JP2003346631A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2003346631A
JP2003346631A JP2002154866A JP2002154866A JP2003346631A JP 2003346631 A JP2003346631 A JP 2003346631A JP 2002154866 A JP2002154866 A JP 2002154866A JP 2002154866 A JP2002154866 A JP 2002154866A JP 2003346631 A JP2003346631 A JP 2003346631A
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JP2002154866A
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Daisuke Nakamura
大輔 中村
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Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路遮断器において、接点溶着時の安全性を確
保する。 【解決手段】可動接点が固定接点に拘束的に接触された
状態で、ハンドルレバー等操作部材を接点非接触方向へ
移動させたときは、操作部材側に設けた係合部と、リン
ク機構のレバー側に設けた係合部とが、該移動の途中位
置で互いに係合されるようにして、該操作部材の接点非
接触方向へのさらなる移動を禁止する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定接点と可動接
点との間の接触、非接触により負荷側への電流の通電、
遮断を行う回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路遮断器の主要部の構成例を図
6に示す。図6において、1'は電源端子台、2'は固定
接点、3'は可動接点、4'は可動接点台、8'は操作部
材としてのハンドル、11'は固定フレーム、13'はリ
ンク機構の第1のレバー、15'はリンク機構の第2の
レバー、17'は操作部材としてのハンドルレバー、2
2'は可動接点台4'のトリップ状態におけるバウンド
(揺動)を抑えるためのバウンドロック部材である。か
かる構成において、固定接点2'と可動接点3'とが、溶
着する等して拘束的な接触状態にあるときに、ハンドル
8'によりハンドルレバー17'を強制的に、接点非接触
方向へ移動させると、該ハンドル8'と該ハンドルレバ
ー17'はそれぞれ、移動途中で移動を禁止されること
なく、最終位置(以下、オフ位置という)まで移動し、
その結果、所定位置に表示されていたオフ状態表示部等
が現れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、可動接点が固定接点に溶着等によって拘束的に接触
されたまま、負荷に対して通電状態にあっても、上記ハ
ンドル8'と上記ハンドルレバー17'はオフ位置に移動
され、オフ状態の表示等がされるため、取扱いを誤り易
く、感電事故等を引起す危険性が高まる。本発明の課題
点は、上記従来技術の状況に鑑み、回路遮断器におい
て、(1)可動接点と固定接点が接触された状態では、
ハンドルやハンドルレバー等の操作部材はオフ位置まで
は移動されないようにして(以下、このようにする機構
をオフロック禁止機構という)、オフ状態の表示等もさ
れないようにし、安全性を確保すること、(2)オフロ
ック禁止機構とバウンドロック機構との共存が可能であ
ること、等である。本発明の目的は、かかる課題点を解
決できる技術の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに、本発明では、基本的に、回路遮断器において、可
動接点が固定接点に接触された状態で、ハンドルレバー
等操作部材を接点非接触方向へ移動させたときは、操作
部材側に設けた係合部と、リンク機構のレバー側に設け
た係合部とが、該移動の途中位置で互いに係合されるよ
うにして該操作部材の接点非接触方向へのさらなる移動
を禁止する構成とする。具体的には、(1)回路遮断器
として、可動接点を固定接点に対し非接触状態にする操
作部材(該当実施例:符号8、17)と、複数のレバー
が組合わされ上記操作部材の生ずる変位を上記可動接点
側に伝達するリンク機構(該当実施例:符号6、12、
13、15)と、上記操作部材側に設けられた第1の係
合部(該当実施例:符号28)と、上記リンク機構の上
記レバー側に設けられた第2の係合部(該当実施例:符
号27)とを備え、上記可動接点を上記固定接点に拘束
的に接触させた状態で、上記操作部材を、接点非接触方
向へ移動させたとき、移動の途中位置で上記第1、第2
の係合部が互いに係合され該操作部材の上記接点非接触
方向への移動が禁止される操作部材移動禁止機構(該当
実施例:符号27、28)とを備え、上記固定接点に対
し上記可動接点が溶着した状態では、上記操作部材の上
記接点非接触方向への移動途中で、該操作部材の該方向
への移動を禁止する構成とする。(2)回路遮断器とし
て、可動接点を固定接点に対し非接触状態にする操作部
材(該当実施例:符号8、17)と、複数のレバーが組
合わされ上記操作部材に生ずる変位を上記可動接点側に
伝達するリンク機構(該当実施例:符号6、12、1
3、15)と、上記操作部材側に設けられ上記リンク機
構の上記レバーの回転軸に沿う方向に突出した第1の係
合部(該当実施例:符号28)と、上記リンク機構の上
記レバー側に設けられ該レバーの回転軸に沿う方向に突
出した第2の係合部(該当実施例:符号27)とを備
え、上記固定接点に対し上記可動接点を拘束的に接触さ
せた第1の状態で、上記操作部材を、上記可動接点の非
接触方向へ移動させたとき、該移動の途中で上記第1、
第2の係合部が互いに係合されて該操作部材の上記方向
への移動が禁止され、上記可動接点を上記固定接点に非
接触状態とした第2の状態で、上記操作部材を、上記可
動接点の非接触方向へ移動させたときは、該移動の途中
で上記第1、第2の係合部が互いに係合されず該操作部
材が最終位置まで移動される操作部材移動禁止機構(該
当実施例:符号27、28)とを備え、上記固定接点に
対し上記可動接点が溶着した状態では、上記操作部材
の、上記非接触方向への移動途中で、上記操作部材の該
方向への移動を禁止する構成とする。(3)回路遮断器
として、可動接点を固定接点に対し非接触状態にする操
作部材(該当実施例:符号8、17)と、複数のレバー
が組合わされ上記操作部材に生ずる変位を上記可動接点
側に伝達するリンク機構(該当実施例:符号6、12、
13、15)と、上記操作部材側に設けられた第1の係
合部(該当実施例:符号28)と、上記リンク機構の1
つのレバー上の第1の位置に設けられた第2の係合部
(該当実施例:符号27)とを備え、上記可動接点を上
記固定接点に拘束的に接触させた状態で、上記操作部材
を、接点非接触方向へ移動させたとき、移動の途中位置
で上記第1、第2の係合部が互いに係合され該操作部材
の上記接点非接触方向への移動が禁止される操作部材移
動禁止機構(該当実施例:符号27、28)と、上記リ
ンク機構の上記1つのレバー上の第2の位置に設けられ
た第3の係合部と、固定部材側に設けられた第4の係合
部(該当実施例:符号22)とを備え、該第3、第4の
係合部を互いに係合状態として上記可動接点の非接触状
態における揺動を抑える揺動抑止機構とを備え、上記可
動接点が上記固定接点に対し溶着したとき、上記操作部
材移動禁止機構の上記第1、第2の係合部を係合状態に
して、上記操作部材の、上記可動接点を非接触状態にす
る方向への移動を禁止し、また、上記可動接点が上記固
定接点に非接触状態にあるときは、上記揺動抑止機構の
上記第3、第4の係合部を係合状態にして上記可動接点
の揺動を抑えるとともに該可動接点の上記固定接点に対
する距離を再点弧しない範囲にする構成とする。また、
軽度の接点溶着の場合は、可動接点を固定接点から剥が
すことができるようにする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき、図
面を用いて説明する。図1〜図5は、本発明の実施例の
説明図である。図1は回路遮断器の全体構成例図、図2
は、手動により、操作部材としてのハンドルやハンドル
レバーを移動させ、固定接点に対し可動接点を非接触状
態としながら、該操作部材をオフ位置まで移動させたと
きの状態(以下、オフ状態という)を示す図、図3は、
通常の自動動作により可動接点がオフされた状態(以
下、トリップ状態という)を示す図、図4は、図1の回
路遮断器におけるオフロック禁止機構を構成する部品
図、図5は、オフロック禁止動作時の状態(オフロック
禁止状態)を示す図である。図1において、1は電源端
子台、2は固定接点、3は可動接点、4は可動接点台、
5は接触ばね、6は可動フレーム、7は開閉機構部、8
は操作部材としてのハンドル、9はケース、10はカバ
ー、11は固定フレーム、12はフック、13はリンク
機構を形成する第1のレバー、14はレバーピン、15
はリンク機構を形成する第2のレバー、16は駆動ば
ね、17は操作部材としてのハンドルレバー、19はト
リップレバー、20は引外し装置、21はリレー軸、2
2は可動接点台4のトリップ状態におけるバウンド(揺
動)を抑えるためのバウンドロック部材、25はフック
軸、27は第2の係合部、28は第1の係合部である。
回路遮断器の主回路は、電源端子台1、固定接点2、可
動接点3、及び可動接点台4によって構成され、該可動
接点台4は、接触ばね5を介して可動フレーム6に保持
される。可動フレーム6は、開閉機構部7に連結され、
該開閉機構部7は、ハンドル8によって外部より操作さ
れ、上記主回路の接点を開閉する。また、これらはケー
ス9及びカバー10の内部に含まれる。開閉機構部7
は、固定フレーム11に回動自在に支持されたフック1
2と、フック12に回動自在に支持された第1のレバー
13、第2のレバー15、該第2のレバー15と回動自
在に支持された可動フレーム6により、4節リンク機構
を構成している。レバーピン14には駆動ばね16の一
端が接続され、該駆動ばね16の他端は、固定フレーム
11に回動自在に支持されたハンドルレバー17に接続
されている。
【0006】図2はオフ状態を示す。ハンドル8によ
り、ハンドルレバー17をオン側、オフ側に移動させる
ことにより、駆動ばね16を介して連結されたレバーピ
ン14を移動させ、4節リンク機構を駆動して、可動接
点台4を変位させ、可動接点3を固定接点2に対し開閉
させる。リンク機構の第2のレバー15は、固定フレー
ム11に回動自在に支持されたトリップ金具18により
回転を阻止されており、該トリップ金具18は、固定フ
レーム11に回動自在に支持されたトリップレバー19
によりその回転を阻止されている。可動接点台4は、そ
の長手方向の一部においてフック軸25に当接しオフ位
置に対応した最大の変位位置に停止される。上記開閉機
構部7は、ハンドル8、固定フレーム11、ハンドルレ
バー17、フック12、フック軸25、レバーピン1
4、第1のレバー13、第2のレバー15、トリップ金
具18、トリップ金具軸23、トリップばね26、トリ
ップレバー19、トリップレバー軸24などによって構
成される。なお、外部から該開閉機構部7を操作可能と
するため、ハンドルレバー17はハンドル8と結合さ
れ、該ハンドルレバー17は、固定フレーム11の一点
を中心に回動自在に支持されている。また、第2のレバ
ー15は可動フレーム6と連結され、該第2のレバー1
5は、第1のレバー13とレバーピン14で連結され、
レバーピン14とハンドルレバー17は駆動ばね16に
より連結されており、これによりレバーピン14を介し
て上記第1のレバー13、第2のレバー15、駆動ばね
16が連動可能となる。なお、フック12は、フック軸
25により固定フレーム11に連結され、該フック軸2
5を中心に回転する。また、上記第1のレバー15は、
フック12の上部に設けられた打出し部と連結されてお
り、この打出し部を中心に回転する。トリップ金具18
は、トリップばね26とともに、トリップ金具軸23に
より固定フレーム11に連結されており、該トリップ金
具18は、トリップ金具軸23を中心に回転する。さら
に、該トリップ金具18にはトリップばね26により、
時計方向に回転する力が働いている。トリップレバー1
9は、トリップレバー軸24によって固定フレーム11
に連結されており、これによりトリップレバー軸24を
中心に回転する。
【0007】レバーピン14にかかっている駆動ばね1
6は、ハンドルレバー17の回転によってその向きを変
えられるようになっている。ハンドルレバー17を反時
計方向へ回転させて駆動ばねの方向を第1のレバー13
の方向より反時計方向へ向けると、第1のレバー13
は、駆動ばね16の力により時計方向に回転し、可動フ
レーム6を反時計方向に回転させ、可動接点3を固定接
点2に接触させて主回路を閉路する。また、逆に、ハン
ドルレバー17を時計方向に回転させて駆動ばね16の
方向を第1のレバー13の方向よりも時計方向へ向ける
と、第1のレバー13は、駆動ばね16の力により反時
計方向に回転し、可動フレーム6を時計方向に回転させ
て、支持された可動接点3を固定接点2から引き離して
主回路を開路する。また、フック12には第1のレバー
13を介して駆動ばね16によって上に持ち上げられる
力が働いており、これによりフック軸25を中心に反時
計方向へ回転しようとするが、該フック12の先端はト
リップ金具18と係合され、その回転を止めている。ま
た、トリップ金具18は、トリップばね26によりフッ
ク12との係合を外そうとするが、トリップレバー19
によってその回転が止められている。また、トリップレ
バー19は上記トリップ金具18からの力によってつり
あっているが、トリップレバー19は固定フレーム11
に設けられたストッパー部に当たることにより、その反
時計方向の回転が止められている。
【0008】図3はトリップ状態を示す。主回路に流れ
る電流が所定値を越えた場合、引外し装置20が機械的
出力を、リレー軸21を介しトリップレバー19へ伝達
する。該伝達された機械的出力によってトリップレバー
19が回転し、トリップレバー19とトリップ金具18
の係合が外れ、トリップ金具18が回転し、フック12
との係合が外れ、フック12が回転することにより接点
を引外す。引外し動作により引外し位置まで移動した可
動接点3、可動接点台4は、保持力が低下し、これらが
揺動(バウンド)することで遮断性能が低下する。これ
を防止し、遮断性能を向上するために、バウンドロック
機構22が固定フレーム11に構成されている。具体的
には、引外し時における第1のレバー13の軌跡上に、
固定フレーム11からの突起によってバウンドロック機
構22を構成し、該バウンドロック機構22と第1のレ
バー13との当接により、引外し位置まで移動した該第
1のレバー13の、固定接点2の方向への揺動(バウン
ド)を阻止するとともに、可動接点台4とフック軸25
との当接により、該可動接点台4の、固定接点2の反対
方向への移動を阻止し、該可動接点台4、及び該可動接
点台4に連結された可動接点3の引外し位置での保持力
を高める。
【0009】上記開閉機構において、引外し装置20に
よってトリップレバー19を回転させることにより、ト
リップレバー19とトリップ金具18の係合が外れる。
これにより上記トリップ金具18が時計方向に回転し、
トリップ金具18とフック12の係合が外れてフック1
2が回転し、それに伴い上記第1のレバー13の回転中
心及び該第1のレバー13自身も上方へ移動し、それに
第2のレバー15を介して連結された可動フレーム6が
回転して可動接点3及び可動接点台4を回転させて主回
路を開路させる。さらに、上記のように引外し装置20
によって主回路を開路した際には、フック12が回転し
たことによって移動した第1のレバー13の電源側の面
と、固定フレーム11上に形成されたバウンドロック機
構22とが接触することにより、第1のレバー13の時
計方向の回転を妨げるため、そこに連結されている第2
のレバー15、可動フレーム6、可動接点3の保持力を
高め、遮断時の可動接点3及び可動接点台4の揺動を防
止して遮断性能を向上させる。可動接点3と固定接点2
が溶着した場合には、ハンドルレバー17とハンドル8
は、オフ位置までは移動できないようになっている。
【0010】図4は、オフロック禁止機構を構成する部
品を示し((a)はハンドルレバー、(b)は第1のレ
バー、(c)は第1、第2の係合部の係合状態をそれぞ
れ示す)、図5は、オフロック禁止状態を示す。第1の
レバー13のハンドルレバー17側の面に、該第1のレ
バー13の回転軸に沿う方向に突出した係合部(第2の
係合部)27を、また、ハンドルレバー17にも第1の
レバー13側の面に、該第1のレバー13の回転軸に沿
う方向に突出した係合部(第1の係合部)28を設け
る。該両係合部27、28は、接点が溶着して第1のレ
バー13が回転できなくなった場合にのみ係合する位置
にあり、かつ、バウンドロック機構22とは別の面側に
位置している。このため、オフロック禁止機構とバウン
ドロック機構22とは、互いの機能を阻害せずに共存す
ることができる。従って、主回路が確実に開路している
場合にのみオフ表示を行わせることができる。さらに、
上記オフロック禁止機構の係合部は、ハンドル8からの
操作力を第1のレバー13に伝達し、溶着した接点の開
離力を増加させる。これにより、接点の溶着が軽度のも
のである場合には、これを引き剥がすことが可能であ
る。
【0011】上記実施例によれば、可動接点と固定接点
が接触された、例えば接点の溶着状態では、ハンドルや
ハンドルレバー等の操作部材はオフ位置までは移動され
ない。このため、オフ状態の表示等もされないようにで
き、安全性を確保することができる。オフロック禁止機
構とバウンドロック機構との両方を有する回路遮断器を
実現できる。溶着した接点の引き剥がしも可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、オフロック禁止機能と
バウンドロック機能とを有する回路遮断器を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路遮断器の全体構成例を示す図であ
る。
【図2】図1の回路遮断器におけるオフ状態を示す図で
ある。
【図3】図1の回路遮断器におけるトリップ状態を示す
図である。
【図4】図1の回路遮断器におけるオフロック禁止機構
の部品図である。
【図5】図1の回路遮断器におけるオフロック禁止状態
を示す図である。
【図6】従来の回路遮断器の主要部の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…電源端子台、 2…固定接点、 3…可動接点、
4…可動接点台、 5…接触ばね、 6…可動フレー
ム、 7…開閉機構部、 8…ハンドル、 9…ケー
ス、 10…カバー、 11…固定フレーム、 12…
フック、 13…第1のレバー、 14…レバーピン、
15…第2のレバー、 16…駆動ばね、17…ハン
ドルレバー、 18…トリップ金具、 19…トリップ
レバー、 20…引外し装置、 21…リレー軸、 22…バウン
ドロック機構、 23…トリップ金具軸、 24…トリ
ップレバー軸、 25…フック軸、 26…トリップば
ね、 27…第2の係合部、 28…第1の係合部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接点と可動接点との間の接触、非接触
    により負荷側への電流の通電、遮断を行う回路遮断器で
    あって、 外力が与えられ上記可動接点を上記固定接点に対し非接
    触状態にする変位を生ずる操作部材と、 複数のレバーが組合わされた構成を有し、上記操作部材
    の生ずる変位を上記可動接点側に伝達するリンク機構
    と、 上記操作部材側に設けられた第1の係合部と、上記リン
    ク機構の上記レバー側に設けられた第2の係合部とを備
    え、上記可動接点を上記固定接点に拘束的に接触した状
    態で、上記操作部材を、接点非接触方向へ移動させたと
    き、移動の途中位置で上記第1、第2の係合部が互いに
    係合され該操作部材の上記接点非接触方向への移動が禁
    止される操作部材移動禁止機構と、 を備え、上記固定接点に対し上記可動接点が溶着した状
    態では、上記操作部材の上記接点非接触方向への移動途
    中で、該操作部材の該方向への移動を禁止する構成とし
    たことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】固定接点と可動接点との間の接触、非接触
    により負荷側への電流の通電、遮断を行う回路遮断器で
    あって、 外力が与えられ上記可動接点を上記固定接点に対し非接
    触状態にする変位を生ずる操作部材と、 複数のレバーが組合わされた構成を有し、上記操作部材
    に生ずる変位を上記可動接点側に伝達するリンク機構
    と、 上記操作部材側に設けられ上記リンク機構の上記レバー
    の回転軸に沿う方向に突出した第1の係合部と、上記リ
    ンク機構の上記レバー側に設けられ該レバーの回転軸に
    沿う方向に突出した第2の係合部とを備え、上記固定接
    点に対し上記可動接点を拘束的に接触させた第1の状態
    で、上記操作部材を、上記可動接点の非接触方向へ移動
    させたとき、該移動の途中で上記第1、第2の係合部が
    互いに係合されて該操作部材の上記方向への移動が禁止
    され、上記可動接点を上記固定接点に非接触状態とした
    第2の状態で、上記操作部材を、上記可動接点の非接触
    方向へ移動させたときは、該移動の途中で上記第1、第
    2の係合部が互いに係合されず該操作部材が最終位置ま
    で移動される操作部材移動禁止機構と、 を備え、上記固定接点に対し上記可動接点が溶着した状
    態では、上記操作部材の、上記非接触方向への移動途中
    で、上記操作部材の該方向への移動を禁止する構成とし
    たことを特徴とする回路遮断器。
  3. 【請求項3】固定接点と可動接点との間の接触、非接触
    により負荷側への電流の通電、遮断を行う回路遮断器で
    あって、 外力が与えられ上記可動接点を上記固定接点に対し非接
    触状態にする変位を生ずる操作部材と、 複数のレバーが組合わされた構成を有し、上記操作部材
    に生ずる変位を上記可動接点側に伝達するリンク機構
    と、 上記操作部材側に設けられた第1の係合部と、上記リン
    ク機構の1つのレバー上の第1の位置に設けられた第2
    の係合部とを備え、上記可動接点を上記固定接点に拘束
    的に接触させた状態で、上記操作部材を、接点非接触方
    向へ移動させたとき、移動の途中位置で上記第1、第2
    の係合部が互いに係合され該操作部材の上記接点非接触
    方向への移動が禁止される操作部材移動禁止機構と、 上記リンク機構の上記1つのレバー上の第2の位置に設
    けられた第3の係合部と、固定部材側に設けられた第4
    の係合部とを備え、該第3、第4の係合部を互いに係合
    状態として上記可動接点の非接触状態における揺動を抑
    える揺動抑止機構と、 を備え、上記可動接点が上記固定接点に対し溶着したと
    き、上記操作部材移動禁止機構の上記第1、第2の係合
    部を係合状態にして、上記操作部材の、上記可動接点を
    非接触状態にする方向への移動を禁止し、また、上記可
    動接点が上記固定接点に非接触状態にあるときは、上記
    揺動抑止機構の上記第3、第4の係合部を係合状態にし
    て上記可動接点の揺動を抑えるとともに該可動接点の上
    記固定接点に対する距離を再点弧しない範囲にする構成
    としたことを特徴とする回路遮断器。
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