によって生成されたＴＳデータから、テレビなどに表示
する際に必要な提示用データを生成し、提示部に送付す
る処理部である。前記提示用データを生成する際は、リ
モコン情報判断部１０６から送付される指示に応じて、
提示用データが生成される。また、必要に応じて、テレ
ビデータ記憶部１１０に記憶されている各種データの更
新を行う。

【００２２】なお、提示用データとは、例えば、日本の
ＢＳデジタル放送においては、ＢＭＬ（Ｂｒｏａｄｃａ
ｓｔＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇｅ）規格に従った
提示用データが生成される。

【００２３】提示部１０５は、前記提示処理部１０４か
ら送付される提示用データをテレビなどの画面にディス
プレイ表示する部分である。

【００２４】リモコン情報判断部１０６は、モデム１０
８或は、リモコン受信部１０９を通じて、携帯情報端末
に入力されたキー情報やリモコン入力情報を判断し、提
示処理部１０４に提示に必要な提示用データの生成を指
示する処理部である。

【００２５】携帯表示情報生成部１０７は、携帯情報端
末に必要情報を表示するために、携帯情報端末向けの表
示用データを生成するための処理部である。例えば、Ｂ
ＭＬ規格に従った提示用データや、インターネット向け
の記述言語ＨＴＭＬ（ＨｙｐｅｒＴｅｘｔＭａｒｋ
ｕｐＬａｎｇｕａｇｅ）に変換することも想定してい
る。

【００２６】モデム１０８は、公衆回線を使って外部機
器と接続するための中継機器であり、外部機器から送付
される必要データ（リモコン入力情報など）を受信し、
リモコン情報判断部１０６に送付したり、逆に外部機器
に対して、必要データ（携帯情報端末向け表示用データ
など）を公衆回線を利用し送信するための機能を発揮す
る機器である。

【００２７】リモコン受信部１０９は、テレビ受信機に
付属のリモコンから発信されるリモコン信号を受信し、
前記リモコン信号をリモコン情報判断部に送付する処理
部である。

【００２８】テレビデータ記憶部１１０は、番組の視聴
または録画の予約情報或いは放送データを含む各種デー
タを記憶する記憶部であり、前記提示処理部１０４から
の問い合わせによって各種データを提示処理部に送付し
たり、或いは、データの更新が行われる。

【００２９】次に、携帯情報端末の各構成要素を説明す
る。キー入力部２０２は、携帯情報端末上に用意されて
いる幾つかのキー（例えば、上下左右決定キー、或は数
値キーなど）入力を受け付け、前記キー入力情報をキー
入力判定部２０３に送付するための処理部である。

【００３０】キー入力判定部２０３は、前記キー入力部
２０２から送付されたキー入力情報から、入力内容を判
定し、表示情報生成部２０４に対して、携帯情報端末上
に表示するための表示用データ要求を送付する。

【００３１】表示情報処理部２０４は、前記キー入力判
定部２０３から表示用データの生成要求を受けると、要
求内容に従って表示用データの生成を行い、表示部２０
５に対して表示用データを送付する。また、送受信部２
０６から送付される表示用データを解釈し、表示部２０
５に対して表示用データを送付する。更に、遠隔地にあ
るテレビ受信機１０１を制御する必要があるため、前記
表示用データを送受信部２０６に送付する処理を行う。

【００３２】表示部２０５は、前記表示情報生成部２０
４で生成された表示用データをディスプレイ表示する部
分である。

【００３３】送受信部２０６は、公衆回線を使ってテレ
ビ受信機と接続するための中継機器の役割を果たし、テ
レビ受信機から表示用データを受信したり、逆に、携帯
情報端末からテレビ受信機に対して、必要情報を発信し
たり処理を行う。

【００３４】以上のような構成要素により、図４のよう
に、携帯情報端末はテレビ受信機付属のリモコンと同一
のキー配置で、更に、通常テレビ画面に表示される内容
を、携帯情報端末上に表示するために、ディスプレイが
搭載されている。このことから、遠隔地からでも視聴者
は、簡単な操作によって容易にテレビ受信機の制御が可
能となる。

【００３５】以下、図５に基づき、具体的な処理手順を
説明する。

【００３６】（Ｓ５００１）視聴者は、遠隔地にあるテ
レビ受信機１０１への制御が必要な場合、テレビ受信機
から番組予約などに必要な情報（例えばＥＰＧに関する
データなど）を取得するためにテレビ受信機への回線の
確立を試みる。前記テレビ受信機への通信回線が確立で
きない場合は、待ち状態となる。正常に回線の確立が成
功した場合は、（Ｓ５００２）へ動作が移行する。

【００３７】（Ｓ５００２）テレビ受信機１０１を制御
する際の必要情報（例えば、ＥＰＧに関するデータや、
視聴者の個人情報に関するデータなど）の取得を試み
る。必要情報は、携帯情報生成部１０７によって生成さ
れた携帯情報端末向けの表示用データである。必要情報
の取得が成功した場合は、（Ｓ５００３）へ動作を移行
する。取得に失敗した場合、待ち状態となる。なお、必
要情報の取得に失敗した場合、通信回線を接続してもよ
い。

【００３８】（Ｓ５００３）前記（Ｓ５００２）で取得
した必要情報を、携帯情報端末上に表示する。

【００３９】（Ｓ５００４）前記（Ｓ５００３）で情報
携帯端末上に表示された情報を基に、視聴者は必要に応
じてキー入力などの操作を行い、公衆回線を通じてテレ
ビ受信機１０１に対して、必要データ（リモコン入力情
報など）を送信する。

【００４０】（Ｓ５００５）前記（Ｓ５００４）によっ
て送信された携帯情報端末からの必要データをテレビ受
信機のモデムを通じて受信する。

【００４１】（Ｓ５００６）前記（Ｓ５００５）で受信
した必要データの内容を判断し、提示処理部１０４で情
報を更新し、携帯情報端末上で表示するための所望デー
タ（例えば、ＥＰＧデータなど）を取得する。

【００４２】（Ｓ５００７）前記（５００６）で取得し
た所望データを、携帯情報端末向け表示データに変換
し、モデムを介して前記携帯情報向け表示データを携帯
情報端末２０１に送信する。

【００４３】（Ｓ５００８）前記（Ｓ５００７）で送信
された前記携帯情報向け表示データを送受信部２０６で
受信し、表示部２０５に前記表示データを送付する。

【００４４】（Ｓ５００９）前記（Ｓ５００８）から送
付された表示データを携帯情報端末上で表示する。

【００４５】（Ｓ５０１０）視聴者は、前記（Ｓ５００
９）で表示された情報から、必要に応じて（Ｓ５００２
に戻り、再びテレビ受信機から必要データを取得し、テ
レビ受信機の制御を行う。再びテレビ受信機の制御を行
う必要がない場合は、公衆回線を切断し終了する。

【００４６】本実施の形態では、携帯情報端末とテレビ
受信機とを接続を行う際は、公衆回線を利用して、常時
回線の確立を前提とした内容とした。これは、視聴者は
通信時間に応じて通信料金を請求されるこれまでの常套
手段を想定しておらず、通信容量（伝送する際のデータ
容量）に応じた料金体系を想定しているためである。

【００４７】また、携帯情報端末の接続先は、テレビ受
信機と直接接続することだけでなく、無線通信を行う基
地局を中継した接続方法でもよい。基地局を介した接続
では、基地局がインターネットへの入り口となるため、
テレビ受信機から必要データを取得するだけでなく、イ
ンターネットからも必要データが取得できる仕組みとな
る。

【００４８】以上のような動作により、携帯情報端末お
よびテレビ受信機は、専用の携帯情報端末を使用し、簡
単な操作によって遠隔地にあるテレビ受信機をも制御で
きる。

【００４９】ここで、本発明における全体構成を図６に
示す。

【００５０】携帯情報端末は、テレビ受信機との距離が
離れている時、つまり、携帯情報端末から発せられる赤
外線等の専用光線がカバーできないような場合（通常、
５〜１０ｍ位以上の距離）では、公衆回線を利用し、通
常テレビ画面に表示される内容を、携帯情報端末のディ
スプレイに表示されるものとする。

【００５１】逆に、携帯情報端末から発せられる赤外線
等の専用光線が、テレビ受信機に十分届くような場合に
は、通常通りテレビ画面に操作内容が表示されるものと
する。

【００５２】また視聴者は、携帯情報端末における複数
のキーを組み合わせて入力することにより、テレビ画面
に視聴者からの簡単なメッセージを表示することも可能
となる。図６では、遠隔地にいる視聴者が、「パパは元
気です」というメッセージ携帯情報端末で作成し、公衆
回線を使用し、テレビ受信機に送信し、テレビ画面上に
表示する例を記載した。

【００５３】更に、携帯情報端末は、携帯情報端末を一
意に識別するような識別番号（以下「ＩＤ」と称す）を
保持し、テレビ受信機は前記ＩＤを複数保持し、通信可
能な前記携帯情報端末を特定することを可能とする。

【００５４】このようにテレビ受信機は、予め登録され
た複数の接続可能なＩＤを保持することにより、データ
通信可能な携帯情報端末を限定し、携帯情報端末からの
データ更新を可能とする。

【００５５】これまでは、携帯情報端末とテレビ受信機
との接続を考えてきたが、将来的にテレビ受信機と外部
機器とが接続される可能性もあるため、本発明における
携帯情報端末はテレビ受信機を介し、外部機器の制御を
可能とすることをも想定している。

【００５６】

【発明の効果】本発明では、使用者は、携帯情報端末を
用いて、電話回線等を介して、テレビ受信機の制御が可
能となるため、遠隔地にいても、番組の予約を行った
り、テレビ受信機に記憶された情報を読み出したりする
ことが可能となる。

【００５７】また、本発明では、テレビ受信機および携
帯情報端末に無線回線での基地局への接続機能を有する
ことにより、携帯電話と共有の携帯情報端末が可能とな
る。

【００５８】また、本発明では、携帯情報端末は基地局
を経由してインターネット上の各種情報を取得すること
が可能となる。

【００５９】また、本発明では、携帯情報端末にテレビ
専用の操作ボタンを有することにより、テレビ受信機の
リモコンを操作するのと全く同じように、携帯情報端末
から操作することが可能となる。例えば、使用者の操作
によってインタラクティブな処理が可能となるデータ放
送をテレビ受信機から受信して、携帯情報端末上で視聴
する場合でも、テレビをみながらリモコンで操作するの
と同じ方法で操作できる。

【００６０】また、本発明では、携帯情報端末に信号送
出部を設けることにより、テレビの前で操作する場合に
は、回線経由ではなく、信号送出部から操作信号を送る
ことが可能となり、一般のテレビのリモコンと同様に使
用できる。

【００６１】また、本発明では、信号送出部から操作信
号が送られた場合には、テレビ受信機上に操作画面を表
示し、操作信号が回線経由で送られてきた場合にはテレ
ビ受信機上には表示しないことにより、家庭でテレビを
視聴中の使用者の視聴の邪魔をすることなく、遠隔地か
らテレビ受信機に対する操作が可能となる。

【００６２】また、本発明では、携帯情報端末が基地局
を経由してインターネット上から取得した各種情報を、
テレビ受信機に記憶する機能を有することにより、携帯
情報端末に大容量の記憶メディアを有さなくても、あた
かもテレビ受信機を記憶メディアとして、利用すること
が可能となる。

【００６３】また、本発明では、携帯情報端末からメッ
セージをテレビ受信機に送信する機能を有することによ
り、家庭でテレビを視聴中の人間に、遠隔地からメッセ
ージを伝えることが可能となる。

【００６４】また、本発明では、携帯情報端末に固有の
識別ＩＤを付与し、テレビ受信機には、通信可能な複数
の携帯情報端末の携帯情報端末ＩＤを登録しておき、前
記携帯情報端末ＩＤ記憶部に記憶された携帯情報端末Ｉ
Ｄを有する携帯情報端末だけがデータ通信可能とするこ
とにより、テレビ受信機に対する外部からの不正なアク
セスによるデータの流出、破棄を防ぐことが可能とな
る。

【００６５】また、本発明では、テレビ受信機へのデー
タの記録時に、操作を行った携帯情報端末の携帯情報端
末ＩＤを付与することにより、別の携帯情報端末からの
不正なアクセスを制限することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】テレビ受信機におけるブロック遷移図

【図２】携帯情報端末におけるブロック遷移図

【図３】テレビシステムのハードウェア構成図

【図４】操作キーの配置例図

【図５】テレビシステムにおける処理の手順を示すフロ
ーチャート

【図６】本発明における全体構成図

【符号の説明】

１０１テレビ受信機１０２デジタル信号受信処理部１０３ＴＳデコード部１０４提示処理部１０５提示部１０６リモコン情報判断部１０７携帯表示情報生成部１０８モデム１０９リモコン受信部１１０テレビデータ記憶部２０１携帯情報端末２０２キー入力部２０３キー入力判定部２０４表示情報処理部２０５表示部２０６送受信部３０１受信３０２表示処理３０３Ｉ／Ｏ３０４赤外線３０５モデム３１０チューナ３１１８ＰＳＫ復調３１２ＴＳデコーダ３１３音声デコード３１４映像デコード３１５提示処理３１６Ｉ／Ｏ３１７ＮＶＲＡＭ３１８ＲＯＭ３１９ＲＡＭ３２０ＣＰＵ３２１モデム３２２ＨＤＤ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 7/03 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９Ｍ５Ｋ０６７ 7/035 Ｈ０４Ｎ 7/08 Ａ５Ｋ１０１ 7/173 ６４０Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ (72)発明者楠見雄規大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内Ｆターム(参考） 5C025 AA30 BA03 BA11 BA20 BA21 BA27 CA02 CA09 DA05 DA08 5C056 AA01 AA05 AA07 BA01 CA01 CA08 EA01 EA06 EA09 5C063 AA01 AB03 AC10 DA03 DA13 EA01 EB27 EB33 EB37 5C064 BA07 BB03 BC07 BC10 BC16 BC23 BC25 BD01 BD07 BD14 5K048 BA04 DB04 DC07 FB10 FB15 HA04 HA06 5K067 AA34 BB28 DD27 EE02 EE10 FF02 FF23 GG01 GG11 5K101 KK18 LL01

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】携帯情報端末とテレビ受信機の間で有線
または無線の回線を介してデータ通信を行うテレビシス
テムであって、前記携帯情報端末は、使用者の指示を入力するキー入力
部と、前記キー入力部に入力された指示にしたがって前
記回線を介してテレビ受信機とデータの通信を行う通信
部と、前記通信部で受信したデータを表示する表示部を
有し、前記テレビ受信機は、放送データを入力する受信部と、
放送データあるいは操作画面を表示する提示部と、前記
回線を介してデータ通信を行うＴＶ通信部と、放送の視
聴または録画の予約情報あるいは放送データを含む各種
データを記憶するＴＶデータ記憶部と、ＴＶデータ制御
部を有し、前記ＴＶデータ制御部は、前記回線を介して前記携帯情
報端末からの指示にしたがって、前記ＴＶデータ記憶部
に記憶されたデータの更新、あるいは前記携帯情報端末
に対する操作画面データの送出を行うことを特徴とする
テレビシステム。
【請求項２】前記携帯情報端末および前記テレビ受信
機は無線通信機能を有し、無線通信を行う基地局を中継
してデータ通信を行うことを特徴とする請求項１記載の
テレビシステム。
【請求項３】前記携帯情報端末は、前記基地局を中継
して、前記テレビ受信機以外のインターネットで接続さ
れた通信サーバの情報の受信機能を有することを特徴と
する請求項２記載のテレビシステム。
【請求項４】前記携帯情報端末の前記キー入力部は、
テレビ操作用の専用ボタンを有することを特徴とする請
求項１から３の何れか１項に記載のテレビシステム。
【請求項５】前記携帯情報端末は、前記テレビ受信機
に操作信号を送出する信号送出部を有することを特徴と
する請求項１から４何れか１項に記載のテレビシステ
ム。
【請求項６】前記テレビ受信機は、前記携帯情報端末
の前記信号送出部からの操作信号を受信した場合には、
操作信号に対応した操作画面を前記提示部に表示し、前
記テレビ通信部から受信した操作信号に対しては、前記
提示部に操作画面を表示しないことを特徴とする請求項
５記載のテレビシステム。
【請求項７】前記携帯情報端末は、前記テレビ受信機
以外のインターネットで接続された通信サーバから取得
したデータを前記テレビ受信機に送信し、前記テレビ受
信機は、受信したデータをテレビデータ記憶部に記憶す
ることを特徴とする請求項３記載のテレビシステム。
【請求項８】前記携帯情報端末は、メッセージ情報を
前記通信部を介して前記テレビ受信機に対して送信し、
前記テレビ受信機は、前記テレビ通信部を介して受信し
た前記メッセージ情報を前記表示部に表示することを特
徴とする請求項１から７何れか１項に記載のテレビシス
テム。
【請求項９】前記携帯情報端末は、携帯情報端末を一
意に識別する携帯情報端末ＩＤを有し、前記テレビ受信
機は、通信可能な複数の携帯情報端末の携帯情報端末Ｉ
Ｄを登録する携帯情報端末ＩＤ記憶部を有し、前記テレ
ビ受信機は、前記携帯情報端末ＩＤ記憶部に記憶された
携帯情報端末ＩＤを有する携帯情報端末に対してのみデ
ータ通信可能であることを特徴とする請求項１から８何
れか１項に記載のテレビシステム。
【請求項１０】前記テレビ受信機の前記テレビデータ
制御部は、データの記憶を指示した携帯情報端末の携帯
情報端末ＩＤを、データと組でテレビデータ記憶部に記
憶し、前記携帯情報端末ＩＤを有する携帯情報端末から
書き換え指示があった場合のみデータの更新を行うこと
を特徴とする請求項９記載のテレビシステム。