JP2003341818A - 車両の組み立てに関する搬送装置 - Google Patents

車両の組み立てに関する搬送装置

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JP2003341818A
JP2003341818A JP2002152995A JP2002152995A JP2003341818A JP 2003341818 A JP2003341818 A JP 2003341818A JP 2002152995 A JP2002152995 A JP 2002152995A JP 2002152995 A JP2002152995 A JP 2002152995A JP 2003341818 A JP2003341818 A JP 2003341818A
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Shinichiro Shiraiwa
慎一郎 白岩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送装置を設置する建築物の構造部材とは別
に設けられており自立可能な構造を有するとともに、高
い精度を維持できる、車両の組み立てに関する搬送装置
を提供する。 【解決手段】 搬送装置ユニット10は、所定の大きさ
の骨格部を有し、当該骨格部内にコンベア部30a,3
0bを含むとともに、当該骨格部内でハンガー20a,
20bを所定の方向に移動可能であり、当該搬送装置ユ
ニット10を設置する建築物の構造部材とは別に設けら
れており、自立可能な構造を有する。また、搬送装置
は、ハンガーを移動させる方向において所定の長さの搬
送装置ユニット10が、複数連結されて構成されてい
る。また、搬送装置ユニット10の骨格部内において、
戻りコンベア部30bは、作業用コンベア部30aの真
上に設けられている。また、戻りコンベア部30bにて
戻される戻りハンガー20bは、垂直方向に対して縮ん
だ状態で戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の組み立てに
関する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車産業は大きく成長し、様々
な国の様々な場所で車両の組み立て工場が建設され、車
両が組み立てられている。従来の、車両の組み立てに関
する搬送装置の概略構成を、図8(A)〜(C)に示
す。従来の搬送装置90x,90yは、被搬送部材60
(組み立て用の車両ボディ等)のサイズ及び質量が比較
的大きく、搬送する距離も様々であるため、搬送装置自
身で自立する構造とはなっておらず、組み立て工場等の
建築物80の梁部材82に吊り下げられている。また、
搬送装置90x,90yは、被搬送部材60を吊り下げ
るハンガー20x,20yと、当該ハンガー20x,2
0yを所定の方向に移動させるコンベア部30a,30
bとを備えている。
【0003】図8(A)は、搬送装置90x,90yが
設けられた建築物80の正面図の例である。搬送装置9
0xは、作業用の搬送装置であり、当該搬送装置90x
の周辺には複数の作業者が配置されている。そして、作
業者は、当該搬送装置90xで搬送される被搬送部材6
0(組み立て用の車両ボディ等)に対して順次、作業を
行い、被搬送部材60を組み立てていく。搬送装置90
yは、搬送装置90xの終点に到達したハンガー20x
を、搬送装置90xの始点に戻すための搬送装置であ
る。このため、搬送装置90yには、空になった(被搬
送部材60を保持していない)ハンガー20yが流され
る。また、作業者等の妨げにならないよう、作業者より
も上方に配置され、安全を確保するための安全ネット8
6等が設けられている。また、空になったハンガー20
yを戻す搬送装置90yは、作業用の搬送装置90xと
干渉しないように、通常、搬送装置90xの真上を除く
上方に設けられている。
【0004】図8(B)は、搬送装置90x,90yが
設けられた建築物80の側面図の例である。作業用の搬
送装置90xの上方を、空になったハンガー20yを戻
す搬送装置90yが設けられている。図8(C)は、搬
送装置90x,90yが設けられた建築物80の上面図
の例である。空になったハンガー20yを戻す搬送装置
90yは、他の設備88と干渉しないように、様々な迂
回ルートを形成している。また、作業用の搬送装置90
xの始点部には、空のハンガー20yを搬送装置90y
の高さの位置から搬送装置90xの高さの位置に移動さ
せるエレベータ40aが設けられており、作業用の搬送
装置90xの終点部には、空になったハンガー20xを
搬送装置90xの高さの位置から搬送装置90yの高さ
の位置に移動させるエレベータ40bが設けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の、車両の組み立
てに関する搬送装置90x,90yは、図8(A)に示
すように、組み立て工場等の建築物80の梁部材82に
吊り下げられているため、当該梁部材82及び当該梁部
材82を支える棟部材84に、建築物80としての強度
に加え搬送装置90x,90yを吊り下げる強度が余計
に必要である。また、戻りハンガー20yを戻す搬送装
置90yは、図8(C)に示すように、他の設備88の
配置等によって、様々な迂回ルートを形成するので、長
さを一意に決めることが困難である。このため、梁部材
82及び棟部材84を、搬送装置90yがどのような迂
回ルートを形成しても、搬送装置90x,90yの重量
等に耐えられるように、充分な強度で予め建築する必要
がある。また、搬送装置90yは、実際の作業(組み立
て作業等)には関係のないものであるにもかかわらず、
図8(C)に示すように、建築物80の内部において占
有する床面積が大きい(作業用の搬送装置90x以上の
床面積を占有する)ため、建築物80の床面積を大きく
する必要がある。これらにより、建築物80の設計及び
建築において、費用及び工期が非常に増大する。また、
図8(A)及び(B)に示すように、作業用の搬送装置
90xに干渉しない上方に、空ハンガー20yを戻す搬
送装置90yを配置する必要があるため、建築物80の
床から梁部材82までの高さHyを充分高くする必要が
ある。これにより、建築物80の高さHxを充分高くす
る必要があり、建築物80の設計及び建築において、費
用及び工期が更に増大する。
【0006】また、搬送装置90x,90yは、建築物
80がほぼ完成してから梁部材82に吊り下げられ、特
に作業用の搬送装置90xは、比較的長い経路をほとん
ど振動等することなく(振動等が発生すると、作業者の
作業に影響を与え、車両組み立ての品質に影響を及ぼす
可能性がある)滑らかにハンガー20xを移動させる必
要がある。このため、搬送装置90x,90yは、専門
の熟練作業者により施工され、非常に高い精度が要求さ
れる。このため、搬送装置90x,90yの施工におい
て、高い費用と長い工期を必要とする。
【0007】上記に記載したように、従来の搬送装置9
0x,90yを用いる場合は、まず工場等の建築物80
に、高い費用と長い工期を必要とし、更に、建築物80
がほぼ完成した後で、搬送装置90x,90yの施工に
取りかかり、搬送装置90x,90yにおいても高い費
用と長い工期を必要とする。更に、搬送装置90x,9
0yの老朽化等に伴うメンテナンスにおいて、一部の部
品等を交換した場合、特に作業用の搬送装置90xの場
合、非常に高い精度が要求されるため、専門の熟練作業
者による作業が必要であり、費用と工期を必要とする。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであ
り、搬送装置を設置する建築物の構造部材とは別に設け
られており自立可能な構造を有するとともに、高い精度
を維持できる、車両の組み立てに関する搬送装置を提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載さ
れたとおりの車両の組み立てに関する搬送装置である。
請求項1に記載の車両の組み立てに関する搬送装置を用
いれば、搬送装置は、所定の大きさの骨格部を有し、当
該骨格部内にコンベア部を含むとともに、当該骨格部内
でハンガーを所定の方向に移動可能である。このため、
搬送装置は、当該搬送装置を設置する建築物の構造部材
に吊り下げられることなく当該構造部材とは別体のもの
であり、骨格部によって自立可能な構造とすることがで
きる。これにより、工場等の建築物の強度において、搬
送装置の吊り下げ用の強度を必要としないので、当該建
築物の強度を従来に比して低くすることが可能になり、
建築物の費用と工期を削減することができる。
【0009】また、本発明の第2発明は、請求項2に記
載されたとおりの車両の組み立てに関する搬送装置であ
る。請求項2に記載の車両の組み立てに関する搬送装置
を用いれば、所定の長さの搬送装置ユニットを用意し
て、ハンガーを所定の方向に移動させる始点側または終
点側に搬送装置ユニットを連結することで、搬送装置を
所望する長さにすることができる。これにより、搬送装
置の精度を確保するためには、搬送装置の構成要素であ
る各搬送装置ユニットの精度を確保すればよい。所定の
長さの搬送装置であれば、精度の維持が容易である。ま
た、搬送装置の始点から終点までの距離を、搬送装置ユ
ニットを連結する長さに基づいた任意の長さにすること
が可能であるため、様々な種類の車両の組み立てに応じ
た距離に容易に対応することができる。(車両の種類に
よって作業工程が異なり、搬送装置の距離が異なるた
め)
【0010】また、本発明の第3発明は、請求項3に記
載されたとおりの車両の組み立てに関する搬送装置であ
る。請求項3に記載の車両の組み立てに関する搬送装置
では、自立した骨格部内に作業用コンベア部と戻りコン
ベア部とを含む。このため、戻りコンベア部を様々な迂
回ルートを形成させることなく、作業用コンベア部とほ
ぼ同じルートとすることができるので、戻りコンベア部
を最短ルートとすることができる。このため、工場等の
建築物の内部において搬送装置が占有する床面積を従来
に比して小さくすることができる。これにより、工場等
の建築物の費用と工期を削減することができる。
【0011】また、本発明の第4発明は、請求項4に記
載されたとおりの車両の組み立てに関する搬送装置であ
る。請求項4に記載の車両の組み立てに関する搬送装置
では、戻りコンベア部は、作業用コンベア部の真上に設
けられている。これにより、建築物の内部における床面
積に対して、搬送装置が占有する床面積を、必要最小限
である作業用コンベア部の床面積とすることができる。
これにより、工場等の建築物の費用と工期を削減するこ
とができる。
【0012】また、本発明の第5発明は、請求項5に記
載されたとおりの車両の組み立てに関する搬送装置であ
る。請求項5に記載の車両の組み立てに関する搬送装置
では、ハンガーは、戻りコンベア部にて戻される場合
に、垂直方向に対して縮んだ状態で戻される。このた
め、戻りコンベア部と戻りハンガーを含む戻り側の搬送
装置の高さを抑制することができるので、作業用コンベ
ア部と作業用ハンガーを含む作業側の搬送装置と、戻り
コンベア部と戻りハンガーを含む戻り側の搬送装置とを
合わせた搬送装置の高さをより低くすることができる。
搬送装置の高さを低くできるので、搬送装置をより小型
化できるとともに、より安定した状態で自立させること
ができ、精度の維持においても有効である。また、工場
等の建築物の高さを低くすることもできるため、工場等
の建築物の費用と工期を削減できる。
【0013】また、本発明の第6発明は、請求項6に記
載されたとおりの車両の組み立てに関する搬送装置であ
る。請求項6に記載の車両の組み立てに関する搬送装置
では、各搬送装置ユニットは、一部の骨格部を水平方向
に折り畳みあるいは伸縮が可能であり、所定の幅に縮め
ることができる。これにより、搬送装置ユニットにおけ
る所定の長さ、及び所定の幅を適切なサイズに設定する
ことで、トレーラ等に積載して運送することができる。
この場合、例えば搬送装置ユニットを搬送装置の製造工
場で高精度に仕上げた後、車両の組み立て工場にトレー
ラ等で運送して、高精度を維持した状態で、搬送装置を
組み立て工場に設置することができる。これにより、建
築物の施工と搬送装置の施工を並行して進めることがで
きるため、車両の組み立て工場の工期を大幅に短縮する
ことができる。また、当該車両の組み立て工場への搬送
装置の設置も、完成した搬送装置ユニットを連結すれば
良いので、短期間に行うことができ、当該車両の組み立
て工場を、短期間で稼動可能な状態にすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明における、車両の組
み立てに関する搬送装置の一部分を構成する搬送装置ユ
ニット10の一実施の形態の概略構成図を示している。
なお、図1には、搬送装置ユニット10の他にも、被搬
送部材60(この場合、車両のボディあるいは車両部品
等、比較的サイズが大きなもの)、作業者70も例とし
て記載している。以下、「車両の組み立てに関する搬送
装置」を、特に断りがない限り「搬送装置」と記載す
る。
【0015】搬送装置ユニット10は、所定の大きさ
(図1中、長さ:La(例えば約9m)、幅:Wa(例
えば約3.6m)、高さ:Hi(例えば約5m))の骨
格部(棟部材10c、梁部材10d,10e,10f,
10g等)を有し、当該骨格部内にコンベア部及びハン
ガー20a,20b等を含み、自立可能な構造を有して
いる。そして、当該コンベア部は、被搬送部材60を保
持した作業用ハンガー20a、あるいは被搬送部材60
を保持せず空になった戻りハンガー20bを、各々所定
の方向に移動させる。図1の例では、作業用ハンガー2
0aは左下の方向に移動し、戻りハンガー20bは作業
用ハンガー20aと反対の方向(右上の方向)に移動し
ている。作業者70は、所定の速度で移動するハンガー
20aに保持された被搬送部材60の周辺に作業用機材
とともに配置され、順次作業を行い、被搬送部材60を
完成品へと組み立てていく。
【0016】図2は、搬送装置ユニット10の概略側面
図である。作業用コンベア部30aは、被搬送部材60
を保持した作業用ハンガー20aを所定の方向(図2中
の左方向)に、所定の速度で移動させる。これに対し、
戻りコンベア部30bは、空になった戻りハンガー20
bを、作業用ハンガー20aと逆の方向(図2中の右方
向)に、所定の速度で移動させる。また、戻りコンベア
部30bは、作業用コンベア部30aの上方に配置され
ており、作業者を妨げることなく、空になった戻りハン
ガー20bを搬送装置ユニット10の始点側(図2中の
右端部)に戻す。
【0017】このとき、戻りハンガー20bは、垂直方
向に対して縮んだ状態に変形されて戻される。戻りハン
ガー20bにおけるアーム部23bは、リンク部22b
を中心として回動可能であり、アーム部23bを回動さ
せて垂直方向に折り畳むことにより、垂直方向の高さを
縮めることができる。これにより、搬送装置ユニット1
0の高さHiを、より低くすることが可能である。自立
可能な構造を有する搬送装置ユニット10の高さを低く
することにより、より安定して自立させることができ
る。
【0018】図3は、搬送装置ユニット10の概略正面
図である。戻りコンベア部30b及び戻りハンガー20
bは、作業用コンベア部30a及び作業用ハンガー20
aの真上に配置されている。真上に配置することによ
り、搬送装置ユニット10が占有する床面積を最小限に
抑えることができるとともに、より安定した状態で自立
させることができる。安定した自立が可能な構造にする
ことで、精度の維持をより容易にすることができる。
【0019】図3において、付帯設備18には、作業者
への照明、作業機材等へのエアー、電源等の配管及び配
線が施されている。制御配線16には、各種の警告灯等
への配線が施されている。また、戻りハンガー20b
は、ハンガー姿勢矯正ガイド24bにて折り畳まれた状
態を維持して移動する。また、作業用ハンガー20a
は、姿勢制御リンク24aにて、床面とほぼ並行に保持
された被搬送部材60を、作業者70が行う作業に応じ
て、前後左右に様々な角度で傾斜させることができる。
梁部材10dには可動部10aが設けられ、梁部材10
eには可動部10bが設けられている。当該可動部10
a,10bにて、図6(A)に示すように、棟部材10
cと、梁部材10d及び10eの一部を、ハンガーを移
動させる方向とほぼ垂直な水平方向に回動させ、当該水
平方向に折り畳むことが可能である。これにより、搬送
装置ユニット10の幅Wa(例えば約3.6m)を所定
の幅(図6(A)に示す、幅Wb(例えば約1.8
m))に縮めることが可能になる。
【0020】また、戻りハンガー20bの下にはトレイ
10hが、ハンガーの移動方向に対してほぼ連続的に設
けられており、トレイ10hは、戻りハンガー20bか
ら落下する可能性がある油滴、その他のダスト等を受け
止める。これにより、真下を通過する被搬送部材60
が、汚れあるいは傷つくことを防止している。また、ト
レイ10hは、油滴、その他のダスト等を受け止めるこ
とができれば充分であるため、従来の安全ネット86ほ
どの強度までは必要としない。
【0021】図6(A)に示した搬送装置ユニット10
の長さLa(例えば約9m)及び幅Wb(例えば約1.
8m)を適切に設定することにより、図6(B)に示す
ように、トレーラ50等に搬送装置ユニット10を積載
して運送することができる。これにより、各国の道路交
通法等の規制に合致したサイズとすることができるの
で、安全に運送することができる。また、搬送装置ユニ
ット10をほぼ完成させた状態で運送できるため、搬送
装置ユニット10を、車両の組み立て工場で製造する必
要がなく、どこで製造してもよい。これにより、組み立
て工場の施工と搬送装置ユニット10の製造を並行して
行うことができるので、工場の稼動開始までの期間を短
縮することができる。
【0022】また、搬送装置ユニット10は、ユニット
単位で高い精度を維持することが容易である。このた
め、ほば完成した搬送装置ユニット10を、搬送装置ユ
ニット10の製造工場から、車両の組み立て工場に運送
して設置した場合、充分な精度を維持した状態で設置す
ることが可能である。また、搬送装置ユニット10の製
造において、所定のサイズのユニットを工場で製造でき
るため、通常の作業員であっても充分に精度を維持する
ことが可能であり、専門の熟練作業者等を特に必要とし
ない。また、このように高い精度を有する搬送装置ユニ
ット10を設置する場合においても、各搬送装置ユニッ
ト10の精度が充分に高いので、通常の作業員であって
も充分に精度を維持した状態で設置することが可能であ
り、専門の熟練作業者等を特に必要としない。
【0023】図4は、複数の搬送装置ユニット10を連
結して搬送装置12を構成した例である。各搬送装置ユ
ニット10は、作業用ハンガー20aを所定の方向に移
動させる始点側または終点側において連結されている。
搬送装置12は、組み立てる車両の種類等に応じて、任
意の数の搬送装置ユニット10を連結させればよい。こ
れにより、数年毎に組み立てる車両の種類等が変更され
て搬送装置12の長さを変更する必要が生じた場合、搬
送装置12の長さの調節が容易であり(搬送装置ユニッ
ト10を必要な数だけ追加あるいは取り除けばよい)、
且つ精度の維持も容易であるため、変更が非常に容易で
ある。また、特定の搬送装置ユニット10に異常が生じ
た場合、異常が生じた搬送装置ユニット10のみを交換
すればよく、交換作業が容易である。これらの変更及び
交換の作業が非常に容易であるため、従来に比してメン
テナンス性に優れている。
【0024】図5(A)は、図4に示した搬送装置12
の始点と終点において、ハンガー20a,20bをどの
ように移動、変形させるかを示した概略図である。作業
用コンベア部30aにて移動される作業用ハンガー20
aは、搬送装置12の終点に到達する前に、被搬送部材
60が取り出され、空になった状態で、終点に到達す
る。終点に到達したハンガー20aは、エレベータ40
bに搬入され、戻りコンベア部30bの高さまで移動さ
れ、垂直方向に縮むように折り畳まれる。そして、折り
畳まれたハンガー20aは、戻りコンベア部30bに向
かって搬出され、戻りコンベア部30bで移動される戻
りハンガー20bとなる。
【0025】また、戻りコンベア部30bにて移動され
る戻りハンガー20bは、搬送装置12の始点に到達す
ると、エレベータ40aに搬入され、作業用コンベア部
30aの高さまで移動され、折り畳まれた状態から復元
される。そして、復元されたハンガー20bは、作業用
コンベア部30aに向かって搬出され、作業用コンベア
部30aで移動される作業用ハンガー20aとなる。始
点から搬出された状態の作業用ハンガーには被搬送部材
60が保持されていないので、この後、被搬送部材60
を作業用ハンガー20aに保持させる。
【0026】図5(B)は、作業用コンベア部30aの
内部における概略構成図である。作業用コンベア部30
aの内部は、例えば所定の速度で移動する連結移動体3
1a(チェーン等)と、当該連結移動体31aに固定さ
れた固定部材32aによる上段移動部と、連結体33a
(チェーン等)と、当該連結体33aに掛止された掛止
部材35aの下段移動部にて構成される。連結体33a
は、それ自身が自己の動力で移動せず、外部からの力に
よって、連結体33aの方向に移動することができる。
掛止部材35aの上端には、回動可能な突起部34aが
設けられている。突起部34aが実線で示す状態である
場合は、連結移動体31aに固定された固定部材32a
の下端が突起部34aに当接し、固定部材32aととも
に突起部34aに接続された掛止部材35a、連結体3
3a及びハンガー20aが所定の速度で所定の方向に移
動する(連結移動体31aの速度と方向に移動する)。
なお、突起部34aが回動して点線で示す状態である場
合は、固定部材32aの下端が突起部34aに当接しな
いため、突起部34aに接続された掛止部材35a、連
結体33a及びハンガー20aは移動することなく、現
在の位置を維持する。
【0027】図7(A)〜(C)に、本実施の形態で説
明した搬送装置ユニット10を用いた搬送装置12を設
置した車両の組み立て工場等の建築物80の例を示す。
図7(A)は、搬送装置12を設置した建築物80の正
面図を示しており、図7(B)は、搬送装置12を設置
した建築物80の側面図を示している。搬送装置12
は、建築物80の構造物(建築物80自体の梁、棟等)
とは別体のものであり、搬送装置12自身で自立してい
るので(建築物80の構造物に吊り下げることがないの
で)、建築物80の梁部材82及び棟部材84を、従来
(図8(A),(B))ほど高い強度を必要としない。
このため、梁部材82及び棟部材84は、建築物80と
しての強度を維持できればよいため、例えば従来(図8
(A),(B))に比して細い構造にすることができ、
建築物80の費用を削減できる。
【0028】また、搬送装置12は、作業用コンベア部
30a及び作業用ハンガー20aと、戻りコンベア部3
0b及び戻りハンガー20bを含み、戻りハンガー20
bは、作業用ハンガー20aの真上を、垂直方向に縮め
られた状態で移動するため、搬送装置12の高さを従来
(図8(A),(B)の搬送装置90x,90y)に比
して低く抑えることが可能である。このため、建築物8
0の床から梁部材82までの高さHbを従来(図8
(A),(B)の高さHy)に比して低くすることがで
き、建築物80の高さHaを従来(図8(A),(B)
の高さHx)に比して低くすることができる。これによ
り、建築物80の費用と工期を削減できる。
【0029】図7(C)は、搬送装置12を設置した建
築物80の上面図を示している。搬送装置12は、作業
用コンベア部30a及び作業用ハンガー20aと、戻り
コンベア部30b及び戻りハンガー20bを含み、戻り
コンベア部30bは、作業用コンベア部30aの真上に
設けられている。このため、搬送装置12が必要とする
床面積は、実際に作業するために必要な作業用コンベア
部30a及び作業用ハンガー20aで必要とする床面積
のみであり、従来(図8(C)の搬送装置90y)に比
して戻りコンベア部30b及び戻りハンガー20bのた
めの床面積を特に必要としない。これにより、建築物8
0の床面積を従来(図8(C))よりも縮小することが
可能であり、建築物80の費用と工期を削減できる。
【0030】本発明の車両の組み立てに関する搬送装置
は、本実施の形態で説明した構成等に限定されず、本発
明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が
可能である。例えば、各部材の形状、構造、寸法、材
質、配置、接続等は、種々の変更、追加、削除が可能で
ある。本実施の形態では、戻りハンガー20bを垂直方
向に折り畳む構造としているが、垂直方向に縮めること
ができればよく、垂直方向に伸縮する構造としてもよ
い。本実施の形態では、搬送装置ユニット10の骨格部
の梁部材10dを水平方向に折り畳む構造としている
が、水平方向に縮めることができればよく、水平方向に
伸縮する構造としてもよい。また、本実施の形態の説明
に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるもの
ではない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜6のい
ずれかに記載の車両の組み立てに関する搬送装置を用い
れば、搬送装置を設置する建築物の構造部材とは別に設
けられており自立可能な構造を有するとともに、高い精
度を維持できる、車両の組み立てに関する搬送装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、車両の組み立てに関する搬送装置の
一部分を構成する搬送装置ユニット10の一実施の形態
の概略構成図である。
【図2】本発明の搬送装置ユニット10の概略側面図で
ある。
【図3】本発明の搬送装置ユニット10の概略正面図で
ある。
【図4】複数の搬送装置ユニット10を連結して搬送装
置12を構成した例を示す図である。
【図5】搬送装置12の始点と終点において、ハンガー
20a,20bをどのように移動、変形させるかを示し
た概略図、及び作業用コンベア部30aの内部における
概略構成図である。
【図6】搬送装置ユニット10の幅Waを所定の幅Wb
に縮める構造を説明する図、及び搬送装置ユニット10
をトレーラ50等に積載する例を説明する図である。
【図7】搬送装置ユニット10を用いた搬送装置12を
設置した車両の組み立て工場等の建築物80の例を説明
する図である。
【図8】従来の搬送装置90x,90yを設置した車両
の組み立て工場等の建築物80の例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
10 搬送装置ユニット 10c、84 棟部材 10d、10e、10f、10g、82 梁部材 12、90x、90y 搬送装置 20a、20b、20x、20y ハンガー 30a、30b コンベア部 40a、40b エレベータ 60 被搬送部材 80 建築物
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 17/48 B65G 17/48 E 21/10 21/10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み立て用の車両あるいは車両部品を吊
    り下げるハンガーと、当該ハンガーを所定の方向に移動
    させるコンベア部とを備えた、車両の組み立てに関する
    搬送装置であって、 搬送装置は、所定の大きさの骨格部を有し、当該骨格部
    内にコンベア部を含むとともに、当該骨格部内でハンガ
    ーを所定の方向に移動可能であり、当該搬送装置を設置
    する建築物の構造部材とは別に設けられており、自立可
    能な構造を有する、ことを特徴とする車両の組み立てに
    関する搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両の組み立てに関す
    る搬送装置であって、 搬送装置は、ハンガーを所定の方向に移動させる始点側
    または終点側において連結可能な、ハンガーを移動させ
    る方向において所定の長さの搬送装置ユニットが、複数
    連結されて構成されており、搬送装置ユニットを連結す
    る長さに基づいた任意の長さにすることが可能である、
    ことを特徴とする車両の組み立てに関する搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両の組み立
    てに関する搬送装置であって、 搬送装置は、自立した骨格部内において、組み立て用の
    車両あるいは車両部品を吊り下げるハンガーを搬送装置
    の始点から終点の方向に移動させる作業用コンベア部
    と、搬送装置の終点に到達したハンガーを当該搬送装置
    の始点に戻すための戻りコンベア部とを含む、 ことを特徴とする車両の組み立てに関する搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両の組み立てに関す
    る搬送装置であって、 搬送装置の骨格部内において、戻りコンベア部は、作業
    用コンベア部の真上に設けられている、 ことを特徴とする車両の組み立てに関する搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の車両の組み立
    てに関する搬送装置であって、 ハンガーは、折り畳みあるいは伸縮が可能であり、戻り
    コンベア部にて戻される場合に、垂直方向に対して縮ん
    だ状態で戻される、ことを特徴とする車両の組み立てに
    関する搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載の車両の
    組み立てに関する搬送装置であって、 搬送装置ユニットは、一部の骨格部をハンガーを移動さ
    せる方向とほぼ垂直な水平方向に折り畳みあるいは伸縮
    が可能であり、所定の幅に縮めることが可能である、こ
    とを特徴とする車両の組み立てに関する搬送装置。
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