JP2003341387A - 内燃機関及び発進クラッチの協調制御装置 - Google Patents

内燃機関及び発進クラッチの協調制御装置

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JP2003341387A
JP2003341387A JP2002156936A JP2002156936A JP2003341387A JP 2003341387 A JP2003341387 A JP 2003341387A JP 2002156936 A JP2002156936 A JP 2002156936A JP 2002156936 A JP2002156936 A JP 2002156936A JP 2003341387 A JP2003341387 A JP 2003341387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比して燃費の向上及びエンジン回転数
の低下抑制を効果的に達成する。 【解決手段】 車輌の駆動系に設けられた発進クラッチ
38と車輌の減速時に燃料カットされるエンジン12と
を協調制御する協調制御装置であって、車輌の減速時に
所定の条件が成立すると燃料カットが開始され、車輌の
急減速制動等に対処すべく発進クラッチ38が係合状態
より解放状態へ向けて制御されると(S40〜80)燃
料カットより復帰させ(S150)、また発進クラッチ
38の入力回転数Neが出力回転数Ncoutよりも所定値
以上小さくなった状況が所定時間以上継続したときに
(S90〜120)燃料カットを禁止し燃料の供給を再
開する(S130)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車輌の
内燃機関及び発進クラッチに係り、更に詳細には内燃機
関及び発進クラッチの協調制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】車輌の駆動系に設けられた発進クラッチ
の制御装置の一つとして、例えば特開平8−31876
2号公報に記載されている如く、実際のエンジン回転数
Neとエンジンの燃料カットよりの復帰回転数Neoとを
比較し、実際のエンジン回転数Neが復帰回転数Neoよ
りも所定値以上小さいときには、発進クラッチを直結状
態より半クラッチ状態にするよう構成され、上記所定値
は車速の変化速度及びエンジン回転数の変化速度に応じ
て変化される発進クラッチの制御装置が既に知られてい
る。
【0003】かかる発進クラッチの制御装置によれば、
燃料カットよりの復帰時に於けるトルクの変動に起因す
るショックを低減すると共に、惰行時にはエンジン回転
数の低回転数域までエンジンの燃料カットを継続するこ
とができ、燃費の向上とエンジンブレーキの有効利用と
を両立させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公開公報に
記載された制御装置に於いては、発進クラッチの係合状
態に関係なくエンジンの燃料カットよりの復帰時期が設
定されており、例えば燃料カットよりの復帰回転数Neo
が発進クラッチの係合状態に応じて低回転数側へ変化さ
れる訳ではいため、燃費の向上及びエンジン回転数の低
下抑制に関し改善の余地がある。
【0005】本発明は、従来の発進クラッチの制御装置
に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、
本発明の主要な課題は、発進クラッチの係合状態や作動
状況に応じて内燃機関の燃料カットよりの復帰や燃料カ
ットの実行が行われるよう内燃機関及び発進クラッチを
協調制御することにより、従来に比して燃費の向上及び
内燃機関の回転数の低下抑制を効果的に達成することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の主要な課題は、本
発明によれば、車輌の駆動系に設けられた発進クラッチ
と車輌の減速時に燃料カットされる内燃機関とを協調制
御する内燃機関及び発進クラッチの協調制御装置にし
て、車輌の減速時に前記発進クラッチが係合状態より解
放状態へ向けて制御されると燃料カットより復帰させる
ことを特徴とする内燃機関及び発進クラッチの協調制御
装置(請求項1の構成)、又は車輌の駆動系に設けられ
た発進クラッチと車輌の減速時に燃料カットされる内燃
機関とを協調制御する内燃機関及び発進クラッチの協調
制御装置にして、前記発進クラッチの入力回転数と出力
回転数との関係が所定の関係になったときには燃料カッ
トを禁止することを特徴とする内燃機関及び発進クラッ
チの協調制御装置(請求項2の構成)によって達成され
る。
【0007】
【発明の作用及び効果】上記請求項1の構成によれば、
車輌の減速時に発進クラッチが係合状態より解放状態へ
向けて制御されると、換言すれば駆動輪の減速トルクが
発進クラッチを介して内燃機関へ伝達されることを抑制
すべく発進クラッチが係合状態より解放状態へ向けて制
御されると、燃料カットより復帰され内燃機関に対する
燃料の供給が再開されるので、駆動輪の減速トルクが発
進クラッチを介して内燃機関へ伝達されることに起因し
て内燃機関の回転数が過剰に低下することを防止しつ
つ、燃料カットの継続時間を長くして燃費の向上を図る
ことができる。
【0008】また上記請求項2の構成によれば、発進ク
ラッチの入力回転数と出力回転数との関係が所定の関係
になったときに、換言すれば発進クラッチの作動状況に
応じて、燃料カットが禁止され内燃機関に対し燃料の供
給が行われるので、内燃機関の回転数が過剰に低下する
ことを確実に防止することができる。
【0009】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、協調制
御装置は駆動輪の減速トルクが内燃機関へ伝達されるこ
とを抑制すべく発進クラッチの係合圧の低下が開始され
た後に燃料カットより復帰させるよう構成される(好ま
しい態様1)。
【0010】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様1の構成に於いて、協調制御装置
は駆動輪の減速トルクが内燃機関へ伝達されることを抑
制すべく発進クラッチの係合圧が低減された状況に於い
て車輌が急減速制動状態になったときには、発進クラッ
チを迅速に解放すると共に燃料カットより復帰させるよ
う構成される(好ましい態様2)。
【0011】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様1の構成に於いて、協調制御装置
は駆動輪の減速トルクが内燃機関へ伝達されることを抑
制すべく発進クラッチの係合圧が低減された状況に於い
て内燃機関の回転数が急激に低下したときには、発進ク
ラッチを迅速に解放すると共に燃料カットより復帰させ
るよう構成される(好ましい態様3)。
【0012】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様1の構成に於いて、協調制御装置
は駆動輪の減速トルクが内燃機関へ伝達されることを抑
制すべく発進クラッチの係合圧が低減された状況に於い
て内燃機関の制御装置より発進クラッチの係合圧の低下
要求があったときには、発進クラッチを迅速に解放する
と共に燃料カットより復帰させるよう構成される(好ま
しい態様4)。
【0013】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、協調制御装置は発進
クラッチが完全係合状態にある状況に於いて車輌が急減
速制動状態になったときには、発進クラッチを完全係合
状態より迅速に解放すると共に燃料カットより復帰させ
るよう構成される(好ましい態様5)。
【0014】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、協調制御装置は発進
クラッチが完全係合状態にある状況に於いて内燃機関の
回転数が急激に低下したときには、発進クラッチを完全
係合状態より迅速に解放すると共に燃料カットより復帰
させるよう構成される(好ましい態様6)。
【0015】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、協調制御装置は発進
クラッチが完全係合状態にある状況に於いて内燃機関の
制御装置より発進クラッチの係合圧の低下要求があった
ときには、発進クラッチを完全係合状態より迅速に解放
すると共に燃料カットより復帰させるよう構成される
(好ましい態様7)。
【0016】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、協調制御装置は駆動
輪の減速トルクが内燃機関へ伝達されることを抑制すべ
く発進クラッチの係合圧が低減された状況に於いて発進
クラッチの入力回転数と出力回転数との関係が所定の関
係になったときに燃料カットを禁止するよう構成される
(好ましい態様8)。
【0017】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2又は上記好ましい態様8の構成に於い
て、協調制御装置は発進クラッチの入力回転数が出力回
転数よりも所定値以上小さくなったときに燃料カットを
禁止するよう構成される(好ましい態様9)。
【0018】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様9の構成に於いて、発進クラッチ
の入力回転数が出力回転数よりも所定値以上小さくなっ
た状況が所定時間以上継続したときに燃料カットを禁止
するよう構成される(好ましい態様10)。
【0019】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1又は2の構成に於いて、発進クラッチ
は内燃機関と変速機との間の動力伝達経路に位置するよ
う構成される(好ましい態様11)。
【0020】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様11の構成に於いて、変速機は無
段変速機構と前後進切換装置とを含み、発進クラッチは
前後進切換装置の前進クラッチであるよう構成される
(好ましい態様12)。
【0021】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様11の構成に於いて、変速機は無
段変速機構と前後進切換装置とを含み、発進クラッチは
内燃機関と前後進切換装置との間の動力伝達経路に位置
するよう構成される(好ましい態様13)。
【0022】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1又は2の構成に於いて、発進クラッチ
は変速機と駆動輪との間の動力伝達経路に位置するよう
構成される(好ましい態様14)。
【0023】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1又は2の構成に於いて、発進クラッチ
は自動変速機の発進クラッチであるよう構成される(好
ましい態様15)。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施の形態(以下単に実施形態という)
について詳細に説明する。
【0025】図1は本発明による協調制御装置の実施形
態が適用される車輌の動力伝達装置を示すスケルトン図
である。尚簡略化の目的で、図1に於いては前後進切換
装置の上半分のみが図示されている。
【0026】図1に於いて、動力伝達装置10は例えば
横置き型FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
車に好適なものとして構成されており、走行用動力源と
しての内燃機関であるエンジン12を備えている。エン
ジン12の出力は、前後進切換装置16、ベルト式無段
変速機構構(CVT)18、減速歯車装置20を介して
差動歯車装置22へ伝達され、更に図1には示されてい
ない一対のユニバーサルジョイントを介して左右の駆動
輪24L、24Rへ伝達される。
【0027】前後進切換装置16は車輌の前後進を切換
える装置であり、図示の実施形態に於いてはダブルピニ
オン型の遊星歯車装置にて構成されている。エンジン1
2のクランク軸12aに連結された前後進切換装置16
の入力軸26はサンギヤ16sに連結され、ベルト式無
段変速機構構18の入力軸36はキャリア16cに連結
されている。
【0028】キャリア16cとサンギヤ16sとの間には
油圧式の前進クラッチ38が配設されており、図には示
されていないが前進クラッチ38のクラッチ板は油圧シ
リンダのピストンにより駆動され、油圧シリンダのピス
トンは戻しばねにより前進クラッチ38の解放位置へ付
勢されている。特に図には示されていないシフトレバー
がD、2、Lレンジなどの前進走行レンジに設定される
と、油圧シリンダの油圧Pcltが油圧制御回路39によ
って増大され、ピストンが戻しばねのばね力に抗して前
進クラッチ38の係合位置へ向けて駆動され、これによ
り前進クラッチ38が係合せしめられて入力軸26が入
力軸36に直結され、前後進切換装置16が入力軸36
と一体に回転することにより前進方向の駆動力がベルト
式無段変速機構構18等を介して駆動輪24R、24L
へ伝達される。
【0029】これに対しシフトレバーがRレンジである
後進走行レンジに設定されると、リングギヤ16rとハ
ウジングの如き非回転部材との間に配設された油圧式の
後進ブレーキ40が油圧制御回路39によって制御され
ることにより係合せしめられリングギヤ16rが非回転
部材に連結されると共に、前進クラッチ38が油圧制御
回路39によって制御されることにより解放され、入力
軸36は入力軸26とは逆方向へ回転し、これにより後
進方向の駆動力がベルト式無段変速機構構18等を介し
て駆動輪24R、24Lへ伝達される。尚図示の実施形
態に於いては、後述の如く、前進クラッチ38は発進ク
ラッチとして使用される。
【0030】ベルト式無段変速機構18は、入力軸36
に設けられた有効径が可変の入力側可変プーリ装置42
と、出力軸44に設けられた有効径が可変の出力側可変
プーリ装置46と、それらの可変プーリ装置42、46
のV溝に巻き掛けられた伝動ベルト48とを有し、動力
伝達部材として機能する伝動ベルト48と可変プーリ装
置42、46のV溝の壁面との間の摩擦力を介して動力
の伝達を行うようになっている。
【0031】入力側可変プーリ装置42はそのV溝幅、
即ち伝動ベルト48の巻き掛かり径(有効径)を変更す
るための入力側油圧シリンダ42cを有し、油圧シリン
ダ42cに対し給排される作動油の油圧Paは油圧制御回
路52によって制御され、これにより可変プーリ装置4
2のV溝幅が変化して伝動ベルト48の巻き掛かり径が
変更され、変速比γ(=入力側回転速度Nin/出力側回
転速度Nout)が無段階に連続的に変化せしめられる。
【0032】同様に、出力側可変プーリ装置46はその
V溝幅を変更するための出力側油圧シリンダ46cを有
し、油圧シリンダ46c内の油圧Pbも油圧制御回路52
により調圧され、これにより伝動ベルト48に対する出
力側可変プーリ装置46の挟圧力が調節されることによ
って伝動ベルト48の張力が調節され、伝動ベルト48
が可変プーリ装置42及び46に対し滑ることが防止さ
れる。尚油圧制御回路39及び52は電子制御装置54
により制御される。
【0033】電子制御装置54には回転数センサ60に
より検出されたエンジン回転数Neを示す信号、スロッ
トル開度センサ62により検出されたスロットル開度θ
を示す信号、車速センサ64により検出された車速Vを
示す信号、アイドルスイッチ(SW)66よりのON−
OFF信号がエンジン制御装置68を介して入力され、
制動制御に関する情報が制動制御装置70より入力され
る。
【0034】また電子制御装置54には回転数センサ7
2により検出されたベルト式無段変速機構18の入力軸
36の回転速度Ninを示す信号、シフトポジション(S
P)センサ74により検出されたシフトレンジを示す信
号、トルクセンサ76により検出された入力軸36のト
ルク(前進クラッチ38の出力軸のトルク)Toutを示
す信号、圧力センサ78により検出された前進クラッチ
38の油圧シリンダの油圧Pcltを示す信号、温度セン
サ80により検出された前進クラッチ38のクラッチオ
イルの温度Toilを示す信号が入力される。
【0035】エンジン制御装置68は、図には示されて
いないアクセルペダルの踏込量等に応じて燃料噴射装置
12b等を制御することによりエンジン12の出力を制
御し、また予め設定された減速時燃料カットの開始条件
(例えば車輌が減速状態にあり且つエンジン回転数Ne
が基準値以上である)が成立すると共に、電子制御装置
54より燃料カットの許可信号が入力されているときに
は、同じく予め設定された燃料カットの終了条件(復帰
条件)が成立するまで、燃料噴射装置12bによる燃料
供給を停止する燃料カットを行い、燃費の向上及び失火
による触媒過熱を防止するようになっている。
【0036】特に図示の実施形態に於いては、エンジン
制御装置68は、燃料カットの開始条件が成立しても、
電子制御装置54より燃料カット禁止信号が入力されて
いるときには燃料カットを実行せず、燃料カットの実行
中に電子制御装置54より燃料カット禁止信号が入力さ
れると燃料カットを終了し燃料の供給を再開する。また
エンジン制御装置68は、例えば車輌の減速時にエンジ
ン回転数Neが基準値以下に低下した場合の如く所定の
条件が成立すると、電子制御装置54へ前進クラッチ3
8の解放を要求する信号を出力する。
【0037】またエンジン制御装置68は、燃料カット
の実行中に燃料カットよりの復帰要求(燃料供給再開要
求)信号が電子制御装置54より入力されると、エンジ
ン12に対する燃料噴射装置12bによる燃料の供給を
再開し、また燃料カットの実行中に電子制御装置54よ
り燃料の非同期噴射要求信号が入力されると、燃料噴射
装置12bを制御することによりエンジン12に対し燃
料を非同期噴射し、燃料カットを終了させる。
【0038】制動制御装置70は、図には示されていな
い圧力センサにより検出されるマスタシリンダ圧力等に
基づき図には示されていない制動力制御用の油圧制御回
路を制御することにより各車輪の制動力を運転者の制動
要求に応じて制御すると共に、何れかの車輪の制動スリ
ップが過剰であるときには、当該車輪の制動スリップが
適正な値になるよう油圧制御回路を制御することによっ
て当該車輪の制動圧を増減制御するアンチスキッド制御
(所謂ABS制御)を行う。
【0039】電子制御装置54は後述の如く前進クラッ
チ38の油圧シリンダの油圧を制御することによって前
進クラッチ38の係合状態を制御すると共に、図には示
されていない前後進切換制御ルーチンに従って前進クラ
ッチ38及び後進ブレーキ40の係合状態を制御する。
また電子制御装置54は図には示されていない変速制御
ルーチンに従ってベルト式無段変速機構18の入力側回
転速度Ninが車輌の走行状態により定まる目標入力側回
転速度Nintになるよう制御する。
【0040】特に図示の実施形態に於いては、電子制御
装置54は、シフトポジションセンサ74により検出さ
れたシフトレンジがNレンジ、Pレンジ又はRレンジに
あるときには前進クラッチ38を解放するが、シフトレ
ンジがDレンジの如き前進走行レンジにあるときには、
原則としてスロットル開度θに基づき前進クラッチ38
の目標伝達トルクTclttを演算すると共に、温度センサ
80により検出された前進クラッチ38のオイルの温度
Toilに基づき係数αを演算し、下記の式1に従って目
標伝達トルクTclttを達成するに必要な目標伝達トルク
発生油圧Pclttを演算する。尚下記の式1に於いて、係
数Aは前進クラッチ38の油圧シリンダの断面積であ
り、Wは前進クラッチ38の戻しばねの荷重である。 Pcltt=(α・Tcltt+W)/A ……(1)
【0041】また電子制御装置54は、トルクセンサ7
6により検出された出力トルクToutと目標伝達トルク
Tclttとの偏差ΔTp(=Tout−Tcltt)に基づきその
積分値ΔTi及び微分値ΔTdを演算し、Kp、Ki、Kd
をそれぞれ比例項の係数、積分項の係数、微分項の係数
とする下記の式2に従ってPIDフィードバック制御量
Ppidを演算する。 Ppid=Kp・ΔTp+Ki・ΔTi+Kd・ΔTd ……(2)
【0042】そして電子制御装置54は、油圧制御回路
39に対する指示油圧Pcltaと圧力センサ78により検
出された実油圧PcltとのオフセットΔPclt(=Pclta
−Pclt)を演算すると共に、下記の式3に従って目標
伝達トルク発生油圧PclttとPIDフィードバック制御
量PpidとオフセットΔPcltとの和として指示油圧Pcl
taを演算し、該指示油圧Pcltaに基づき前進クラッチ3
8の油圧シリンダの油圧を制御する。 Pclta=Pcltt+Ppid+ΔPclt ……(3)
【0043】また電子制御装置54は、車輌が所謂「コ
ースト状態」、即ちアイドルスイッチ66がON状態に
あり且つエンジン12が被駆動状態(例えば車速Vの微
分値Vdが負の値である状態)にあるときには、ベルト
式無段変速機構18の変速比γがその最大値γmaxにな
るよう制御すると共に、該無段変速機構18の制御に同
期して例えば車速Vの微分値Vdの大きさに応じて前進
クラッチ38の油圧シリンダの油圧を低減するコースト
制御を行い、これにより車輌の減速時に駆動輪よりエン
ジン12へ減速トルクが伝達されることを抑制する。
【0044】また電子制御装置54は、コースト制御の
実行中であり燃料カットが実行されている状況に於い
て、車輌が急減速制動状態になったり、エンジン回転数
Neが急激に低下したり、エンジン制御装置68より前
進クラッチ38の係合圧Pcltの減圧要求があったとき
には、係合圧Pcltを迅速に低下させて前進クラッチ3
8を迅速に解放する。
【0045】更に電子制御装置54は、図2に示された
協調制御ルーチンに従ってエンジン12の燃料カット及
び前進クラッチ38を協調制御する。特に電子制御装置
54は、前進クラッチ38が完全係合状態にある場合又
はコースト制御中である場合には原則としてエンジン制
御装置68へ燃料カットの許可信号を出力するが、コー
スト制御中である場合に於いて、エンジン回転数Neが
前進クラッチ38の出力軸回転数Ncout(=Nin)より
も所定値以上低下した状況が所定時間以上継続したとき
には、エンジン制御装置68へ燃料カットよりの復帰要
求(燃料供給再開要求)信号を出力する。
【0046】また電子制御装置54は、図2に示された
協調制御ルーチンに従って、車輌が急減速状態にある場
合、少なくとも駆動輪についてアンチスキッド制御が行
われている場合、駆動輪の制動スリップが大きい場合の
如く、車輌が急減速制動状態にある状況や、エンジン回
転数Neが急激に低下する状況や、エンジン制御装置6
8より前進クラッチ38の係合圧低下要求信号が入力さ
れた状況に於いては、エンジン制御装置68へ燃料の非
同期噴射要求信号を送信する。尚この場合のコースト制
御は、前進クラッチにより伝達されるトルクが実質的に
0になる程度にまで前進クラッチ38の油圧シリンダの
油圧を迅速に低下させることにより行われる。
【0047】尚図には詳細に示されていないが、電子制
御装置54、エンジン制御装置68及び制動制御装置7
0はCPUとROMとRAMと入出力ポート装置とを有
しこれらが双方向性のコモンバスにより互いに接続され
たマイクロコンピュータ及び駆動回路を含む一般的な構
成のものであってよい。
【0048】次に図2に示されたフローチャートを参照
して、図示の実施形態に於いて前進クラッチ38を発進
クラッチとして行われる内燃機関及び発進クラッチの協
調制御について説明する。尚図2に示されたフローチャ
ートによる協調制御は図には示されていないイグニッシ
ョンスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰
り返し実行される。
【0049】まずステップ10に於いては回転数センサ
60により検出されたエンジン回転数Neを示す信号等
の読み込みが行われ、ステップ20に於いてはシフトポ
ジションセンサ74により検出されたシフトポジション
がDレンジの如き走行レンジであるか否かの判別が行わ
れ、否定判別が行われたときにはステップ160へ進
み、肯定判別が行われたときにはステップ30へ進む。
【0050】ステップ30に於いてはアイドルスイッチ
66がON状態にあるか否かの判別、即ち運転者により
図は示されていないアクセルペダルが踏み込まれていな
いか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときには
ステップ160へ進み、肯定判別が行われたときにはス
テップ40へ進む。
【0051】ステップ40に於いては例えば圧力センサ
78により検出された前進クラッチ38の係合圧Pcltt
が基準値以上であるか否かの判別により、又は前進クラ
ッチ38の入力側回転数(Ne)と出力側回転数(Ncou
t)との比較により、前進クラッチ38が完全係合状態
にあるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたとき
にはそのままステップ60へ進み、否定判別が行われた
ときにはステップ50へ進む。
【0052】ステップ50に於いてはコースト制御の実
行中であるか否かの判別、即ち車輌が減速状態にありエ
ンジン12のストールを防止するために前進クラッチ3
8の係合圧が低減される制御が行われているか否かの判
別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ16
0へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ60へ
進む。
【0053】ステップ60に於いては車輌が急減速制動
状態にあるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われた
ときにはステップ150へ進み、否定判別が行われたと
きにはステップ70へ進む。尚車輌が急減速制動状態に
あるか否かの判別は、例えば車速Vの時間微分値が負の
基準値以下であるか否かの判別、駆動輪についてアンチ
スキッド制御が実行されているか否かの判別、駆動輪の
減速スリップが基準値以上であるか否かの判別により行
われてよい。
【0054】ステップ70に於いては例えばエンジン制
御装置68より入力されるエンジン回転数Neの変化率
が負の基準値以下であるか否かの判別により、エンジン
回転数Neが急激に低下しているか否かの判別が行わ
れ、肯定判別が行われたときにはステップ150へ進
み、否定判別が行われたときにはステップ80へ進む。
【0055】ステップ80に於いてはエンジン制御装置
68より前進クラッチ38の係合圧Pcltの減圧要求が
あったか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたとき
にはステップ150へ進み、否定判別が行われたときに
はステップ90へ進む。
【0056】ステップ90に於いてはエンジン回転数N
eがNcout−No以下であるか否かの判別、即ちエンジン
回転数Neが前進クラッチ38の出力側回転数Ncout
(=Nin)よりも所定値No以上小さい状況であるか否
かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステッ
プ100に於いてカウンタのカウント値Cが1インクリ
メントされ、否定判別が行われたときにはステップ11
0に於いてカウント値Cが0にリセットされる。尚所定
値Noは正の定数であってもよいが、前進クラッチ38
の係合圧Pcltが高いほど小さくなるよう係合圧Pcltに
応じて正の値に可変設定される。
【0057】ステップ120に於いてはカウンタのカウ
ント値Cが基準値Co(正の一定の整数)以上であるか
否かの判別、即ちエンジン回転数Neが前進クラッチ3
8の出力側回転数Ncoutよりも所定値No以上小さい状
況が所定時間以上継続したか否かの判別が行われ、肯定
判別が行われたときにはステップ130に於いてエンジ
ン制御装置68へ燃料カット禁止信号が送信され、否定
判別が行われたときにはステップ140に於いてエンジ
ン制御装置68へ燃料カット許可信号が送信される。
【0058】ステップ150に於いてはエンジン制御装
置68へ燃料の非同期噴射要求を送信し、これにより燃
料カットより復帰させて燃料噴射装置12bによる燃料
噴射が再開され、ステップ160に於いてはカウンタの
カウント値Cが0にリセットされる。
【0059】かくして図示の実施形態によれば、車輌が
急激ではない通常の減速を開始し、車輌がコースト状
態、即ち駆動輪の減速トルクがエンジン12へ伝達され
る状態になると、電子制御装置54によってコースト制
御が開始され、ベルト式無段変速機構18の変速比γが
その最大値γmaxになるようベルト式無段変速機構18
が制御されると共に、該無段変速機構18の制御に同期
して前進クラッチ38の油圧シリンダの油圧が低減さ
れ、前進クラッチ38が完全係合状態より解放状態へ向
けて制御される。
【0060】そしてこの場合にはステップ40に於いて
否定判別が行われると共にステップ50に於いて肯定判
別が行われ、ステップ60〜90に於いて否定判別が行
われ、これによりステップ140に於いて電子制御装置
54よりエンジン制御装置68へ燃料カット許可信号が
送信され、予め設定された燃料カットの開始条件が成立
した段階に於いてエンジン制御装置68により燃料カッ
トが開始される。
【0061】車輌の通常減速時に燃料カットが開始され
ると、エンジン回転数Neが漸次低下するので、ステッ
プ90に於いて肯定判別が行われるようになり、ステッ
プ90に於いて肯定判別がCo回以上行われると、ステ
ップ120に於いて肯定判別が行われ、ステップ130
に於いてエンジン制御装置68へ燃料カット禁止信号が
送信され、これにより燃料噴射装置12bによるエンジ
ン12に対する燃料噴射が再開される。
【0062】従ってコースト制御が開始され、前進クラ
ッチ38の係合圧Pcltが低下されることによって前進
クラッチの解放が開始された後に燃料カットよりの復帰
が行われるので、前進クラッチ38の係合状態に関係な
くエンジン回転数Neが前進クラッチ38の出力側回転
数Ncoutよりも所定値No以上小さい状況が所定時間以
上継続したときに燃料カットよりの復帰が行われる場合
に比して、エンジン12の回転数Neの過剰低下を招来
することなく低車速域まで燃料カットを行うことがで
き、これにより燃費を確実に向上させることができ、燃
費の向上とエンジンブレーキの有効利用との両立を図る
ことができる。
【0063】また前進クラッチの解放が開始された後に
燃料カットよりの復帰が行われるので、燃料カットより
の復帰によりエンジン12に対する燃料の供給が再開さ
れその出力トルクが増大される際にエンジン12より前
進クラッチ38を経て駆動輪へ伝達されるトルクを低減
することができ、従って前進クラッチ38の係合状態に
関係なくエンジン回転数Neと前進クラッチ38の出力
側回転数Ncoutよりも所定値No以上小さい状況が所定
時間以上継続したときに燃料カットよりの復帰が行われ
る場合に比して、燃料供給の再開時に於けるショックを
低減することができる。
【0064】特に図示の実施形態によれば、ステップ9
0に於ける判別の所定値Noは前進クラッチ38の係合
圧Pcltが高いほど小さくなるよう正の値に可変設定さ
れるので、前進クラッチ38によるトルクの伝達がされ
易いほどステップ90に於いて肯定判別が行われ難くい
ことにより燃料カットよりの復帰が行われ難く、従って
所定値Noが正の定数である場合に比して確実に低車速
域まで燃料カットを行うことができる。
【0065】またステップ90に於いてエンジン回転数
Neが前進クラッチ38の出力側回転数Ncoutよりも所
定値No以上小さい状況が所定時間以上継続したときに
燃料カットよりの復帰が行われるので、エンジン12の
回転数Neの過剰低下を確実に回避することができると
共に、エンジン回転数Neが前進クラッチ38の出力側
回転数Ncoutよりも所定値No以上小さいと判定される
と直ぐに燃料カットよりの復帰が行われる場合に比し
て、確実に低車速域まで燃料カットを行うことができ
る。
【0066】また図示の実施形態によれば、車輌が減速
状態にあり、これによりコースト制御が実行されると共
に燃料カットが実行される状況に於いて、車輌が急減速
制動状態になったり、エンジン回転数Neが急激に低下
したり、エンジン制御装置68より前進クラッチ38の
係合圧Pcltの減圧要求があったときには、ステップ5
0に於いて肯定判別が行われると共に、ステップ60〜
80の何れかに於いて肯定判別が行われ、ステップ15
0に於いてエンジン制御装置68へ燃料の非同期噴射要
求が送信され、燃料噴射装置12bによる燃料噴射が再
開されるので、エンジン12の回転数Neが過剰に低下
することを確実に防止することができる。またこの場
合、前進クラッチ38が迅速に解放されるので、このこ
とによってもエンジン回転数Neの過剰低下を確実に防
止することができる。
【0067】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【0068】例えば上述の実施形態に於いては、発進ク
ラッチとしての前進クラッチ38は駆動源としてのエン
ジン12と変速機である無段変速機構18との間に設け
られているが、発進クラッチは変速機と駆動輪との間に
設けられてもよく、その場合には変速機の変速比をγと
して上記式1は下記の式4に置き換えられ、また上記ス
テップ90に於ける判別はエンジン回転数Neが(Ncou
t−No)/γ以下であるか否かの判別により行われる。 Pcltt=(α・Tcltt・γ+W)/A ……(4)
【0069】また上述の実施形態に於いては、発進クラ
ッチは前後進切換装置16の前進クラッチ38である
が、発進クラッチは前後進切換装置16の前進クラッチ
38とは独立にエンジン12と前後進切換装置16との
間又は変速機と駆動輪との間に設けられてもよい。
【0070】また上述の実施形態に於いては、変速機構
はベルト式の無段変速機構18であるが、変速機構は例
えばトロイダルコーン式の無段変速機構の如く当技術分
野に於いて公知の任意の無段変速機構であってもよく、
また変速機は自動変速機であってもよく、特に変速機が
自動変速機である場合には、発進クラッチは自動変速機
の発進クラッチであってもよい。
【0071】また上述の実施形態に於いては、ステップ
120に於ける判別の基準値Coは定数であるが、基準
値Coは例えば前進クラッチ38の係合圧Pcltが高いほ
ど大きくなるよう係合圧Pcltに応じて正の値に可変設
定されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内燃機関及び発進クラッチの協調
制御装置の実施形態が適用される車輌の動力伝達装置を
示すスケルトン図である。
【図2】実施形態に於ける内燃機関及び発進クラッチの
協調制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
12…エンジン 14…トルクコンバータ 16…前後進切換装置 18…ベルト式無段変速機構 39、52…油圧制御回路 54…電子制御装置 60…回転数センサ 62…スロットル開度センサ 64…車速センサ 66…アイドルスイッチ 68…エンジン制御装置 70…制動制御装置 72…回転数センサ 74…シフトポジションセンサ 76…トルクセンサ 78…圧力センサ 80…温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/12 330 F02D 41/12 330K 330M F16D 48/02 F16D 25/14 640T Fターム(参考) 3D041 AA18 AA21 AA22 AA59 AB01 AC01 AC11 AD02 AD04 AD07 AD17 AD22 AD31 AD41 AD51 AE02 AE16 AF01 3G093 BA19 CA06 CA10 CB07 DA01 DA06 DB05 DB11 EA05 FA12 FB01 FB02 FB05 3G301 HA01 JA02 KA16 KA26 KA27 LB01 MA11 MA24 MA25 NE01 NE06 PA11Z PE01Z PF01Z PF03Z PF06Z PF07Z 3J057 AA03 GA17 GA64 GB02 GB04 GB05 GB22 GB27 GB36 HH02 JJ01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の駆動系に設けられた発進クラッチと
    車輌の減速時に燃料カットされる内燃機関とを協調制御
    する内燃機関及び発進クラッチの協調制御装置にして、
    車輌の減速時に前記発進クラッチが係合状態より解放状
    態へ向けて制御されると燃料カットより復帰させること
    を特徴とする内燃機関及び発進クラッチの協調制御装
    置。
  2. 【請求項2】車輌の駆動系に設けられた発進クラッチと
    車輌の減速時に燃料カットされる内燃機関とを協調制御
    する内燃機関及び発進クラッチの協調制御装置にして、
    前記発進クラッチの入力回転数と出力回転数との関係が
    所定の関係になったときには燃料カットを禁止すること
    を特徴とする内燃機関及び発進クラッチの協調制御装
    置。
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