JP2003228756A - 自動販売機の商品サンプル用光源 - Google Patents

自動販売機の商品サンプル用光源

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JP2003228756A
JP2003228756A JP2002025950A JP2002025950A JP2003228756A JP 2003228756 A JP2003228756 A JP 2003228756A JP 2002025950 A JP2002025950 A JP 2002025950A JP 2002025950 A JP2002025950 A JP 2002025950A JP 2003228756 A JP2003228756 A JP 2003228756A
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light source
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JP2002025950A
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Toshiyuki Yoshida
俊幸 吉田
Satoru Ebihara
悟 海老原
Hiroshi Kato
洋志 加藤
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Koha Co Ltd
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Koha Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯を用いずに商品サンプルの照明や宣伝
が行え、また、シールを用いることなく宣伝が行えるよ
うにする自動販売機の商品サンプル用光源を提供する。 【解決手段】 自動販売機で販売する商品のサンプル4
に均一な光が付与されるように、RGBLEDランプ1
00a,100b,100cをサンプル4の下側エッジ
部分に沿って配置する。このRGBLEDランプ100
a,100b,100cは、サンプル4の照明、宣伝等
の目的に合わせて、白色発光、モノカラー発光、マルチ
カラー発光等が得られるように駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
サンプル用光源に関し、特に、正面パネル内に展示され
ている商品サンプルを照明するための自動販売機の商品
サンプル用光源に関する。
【0002】
【従来の技術】商店の入り口近傍、歩道際等に設置され
る自動販売機は、販売する缶飲料等のサンプル(樹脂製
のダミー、空き缶等による商品見本)、写真等を展示す
る展示スペースを正面の見やすい位置に設けている。そ
して、夜間には、蛍光灯を点灯してサンプル(商品見
本)や写真を照明し、自動販売機が設置されているこ
と、及び販売品の内容を利用者に知ってもらえるように
工夫している。
【0003】図7は、自動販売機の一例を示す。自動販
売機1は、コーヒー、コーラ、ジュース、ウーロン茶等
の多種類の飲料(缶又はビン詰め、又はカップ入り)を
硬貨や紙幣の投入に応じて自動販売するものであり、内
部に多数の商品をストックしている。自動販売機1は、
略箱型状の販売機本体2を筐体とし、この販売機本体2
の前面には正面パネルとなる主扉3が設けられている。
この主扉3は、販売機本体2の前面に蝶着されているた
めに開閉でき、サンプルの交換、商品の補充、商品の入
れ替え等の時に開閉される。
【0004】主扉3は、前面カバーとしての透明パネル
31が設けられており、この内側に展示スペース32が
確保されている。展示スペース32には、サンプル台3
3が上下方向に3段に設けられており、各サンプル台3
3上に商品見本としてのサンプル4が載置されている。
各サンプル台33の上方には、サンプル4に光を照射す
る蛍光灯34が配置され、その光が利用者(商品購入
者)の目に入らないように反射カバー35が設けられて
いる。
【0005】サンプル台33の前面には、商品の種類
(COLD、HOT等)や価格等を表示したサブパネル
5が設けられ、透明パネル31の表面には、商品を選択
する選択ボタン6(押しボタン)が設けられている。ま
た、主扉3には、紙幣を挿入する紙幣挿入口7、硬貨を
投入する硬貨投入口8、挿入した紙幣や投入した硬貨を
返却する返却レバー9、釣銭を返却する釣銭返却口1
0、釣銭切れや投入金額等の表示を行う表示器11、商
品を取り出すための商品販売口12、及び施錠により主
扉3の開動作をロックするドアロック13のそれぞれが
配設されている。
【0006】図8は、展示スペース32内のサンプル4
と蛍光灯34の配置を示す。なお、図8においてはサン
プル台33の図示を省略している。サンプル4は、半透
明の樹脂材を用いて成形加工により実際の商品に準じた
外観及びサイズに作られており、実際の商品に似せた円
筒型や奥行きを小さくした略半円筒形(半割り形)にし
ている。そして、その表面には、販売する商品と同じ表
記及び配色による印刷(又はラベルの貼付)が施されて
いる。サンプル4の使用材料を半透明にすることで、光
の影が生じにくくなり、個々のサンプル4の全体を見や
すくすることができる。サンプル4の上方には、直管タ
イプの昼光色又は白色の蛍光灯34が横方向に取り付け
られており、周囲が暗いときに点灯する。
【0007】ところで、自動販売機においては、売り上
げの伸びない商品を売れ筋の商品に替えたり、新商品が
発売されたときには、他の商品との入れ替えが行われ
る。新発売された商品や、キャンペーンの対象になった
商品に対しては、他の商品と区別して何らかのアピール
を行う必要がある。このようなとき、従来は、「新発
売」、「新商品」、「キャンペーン中」等の文字が記載
されたシールや、特定のデザインが施されたシールをサ
ンプル4に貼り付け、人目を引くように配慮している。
或いは、新発売品やキャンペーン対象品を置く専用の場
所を予め決めておき、その周囲に多数の赤色LEDを一
定間隔に配置し、このLEDを順番に点灯したり、一斉
に点滅させたりして新発売品やキャンペーン対象品であ
ることをアピールできるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機の商品サンプル用光源によると、照明に蛍光灯が用
いられているために消費電力が大きく(例えば、60〜
100W)、更に寿命が短いために定期的な交換が必要
になるほか、その廃棄対策も考えなければならない。近
年、地球資源の有効利用や環境破壊が問題にされてお
り、電気機器の省エネルギー化が要望されており、照明
用光源の消費電力の低減が望まれている。また、蛍光灯
は設置スペースをとるため、展示スペースを小さくする
には制約がある。さらに、蛍光灯は発光色が白色、昼光
色など2〜3種類しかないため、マルチカラー的な表現
(表示駆動)をすることはできない。
【0009】また、上記したように、新発売やキャンペ
ーン対象のサンプルにシールを貼る方法は、剥がれ等が
生じたときには美観が損われ、却ってイメージダウンを
招くことがある。更に、商品が入れ替わる毎にシールの
貼り替えが必要になり、その人的労力や賃金を手当てす
る必要もある。
【0010】したがって、本発明の目的は、蛍光灯を用
いずに商品サンプルの照明や宣伝が行え、また、シール
を用いることなく宣伝が行えるようにする自動販売機の
商品サンプル用光源を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、自動販売機で販売する商品のサンプルに
照明光を照射するLEDランプを備えたことを特徴とす
る自動販売機の商品サンプル用光源を提供する。
【0012】この構成によれば、LEDランプは小型な
ためにサンプルに近接させて配設することができ、サン
プルを直接的に照明することが可能になると共に、蛍光
灯のような大型の光源が不必要になる。さらに、連続点
灯以外の点灯方法が実現できたり、マルチカラー化にも
対応できるため、照明としてだけでなく、商品宣伝がデ
ィスプレィ的に行えるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明による自動販売機
の商品サンプル用光源の第1の実施の形態を示す。図
中、図8に示したと同一であるものには、同一引用数字
を用いたので、以下においては重複する説明を省略す
る。
【0014】本発明による自動販売機の商品サンプル用
光源は、図1に示すように、光源にRGB(Red-Green-
Blue)LED(発光ダイオード)ランプ100a,10
0b,100cを用いて白色光の450nm以上の発光
スペクトルを得ている。RGBLEDランプ100a,
100b,100cは、サンプル4のそれぞれの下部に
発光面が上向きになるようにし、更に使用者から見えな
いようにして配設されている。RGBLEDランプ10
0a,100b,100cから光が照射されると、使用
者にとってサンプル4の全体が発光しているように見え
る。
【0015】蛍光灯に比べ、RGBLEDランプ100
a,100b,100cの光量は大きくはないが、展示
されているサンプル4のそれぞれに設けることにより、
実用上問題の無いレベルの光量を得ることができる。ま
た、LEDは半導体素子であるため、フィラメントを有
しないので長寿命(約8000時間)であり、かつ低消
費電力(蛍光灯の1/5〜1/10程度)なために経済
性に優れている。さらに、断線等が無いので半永久的に
使用できるため、メンテナンスフリーが可能になる。ま
た、蛍光灯は20mm程度の直径があるため、サンプル
4の奥行きを小さくすることはできなかったが、RGB
LEDランプ100a,100b,100cの使用によ
り、サンプル4の薄型化も可能になる。
【0016】図2は、サンプル4とRGBLEDランプ
100a,100b,100cの配置例を示す。ここで
は、サンプル4の下側から見た状態を示している。サン
プル4は略半円筒形を成しており、底板の部分は設けら
れていない。RGBLEDランプ100a,100b,
100cは、サンプル4に対する入射光の光量バランス
を考慮して配置され、光ムラが生じないようにしてい
る。RGBLEDランプ100a,100b,100c
は同一構成であり、LED素子101a,101b,1
01cを有している。一つのRGBLEDランプ100
aについて説明すると、LED素子101aはプラスチ
ック等によるパッケージ102に実装されており、この
パッケージ102には外部との接続を行うための複数の
リード103が引き出されている。この構造は、他のR
GBLEDランプ100b,100cでも同じである。
RGBLEDランプ100a,100b,100cは、
実装基板110にソケット又はハンダ付けにより実装さ
れ、実装基板110は主扉3に支持された固定部材20
0に取り付けられる。
【0017】また、LED素子101a,101b,1
01cのそれぞれは、1つのチップ上に赤色系LED素
子、緑色系LED素子、及び青色系LED素子の3つが
一体化されており、この3色のLED素子のアノード又
はカソードは共通接続され、電源端子又はグランド端子
に接続される。そして、共通接続されない端子は、個別
にグランド端子又は電源端子に接続される。3色のLE
D素子に同時に通電を行ったときには3色を混合した白
色光が得られ、任意の2色のLED素子を発光させれ
ば、2色混合の発光色が得られる。当然、1個のみを点
灯した場合は単色(赤、青、又は緑のモノカラー)とな
り、定められた発光色が得られる。
【0018】なお、RGBLEDランプ100a,10
0b,100cはサンプル4の下側に配設したが、上方
に配設することも、側面方向に配設することも、サンプ
ル4の裏側に配設することも可能である。或いは、蛍光
灯34が設けられていた位置に、複数個を横一列に所定
間隔に配設してもよい。
【0019】図3は、本発明の第2の実施の形態を示
す。サンプル4の背部に2つのRGBLEDランプ10
0a,100bを縦方向に配設し、サンプル4の照明を
行っている。RGBLEDランプ100a,100b
は、実装基板120に実装されており、この実装基板1
20は主扉3の前面に取り付けられている。この場合、
サンプル4はRGBLEDランプ100a,100bか
らの光がサンプル4の全体に均等に及ぶように、拡散効
果を高めるため、拡散効果を有する樹脂材料(素材)を
用いたり、拡散粉材を樹脂材に混入するのが望ましい。
また、図3においては、2つのRGBLEDランプ(1
00aと100b)を用いているが、サンプル4のサイ
ズが大きい(長い)場合には、3つ以上にすることもで
きる。
【0020】上記各実施の形態において、新発売品のサ
ンプルやキャンペーン対象品のサンプルであることを示
すには、RGBLEDランプ100a,100b,10
0c(図3の構成では2つ)がマルチカラーを発色でき
ることから、通常の商品を白色で照明し、新発売品のサ
ンプルやキャンペーン対象品のサンプルを通常の商品サ
ンプルとは異なる色、例えば、赤色、黄色、緑色、青
色、3色同時等で照明すればよい。或いは、RGBLE
Dランプ100a,100b,100cをつじょうの商
品サンプルとは異なる発光パターン、例えば、赤→黄色
→緑→青→赤→・・・のように、異なる色を順番に発光
させてもよい。この駆動方法については、後で詳しく説
明する。
【0021】また、自動販売機では、コーヒー、ココ
ア、緑茶等のように、冷した商品(コールド商品)と、
温めた商品(ホット商品)の2種類を販売できる機種が
ある。このような自動販売機においては、従来、コール
ド商品に対応する選択ボタン6を青色等の寒色系で色分
けし、ホット商品に対応する選択ボタン6を赤色等の暖
色系で色分けしたり、サブパネルにおいて色分けするこ
とが行われている。しかし、一般には、商品の選択はサ
ンプル4を見て行うため、選択ボタン6やサブパネルの
色分けに気づかず、間違った商品を選択してしまうこと
があった。これに対し、本発明では、コールド商品を寒
色系で照明でき、ホット商品を暖色系で照明できるの
で、サンプル4を見ただけで、コールド商品とホット商
品を間違いなく識別して選択することができる。
【0022】上記各実施の形態は、サンプル4の照明を
主な目的としているが、サンプル4の全体を光らせるこ
とができることから、発光色を他のサンプル4と異なら
せたり、点滅を行うことにより、新発売品、キャンペー
ン対象品、限定品等であることを示す宣伝効果を得るこ
ともできる。しかし、これだけでは、新発売品やキャン
ペーン対象品であることを示す表現としては、ややイン
パクトが弱い。そこで、或るサンプルが新発売品やキャ
ンペーン対象品であることを強烈に示すことのできる構
成を、以下に図面を示して説明する。
【0023】図4は、本発明による自動販売機の商品サ
ンプル用光源の第3の実施の形態を示す。サンプル4は
略半円筒形に加工されており、その輪郭(周縁)に沿っ
て棒状で逆U字形の導光体300がサンプル4に密着状
態に取り付けられている。導光体300は、それ自身が
光っている様に目立たせることで宣伝効果が高められる
ので、拡散性を高めた素材を用い、或いは構成(形状、
サイズ等)にするのが望ましい。導光体300の両端に
は、RGBLEDランプ100a,100bが近接配置
され、RGBLEDランプ100a,100bからの光
を導光体300に入光させることができる。導光体30
0を照明するRGBLEDランプ100a,100bを
発光させるに際しては、他のサンプル4に比べて目立つ
ように、発光色を他のサンプル4とは異ならせたり、導
光体300が取り付けられたサンプル4のみを点滅させ
たり、点灯と消灯を不規則な時間間隔で行ったり、或い
は異なる色で順番に発光(マルチカラー発光)させる等
の方法により駆動する。この駆動方法の具体例について
は、後述する。
【0024】図4の構成によれば、サンプル4を漠然と
照明する場合に比べ、表示内容や表現力を高めることが
できるため、特定のサンプルを他のサンプルよりも目立
つようにすることができ、新発売品、キャンペーン商
品、限定品等の宣伝効果を高めることができる。また、
導光体300の形状はU字形又はこれに準じたものであ
るため、商品(サンプル)の外形デザインに合わせるこ
とが容易であり、適用対象品が限定されにくいという利
点もある。
【0025】図5は、本発明の自動販売機の商品サンプ
ル用光源の制御系を示す。図5には光源の制御を行う構
成のみが示され、自動販売を行うための制御系(モー
タ、リレー等の駆動制御、料金清算処理、商品の在庫チ
ェック、故障チェック等)の構成については図示を省略
している。また、ここでは3つのRGBLEDランプ1
00a、100b、100cを駆動する場合について説
明する。RGBLEDランプ100aのLED素子10
1aは、赤色系LED素子21、緑色系LED素子2
2、青色系LED素子23の3つが1つのチップ上に設
けられた構成であり、これらLED素子21、22、2
3はLED駆動部51によって駆動される。同様に、R
GBLEDランプ100bのLED素子101bは、赤
色系LED素子24、緑色系LED素子25、青色系L
ED素子26の3つが1つのチップ上に設けられた構成
であり、RGBLEDランプ100cのLED素子10
1cは、赤色系LED素子27、緑色系LED素子2
8、青色系LED素子29の3つが1つのチップ上に設
けられた構成である。LED素子101b,101cも
LED駆動部51によって駆動される。
【0026】LED駆動部51はCPUや半導体メモリ
(ROM及びRAM)を備えた制御部52によって制御
され、この制御部52にはテンキー53a及びセットキ
ー53bを備えた操作部53が接続されている。さら
に、制御部52には、自動販売機の周囲の明るさを検出
するためのセンサ54、表示駆動部55が接続されてい
る。表示駆動部55にはディスプレィ(液晶表示器)5
6が接続されており、表示駆動部55は制御部52の制
御のもとにディスプレィ56を動作させ、画面に文字、
数字、記号等を表示する。操作部53、ディスプレィ5
6及び図示せぬ電源スイッチ等は、自動販売機の運営に
関与しない他人の操作を防止するため、主扉3の内側等
の人目に触れない場所に設置されている。その他のLE
D駆動部51、制御部52、及び表示駆動部55は、販
売機本体2内のプリント基板(図示せず)上に搭載され
ている。
【0027】図6は図5の制御系の動作を示し、図中の
Sはステップを表している。自動販売機が電源オンの状
態にあるとき、操作部53のセットボタン53bを押下
すると(S601)、制御部52は個々のサンプル4の
照明内容を設定するための処理を開始する。セットボタ
ン53bの押下が無いときには、他の処理が実行される
(S602)。セットボタン53bが押されたとき、制
御部52は表示駆動部55を制御し、操作者が次に行う
べき内容(「サンプルを指定して下さい」等のガイドメ
ッセージ)をディスプレィ56に表示する。操作者はデ
ィスプレィ56に表示されたガイドメッセージに従って
操作部53を操作する(S603)。例えば、図7に示
したように、27個のサンプル4が有るとすると、記号
「#」と数字の組み合わせによる「#01,#02,・
・・#27」を入力コマンドとして設定しておき、27
個のどのサンプル4が対象かを指定できるようにする。
これらは、印刷シールにして操作部53の近傍に張り付
けておけば、取扱説明書を見なくとも、入力操作を支障
なく行うことができる。
【0028】#01→サンプル1 #02→サンプル2 〜 #26→サンプル26 #27→サンプル27
【0029】操作部53のテンキー53aの数字キーと
記号キー(ここでは、#キー)を操作者が操作すること
により上記した入力コマンドが入力される(S60
3)。この入力操作に対して、制御部52は入力内容を
操作者に確認させるため、ディスプレィ56に「シテイ
ハ サンプル1デ ヨロシイデスカ?(指定はサンプル
1でよろしいですか?)」等の確認用メッセージを表示
する(S604)。入力した内容に間違いがない場合、
操作者はセットボタン53bを押下し、指定処理を完了
させる(S605)。入力に間違いがあった場合、操作
者は「*」キーを押しながらセットボタン53bを押下
し、リセットを行う。これにより処理はS503に戻さ
れる。次に、制御部52は、次の操作内容をガイドメッ
セージとしてディスプレィ56に表示する(S60
6)。例えば、「ハッコウショク ヲ シテイシテクダ
サイ(発光色を指定して下さい)」のような内容のガイ
ドメッセージを表示する。このガイドメッセージに従っ
て、操作者は発光色を指定するための入力操作を実行す
る。この場合のコマンド例を示せば、以下の通りであ
る。
【0030】発光色指定のための入力コマンドは、例え
ば、上記コマンドにおける記号「#」とは異なる記号
「*」と数字を割り当てることにより可能である。即
ち、 *□□*01=白色の発光 *□□*02=赤色のみの発光 *□□*03=緑色のみの発光 *□□*04=青色のみの発光 *□□*01=オレンジ色の発光 *□□*02=黄色の発光 *□□*03=ピンク色の発光 *□□*04=2色に変化する発光(第1色→第2色→
第1色) *□□*05=3色に変化する発光(第1色→第2色→
第3色→第1色) などのモードを設定することができる。これらの設定内
容は、メーカーにおいて製造時に制御部52のROMに
記憶される。
【0031】さらに、□□の部分では、連続点灯、点滅
点灯等の動作内容を指定することができる。具体例を示
せば以下のようになる。 □□→00=常時連続点灯 □□→01=常時点滅点灯 □□→02=一定時間連続点灯と一定時間点滅点灯の組
み合わせ □□→03=昼間のみの連続点灯 □□→04=昼間のみの点滅点灯 □□→05=昼間のみの一定時間毎の連続点灯と点滅点
灯の繰り返し □□→06=夜間のみの連続点灯 □□→07=夜間のみの点滅点灯 □□→08=夜間のみの一定時間毎の連続点灯と点滅点
灯の繰り返し
【0032】このようにして入力された内容は、その可
否の応答を使用者から得るために、ディスプレィ56に
表示される(S607)。例えば、「*01*01でヨ
ロシイデスカ?」の表示が行われる。この表示内容で間
違いがない場合、操作者はセットボタン53bを押下
し、指定処理を完了させる(S608)。一方、入力に
間違いがあった場合、操作者は「*」キーを押しながら
セットボタン53bを押下してリセットを行えば、処理
はS607に戻される。指定が完了すると(S60
8)、他のサンプルに対してS603〜S608の処理
を行うか否かのガイドメッセージをディスプレィ56に
表示し、操作者に可否を促す(S609)。操作者が終
了を指示(例えば、操作部53のテンキー53aの
「#」キーを押しながらセットボタン53bを押下する
操作で行える)すると、S603〜S608で指定した
サンプル4において、RGBLEDランプ100a,1
00b,100cは指定内容に従って点灯制御される
(S610)。
【0033】このように、図5及び図6に示した制御に
より、図1、図3、及び図4に示したようにRGBLE
Dランプ(100a,100b,100c)を配置した
場合でも、マルチカラーによる多彩な発光内容を得るこ
とができる。しかも、発光制御は汎用のハードウェアを
用いた制御系の構成により達成でき、かつ簡単なソフト
ウェアにより実現することができる。
【0034】なお、上記した記号と数字によるコマンド
の組み合わせは、キー数の少ないテンキーを用いたため
であり、英字やカナによる入力が可能なキーボードを用
いることができる場合には、更に自由度の高い設定が可
能になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動販売
機の商品サンプル用光源によれば、小型を特徴とするL
EDランプは、サンプルに近接させて配設し、サンプル
を直接的に照明することが可能になるため、蛍光灯のよ
うな大型の光源が不要になる。さらに、RGBLEDラ
ンプを用いることによって、連続点灯以外の点灯方法が
可能になるほか、マルチカラー化にも対応できるため、
照明としてだけでなく、商品宣伝がディスプレィ的に表
現できるようになる。また、LEDランプは、長寿命で
低消費電力であるために、経済性の向上、及びメンテナ
ンスフリーが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の虫除け用光源の第1
の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1のサンプルと各RGBLEDランプの配置
例を示す底面図である。
【図3】本発明による自動販売機の商品サンプル用光源
の第2の実施の形態を示す断面図である。
【図4】本発明による自動販売機の商品サンプル用光源
の第3の実施の形態を示す断面図である。
【図5】本発明の自動販売機の商品サンプル用光源の制
御系の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の制御系の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】自動販売機の一例を示す正面図である。
【図8】図7の展示スペース内のサンプルと蛍光灯の配
置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 販売機本体 3 主扉 4 サンプル 6 選択ボタン 10 釣銭返却口 12 商品販売口 21,24,27 赤色系LED素子 22,25,28 緑色系LED素子 23,26,29 青色系LED素子 32 展示スペース 52 制御部 100a,100b,100c,200 RGBLED
ランプ 101a,101b,101c,201 LED素子 102,202 プラスチックパッケージ 110,210 実装基板
フロントページの続き (72)発明者 加藤 洋志 東京都練馬区向山2−6−8 株式会社光 波内 Fターム(参考) 3E044 AA01 EB03 EB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機で販売する商品のサンプルに
    照明光を照射するLEDランプを備えたことを特徴とす
    る自動販売機の商品サンプル用光源。
  2. 【請求項2】 前記LEDランプは、前記サンプルの下
    側エッジ部分、背面、又は輪郭部分に前記照明光を照射
    することを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品
    サンプル用光源。
  3. 【請求項3】 前記LEDランプは、複数の前記サンプ
    ルのそれぞれに複数の前記LEDランプによって前記照
    明光を照射することを特徴とする請求項1記載の自動販
    売機の商品サンプル用光源。
  4. 【請求項4】 前記LEDランプは、前記サンプルの輪
    郭に沿った形状の導光体を介して前記サンプルに前記照
    明光を照射することを特徴とする請求項1記載の自動販
    売機の商品サンプル用光源。
  5. 【請求項5】 前記LEDランプは、赤色系LED素
    子、緑色系LED素子、及び青色系LED素子を備えた
    RGBLEDランプであることを特徴とする請求項1記
    載の自動販売機の商品サンプル用光源。
  6. 【請求項6】 前記RGBLEDランプは、白色、モノ
    カラー、又はマルチカラーによる発光を選択することを
    特徴とする請求項5記載の自動販売機の商品サンプル用
    光源。
  7. 【請求項7】 前記RGBLEDランプは、前記サンプ
    ルが新発売品、キャンペーン対象品、限定品に対応する
    とき、他のサンプルとは異なる発光形態又は発色形態に
    より駆動されることを特徴とする請求項5記載の自動販
    売機の商品サンプル用光源。
  8. 【請求項8】 前記RGBLEDランプは、前記サンプ
    ルがコールド商品の場合には青色系の発光を行い、前記
    サンプルがホット商品の場合には赤色系の発光を行うこ
    とを特徴とする請求項5記載の自動販売機の商品サンプ
    ル用光源。
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