JP2001143597A - 遮断器の回転式接点集成体 - Google Patents

遮断器の回転式接点集成体

Info

Publication number
JP2001143597A
JP2001143597A JP32357499A JP32357499A JP2001143597A JP 2001143597 A JP2001143597 A JP 2001143597A JP 32357499 A JP32357499 A JP 32357499A JP 32357499 A JP32357499 A JP 32357499A JP 2001143597 A JP2001143597 A JP 2001143597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact arm
latch member
contact
rotor
circuit breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32357499A
Other languages
English (en)
Inventor
Roger Neil Castonguay
ロジャー・ニール・カストンガイ
Dean A Robarge
ディーン・アーサー・ロバージ
Dave Christensen
デイブ・クリスンセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Priority to JP32357499A priority Critical patent/JP2001143597A/ja
Publication of JP2001143597A publication Critical patent/JP2001143597A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 どんな短絡レベルでも接点アームの再閉路を
防止する確実なロックが出来る接点アーム・ロック装置
を有する遮断器を提供する。 【解決手段】 遮断器は、閉路及び開路位置の間で動作
し得る分離し得る接点(27、28)と、係止面を持つ
接点アーム(46)と、接点が短絡状態で開路状態に吹
き飛ばされるときに、係止面と係合するように配置され
た掛金(40)とによって特徴付けられる。掛金の配置
により、接点アームのロック解除機構に必要な力を最小
限にしながら、大きさの大きな短絡レベルで確実にロッ
クすることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は回転式接点集成体を持つ遮断器
に関する。回転式接点装置は、大きな過電流状態が発生
したとき、前記接点アームを開路状態にロック(lock)す
るロック装置を有する。
【0002】
【発明の背景】本発明は、1個又は複数個の接点アーム
を持つ回転式接点集成体を有する限流型配線用遮断器
(MCCB)に関する。この形式の遮断器は、系統に異
常が発生したときに、何時でも電気系統を保護する為に
普通に使われており、従来周知である。こういう形式の
遮断器は、短絡状態の際、固定接点と可動接点との間に
発生される磁気反撥力を利用して、遮断器接点アームを
素早く開路状態にし、固定接点と可動接点とを分離す
る。この接点の分離により、回路を通る電流の流れが遮
断される。この形式の構成でよく出会う1つの問題は、
接点アームが大きな磁気的な力の為に高速になり、これ
により接点アームが接点アーム・ストッパ面からはね返
されることである。このはね返りを考慮しないと、接点
アームが再閉路し、系統に再び高レベルの電流が流れ
る。この再閉路動作は、大量のエネルギをも放出し、そ
れが遮断器を損傷することがしばしばある。従って、こ
の形式の遮断器は、接点アームの再閉路を防止する何ら
かの手段を用いているのが普通である。本出願人に譲渡
された米国特許出願第09/108,684号、発明の
名称「高アンペア定格遮断器の回転式接点集成体」に
は、接点アームを開路状態にロックするばね荷重のロー
ラ−カム装置を用いた回転式接点集成体が記載されてい
る。この装置では、ローラが接点アームのカム面にのっ
かり、接点アームが短絡状態で開路するとき、ローラが
カムに従動して接点アーム内の凹部に入る。ローラが凹
部と係合すると、接点アームが開路状態にロックされ、
再閉路が出来なくなる。
【0003】米国特許第5,310,971号、発明の
名称「反撥行程の終わりに減速する接点ブリッジを持つ
配線用遮断器」には、接点アームの速度を減速する為に
ばね荷重のピン及びカム装置を用いた限流型回転式配線
用遮断器(MCCB)接点集成体が記載されている。接
点アームが磁気反撥力によって回転するとき、接点アー
ムのエネルギがばねによって吸収され、接点アームを減
速する。接点アームが全開路位置に達すると、接点アー
ムが開路状態にロックされるようなカムの輪郭になって
いる。
【0004】接点アーム跳ね返り防止機構を用いた限流
型配線用遮断器の他の例が、米国特許第5,029,3
01号、発明の名称「電磁効果接点落下遅延装置を備え
た限流遮断器」、同第4,263,492号、発明の名
称「跳ね返り防止機構を持つ限流型遮断器」及び同第
4,611,187号、発明の名称「接点の跳ね返りを
なくす遮断器接点アーム係止機構」に見られる。
【0005】典型的には、このような遮断器は、通常使
っているときには、接点を開いて回路を遮断する作動ス
イッチとして作用する機構を持っている。過電流状態が
検出されるときのような異常な利用時、この機構が周知
の作動手段によって自動的に作動される。この作動によ
り、固定接点と可動接点との間の必要な開路が作り出さ
れ、こうして電流の流れを遮断する。上記の機構を作動
するこの作用は本質的に低速である。前に述べたよう
に、限流型遮断器では、接点アームは、短絡状態の際に
発生される磁気反撥力によって開路することが出来るよ
うになっている。この反撥作用は、上に述べた一層遅い
開路方法とは無関係であり、その為、接点アームは上記
機構よりもずっと速く開路し、上記機構が反応するチャ
ンスが来る前に、接点アームが開路状態にロックされる
可能性がある。この状況により、接点アーム及びロータ
/機構集成体は2つの異なる位置にある。遮断器をリセ
ットして再び作動することが出来るようにする為には、
その前に、接点アームをロック状態から解除して、集成
体の他の部分に対するその通常の位置へ回転できるよう
にしなければならない。
【0006】これを達成する典型的な方法は、自動的な
作動に関連する機構の引きはずし(トリップ)作用を使
うことである。この機構によって発生される力を使っ
て、接点アームのロック状態を解除する。上に述べた装
置では、このロック装置が動作してアームの跳ね返りを
停止させる能力は、ばね及びカムの組合せによって発生
される力に比例する。非常に高いレベルの短絡回路の発
生時に十分大きなロック力を発生できないと、接点アー
ムが再閉路する。このような大きなロック力を発生する
為の装置を開発することは容易であるが、機構が接点ア
ームのロック状態を解除する為にどの位の力を発生する
ことが出来るかには限界がある。配線用遮断器の寸法の
制約により、どの短絡レベルで接点アームがロックされ
たまゝでいるかを決定する際には、この機構が制限因子
になる場合が多い。
【0007】従って、どんな短絡レベルでも接点アーム
の再閉路を防止する確実なロックが出来る接点アーム・
ロック装置を提供することが望ましいと考えられる。
【0008】接点アームのロックを解除するのに必要な
力が、アームをロックするのに必要な力とは無関係であ
るような接点アーム・ロック装置を提供することも望ま
しい。
【0009】高いレベルの短絡状態の下での接点アーム
の再閉路を防止する確実なロック装置を提供しながら、
接点アームが出来るだけ早く開路することが出来るよう
にする接点アーム・ロック装置を提供することも望まし
い。
【0010】工業用又は高アンペア数の回路の保護を必
要とするその他の用途に使われるような遮断器に対する
接点アーム・ロック装置の構成を提供することもまた望
ましい。
【0011】
【発明の概要】本発明では、その中心部分を通るロータ
開口を持つロータを有する遮断器接点集成体を提供す
る。可動接点アームがロータに対して回転するように装
着されていて、この接点アームはその上に設けられた少
なくとも1つの可動接点を持つと共に、第1の停留(dwe
ll) 面及びロック面を有する。掴み面を持つロック部材
が、ロータに接近して回転するように装着される。ばね
部材がロック部材に接近して取付けられて、ロック部材
の掴み面を接点アームの第1の停留面に対して偏圧す
る。
【0012】更に本発明では、ケース及びカバーを持つ
遮断器を提供する。ケース内にあるロータ集成体が作動
機構と可動接点アームとを相互接続する。可動接点アー
ムは、一端に第1の可動接点及び他端に第2の可動接点
を持つ。ロータ集成体は、(第1及び第2の可動接点が
夫々第1及び第2の固定接点に係合する)閉路位置と
(第1及び第2の可動接点が夫々第1及び第2の固定接
点から分離する)開路位置との間で可動である。接点ア
ームが第1の停留面及びロック面を有する。ケース内に
あるロック部材がロータ集成体に接近して装着されてい
て、掴み面を持っている。ケース内にはロック部材に接
近してばねが装着されていて、ロック部材を偏圧して、
掴み面が接点アームの第1の停留面と係合するようにす
る。
【0013】
【好ましい実施例の説明】図1に、ケース14及びカバ
ー15を有する多極遮断器10が示されており、操作把
手16がカバーから開口17を通って突出している。操
作把手16は遮断器作動機構18と相互作用して、遮断
器作動機構18内にある中央の回転式接点アーム46及
び中央の回転式接点アーム集成体32のオン及びオフ位
置を制御する。中央の極11内にある作動機構18の片
側にある第1極12内の第1の回転式接点アーム22及
び第1の回転式接点アーム集成体20と、中央の極11
の反対側にある第2極13内の第2の回転式接点アーム
24及び第2の回転式接点アーム集成体21とが連動し
て、完全な多極回路遮断を行う。細長いピン38が作動
機構18を第1及び第2の回転式接点アーム集成体20
及び21と相互接続している。米国特許第4,649,
247号、発明の名称「2アーム接点レバーを持つ低圧
遮断器用接点集成体」に記載されているように、ロータ
44が回転式接点アーム22、24及び46の各々を対
応する対の固定接点27(A−C)及び可動接点28
(A−C)と相互接続する。
【0014】図2に示す遮断器集成体9内にあるロータ
集成体32の動作は、1998年5月29日に出願され
た米国特許出願第09/087,038号に記載されて
いるものと略同じである。この米国特許出願をここで引
用することによって説明に代える。図2に示すように、
ロータ44は線路接続端子23及び負荷接続端子31並
びに関連するアーク・シュート33及び34の中間にあ
る。図1の第1の回転式接点アーム集成体20及び第2
の回転式接点アーム集成体21はこの図には示していな
いが、中央の回転式接点アーム集成体32の鏡像であっ
て、同様に動作する。アーク・シュート33及び34
は、米国特許第4,375,021号、発明の名称「電
気遮断器のような回路遮断装置の敏速な消弧集成体」に
記載されているものと同様である。中央の回転式接点ア
ーム46はロータ44と連動し、このロータは、細長い
ピン38によって、図1の遮断器作動機構18に接続さ
れて、可動接点28(A−C)を図4に示す閉路位置と
図7に示す開路位置との間で移動させる。延ばしたサイ
ドアーム36及び37で構成されたUリンク35がロー
タ集成体32を図1の遮断器作動機構18及び操作把手
16に取付けて、遮断器接点27(A−C)及び28
(A−C)の開路及び閉路動作を手動でも自動的にも行
えるようにしている。ロータ集成体32は、接点対27
B及び28Bと27B’及び28B’の1つと共に、線
路及び負荷接続端子23及び31の間に配置されてい
て、通常の回路電流状態の間、固定接点と可動接点との
間の電気的な伝達をよくするように、接点を密に突合せ
た状態に保つ。中央の回転式接点アーム46の枢軸ピン
48がロータ集成体32を通る。枢軸ピン48は基部1
4内に支持するか、又は集成体9を収容するモジュール
・カセット25の中に支持することが出来る。作動ピン
48はロータ44の回転運動に応答して、接点の閉路及
び開路作用を行う。掛金40が基部14、カバー15又
はモジュール・カセット25に取付けられたピン42に
枢着される。掛金40の目的は後で明らかにする。
【0015】図3に一番よく示されているように、ロー
タ集成体32は、ロータ44で構成されていて、ロータ
44にある中心開口44Aを接点アーム46が通抜けて
いる。接点アーム46は、接点アーム46の中心開口4
6A及びロータ44の中心開口44Fを通抜ける枢軸ピ
ン48によりロータ44に取付けられる。前に述べた米
国特許出願第09/087,038号に記載されている
ように、2対のばね54A/54B及び56A/56B
が、ピン50A及び52Bによってロータ44に取付け
られると共に、リンク・ピン50B及び52Aによって
リンク58A/58B及び60A/60Bに取付けられ
ている。2対のばね54A/54B及び56A/56B
が、リンク58A/58B及び60A/60Bを介し
て、接点アーム46に荷重を加えるように作用する。こ
の荷重が、接点アームの面46B及び46B’を夫々ロ
ータのストッパ面44B及び44Cと接触するように押
しつける傾向を持つ。図面を見やすくする為、ロータの
ストッパ面44Cは図3には示していない。
【0016】通常の動作で、機構がロータ集成体32を
閉路位置へ回転させると、可動接点28が図1に示す固
定接点27と接触する。この機構は、ロータ集成体が図
4に示す全閉路位置に達するまで、引き続いてロータ4
4を回転させる。全閉路位置になると、ストッパ面44
B及び44Cと接点アームの面46B及び46B’の間
に隙間が形成される。この隙間により、対のばね54A
/54B及び56A/56Bが延びて、可動及び固定接
点27及び28の間に接触圧力を持たせる。ばね64
が、掛金40に取付けられたピン66に力を加え、掛金
40を偏圧して、掛金の掴み面40Cと係止面40Aと
の間に形成された縁40Eが、接点アーム46の停留面
46Cに当たって静止するようにする。
【0017】大きな過電流又は短絡状態が発生したと
き、可動及び固定接点27及び28の間に発生される磁
気反撥力62及び62’は、それが接点アーム46を枢
軸ピン48の周りに反時計廻りに駆動するように加えら
れる。接点アーム46は、ケース14及びカバー15の
ストッパ面68A及び68A’又は図示のようにモジュ
ール・カセット25に接触するまで回転し続ける(図
5)。接点アーム46が回転するとき、掛金の縁40E
が、ばね64の偏圧により、面46Eと接触するように
落下する。ばね64は、掛金40を接点アーム46と接
触した状態に保つのに十分な力を加えさえすればよい。
その為、過電流状態の大きさに関係なく、比較的弱いば
ねを使うことが出来る。後で更に説明するが、弱いばね
を使うことは、ロックされた接点アーム46のリセット
動作を助ける。
【0018】大きな磁気反撥力62及び62’により、
接点アーム46がストッパ面68A及び68A’から跳
ね返って、再閉路を始める。接点アームの回転のこの反
転により、掛金の掴み面40Cが接点アームの係止面4
6Dと接触する。この接触により接点アーム46の逆回
転が停止して、図6に示す開路吹きとばし係止位置に接
点アーム46が確実にロックされる。接触の力F1の作
用線がピン42を通るので、接点アーム46と接触しな
くなるように掛金40を跳ね返らせるモーメントが発生
されることがない。この構成は、磁気反撥力の大きさに
関係なく、掛金40をロックした状態に留まることが出
来るようにする。掛金の掴み面40C及び接点アームの
ロック面46Dは、力F1の作用線がピン42の右側
(図6に示す向き)である場合、掛金40を更に接点ア
ーム46に接触させるように偏圧する傾向を持つモーメ
ントが、掛金40の枢軸の周りに発生されるように配置
することが出来ることが理解されよう。製造時の許容公
差の積み重なりによって、力F1がピン42の中心を確
実に通ると言えない場合、このモーメントを発生するこ
とが望ましいことがある。
【0019】図6は、開路吹きとばし係止位置にある掴
みアームを示す。接点アーム46が開路状態に吹き飛ば
されてから短い時間の後、典型的には0.004乃至
0.012秒の後、遮断器機構が反作用して、ロータ4
4を開路位置へ回転させる。前に述べたように、これ
は、Uリンクのサイドアーム36及び37がピン38を
引張って、ロータ44を反時計廻りに回転させるときに
達成される。この回転が行われるとき、リンク・ピン5
2Aがロータ44と共に回転し、係止面40Uに接近す
る。
【0020】図7に見られるように、ロータ44が引き
続いて回転すると、ピン52Aが係止面40Uと接触
し、掛金40を接点アーム46から離れる向きに回転さ
せる。この作用により、接点アーム46が解放され、ロ
ータ集成体32をその通常の位置へリセットすることが
出来る。接点アームが解放されたときのロータの位置に
応じて、2対のばね54A/54B及び56A/56B
の張力が、ロータ44を通常のリセット位置へ素早く回
転させるように作用する。
【0021】本発明の好ましい実施例を説明したが、当
業者には、色々な変更が考えられよう。従って、本発明
はここに示した特定の開示内容によって制限されず、特
許請求の範囲によって限定されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転式接点集成体を用いた遮断器
の上側から見た斜視図である。
【図2】図1の遮断器内に入っている完全な接点集成体
を上側から見た斜視図である。
【図3】図2の接点アーム集成体と共にロータを上側か
ら見た拡大斜視図である。
【図4】接点が閉路位置にあるときの本発明の回転式接
点アーム集成体の拡大正面図である。
【図5】接点が開路吹きとばし位置にあるときの本発明
の回転式接点アーム集成体の拡大正面図である。
【図6】接点が開路吹きとばし係止位置にあるときの本
発明の回転式接点アーム集成体の拡大正面図である。
【図7】接点が開路位置にあるときの本発明の回転式接
点アーム集成体の拡大正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーン・アーサー・ロバージ アメリカ合衆国、コネチカット州、サウシ ングトン、ホバート・ストリート、393番 (72)発明者 デイブ・クリスンセン アメリカ合衆国、コネチカット州、バーリ ントン、パンチ・ブルク・ロード、3番 Fターム(参考) 5G030 AA01 AA09 FB03 FC06 XX00

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その中心部分を通るロータ開口を持つロ
    ータと、 前記ロータに対して回転するように装着されていて、少
    なくとも1つの可動接点がその上に配置されていると共
    に第1の停留面及びロック面を持つ可動接点アームと、 前記ロータに接近して回転するように装着されていて、
    縁を持つ掛金部材と、 前記掛金部材に接近して装着されていて、前記掛金部材
    の縁を前記接点アームの第1の停留面に対して偏圧する
    ばね部材と、を有する遮断器接点集成体。
  2. 【請求項2】 前記可動接点アームが閉路位置と開路吹
    きとばし係止位置との間で回転するように配置されてお
    り、前記掛金部材が前記縁に隣接して掴み面を持ち、前
    記掛金部材の掴み面は、前記接点アームが前記閉路位置
    にあるときは前記接点アームの第1の停留面に接して静
    止し、そして前記接点アームが前記開路吹きとばし係止
    位置にあるときは前記接点アームのロック面に接して静
    止している請求項1記載の遮断器接点集成体。
  3. 【請求項3】 前記可動接点アームが更に第2の停留面
    を有し、前記ロック面が前記第1及び第2の停留面の中
    間にある請求項2記載の遮断器接点集成体。
  4. 【請求項4】 前記接点アームが更に開路位置を持ち、
    前記開路吹きとばし係止位置が前記閉路位置と開路位置
    との中間にあり、前記ばね部材は、前記接点アームが前
    記開路位置にあるときに、前記掛金部材の縁を前記接点
    アームの第2の停留面に対して偏圧する請求項3記載の
    遮断器接点集成体。
  5. 【請求項5】 更に、前記ロータに装着されていて、前
    記接点アームと前記掛金部材との間に配置されているピ
    ンを含んでいる請求項4記載の遮断器接点集成体。
  6. 【請求項6】 前記ロータが閉路位置と開路位置との間
    で回転するように配置されており、前記掛金部材が係止
    解除面を有し、該係止解除面は、前記ロータが前記ロー
    タ閉路位置から前記ロータ開路位置へ回転するとき、前
    記ピンが該係止解除面と係合するように配置されている
    請求項5記載の遮断器接点集成体。
  7. 【請求項7】 前記ピンは前記停止解除面と協働して、
    前記掛金部材の掴み面を前記接点アームと接触しなくな
    るように回転させる請求項6記載の遮断器接点集成体。
  8. 【請求項8】 前記掛金部材は、前記掛金部材の掴み面
    と前記接点アームの係止面との係合によって、前記接点
    アームが開路吹きとばし係止位置から閉路位置へ回転す
    ることが妨げられるように配置されている請求項4記載
    の遮断器接点集成体。
  9. 【請求項9】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アーム
    の係止面との係合が、大体前記掛金部材の回転軸線を通
    る力線を定める請求項8記載の遮断器接点集成体。
  10. 【請求項10】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムの係止面との係合が、前記掛金部材の回転軸線の周り
    にモーメントが発生されるように、前記掛金部材の回転
    軸線から有限の距離だけ延びる力線を定めており、前記
    モーメントにより前記掛金部材が前記接点アームと係合
    するように偏圧される請求項8記載の遮断器接点集成
    体。
  11. 【請求項11】 ケース及びカバーと、 前記ケース内にあって、作動機構と、一端に第1の可動
    接点を持ち且つ他端に第2の可動接点を持つ可動接点ア
    ームとに相互接続されたロータ集成体であって、当該ロ
    ータ集成体は、前記第1及び第2の可動接点が夫々第1
    及び第2の固定接点と係合する閉路位置と、前記第1及
    び第2の可動接点が夫々前記第1及び第2の固定接点か
    ら分離している開路位置との間で可動であり、前記接点
    アームが第1の停留面及びロック面を有しているロータ
    集成体と、 前記ケース内で前記ロータ集成体に接近して装着されて
    いて、縁を持つ掛金部材と、 前記掛金部材に接近して前記ケース内に取付けられてい
    て、前記掛金の縁が前記接点アームの第1の停留面と係
    合するように前記掛金部材を偏圧するばねと、を含んで
    いる遮断器。
  12. 【請求項12】 前記接点アームが前記開路位置及び閉
    路位置の中間にある開路吹きとばし係止位置に回転する
    ように配置されており、更に前記掛金部材が前記縁に隣
    接して掴み面を持ち、該掛金部材の掴み面は、前記接点
    アームが前記開路吹きとばし係止位置へ回転するときに
    前記接点アームの係止面と係合し、前記掛金部材は、該
    掛金部材の掴み面と前記接点アームの係止面の係合によ
    り、前記接点アームが開路吹きとばし係止位置から閉路
    位置へ回転することが妨げられるように配置されている
    請求項11記載の遮断器。
  13. 【請求項13】 前記ロータ集成体が、前記ロータに装
    着されていて、前記接点アームと前記掛金部材との間に
    配置されているピンを有する請求項12記載の遮断器。
  14. 【請求項14】 前記掛金部材が係止解除面を有し、該
    止解除面は、前記ロータが前記ロータ閉路位置から前記
    ロータ開路位置へ回転するときに、前記ピンが該係止解
    除面と係合するように配置されている請求項13記載の
    遮断器。
  15. 【請求項15】 前記ピンが前記係止解除面と協働し
    て、前記掛金部材の掴み面を前記接点アームと接触しな
    くなるように回転させる請求項14記載の遮断器。
  16. 【請求項16】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムのロック面の係合が、大体前記掛金部材の回転軸線を
    通る力線を定める請求項12記載の遮断器。
  17. 【請求項17】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムのロック面との係合が、大体掛金部材の回転軸線から
    有限の距離の所を延びる力線を定めていて、前記掛金部
    材の回転軸線の周りにモーメントが発生され、該モーメ
    ントにより前記掛金部材が前記接点アームと係合するよ
    うに偏圧される請求項12記載の遮断器。
  18. 【請求項18】 ケース及びカバーと、 前記ケース内にあって、作動機構と、一端に可動接点を
    持ち且つ他端においてロータに対して回転するように装
    着された可動接点アームとに相互接続されているロータ
    集成体であって、当該ロータ集成体は、前記可動接点が
    第1の固定接点と係合する閉路位置と、前記可動接点が
    前記固定接点から分離している開路位置との間で可動で
    あり、前記接点アームが第1の停留面及びロック面を持
    っているロータ集成体と、 前記ロータに接近して前記ケース内に装着されていて、
    縁を持つ掛金部材と、 前記掛金部材に接近して前記ケース内に装着されてい
    て、前記縁が前記接点アームの第1の停留面と係合する
    ように前記掛金部材を偏圧するばねと、を含んでいる遮
    断器。
  19. 【請求項19】 前記接点アームが前記開路位置及び閉
    路位置の中間の開路吹きとばし係止位置へ回転するよう
    に配置されており、更に前記掛金部材は前記縁に隣接し
    て掴み面を持っていて、前記接点アームが前記開路吹き
    とばし係止位置へ回転するときに、前記掛金部材の掴み
    面が前記接点アームの係止面と係合するようになってお
    り、前記掛金部材は、前記掛金部材の掴み面と前記接点
    アームの係止面との係合により、前記接点アームが開路
    吹きとばし係止位置から閉路位置へ回転するのが妨げら
    れるように配置されている請求項18記載の遮断器。
  20. 【請求項20】 前記ロータ集成体が、前記接点アーム
    と前記掛金部材との間に位置ぎめされて、前記ロータに
    装着されているピンを有する請求項19記載の遮断器。
  21. 【請求項21】 前記掛金部材が係止解除面を有し、該
    係止解除面は、前記ロータが前記ロータ閉路位置から前
    記ロータ開路位置へ回転するときに、前記ピンが当該係
    止解除面と係合するように配置されている請求項20記
    載の遮断器。
  22. 【請求項22】 前記ピンが前記係止解除面と協働し
    て、前記掛金部材の掴み面を前記接点アームと接触しな
    くなるように回転させる請求項21記載の遮断器。
  23. 【請求項23】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムのロック面との係合が、大体前記掛金部材の回転軸線
    を通る力線を定める請求項19記載の遮断器。
  24. 【請求項24】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムの係止面との係合が、前記掛金部材の回転軸線の周り
    にモーメントを発生するように、前記掛金部材の回転軸
    線から有限の距離の所を延びる力線を定めており、前記
    モーメントにより前記掛金部材が前記接点アームと係合
    するように偏圧される請求項19記載の遮断器。
  25. 【請求項25】 ロータと、 該ロータに枢着されていて、少なくとも1つの可動接点
    がその上に設けられていると共に第1の停留面及びロッ
    ク面を有する可動接点アームと、 前記ロータに接近して枢着されていると共に縁を持つ掛
    金部材と、 該掛金部材に接近して装着されていて、該掛金部材の縁
    を前記接点アームの第1の停留面に対して偏圧するばね
    部材と、を有する遮断器接点集成体。
  26. 【請求項26】 前記接点アームの枢着は、前記ロータ
    が通抜けの枢軸を持ち、前記接点アームが通抜けの溝孔
    を持ち、枢軸ピンが前記ロータの枢軸と同心に前記ロー
    タに取り付けられて、前記接点アームの溝孔を通抜けて
    いることによって構成されている請求項25記載の遮断
    器接点集成体。
  27. 【請求項27】 前記可動接点アームが閉路位置及び開
    路吹きとばし係止位置の間で回転するように配置されて
    おり、前記掛金部材が前記縁に隣接して掴み面を持ち、
    前記掛金部材の掴み面は、前記接点アームが閉路位置に
    あるときは前記接点アームの第1の停留面に接して静止
    し、そして前記接点アームが開路吹きとばし係止位置に
    あるときは前記接点アームのロック面に接して静止して
    いる請求項26記載の遮断器接点集成体。
  28. 【請求項28】 前記可動接点アームが第2の停留面を
    持ち、前記ロック面が前記第1及び第2の停留面の中間
    にある請求項27記載の遮断器接点集成体。
  29. 【請求項29】 前記接点アームが開路位置を持ち、前
    記開路吹きとばし係止位置が前記閉路位置及び開路位置
    の中間にあり、前記接点アームが前記開路位置にあると
    きに前記ばね部材は前記掛金部材を前記接点アームの第
    2の停留面に対して偏圧する請求項28記載の遮断器接
    点集成体。
  30. 【請求項30】 第2のピンが前記ロータに装着されて
    おり、該第2のピンは前記接点アーム及び前記掛金部材
    の間に配置されている請求項29記載の遮断器接点集成
    体。
  31. 【請求項31】 前記ロータが閉路位置及び開路位置の
    間を回転するように配置されており、前記掛金部材が係
    止解除面を有し、該係止解除面は、前記ロータが前記ロ
    ータ閉路位置から前記ロータ開路位置へ回転するとき、
    前記第2のピンが当該係止解除面と係合するように配置
    されている請求項30記載の遮断器接点集成体。
  32. 【請求項32】 前記第2のピンが前記停止解除面と協
    働して前記掛金部材を前記接点アームと接触させるよう
    に回転させる請求項30記載の遮断器接点集成体。
  33. 【請求項33】 前記掛金部材は、前記掛金部材の掴み
    面と接点アームとの係止面の係合により、前記接点アー
    ムが開路吹きとばし係止位置から閉路位置へ回転するこ
    とが妨げられるように配置されている請求項29記載の
    遮断器接点集成体。
  34. 【請求項34】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムの係止面との係合が、大体掛金部材の回転軸線を通る
    力線を定めるようになっている請求項33記載の遮断器
    接点集成体。
  35. 【請求項35】 前記掛金部材の掴み面と前記接点アー
    ムの係止面との係合は、前記掛金部材の回転軸線の周り
    にモーメントが発生されるように、前記掛金部材の回転
    軸線から有限の距離の所を延びる力線を定めており、前
    記モーメントにより前記掛金部材が前記接点アームと係
    合するように偏圧される請求項33記載の遮断器接点集
    成体。
JP32357499A 1999-11-15 1999-11-15 遮断器の回転式接点集成体 Withdrawn JP2001143597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32357499A JP2001143597A (ja) 1999-11-15 1999-11-15 遮断器の回転式接点集成体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32357499A JP2001143597A (ja) 1999-11-15 1999-11-15 遮断器の回転式接点集成体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001143597A true JP2001143597A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18156236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32357499A Withdrawn JP2001143597A (ja) 1999-11-15 1999-11-15 遮断器の回転式接点集成体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001143597A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251742A (ja) * 2004-02-10 2005-09-15 Schneider Electric Industries Sas 複数の単極遮断ユニットを備えた多極回路遮断器
CN100418174C (zh) * 2005-04-15 2008-09-10 德力西电气有限公司 断路器的触头机构
WO2010000144A1 (zh) * 2008-07-04 2010-01-07 湖北盛佳电器设备有限公司 具有短路自锁功能的断路器
US9842708B1 (en) 2016-06-03 2017-12-12 General Electric Company Circuit breaker latch mechanism integrated into the rotor assembly

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251742A (ja) * 2004-02-10 2005-09-15 Schneider Electric Industries Sas 複数の単極遮断ユニットを備えた多極回路遮断器
JP4549879B2 (ja) * 2004-02-10 2010-09-22 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエス 複数の単極遮断ユニットを備えた多極回路遮断器
CN100418174C (zh) * 2005-04-15 2008-09-10 德力西电气有限公司 断路器的触头机构
WO2010000144A1 (zh) * 2008-07-04 2010-01-07 湖北盛佳电器设备有限公司 具有短路自锁功能的断路器
JP2011526408A (ja) * 2008-07-04 2011-10-06 湖北盛佳▲電▼器▲設備▼有限公司 ショートセルフロック機能を有するブレーカー
US9842708B1 (en) 2016-06-03 2017-12-12 General Electric Company Circuit breaker latch mechanism integrated into the rotor assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0516446B1 (en) Circuit breaker in which a contact weld blocks the handle
US4255732A (en) Current limiting circuit breaker
US6084489A (en) Circuit breaker rotary contact assembly locking system
AU646162B2 (en) Circuit breaker with interlock for welded contacts
US5912605A (en) Circuit breaker with automatic catch to prevent rebound of blow open contact arm
US5290982A (en) Circuit breaker with positive on/off interlock
US6911614B2 (en) Circuit breaker
US6204465B1 (en) Circuit breaker with arc gas engaging paddles on a trip bar and/or crossbar
EP0984476B1 (en) Trip device of circuit breaker
US5831503A (en) Trip disabling mechanism for electrical switching apparatus
JP2704221B2 (ja) 回路遮断器
JP3057155B2 (ja) 回路遮断器
US6366438B1 (en) Circuit interrupter rotary contact arm
JP3814671B2 (ja) 回路遮断器
JP2001143597A (ja) 遮断器の回転式接点集成体
US4829147A (en) Circuit breaker with positive contact indication
KR200441576Y1 (ko) 배선용 차단기의 개폐장치
US7268654B2 (en) Circuit breaker latching mechanism
EP0189887B1 (en) Closing delay arrangement for current limiting circuit breaker contacts
CN216528688U (zh) 一种断路器操作机构中杠杆的限位结构
CN1304148A (zh) 电路断路器旋转接触组件的锁定装置
AU639994B2 (en) Circuit breaker with positive indication of welded contacts
JP2010108799A (ja) 回路遮断器
JPH0251819A (ja) 回路遮断器
JPH02270245A (ja) 回路しや断器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206