JP2008167251A - コンテンツ再生装置、及びコンテンツ案内方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】視聴中断したコンテンツについての視聴中断した部分のコンテンツ映像を、迅速にプレビュー画像として表示することができるコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ再生装置の制御手段としてのCPU40は、今回視聴中断したコンテンツのレジューム情報の取得処理とともに、ビデオデコード/キャプチャ部211に、視聴終了の指示が供給されたとき又はその前後近傍の、ビデオデコード/キャプチャ部211が再生したコンテンツ映像を、キャプチャ画像データとして取り込ませ、ステップS160で縮小・圧縮等といったデータ処理を施した後に、キャプチャ画像データ記憶部52にレジューム情報と対応付けて記憶する(ステップS170)。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画配信サービスに用いられるコンテンツ再生装置に係り、特に、視聴中断したコンテンツを視聴し直す際に、既に視た部分の続きから自動的に視聴を再開できるレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置、及びこのコンテンツ再生装置に用いられるコンテンツ案内方法に関する。
従来、VOD(Video on Demand)を代表とする動画配信サービスでは、ストリーミング方式のコンテンツ配信が行われている。ストリーミング方式のコンテンツ配信では、コンテンツの配信を受けるコンテンツ再生装置は、インターネット等の通信ネットワークを介して接続された動画配信サービス会社のサーバから逐次送信されてくる、配信要求したコンテンツの分割データを随時バッファリングしながら再生することによって、コンテンツのスムーズな視聴が行える構成になっている。
このストリーミング方式のコンテンツ配信に対応したコンテンツ再生装置の中には、視聴を中断したコンテンツを視聴し直す際の利便性をはかるため、視聴を中断したコンテンツの配信を再び受ける際には、動画配信サービス会社のサーバから、最初からではなく既に視た部分の続きからコンテンツの配信を受けることができるレジューム機能が備えられているものがある。
このレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置の一例として、特開2003−189276号公報(特許文献1)に記載されたストリーミング情報配信システムに用いられているユーザ端末のようなコンテンツ再生装置がある。
このストリーミング情報配信システムでは、コンテンツ再生装置でストリーミングコンテンツの再生途中で、ユーザすなわち視聴者がその視聴終了操作(再生終了操作)を行った場合は、動画配信サービス会社のサーバ、又は視聴者のコンテンツ再生装置に設けられた視聴情報記録手段に、この視聴終了したストリーミングコンテンツのコンテンツタイトルに対応させて、視聴終了時におけるストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)を含む時間マークが、視聴記録として記録される構成になっている。そして、コンテンツ再生装置でコンテンツの視聴を行う場合には、これから視聴するコンテンツの選択に際して、この視聴情報記録手段に記憶されている視聴記録を基に、既に再生したコンテンツの時間マークを含む再生リストが作成され、コンテンツ再生装置の表示手段に表示される構成になっている。
したがって、視聴者は、視聴中断したコンテンツを視聴し直す場合には、コンテンツ再生装置の表示手段に表示されるコンテンツの再生リスト上で、所望のコンテンツタイトルに対応した時間マークを指定することにより、指定した時間マークに対応した時間軸位置(経過時間)から、動画配信サービス会社のサーバよりそのストリーミングデータの配信を受け、既に視聴した部分の続きから視聴できる構成になっている。
また、特開2004−356867公報(特許文献2)には、コンテンツを配信するサーバとコンテンツの配信を受ける端末装置としてのコンテンツ再生装置との間に、ユビキタス・ストリーミング装置を配置したストリーミング情報配信システムが示されている。
ユビキタス・ストリーミング装置は、その検出手段が、サーバとコンテンツ再生装置との間でやり取りされるコンテンツデータそのもののデータ流の情報、又はコンテンツの選択・再生・停止等に関わる制御流の情報に基づいて、端末装置での視聴中のコンテンツについての視聴中断を検出して、その視聴中断した停止位置,視聴者の識別,コンテンツの識別を含む中断情報を生成し、この中断情報を記録手段が記録しておく構成になっている。
そして、視聴者がコンテンツ再生装置で視聴中断したコンテンツを視聴し直す際には、ユビキタス・ストリーミング装置の復元手段が、記録手段に記録されている中断情報に基づいて、視聴中断したコンテンツの再生を視聴中断した時点から開始するための情報を復元し、サーバに配信要求する構成になっている。
このユビキタス・ストリーミング装置によれば、視聴者は、視聴中断したコンテンツ再生装置とは別のコンテンツ再生装置やプレイヤー・ソフトのプロセスからでもレジューム機能が行えるようになり、視聴中断した停止位置,コンテンツの識別,視聴者の識別といった情報を含む中断情報を、データ流の情報又は制御流の情報に基づいて生成して保存しておくことによって、メタ情報として使用することができるようになっている。
特開2003−189276公報 特開2004−356867公報
上記特許文献1に記載されているストリーミング情報配信システムの場合は、視聴者がこれから視聴するコンテンツを選択する際に、コンテンツ再生装置では、その視聴情報記録手段に記載されているコンテンツ名及びその時間情報を基に、コンテンツの再生リストを作成して、視聴者に提示できるようになっている。
しかし、このコンテンツの再生リストでは、コンテンツ毎に、コンテンツタイトルと、その視聴終了時におけるストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)とが視聴者に提示されるだけなので、視聴者は、そのコンテンツがどのような内容で、どこから再生が始まるかを、このコンテンツタイトル及び時間軸位置を基にした、自身の記憶を頼りに把握しなければならかった。そのため、視聴者は、これから視聴するコンテンツを選択する際に、視聴中断したままのコンテンツに付されている時間マークを生かすことができなかった。
そこで、視聴者がこれから視聴するコンテンツを選択する際に、視聴中断したコンテンツを含む既に視聴したコンテンツが、どのような内容でどこから再生が始まるかを、視聴者が容易に把握できるように、その視聴情報記録手段に記載されているコンテンツ名及びその時間軸位置情報に基づいて、再生リストに記載されているコンテンツそれぞれのプレビューの配信を動画配信サービス会社のサーバからコンテンツ再生装置が受け、その表示手段にコンテンツタイトル及びその時間軸位置情報に加えて取得した視聴中断したコンテンツシーンのプレビューを表示することも考えられる。
しかし、配信サービス会社のサーバが、コンテンツそれぞれのプレビューの生成やこれら生成したプレビューの配信に関して、レスポンスが遅いサーバである場合は、視聴者が、コンテンツ名とその時間軸位置情報とを指定して、既に視聴したコンテンツのプレビューを要求しても、コンテンツそれぞれのプレビューをコンテンツ再生装置がサーバから受けるまでに多くの時間がかかる。また、視聴者がこれから視聴するコンテンツを選択する際のレスポンスも、このプレビューをサーバ側で生成及び配信処理する分だけ悪くなり、視聴者のコンテンツ再生装置では所望のコンテンツの配信要求の送信、ひいては所望のコンテンツの再生開始が遅れる。
また、特許文献2に記載されている、配信サーバとコンテンツ再生装置との間にユビキタス・ストリーミング装置を配置したストリーミング情報配信システムの場合も、レジューム機能を備えていないコンテンツ再生装置にレジューム機能を付加するためには、データ流の情報又は制御流の情報に基づいて、視聴中断した停止位置、コンテンツの識別、視聴者の識別といった情報を含む中断情報を生成して保存しておき、メタ情報として使用することで十分であるが、特許文献1に記載されているユーザ端末の場合と同様に、視聴者がこれから視聴するコンテンツを選択する際は、視聴中断したコンテンツのレジューム位置を含む、既に視聴したコンテンツを判り易く画像情報で視聴者に提示することはできない。
本発明は、上記した問題点を解決したものであって、コンテンツの視聴選択の際には、視聴中断したコンテンツについての視聴中断した部分のコンテンツ映像を、迅速にプレビュー画像として表示することができるコンテンツ再生装置、及びこのコンテンツ再生装置に用いられるコンテンツ案内方法を提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ再生装置は、コンテンツの視聴選択の際に表示する、視聴中断したコンテンツについての視聴中断した部分のコンテンツ映像、すなわちプレビューを、視聴者(ユーザ)がコンテンツの途中で視聴終了したときに、配信サービス会社のサーバから配信されている視聴中断した部分のコンテンツ映像を、当該コンテンツについてのコンテンツの視聴選択の際のプレビューとして取得し、保存しておくことを特徴とする。そして、次に視聴者がコンテンツを視聴しようとする際には、これから視聴する所望のコンテンツを選択するための視聴可能なコンテンツについての案内画面上で、従前に視聴中断したコンテンツについては、この保存してある対応するコンテンツ映像を、プレビューとして表示できることを特徴とする。これにより、視聴するコンテンツの選択に際して、配信サービス会社のサーバから視聴中断した部分のコンテンツ映像をストリーミングで取得する必要がなくなり、視聴者に視聴中断したコンテンツの視聴中断した部分のコンテンツ映像を迅速にプレビューとして提示することができる。
そのために、本発明のコンテンツ再生装置は、サーバに送信した配信要求に対応して、当該サーバからストリーミング形式で配信されるコンテンツの配信データを受信し、視聴のための再生を行うコンテンツ再生装置であって、コンテンツの再生途中における視聴終了を検出する視聴中断検出手段と、視聴中断検出手段による視聴終了の検出に基づき、当該コンテンツの当該視聴中断時に対応した時間軸位置のコンテンツ映像を取り込むキャプチャ手段と、当該視聴中断したコンテンツに対応させて、キャプチャ手段が取り込んだキャプチャ画像を保存するキャプチャ画像記憶手段と、コンテンツの視聴に際して、サーバから配信可能なコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツとキャプチャ画像記憶手段に保存されているコンテンツとを対照し、コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツの中、キャプチャ画像記憶手段にキャプチャ画像が保存されているコンテンツについて、視聴中断したコンテンツとして、対応するキャプチャ画像を付加した、配信要求するコンテンツの選択のための案内を生成する案内生成手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明のコンテンツ案内方法は、サーバに送信した配信要求に対応して、当該サーバからストリーミング形式で配信されるコンテンツの配信データを受信し、視聴のための再生を行うコンテンツ再生装置に用いられ、配信要求するコンテンツを選択する際に視聴中断したコンテンツを案内するコンテンツ案内方法であって、コンテンツの再生途中における視聴終了を検出する視聴中断検出ステップ、視聴中断検出ステップによる視聴終了の検出に基づき、当該コンテンツの当該視聴中断時に対応した時間軸位置のコンテンツ映像を取り込むキャプチャステップ、キャプチャステップによって取り込まれたキャプチャ画像を、当該視聴中断したコンテンツに対応させて保存するキャプチャ画像保存ステップ、コンテンツの視聴に際して、サーバから配信可能なコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得ステップ、コンテンツ情報取得ステップによって取得された配信可能なコンテンツとキャプチャ画像記憶ステップによって保存されたコンテンツとを対照し、コンテンツ情報取得ステップによって取得された配信可能なコンテンツの中、キャプチャ画像記憶ステップによって保存されているコンテンツについて、視聴中断したコンテンツとして、対応するキャプチャ画像を付加した、配信要求するコンテンツの選択のための案内を生成する案内生成ステップを有することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、上述の、視聴中断検出手段、キャプチャ手段、キャプチャ画像記憶手段、コンテンツ情報取得手段、及び案内生成手段を備えたコンテンツ再生装置として機能させるためのプログラム、又はこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明のコンテンツ再生装置及びコンテンツ案内方法によれば、所望のコンテンツの配信要求に対応し、ストリーミング形式で配信されるコンテンツの視聴を途中で終了し、視聴中断した場合であっても、視聴中断した部分のコンテンツ映像がコンテンツ再生装置にその視聴中断時に既に保存されているので、次に視聴者がコンテンツの視聴を行う際には、これから視聴する所望のコンテンツを選択する画面上で、従前に視聴中断したコンテンツについて、この保存されている対応するコンテンツ映像を用いて迅速に視聴中断した部分のプレビューを表示することができ、視聴者は、選択対象のコンテンツが、視聴途中のままのコンテンツであること、また前回どこまでのシーンを見たのかを思い出し易くなり、配信要求する所望のコンテンツの選択をスムーズに行うことができる。
そのプレビューとして表示される、従前に視聴中断したコンテンツについての視聴中断した部分のコンテンツ映像は、従前に視聴中断した視聴終了時に、コンテンツ再生装置が、そのコンテンツの配信データからキャプチャ画像として取り込んで保存しておくため、これから視聴する所望のコンテンツの選択やその配信要求の送信に際して、この視聴中断した部分のコンテンツ映像を取得するための不要なネットワークトラフィックが必要なくなり、レスポンスの遅い配信サーバでも快適に使用できる。
また、コンテンツ再生装置は、視聴中断した視聴終了時に、視聴中断した部分のコンテンツ映像を取得して保存するので、視聴中断した部分のコンテンツ映像を取得するためのネットワークに対する余分な処理も必要なく、コンテンツ再生装置自体の処理への影響も軽減できる。
本発明のコンテンツ再生装置、及びコンテンツ案内方法の実施の形態について、図面とともに説明する。
図1は、本発明のコンテンツ再生装置の一実施の形態としてのセットトップボックスのシステム構成図である。
本実施の形態のコンテンツ再生装置1は、アナログテレビジョン放送を受信するアナログ放送受信部11と、デジタルテレビジョン放送を受信するデジタル放送受信部12と、IP放送を受信するIP放送受信部13との、3つの放送受信部10を備えたセットトップボックス(STB:Set Top Box)1-1として構成されている。
アナログ放送受信部11は、アンテナ111,アナログチューナー部112,及びAVスイッチ部113を備えている。
アンテナ111は、アナログ放送電波を受信する。アナログチューナー部112は、アンテナ111によって受信されるアナログ放送電波の中から、後述する選局部44から受信指示された放送周波数の選局を行い、選局した放送周波数を用いて送信されるアナログ放送コンテンツのビデオ/オーディオ信号を復調出力する。
AV(Audio & Visual)スイッチ部113は、アナログチューナー部112から復調出力されるビデオ/オーディオ信号と、外部入力端子114を介して接続された図示せぬVTR等の外部AV機器から出力されるビデオ/オーディオ信号とが供給され、後述する制御手段としてのCPU40による切換指示に基づいて、アナログチューナー部112又は外部入力端子114の中のいずれか一方からのビデオ/オーディオ信号を切り換え出力する。AVスイッチ部113で切り換え出力されたビデオ/オーディオ信号の中、ビデオ信号は、AVスイッチ部113から後述のビデオセレクタ部212へ供給され、オーディオ信号は、AVスイッチ部113から後述のオーディオセレクタ部222へ供給される。
デジタル放送受信部12は、アンテナ121と、デジタルチューナー部122と、デジタル復調部123と、多重分離部(DMUX:Demultiplexer) 124とを備えている。
アンテナ121は、デジタル放送電波を受信する。デジタルチューナー部122は、アンテナ121によって受信されるデジタル放送電波の中から、後述する選局部44から受信指示された論理チャンネルが含まれる放送周波数の物理チャンネルを選局し、この選局した放送周波数の物理チャンネルを用いて送信されるデジタル放送のアナログ放送波受信信号を受信する。
デジタル復調部123は、選局された物理チャンネルのアナログ放送波受信信号からデジタル信号のMPEG(Moving Picture Experts Group)2トランスポートストリーム(Transport Stream)信号(以下、MPEG2−TS信号と略称する)の復調を行い、この復調したMPEG2−TS信号から、選択された論理チャンネルに対応する、パケット化されたMPEG2エレメンタルストリーム信号(以下、MPEG2−PES(Packetized Elementarty Stream)信号と略称する)を抽出する。
多重分離部124は、後述する制御手段としてのCPU40による制御指示に基づいて、デジタル復調部123から供給されるMPEG2−PES信号を、MPEG2ビデオエレメンタルストリーム信号(以下、MPEG2―Video―ES(Elementarty Stream)信号と略称する)と、MPEG1オーディオエレメンタルストリーム信号(以下、MPEG1−Audio−ES信号と略称する)と、これら以外の、例えばEPG(Electronic Program Guide)のような付加データが組み込まれた付加データ信号とに分離し、これらを出力する。
IP(Internet Protocol)放送受信部13は、ネットワークインタフェース部131と、IP放送チューナー部132と、前述したデジタル放送受信部12との間で共用される多重分離部124とを備えている。
ネットワークインタフェース部131は、図示の例では、図示せぬIP網と接続されているLAN(Local Area Network)133を介して、コンテンツ配信サービス会社(動画配信サービス会社)のサーバとIP網を介して回線接続され、例えば、後述する選局部44によって生成されたTCP(Transmission Control Protocol)に基づく所望のコンテンツの配信要求を、IPパケットに組み込んでコンテンツ配信サービス会社の配信サーバへ送信する。
また、ネットワークインタフェース部131は、例えば、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバからIP網を介して送信されてくる、配信要求したコンテンツのストリーミングデータやコンテンツリスト等の付加データについてのMPEG2プログラムストリーム信号(以下、「MPEG2−PS(Program Stream)信号」と称する)がUDP(User Datagram Protocol)プロトコルに基づき組み込まれているIPパケットを受信し、このUDPに基づくコンテンツのストリーミングデータや付加データについてのMPEG2−PS信号を取り出して出力する。
IP放送チューナー部132は、ネットワークインタフェース部131から供給される、UDPに基づくコンテンツのストリーミングデータや付加データについてのMPEG2−PS信号の復調を行い、このMPEG2−PS信号にパケット化されて組み込まれているMPEG−PES信号を取り出して出力する。
多重分離部124は、後述する制御手段としてのCPU40による制御指示に基づいて、IP放送チューナー部132から供給されるMPEG2−PES信号を、MPEG2―Video―ES信号と、MPEG1−Audio−ES信号と、これら以外の、例えば視聴可能なコンテンツのコンテンツ情報が記載されたコンテンツリストデータのような付加データが組み込まれた付加データ信号とに分離し、これらを出力する。
そして、上述したアナログ放送受信部11によって受信復調されたビデオ映像信号及びオーディオ信号、デジタル放送受信部12によって受信復調されたMPEG2―Video―ES信号,MPEG1−Audio−ES信号,及び付加データ信号、IP放送受信部13よって受信復調されたMPEG2―Video―ES信号,MPEG1−Audio−ES信号,及び付加データ信号は、後段の映像音声出力処理部20によって映像音声処理される。これにより、映像表示装置としての例えば液晶表示装置31からは、コンテンツ映像や、電子番組表又はコンテンツリストのOSD画像が表示出力され、音声出力装置としてのスピーカ32からは、コンテンツ映像に対応した音声が出力される。
本実施例では、映像音声出力処理部20は、ビデオデコード/キャプチャ部211,ビデオセレクタ部212,EPG/OSD/予約処理部213,加算部(画像重畳部)214,ビデオ出力変換部215,オーディオデコード部221,オーディオセレクタ部222,及びオーディオ出力変換部223を備えた構成になっている。
ビデオデコード/キャプチャ部211は、多重分離部124から出力されるMPEG2―Video―ES信号を形成する、ストリーミング映像データが組み込まれたPES(Packetized Elementarty Stream)パケットをバッファリングし、このPESパケットからストリーミング映像データをデコード(復号)して、ビデオ映像信号に再生して出力する。
また、ビデオデコード/キャプチャ部211は、後述する制御手段としてのCPU40による画像キャプチャ指示に基づいて、例えばその際に再生しているビデオ映像信号に基づくコンテンツ映像(静止画)をキャプチャデータ(キャプチャ画像データ)として取り込む。
このビデオデコード/キャプチャ部211により取り込まれて生成されたキャプチャ画像データは、CPU40により読み出され、後述の不揮発性メモリ42に形成された視聴コンテンツのキャプチャ画像データ記憶部52に、その際の視聴していた配信コンテンツの配信側(コンテンツ配信サービス会社側)で付されたコンテンツ識別情報(コンテンツID情報)や、当該コンテンツのストリーミングデータの先頭からの時間軸位情報等からなるレジューム情報の構成情報とに対応付けられて、記憶される。
ビデオセレクタ部212は、ビデオデコード/キャプチャ部211でデコードし再生したコンテンツのビデオ映像信号、及び前述したアナログ放送受信部11のAVスイッチ部113からのビデオ映像信号が供給されるようになっており、後述する制御手段としてのCPU40による出力選択指示に基づいて、いずれか一方のビデオ映像信号を選択出力する。
EPG/OSD/予約処理部213は、多重分離部124から出力されるEPGやコンテンツリストデータのような付加データが組み込まれた付加データ信号を形成する、ストリーミング付加データが組み込まれたPESパケットをバッファリングし、このPESパケットからストリーミング付加データをデコード(復号)して、付加データを再生する。
この再生した付加データが、例えば、視聴するコンテンツを選択するために利用されるEPGやコンテンツリストについての付加データである場合は、EPG/OSD/予約処理部213は、このEPGやコンテンツリストについての付加データに基づいてEPGやコンテンツリストのOSD画像を生成し、EPGやコンテンツリストのOSD画像映像信号を出力する。
そして、EPG/OSD/予約処理部213では、この生成したEPGやコンテンツリストのOSD画像の表示を利用して、コンテンツの視聴予約やこれから視聴するコンテンツの選択が、液晶表示装置31に表示されたこのOSD画面上で、後述するリモコン送信機61を操作して設定や選択が行える構成になっている。
また、EPG/OSD/予約処理部213は、後述する制御手段としてのCPU40による制御指示に基づいて、セットトップボックス1-1自身や、このセットトップボックス1-1に接続されている液晶表示装置31又は外部入力端子114を介して接続されている外部AV機器の各種操作設定のためのOSD画像を生成し、後述するリモコン送信機61を操作して、セットトップボックス1-1自身をはじめとする液晶表示装置31や外部AV機器の各種操作設定が行える構成になっている。
加算部214は、ビデオセレクタ部212から選択出力されるビデオ映像信号と、EPG/OSD/予約処理部213から出力されるOSD画像映像信号とを重畳し、ビデオセレクタ部212からのビデオ映像信号の画像の全部又は一部に、EPG/OSD/予約処理部213からのOSD画像映像信号のOSD画像を重ね合わせて、液晶表示装置31で表示する出力画像信号を生成して出力する。
ビデオ出力変換部215は、加算部214からの出力画像信号を表示装置にその画像を表示させるための画像表示信号に変換して出力する。本実施例はセットトップボックス1-1であるので、ビデオ出力変換部215からの画像表示信号は、セットトップボックス1-1とは、別体の表示装置としての液晶表示装置31に供給される。
オーディオデコード部221は、多重分離部124から出力されるMPEG1―Audio―ES信号を形成する、ストリーミング音声データが組み込まれたPESパケットをバッファリングし、このPESパケットからストリーミング音声データをデコード(復号)して、コンテンツのオーディオ信号(音声信号)に再生して出力する。
オーディオセレクタ部222は、オーディオデコード部221でデコードし再生したコンテンツのオーディオ信号、及び前述したアナログ放送受信部11のAVスイッチ部113からのオーディオ信号が供給され、後述する制御手段としてのCPU40による出力選択指示に基づいて、いずれか一方のオーディオ信号を出力オーディオ信号として選択して出力する。
オーディオ出力変換部223は、オーディオセレクタ部222から出力される出力オーディオ信号を、スピーカ32を駆動させるためのオーディオ出力信号に変換して出力する。本実施例はセットトップボックス1-1であるので、ビデオ出力変換部215からのオーディオ出力信号は、セットトップボックス1-1とは、別体の音声出力装置としてのスピーカ32に供給される。
そして、上述したIP放送受信部13のIP放送チューナー部132、IP放送受信部13及びデジタル放送受信部12で共用する多重分離部124、並びに映像音声出力処理部20のビデオデコード/キャプチャ部211,EPG/OSD/予約処理部213,及びオーディオデコード部221は、バス41に接続され、次に説明する制御手段としてのCPU40によるデータ読み取り又はデータ書き込みが可能な構成になっている。
制御手段としてのCPU40は、バス41を介して接続された不揮発性メモリ42及びRAM43を備える。
不揮発性メモリ42には、CPU40による、当該セットトップボックス1-1が有する各種機能を実現するための各部制御処理の実行に必要なプログラム、及び機能毎の各部制御処理の実行に利用される固定データが記憶されている。また、この不揮発性メモリ42には、当該セットトップボックス1-1自体の主電源がOFFされても、次回この主電源がONになるまでデータや補助プログラムを記憶保持しておくことが可能で、しかもデータの書き込み自在な補助記憶部421が含まれている。
この補助記憶部421には、レジューム情報記憶部51や、キャプチャ画像データ記憶部52、等が形成される。
レジューム情報記憶部51には、CPU40が、IP放送チューナー部132で復調したMPEG2−PES信号や、多重分離部124で分離したMPEG2―Video―ES信号及びMPEG1−Audio−ES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報を、ユーザのリモコン送信機61の操作によるVODを用いたIP放送の視聴操作に基づいてIP放送チューナー部132や多重分離部124から読み出し、このデータ添付情報から取得された当該再生中のコンテンツに係る、当該配信コンテンツの配信側で付されたコンテンツ識別情報(コンテンツID情報)や、その視聴停止したコンテンツ映像部分に対応するストリーミングデータの先頭からの時間軸位置情報が、レジューム情報として記憶される。
キャプチャ画像データ記憶部52には、CPU40が、同じくユーザのリモコン送信機61によるVODを用いたIP放送の視聴終了操作に基づいてビデオデコード/キャプチャ部211に生成させた、視聴終了したコンテンツのキャプチャ画像データが、レジューム情報記憶部51に記憶される当該視聴停止したコンテンツのレジューム情報との対応を取って記憶される。
一方、RAM43には、不揮発性メモリ42に記憶されているプログラムの実行時の作業領域、及びその際に一時的に生成されて利用されるデータが格納される。
さらに、本実施例では、制御手段としてのCPU40は、バス41を介して、選局部44,ビデオマウスマイコン45,通信制御部46,及びリモコン受光部47とデータ接続されている。
選局部44は、本実施例の場合、コンテンツの視聴開始に基づき、CPU40から供給されるユーザによって選択又は視聴予約された視聴コンテンツのメディア種別及びコンテンツ識別情報に基づいて、選択されたメディア種別に対応した放送受信部10(11,12,13のいずれか)に対し、選択された視聴コンテンツのコンテンツ識別情報による受信指示を供給する。
例えば、選択されたメディア種別がアナログテレビジョン放送である場合は、選局部44は、アナログチューナー部112に、コンテンツ識別情報として選択された放送チャンネルの受信指示を供給する。また、選択されたメディア種別がデジタルテレビジョン放送である場合は、選局部44は,デジタルチューナー部122に、コンテンツ識別情報として選択された論理チャンネルの受信指示を供給する。また、選択されたメディア種別がIP放送である場合は、選局部44は、ネットワークインタフェース部131に、コンテンツ識別情報として、選択されたコンテンツに対応してコンテンツ配信側で付されたコンテンツ識別情報(コンテンツID情報)を含む、TCPによる配信要求を供給する。
リモコン受光部47は、リモコン送信機61からのユーザ操作に基づいて送信される、選局等を含む各種操作指示を受信し、これを各種制御手段としてのCPU40への指示に変換する。
通信制御部46は、本実施例の場合は電話回線と接続され、例えばユーザの携帯電話端末から電話回線を介して供給される、視聴予約を含むセットトップボックス1-1に対しての各種操作指示を受信し、これを各種制御手段としてのCPU40への指示に変換したり、TCPによる配信要求等に変換してネットワークインタフェース部131に供給したりする。
ビデオマウスマイコン45は、リモコン受光部47が受信して変換したCPU40への指示が、セットトップボックス1-1に接続されている液晶表示装置31や外部AV機器に対しての機器操作指示である場合に、この指示を対象機器のリモコン信号に変換して、赤外線出力端子48から発信出力する。
次に、上記構成を有する本実施例のセットトップボックス1-1のIP放送受信部13を用いて、配信サーバに配信要求したコンテンツを受信して視聴する場合に、制御手段としてのCPU40が行うVOD処理について説明する。
図2は、制御手段としてのCPUが実行するVOD処理のフローチャートである。
ユーザがリモコン送信機61の所定操作によってIP放送の視聴を選択し、その対応指示がリモコン受光部47によって受信され、リモコン受光部47からのIP放送の視聴指示がCPU40に供給されると、CPU40は、デジタル放送受信部12とIP放送受信部13とで共用している多重分離部124を、IP放送受信部13のIP放送チューナー部132から供給されるMPEG2−PES信号について、分離処理を行うように制御する。また、CPU40は、映像音声出力処理部20のビデオセレクタ部212及びオーディオセレクタ部222を、ビデオデコード/キャプチャ部211及びオーディオデコード部221からの入力を出力する側へ切り換える。
その上で、CPU40は、不揮発性メモリ42に固定データとして記憶されているVOD処理のプログラムを実行開始する(ステップS010)。
CPU40は、まず、ユーザがIP放送の視聴コンテンツを選択できるようにするために、IP放送受信部13のネットワークインタフェース部131によって、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバ宛の接続要求を、IP網と接続されているLAN133を介して送信し、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバとの間のIP網を介した回線接続をはかる。
CPU40は、ネットワークインタフェース部131が配信サーバからの接続応答を受信して、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバとの回線接続がなされたならば、ネットワークインタフェース部131によって、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバから配信されてくる、コンテンツリストデータのMPEG2−PS信号がUDPプロトコルに基づき組み込まれているIPパケットを受信する。そして、IP放送チューナー部132によって、コンテンツリストデータを含むMPEG2−PES信号が取り出された後、コンテンツリストデータは多重分離部124で分離されてEPG/OSD/予約処理部213に供給される。
EPG/OSD/予約処理部213は、コンテンツリストデータが組み込まれたPESパケットをバッファリングし、このPESパケットからコンテンツリストデータをデコード(復号)して再生し、コンテンツ配信サービス会社のサーバから配信可能なコンテンツのコンテンツ情報データを取得する(ステップS020)。
なお、このコンテンツ情報データには、配信可能なコンテンツそれぞれの、配信要求の際に必要な、配信側で付されたコンテンツ識別情報(コンテンツID情報)を含むものであり、本実施例の場合は、さらに、配信可能なコンテンツそれぞれの配信側で付された、サムネイル,コンテンツタイトル,コンテンツの属性情報(例えば、再生時間や解像度), コンテンツの説明文,及び価格情報といった項目情報も含まれている。
次に、CPU40は、EPG/OSD/予約処理部213から取得したコンテンツ情報データの中の、例えばコンテンツ識別情報を取り出し、この取得したコンテンツ識別情報それぞれについて、不揮発性メモリ42のレジューム情報記憶部51を検索する(ステップS030)。このレジューム情報記憶部51には、前述したように、視聴中断したコンテンツそれぞれのコンテンツ識別情報と対応付けて、その視聴停止したコンテンツ映像部分に対応する、コンテンツのストリーミングデータの先頭からの時間軸位置情報が、レジューム情報として記憶されている。
CPU40は、このレジューム情報記憶部51の検索によって、既に記憶されているレジューム情報の中に、コンテンツ配信サービス会社から取得したコンテンツ情報データに含まれているコンテンツ識別情報を含むレジューム情報がない場合には(ステップS040)、これらレジューム情報がなかったコンテンツ識別情報それぞれについて、コンテンツ配信サービス会社のサーバからの復号したコンテンツ情報データに含まれている、配信側で付された、サムネイル,コンテンツタイトル,コンテンツの再生時間や解像度といった属性情報,コンテンツの説明文,価格情報といった項目情報に基づく、該当コンテンツそれぞれの項目表示データを、EPG/OSD/予約処理部213に対して作成させる(ステップS050)。
これに対し、CPU40は、このレジューム情報記憶部51の検索によって、既に記憶されているレジューム情報の中に、コンテンツ配信サービス会社から取得したコンテンツ情報データに含まれているコンテンツ識別情報を含むレジューム情報があった場合には(ステップS050)、このレジューム情報を有するコンテンツ識別情報それぞれについて、キャプチャ画像データ記憶部52から当該コンテンツ識別情報、すなわち視聴中断しているコンテンツのレジューム情報に対応するキャプチャ画像データを取得する。そして、これらレジューム情報があったコンテンツ識別情報それぞれについて、取得したストリーミングデータの先頭からの時間軸位置情報を含むレジューム情報及び当該コンテンツについてのキャプチャ画像データを対応付けて、EPG/OSD/予約処理部213に項目表示用資料データとして供給し、コンテンツ配信サービス会社のサーバからの復号したコンテンツ情報データに含まれている、配信側で付された、サムネイル,コンテンツタイトル,コンテンツの属性情報(例えば、再生時間や解像度),コンテンツの説明文,及び価格情報といった項目情報にキャプチャ画像データを付加した、該当コンテンツそれぞれの項目表示データを、EPG/OSD/予約処理部213に対して作成させる(ステップS060)。
EPG/OSD/予約処理部213は、コンテンツ情報データの中のコンテンツ識別情報(コンテンツID)全て又は所定の一部について、EPG/OSD/予約処理部213によるそれぞれ項目表示データの作成が完了すると、これらコンテンツそれぞれの項目表示データを基にした、視聴可能なコンテンツをユーザに案内するためのコンテンツ案内OSD画面を生成し、このコンテンツ案内OSD画面の映像信号を加算部214に出力する。
加算部214では、この場合はユーザによる視聴するコンテンツの選択が未だなされておらず、ビデオデコード/キャプチャ部211からは未だビデオ映像信号が供給されていないため、加算部214からはEPG/OSD/予約処理部213によって生成されたコンテンツ案内OSD画面の映像信号がそのままビデオ出力変換部215に出力され、液晶表示装置31には、コンテンツリストに基づくコンテンツ案内画面がOSD表示される(ステップS070)。
図3は、本実施の形態のセットトップボックスによるコンテンツ案内画面の説明図である。図示の例は、1画面に4タイトル毎のコンテンツを切換可能に表示するコンテンツ案内画面70を示したものである。
コンテンツ案内画面70上における各コンテンツ71-1〜71-4のコンテンツ案内部72は、コンテンツ配信サービス会社からのコンテンツ情報データに含まれている、サムネイルa,コンテンツタイトルb,コンテンツの属性情報c,コンテンツの説明文d,価格情報eをそれぞれ表示する配信元作成情報案内部73a〜73eと、配信先としてのコンテンツ再生装置1側で作成されたレジューム関係情報等を表示する配信先作成情報案内部74とを有する構成になっている。
図示の例では、キャプチャ画像データを含む、すなわちレジューム情報記憶部51にレジューム情報が記憶されているコンテンツの項目表示データの、キャプチャ画像データの再生画像vが、配信先作成情報案内部74に表示される。これにより、このコンテンツが視聴中断したもので、視聴中断した場面(シーン)のコンテンツ映像の様子が案内される構成になっている。
例えば、コンテンツ71-1及びコンテンツ71-3については、そのコンテンツ案内部72の配信先作成情報案内部74にコンテンツ映像が表示され、ユーザは、コンテンツの選択の際に、コンテンツ71-1及びコンテンツ71-3が視聴中断したものであり、どのような場面で視聴中断したのか容易に把握できるようになっている。なお、視聴中断した場面のコンテンツ映像のための、キャプチャ画像データの取得構成については、後述する。
これに対し、コンテンツ71-2及びコンテンツ71-4については、そのコンテンツ案内部72の配信先作成情報案内部74にコンテンツ映像が表示されておらず、項目表示データにキャプチャ画像データが含まれておらず、レジューム情報のないコンテンツが表示されているものである。したがって、ユーザは、コンテンツの選択の際に、コンテンツ71-2及びコンテンツ71-4が、本実施例の場合は、未視聴又は既に全編視聴完了したものであることが容易に把握できるようになっている。
このような構成からなる、コンテンツ案内画面70では、リモコン送信機61の操作部の所定操作によって、項目表示データが表示されるコンテンツ71-1〜71-4が切り換えられ、画面上で所望のコンテンツの配信を選択設定できるようになっている。
図2に戻り、ユーザが所望のコンテンツを選択し、その配信要求の送信を設定すると、その際におけるリモコン送信機61の各操作は、リモコン受光部47を介してCPU40に供給され、CPU40はその操作に対応する指示をEPG/OSD/予約処理部213に供給し、EPG/OSD/予約処理部213によって選択された対応するコンテンツの配信が決定される(ステップS080)。
EPG/OSD/予約処理部213によって配信を受けるコンテンツが決定されると、そのコンテンツ識別情報、並びにレジューム情報がある場合はそのストリーミングデータの先頭からの時間軸位置情報が、CPU40の制御下で、EPG/OSD/予約処理部213から選局部44に供給される。選局部44は、コンテンツ識別情報にストリーミングデータの先頭からの時間軸位置情報が必要に応じて付加されている、IP放送に係る選局指示がEPG/OSD/予約処理部213から供給されると、コンテンツ配信サービス会社との間で予め定められた形式でTCPによる配信要求を作成し、ネットワークインタフェース部131に供給する。ネットワークインタフェース部131は、選局部44からTCPによる配信要求が供給されると、これをIPパケットに組み込んで、IP網を介して回線接続されているコンテンツ配信サービス会社の配信サーバに、LAN133を介して送信する。
一方、IP網を介してこのセットトップボックス1-1と回線接続されているコンテンツ配信サービス会社の配信サーバでは、このセットトップボックス1-1からの配信要求のIPパケットを受信すると、そのTCPに基づく配信要求に、レジューム情報(この場合は、ストリーミングデータの先頭からの時間軸位置情報)が含まれているか否かを確認する(ステップS090)。
コンテンツ配信サービス会社の配信サーバでは、この確認の結果、配信要求にレジューム情報が含まれていない場合は、配信要求されたコンテンツを、そのコンテンツデータ先頭から分割してUDPプロトコルによりストリーミング形式で、回線接続されている配信先のセットトップボックス1-1に対し、IP網を介して配信開始する(ステップS100)。
これに対し、配信要求にレジューム情報が含まれている場合には、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバは、そのレジューム情報に含まれたストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)を基にしたコンテンツの対応する再生時間位置から、配信要求されたコンテンツのコンテンツデータを分割してUDPプロトコルによりストリーミング形式で、回線接続されている配信先のセットトップボックス1-1に対し、IP網を介して配信開始する(ステップS110)。
そして、この場合、レジューム情報に含まれたストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)を基にしたコンテンツの対応する再生時間位置と、前述のコンテンツ案内画面70の配信先作成情報案内部74に表示されるキャプチャ画像データの再生画像vに係るストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)とが一致している場合には、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバからは、キャプチャ画像データの再生画像の部分から配信が開始されることになる。
セットトップボックス1-1では、コンテンツ配信サービス会社の配信サーバから配信要求したコンテンツの配信が開始されると、ネットワークインタフェース部131が、配信要求したコンテンツのストリーミングデータの受信を開始する。ネットワークインタフェース部131は、配信要求したコンテンツのMPEG2−PS信号がUDPプロトコルに基づき組み込まれているIPパケットを受信し、このUDPに基づくMPEG2−PS信号を取り出して出力する。
IP放送チューナー部132は、ネットワークインタフェース部131から供給される、UDPに基づくMPEG2−PS信号の復調を行い、このMPEG2−PS信号にパケット化されて組み込まれている配信要求したコンテンツのMPEG−PES信号を取り出して出力する。
多重分離部124は、IP放送チューナー部132から供給されるMPEG2−PES信号を、MPEG2―Video―ES信号と、MPEG1−Audio−ES信号と、付加データ信号とに分離し、これらを出力する。
そして、IP放送受信部13よって受信復調されたMPEG2―Video―ES信号,MPEG1−Audio−ES信号は、後段の映像音声出力処理部20によって映像音声処理される。これにより、映像表示装置としての例えば液晶表示装置31からは、配信要求したコンテンツのコンテンツ映像が、音声出力装置としてのスピーカ32からは、配信要求したコンテンツのコンテンツ映像に対応した音声が出力される(ステップS120)。
その後、リモコン送信機61の操作部の所定操作によって、コンテンツの再生が終了操作されると、その際におけるリモコン送信機61の視聴終了操作(再生終了操作)はリモコン受光部47によって受信され、CPU40には視聴終了(再生終了)の指示が供給される(ステップS130)。
CPU40は、この視聴終了の指示が供給されると、選局部44に対し、ネットワークインタフェース部131にコンテンツ配信サービス会社の配信サーバに配信要求したコンテンツの配信を終了停止させる指示を供給するとともに、ビデオデコード/キャプチャ部211及びオーディオデコード部221にコンテンツのビデオ映像信号及び音声信号の出力停止を指示する等の処理を行う一方、配信要求したコンテンツ全編の視聴終了に基づくものか、コンテンツの途中での視聴中断による視聴終了に基づくものかを判別する(ステップS140)。
この判別は、CPU40が、コンテンツの再生中に取得している、IP放送チューナー部132で復調したMPEG2−PES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報や、多重分離部124で分離された又はビデオデコード/キャプチャ部211にバッファリングされている、MPEG2―Video―ES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報を、視聴終了の指示の供給に基づき、確認することによって行う。
具体的には、視聴終了の指示の供給が供給されたときに、データ添付情報として配信要求したコンテンツのストリ-ミングデータの配信終了を示す情報がメタ情報に記載されているMPEG2−PESパケットを、IP放送チューナー部132で既に復調している場合や、分離したMPEG2―Video―ESパケットのメタ情報に、データ添付情報として配信要求したコンテンツの分割されたストリ-ミング映像データの終了を示す情報がメタ情報に記載されているMPEG2―Video―ESパケットを、多重分離部124で既に分離している場合は、CPU40は、その供給された視聴終了の指示が、配信要求したコンテンツ全編の視聴終了(再生終了)に基づくものと判別する。
これに対し、IP放送チューナー部132で、配信要求したコンテンツのストリ-ミングデータの配信終了を示す情報がそのメタ情報に記載されているMPEG2−PESパケットを未だ復調していない場合や、多重分離部124で、コンテンツの分割されたストリ-ミング映像データの終了を示す情報がそのメタ情報に記載されているMPEG2―Video―ESパケットが未だ分離されていない場合には、CPU40は、その供給された視聴終了の指示が、コンテンツの途中での視聴中断による視聴終了に基づくものと判別する。
ここで、CPU40は、コンテンツの途中での視聴中断を判別すると、上記コンテンツの途中での視聴中断による視聴終了を判別する際に用いた、IP放送チューナー部132で復調したMPEG2−PES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報や、多重分離部124で分離された又はビデオデコード/キャプチャ部211にバッファリングされている、MPEG2―Video―ES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報を基に、今回視聴中断したコンテンツのコンテンツ識別情報に、視聴終了の指示が供給された際のストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)を基に生成した再生時間位置情報(次回再生開始時間位置情報)を対応付け、これを今回視聴中断したコンテンツのレジューム情報として取得する。
CPU40は、上述した如くの今回視聴中断したコンテンツのレジューム情報の取得処理とともに、ビデオデコード/キャプチャ部211に、視聴終了の指示が供給されたとき又はその前後近傍の、ビデオデコード/キャプチャ部211が再生したコンテンツ映像を、キャプチャ画像データとして取り込む指示に供給して、ビデオデコード/キャプチャ部211から当該指示に基づき取り込んだキャプチャ画像データの提供を受ける(ステップS150)。
なお、この場合における、ビデオデコード/キャプチャ部211でのキャプチャ画像データの生成処理については、種々の処理が可能である。例えば、ビデオデコード/キャプチャ部211は、配信要求したコンテンツの再生中に、現在再生しているコンテンツ映像に基づくキャプチャ画像データを定期的に生成し、逐次最新のキャプチャ画像データに更新保存する構成であって、CPU40から供給されるキャプチャ画像データの取り込み指示に基づいて、現在更新保存されているキャプチャ画像データをCPU40に提供する構成であってもよいし、また、CPU40から供給されるキャプチャ画像データの取り込み指示により、現在バッファリングされているMPEG2―Video―ES信号に基づいてキャプチャ画像データを生成してCPU40に提供する構成であってもよく、種々の処理が可能である。
さらに、CPU40から供給されるキャプチャ画像データの取り込み指示についても、上記コンテンツの途中での視聴中断による視聴終了を判別する際に用いた、IP放送チューナー部132で復調したMPEG2−PES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報や、多重分離部124で分離された又はビデオデコード/キャプチャ部211にバッファリングされている、MPEG2―Video―ES信号にメタ情報として含まれているデータ添付情報を基にした、ストリーミングデータの先頭からの時間軸位置(経過時間)を指定したコンテンツ映像の取り込みをビデオデコード/キャプチャ部211に指示することによって、この取り込んだコンテンツ映像を、次に説明するレジューム情報の再生時間位置情報(次回再生開始時間位置情報)に対応するコンテンツ映像に一致させることも可能になる。
また、CPU40は、ビデオデコード/キャプチャ部211から、キャプチャ画像データの取り込み指示に基づき取り込んだキャプチャ画像データの提供を受けると、この提供されたキャプチャ画像データに対して、縮小・圧縮等といったデータ処理を施し、図3に示したコンテンツ案内画面70の、配信先で作成されたレジューム関係情報等を表示する配信先作成情報案内部74に貼付表示するに適したデータ容量のキャプチャ画像データに変換する(ステップS160)。このキャプチャ画像データの変換は、次回のIP放送を受信する際に、そのコンテンツ案内画面70の作成に利用される、前述のステップS060で示した、当該コンテンツについての項目表示データの作成時、その作成処理の迅速化をはかり、ひいてはコンテンツ案内画面70の表示処理のさらなる迅速化をはかるためのものである。
そして、CPU40は、ステップS150で取得した、今回視聴中断したコンテンツのレジューム情報をレジューム情報記憶部51に記憶するとともに、ステップS150で取得し、ステップS160で縮小・圧縮等といったデータ処理を施した今回視聴中断したコンテンツについてのキャプチャ画像データを、レジューム情報記憶部51に記憶した今回視聴中断したコンテンツのレジューム情報に対応付けて、キャプチャ画像データ記憶部52に記憶する(ステップS170)。
CPU40は、本実施例では、レジューム情報記憶部51に今回視聴中断したコンテンツのレジューム情報を記憶するにあたっては、レジューム情報記憶部51に既に記憶されているレジューム情報に含まれるコンテンツ識別情報を検索確認し、既に同じコンテンツ識別情報を含むレジューム情報が存在する場合には、この既に存在する同じコンテンツ識別情報を含むレジューム情報に代えて、今回視聴中断で生成したレジューム情報を更新記憶する構成になっている。なお、本実施例で、ユーザが同一コンテンツについて視聴中断を繰り返しながら視聴している場合であっても、レジューム情報記憶部51に最先に視聴中断した場合のレジューム情報のみを記憶し、同じコンテンツについて、再生時間位置情報が互いに異なる複数のレジューム情報を記憶しない構成にしたのは、次回の視聴選択操作の複雑化、及び視聴コンテンツの誤選択を防ぐためである。
また、CPU40は、キャプチャ画像データをキャプチャ画像データ記憶部52に記憶するにあたってのレジューム情報との対応付けは、例えば、レジューム情報に含まれる今回視聴中断したコンテンツのコンテンツ識別情報や、レジューム情報記憶部51における対応するレジューム情報の記憶場所(記憶位置)と対応付けて、キャプチャ画像データ記憶部52に記憶する構成としてもよいし、また、逆に、レジューム情報に、対応するキャプチャ画像データのキャプチャ画像データ記憶部52における記憶場所(記憶位置)を付加して、レジューム情報記憶部51に記憶する構成としてもよい。
これに対し、CPU40が、前述のステップS130において、その供給された視聴終了の指示が、配信要求したコンテンツ全編の視聴終了に基づくものと判別した場合は、CPU40は、レジューム情報記憶部51に既に記憶されているレジューム情報に含まれるコンテンツ識別情報を検索確認し、今回視聴したコンテンツのコンテンツ識別情報を含むレジューム情報が記憶されているか否かを確認する。そして、今回視聴したコンテンツのコンテンツ識別情報を含むレジューム情報が記憶されている場合には、CPU40は、レジューム情報記憶部51から、今回視聴したコンテンツのレジューム情報を記憶削除するとともに、キャプチャ画像データ記憶部52に記憶されている対応付けられたキャプチャ画像データも記憶削除する(ステップS180)。
この全編の再生が終了したコンテンツについて、そのレジューム情報や対応付けられたキャプチャ画像を記憶削除するのも、次回のIP放送を受信する際に、そのコンテンツ案内画面70の作成に利用される、前述のステップS060で示した、当該コンテンツについての項目表示データの作成時、その処理の迅速化をはかり、ひいてはコンテンツ案内画面70の表示処理のさらなる迅速化をはかるためのものである。
そして、本実施の形態のセットトップボックス1-1は、ユーザによるリモコン送信機61のIP放送のコンテンツの視聴終了操作に基づき、CPU40は、ステップS140〜S180で説明した処理を行った後に、ストリーミング形式で配信されるIP放送のコンテンツの視聴に係るVOD処理を終了する(ステップS190)。
なお、本実施の形態のセットトップボックス1-1の場合は、ユーザによるリモコン送信機61のIP放送のコンテンツの視聴終了操作の中には、ストリーミング形式で配信されるコンテンツ自体の視聴終了の他、必要に応じ、IP放送から他のメディア種別のコンテンツ視聴へのユーザによる切り換え操作、等も含ますことも可能である。
以上の説明したように構成される、本実施の形態のセットトップボックス1-1によれば、そのIP放送受信部13を用いて、ストリーミング方式で配信されるコンテンツを視聴する場合、これから視聴するコンテンツを選択する際には、以前に視聴中断したコンテンツの情報が、ユーザが所望のコンテンツを選択するために表示されるコンテンツ案内画面70上に、以前に視聴中断したときの当該コンテンツのシーンを示したキャプチャ画像が、コンテンツ配信元のコンテンツ配信サービス会社のサーバから供給されるコンテンツ選択のためのコンテンツ情報データと一体的に表示されるので、視聴中断したコンテンツであることが判るだけではなく、既に視聴したシーンについての記憶の呼び出し、残りの未視聴部分の期待度の判定、及びその視聴中断した理由等のコンテンツ選択のためのさらなる情報をユーザに喚起させることができる。
また、その以前に視聴中断したときのコンテンツのシーンを示したキャプチャ画像を含むコンテンツ案内画面70の表示も、視聴中断したときのコンテンツのシーンのキャプチャ画像の取得を、セットトップボックス1-1自身により、当該コンテンツについてのユーザの視聴終了操作(視聴中断操作)に基づき行う構成になっているので、視聴開始に際してコンテンツ配信サービス会社のサーバにレジューム情報を送信して視聴中断したときのコンテンツのシーンを例えばコンテンツ情報データのサムネイル画像として取得する場合よりも、迅速化をはかることができる。
さらに、視聴中断したときのコンテンツのシーンを示すためのキャプチャ画像は、当該コンテンツについてのユーザの視聴終了操作(視聴中断操作)に基づき、本来のキャプチャ画像に縮小・圧縮等といったデータ処理を施したキャプチャ画像であるので、コンテンツ案内画面70の生成処理も、さらに迅速化をはかることができる。
また、本実施の形態では、全編の視聴(再生)が終了したコンテンツについては、そのレジューム情報や対応付けられたキャプチャ画像が記憶削除される構成になっているので、コンテンツ案内画面70の生成処理のより一層の迅速化をはかることができる。
なお、本実施の形態のセットトップボックス1-1は、以上の説明したように構成されるが、その具体的な構成は、これに限られるものではない。
例えば、本実施の形態では、ステップS180で、CPU40は、視聴終了の指示が、配信要求したコンテンツ全編の視聴終了に基づくものと判別した場合は、今回視聴したコンテンツのレジューム情報を記憶削除するとともに、キャプチャ画像データ記憶部52に記憶されている対応付けられたキャプチャ画像データも記憶削除する構成としたが、新たに、今回全編の再生すなわち視聴が終了したコンテンツの識別情報等のメタ情報を、不揮発性メモリ42に別途設けた視聴済コンテンツ記憶部に記憶しておくように構成し、この視聴済コンテンツ記憶部の記憶内容を基に、ステップS070で、コンテンツ案内画面70におけるコンテンツ案内部72の配信先作成情報案内部74に、“視聴済”等の表示を行って、セットトップボックス1-1すなわちコンテンツ再生装置1側で、未視聴のコンテンツと既に全編視聴完了したコンテンツとの区別把握できるようにすることも可能である。
また、コンテンツ案内画面70の構成も、図3に示したような、1画面に4タイトル毎のコンテンツを切換可能に表示する表示態様や、未視聴のコンテンツ,視聴中断したコンテンツ,及び全編視聴完了(視聴終了)したコンテンツが1画面上に混在するものではなく、予めOSD画面に基づくユーザの案内コンテンツの選択操作に基づいて、未視聴,視聴中断,又は全編視聴完了それぞれに対応する専用のコンテンツ案内画面70を生成し、案内するように構成することも可能である。
さらに、本実施の形態ではセットトップボックス1-1を例に説明したが、本発明のコンテンツ再生装置は、配信元のサーバからストリーミング形式で配信される配信要求したコンテンツを受信して再生するものであれば、上記説明したセットトップボックス1-1に限るものではなく、IP放送受信部13を備えているテレビジョン受信機や録画装置、又はパーソナルコンピュータ等も含むものである。
本発明のコンテンツ再生装置の一実施の形態としてのセットトップボックスのシステム構成図である。 制御手段としてのCPUが実行するVOD処理のフローチャートである。 本実施の形態のセットトップボックスによるコンテンツ案内画面の説明図である。
符号の説明
1 コンテンツ再生装置
1-1 セットトップボックス
10 放送受信部
11 アナログ放送受信部
111 アンテナ
112 アナログチューナー部
113 AVスイッチ部
114 外部入力端子
12 デジタル放送受信部
121 アンテナ
122 デジタルチューナー部
123 デジタル復調部
124 多重分離部
13 IP放送受信部
131 ネットワークインタフェース部
132 IP放送チューナー部
133 LAN
20 映像音声出力処理部
211 ビデオデコード/キャプチャ部
212 ビデオセレクタ部
213 EPG/OSD/予約処理部
214 加算部
215 ビデオ出力変換部
221 オーディオデコード部
222 オーディオセレクタ部
223 オーディオ出力変換部
31 液晶表示装置
32 スピーカ
40 CPU
41 バス
42 不揮発性メモリ
421 補助記憶部
43 RAM
44 選局部
45 ビデオマウスマイコン
46 通信制御部
47 リモコン受光部
48 赤外線出力端子
51 レジューム情報記憶部
52 キャプチャ画像データ記憶部
61 リモコン送信機
70 コンテンツ案内画面
71 コンテンツ
72 コンテンツ案内部
73 配信元作成情報案内部
74 配信先作成情報案内部

Claims (6)

  1. サーバに送信した配信要求に対応して、当該サーバからストリーミング形式で配信されるコンテンツの配信データを受信し、視聴のための再生を行うコンテンツ再生装置であって、
    コンテンツの再生途中における視聴終了を検出する視聴中断検出手段と、
    該視聴中断検出手段による視聴終了の検出に基づき、当該コンテンツの当該視聴中断時に対応した時間軸位置のコンテンツ映像を取り込むキャプチャ手段と、
    当該視聴中断したコンテンツに対応させて、該キャプチャ手段が取り込んだキャプチャ画像を保存するキャプチャ画像記憶手段と、
    コンテンツの視聴に際して、サーバから配信可能なコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、
    該コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツと前記キャプチャ画像記憶手段に保存されているコンテンツとを対照し、該コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツの中、前記キャプチャ画像記憶手段にキャプチャ画像が保存されているコンテンツについて、視聴中断したコンテンツとして、対応するキャプチャ画像をプレビューとして付加した、配信要求するコンテンツの選択のための案内を生成する案内生成手段と
    を備えていることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記キャプチャ画像記憶手段は、サーバからの当該視聴中断したコンテンツの配信データのメタ情報と対応付けて、前記キャプチャ手段が取り込んだ当該コンテンツのキャプチャ画像を保存する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記キャプチャ画像記憶手段は、該視聴中断検出手段による視聴終了の検出に基づき、当該視聴中断したコンテンツについて次回サーバから配信を受ける場合に、当該視聴中断した部分の続きから配信を受けるために生成される当該視聴中断したコンテンツのレジューム情報と対応付けて、前記キャプチャ手段が取り込んだ当該コンテンツのキャプチャ画像を保存する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  4. サーバに送信した配信要求に対応して、当該サーバからストリーミング形式で配信されるコンテンツの配信データを受信し、視聴のための再生を行うコンテンツ再生装置に用いられ、配信要求するコンテンツを選択する際に視聴中断したコンテンツを案内するコンテンツ案内方法であって、
    コンテンツの再生途中における視聴終了を検出する視聴中断検出ステップ、
    該視聴中断検出ステップによる視聴終了の検出に基づき、当該コンテンツの当該視聴中断時に対応した時間軸位置のコンテンツ映像を取り込むキャプチャステップ、
    該キャプチャステップによって取り込まれたキャプチャ画像を、当該視聴中断したコンテンツに対応させて保存するキャプチャ画像保存ステップ、
    コンテンツの視聴に際して、サーバから配信可能なコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得ステップ、
    該コンテンツ情報取得ステップによって取得された配信可能なコンテンツと前記キャプチャ画像記憶ステップによって保存されたコンテンツとを対照し、該コンテンツ情報取得ステップによって取得された配信可能なコンテンツの中、前記キャプチャ画像記憶ステップによって保存されているコンテンツについて、視聴中断したコンテンツとして、対応するキャプチャ画像を付加した、配信要求するコンテンツの選択のための案内を生成する案内生成ステップ
    を有することを特徴とするコンテンツ案内方法。
  5. コンピュータを、
    サーバに送信した配信要求に対応して、当該サーバからストリーミング形式で配信されるコンテンツの配信データを受信し、視聴のための再生を行うコンテンツ再生装置にあって、
    コンテンツの再生途中における視聴終了を検出する視聴中断検出手段と、
    該視聴中断検出手段による視聴終了の検出に基づき、当該コンテンツの当該視聴中断時に対応した時間軸位置のコンテンツ映像を取り込むキャプチャ手段と、
    当該視聴中断したコンテンツに対応させて、該キャプチャ手段が取り込んだキャプチャ画像を保存するキャプチャ画像記憶手段と、
    コンテンツの視聴に際して、サーバから配信可能なコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、
    該コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツと前記キャプチャ画像記憶手段に保存されているコンテンツとを対照し、該コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツの中、前記キャプチャ画像記憶手段にキャプチャ画像が保存されているコンテンツについて、視聴中断したコンテンツとして、対応するキャプチャ画像をプレビューとして付加した、配信要求するコンテンツの選択のための案内を生成する案内生成手段
    として機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを、
    サーバに送信した配信要求に対応して、当該サーバからストリーミング形式で配信されるコンテンツの配信データを受信し、視聴のための再生を行うコンテンツ再生装置にあって、
    コンテンツの再生途中における視聴終了を検出する視聴中断検出手段と、
    該視聴中断検出手段による視聴終了の検出に基づき、当該コンテンツの当該視聴中断時に対応した時間軸位置のコンテンツ映像を取り込むキャプチャ手段と、
    当該視聴中断したコンテンツに対応させて、該キャプチャ手段が取り込んだキャプチャ画像を保存するキャプチャ画像記憶手段と、
    コンテンツの視聴に際して、サーバから配信可能なコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、
    該コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツと前記キャプチャ画像記憶手段に保存されているコンテンツとを対照し、該コンテンツ情報取得手段によって取得された配信可能なコンテンツの中、前記キャプチャ画像記憶手段にキャプチャ画像が保存されているコンテンツについて、視聴中断したコンテンツとして、対応するキャプチャ画像をプレビューとして付加した、配信要求するコンテンツの選択のための案内を生成する案内生成手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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US9939989B2 (en) 2007-11-16 2018-04-10 Samsung Electronics Co., Ltd. User interface for displaying and playing multimedia contents, apparatus comprising the same, and control method thereof
JP2022031575A (ja) * 2020-06-18 2022-02-18 Nl技研株式会社 コンテンツの受信装置および配信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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