JP2003347577A - 半導体受光装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体受光装置およびその製造方法

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滋久 田中
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寿美子 藤崎
Yasunobu Matsuoka
康信 松岡
Takashi Toyonaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1メサの周囲に埋込み層を含む第2メサを
設けた半導体受光装置の暗電流を低減する。 【解決手段】 n型基板101の主面上にn型バッファ
層102、n型増倍層103、p型電界調整層104、
p型光吸収層105、p型InAlAs結晶からなるキ
ャップ層106およびp型コンタクト層107を成長さ
せた後、p型コンタクト層107、p型キャップ層10
6、p型光吸収層105およびp型電界調整層104を
パターニングして第1メサ108を形成する。次に、第
1メサ108の周囲にp型埋込み層109を選択成長さ
せた後、または選択成長の過程でp型キャップ層106
の近傍の埋込み層109に凹溝111を形成することに
より、Alを含有するp型キャップ層106と埋込み層
109とを凹溝111によって分離し、両者の間に電流
パスが形成されないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体受光装置お
よびその製造技術に関し、特に、化合物半導体を用いた
メサ型受光装置の信頼性向上に適用して有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開2001−177143号公報は、
化合物半導体を用いた受光装置として、下地となる結晶
にメサを形成し、このメサの周囲を適当な材料とキャリ
ア濃度の結晶で埋め込んだ構造を開示している(以下、
この構造を埋込みメサ型と称する)。
【0003】図21は、上記公報に記載された埋込みメ
サ型の半導体受光装置を示す断面図である。この半導体
受光装置の製造方法を簡単に説明すると、まずn型In
P結晶からなる基板401の主面上にn型InAlAs
結晶からなるバッファ層402、n型InAlAs結晶
からなる増倍層403、p型InAlAs結晶とp型I
nGaAs結晶の積層体からなる電界調整層404、p
型InGaAs結晶からなる光吸収層405、p型In
AlAs結晶からなるキャップ層406およびp型In
GaAs結晶からなるコンタクト層407をMBE(分
子線エピタキシー)法で順次成長させた後、コンタクト
層407、キャップ層406、光吸収層405および電
界調整層404をエッチングすることにより、基板40
1上に第1メサ408を形成する。
【0004】次に、上記基板401上に、第1メサ40
8とほぼ同じ高さを有する低不純物濃度の化合物半導体
結晶からなる埋込み層409を成長させた後、埋込み層
409およびその下層の結晶層をエッチングすることに
より、第1メサ408の周囲に第2メサ410を形成す
る。その後、基板401上に保護膜412および電極4
13、414を形成し、さらに基板401の裏面に反射
防止膜415を形成することにより、埋込みメサ型の半
導体受光装置が完成する。
【0005】上記のような構造を有する埋込みメサ型の
半導体受光装置は、pn接合(増倍層403と電界調整
層404との界面が接合面となる)の電界強度が埋込み
層409によって緩和されるので、埋込み層409を設
けない単純なメサ型半導体受光装置にくらべて暗電流を
減少できる利点がある。また、第1メサ408の周囲に
第1メサ408とほぼ同じ高さを有する埋込み層409
を設けることによって、チップの機械的強度が増すた
め、配線基板へのボンディングが容易になるなどの利点
もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記埋込みメサ型の半
導体受光装置を製造する工程では、基板上に複数種類の
化合物半導体からなる結晶層を積層し、これらの結晶層
をパターニングして第1メサを形成する。ところが、こ
れらの結晶層の中には、InAlAs結晶のようなAl
を含んだ化合物半導体結晶(例えばp型InAlAs結
晶からなるキャップ層)も含まれているので、第1メサ
を形成すると、その側壁に露出したAlの表面に安定な
自然酸化膜が形成される。
【0007】そのため、第1メサの周囲に埋込み層を成
長させると、Alを含んだ結晶と埋込み層との界面に結
晶欠陥や、界面準位が形成される。特に、不純物濃度が
高いキャップ層と不純物濃度が低い埋込み層との間に結
晶欠陥が存在した場合は、両者の間に電流パスが形成さ
れるため、受光装置の暗電流が大きくなってしまう。暗
電流の増加は、重要な受信感度特性を低下させるため、
受光装置の信頼性を低下させ、著しい場合には、受光装
置として機能しなくなる場合もある。
【0008】本発明の目的は、化合物半導体を用いたメ
サ型受光装置の暗電流を低減する技術を提供することに
ある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0011】本発明の半導体受光装置は、半導体基板上
に形成された第1導電型化合物半導体結晶層と、前記第
1導電型化合物半導体結晶層の上部に形成された第2導
電型化合物半導体結晶層とによってpn接合が形成さ
れ、前記第2導電型化合物半導体結晶層には、その底部
が前記pn接合に達しない第1メサが形成され、前記第
1メサの周囲には、前記第1メサを取り囲む化合物半導
体結晶からなる埋込み層を含み、その底部が少なくとも
前記pn接合に達する第2メサが形成され、前記埋込み
層と前記第1メサとの境界部近傍には、その底部が前記
pn接合に達しない凹溝が設けられているものである。
【0012】本発明の半導体受光装置の製造方法は、以
下の工程(a)〜(e)を有している。 (a)半導体基板上に第1導電型化合物半導体結晶層を
成長させ、前記第1導電型化合物半導体結晶層の上部
に、前記第1導電型と反対導電型の第2導電型化合物半
導体結晶層を成長させる工程、(b)前記第2導電型化
合物半導体結晶層の上部に所定形状の第1マスクを形成
し、前記第1マスクで覆われていない領域の前記第2導
電型化合物半導体結晶層を、前記第1導電型化合物半導
体結晶層との界面に達しない程度の深さにエッチングす
ることによって第1メサを形成する工程、(c)前記第
1メサの周囲に化合物半導体結晶からなる埋込み層を成
長させる工程、(d)前記埋込み層と前記第1メサとの
境界部近傍を、前記第1導電型化合物半導体結晶層との
界面に達しない程度の深さにエッチングすることによっ
て凹溝を形成する工程、(e)前記第1メサとその周囲
の前記埋込み層のそれぞれの上部に第2マスクを形成
し、前記第2マスクで覆われていない領域の前記埋込み
層およびその下部の前記第2導電型化合物半導体結晶層
を、少なくとも前記第1導電型化合物半導体結晶層との
界面に達する程度の深さにエッチングすることによっ
て、前記凹溝が形成された領域の前記埋込み層をその一
部に含む第2メサを前記第1メサの周囲に形成する工
程。
【0013】上記した手段によれば、埋込み層と第1メ
サとの境界部近傍に凹溝を設けることによって、第1メ
サを構成する前記第2導電型化合物半導体結晶層のう
ち、アルミニウムを含有する化合物半導体結晶と埋込み
層とが凹溝によって隔てられ、両者の間に電流パスが形
成されないので、暗電流を低減することができる。
【0014】図22は、第1メサの周囲に埋込み層を設
けた半導体受光装置の暗電流−電圧特性の一例であり、
[A]はキャップ層をInAlAs結晶で構成した場
合、[B]は比較のため、Alを含まないInGaAs
結晶でキャップ層を構成した場合である。図から、例え
ば印加電圧が25Vの場合、[B]はnAレベルである
が、[A]はμAレベルの高さである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0016】(実施の形態1)本実施の形態は、アバラ
ンシェホトダイオードからなる受光装置に適用したもの
であり、以下、その製造方法を図1〜図8を参照しなが
ら説明する。
【0017】まず、図1に示すように、例えば不純物濃
度が1×1018/cm3のn型InP結晶からなる基板
101を用意し、その主面上にn型InAlAs結晶か
らなるバッファ層102(膜厚0.5μm、不純物濃
度:1×1018/cm3)、n型InAlAs結晶から
なる増倍層103(膜厚0.3μm、不純物濃度:1×
1014/cm3)、p型InAlAs結晶とp型InG
aAs結晶の積層体からなる超格子構造の電界調整層1
04(膜厚0.04μm、不純物濃度:8×10 17/c
3)、p型InGaAs結晶からなる光吸収層105
(膜厚1.3μm、不純物濃度:1×1015/c
3)、p型InAlAs結晶からなるキャップ層10
6(膜厚0.7μm、不純物濃度:1×1018/c
3)およびp型InGaAs結晶からなるコンタクト
層107(膜厚0.1μm、不純物濃度:5×1018
cm3)を順次成長させる。これらの化合物半導体結晶
層(102〜107)は、周知のMBE(分子線エピタ
キシー)法によって形成する。
【0018】次に、図2に示すように、コンタクト層1
07の上部にCVD法で堆積した酸化シリコン膜を周知
のフォトリソグラフィ技術でパターニングすることによ
って、ハードマスク120を形成する。図示はしない
が、ハードマスク120の平面形状は円形であり、その
直径は26μmである。
【0019】次に、図3に示すように、上記ハードマス
ク120をマスクにしてコンタクト層107、キャップ
層106、光吸収層105および電界調整層104をリ
ン酸系のエッチング液で等方的にエッチングする。この
とき、電界調整層104の途中でエッチングを停止し、
pn接合面(電界調整層104とその下層の増倍層10
3との界面)が露出しないようにする。
【0020】ここまでの工程により、基板101上に第
1メサ108が形成される。この第1メサ108の側壁
は、基板101の主面に対して約80度の傾斜をなして
おり、側壁の一部にはAlを含むキャップ層106が露
出している。また、上記の等方性エッチングを行うと、
ハードマスク120の下方の化合物半導体結晶層(10
2〜107)がサイドエッチングされるため、ハードマ
スク120の周辺部が第1メサ108の側壁に対して3
μm程度オーバーハングする。
【0021】次に、図4に示すように、MOVPE(有
機金属気相成長)法を用いて第1メサ108の周囲の基
板101上にp型InP結晶からなる埋込み層109
(膜厚1.9μm、不純物濃度:5×1015/cm3
を選択成長させる。このとき、第1メサ108の側壁か
らオーバーハングしたハードマスク120の下部領域で
結晶の成長が抑制されるように埋込み層109の成長条
件を制御することにより、ハードマスク120の下部の
埋込み層109に深さ0.7μm程度の凹溝111が形
成される。
【0022】次に、ハードマスク120を除去した後、
図5に示すように、コンタクト層107および埋込み層
109の上部に第1メサ108よりも径の大きい、直径
40μm程度の円形の平面形状を有するフォトレジスト
膜121を形成し、このフォトレジスト膜121をマス
クにしてコンタクト層107、キャップ層106、光吸
収層105、電界調整層104、増倍層103、バッフ
ァ層102および基板101の表面をBr(臭素)系の
エッチング液で等方的にエッチングする。
【0023】ここまでの工程により、第1メサ108の
周囲の基板101上に第2メサ110が形成される。こ
の第2メサ110は、第1メサ108に対して同心円状
の平面形状を有し、その側壁の一部には、pn接合面
(電界調整層104とその下層の増倍層103との界
面)が露出する。
【0024】次に、フォトレジスト膜121を除去した
後、図6に示すように、基板101の表面全体を保護膜
112で覆う。保護膜112は、例えば基板101上に
CVD法で膜厚0.3μmの酸化シリコン膜と膜厚0.
2μmの窒化シリコン膜とを堆積することによって形成
する。
【0025】次に、図7に示すように、フォトレジスト
膜(図示せず)をマスクにして保護膜112をドライエ
ッチングすることにより、コンタクト層107および基
板101のそれぞれの一部を露出させ、そこに電極11
3、114を形成する。電極113、114は、基板1
01上に蒸着法で堆積した膜厚0.5μmのTi膜/P
t膜/Au膜をパターニングすることによって形成す
る。
【0026】その後、図8に示すように、基板101の
裏面側に膜厚0.2μmの窒化シリコン膜からなる反射
防止膜115を形成することにより、アバランシェホト
ダイオードのチップが完成する。このチップを配線基板
に実装するには、例えば配線基板の対応する電極上にA
u/Sn半田を介して上記電極113、114をボンデ
ィングする。
【0027】上記の方法で製造された本実施形態のアバ
ランシェホトダイオードに配線基板の電極を介して逆バ
イアスを印加したところ、降伏電圧(Vb)は30Vで
あり、27Vおよび20Vにおける暗電流は、それぞれ
20nA、1nAであった。また、光信号の増倍率は最
大90であった。さらに、1000時間前後の高温逆バ
イアス通電試験(200℃、100μA一定)を実施し
た結果、降伏電圧、暗電流、増倍率ともに変化が無く、
良好であった。
【0028】比較のため、第1メサ108の周囲の埋込
み層109に凹溝111を形成しない従来構造のアバラ
ンシェホトダイオードに逆バイアスを印加したところ、
降伏電圧は28Vであり、27Vおよび20Vにおける
暗電流は、それぞれ2μA、500nAであった。ま
た、高温逆バイアス通電試験では、50時間経過後に降
伏電圧が2V低下し、20Vの暗電流は3μAに増加、
増倍率は10に低下する劣化を示した。
【0029】本実施形態のアバランシェホトダイオード
と従来構造のアバランシェホトダイオードで暗電流に差
が生じる原因は、埋込み層109を構成するp型InP
結晶中の欠陥の数および大きさにある。すなわち、従来
構造では、埋込み層109が第1メサ108のキャップ
層106から直接成長したために、埋込み層109の内
部に約2μmの長さを持つ30〜50個の結晶欠陥が発
生した。一方、本実施の形態の構造では、埋込み層10
9の内部に結晶欠陥が形成されなかった。
【0030】これは、埋込み層109を選択成長させる
際に、第1メサ108の側壁に対してオーバーハングし
たハードマスク120の下部領域では、キャップ層10
6からの直接成長が抑制され、結晶中にAlを含まない
光吸収層(p型InGaAs結晶)105からの拡散的
成長が支配的となるためである。
【0031】以上のように、本実施の形態によれば、埋
込み層109の内部の結晶欠陥を大幅に減少することが
できるので、暗電流の少ない高信頼度のアバランシェホ
トダイオードを実現することができる。
【0032】(実施の形態2)本実施の形態によるアバ
ランシェホトダイオードの製造方法を図9〜図13を参
照しながら説明する。
【0033】まず、図9に示すように、n型InP結晶
からなる基板101の主面上にn型InAlAs結晶か
らなるバッファ層102、n型InAlAs結晶からな
る増倍層103、p型InAlAs結晶とp型InGa
As結晶の積層体からなる電界調整層104、p型In
GaAs結晶からなる光吸収層105、p型InAlA
s結晶からなるキャップ層106およびp型InGaA
s結晶からなるコンタクト層107をMBE法で順次成
長させた後、コンタクト層107の上部に形成した酸化
シリコンからなるハードマスク120をマスクにしてコ
ンタクト層107、キャップ層106、光吸収層105
および電界調整層104を等方的にエッチングすること
により、基板101上に第1メサ108を形成する。こ
こまでの工程は、前記実施の形態1の図1〜図3に示す
工程と同じである。
【0034】次に、図10に示すように、MOVPE
(有機金属気相成長)法を用いて第1メサ108の周囲
の基板101上にp型InP結晶からなる埋込み層20
9(膜厚2.2μm、不純物濃度:1×1015/c
3)を選択成長させる。このとき、第1メサ108の
側壁からオーバーハングしたハードマスク120の下部
領域にも埋込み層209が形成されるように成長条件を
制御することにより、第1メサ108の側壁近傍を含む
表面全体が平坦な埋込み層209が形成される。このよ
うな条件で埋込み層209を成長させた場合は、埋込み
層209の一部が第1メサ108のキャップ層106か
ら直接成長するため、キャップ層106の近傍の埋込み
層209に結晶欠陥が発生する。
【0035】次に、ハードマスク120を除去した後、
図11に示すように、コンタクト層107および埋込み
層209のそれぞれの上部に、第1メサ108の周囲の
埋込み層209が露出するフォトレジスト膜122を形
成する。
【0036】次に、図12に示すように、上記フォトレ
ジスト膜122をマスクにして第1メサ108の周囲の
埋込み層209を等方的にエッチングすることにより、
キャップ層106の底部に達する深さ1μm程度の凹溝
211を形成する。このエッチングは、塩酸系のエッチ
ング液を用い、埋込み層209を構成する結晶の不純物
濃度と第1メサ108の側壁に露出した結晶層(コンタ
クト層107およびキャップ層106)の不純物濃度の
差を利用することによって、埋込み層209を選択的に
エッチングし、第1メサ108の側壁がエッチングされ
ないようにする。
【0037】次に、フォトレジスト膜122を除去した
後、図13に示すように、前記実施の形態1の図5〜図
8に示す工程に従って、基板101上に第2メサ11
0、保護膜112および電極113、114を形成し、
基板101の裏面に反射防止膜115を形成することに
より、アバランシェホトダイオードのチップが完成す
る。
【0038】上記の方法で製造された本実施形態のアバ
ランシェホトダイオードに配線基板の電極を介して逆バ
イアスを印加したところ、降伏電圧(Vb)は30Vで
あり、27Vにおける暗電流は10nA、光信号の増倍
率は最大90であった。また、1000時間前後の高温
逆バイアス通電試験(200℃、100μA一定)を実
施した結果、降伏電圧、暗電流、増倍率ともに変化が無
く、良好であった。
【0039】本実施形態のアバランシェホトダイオード
は、埋込み層209が成長する過程で、その一部がキャ
ップ層106の表面から直接成長するため、その内部に
結晶欠陥が発生する。しかし、その後の工程でキャップ
層106の周囲の埋込み層209に凹溝211を形成
し、キャップ層106と埋込み層209とを不連続にす
るので、キャップ層106と埋込み層209との間に電
流パスが形成されなくなり、その結果、暗電流の少ない
高信頼度のアバランシェホトダイオードを実現すること
ができる。
【0040】(実施の形態3)前記実施の形態2の製造
方法においては、第1メサ108の周囲の埋込み層20
9をエッチングして凹溝211を形成する際、第1メサ
108の側壁を削らないエッチング条件を選んだ(図1
2参照)が、例えば図14に示すように、Br(臭素)
系のエッチング液を用いることにより、第1メサ108
の側壁に露出したコンタクト層107およびキャップ層
106のそれぞれの一部を埋込み層209と共にエッチ
ングして凹溝211を形成してもよい。その後、図15
に示すように、基板101上に第2メサ、保護膜112
および電極113、114を形成し、基板101の裏面
に反射防止膜115を形成することにより、アバランシ
ェホトダイオードのチップが完成する。
【0041】上記の方法で製造された本実施形態のアバ
ランシェホトダイオードに配線基板の電極を介して逆バ
イアスを印加したところ、前記実施の形態2のアバラン
シェホトダイオードと同様、降伏電圧(Vb)は30V
であり、27Vにおける暗電流は10nA、光信号の増
倍率は最大90であった。また、1000時間前後の高
温逆バイアス通電試験(200℃、100μA一定)を
実施した結果、降伏電圧、暗電流、増倍率ともに変化が
無く、良好であった。
【0042】本実施形態のアバランシェホトダイオード
は、前記実施の形態2のアバランシェホトダイオードと
同様、埋込み層209を形成する工程で、埋込み層20
9の一部がキャップ層106から直接成長するため、そ
の内部に結晶欠陥が発生する。しかし、その後の工程で
キャップ層106の周囲の埋込み層209に凹溝211
を形成し、キャップ層106と埋込み層209とを不連
続にすることによって、両者の間に電流パスが形成され
ないようにするので、暗電流の少ない高信頼度のアバラ
ンシェホトダイオードを実現することができる。
【0043】(実施の形態4)本実施の形態によるアバ
ランシェホトダイオードの製造方法を図16〜図19を
参照しながら説明する。
【0044】まず、図16に示すように、前記実施の形
態1の図1〜図3に示す工程に従って基板101上に第
1メサ108を形成し、続いてMBE法を用いて第1メ
サ108の周囲の基板101上にp型InP結晶からな
る埋込み層309を選択成長させる。このとき、第1メ
サ108の側壁からオーバーハングしたハードマスク1
20の下部領域にも埋込み層309が形成されるように
成長条件を制御することにより、第1メサ108の側壁
近傍を含む表面全体が平坦となった埋込み層309が形
成される。このような条件で埋込み層309を成長させ
た場合は、埋込み層309の一部がキャップ層106の
表面から直接成長するため、その内部に結晶欠陥が発生
する。
【0045】次に、ハードマスク120を除去した後、
図17に示すように、コンタクト層107および埋込み
層309のそれぞれの上部に、コンタクト層107の周
辺部が露出するフォトレジスト膜123を形成する。
【0046】次に、図18に示すように、上記フォトレ
ジスト膜123をマスクにしてコンタクト層107およ
びキャップ層106のそれぞれの周辺部をエッチングす
ることにより、キャップ層106の底部に達する深さ1
μm程度、幅2μm程度の凹溝311を形成する。この
エッチングは、リン酸系のエッチング液を用い、埋込み
層309を構成する結晶の不純物濃度と第1メサ108
の側壁に露出した結晶層(コンタクト層107およびキ
ャップ層106)の不純物濃度の差を利用することによ
って、コンタクト層107およびキャップ層106を選
択的にエッチングし、埋込み層309がエッチングされ
ないようにする。
【0047】次に、フォトレジスト膜123を除去した
後、図19に示すように、前記実施の形態1の図5〜図
8に示す工程に従って、基板101上に第2メサ11
0、保護膜112および電極113、114を形成し、
基板101の裏面に反射防止膜115を形成することに
より、アバランシェホトダイオードのチップが完成す
る。
【0048】上記の方法で製造された本実施形態のアバ
ランシェホトダイオードに配線基板の電極を介して逆バ
イアスを印加したところ、降伏電圧(Vb)は30Vで
あり、27Vにおける暗電流は10nA、光信号の増倍
率は最大90であった。また、1000時間前後の高温
逆バイアス通電試験(200℃、100μA一定)を実
施した結果、降伏電圧、暗電流、増倍率ともに変化が無
く、良好であった。
【0049】本実施形態のアバランシェホトダイオード
は、前記実施の形態2、3のアバランシェホトダイオー
ドと同様、埋込み層309を形成する工程で、埋込み層
309の一部がキャップ層106から直接成長するた
め、その内部に結晶欠陥が発生する。しかし、その後の
工程でキャップ層106の周囲の埋込み層309に凹溝
311を形成し、キャップ層106と埋込み層309と
を不連続にすることにより、キャップ層106と埋込み
層309との間に電流パスが形成されなくなるので、暗
電流の少ない高信頼度のアバランシェホトダイオードを
実現することができる。
【0050】(実施の形態5)前記実施の形態1では、
第1メサ108の周囲の埋込み層109をp型InP結
晶で構成したが、半絶縁性InP結晶あるいはp型In
AlAs結晶で構成することもできる。この場合、アバ
ランシェホトダイオードの製造方法は、前記実施の形態
1と同じであるため、その説明は省略する。
【0051】本実施形態のアバランシェホトダイオード
に配線基板の電極を介して逆バイアスを印加したとこ
ろ、埋込み層109を半絶縁性InP結晶で構成した場
合も、p型InP結晶で構成した場合も、いずれも降伏
電圧(Vb)は30Vであり、27Vおよび20Vにお
ける暗電流は、それぞれ20nA、1nAであった。ま
た、光信号の増倍率は最大90であった。さらに、10
00時間前後の高温逆バイアス通電試験(200℃、1
00μA一定)を実施した結果、降伏電圧、暗電流、増
倍率ともに変化が無く、良好であった。
【0052】比較のため、埋込み層109を上記の材料
(半絶縁性InP結晶またはp型InAlAs結晶)で
構成し、かつ第1メサ108の周囲に凹溝111を形成
しないアバランシェホトダイオードに逆バイアスを印加
したところ、埋込み層109が半絶縁性InP結晶でる
場合も、p型InP結晶である場合も、いずれも降伏電
圧は28Vであり、27Vおよび20Vにおける暗電流
は、それぞれ2μA、500nAであった。また、高温
逆バイアス通電試験では、50時間経過後に降伏電圧が
2V低下し、20Vの暗電流は3μAに増加、増倍率は
10に低下する劣化を示した。
【0053】上記の結果から、第1メサ108の周囲に
凹溝111を形成することにより、埋込み層109の材
料や導電型にかかわらず、暗電流の少ない高信頼度のア
バランシェホトダイオードを実現できることが判明し
た。
【0054】(実施の形態6)基板101および結晶層
(102〜107)の導電型を逆にして前記実施の形態
1と同一形状のアバランシェホトダイオードを製造し
た。すなわち、基板101はp型InP結晶で構成し、
バッファ層102はp型InAlAs結晶、増倍層10
3はp型InAlAs結晶、電界調整層104はn型I
nAlAs結晶とn型InGaAs結晶の積層構造、光
吸収層105はn型InGaAs結晶、キャップ層10
6はn型InAlAs結晶、コンタクト層107はn型
InGaAs結晶でそれぞれ構成した。結晶層(102
〜107)の成膜方法、不純物濃度および膜厚は前記実
施の形態1と同一とした。また、埋込み層109は、n
型InP結晶で構成し、成膜方法、不純物濃度および膜
厚は前記実施の形態1と同一とした。製造方法は、前記
実施の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
【0055】本実施形態のアバランシェホトダイオード
に、配線基板の電極を介して逆バイアスを印加したとこ
ろ、降伏電圧(Vb)は30Vであり、27Vおよび2
0Vにおける暗電流は、それぞれ20nA、1nAであ
った。また、光信号の増倍率は最大90であった。さら
に、1000時間前後の高温逆バイアス通電試験(20
0℃、100μA一定)を実施した結果、降伏電圧、暗
電流、増倍率ともに変化が無く、良好であった。
【0056】比較のため、基板101、結晶層(102
〜107)および埋込み層109を上記の材料で構成
し、かつ第1メサ108の周囲に凹溝111を形成しな
いアバランシェホトダイオードに逆バイアスを印加した
ところ、降伏電圧は28Vであり、27Vおよび20V
における暗電流は、それぞれ2μA、500nAであっ
た。また、高温逆バイアス通電試験では、50時間経過
後に降伏電圧が2V低下し、20Vの暗電流は3μAに
増加、増倍率は10に低下する劣化を示した。
【0057】上記の結果から、第1メサ108の周囲に
凹溝111を形成することにより、基板101、結晶層
(102〜107)および埋込み層109の導電型にか
かわらず、暗電流の少ない高信頼度のアバランシェホト
ダイオードを実現できることが判明した。
【0058】(実施の形態7)第1メサ108および第
2メサ110のそれぞれの平面形状を長方形にした以外
は、前記実施の形態2と同じ方法でアバランシェホトダ
イオードを製造した。
【0059】本実施形態のアバランシェホトダイオード
に配線基板の電極を介して逆バイアスを印加したとこ
ろ、降伏電圧(Vb)は30Vであり、27Vにおける
暗電流は20nA、光信号の増倍率は最大90であっ
た。また、1000時間前後の高温逆バイアス通電試験
(200℃、100μA一定)を実施した結果、降伏電
圧、暗電流、増倍率ともに変化が無く、良好であった。
【0060】比較のため、第1メサ108の周囲に凹溝
211を形成しない他は、本実施形態のアバランシェホ
トダイオードと同じ方法で製造したアバランシェホトダ
イオードに逆バイアスを印加したところ、降伏電圧は2
8Vであり、25Vにおける暗電流は20μAであっ
た。また、増倍率は10に低下する劣化を示した。
【0061】上記の結果から、第1メサ108の周囲に
凹溝211を形成することにより、メサ(108、11
0)の平面形状にかかわらず、暗電流の少ない高信頼度
のアバランシェホトダイオードを実現できることが判明
した。
【0062】(実施の形態8)図20は、前記実施の形
態2のアバランシェホトダイオードを使用した受信器の
ブロック図である。
【0063】受信器79は、アバランシェホトダイオー
ド71とプリアンプ72とで構成されたフロントエンド
モジュール73と、その後段に設けられたACGアンプ
74、位相制御ル−プ75、分離回路76、クロック発
生器77および調整回路78からなる。
【0064】上記受信器79のアバランシェホトダイオ
ード71に光ファイバを通じて光信号70を入力し、電
流信号80を取り出した結果、最小受信感度は−27d
Bm(ビットエラーレート=1×10-12)であった。
また、通電試験の結果、受信器79の信頼性は20年以
上を確保していることが判明した。
【0065】比較のため、第1メサ108の周囲に凹溝
211を形成しない従来構造のアバランシェホトダイオ
ードを使用した他は、上記受信器79と同一構成の受信
器に光信号を入力して電流信号を取り出した結果、最小
受信感度は−26dBmであった。これは、上記受信器
79に使用されているアバランシェホトダイオード71
の暗電流、特に増倍暗電流が従来のアバランシェホトダ
イオードの1/100と小さく、信頼性がよいことによ
る。
【0066】(実施の形態9)本実施の形態は、pin
ホトダイオードからなる受光装置に適用したものであ
り、その構造および製造方法は、増倍層103および電
界調整層104がないことを除き、前記実施の形態2の
アバランシェホトダイオードと同じであるため、図示は
省略する。
【0067】本実施形態のpinホトダイオードに配線
基板の電極を介して逆バイアスを印加したところ、10
Vにおける暗電流は1nAであった。また、1000時
間前後の高温逆バイアス通電試験(200℃、10V一
定)を実施した結果、暗電流の変化が無く、良好であっ
た。
【0068】比較のため、第1メサ108の周囲に凹溝
211を形成しない他は、本実施形態のpinホトダイ
オードと同一の方法で製造したpinホトダイオードの
10Vにおける暗電流は5μAであった。また、高温逆
バイアス通電試験では、50時間経過後に降伏電圧が2
V低下する劣化を示した。
【0069】上記の結果から、第1メサ108の周囲に
凹溝211を形成することにより、キャップ層106と
埋込み層209との間に電流パスが形成されなくなるの
で、pinホトダイオードに適用した場合でも、暗電流
の少ない高信頼度のpinホトダイオードを実現できる
ことが判明した。
【0070】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0071】例えば第1メサの周囲に凹溝を形成する方
法は任意であり、ドライエッチング法や物理的に膜を除
去する方法を用いてもよい。また、凹溝の底部は、Al
を含む結晶層(キャップ層)の底部に達していることが
望ましいが、それより多少浅くてもよい。また、第一メ
サおよびその周囲に形成する凹溝の平面形状も任意であ
る。
【0072】前記実施の形態では、特に光通信分野で重
要なアバランシェホトダイオードやpinホトダイオー
ドに適用した場合について説明したが、化合物半導体を
用いた埋込み構造のメサ型半導体受光装置に広く適用す
ることができる。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0074】化合物半導体を用いた埋込み構造のメサ型
半導体受光装置において、メサ側面のAl含有化合物半
導体層に起因する埋込み層の結晶欠陥を減少、あるいは
メサの高キャリア濃度化合物半導体層との接続をなくす
ことにより、暗電流を低減し、信頼性を向上できる。こ
の結果、従来技術では不可能であった低暗電流で高信頼
性のメサ型半導体受光装置を簡単、かつ安価に提供でき
るので、工業上重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態である半導体受光装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である半導体受光装置
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図16】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図19】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態である半導体受光装
置を使用した受信器のブロック図である。
【図21】従来の半導体受光装置を示す半導体基板の要
部断面図である。
【図22】第1メサの周囲に埋込み層を設けた半導体受
光装置の暗電流−電圧特性を示すグラフである。
【符号の説明】
70 光信号 71 アバランシェホトダイオード 72 プリアンプ 73 フロントエンドモジュール 74 ACGアンプ 75 位相制御ル−プ 76 分離回路 77 クロック発生器 78 調整回路 79 受信器 80 電流信号 101 基板 102 バッファ層 103 増倍層 104 電界調整層 105 光吸収層 106 キャップ層 107 コンタクト層 108 第1メサ 109、209、309 埋込み層 110 第2メサ 111、211、311 凹溝 112 保護膜 113、114 電極 115 反射防止膜 120 ハードマスク 121、122、123 フォトレジスト膜 401 基板 402 バッファ層 403 増倍層 404 電界調整層 405 光吸収層 406 キャップ層 407 コンタクト層 408 第1メサ 409 埋込み層 410 第2メサ 412 保護膜 413、414 電極 415 反射防止膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 寿美子 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 松岡 康信 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 豊中 隆司 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 日 本オプネクスト株式会社内 Fターム(参考) 5F049 MA04 MA07 MB07 NA05 NB01 PA04 QA02 QA15

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1導電型化
    合物半導体結晶層と、前記第1導電型化合物半導体結晶
    層の上部に形成された第2導電型化合物半導体結晶層と
    によってpn接合が形成され、 前記第2導電型化合物半導体結晶層には、その底部が前
    記pn接合に達しない第1メサが形成され、 前記第1メサの周囲には、前記第1メサを取り囲む化合
    物半導体結晶からなる埋込み層を含み、その底部が少な
    くとも前記pn接合に達する第2メサが形成された半導
    体受光装置であって、 前記埋込み層と前記第1メサとの境界部近傍には、その
    底部が前記pn接合に達しない凹溝が設けられているこ
    とを特徴とする半導体受光装置。
  2. 【請求項2】 前記第1メサを構成する前記第2導電型
    化合物半導体結晶層は、アルミニウムを含有する化合物
    半導体結晶を含んでいることを特徴とする請求項1記載
    の半導体受光装置。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウムを含有する化合物半導
    体結晶中の不純物濃度は、前記埋込み層を構成する化合
    物半導体結晶中の不純物濃度より高いことを特徴とする
    請求項2記載の半導体受光装置。
  4. 【請求項4】 前記第1メサの上面の高さと、前記埋込
    み層の上面の高さは、ほぼ等しいことを特徴とする請求
    項1記載の半導体受光装置。
  5. 【請求項5】 前記凹溝は、前記第1メサの一部を除去
    することによって形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体受光装置。
  6. 【請求項6】 前記凹溝は、前記埋込み層の一部を除去
    することによって形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体受光装置。
  7. 【請求項7】 前記凹溝は、前記埋込み層と前記第1メ
    サのそれぞれの一部を除去することによって形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体受光装置。
  8. 【請求項8】 前記凹溝は、前記第1メサとの境界部近
    傍における前記埋込み層の成長を抑制することによって
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
    受光装置。
  9. 【請求項9】 アバランシェホトダイオードであること
    を特徴とする請求項1記載の半導体受光装置。
  10. 【請求項10】 pinホトダイオードであることを特
    徴とする請求項1記載の半導体受光装置。
  11. 【請求項11】 以下の工程を有する半導体受光装置の
    製造方法: (a)半導体基板上に第1導電型化合物半導体結晶層を
    成長させ、前記第1導電型化合物半導体結晶層の上部
    に、前記第1導電型と反対導電型の第2導電型化合物半
    導体結晶層を成長させる工程、(b)前記第2導電型化
    合物半導体結晶層の上部に所定形状の第1マスクを形成
    し、前記第1マスクで覆われていない領域の前記第2導
    電型化合物半導体結晶層を、前記第1導電型化合物半導
    体結晶層との界面に達しない程度の深さにエッチングす
    ることによって第1メサを形成する工程、(c)前記第
    1メサの周囲に化合物半導体結晶からなる埋込み層を成
    長させる工程、(d)前記埋込み層と前記第1メサとの
    境界部近傍を、前記第1導電型化合物半導体結晶層との
    界面に達しない程度の深さにエッチングすることによっ
    て凹溝を形成する工程、(e)前記第1メサとその周囲
    の前記埋込み層のそれぞれの上部に第2マスクを形成
    し、前記第2マスクで覆われていない領域の前記埋込み
    層およびその下部の前記第2導電型化合物半導体結晶層
    を、少なくとも前記第1導電型化合物半導体結晶層との
    界面に達する程度の深さにエッチングすることによっ
    て、前記凹溝が形成された領域の前記埋込み層をその一
    部に含む第2メサを前記第1メサの周囲に形成する工
    程。
  12. 【請求項12】 前記第1メサを構成する前記第2導電
    型化合物半導体結晶層は、アルミニウムを含有する化合
    物半導体結晶を含んでいることを特徴とする請求項11
    記載の半導体受光装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記凹溝は、前記第1メサの一部を選
    択的にエッチングすることによって形成することを特徴
    とする請求項11記載の半導体受光装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記凹溝は、前記埋込み層の一部を選
    択的にエッチングすることによって形成することを特徴
    とする請求項11記載の半導体受光装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記凹溝は、前記埋込み層と前記第1
    メサのそれぞれの一部をエッチングすることによって形
    成することを特徴とする請求項11記載の半導体受光装
    置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記(e)工程の後、前記半導体基板
    および前記第1メサのそれぞれに電極を接続する工程を
    さらに含むことを特徴とする請求項11記載の半導体受
    光装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 以下の工程を有する半導体受光装置の
    製造方法: (a)半導体基板上に第1導電型化合物半導体結晶層を
    成長させ、前記第1導電型化合物半導体結晶層の上部
    に、前記第1導電型と反対導電型の第2導電型化合物半
    導体結晶層を成長させる工程、(b)前記第2導電型化
    合物半導体結晶層の上部に所定形状の第1マスクを形成
    し、前記第1マスクで覆われていない領域の前記第2導
    電型化合物半導体結晶層と、前記第1マスクの周辺部の
    下方に位置する領域の前記第2導電型化合物半導体結晶
    層とを、前記第1導電型化合物半導体結晶層との界面に
    達しない程度の深さにエッチングすることによって、第
    1メサを形成すると共に、前記第1マスクの周辺部を前
    記第1メサの側壁に対してオーバーハングさせる工程、
    (c)前記第1メサの周囲に化合物半導体結晶からなる
    埋込み層を成長させると共に、前記第1マスクの周辺部
    の下方に位置する領域の前記埋込み層の成長を抑制する
    ことによって、前記第1メサとの境界部近傍の前記埋込
    み層に凹溝を形成する工程、(d)前記第1メサとその
    周囲の前記埋込み層のそれぞれの上部に第2マスクを形
    成し、前記第2マスクで覆われていない領域の前記埋込
    み層およびその下部の前記第2導電型化合物半導体結晶
    層を、少なくとも前記第1導電型化合物半導体結晶層と
    の界面に達する程度の深さにエッチングすることによっ
    て、前記凹溝が形成された領域の前記埋込み層をその一
    部に含む第2メサを前記第1メサの周囲に形成する工
    程。
  18. 【請求項18】 前記第1メサを構成する前記第2導電
    型化合物半導体結晶層は、アルミニウムを含有する化合
    物半導体結晶を含んでいることを特徴とする請求項17
    記載の半導体受光装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記(d)工程の後、前記半導体基板
    および前記第1メサのそれぞれに電極を接続する工程を
    さらに含むことを特徴とする請求項17記載の半導体受
    光装置の製造方法。
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