JP2003347391A - 基板検出装置 - Google Patents

基板検出装置

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JP2003347391A
JP2003347391A JP2002155270A JP2002155270A JP2003347391A JP 2003347391 A JP2003347391 A JP 2003347391A JP 2002155270 A JP2002155270 A JP 2002155270A JP 2002155270 A JP2002155270 A JP 2002155270A JP 2003347391 A JP2003347391 A JP 2003347391A
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shielding plate
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cassette
supporting
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JP2002155270A
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Yasuyoshi Kitazawa
保良 北澤
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 送信器及び受信器の光軸位置のばらつきを防
止し、基板の検出精度の低下を抑制することができ、ま
た、送信器及び受信器の取り付けに関し機構的な制約が
少ない基板検出装置を提供する。 【解決手段】 蓋3bと連結されて蓋3bを開閉する遮
蔽板8と、遮蔽板8を開口3cに対して前後に移動させ
る前後移動手段9と、遮蔽板8と前後移動手段9とを支
持する遮蔽板支持手段10と、送信器と受信器とを有す
る基板検出部6と、遮蔽板支持手段10とは別に形成さ
れて基板検出部6を支持する基板検出部支持手段7と、
基板検出部支持手段7と遮蔽板支持手段10とを連結す
る連結手段11とを備え、連結手段11が基板収納容器
3の高さ方向に下降するとともに、基板検出部支持手段
7及び遮蔽板支持手段10も下降し、基板検出部6が各
棚に収納された基板Wの有無を検出することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板収納容器に収
納された基板の有無を検出する基板検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製品の製造工程等にて半導体ウェ
ハーなどの基板を搬送する際、通常、複数の基板が、基
板収納容器に収納されて各工程間を搬送され、基板処理
装置において基板収納容器単位に所要の処理が施されて
いく。この場合、基板処理装置で処理する前に、基板収
納容器ごとに基板の収納状態をまず把握する必要があ
る。そのため、基板収納容器に収納された基板を処理す
る基板処理装置においては、基板の有無を検出する基板
検出装置が設けられている。この基板検出装置として
は、例えば、特開平3−297156号公報に開示され
たもの等がある。
【0003】上記公報に記載の基板処理装置では、基板
収納容器として、オープンカセットと呼ばれるものが使
用されている。このオープンカセット(以下、単に「カ
セット」という)の前側には、基板を挿入及び取り出し
を行うための開口が設けられ、更に、カセットの奥側に
は、前記開口よりも小さな開口が設けられている。ま
た、カセット内には、基板をほぼ水平に保持するための
複数の棚が形成されている。かかるカセット内の基板収
納状態を基板処理前に予め把握するため、カセット載置
部に基板検出装置が設けられている。この基板検出装置
は、カセットを前後から挟むように対向配置された投光
素子と受光素子とで構成された透過型センサであり、こ
の透過型センサをカセット内の最上段の棚から最下段の
棚まで上下方向に移動させることで、カセット内の各棚
内に収納された基板の有無を検知するものである。
【0004】ところが、近年の基板の大型化に伴って、
この基板を収納するカセット(基板収納容器)について
新たな規格が取り決められている。この規格に準じたカ
セットは、FOUP(Front Opening U
nified Pod)と呼ばれている。このFOUP
には、基板の挿入及び取り出しを行うための開口が一つ
だけ設けられており、この開口に着脱可能な蓋が取り付
けられ、内部には、基板を収納保持する複数の棚が設け
られている。
【0005】このFOUPにおいては、開口が一つのみ
であるため、特開平3−297156号公報に開示され
たようにカセットを前後から挟む透過型センサによっ
て、カセットの棚に収納された基板の有無を検出するこ
とができない。このため、基板の検出を行うには、一
旦、開口に取り付けられた蓋を開けるという動作が必要
となるなどの種々の制約を受け、基板検出のための動作
が複雑となり、正確に基板を検出することが難しい。
【0006】このような制約を緩和する基板検出装置と
して、米国特許第6、188、323号に記載されたも
のが知られている。この公報に記載された基板検出装置
では、FOUPの蓋を取り外すためにこの蓋と連結され
るポートドア上に一対のフィンガーが配置されており、
各フィンガー先端に送信器と受信器とが設けられてい
る。そして、ポートドアが水平駆動されてカセットの蓋
が開かれ、更に少し下降した後、両フィンガーが駆動さ
れることで送信器と受信器とがカセット内に移動し、引
き続き、ポートドアの下降に従い送信器と受信器とがと
もに下降しながら、カセットの上側の棚から、順次基板
の有無を検出していくものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の米国特許第6、
188、323号に記載された基板検出装置では、ポー
トドアは開閉動作のために前後に移動し、ポートドアが
開位置に位置している状態で両フィンガーが駆動されて
送信器及び受信器による基板の検出動作(マッピング動
作)が行われる。しかし、ポートドアの開位置にはばら
つきが生じるため、送信器及び受信器(マッピングセン
サ)の光軸位置(送信器から受信器へと至る光路の位
置)にばらつきが生じやすい。このため、センシングが
不安定で、基板の検出精度の低下を招き易いという問題
がある。
【0008】また、上記公報記載の基板検出装置は、ポ
ートドアが開位置にある状態では、両フィンガーを駆動
してマッピングセンサをカセット内に移動させる動作
(伸長動作)を行う必要があり、一方、ポートドアが閉
位置にある状態では、両フィンガーとともにマッピング
センサがポートドア上で収納されている必要がある。す
なわち、両フィンガーがポートドア端部からはみ出すよ
うな長さでは、伸長動作時に干渉が発生することにな
り、一方、ポートドアの開位置では、収納された状態の
マッピングセンサをカセット内の所定位置まで移動させ
ることができるストロークを確保する必要がある。この
ため、両フィンガー及びマッピングセンサの取り付けに
関する機構的な制約が大きいという問題がある。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、送信器及び受信器の光軸位置のばらつきを防止
し、基板の検出精度の低下を抑制することができ、ま
た、送信器及び受信器の取り付けに関し機構的な制約が
少ない基板検出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の基板検出装置は、基板の収納及び
取り出しを行うための開口と、この開口に着脱可能に取
り付けられて開閉するための蓋と、前記基板を収納保持
する複数の棚とを備える基板収納容器に対して、前記各
棚に収納された基板の有無を検出する基板検出装置にお
いて、前記蓋と連結されて前記蓋を開閉する遮蔽板と、
前記遮蔽板を前記開口に対して前後に移動させる前後移
動手段と、前記遮蔽板と前記前後移動手段とを支持する
遮蔽板支持手段と、送信器と受信器とを有する基板検出
部と、前記遮蔽板支持手段とは別に形成され、前記基板
検出部を支持する基板検出部支持手段と、前記基板検出
部支持手段と前記遮蔽板支持手段とを連結する連結手段
とを備え、前記連結手段が前記基板収納容器の高さ方向
に下降するとともに、前記基板検出部支持手段及び前記
遮蔽板支持手段も下降し、前記基板検出部が前記各棚に
収納された基板の有無を検出することを特徴とする。
【0011】この構成によると、基板検出部は基板検出
部支持手段に支持され、遮蔽板は遮蔽板支持手段に前後
移動支持手段を介して支持される。このため、遮蔽板の
前後動作による蓋の開閉動作によって、基板検出部によ
る基板検出位置が影響を受けることがない。したがっ
て、送信器及び受信器の光軸位置のばらつきを防止し、
基板の検出精度の低下を抑制することができる。また、
送信器及び受信器の取り付けに関し機構的な制約を少な
くすることができる。そして、基板検出部支持手段と遮
蔽板支持手段とが連結手段で連結されているため、遮蔽
板の下降とともに基板検出部も下降しながら、各棚に収
納された基板の有無を検出することができる。
【0012】請求項2に記載の基板検出装置は、請求項
1において、前記基板検出装置は、前記基板収納容器が
載置される載置部とこの載置部を支持する型枠とを備え
るポート装置に備えられ、前記連結手段は前記載置部の
下方に配置され、前記基板検出部支持手段及び前記遮蔽
板支持手段は前記型枠に対し前記載置部が設けられる側
とは反対側に配置され、前記型枠を貫通する長孔を介し
て前記基板検出部支持手段及び前記遮蔽板支持手段が前
記連結手段により連結されていることを特徴とする。
【0013】この構成によると、連結手段を載置部の下
方に設けることで、連結手段とともに基板検出部支持手
段及び遮蔽板支持手段を基板収納容器の高さ方向に昇降
駆動させる駆動装置を載置部の下方に設けることができ
る。したがって、ポート装置近傍のスペースを効率良く
活用でき、とくに、載置部の反対側でポート装置に面
し、基板が取り出されて処理される側のスペースを有効
的に活用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係
る基板検出装置1が、ポート装置2(以下、「ロードポ
ート2」ともいう)に対して設けられている様子を示し
たものである。このロードポート2は、基板処理装置の
一部を構成するよう設けられ、図中に2点鎖線で示した
基板処理スペース100内に配設される図示しない基板
処理部に対向して設けられる。このロードポート2が設
けられることで、基板処理装置は、FOUP(Fron
t Open Unified Pod)と呼ばれる基
板収納容器に対応するものとなる。
【0015】まず、基板検出装置1が設けられるロード
ポート2は、FOUP3(以下、「カセット3」ともい
う)が載置される載置部4と、載置部4を支持する型枠
5(以下、「ロードポートフレーム5」ともいう)とを
備えている。載置部4には、カセット3が直接載置され
るカセットステージ4aが設けられており、カセット3
が搬送されてきてカセットステージ4aに載置される
と、このカセットステージ4aがロードポートフレーム
5側に向かって前進駆動される(図中矢印の左方向)。
ロードポートフレーム5には、カセットステージ4aに
対応する位置に通過口5aが設けられており、この通過
口5aを介してカセット3内に収納された各基板Wが取
り出されて、基板収納スペース100内の図示しない基
板処理部にて処理される。そして、処理後再び挿入され
た基板Wを収納したカセット3は後退駆動され(図中矢
印の右方向)、載置部4から取り上げられて搬送される
ものである。
【0016】また、カセット3を図7に例示するが、基
板Wを収納するための容器3aと、この容器3aに形成
された開口3cに着脱可能に嵌め込まれることで取り付
けられ、この開口3cを開閉するための蓋3bとを備え
ている。容器3aの開口3cは、基板Wの収納及び取り
出しを行うために設けられており、また、容器3aの内
壁には、基板Wを収納保持するための複数の棚3dが設
けられている。即ち、この溝状に形成される各棚3dに
は、基板Wがほぼ水平に保持された状態で収納される。
蓋3bには、これを容器3aに固定する固定機構3eが
埋設され、この固定機構3eは、ラックが刻設された2
本のロック部材3fと、ラックに噛み合う回転自在なピ
ニオン3gとで構成される。ピニオン3gの回転によ
り、ロック部材3fが蓋3bから突出し、容器3aと蓋
3bとが固定される。
【0017】本実施形態に掛かる基板検出装置1は、後
述するように、ロードポートフレーム5に対し載置部4
とは反対側で基板処理スペース100に面する側から、
カセット3内に収納された基板Wの有無を検出するもの
である。この基板検出情報に基づいて、カセット3単位
に基板Wの処理が行われることになる。
【0018】以下、基板検出装置1について説明する。
図1は、基板検出装置1(及びロードポート2)の側面
図を、図2は、正面図(基板処理スペース100側から
見た図)をそれぞれ示している。また、図3は、図2の
A線矢視断面図であって基板検出装置1とその周辺の様
子を、図4は、図2のB線矢視断面図であって同様に基
板検出装置1とその周辺の様子を示したものである。そ
して、図5は、図3のC線矢視断面図を示したものであ
る。なお、図4では、後述するように、基板検出装置1
の基板検出部支持手段等が下降した状態を示している。
【0019】基板検出装置1は、後述するようにカセッ
ト3の各棚に収納された基板Wの有無を検出するための
送信器と受信器とを有する基板検出部6(以下、「マッ
ピングセンサ6」ともいう)と、このマッピングセンサ
6を支持する基板検出部支持手段7(以下、「センサー
フレーム7」ともいう)とを有している(図1参照)。
図2に示すように、センサーフレーム7は、マッピング
センサ6が取り付けられる上面板7cと、上面板7cの
両端からそれぞれ下方に延在する2枚の側板7a、7a
と、下方で、両側板7a、7b間に架け渡されるように
設けられる架橋板7bとを有している。なお、図4に示
すように、両側板7a、7aの下方には、架橋板7bと
は反対側に突出する貫通板7d、7dが設けられてい
る。この貫通板7d、7dは、ロードポートフレーム5
の両側においてそれぞれ上下方向に伸長するよう穿設さ
れる長孔5b、5bを各々貫通し、後述する連結手段1
1(以下、「ジョイントブラケット11」ともいう)と
連結されている(図2、図4、図5参照)。
【0020】また、基板検出装置1は、図1及び図3に
示すように、載置部4にカセット3が載置されていない
場合には通過口5aを塞ぎ、基板処理スペース100と
載置部4との雰囲気を遮断する遮蔽板8(以下、「ポー
トドア8」ともいう)を有している。ポートドア8は、
本体部8aと連結部8bとを備え、連結部8bにてカセ
ット3の蓋3bと連結されてこの蓋3bを開閉すること
ができるようになっている。即ち、連結部8bが、カセ
ット3のピニオン3gと連結されてこのピニオン3gを
回転させることができるようになっている(図7参
照)。これにより、ロック部材3fを上下動させ、容器
3aから蓋3bの開閉動作を行うことを可能にするもの
である。
【0021】基板検出装置1には、蓋3bを開閉するた
め、上記のポートドア8をカセット3の開口3cに対し
て前後に移動させる前後移動手段9(以下、「スライダ
9」ともいう)が備えられている。即ち、図2及び図3
に示すように、本体部8aの下端部がスライダ9に固定
されることで遮蔽板8はスライダ9に搭載されており、
スライダ9は、基板検出装置1の遮蔽板支持手段10
(以下、「ドアサポート10」ともいう)上で図3に示
す矢印方向に前後動することができるようになってい
る。ドアサポート10は、スライダ9が前後動可能に載
置される支持板10aと、支持板10aから下方に延在
するブラケット部10bとを有している。ブラケット部
10bの下方には、ブラケット部10bから略垂直に突
出する貫通板10cが設けられている。この貫通板10
cは、ロードポートフレーム5の略中央において上下方
向に伸長するように穿設される長孔5cを貫通し、後述
するジョイントブラケット11と連結されている(図2
〜5参照)。
【0022】基板検出装置1のジョイントブラケット1
1は、載置部4の略下方に配置されており、平板状に形
成されている。図5では、逆凸字型の平板状に形成され
た例を示している。このジョイントブラケット11は、
前述のように、センサーフレーム7とドアサポート10
とを連結している。即ち、センサーフレーム7の両側か
ら突出する貫通板7d、7dが、長孔5b、5bを介し
てジョイントフレーム11の両側とそれぞれ連結されて
おり、ドアサポート10の下方から突出する貫通板10
cが、長孔5cを介してジョイントフレーム11の中央
と連結されている(図2〜5参照)。
【0023】そして、ジョイントフレーム11には、図
3〜5に示すように、ナット部材12と、複数のガイド
部材13とが取り付けられている。ナット部材12は、
ボールスクリュー14に螺合されており、ボールスクリ
ュー14の軸端部にはステッピングモータ16が取り付
けられている。ステッピングモータ16は、ロードポー
トフレーム5に対して固定されている。また、ガイド部
材13は、ロードポートフレーム5に上下方向に延在し
て設けられる2本レール15、15に対して上下方向に
摺動可能な位置に設けられる。この構成により、ステッ
ピングモータ16の回転に伴うボールスクリュー14の
回転により、ナット部材12が上下駆動され、これと共
に、ナット部材12に取り付けられたジョイントブラケ
ット11が、レール15及びガイド13によってスライ
ド支持されながら、上下駆動される。そして、ジョイン
トブラケット11が(カセット3の高さ方向に)下降す
るとともに、これに連結されたセンサ−フレーム7及び
ドアサポート10もともに下降する。したがって、ポー
トドア8の下降とともにマッピングセンサ6も下降しな
がら、後述するようにカセット3の各棚3dに収納され
た基板Wの有無を、最上段の棚から最下段の棚まで、順
次検出していくことができる。
【0024】このように、基板検出装置1では、ジョイ
ントブラケット11が載置部4の下方に配置され、セン
サーフレーム7及びドアサポート10がロードポートフ
レーム5に対し載置部4が設けられる側とは反対側に配
置され、ロードポートフレーム5を貫通する長孔(5
b、5c)を介してセンサーフレーム7及びドアサポー
ト10がジョイントブラケット11により連結されてい
る。これにより、ステッピングモータ16及びボールス
クリュー14等の昇降駆動装置を載置部4の下方に設け
ることができる。したがって、ロードポート2近傍のス
ペースを効率良く活用でき、とくに、載置部4の反対側
の基板処理スペース100側を有効的に活用できる。
【0025】つぎに、基板検出装置1のマッピングセン
サ6について詳しく説明する。図6は、マッピングセン
サ6が、センサーフレーム7の上面板7c上に設けられ
た様子を示している。図6(a)は上面図であり、図6
(b)は正面図である。マッピングセンサ6は、信号で
あるビーム(線光)を発する送信器17(発光センサ)
と、送信器17から発せられた信号を受信する受信器1
8(受光センサ)とを備えている。そして、図6に示す
ように、送信器17及び受信器18は、一対のアーム
(19、20)の一端側(19a、20a)にそれぞれ
取り付けられている。そして、この一対のアーム(1
9、20)は、センサーフレーム7の上面板7c上に他
端側(19b、20b)でそれぞれ回動可能に取り付け
られている。また、一対のアーム(19、20)の回動
動作は、駆動手段21により、一対のギヤ22及び揺動
軸(23、24)を介して行われる。
【0026】まず、送信器17は、図示しない光源と例
えば光ファイバで接続されており、さらに、上記のよう
に、一方のアーム19の一端側19aに取り付けられ、
アーム19が回動駆動されることで、カセット3の開口
3cに対して突出し、カセット3の各棚3dに収納され
た基板Wに向かって信号を発する。また、受信器18
も、送信器17と同様、他方のアーム20の一端側20
aに取り付けられ、アーム20が回動駆動されること
で、カセット3の各棚3dに収納された基板Wを挟んで
対峙するよう突出する。これにより、送信器17から発
せられた信号を受信可能な位置関係となる。なお、図6
(a)には、両アーム(19、20)が回動される前
(送信器17及び受信器18が開口3cに対して突出す
る前)の状態を実線で示し、回動後の状態(送信器17
及び受信器18が開口3cに対して突出した状態)を2
点鎖線で示している。
【0027】一対のアーム(19、20)が回動駆動さ
れて、送信器17及び受信器18が、開口3c内に突出
した後、送信器17から対峙する受信器18に向かって
信号が発せられる。このとき、送信器17から受信器1
8へと至る信号経路Sの途中に基板Wが存在している
と、この基板Wによって信号経路Sが遮られる。このた
め、基板検出装置1によって、基板Wの有無を検出する
ことができるようになる。なお、前述のように、マッピ
ングセンサ6(送信器17及び受信器18)がセンサー
フレーム7とともに下降して、各棚3cの基板Wの有無
を順次検出するが、このとき、検出される基板Wのそれ
ぞれの位置は、ステッピングモータ16の回転数により
把握される(図3、4参照)。
【0028】また、一対のアーム(19、20)は、そ
の他端側(19b、20b)にて、揺動軸(23、2
4)の上端側にそれぞれ取り付けられており、揺動軸
(23、24)は、取付部材25によって、複数の軸受
26を介して回転自在に支持されている。これら揺動軸
23及び24は、ギヤ22の噛合を介して連動するよう
になっており、揺動軸23には駆動側ギヤ22aが取り
付けられ、揺動軸24には従動側ギヤ22bが取り付け
られている。そして、揺動軸23の下端側は、駆動手段
21と連結されている。
【0029】また、駆動手段21は、エアーシリンダ2
1a、ロッド21b、リンク部材21c及び21dを備
えており、エアーシリンダ21aに連結された揺動軸2
3を回動させるものである。即ち、揺動軸23の下端側
は、リンク部材21dと固着されており、このリンク部
材21dの他端側は、リンク部材21cに揺動自在に取
り付けられている。そして、そのリンク部材21cの他
端側は、エアーシリンダ21aに設けられるロッド21
bの先端部分に揺動自在に取り付けられている。
【0030】これらの構成によって、エアーシリンダ2
1aへ供給する圧縮空気を切り換えてロッド21bを前
後動させることにより(図中矢印α)、リンク部材21
c及び21dを介して揺動軸23が回動駆動される。さ
らに、この揺動軸23の回動に伴い、アーム19も回動
することになる。すなわち、ロッド21bがエアーシリ
ンダ21aから突出することで、アーム19の回動とと
もに、送信器17は、開口3cを通過してカセット3内
に突出することになる。そして、ギヤ22(22a、2
2b)の噛合を介して、アーム20もアーム19と同期
して回動し、受信器18もカセット3内に突出すること
になる。なお、図6(a)においては、エアーシリンダ
21aに対して前後動するロッド21bの状態を前進限
と後退限の2つの位置について図示している。
【0031】以上が、本実施形態に係る基板検出装置1
の構造についての説明である。以下、記述した部分につ
いて適宜割愛しながら、基板検出装置1の作動について
説明する。
【0032】まず、図1において、図示しない搬送設備
等によって搬送されてきたカセット3が、ロードポート
2の載置部4のカセットステージ4a上に載置される。
載置された後、カセット3は、図示しないカセット駆動
機構によりロードポートフレーム5に向かって前進駆動
される。このとき、ポートドア8に設けられている図示
しないロック機構が、カセット3の蓋3bに設けられた
固定機構3eのピニオン3gと連結し、固定機構3eが
解除され(図7参照)、容器3aから蓋3bが取り外し
可能な状態になるとともに、蓋3bがポートドア8に保
持される。
【0033】つぎに、ポートドア8は、スライダ9によ
り後退させられる(図3参照)。後退することで、カセ
ット3の開口3cは開いた状態となる。そして、マッピ
ングセンサ6をカセット3内に突出させることができる
とともに最上段の棚3dの少し上側に位置させることが
できるように、ステッピングモータ16を回転してジョ
イントブラケット11とともにセンサーフレーム7及び
ドアサポート10を少し下降させる。
【0034】この状態から、ロッド21bをエアーシリ
ンダ21aに対して突出するよう前進動作を行って両ア
ーム(19、20)を回動し、前述のように、マッピン
グセンサ6(送信器17及び受信器18)をカセット3
内に突出(伸長)させる(図6参照)。ロッド21bが
前進限に達することで、送信器17及び受信器18が基
板検出位置に位置決めされる。そして、送信器17から
受信器18に向かって信号が発せられ、ステッピングモ
ータ16の回転に伴うジョイントブラケット11の下降
とともにセンサーフレーム7が下降し、マッピングセン
サ6もともに下降する(即ち、図3の状態から図4の状
態へと移行していく)。マッピングセンサ6の下降とと
もに、送信器17と受信器18との間に形成されている
信号経路Sが、基板Wの存在しているところでは遮ら
れ、基板Wの存在していないところでは遮られずに受信
器18に達することで、順次、基板Wの有無が検出され
ていく。
【0035】こうして、カセット3内の全ての棚3dに
関して、基板Wの有無に関する情報が得られることにな
る。そして、例えば、基板収納スペース100内に設置
された図示しない基板処理部にて、当該カセット3の処
理が行われる場合に、この基板検出情報に基づいて、カ
セット3の特定の棚3dから基板Wを取り出すととも
に、処理後さらにその基板Wを取り出した棚3dへと返
却収納するような場合に利用されることになる。
【0036】カセット3内で、基板Wの検出のための信
号発信が終了すると、ロッド21bが、エアーシリンダ
21aに対して縮退するように後退動作を行うことで、
リンク部材(21c、21d)、揺動軸(23、2
4)、ギヤ22を介して、両アーム(19、20)は、
カセット3内に突出した状態から、再び、図6(a)に
実線で示す状態へと退避する。
【0037】なお、基板Wが処理されて、再びカセット
3内に収納されると、ステッピングモータ16をマッピ
ングセンサ6下降時とは逆に回転させ、ジョイントブラ
ケット11とともに、センサーフレーム7及びドアサポ
ート10を上昇させる。そして、ポートドア8が通過口
5aと対峙(蓋3bが開口3cと対峙)する位置まで上
昇し、停止する(図1に示す状態となる)。その状態か
ら、スライダ9をロードポートフレーム5に向かって前
進させ、ポートドア8で通過口5aが塞がれるととも
に、蓋3bにより開口3cが閉じられる。開口3cが閉
じられた後、蓋3bの固定機構3eを作動させ、容器3
aと蓋3bとを連結する。この後、載置部4のカセット
ステージ4aがロードポートフレーム5から後退し、カ
セット3は、図示しない搬送設備等により次工程へと搬
送されることになる。
【0038】以上が、本実施形態に係る基板検出装置1
についての説明であるが、この基板検出装置1による
と、マッピングセンサ6はセンサーフレーム7に支持さ
れ、ポートドア8はドアサポート10にスライダ9を介
して支持されている。このため、ポートドア8の前後動
作による蓋3bの開閉動作によって、マッピングセンサ
6による基板検出位置が影響を受けることがない。した
がって、マッピングセンサ6の光軸位置のばらつきを防
止し、基板Wの検出精度の低下を抑制することができ
る。また、マッピングセンサ6のカセット3内への伸長
動作及び退避動作に関しても、ポートドア8の前後動作
による蓋3bの開閉動作との干渉を考慮して設計する必
要性が、従来技術に比して非常に低くなる。よって、マ
ッピングセンサ6の取り付けに関し機構的な制約を少な
くすることができる。そして、センサーフレーム7とド
アサポート10とがジョイントブラケット11で連結さ
れているため、ポートドア8の下降とともにマッピング
センサ6も下降しながら、カセット3の各棚3dに収納
された基板Wの有無を検出することができる。
【0039】なお、実施の形態は、上記に限定されるも
のではなく、例えば、次のように変更して実施してもよ
い。 (1)本実施形態においては、基板検出部支持手段(セ
ンサーフレーム7)と遮蔽板支持手段(ドアサポート1
0)とが、それぞれ連結手段(ジョイントブラケット1
1)に連結されているが、一方の支持手段(7又は1
0)が、他方の支持手段に連結されているものであって
もよい。例えば、遮蔽板支持手段(ドアサポート10)
が、基板検出部支持手段(センサーフレーム7)に連結
され、ジョイントブラケット11ではセンサーフレーム
7のみが連結されているような場合でも本発明と同様の
効果を奏し得る。この場合、遮蔽板支持手段(ドアサポ
ート10)を基板検出部支持手段(センサーフレーム
7)に連結する手段が、請求項1に記載の連結手段に該
当することになる。
【0040】(2)本実施形態においては、送信器と受
信器とがそれぞれ取り付けられた両アームをギヤを介し
て回動することで、送信器及び受信器をカセット内に突
出させるものを例示しているが、必ずしもこの通りでな
くても本発明を適用し得る。例えば、送信器と受信器と
が、カセット内に向かって平行に突出するように、基板
検出部支持手段に対して前後往復動作可能に支持される
もの等、マッピングセンサの伸長動作及び退避動作に関
しては、種々の形態をとるものであっても、本発明を適
用し得る。
【0041】(3)本実施形態においては、送信器と受
信器との間に形成される信号経路が、基板の存在によっ
て遮られることにより、基板の有無を検出していくもの
であるが、必ずしもこの通りでなくもよい。例えば、基
板の周囲側面に反射した信号を受信器で受信すること
で、基板の存在を検出するものであってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の記載の
発明によると、基板検出部は基板検出部支持手段に支持
され、遮蔽板は遮蔽板支持手段に前後移動支持手段を介
して支持される。このため、遮蔽板の前後動作による蓋
の開閉動作によって、基板検出部による基板検出位置が
影響を受けることがない。したがって、送信器及び受信
器の光軸位置のばらつきを防止し、基板の検出精度の低
下を抑制することができる。また、送信器及び受信器の
取り付けに関し機構的な制約を少なくすることができ
る。そして、基板検出部支持手段と遮蔽板支持手段とが
連結手段で連結されているため、遮蔽板の下降とともに
基板検出部も下降しながら、各棚に収納された基板の有
無を検出することができる。
【0043】請求項2の記載の発明によると、連結手段
を載置部の下方に設けることで、連結手段とともに基板
検出部支持手段及び遮蔽板支持手段を基板収納容器の高
さ方向に昇降駆動させる駆動装置を載置部の下方に設け
ることができる。したがって、ポート装置近傍のスペー
スを効率良く活用でき、とくに、載置部の反対側でポー
ト装置に面し、基板が取り出されて処理される側のスペ
ースを有効的に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る基板検出装置が、ポート装置
に対して設けられている様子を示した基板検出装置の側
面図である。
【図2】本実施形態に係る基板検出装置の正面図であ
る。
【図3】図2のA線矢視断面図である。
【図4】図2のB線矢視断面図であって、基板検出装置
の基板検出部支持手段等が下降した状態を示す図であ
る。
【図5】図3のC線矢視断面図である。
【図6】本実施形態に係る基板検出装置の基板検出部
が、基板検出部支持手段に対して設けられた様子を示し
ており、図6(a)は上面図、図6(b)は正面図であ
る。
【図7】FOUP内に基板が収納されている状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 基板検出装置 2 ロードポート 3 基板収納容器 3b 蓋 3c 開口 3d 棚 6 基板検出部 7 基板検出部支持手段 8 遮蔽板 9 前後移動手段 10 遮蔽板支持手段 11 連結手段 17 送信器 18 受信器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の収納及び取り出しを行うための開
    口と、この開口に着脱可能に取り付けられて開閉するた
    めの蓋と、前記基板を収納保持する複数の棚とを備える
    基板収納容器に対して、前記各棚に収納された基板の有
    無を検出する基板検出装置において、 前記蓋と連結されて前記蓋を開閉する遮蔽板と、 前記遮蔽板を前記開口に対して前後に移動させる前後移
    動手段と、 前記遮蔽板と前記前後移動手段とを支持する遮蔽板支持
    手段と、 送信器と受信器とを有する基板検出部と、 前記遮蔽板支持手段とは別に形成され、前記基板検出部
    を支持する基板検出部支持手段と、 前記基板検出部支持手段と前記遮蔽板支持手段とを連結
    する連結手段とを備え、 前記連結手段が前記基板収納容器の高さ方向に下降する
    とともに、前記基板検出部支持手段及び前記遮蔽板支持
    手段も下降し、前記基板検出部が前記各棚に収納された
    基板の有無を検出することを特徴とする基板検出装置。
  2. 【請求項2】 前記基板検出装置は、前記基板収納容器
    が載置される載置部とこの載置部を支持する型枠とを備
    えるポート装置に備えられ、 前記連結手段は前記載置部の下方に配置され、前記基板
    検出部支持手段及び前記遮蔽板支持手段は前記型枠に対
    し前記載置部が設けられる側とは反対側に配置され、前
    記型枠を貫通する長孔を介して前記基板検出部支持手段
    及び前記遮蔽板支持手段が前記連結手段により連結され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の基板検出装
    置。
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