JP2003343882A - エンジン駆動式空調装置 - Google Patents

エンジン駆動式空調装置

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JP2003343882A JP2003075918A JP2003075918A JP2003343882A JP 2003343882 A JP2003343882 A JP 2003343882A JP 2003075918 A JP2003075918 A JP 2003075918A JP 2003075918 A JP2003075918 A JP 2003075918A JP 2003343882 A JP2003343882 A JP 2003343882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コスト低廉化に有利であり、更に、上ユニット
の水が配管挿通孔から下ユニット内に進入することを防
止するのに有利であり、下ユニットの部品の劣化を抑え
るのに貢献できるエンジン駆動式空調装置を提供する。 【解決手段】エンジン駆動式空調装置は、下ユニット1
の上に上ユニット4を載せて組み付けられている。下ユ
ニット1は複数の上ユニット4に対して共通化されてい
る。下ユニット1は、エンジンとコンプレッサと下側配
管55と下ハウジングとを有する。上ユニット4は、下
側配管55に繋がる上側配管45と上ハウジング40と
を有する。上ユニット4の底パネル41は、他の部分よ
りも上向きに膨出された膨出壁部56を有する。膨出壁
部56は、これの厚み方向に貫通すると共に下側配管5
5及び上側配管45のうちの少なくとも一方が挿通され
る配管挿通孔57を有する。配管挿通孔57は、膨出壁
部56の膨出により上ユニット4の底パネル41のうち
膨出壁部56以外の部位よりも持ち上げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジン駆動式空調
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン駆動式空調装置は、エンジンに
よって駆動したコンプレッサにより冷媒を圧縮し、ヒー
トポンプにより空調を行うものである。特開平8−14
694号公報には、ハウジングの下側に、エンジンと、
エンジンにより駆動され冷媒を圧縮するコンプレッサ
と、コンプレッサから導出された下側冷媒管とを搭載す
ると共に、ハウジングの上側に、下側冷媒管に繋がる上
側冷媒管と、上側冷媒管に繋がり冷媒と熱交換する熱交
換器とを搭載しているエンジン駆動式空調装置が開示さ
れている。
【0003】またエンジン駆動式空調装置ではなく、電
気モータによって駆動したコンプレッサにより冷媒を圧
縮し、ヒートポンプにより空調を行う電気モータ駆動式
空調装置において、特公平6−60753号公報に開示
されているように、コンプレッサを有する機械ユニット
と、熱交換器及び送風機を有する熱交換ユニットとを有
し、上側の熱交換ユニットを下側の機械ユニットに載せ
て組み付ける技術が知られている。このものでは、上側
の熱交換ユニットと下側の機械ユニットとを個々に生産
しておき、顧客の要請に応じて、熱交換ユニットと機械
ユニットとを組み合わせることができる。
【0004】
【特許文献1】特開平8−14694号公報
【特許文献2】特公平6−60753号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平8−1
4694号公報に係るエンジン駆動式空調装置は、ユニ
ットは全体で一体化されており、上ユニットを下ユニッ
トに載せて組み付けるものではない。
【0006】また上記した特公平6−60753号公報
に係る空調装置によれば、上側の熱交換ユニットを下側
の機械ユニットに載せて組み付けることにしているた
め、顧客の要請に応じて、熱交換ユニットと機械ユニッ
トとを組み合わせることができる利点が得られる。しか
しながら上記した特公平6−60753号公報に係る空
調装置は、エンジンで駆動されるエンジン駆動式空調装
置ではなく、電気モータによって駆動したコンプレッサ
により冷媒を圧縮し、ヒートポンプにより空調を行う電
気モータ駆動式空調装置である。
【0007】更に特公平6−60753号公報に係る空
調装置によれば、下側の機械ユニットに搭載されている
コンプレッサで圧縮された冷媒を上側の熱交換器ユニッ
トに供給する必要があるが、このため下側の機械ユニッ
トの天井パネルにこれを厚み方向に貫通する冷媒管挿通
孔を形成し、そして、冷媒を流す冷媒管を下側の機械ユ
ニットの天井パネルの冷媒管挿通孔に挿通させ、上側の
熱交換器ユニットに接続することにしている。
【0008】ところで、上側の熱交換ユニットの底には
雨水や結露水等の水が溜まることが往々にしてある。こ
の場合、上記した特公平6−60753号公報に係る空
調装置によれば、下側の機械ユニットの天井パネルに貫
通状態の冷媒管挿通孔が形成されているため、上側の熱
交換ユニットに溜まった水が冷媒管挿通孔を通過し、下
側の機械ユニット内に進入するおそれがある。この場
合、下側の機械ユニットの部品の劣化を促進させるおそ
れがある。
【0009】本発明は上記した実情に鑑みてなされたも
のであり、第1発明によれば、ガスエンジンを搭載した
下ユニットを、熱交換器を搭載した複数の上ユニットに
対して共通化することができ、コスト低廉化に有利なエ
ンジン駆動式空調装置を提供することを課題とするにあ
る。第2発明によれば、更に、上ユニットの水が冷媒挿
通孔等の配管挿通孔から下ユニット内に進入することを
防止するのに有利であり、下ユニットの部品の劣化を抑
えるのに貢献できるエンジン駆動式空調装置を提供する
ことを課題とするにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るエンジン
駆動式空調装置は、エンジンと、エンジンにより駆動さ
れ冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配管と、エンジ
ン、コンプレッサ、下側配管を搭載した下ハウジングと
を有する下ユニットと、下側配管に繋がる上側配管と、
冷媒と熱交換する熱交換器と、上側配管、熱交換器を搭
載する上ハウジングとを有する上ユニットとで構成され
ており、上ユニットは下ユニットの上に載せて組み付け
られていることを特徴とするものである。
【0011】第1発明に係るエンジン駆動式空調装置に
よれば、上ユニットは下ユニットの上に載せて組み付け
られている。このためエンジンを搭載した下ユニット
を、熱交換器を搭載した上ユニットに対して共通化する
ことができる。
【0012】更に、上ユニットは下ユニットに対面する
底パネルを有することができる。この場合には、仮に上
ユニットの底パネルに水が存在したとしても、上ユニッ
トの底パネルはエンジンの熱気で暖められやすいため、
上ユニットの底パネルの水の乾燥が促進される。故に上
ユニットの底パネルの水が下ユニット内に進入すること
は抑制される。
【0013】第2発明に係るエンジン駆動式空調装置
は、エンジンと、エンジンにより駆動され冷媒を圧縮す
るコンプレッサと、下側配管と、エンジン、コンプレッ
サ、下側配管を搭載した下ハウジングとを有する下ユニ
ットと、下ユニットの上に載せて組み付けられ、下側配
管に繋がる上側配管と、冷媒と熱交換する熱交換器と、
上側配管、熱交換器を搭載する上ハウジングとを有する
上ユニットとで構成されており、上ユニットの上ハウジ
ングの底パネルは、底パネルの他の部分よりも上向きに
膨出された膨出壁部を有しており、膨出壁部は、膨出壁
部をこれの厚み方向に貫通すると共に下側配管及び上側
配管のうちの少なくとも一方が挿通される配管挿通孔を
有し、配管挿通孔は膨出壁部の膨出により上ユニットの
底パネルのうち膨出壁部以外の部位よりも持ち上げられ
ていることを特徴とするものである。
【0014】第2発明に係るエンジン駆動式空調装置に
よれば、上ユニットの底パネルに形成されている配管挿
通孔は、膨出壁部の膨出により上ユニットの底パネルの
うち膨出壁部以外の部位よりも持ち上げられている。こ
のため、仮に上ユニットの底パネルに水が存在したとし
ても、その水が配管挿通孔を通って下ユニット内に進入
することは抑制される。
【0015】
【発明の実施の形態】上ユニットが下ユニットに工場で
の製造時または施工時に組み付けられる。このため、上
ユニットと下ユニットとを個々に生産しておき、顧客の
要請に応じて、上ユニットと下ユニットとを組み合わせ
ることができる。下ユニットは、エンジンと、エンジン
により駆動され冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配
管と、エンジン、コンプレッサ、下側配管を搭載した下
ハウジングとを有する。下側配管はパイプでも良いしホ
ースでも良い。コンプレッサから導出された下側配管
は、下側冷媒管となる。エンジンからの排気ガスを排出
するために導出された下側配管は、下側排気管となる。
ラジエータ等の冷却系から導出された下側配管は、下側
冷却水ホースとなる。
【0016】上ユニットは下ユニットの上に載せて組み
付けられる。上ユニットは、下側配管に繋がる上側配管
と、冷媒と熱交換する熱交換器と、上側配管、熱交換器
を搭載する上ハウジングとを有する。上側配管はパイプ
でも良いし、ホースでも良い。下側配管がコンプレッサ
に繋がる下側冷媒管であるときには、上側配管は、下側
冷媒管に接続される上側冷媒管となる。冷媒管は冷媒が
通る管を意味する。下側配管がエンジンに繋がる下側排
気管であるときには、上側配管は下側排気管に接続され
る上側排気管となる。下側配管がラジエータに繋がる下
側冷却水ホースであるときには、上側配管は下側冷却水
ホースに接続される上側冷却水ホースとなる。
【0017】上ユニットの上ハウジングの底パネルは、
好ましくは、この底パネルの他の部分よりも上向きに膨
出された膨出壁部を有している。膨出壁部は、膨出壁部
をこれの厚み方向に貫通すると共に下側配管及び上側配
管のうちの少なくとも一方が挿通される配管挿通孔を有
する。配管挿通孔は膨出壁部の膨出により上ユニットの
底パネルのうち膨出壁部以外の部位よりも持ち上げられ
ている。なお膨出壁部の膨出高さとしては適宜選択する
ことができる。なお、上ユニットの底パネルの膨出壁部
の配管挿通孔には、下ユニットの下側配管及び上ユニッ
トの上側配管のうちの少なくとも一方を挿通することが
できる。従って、下側配管及び上側配管のうちの双方ま
たは一方を配管挿通孔に挿通することもできる。
【0018】本発明の好ましい形態によれば、上ユニッ
トの底パネルの膨出壁部に形成された配管挿通孔の周縁
には、筒部として機能するバーリング筒部が上向きに立
設されている。上ユニットの底パネルに水が存在したと
しても、バーリング筒部の立設により、その水が配管挿
通孔を経て下ユニット内に進入することは一層抑制され
る。
【0019】本発明の好ましい形態によれば、下ユニッ
トの下側配管及び上ユニットの上側配管のうちの少なく
とも一方が上ユニットの底パネルの膨出壁部の配管挿通
孔に挿通された状態で、バーリング筒部の上方及びバー
リング筒部の外側を覆う傘部をもつシール部材が装着さ
れている形態を採用できる。上ユニットの底パネルに水
が存在したとしても、シール部材により、その水が配管
挿通孔を経て下ユニット内に進入することは一層抑制さ
れる。
【0020】従って本発明の好ましい形態によれば、下
ユニットの下側冷媒管及び上ユニットの上側冷媒管のう
ちの少なくとも一方が上ユニットの底パネルの膨出壁部
の配管挿通孔に挿通された状態で、バーリング筒部の上
方及びバーリング筒部の外側を覆う傘部をもつシール部
材が装着されている形態を採用できる。上ユニットの底
パネルに水が存在したとしても、シール部材により、そ
の水が配管挿通孔を経て下ユニット内に進入することは
一層抑制される。
【0021】本発明の好ましい形態によれば、下ユニッ
トの下側排気管及び上ユニットの上側排気管のうちの少
なくとも一方が上ユニットの底パネルの膨出壁部の配管
挿通孔に挿通された状態で、バーリング筒部の上方及び
バーリング筒部の外側を覆う傘部をもつシール部材が装
着されている形態を採用できる。仮に上ユニットの底パ
ネルに水が存在したとしても、シール部材により、その
水が配管挿通孔を経て下ユニット内に進入することは一
層抑制される。
【0022】本発明の好ましい形態によれば、下ユニッ
トの下側冷却水ホース及び上ユニットの上側冷却水ホー
スのうちの少なくとも一方が上ユニットの底パネルの膨
出壁部の配管挿通孔に挿通された状態で、バーリング筒
部の上方及びバーリング筒部の外側を覆う傘部をもつシ
ール部材が装着されている形態を採用できる。仮に上ユ
ニットの底パネルに水が存在したとしても、シール部材
により、その水が配管挿通孔を経て下ユニット内に進入
することは一層抑制される。
【0023】本発明の好ましい形態によれば、上ユニッ
トの底パネルの膨出壁部は、下ユニットの電気系部品と
上ユニットの電気系部品とを繋ぐ配線を挿通する配線挿
通孔を有し、配線が上ユニットの電気系部品から下ユニ
ットの電気系部品に向かうにつれて配線を部分的に持ち
上げて保持する配線保持具が配線挿通孔に取り付けられ
ている形態を採用できる。本空調装置の使用時には、上
ユニットに存在する水が配線を伝って流下するときがあ
る。この場合、配線が上ユニットの電気系部品から下ユ
ニットの電気系部品に向かうにつれて配線を部分的に持
ち上げられているため、配線を伝って流下する水は、重
力の関係で、配線挿通孔から下ユニット内に進入するこ
とが抑制される。
【0024】本発明の好ましい形態によれば、下ユニッ
トは天井パネルを有し、上ユニットの底パネルの膨出壁
部と下ユニットの天井パネルとの間に、下ユニットのエ
ンジンの駆動音を上ユニット内に案内する駆動音伝搬通
路が形成されている。故にエンジンの駆動音の低減に有
利である。駆動音伝搬通路の入口と出口とは距離を有し
て離間していることが好ましい。これにより駆動音の伝
搬距離を増加でき、エンジンの駆動音の低減に一層有利
である。駆動音伝搬通路内には、吸音材料で形成された
遮音性を高める遮音インシュレータが配置されているこ
とが好ましい。
【0025】本発明の好ましい形態によれば、下ユニッ
トは、上ユニットの底パネルの膨出壁部にこれの下方で
対面する対面壁を有し、対面壁にはこれの厚み方向に貫
通する通孔が形成されており、通孔に取り付けた配線取
付具により配線は下ユニットの天井パネルに取り付けら
れている形態を採用できる。上ユニットの底パネルの膨
出壁部は対面壁を覆っているため、対面壁の通孔から下
ユニットへの水進入は抑制される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1及び図2は側面パネルを外して内部構
造を透視した全体構成を示す。本実施例に係るエンジン
駆動式空調装置はガスエンジン駆動式空調装置(GH
P)と呼ばれるものであり、下ユニット1と、下ユニッ
ト1の上側に載せて組み付けられた上ユニット4とで構
成されている。下ユニット1の下ハウジング10は、底
パネル11と支柱12と天井パネル13とを有すると共
に、機関室14と制御室15とをもつ。図1に示すよう
に、下ユニット1の機関室14には、燃料ガスの燃焼で
駆動するエンジン16と、エンジン16を底パネル11
に支持する防振ゴム17と、エンジン16によりエンド
レスベルト18を介して回転駆動され冷媒を圧縮する複
数のコンプレッサ19と、エンジン16に使用されるエ
ンジンオイルを貯留するオイルタンク20と、エンジン
16の下側に設けられエンジンオイルを受けるオイルパ
ン23と、エンジン冷却水の流路を切り替える電動三方
弁25と、吐出温度センサ27と、エンジン16の冷却
水の液温を検出する水温センサ28と、ガスミキサ29
と、排気熱交換器30と、図2に示すようにオイルフィ
ルタ21と、エンジン油圧スイッチ22と、エンジン1
6に供給する吸気を清浄化するエアクリーナ24とが搭
載されている。
【0027】図1に示すように、下ハウジング10の制
御室15には電源ユニット31と、制御基板32とが設
けられている。即ち下ユニット1には、エンジン系部
品、冷媒系部品、電気制御系部品、燃料系部品、吸気系
部品が搭載さてている。
【0028】図1に示すように、上ユニット4の上ハウ
ジング40は、底パネル41と支柱42と天井パネル4
3とを有する。上ユニット4の底パネル41は上ハウジ
ング40の底を形成する。上ユニット4には、室外側の
熱交換器44、エンジン16を冷却する冷却水が流れる
ラジエータ50と、上方に開放する通風口46に設けら
れたファン47と、図2に示すようにファン47を回転
駆動させるモータ48と、吸気サイレンサ49とが搭載
されている。
【0029】本実施例によれば、複数の型式のエンジン
駆動式空調装置について下ユニット1が共通されてい
る。そしてエンジン16やコンプレッサ19を有する下
ユニット1を共通化しつつ、顧客の要請に応じて、上ユ
ニット4の能力(熱交換能力)のみを変更し、変更した
上ユニット4を下ユニット1に載せて組み付ければ、エ
ンジン駆動式空調装置の出力を変更することができる。
このようにエンジン駆動式空調装置の出力を変更すべく
上ユニット4の能力を変更するにあたり、複数種類の上
ユニット4において、上ユニット4の外サイズ、下ユニ
ット1に対する上ユニット4の取付部の位置を同一にし
つつ、例えば、上ユニット4に搭載されている熱交換器
44の熱交換容量、上ユニット4に搭載されているファ
ン47の送風量を変更する等の形態を採用することがで
きる。
【0030】図3は下ユニット1に上ユニット4を組み
付ける前の状態の要部を示す。図3では下ユニット1の
下ハウジング10と上ユニット4の上ハウジング40と
の明確化のため、多数の搭載部品は省略されている。図
3に示すように下ユニット1の天井パネル13には、冷
媒往路及び冷媒復路をそれぞれ構成する剛体パイプから
形成された2個の下側冷媒管55(配管)が下ユニット
1の天井パネル13の通孔13rを経て上向きに直管状
に突き出ている。更に図3に示すように、2個の下側冷
却水ホース67(配管)が下ユニット1の天井パネル1
3の通孔13tを経て上向きに突き出ている。下側冷却
水ホース67は、エンジン16を冷却するためのラジエ
ータ50の冷却水を流すものであり、エンジン16とラ
ジエータ50に繋がる。
【0031】図4は上ユニット4の上ハウジング40の
底パネル41付近の構造を示す。図4に示すように、上
ユニット4の金属製の底パネル41には、金属製の膨出
壁部56がプレス成形により一体的に形成されている。
図4に示すように、膨出壁部56は周囲に傾斜壁56r
を有しており、上ユニット4の底パネル41の他の部分
の底面41bよりも上向きに高さH1となるように膨出
されている。なお上ユニット4の底パネル41の隅部に
は、ドレン系に排水するためのドレン孔41xが形成さ
れている。
【0032】図6から理解できるように、上ユニット4
の膨出壁部56には、膨出壁部56をこれの厚み方向に
貫通する冷媒管挿通孔57(配管挿通孔)が形成されて
いる。冷媒管挿通孔57に下側冷媒管55が上向きに突
出されている。図6に示すように、冷媒管挿通孔57
は、膨出壁部56の膨出により上ユニット4の底パネル
41のうち膨出壁部56以外の底面41bよりも、高さ
H1相当するぶん持ち上げられている。上ユニット4の
通風口46から差し込んだ雨水、熱交換器44で結露し
た水等の水は、上ユニット4の底パネル41の底面41
bにまで移入することがある。このように水が上ユニッ
ト4の底パネル41の底面41bに存在するときであっ
ても、冷媒管挿通孔57が底パネル41の他の部分の底
面41bよりも持ち上げられているため、冷媒管挿通孔
57に水が進入し、冷媒管挿通孔57を経て下ユニット
1内に進入することは抑えられる。
【0033】本実施例によれば、図6に示すように、上
ユニット4の底パネル41の膨出壁部56に形成された
冷媒管挿通孔57の周縁には、冷媒管挿通孔57を1周
するように円筒形状をなす筒部として機能する金属製の
バーリング筒部6が上向きに同軸的に立設されている。
バーリング筒部6はバーリング加工により形成された筒
部である。バーリング筒部6は冷媒管挿通孔57の遮水
壁としても機能することができる。このため上ユニット
4の底パネル41の底面41bに水が存在したとして
も、その水が冷媒管挿通孔57を経て下ユニット1内に
進入することは一層抑制される。
【0034】図5に示すシール部材7は、冷媒管挿通孔
57をシールするためのものである。シール部材7は樹
脂またはゴム等で形成されており、図5に示すように、
第1透孔71をもつ円筒形状をなす第1基部72と、第
1基部72の内周面に突設されたリング形状をなす複数
のシール突起73と、第1基部72から径外方向に延設
された円筒形状をなす第1傘部74と、第1爪部76を
もつ円筒形状をなすと共に冷媒管挿通孔57の内側に差
し込まれる円筒形状の第1差込部75とを有する。
【0035】シール突起73は第1基部72の軸長方向
に沿って直列に複数個突設されており、図6に示すよう
に下側冷媒管55の外周面55oに圧接し、冷媒管挿通
孔57におけるシール性を確保する。シール突起73が
第1基部72の軸長方向に沿って直列に複数個突設され
ているため、シール部材7の下側冷媒管55に対する挿
入性を維持しつつシール性を高めることができる。
【0036】シール部材7の第1差込部75は、断面に
おいてリング形状の円弧凹面75aを有するため、第1
差込部75の過剰剛性化が防止され、第1差込部75の
径方向(矢印X1方向)における第1差込部75の弾性
変位性が確保され、第1差込部75の差込性が確保され
ている。図5に示すように、シール部材7の第1傘部7
4は、第1基部72の径外方向に延設されたリング状の
第1横方延設部74aと、第1横方延設部74aの外縁
から下方に向かう円筒形状をなす第1下方延設部74c
とを有する。
【0037】図6は、下ユニット1の上面に上ユニット
4を載せて組み付けると共に、下ユニット1の下側冷媒
管55(配管)と上ユニット4の上側冷媒管45(配
管)とがろう材45vにより接続されていると共に、下
ユニット1の下側冷媒管55が上ユニット4の底パネル
41の膨出壁部56の冷媒管挿通孔57に挿通された状
態を示す。図6に示す状態では、シール部材7の第1傘
部74はバーリング筒部6の上方及びバーリング筒部6
の外側を覆っている。このため、仮に上ユニット4の底
パネル41の底面41bに水が存在したとしても、その
水が冷媒管挿通孔57を経て下ユニット1内に進入する
ことは一層抑制される。シール部材7の取り付け状態で
は、図6に示すように、シール部材7の第1爪部76は
冷媒管挿通孔57の周縁に係止して外れ止めされてい
る。シール部材7の第1下方延設部74cの下端は膨出
壁部56に当接しているが、これに限られるものではな
く、隙間が形成されていても良い。なおバーリング筒部
6の内周面とシール部材7の第1基部72の外周面との
間に微小隙間を形成しても良い。この場合、シール部材
7の矢印X1方向の相対変位が確保され、組み付け作業
が一層楽になる。
【0038】本実施例によれば、図6に示すように、下
側冷媒管55の上部の接合部55nは直管形状とされて
いる。上ユニット4の上側冷媒管45の下部の接合部4
5nは直管形状とされており、上側冷媒管45(配管)
の下端の外径は絞られて小さくされ、下側冷媒管55の
内周面に嵌合している。上記したように下側冷媒管55
の上部の接合部55nは直管形状であるため、円筒形状
のシール部材7を下側冷媒管55にこれの上部の接合部
55n側から嵌合させるのに有利となる。万一、下側冷
媒管55の上部の接合部55nがこれの外径方向に拡管
された拡管形状であるときには、拡管形状が邪魔とな
り、円筒形状のシール部材7を下側冷媒管55の上部の
接合部55nに嵌合するのに不利となる。
【0039】さて図4に示すように、エンジン16を冷
却するための冷却水を流す下側冷却水ホース67(配
管)が下ユニット1に搭載されている。上側冷却水ホー
ス69(配管)が上ユニット4に搭載されている。図4
に示すように、上ユニット4の底パネル41の底パネル
41の膨出壁部56には、下側冷却水ホース67を通す
べく、膨出壁部56をこれの厚み方向に貫通するように
ホース挿通孔58(配管挿通孔)が形成されている。ホ
ース挿通孔58は、膨出壁部56の膨出により上ユニッ
ト4の底パネル41のうち膨出壁部56以外の底面41
bよりも、高さH1相当するぶん持ち上げられている。
仮に水が上ユニット4の底パネル41の底面41bに存
在するときであっても、ホース挿通孔58が底パネル4
1の他の部分の底面41bよりも持ち上げられているた
め、ホース挿通孔58に水が進入し、ホース挿通孔58
を経て下ユニット1内に進入することは抑えられる。
【0040】上記したホース挿通孔58についても、前
述同様に円筒形状をなす金属製のバーリング筒部6が上
向きに同軸的に立設されており、従って、上ユニット4
の底パネル41の底面41bに水が存在したとしても、
その水がホース挿通孔58を経て下ユニット1に進入す
ることは一層抑制される。更にホース挿通孔58につい
てもシール部材7が用いられてシールされているため、
ホース挿通孔58に水が進入することが抑えられてい
る。なお、下ユニット1の上面に上ユニット4が載せて
組み付けられたときには、下側冷却水ホース67は、上
側冷却水ホース67に接続具67sを介して接続される
(図4参照)。
【0041】図7に示すように、下ユニット1の電気系
部品と上ユニット4の電気系部品とを繋ぐ配線9が設け
られている。上ユニット4の底パネル41の膨出壁部5
6には、これを厚み方向に貫通する配線挿通孔59が形
成されている。配線挿通孔59は配線9を挿通するもの
である。図7に示すように、配線挿通孔59も、膨出壁
部56の膨出により上ユニット4の底パネル41のうち
膨出壁部56以外の底面41bよりも、高さH1相当す
るぶん持ち上げられている。この結果、上ユニット4の
底パネル41の底面41bに水が存在したとしても、そ
の水が配線挿通孔59を経て下ユニット1に進入するこ
とは一層抑制される。
【0042】本実施例によれば、配線挿通孔59の周縁
には、配線挿通孔59を1周するように円筒形状をなす
筒部として機能する金属製のバーリング筒部6が上向き
に同軸的に立設されている。バーリング筒部6は、配線
挿通孔59の遮水壁としても機能することができる。こ
のため上ユニット4の底パネル41の底面41bに水が
存在したとしても、その水が配線挿通孔59を経て下ユ
ニット1に進入することは一層抑制される。
【0043】図7に示すように、配線挿通孔59には樹
脂またはゴム製の配線保持具8が取り付けられている。
配線保持具8は、第1配線保持具8Aと、第1配線保持
具8Aに被着される第2配線保持具8Bとで構成されて
いる。第1配線保持具8Aは、軸長方向に貫通する第2
透孔81をもち軸芯P2の回りに形成された筒形状の第
2基部82と、第2基部82から径外方向に延設された
第2傘部84と、第2爪部86をもつ円筒形状をなすと
共に配線挿通孔59の内側に差し込まれる第2差込部8
5とを有する。第1配線保持具8Aの第2爪部86が配
線挿通孔59に係止するため、第1配線保持具8Aは上
ユニット4の底パネル41に外れ止めされる。
【0044】図7に示すように第2基部82は、上部に
部分的に形成された開口82xと、上部に係止爪87と
をもつ。第2傘部84は、第2基部82の径外方向に延
設されたリング状の第2横方延設部84aと、第2横方
延設部84aの外縁から下方に向かう円筒形状をなす第
2下方延設部84cとを有する。なお、第2下方延設部
84cの下端は膨出壁部56に接触するが、場合によっ
て隙間が形成されていても良い。
【0045】図7に示すように、第2配線保持具8B
は、第1配線保持具8Aの透孔81を覆う閉鎖壁88
と、閉鎖壁88と一体をなすと共に第1配線保持具8A
の係止爪87に着脱可能に係止される爪部89aを有す
る円筒形状部89とをもつ。第1配線保持具8Aに第2
配線保持具8Bが被着されると、第1配線保持具8Aの
第2基部82の第2透孔81は閉鎖壁88で閉鎖される
ため、第2透孔81からの水の進入は抑えられる。
【0046】本実施例によれば、図7に示すように、配
線9が上ユニット4の底パネル41の膨出壁部56の配
線挿通孔59に挿通されつつも、第1配線保持具8Aの
開口82xを通して曲成状態に配置されている。このと
き図7に示すように、配線保持具8は、上ユニット4の
電気系部品から下ユニット1の電気系部品に向かうにつ
れて配線9を部分的に持ち上げ、持ち上げ部9xを形成
している。具体的には、第1配線保持具8Aに第2配線
保持具8Bが被着された状態では、第1配線保持具8A
の開口82xの下面86dよりも、第2配線保持具8B
の円筒形状部89の下端89uは下方向に維持されてい
る。このため、第2配線保持具8Bの円筒形状部89の
下端89uが配線9を下方向つまり矢印U1方向に押し
付ける。故に、配線9の途中部位には部分的に持ち上げ
部9xが形成される。上ユニット4の水が配線9を伝っ
て矢印U2方向(図7参照)に流下するときがある。こ
の場合本実施例によれば前記したように、配線保持具8
は配線9を部分的に持ち上げ、持ち上げ部9xを形成し
ているため、配線9を矢印U2方向へ伝って流下する水
は、流下しつつ上昇することは重力の関係で無理である
ため、水が上ユニット4の底パネル41の膨出壁部56
の配線挿通孔59に進入することが抑制される。このよ
うに本実施例によれば、配線9を部分的に上方に持ち上
げる配線持ち上げ手段が配線保持具8に設けられてい
る。
【0047】図7に示すように、下ユニット1に上ユニ
ット4を組み付けたときには、配線9が配線挿通孔59
に挿通された状態で、第1配線保持具8Aの第2傘部8
4は、バーリング筒部6の上方及びバーリング筒部6の
外側を覆う。このため、上ユニット4の底パネル41に
存在する水が配線挿通孔59を経て下ユニット1に進入
することは更に一層抑制される。なお、開口82xは、
上ユニット4と下ユニット1を連通させ得るため、開口
82xの開放面積によっては、下ユニット1のエンジン
16の熱気の放出を促進させるための換気口として機能
することを期待することもできる。
【0048】本実施例によれば、図7に示すように、下
ユニット1の天井パネル13は対面壁13mを有する。
下ユニット1の対面壁13mは、上ユニット4の底パネ
ル41の膨出壁部56にこれの下方で対面する。対面壁
13mには、これの厚み方向に貫通する複数または単数
の通孔13wが形成されている。配線取付具90は、通
孔13wに下側から挿通されると共に通孔13wの周縁
に係止する爪91と、配線9Dを保持する保持部92と
をもつ。図7に示すように、配線取付具90の爪91を
通孔13wの周縁に係止させることにより、配線取付具
90は通孔13wに取り付けられる。
【0049】配線取付具90によって配線9Dは下ユニ
ット1の天井パネル13に取り付けられている。通孔1
3wに水が通過するおそれがある。しかしながら通孔1
3wは上ユニット4の底パネル41の膨出壁部56によ
り上方が覆われており、膨出壁部56が遮水壁として機
能する。故に、下ユニット1の対面壁13mの通孔13
wから下ユニット1内への水の進入は抑制される。
【0050】次に配管である排気管について説明を加え
る。図8に示すように、下ユニット1のエンジン16か
ら下側排気管160(配管)が、下ユニット1の天井パ
ネル13の通孔13pを経て上方に向けて直管状に導出
されている。下側排気管160の外周面のシール溝16
1には、シールリング162が同軸的に取り付けられて
いる。本実施例によれば、図8に示すように、上ユニッ
ト4の底パネル41には第2膨出壁部56B(膨出高
さ:H2)が上向きに形成されている。上ユニット4の
底パネル41の膨出壁部56Bには排気管挿通孔165
(配管挿通孔)が形成されている。従って排気管挿通孔
165は、上ユニット4の底パネル41の底面41bよ
りもH2ぶん持ち上げられている。このため上ユニット
4の底パネル41の底面41bに水が存在したとして
も、その水が排気管挿通孔165を経て下ユニット1に
進入することは抑制される。
【0051】更に本実施例によれば、排気管挿通孔16
5の周縁には、これを1周するように筒部として機能す
るバーリング筒部6が同軸的に上向きに形成されてい
る。バーリング筒部6は、排気管挿通孔165の遮水壁
としても機能することができる。このため上ユニット4
の底パネル41の底面41bに水が存在したとしても、
その水が排気管挿通孔165を経て下ユニット1に進入
することは一層抑制される。
【0052】シールプレート部材300は、排気管挿通
孔165をシールするシール部材として機能する。シー
ルプレート部材300は金属で形成されており、下側排
気管160の外周面を覆う円筒形状をなす第3基部30
1と、第3基部301から径外方向に延設された円筒形
状をなす第3傘部302とを有する。第3傘部302
は、第3基部301の径外方向に延設されたリング状の
第3横方延設部304と、第3横方延設部304の外縁
から下方に向かう円筒形状をなす第3下方延設部305
と、第3下方延設部305の下端から径外方向にリング
状に延設されたフランジ状延設部306とを有する。
【0053】上ユニット4を下ユニット1に載せて組み
付けたときには、図8に示すように、上ユニット4の上
側排気管260は、下ユニット1の下側排気管160の
内周側に嵌合接続される。これにより下ユニット1のエ
ンジン16の排気ガスを上ユニット4の上側排気管26
0に向けて流出させることができる。なおエンジン16
から排出される排気ガスが人に不快感を与えないため、
また排気ガスが下ユニット1に溜まりにくくするため、
高さが高い上ユニット4から排気ガスを排出させた方が
好ましい。
【0054】ところで上ユニット4を下ユニット1に組
み付ける前の状態では、下ユニット1のエンジン16か
ら下側排気管160(配管)が下ユニット1の天井パネ
ル13の通孔13pを経て上方に向けて直管状に導出さ
れている。この状態で、上ユニット4を下ユニット1に
載せて組み付ける。このように組み付けた状態において
は、下ユニット1の下側排気管160が上ユニット4の
底パネル41の膨出壁部56Bの排気管挿通孔165に
挿通されている。
【0055】更に上ユニット4を下ユニット1に組み付
けた状態では、図8に示すように、シールプレート部材
300の第3傘部302は、バーリング筒部6の上方及
びバーリング筒部6の外側を覆う。このため、上ユニッ
ト4の底パネル41の底面41bに存在する水が上ユニ
ット4の膨出壁部56Bの排気管挿通孔165を経て下
ユニット1に進入することは更に一層抑制される。
【0056】本実施例によれば、図9に示すように、上
ユニット4の底パネル41の第2膨出壁部56Bの内部
空間をエンジン16の駆動音を低減させるための駆動音
伝搬通路100として利用する。駆動音伝搬通路100
は、上ユニット4の底パネル41の第2膨出壁部56B
と下ユニット1の天井パネル13との間に形成されてお
り、下ユニット1のエンジンの駆動音を上ユニット4に
案内し、駆動音の外漏れを抑える。
【0057】なお図8に示すようにシールプレート部材
300を排気管挿通孔165に取り付けた状態では、シ
ールプレート部材300の内周面とバーリング筒部6の
外周面との間に微小隙間を形成することができる。この
場合、シールプレート部材300の矢印X3方向の相対
変位が得られ、組み付け作業の一層の容易化に有利であ
る。
【0058】更に図9に示すように、駆動音伝搬通路1
00の内部には、発泡ウレタン等の吸音材料で形成され
た遮音性を高める遮音インシュレータ120が配置され
ている。遮音インシュレータ120の遮音通路121の
内壁面122の形状、遮音通路121の幅は、周波数分
析に基づいて遮音性を高めるように設定されている。な
お遮音インシュレータ120の一端120aは下ユニッ
ト1の天井パネル13の駆動音入口13kに対面すると
共に、遮音インシュレータ120の他端120cは上ユ
ニット4の底パネル41の第2膨出壁部56Bの駆動音
出口41kに対面する。これにより遮音通路121にお
いて駆動音の伝搬距離を長めに増加でき、駆動音の低減
に一層有利である。
【0059】なお上記した実施例によれば、下ユニット
1の上部にはこれの天井を覆う天井パネル13を設けて
いるが、これに限らず、天井パネル13は1枚のパネル
である必要がなく、フレーム(外枠)のみにし、必要な
部位(例えば配線が設けられる部位、冷媒管が設けられ
る部位等)だけをパネル化しても良い。その他、本発明
は上記した実施例のみに限定されるものではなく、要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものであ
る。
【0060】上記した記載から次の技術的思想も把握で
きる。
【0061】(付記項1)請求項1において、上ユニッ
トは、下ユニットの上部に対面する底パネルを有するこ
とを特徴とするエンジン駆動式空調装置。下ユニットに
搭載されているエンジンからの熱気は、上昇して上ユニ
ットの底パネルを暖める。このため、上ユニットの底パ
ネルに溜まった水を乾燥除去させるのに貢献できる。よ
って仮に上ユニットの底パネルに水が存在したとして
も、冷媒管挿通孔等の配管挿通孔を経てその水が下ユニ
ット内に進入することは抑制される。
【0062】(付記項2)エンジンと、エンジンにより
駆動され冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配管と、
エンジン、コンプレッサ、下側配管を搭載した下ハウジ
ングとを有する下ユニットと、下ユニットの上に組み付
けられ、下側配管に繋がる上側配管と、冷媒と熱交換す
る熱交換器と、上側配管、熱交換器を搭載する上ハウジ
ングとを有する上ユニットとで構成されており、上ユニ
ットは下ユニットに組み付けられており、下ユニットは
複数の上ユニットに対して共通化されていることを特徴
とするエンジン駆動式空調装置。下ユニットは複数の上
ユニットに対して共通化されているため、コスト低廉化
に有利である。
【0063】(付記項3)エンジンと、エンジンにより
駆動され冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配管と、
エンジン、コンプレッサ、下側配管を搭載した下ハウジ
ングとを有する下ユニットと、下側配管に繋がる上側配
管と、冷媒と熱交換する熱交換器と、上側配管、熱交換
器を搭載する上ハウジングとを有する上ユニットとで構
成されており、上ユニットは下ユニットの上部に対面す
る底パネルを有することを特徴とするエンジン駆動式空
調装置。下ユニットに搭載されているエンジンからの熱
気は、上昇して上ユニットの底パネルを暖める。このた
め、上ユニットの底パネルに溜まった水を乾燥除去させ
るのに貢献できる。よって仮に上ユニットの底パネルに
水が存在したとしても、その水が下ユニット内に進入す
ることは抑制される。
【0064】(付記項4)エンジンと、エンジンにより
駆動され冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配管と、
エンジン、コンプレッサ、下側配管を搭載した下ハウジ
ングとを有する下ユニットと、下側配管に繋がる上側配
管と、冷媒と熱交換する熱交換器と、上側配管、熱交換
器を搭載する上ハウジングとを有する上ユニットとで構
成されており、上ユニットの上ハウジングの底パネル
は、底パネルの他の部分よりも上向きに膨出された膨出
壁部を有しており、膨出壁部は、膨出壁部をこれの厚み
方向に貫通すると共に下側配管及び上側配管のうちの少
なくとも一方が挿通される配管挿通孔を有し、配管挿通
孔は、膨出壁部の膨出により上ユニットの底パネルのう
ち膨出壁部以外の部位よりも持ち上げられていることを
特徴とするエンジン駆動式空調装置。この場合、上ユニ
ットの底パネルに水が存在したとしても、冷媒管挿通孔
等の配管挿通孔を経てその水が下ユニット内に進入する
ことは抑制される。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係るエン
ジン駆動式空調装置によれば、上ユニットは下ユニット
に組み付けられており、下ユニットは複数の上ユニット
に対して共通化することができる。このように下ユニッ
トを複数の上ユニットに対して共通化すれば、コスト低
廉化に有利である。
【0066】第2発明に係るエンジン駆動式空調装置に
よれば、更に、上ユニットの底パネルに形成されている
冷媒管挿通孔等の配管挿通孔は、膨出壁部の膨出により
上ユニットの底パネルのうち膨出壁部以外の部位よりも
持ち上げられている。このため上ユニットの底パネルに
水が存在したとしても、冷媒管挿通孔等の配管挿通孔を
経てその水が下ユニット内に進入することは抑制され
る。
【0067】更に配管挿通孔の周縁に筒部として機能す
るバーリング筒部が上向きに立設されている場合には、
バーリング筒部が冷媒管挿通孔等の配管挿通孔に対する
遮水壁として作用する。このため上ユニットの底パネル
に水が存在したとしても、冷媒管挿通孔等の配管挿通孔
を経てその水が下ユニット内に進入することは抑制され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン駆動式空調装置の内部構造を示す正面
図である。
【図2】エンジン駆動式空調装置の内部構造を示す側面
図である。
【図3】内部構造を省略しつつ、下ユニットに上ユニッ
トを載せて組み付ける状態を示す斜視図である。
【図4】上ユニットの底パネルの膨出壁部の付近の要部
を示す斜視図である。
【図5】シール部材の断面図である。
【図6】下ユニットに上ユニットを載せて組み付けると
共に下側冷媒管と上側冷媒管とを繋いだ状態で、冷媒管
挿通孔をシール部材でシールしている状態を示す断面図
である。
【図7】下ユニットに上ユニットを載せて組み付けると
共に配線保持具で配線挿通孔をシールしている状態を示
す断面図である。
【図8】下ユニットに上ユニットを載せて組み付けると
共に下側排気管と上側排気管とを繋いだ状態で、排気管
挿通孔をシールプレート部材でシールしている状態を示
す断面図である。
【図9】上ユニットの底パネルと下ユニットの天井パネ
ルと遮音インシュレータとを組み付ける前の状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
図中、1は下ユニット、10は下ハウジング、16はエ
ンジン、19はコンプレッサ、4は上ユニット、40は
上ハウジング、41は底パネル、45は上側冷媒管(配
管)、55は下側冷媒管(配管)、57は冷媒管挿通孔
(配管挿通孔)、58はホース挿通孔、59は配線挿通
孔、160は下側排気管(配管)、260は上側排気管
(配管)、165は排気管挿通孔(配管挿通孔)、6は
バーリング筒部、67は下側冷却水ホース(配管)、7
はシール部材、8は配線保持具、9は配線、9xは持ち
上げ部を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと、前記エンジンにより駆動され
    冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配管と、前記エン
    ジン、前記コンプレッサ、前記下側配管を搭載した下ハ
    ウジングとを有する下ユニットと、 前記下側配管に繋がる上側配管と、冷媒と熱交換する熱
    交換器と、前記上側配管、前記熱交換器を搭載する上ハ
    ウジングとを有する上ユニットとで構成されており、 前記上ユニットは、前記下ユニットの上に載せて組み付
    けられていることを特徴とするエンジン駆動式空調装
    置。
  2. 【請求項2】エンジンと、前記エンジンにより駆動され
    冷媒を圧縮するコンプレッサと、下側配管と、前記エン
    ジン、前記コンプレッサ、前記下側配管を搭載した下ハ
    ウジングとを有する下ユニットと、 前記下ユニットの上に載せて組み付けられ、前記下側配
    管に繋がる上側配管と、冷媒と熱交換する熱交換器と、
    前記上側配管、前記熱交換器を搭載する上ハウジングと
    を有する上ユニットとで構成されており、 前記上ユニットの前記上ハウジングの底パネルは、前記
    底パネルの他の部分よりも上向きに膨出された膨出壁部
    を有しており、 前記膨出壁部は、前記膨出壁部をこれの厚み方向に貫通
    すると共に前記下側配管及び前記上側配管のうちの少な
    くとも一方が挿通される配管挿通孔を有し、 前記配管挿通孔は、前記膨出壁部の膨出により前記上ユ
    ニットの底パネルのうち前記膨出壁部以外の部位よりも
    持ち上げられていることを特徴とするエンジン駆動式空
    調装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記配
    管挿通孔の周縁には、上向きに立設されたバーリング筒
    部が設けられてことを特徴とするエンジン駆動式空調装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記下ユニットの下側
    配管及び前記上ユニットの上側配管のうちの少なくとも
    一方が前記上ユニットの底パネルの前記膨出壁部の前記
    配管挿通孔に挿通された状態で、前記バーリング筒部の
    上方及び前記バーリング筒部の外側を覆う傘部をもつシ
    ール部材が前記配管挿通孔に装着されていることを特徴
    とするエンジン駆動式空調装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
    前記上ユニットの底パネルの前記膨出壁部は、前記下ユ
    ニットの電気系部品と前記上ユニットの電気系部品とを
    繋ぐ配線を挿通する配線挿通孔を有し、 前記配線が前記上ユニットの電気系部品から前記下ユニ
    ットの電気系部品に向かうにつれて前記配線を部分的に
    持ち上げて保持する配線保持具が前記配線挿通孔に取り
    付けられていることを特徴とするエンジン駆動式空調装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、
    前記下ユニットは天井パネルを有し、前記上ユニットの
    底パネルの前記膨出壁部と前記下ユニットの天井パネル
    との間に、前記下ユニットの前記エンジンの駆動音を前
    記上ユニットに案内する駆動音伝搬通路が形成されてい
    ることを特徴とするエンジン駆動式空調装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
    前記下ユニットは、前記上ユニットの底パネルの前記膨
    出壁部にこれの下方で対面する対面壁を有し、前記対面
    壁にはこれの厚み方向に貫通する通孔が形成されてお
    り、前記通孔に取り付けた配線取付具により前記配線は
    前記下ユニットの対面壁に取り付けられていることを特
    徴とするエンジン駆動式空調装置。
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