JP2003346232A - 太陽電池を用いた広告器 - Google Patents

太陽電池を用いた広告器

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JP2003346232A
JP2003346232A JP2002152535A JP2002152535A JP2003346232A JP 2003346232 A JP2003346232 A JP 2003346232A JP 2002152535 A JP2002152535 A JP 2002152535A JP 2002152535 A JP2002152535 A JP 2002152535A JP 2003346232 A JP2003346232 A JP 2003346232A
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advertising
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JP2002152535A
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Yumiko Tagawa
有美子 多川
Tomoko Okuyama
朋子 奥山
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Original Assignee
TAGAWA SHOJI KK
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所を問わずに簡易に設置することがで
きる広告器を提供することを目的とする。 【解決手段】 タバコの箱2の形を模した広告器は直方
体状の筐体で構成されており、箱2の上面に太陽電池2
0が配設されており、太陽電池20から発生した電気エ
ネルギーを蓄える電気二重層コンデンサ21,反射型赤
外線センサ22,およびスピーカ23がそれぞれ箱2の
上側に内蔵されており、その上側における箱2の周囲に
複数の発光ダイオード(LED)24がそれぞれ配設さ
れている。人がその箱2に近づくと反射型赤外線センサ
22の受光素子は、その人によって反射された光を受光
して、これによって切換スイッチが閉じて、電気二重層
コンデンサ21に蓄電された電気エネルギーがスピーカ
23や発光ダイオード24に放電される。その結果、ス
ピーカ23や発光ダイオード24に放電されて、それぞ
れ出力された音声や光などが広告情報として出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人に購買力を喚起
する広告器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の広告器として、広告対象
のサンプルを陳列した自動販売機などがある。このよう
な自動販売機は、サンプルに付された商品名や、サンプ
ルの形状などを人が見て購買力を喚起するように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動販売機の場合には、自動販売機を駆動させる電
力が必要であって、さらに自動販売機本体が大型である
ので、例えば電力を供給する電源が近くにある場所に自
動販売機を設置するなど自動販売機の設置場所が限られ
てしまい、設置するのに手間がかかる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、設置場所を問わずに簡易に設置するこ
とができる広告器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、太陽電池を用いた広告器
であって、前記広告器は、光エネルギーを電気エネルギ
ーに変換する太陽電池と、前記太陽電池から発生した電
気エネルギーを蓄える電気二重層コンデンサと、前記広
告器に近づいた人を検出する検出手段と、広告情報を出
力する出力手段と、前記太陽電池、電気二重層コンデン
サ、検出手段、および出力手段を配設する筐体とを備
え、前記検出手段に基づいて、前記電気二重層コンデン
サから前記出力手段に電気エネルギーを放電することを
特徴するものである。
【0006】〔作用・効果〕請求項1に記載の発明によ
れば、筐体に配設された太陽電池に光エネルギーが照射
されると、その光エネルギーが電気エネルギーに変換さ
れて電気二重層コンデンサに蓄積される。広告器に人が
近づくと検出手段によって検出されて、その検出手段に
基づいて電気二重層コンデンサから出力手段に電気エネ
ルギーが放電されて、広告情報が出力される。このよう
に太陽電池によって電気エネルギーが供給されて広告器
が駆動されて、広告としての機能を出力手段が発揮する
ので、設置場所を問わずに設置することができる。ま
た、電気二重層コンデンサは、太陽電池装置に用いられ
る従来の二次電池と相違し、電気エネルギーの充放電を
化学反応に伴わずに行うことができるとともに、従来の
二次電池と比較して充放電を多く繰り返し行うことがで
き、さらに小型化・軽量化することができるので、簡易
に設置することができる。
【0007】また、本発明の広告器は、広告情報を付す
る広告エリアをさらに備えてもよいし(請求項2に記載
の発明)、この広告エリアが広告器本体に対して着脱自
在に構成されていてもよい(請求項3に記載の発明)。
広告エリアを広告器本体に対して着脱自在に構成するこ
とで、様々な広告情報を付する広告エリアを取り換える
ことができ、同一の広告器で様々な広告を行うことがで
きる。
【0008】また、広告器に備えられる出力手段につい
ては特に限定されず、例えば、音声を出力する音声発生
手段や、光を出力する光照射手段や、広告器本体を移動
させる移動手段などが、出力手段として挙げられる(請
求項4〜請求項10に記載の発明)。また、出力手段か
ら出力される広告情報についても特に限定されず、出力
手段の形態によって変化する。
【0009】出力手段が音声発生手段の場合には、広告
情報は、その音声である(請求項4に記載の発明)。ま
た、出力手段が光照射手段の場合には、広告情報は、例
えば以下のようなものが挙げられる(請求項5〜請求項
9に記載の発明)。
【0010】広告情報の一例は、光照射手段によって間
欠照射される光である(請求項5に記載の発明)。光が
間欠照射される場合には、光が照射し続ける場合と比較
して、人に購買力を喚起する広告としての機能がより発
揮され易くなる。
【0011】広告情報の他の一例は、文字、図形、記
号、若しくは立体的形状若しくはこれらの結合である標
章である(請求項6〜請求項8に記載の発明)。請求項
6の場合には、複数の光照射手段を標章の形になるよう
にそれぞれ配設することで、標章の形に配設された各光
照射手段によってそれぞれ照射される光が広告情報とな
る。請求項7の場合には、複数の光照射手段を標章の形
で光を照射するようにそれぞれ構成することで、各光照
射手段によって標章の形としてそれぞれ照射される光が
広告情報となる。また、照射される光に色彩が施される
ように光照射手段を構成することで、標章が、その色彩
との結合であってもよい(請求項8に記載の発明)。
【0012】本発明の『標章』とは、上述したとおりで
あるが、いわゆる『商標』以外の機能も標章として含ま
れるのは言うまでもない。例えば、広告の対象が商品の
場合には、その商品の産地、販売地、品質、原材料、効
能、用途、数量、形状(包装の形状を含む)、価格若し
くは生産若しくは使用の方法若しくは時期を用いられる
方法で表示するものが、広告の対象が役務の場合には、
その役務の提供の場所、質、提供の用に供する物、効
能、用途、数量、態様、価格若しくは提供の方法若しく
は時期を普通に用いられる方法で表示するものが、それ
ぞれ標章となる。
【0013】また、光照射手段から広告エリアに付され
た広告情報に光を照射してもよい(請求項9に記載の発
明)。この場合、広告情報に光が照射されているので、
広告情報に光が照射されていない場合と比較して、人に
購買力を喚起する広告としての機能がより発揮され易く
なる。
【0014】また、出力手段が移動手段の場合には、広
告情報は、移動手段によって移動する広告器本体である
(請求項10に記載の発明)。移動手段によって広告器
本体が移動する場合には、広告器本体が移動しない場合
と比較して、人に購買力を喚起する広告としての機能が
より発揮され易くなる。
【0015】また、太陽電池が広告器本体に対して変位
可能に構成されていてもよい(請求項11に記載の発
明)。太陽電池を広告器本体に対して変位可能に構成す
ることで、例えば光エネルギーをより取り込み易くする
ために太陽電池を太陽からの照射面に対して垂直になる
ように傾斜させて、一方で広告器本体を人に向けて設置
することができるなど、広告器の使用態様を広げること
ができる。
【0016】また、広告器に備えられる検出手段につい
ては特に限定されず、例えば、温度変化、音波の受信、
あるいは光の受光に基づいて人を検出してもよく、また
接触型のセンサなどが検出手段として挙げられる(請求
項12〜請求項17に記載の発明)。
【0017】検出手段が熱を感知する場合には(請求項
12に記載の発明)、例えば人が近づく前後の温度変化
で人を検出することができる。また、検出手段が音波を
受信する場合には(請求項13に記載の発明)、例えば
人の声や物音などで検出手段は人を検出することができ
る。さらに、検出手段が光を受光する場合には(請求項
14に記載の発明)、検出手段として、例えば以下のよ
うなものが挙げられる(請求項15,請求項16に記載
の発明)。
【0018】検出手段の一例は、近づいた人を挟んで互
いに対向に配設された投光素子と受光素子とからなる透
過型のセンサであって(請求項15に記載の発明)、検
出手段の他の一例は、近づいた人に向けてそれぞれ配設
された投光素子と受光素子とからなる反射型のセンサで
ある(請求項16に記載の発明)。
【0019】また、検出手段が接触型のセンサの場合に
は(請求項17に記載の発明)、人がそのセンサに接触
することで、センサは人を検出することができる。
【0020】また、本発明の広告器は、単体のみならず
複数の広告器を陳列することで広告の機能を発揮するこ
とができる。例えば、複数の広告器を陳列する陳列手段
に支持されるように、広告器は支持手段を備えてもよい
(請求項18に記載の発明)。複数の広告器を陳列する
代表例として自動販売機が挙げられる。この自動販売機
に陳列手段を設けて、広告器に備えられた支持手段が各
広告器を陳列手段にそれぞれ支持することで、従来と比
較して自動販売機における広告機能をより簡易に発揮す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1は、本実施例に係る広告器を陳
列した自動販売機の概略構成を示した斜視図、図2は、
本実施例に係る広告器の概略構成を示した斜視図、図3
は、図2の左側断面図、図4は、図2の平面図、図5
は、本実施例に係る広告器の電気回路図である。なお、
本実施例では、広告器としてタバコの箱を例に採って説
明する。
【0022】図1中の符号1は、自動販売機であって、
直方体状の筐体で構成されている。この自動販売機1の
上側には、複数個のタバコの箱2を多数段に陳列した陳
列棚3を内部に有する陳列窓4が配設されているととも
に、下側には陳列された各タバコの箱に対応した商品で
あるタバコを取り出す商品取出口5が配設されている。
【0023】また、自動販売機1の中央左側にはタバコ
を広告する広告用ステッカ6が貼り付けられており、中
央右側には硬貨を投入してタバコを購入する硬貨投入口
7や、紙幣を挿入してタバコを購入する紙幣挿入口8
や、タバコのおつりを返却する返却レバー9や、投入さ
れた硬貨や挿入された紙幣の合計金額を表示する金額表
示盤10などが配設されている。さらに、自動販売機1
の右下にはおつりを取り出す返却口11が配設されてい
る。タバコの箱2は、本発明における広告器に、陳列棚
3は、本発明における陳列手段にそれぞれ相当する。
【0024】陳列窓4には、各タバコの箱2にそれぞれ
対応した複数の購入用ボタン12が配設されており、陳
列棚3の前面には各購入用ボタン12にそれぞれ対応し
た、図示を省略する値札が配設されている。また、陳列
棚3の下面には、タバコの箱2を照射して照らす、図示
を省略する蛍光灯が配設されている。自動販売機1内の
各処理部(商品取出口5,硬貨投入口7,紙幣挿入口
8,返却レバー9,金額表示盤10,返却口11,購入
用ボタン12,蛍光灯など)を駆動させる電力は、タバ
コの箱2を駆動させる電力を除き、自動販売機1の設置
場所に近い電源から供給される。
【0025】次に、タバコの箱2である広告器の具体的
構成について、図2〜図4を参照して説明する。箱2
は、図2に示すように、直方体状の筐体で構成されてお
り、箱2の上面には、所定量の電気エネルギーが得られ
るように複数の素子を直列あるいは並列接続した太陽電
池20が配設されている。箱2の上側には、図2,図3
に示すように、電気二重層コンデンサ21,反射型赤外
線センサ22,およびスピーカ23がそれぞれ箱2に内
蔵されており、その上側における箱2の周囲に複数の発
光ダイオード(LED)24がそれぞれ配設されてい
る。反射型赤外線センサ22は、本発明における検出手
段に、スピーカ23と発光ダイオード24とは、本発明
における出力手段にそれぞれ相当する。また、スピーカ
23は、本発明における音声発生手段にも、発光ダイオ
ード24は、本発明における光照射手段にもそれぞれ相
当する。
【0026】箱2の下側には、広告エリア25が設けら
れており、その広告エリア25には、広告情報を付した
着脱自在な透過性フィルム26がラッピングされてい
る。この広告エリア25における箱2も、図3に示すよ
うに中が空洞状の透過性の物質で構成されており、その
背面にも、複数の発光ダイオード24が配設されてい
る。本実施例では広告エリア25のみならず透過性フィ
ルム26も、本発明における広告エリアに相当する。
【0027】反射型赤外線センサ22は、図2,図4に
示すように近づいた人Mを検出するために、人Mに向け
てそれぞれ配設された投光素子22aと受光素子22b
とで構成される。人がいないときには、投光素子22a
からの赤外線は反射されず受光素子22bにその赤外線
が受光されない。逆に、人がいるときには、投光素子2
2aからの赤外線が人Mによって反射されて受光素子2
2bにその赤外線が受光される。この受光素子22bの
受光状態で近づいた人がいるか否かを検出する。
【0028】また、箱2の背面には、図3に示すよう
に、陳列棚3の内壁27に箱2が支持されるように、開
口部28が内壁27に配設されるとともに、その開口部
28に挿通可能に構成された支持部材29が箱2の背面
に配設されている。箱2の背面に配設された支持部材2
9を陳列棚3の内壁27に配設された開口部28に挿通
することで、支持部材29によって箱2が陳列棚3に支
持される。支持部材29は、本発明における支持手段に
相当する。
【0029】太陽電池20、電気二重層コンデンサ2
1,反射型赤外線センサ22,スピーカ23,および発
光ダイオード(LED)24は、図示を省略するリード
線やプリント基板などによって電気的に接続されてい
る。このように電気的に接続された広告器2内の各構成
は、図5に示すような電気回路として表される。太陽電
池20の正極は、逆流防止用ダイオード30を介して電
気二重層コンデンサ21の一端に接続されているととも
に、さらに切換スイッチ31を介して放電制御部32の
接点aに接続されている。また、太陽電池20の負極
は、電気二重層コンデンサ21の他端に接続されている
とともに、さらに放電制御部32の接地ラインGNDに
接続されている。
【0030】切換スイッチ31は、例えばトランジスタ
などで構成されており、反射型赤外線センサ22の受光
素子22bは、そのトランジスタのゲートに接続されて
いる。反射型赤外線センサ22が人を検出すると、受光
素子22bから信号が出力されて、その信号によって切
換スイッチ31が閉じることで、電気二重層コンデンサ
21に蓄電された電気エネルギーが放電制御部32に放
電される。
【0031】放電制御部32は、接点bと接地ラインG
NDとの間に接続されるスピーカ23に供給する電流、
および接点cと接地ラインGNDとの間に接続される発
光ダイオード24に供給する電流を制御する。また、接
点cと発光ダイオード24との間には抵抗Rが接続され
ている。
【0032】本実施例では、電気二重層コンデンサ21
から放電制御部32を介して発光ダイオード24に放電
する際には、発光ダイオード24から光を連続的に照射
せず、間欠的に照射するように、放電制御部32は発光
ダイオード24に供給する電流を制御する。すなわち、
反射型赤外線センサ22が人を検出すれば、所定の周期
で電流を0〔A〕または所定量の電流で切り換えるよう
に、放電制御部32が制御することで、発光ダイオード
24は光を間欠的に照射する。
【0033】間欠的に照射される発光ダイオード24の
うち、箱2の上側に周囲に配設された発光ダイオード2
4は、箱2の周囲から直接的に光を外部に照射し、箱2
の下側の背面に配設された発光ダイオード24は、透過
性の広告エリア25および透過性フィルム26を通し
て、広告エリア25の透過性フィルム26に付された広
告情報に光を照射する。
【0034】本実施例の広告器であるタバコの箱2によ
れば、筐体に配設された太陽電池20に光エネルギーが
照射されると、その光エネルギーが電気エネルギーに変
換されて電気二重層コンデンサ21に蓄積される。箱2
に人が近づくと反射型赤外線センサ22によって検出さ
れて、その反射型赤外線センサ22に基づいて、電気二
重層コンデンサ21から、放電制御部32を介して、ス
ピーカ23や発光ダイオード24に電気エネルギーが放
電されて、広告情報が出力される。このように太陽電池
によって電気エネルギーが供給されて広告器であるタバ
コの箱2が駆動されて、広告としての機能をスピーカ2
3や発光ダイオード24が発揮するので、例えば本実施
例のタバコの箱2を陳列した自動販売機1など、設置場
所を問わずに設置することができる。
【0035】また、本実施例における広告情報として
は、スピーカ23による音声や、発光ダイオード24に
よる間欠照射される光や、広告エリア25の透過性フィ
ルム26に付された、同じく発光ダイオード24による
広告情報の照射などが含まれる。光が間欠照射される場
合には、光が照射し続ける場合と比較して、人に購買力
を喚起する広告としての機能がより発揮され易くなる。
また、広告エリア25では広告エリア25の透過性フィ
ルム26に付された広告情報に光が照射されているの
で、広告情報に光が照射されていない場合と比較して、
人に購買力を喚起する広告としての機能がより発揮され
易くなる。
【0036】また、広告エリア25に付された広告情報
としては、文字、図形、記号、若しくは立体的形状若し
くはこれらの結合である標章であって、いわゆる『商
標』以外の機能も標章として含まれるのは言うまでもな
い。例えば、広告の対象が商品の場合には、その商品の
産地、販売地、品質、原材料、効能、用途、数量、形状
(包装の形状を含む)、価格若しくは生産若しくは使用
の方法若しくは時期を用いられる方法で表示するもの
が、広告の対象が役務の場合には、その役務の提供の場
所、質、提供の用に供する物、効能、用途、数量、態
様、価格若しくは提供の方法若しくは時期を普通に用い
られる方法で表示するものが、それぞれ標章となる。
【0037】また、本実施例では、広告情報を付する透
過性フィルム26を広告エリア25に、さらには広告器
である箱2本体に対して着脱自在に構成することで、様
々な広告情報を付する透過性フィルム26を取り換える
ことができ、同一の箱2で様々な広告を行うことができ
る。
【0038】また、本実施例の自動販売機1に陳列棚3
を配設して、本実施例の広告器であるタバコの箱2の背
面に配設された支持部材29が各箱2を陳列棚3にそれ
ぞれ支持することで、従来と比較して自動販売機1にお
ける広告機能をより簡易に発揮することができる。
【0039】なお、一般の自動販売機では、自動販売機
の電源の所有者と自動販売機の所有者とが違い、広告器
であるタバコの箱2を駆動させるには、従来では、自動
販売機の設置場所に、例えば、電源の権利を持っている
電源所有者や自動販売機本体の所有者の許可が必要にな
るなどの設置の際での煩わしさがある。しかし、本実施
例ではタバコの箱2を駆動させる電力が太陽電池20か
らの光エネルギーであるので、自動販売機を駆動させる
電源に対して広告器を駆動させる電源である太陽電池2
0が独立することになり、上記設置の際での煩わしさを
低減させることができる。
【0040】また、本実施例の場合には、自動販売機1
の蛍光灯(図示省略)はタバコの箱2を照射して照らし
ているので、その蛍光灯からの光エネルギーを太陽電池
20が取り込んで電気エネルギーに変換することができ
る。従って、例えば夜間あるいは、雨天や曇天時のよう
に、太陽電池が光エネルギーを取り込むことができな
い、あるいは取り込み難いときでも、蛍光灯からの光に
よって充電することができる。
【0041】本発明は、上記実施形態に限られることは
なく、下記のように変形実施することができる。
【0042】(1)上述した本実施例では、広告器とし
てタバコの箱を例に採るとともに、広告の対象はタバコ
であったが、広告の対象はタバコに限定されないととも
に、広告器はタバコの箱に限定されない。広告の対象
は、商品として飲料、食品、薬、カードなどが、役務と
して飲食サービスにおける飲食に交換するための券類な
どがそれぞれ例示される。広告の対象が飲料の場合には
缶や紙パックの形に模した広告器を用いることができる
し、広告の対象が券類の場合には券の形に模した広告器
を用いることができる。
【0043】券の形に模した広告器の場合には平面視で
は券の形となるが、太陽電池や電気二重層コンデンサな
どが内蔵される関係上、券の形に模した広告器は、実際
には厚みのある筐体で構成されることになる。
【0044】(2)電気二重層コンデンサは二次電池よ
りも小型・軽量である関係上、電気二重層コンデンサの
容量は二次電池よりも小さい。従って、上述した本実施
例では、広告器(タバコの箱)以外の自動販売機1内の
各処理部については別の電源から供給された電力によっ
て駆動されていたが、電気二重層コンデンサに蓄電され
た電気エネルギーに余裕があれば、広告器以外の自動販
売機1内の各処理部(商品取出口,硬貨投入口,紙幣挿
入口,返却レバー,金額表示盤,返却口,購入用ボタ
ン,蛍光灯など)を駆動させてもよい。
【0045】(3)上述した本実施例では、広告器を陳
列した自動販売機を例に採って説明したが、これに限定
されるものでなく、販売を目的とせずに単に広告のみを
目的とする、広告器を陳列したものなども広告器の用途
として含まれる。また、複数の広告器を陳列せずに、広
告器を単体で設置する、あるいは顧客に効能などを説明
するために広告器を携帯する場合なども広告器の用途と
して含まれる。
【0046】(4)上述した本実施例では、本発明にお
ける出力手段として、本発明における音声発生手段であ
るスピーカ23、および本発明における光照射手段であ
る発光ダイオード24の両方を用いたが、本発明におけ
る音声発生手段または光照射手段のいずれか1つを出力
手段として用いてもよいし、音声を出力する公知・公用
の手段であれば、音声発生手段もスピーカ23に限定さ
れるものでなく、光を出力する公知・公用の光照射手段
であれば、光照射手段も発光ダイオード24に限定され
るものでない。
【0047】例えば、光照射手段として、電界によって
電子の加速や電荷の注入が生じるルミネセンス現象を利
用したエレクトロルミネセンス(Electro Luminescence)
(以下、適宜『EL』と略記する)を用いてもよい。E
Lでは有機ELなども含まれる。また、例えば、光照射
手段として、特開2000-290945 号公報(特願平11-10405
8号)にも記載されているように、光散乱面とこれに平
行の光反射面とを備えた面発光部であってもよい。この
場合には、照射された光が光反射面によって反射された
後に光散乱面によって散乱されて、この面から照射され
る。
【0048】また、本発明における出力手段として、広
告器本体を移動させる本発明における移動手段を用いて
もよい。また、出力手段から出力される広告情報につい
ても特に限定されず、出力手段の形態によって変化す
る。
【0049】(5)上述した本実施例では、スピーカ2
3による音声や、発光ダイオード24による間欠照射さ
れる光や、広告エリア25の透過性フィルム26に付さ
れた、同じく発光ダイオード24による広告情報の照射
を、広告情報としたが、上記(4)の変形例でも述べた
ように出力手段の形態によって広告情報は変化する。
【0050】例えば、図6に示すように、複数の発光ダ
イオード24を標章の形になるようにそれぞれ配設する
ことで、標章の形に配設された各発光ダイオード24に
よってそれぞれ照射される光を広告情報としてもよい。
また、照射は間欠照射であってもよいし、連続照射であ
ってもよい。ちなみに、間欠照射であっても、間欠動作
を速める、すなわち周期を短くすることで、常時照射し
ているように見える。
【0051】また、図7に示すように、液晶表示盤40
を箱2に取り付け、液晶表示盤40から照射される光が
標章の形としてそれぞれ照射されるように構成してもよ
い。液晶表示盤40の場合には、液晶表示盤40を構成
する個々の素子が本発明における光照射手段となる。ま
た、液晶表示盤40の場合には、図6に示すような場合
と比較して、標章の形を容易に変えることができるとい
う利点がある。例えば、図7(a)に示すような『ウマ
イ!』という標章から、図7(b)に示すような『コレ
ハ○』という標章に変更してもよい。液晶表示盤の場合
も、照射は間欠照射であってもよいし、連続照射であっ
てもよい。また、液晶表示盤のみならず、電気二重層コ
ンデンサに蓄電された電気エネルギーに余裕があれば、
例えばプラズマ放電させて点灯照射させるプラズマディ
スプレイパネルであってもよい。
【0052】また、本実施例では、箱2の下側の背面に
配設された発光ダイオード24は、透過性の広告エリア
25および透過性フィルム26を通して、広告エリア2
5の透過性フィルム26に付された広告情報に光を間欠
的に照射したが、連続的に照射してもよい。
【0053】また、これらの光に色彩を施すように本発
明における光照射手段を構成してもよい。例えば、プラ
ズマディスプレイパネルの場合には、3色の蛍光体〔R
(Red),G(Green),B(Blue)〕を組み合わせることで、色彩
を施すことができる。または、例えば発光ダイオードの
場合には、発光ダイオードにカラーのフィルムを被覆さ
せることで、色彩を施すことができる。
【0054】また、本発明における出力手段が、本発明
における移動手段の場合には、タバコの箱2本体にモー
タを備え、そのモータによって箱2本体が振り子のよう
に揺動してもよいし、箱2本体が回転してもよい。ま
た、箱2の下にレールを敷いて、そのレール上で箱2本
体を移動させてもよい。これらの場合、モータやレール
などの移動手段によって移動する箱2本体が広告情報と
なる。モータやレールなどの移動手段によって箱2本体
が移動する場合には、箱2本体が移動しない場合と比較
して、人に購買力を喚起する広告としての機能がより発
揮され易くなる。
【0055】なお、箱2が移動しながら、スピーカ23
や発光ダイオード24などによって音声や光を出力して
もよい。また、本発明における移動手段は、モータやレ
ールなどに限定されないことは言うまでもなく、広告器
本体を移動させる公知・公用の手段であればよい。
【0056】(6)上述した本実施例では、本発明にお
ける検出手段として、光(本実施例の場合には赤外線)
の受光に基づいて人を検出する反射型赤外線センサ22
を用いたが、熱(人が近づく前後の温度変化)の感知に
基づいて人を検出する検出手段(例えば焦電センサ)で
あってもよいし、音波(例えば人の声や物音など)の受
信に基づいて人を検出する検出手段であってもよいし、
人が接触することでその人を検出する接触型のセンサで
あってもよい。また、光を受光する検出手段は、反射型
赤外線センサ22に限定されず、例えば透過型のセンサ
であってもよい。また、赤外線以外の光を受光してもよ
い。また、これらの手段を適宜組み合わせてもよい。
【0057】透過型のセンサの場合には、近づいた人を
挟んで互いに対向に配設された投光素子と受光素子とで
構成され、人がいないときには、投光素子からの赤外線
がそのまま透過されて投光素子に受光され、逆に、人が
いるときには、投光素子からの赤外線が人によって遮ら
れるので受光素子に受光されない。すなわち、透過型セ
ンサの場合には、反射型センサ(本実施例の場合には反
射型赤外線センサ22)と逆で、受光素子に受光されな
いときに人を検出する。
【0058】(7)上述した本実施例では、本発明にお
ける広告エリアとして広告エリア25と透過性フィルム
26とを備え、かつ透過性フィルム26を箱2本体に対
して着脱自在に構成したが、本実施例の場合にはスピー
カ23や発光ダイオード24によって出力された音声や
光で広告情報としているので、必ずしも広告エリアを備
える必要はない。また、図8に示すように、透過性フィ
ルム26を備えず、広告情報を付した広告エリア25の
みを備え、太陽電池や電気二重層コンデンサなどが配設
された箱2の上側に対して、この広告エリア25が着脱
自在に構成されていてもよい。もちろん、これらの広告
エリア(広告エリア25,透過性フィルム26)が着脱
自在に構成されていなくともよい。
【0059】(8)また、図9に示すように、太陽電池
20が、広告器であるタバコの箱2本体に対して変位可
能に構成されていてもよい。図9の場合には、複数の素
子を直列あるいは並列接続した太陽電池20を支持する
支持板50が配設されている。箱2の上面には第1フレ
ーム51(図9(a)では2つ)が配設されるととも
に、支持板50の端部には第2フレーム52(図9
(a)では3つ)が配設されている。
【0060】第1,第2フレーム51,52には、貫通
孔であるガイド部53がそれぞれ配設されており、隣接
する第1,第2フレーム51,52間で各ガイド部53
は互いに連通接続される。また、第1,第2フレーム5
1,52の長手方向に対して、ガイド部53に嵌合支持
されるレール54が配設されており、レール54は第1
フレーム51に対して軸心周りに回転可能に構成され
る。
【0061】このように構成することで、レール54を
第1フレーム51に対して軸心周りに回転すると、図9
(b)に示すように、そのレール54の回転に追従して
第2フレーム52も回転する。第2フレーム52の回転
に伴って、太陽電池20を支持する支持板50が、図9
(a)に示すように、箱2本体に対して傾斜させること
ができる。その結果、光エネルギーをより取り込み易く
するために太陽電池を太陽からの照射面に対して垂直に
なるように傾斜させることができる。
【0062】また、変位については図9に限定されず、
例えば太陽電池を広告器本体に対して表裏反転するよう
に構成してもよい。このように構成することで、太陽電
池を裏面に向けて光エネルギーを取り込む一方で、広告
器本体を人に向けて設置することができる。このよう
に、光エネルギーを取り込みながら顧客に効能などを説
明することができるなど、広告器の使用態様を広げるこ
とができる。
【0063】(9)上述した本実施例では、太陽電池2
0は、広告器であるタバコの箱2の上面に配設されてい
たが、太陽電池や電気二重層コンデンサなどの配設個所
については、特に限定されず、例えば箱2の前面や背面
に太陽電池20を配設してもよい。
【0064】(10)上述した本実施例では、人が近づ
いたときのみ発光ダイオード24が照射するように構成
されていたが、人の検出に関わらず発光ダイオード24
を常時に照射点灯させ、人が近づいたときのみ、照射パ
ターンを変えたり、あるいは別の光照射手段が光を照射
したり、あるいは音声発生手段が音を出力したり、ある
いは移動手段が広告器である箱2本体を移動させてもよ
い。
【0065】(11)また、広告器であるタバコの箱2
に、人が近づいたときに検出回数を検出するカウンタを
備えてもよい。この場合、このカウンタを、例えば自動
販売機に接続させることで、その自動販売機に近づいた
人数を数えることができる。
【0066】同様に、自動販売機の購入用ボタン12
(図1参照)とタバコの箱2にあるカウンタとを接続
し、購入用ボタン12を押すとカウントするようにカウ
ンタを構成してもよい。通常、自動販売機を設置する者
は、自動販売機の所有者から自動販売機を借りて、賃貸
料(リース代)をその所有者に払うが、かかる場合で
は、人が購入用ボタンを押すたびに箱2のカウンタがカ
ウントされるので、その自動販売機の利用回数に応じて
賃貸料を容易に決定することができる。このカウンタは
太陽電池で駆動されてもよいし、自動販売機と同じ駆動
源で駆動されてもよい。
【0067】また、自動販売機に接続させないで箱2単
体でカウンタを備えてもよい。さらに、箱2の筐体内に
て、本発明における出力手段の出力回数や本発明におけ
る検出手段の検出回数をカウントし、これらのカウンタ
による回数を保持する機能をもたせてもよい。このよう
に構成することで、これらの回数を把握することがで
き、メンテナンスの際にも容易に行うことができる。こ
の場合においても、自動販売機に接続させる、または接
続させないのいずれかを選択してもよいことは言うまで
もない。
【0068】(12)上述した本実施例では、本発明に
おける支持手段として、支持部材29を用いたが、例え
ば、陳列棚を磁性体に構成し、タバコの箱2の背面に磁
石を取り付けて、陳列棚にその磁石をつけることでその
磁石がその箱2を陳列棚に支持してもよいし、箱2の底
面に粘着テープを取り付けて、その粘着テープを陳列棚
に貼り付けることでその粘着テープがその箱2を陳列棚
に支持してもよいなど、陳列手段に支持されるような公
知・公用の支持手段であれば、支持部材29に限定され
ない。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、太陽電池によって電気エネルギーが供給され
て広告器が駆動されて、広告としての機能を出力手段が
発揮し、さらに、電気二重層コンデンサは、太陽電池装
置に用いられる従来の二次電池と比較して小型化・軽量
化することができるので、設置場所を問わずに簡易に設
置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る広告器を陳列した自動販売機の
概略構成を示した斜視図である。
【図2】本実施例に係る広告器の概略構成を示した斜視
図である。
【図3】図2の左側断面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】本実施例に係る広告器の電気回路図である。
【図6】変形例に係る広告器の正面図である。
【図7】さらなる変形例に係る広告器の正面図であっ
て、(a)は変更前の一態様を示し、(b)は変更後の
態様を示す。
【図8】さらなる変形例に係る広告器の斜視図である。
【図9】(a)は、さらなる変形例に係る広告器の斜視
図であって、(b)は、その右側断面図である。
【符号の説明】
2 … タバコの箱 3 … 陳列棚 20 … 太陽電池 21 … 電気二重層コンデンサ 22 … 反射型赤外線センサ 23 … スピーカ 24 … 発光ダイオード(LED) 25 … 広告エリア 26 … 透過性フィルム 29 … 支持部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 13/04 G09F 13/04 Z 13/20 13/20 G 25/00 25/00 L 27/00 27/00 G H01L 31/04 H01L 31/04 K Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA02 CC10 EA11 EB03 EB08 FB03 5C096 AA21 AA24 DC09 DD05 FA09 5F051 JA07 JA09 KA01 KA03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池を用いた広告器であって、 前記広告器は、 光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池と、 前記太陽電池から発生した電気エネルギーを蓄える電気
    二重層コンデンサと、 前記広告器に近づいた人を検出する検出手段と、 広告情報を出力する出力手段と、 前記太陽電池、電気二重層コンデンサ、検出手段、およ
    び出力手段を配設する筐体とを備え、 前記検出手段に基づいて、前記電気二重層コンデンサか
    ら前記出力手段に電気エネルギーを放電することを特徴
    する広告器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の広告器において、 前記広告器は、前記広告情報を付する広告エリアをさら
    に備えることを特徴とする広告器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の広告器において、 前記広告エリアが、広告器本体に対して着脱自在に構成
    されていることを特徴とする広告器。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の広告器において、 前記出力手段は、音声を出力する音声発生手段であっ
    て、 前記広告情報は、その音声であることを特徴とする広告
    器。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の広告器において、 前記出力手段は、光を出力する光照射手段であって、 前記広告情報は、前記光照射手段によって間欠照射され
    る光であることを特徴とする広告器。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の広告器において、 前記出力手段は、光をそれぞれ出力する複数の光照射手
    段であって、 各光照射手段を、文字、図形、記号、若しくは立体的形
    状若しくはこれらの結合である標章の形になるようにそ
    れぞれ配設し、 前記広告情報は、前記標章の形に配設された各光照射手
    段によってそれぞれ照射される光であることを特徴とす
    る広告器。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の広告器において、 前記出力手段は、光をそれぞれ出力する複数の光照射手
    段であって、 各光照射手段を、文字、図形、記号、若しくは立体的形
    状若しくはこれらの結合である標章の形で光を照射する
    ようにそれぞれ構成し、 前記広告情報は、各光照射手段によって前記標章の形と
    してそれぞれ照射される光であることを特徴とする広告
    器。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の広告器
    において、 前記光照射手段から照射される光に色彩が施されるよう
    に光照射手段を構成し、 前記標章は、その色彩との結合であることを特徴とする
    広告器。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の広告器において、 前記広告器は、前記広告情報を付する広告エリアをさら
    に備え、 前記出力手段は、光を出力する光照射手段であって、 前記光照射手段から前記広告エリアに付された広告情報
    に光を照射することを特徴とする広告器。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項3のいずれかに記
    載の広告器において、 前記出力手段は、広告器本体を移動させる移動手段であ
    って、 前記広告情報は、前記移動手段によって移動する広告器
    本体であることを特徴とする広告器。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の広告器において、 前記太陽電池が、広告器本体に対して変位可能に構成さ
    れていることを特徴する広告器。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の広告器において、 前記検出手段は、熱の感知に基づいて人を検出すること
    を特徴とする広告器。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の広告器において、 前記検出手段は、音波の受信に基づいて人を検出するこ
    とを特徴とする広告器。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の広告器において、 前記検出手段は、光の受光に基づいて人を検出すること
    を特徴とする広告器。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の広告器において、 前記検出手段は、近づいた人を挟んで互いに対向に配設
    された投光素子と受光素子とからなる透過型のセンサで
    あることを特徴とする広告器。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の広告器において、 前記検出手段は、近づいた人に向けてそれぞれ配設され
    た投光素子と受光素子とからなる反射型のセンサである
    ことを特徴とする広告器。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の広告器において、 前記検出手段は、接触型のセンサであることを特徴とす
    る広告器。
  18. 【請求項18】 請求項1から請求項17に記載の広告
    器において、 複数の広告器を陳列する陳列手段に支持されるように、
    広告器は、支持手段を備えることを特徴とする広告器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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