JP2019211025A - 車両の制御装置及び車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無段変速機を有する車両の減速時に車両保護の事前対応と過保護な状況となる頻度減少とを両立させる。【解決手段】コントローラ100は、エンジンENGと、エンジンENGの動力が伝達される変速機TMを有する車両の制御装置を構成する。コントローラ100は、ブレーキペダル33の踏込速度VPDLが所定踏込速度Bpdl1以上となった時点において車速VSPが所定車速VSP1未満であるときはバリエータVAの変速線を、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線と比較して回転速度NEが高くなる変速線に変更する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の制御装置及び車両の制御方法に関する。
無段変速機を有する車両を制御により減速時に保護することが知られている。車両を保護するには例えば、実際に車両の減速度が高くなった後に車両を保護する方法が考えられる。このほか、特許文献1が開示する技術のようにブレーキペダルが踏まれたことを以て車両を保護する方法もある。
特開平6−265006号公報
前者の方法は事後的な対応となるので、車両の状況によっては保護が間に合わない場合が生じる虞がある。また、後者の方法は事前対応が可能な方法といえるが、ブレーキペダル操作がゆっくりと行われる場合は、急減速でなく緩減速となる。このためこの場合は、車両保護が過保護な制御となる結果、運転性や燃費に影響を与える虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、無段変速機を有する車両の減速時に車両保護の事前対応と過保護な状況となる頻度減少とを両立させることを目的とする。
本発明のある態様の車両の制御装置は、駆動源と前記駆動源の動力が伝達される無段変速機を有する車両の制御装置であって、ブレーキペダルの踏込速度が所定踏込速度以上となった時点において車速が所定車速未満であるときは前記無段変速機の変速線を、前記ブレーキペダルが踏まれる前の変速線と比較して前記駆動源の回転速度が高くなる変速線に変更する制御部、を備える。
本発明の別の態様によれば、上記車両の制御装置に対応する車両の制御方法が提供される。
これらの態様によれば、上記のように変速線を変更することで、減速時にLOW側つまり大きい側に変更される変速比の変速速度を高めることができる。このため、急減速により変速比が十分LOW側に戻らないまま停止するという状況に置かれ不測の事態が発生し得る車両に対し、車両保護を図ることができる。
また、素早い対応という観点からは、実際の車速の落ち込み速度である減速度や加速度といった、実際の変化時間が関係するパラメータを使用する意義は低いといえる。これに対し、入力装置であるブレーキペダルの踏込速度というパラメータであれば、ブレーキペダルの踏込速度が所定踏込速度以上となった時点、つまりそのような瞬間では、制動力が発生していない状況となり、制動力による車速変化が起こらない。
このためこれらの態様によれば、ブレーキペダルの踏込速度を用いて上記のように変速線を変更することで、車両保護の事前対応を行うことができる。同時にこれらの態様によれば、ブレーキペダルの踏込量ではなく、ブレーキペダルの踏込速度を用いるので、ブレーキペダル操作がゆっくりと行われる緩減速の予測も可能となる。このため、緩減速時に車両保護を行うことにより過保護な状況となる頻度の減少を図ることもできる。さらにこれらの態様によれば、停車までの時間が十分ある高車速の場合ではなく、低車速の場合に変速線を変更して車両保護を図るので、これによっても過保護な状況となる頻度の減少を図ることができる。
従って、これらの態様によれば、無段変速機を有する車両の減速時に車両保護の事前対応と過保護な状況となる頻度の減少とを両立させることができる。
車両の概略構成図である。 実施形態で行われる制御の一例をフローチャートで示す図である。 変速マップの一例を示す図の第1図である。 変速マップの一例を示す図の第2図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は車両の概略構成図である。車両は、エンジンENGと、トルクコンバータTCと、前後進切替機構SWMと、バリエータVAと、コントローラ100とを備える。車両では、変速機TMが、トルクコンバータTCと、前後進切替機構SWMと、バリエータVAとを有して構成される。変速機TMは無段変速機であり、本実施形態ではベルト式無段変速機とされる。
エンジンENGは、車両の駆動源を構成する。エンジンENGの動力は、トルクコンバータTC、前後進切替機構SWM、バリエータVAを介して駆動輪DWへと伝達される。換言すれば、トルクコンバータTC、前後進切替機構SWM、バリエータVAは、エンジンENGから駆動輪DWに至る動力伝達経路に設けられる。
トルクコンバータTCは、流体を介して動力を伝達する。トルクコンバータTCでは、ロックアップクラッチLUを締結することで、動力伝達効率が高められる。
前後進切替機構SWMは、エンジンENGとバリエータVAとを結ぶ動力伝達経路に設けられる。前後進切替機構SWMは、入力される回転の回転方向を切り替えることで車両の前後進を切り替える。前後進切替機構SWMは、前進レンジ選択の際に係合される前進クラッチFWD/Cと、リバースレンジ選択の際に係合される後進ブレーキREV/Bとを備える。前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bを解放すると、変速機TMがニュートラル状態、つまり動力遮断状態になる。
バリエータVAは、プライマリプーリPRIと、セカンダリプーリSECと、プライマリプーリPRI及びセカンダリプーリSECに巻き掛けられたベルトBLTと、を有するベルト式無段変速機構を構成する。プライマリプーリPRIにはプライマリ圧Ppriが、セカンダリプーリSECにはセカンダリ圧Psecが、油圧制御回路11からそれぞれ供給される。
変速機TMは、オイル供給装置20とブレーキ装置30とをさらに有して構成される。
オイル供給装置20は、メカオイルポンプ21と、電動オイルポンプ22と、モータ23と、第1逆止弁24と、第2逆止弁25とを有して構成される。
メカオイルポンプ21は、後述する油圧制御回路11に油を圧送する。メカオイルポンプ21は、エンジンENGの動力により駆動される機械式オイルポンプである。
電動オイルポンプ22は、メカオイルポンプ21とともに、或いは単独で油圧制御回路11に油を圧送する。電動オイルポンプ22は、メカオイルポンプ21と油圧制御回路11とを結ぶライン圧油路26に接続する電動オイルポンプ22用の供給油路27に接続される。電動オイルポンプ22は、メカオイルポンプ21に対して補助的に設けられる。
モータ23は、電動オイルポンプ22を駆動する。電動オイルポンプ22は、モータ23を有して構成されると把握されてもよい。
第1逆止弁24は、ライン圧油路26のうち供給油路27が接続する地点よりもメカオイルポンプ21側の部分に設けられる。第1逆止弁24は、メカオイルポンプ21から油圧制御回路11に向かう油の流れを許容し、その反対方向の油の流れを遮断する。
第2逆止弁25は、供給油路27に設けられる。第2逆止弁25は、電動オイルポンプ22から油圧制御回路11に向かう油の流れを許容し、その反対方向の油の流れを遮断する。
ブレーキ装置30は、ブレーキ31と、ブレーキアクチュエータ32と、ブレーキペダル33と、マスターシリンダ34とを有して構成される。
ブレーキ31は、駆動輪DWに設けられる。ブレーキ31の制動力は、ブレーキアクチュエータ32により制御される。ブレーキアクチュエータ32は、マスターシリンダ34がブレーキペダル33の踏力を変換して発生させたブレーキ液圧をもとにして、ブレーキ31の制動力を制御する。
変速機TMは、油圧制御回路11と、変速機コントローラ12とをさらに有して構成される。
油圧制御回路11は、複数の流路、複数の油圧制御弁で構成され、メカオイルポンプ21や電動オイルポンプ22から供給される油を調圧して変速機TMの各部位に供給する。
変速機コントローラ12は、変速機TMを制御するためのコントローラであり、エンジンENGを制御するためのエンジンコントローラ13、及びブレーキ装置30を制御するためのブレーキコントローラ14と相互通信可能に接続される。エンジンコントローラ13から変速機コントローラ12には例えば、エンジンENGのトルクTqを表す出力トルク信号が入力される。ブレーキコントローラ14から変速機コントローラ12には、ブレーキアクチュエータ32で発生しているブレーキ液圧の情報が入力される。
変速機コントローラ12は、エンジンコントローラ13及びブレーキコントローラ14とともに、車両の制御装置であるコントローラ100を構成する。コントローラ100は例えば、変速機コントローラ12、エンジンコントローラ13、ブレーキコントローラ14の統合制御を司る統合コントローラをさらに有した構成とされてもよい。
コントローラ100には、各種センサ・スイッチを示すセンサ・スイッチ群40からの信号が入力される。センサ・スイッチ群40は例えば、車速VSPを検出する車速センサ、アクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ、エンジンENGの回転速度NEを検出するエンジン回転速度センサ、ブレーキ液圧を検出するブレーキセンサを含む。
センサ・スイッチ群40はさらに例えば、プライマリ圧Ppriを検出するプライマリ圧センサ、セカンダリ圧Psecを検出するセカンダリ圧センサ、プライマリプーリPRIの入力側回転速度である回転速度Npriを検出する回転速度センサ、セカンダリプーリSECの出力側回転速度である回転速度Nsecを検出する回転速度センサ、変速レバーの操作位置を検出する位置センサ、変速機TMの油温を検出する油温センサを含む。回転速度Npriは例えば、プライマリプーリPRIの入力軸の回転速度であり、回転速度Nsecは例えば、セカンダリプーリSECの出力軸の回転速度である。
変速機コントローラ12には、これらの信号が直接入力されるか、エンジンコントローラ13やブレーキコントローラ14を介して入力される。変速機コントローラ12は、これらの信号に基づき変速機TMの制御を行う。変速機TMの制御は、これらの信号に基づき油圧制御回路11や電動オイルポンプ22を制御することで行われる。油圧制御回路11は、変速機コントローラ12からの指示に基づき、ロックアップクラッチLU、前進クラッチFWD/C、後進ブレーキREV/B、プライマリプーリPRI、セカンダリプーリSEC等の油圧制御を行う。
変速機TMの制御は例えば、変速比のLOW戻しを含む。LOW戻しは、車速VSPの低下に応じて変速機TMの変速比をLOW側、つまり大きくなる方向に変更する変速制御である。LOW戻しの際の変速機TMの変速比はバリエータVAの変速比とされ、バリエータVAの変速比は、LOW戻しにより好ましくは最大変速比まで戻される。
ところで、変速機TMを有する車両においては、減速時に車両保護が必要になる場合がある。車両保護は例えば、登坂路で停車した際に車両がずり下がることに対して必要になる。変速機TMを有する車両を減速時に保護するには例えば、実際に車両の減速度が高くなった後に車両を保護する方法や、ブレーキペダル33が踏まれたことを以て車両を保護する方法が考えられる。
ところが、前者の方法は事後的な対応となるので、車両の状況によっては保護が間に合わない場合が生じることが懸念される。また、後者の方法は事前対応が可能な方法といえるが、ブレーキペダル操作がゆっくりと行われる場合は急減速でなく緩減速となる。このためこの場合は、車両保護が過保護な制御となる結果、運転性や燃費に影響を与えることが懸念される。
このような事情に鑑み、本実施形態ではコントローラ100が次に説明するように制御を行う。
図2は、コントローラ100が行う制御の一例をフローチャートで示す図である。コントローラ100は、本フローチャートの処理を実行するようにプログラムされることで、制御部を有した構成とされる。本フローチャートの処理は例えば、変速機コントローラ12で行うことができる。
ステップS1で、コントローラ100は、ブレーキペダル33の踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上か否かを判定する。コントローラ100は、ブレーキセンサからの信号に基づき、踏込速度VPDLを検出することができる。
所定踏込速度VPDL1は、急減速が行われるか否かを判定するための判定値であり、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上になった時点では、制動力の変化は発生しない。所定踏込速度VPDL1は、予め設定することができる。ステップS1で肯定判定であれば、処理はステップS2に進む。
ステップS2で、コントローラ100は、電動オイルポンプ22の作動準備を実行する。作動準備は例えば、第2逆止弁25が開かない範囲内の流量で油が吐出されるように電動オイルポンプ22を制御することとされる。
ステップS3で、コントローラ100は、変速機TMが有する両プーリの油圧つまりプライマリ圧Ppri及びセカンダリ圧Psecの上昇準備を実行する。ステップS3では、プライマリ圧Ppri及びセカンダリ圧Psecの上昇準備のため、例えばライン圧を上昇させる。
ステップS4で、コントローラ100は、車速VSPが所定車速VSP1未満か否かを判定する。所定車速VSP1は、車両保護が過保護となる状況を規定するための値であり、車速VSPが所定車速VSP1以上の場合に、車両保護が過保護とされる。所定車速VSP1についてはさらに後述する。ステップS4で肯定判定であれば、処理はステップS5に進む。
ステップS5で、コントローラ100は、回転速度NEが第1所定回転速度NE1未満か否かを判定する。第1所定回転速度NE1は、車速VSPが所定車速VSP1未満の場合に車両保護が過保護となる状況を規定するための値であり、詳しくは後述する。ステップS5で肯定判定であれば、車両保護が過保護となる状況ではないと判断され、処理はステップS6に進む。
ステップS6で、コントローラ100は、ブレーキペダル33の踏込量αが所定踏込量α1未満か否かを判定する。所定踏込量α1は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上と速い踏込であったとしても、緩減速となる場合を規定するための値であり、踏込量αが所定踏込量α1未満の場合に緩減速とされる。所定踏込量α1は予め設定することができる。ステップS6で否定判定であれば、処理はステップS1に戻る。ステップS1、ステップS4、ステップS5で否定判定の場合も同様である。
ステップS7で、コントローラ100は、回転速度NEが第2所定回転速度NE2未満か否かを判定する。第2所定回転速度NE2は、車両保護を行うにあたりメカオイルポンプ21のみで必要油量の確保が可能か否かを判定するための判定値であり、例えばメカオイルポンプ21のみで必要油量を確保可能な回転速度NEの下限値に設定される。第2所定回転速度NE2は、予め設定することができる。ステップS7で肯定判定であれば、処理はステップS8に進む。
ステップS8で、コントローラ100は、電動オイルポンプ22から変速機TMへの油の供給を行う。ステップS8では、電動オイルポンプ22が吐出する油の流量が増加され、これにより第2逆止弁25が開くと、電動オイルポンプ22から変速機TMに油が供給される。
ステップS9で、コントローラ100は、両プーリの油圧の上昇を行う。両プーリの油圧は、変速機TMにおけるベルト滑りを防止するために上昇される。従って、ステップS9の処理は、ベルト保護制御として行われる。両プーリの油圧の上昇は、車速VSP及び回転速度NEの少なくともいずれかに関わらず行われる。
ステップS10で、コントローラ100は、エンジンENGの停止を禁止する。これにより、メカオイルポンプ21の駆動が継続され、メカオイルポンプ21からの油の供給が確保される。
ステップS11で、コントローラ100は、変速線の変更を行う。変速線の変更は、車両保護の一例であり、詳しくは後述する。ステップS11の後には、本フローチャートの処理は終了する。
ステップS7で否定判定の場合、つまり回転速度NEが第2所定回転速度NE2以上の場合は、車両保護を行うにあたりメカオイルポンプ21のみで必要油量を確保できる。このためこの場合は、処理はステップS1に戻り、ステップS11の処理は行われない。従って、ステップS11の処理は、回転速度NEが第2所定回転速度NE2未満の場合、つまり車両保護を行うにあたりメカオイルポンプ21のみで必要油量を確保できない場合に限って行われ、これによっても車両保護が過保護となる状況の頻度が減少される。
ステップS9で前述したベルト保護制御を行う場合、車両保護を行うにあたり、必要油量が特に不足し易くなる。このため、車両保護を行うにあたりメカオイルポンプ21のみで必要油量を確保できない場合に限ってステップS11の処理を行うことは、ベルト保護制御を行う場合に特に有効となる。
ステップS4で否定判定の場合、つまり踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上になった時点において車速VSPが所定車速VSP1以上であるときは、ステップS11の処理は行われない。この場合、車両保護がドライバの違和感の有無といった運転性とトレードオフの関係にあることから、車両保護が過保護となる状況の頻度を減少させることにより、運転性の向上が図られる。
ステップS11に示す変速線の変更は、次に説明するように行われる。
図3A、図3Bは、バリエータVAの変速マップの一例を示す図である。図3Aは、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線がコースト線LCの場合を示す。図3Bは、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線が変速線LAの場合を示す。図3A、図3Bに示す変速マップは、単一の変速マップで構成することができる。
変速マップでは、バリエータVAの動作点が、車速VSPと回転速度Npriとに応じて示される。変速マップにおいて、バリエータVAの変速比は、バリエータVAの動作点と変速マップの原点(ゼロ点)を結ぶ線の傾きで示される。バリエータVAの変速は、バリエータVAの変速比を最大にして得られる最LOW線と、バリエータVAの変速比を最小にして得られる最HIGH線との間で行うことができる。
バリエータVAの変速は、アクセル開度APOに応じて選択される変速線に従って行われる。このため、変速マップには変速線がアクセル開度APO毎に設定されている。変速線は、車速VSPに応じたバリエータVAの変速比設定を表す。変速マップには例えば、コースト線LCが設定されている。コースト線LCは、アクセル開度APOがゼロのとき、つまりコースト走行中に選択される。
コースト線LCは、最LOW線及び最HIGH線間で、バリエータVAの入力回転つまり回転速度Npriが一定になるように設定される。車速VSP_H1は、コースト線LCにおける最LOW線及び最HIGH線間の最も高い車速VSPを示す。車速VSP_L1は、コースト線LCにおける最LOW線及び最HIGH線間の最も低い車速VSPを示す。
変速マップにはさらに、変速線LPDLが設定されている。変速線LPDLは、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線と比較して回転速度Npriが高くなる結果、回転速度NEが高くなる変速線である。
図3Aに示す変速線LPDL1は、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線がコースト線LCの場合の変速線LPDLを示す。変速線LPDL1は、コースト線LCと同様、最LOW線及び最HIGH線間でバリエータVAの入力回転が一定になるように設定される。車速VSP_H2は、変速線LPDL1における最LOW線及び最HIGH線間の最も高い車速VSPを示す。車速VSP_L2は、変速線LPDL1における最LOW線及び最HIGH線間の最も低い車速VSPを示す。
変速線LPDL1では、車速VSPが車速VSP_H2未満で、且つ車速VSP_L1よりも高い車速範囲内にある場合に、コースト線LCと比較して回転速度Npriが高くなる。換言すれば、この車速範囲内において、変速線LPDL1上の動作点のほうがコースト線LC上の動作点よりも同じ車速VSPで回転速度Npriが高くなる。
従って、コースト線LCから変速線LPDL1に変速線を変更すると、回転速度Npriが高くなり、変速マップの原点と動作点とを結ぶ線の傾き、つまり目標とする変速比が大きくなる。結果、変速比を目標変速比に制御すべく、変速制御において変速速度が高められる。
所定車速VSP1は前述した通り、車両保護が過保護となる状況を規定するための値であり、例えば停車するまでの時間が十分あるか否かを判定するための判定値として設定される。車速VSPが所定車速VSP1以上の場合、停車するまでの時間が十分あり、コースト線LCに従った変速でLOW戻しを完了できるので、車両保護が過保護となる状況とされる。所定車速VSP1は、車速VSP_H2未満で、且つ車速VSP_L1よりも高い車速範囲内に設定される。この例では、所定車速VSP1は、コースト線LCにおける最LOW線及び最HIGH線間、つまり車速VSP_H1未満で、且つ車速VSP_L1よりも高い車速範囲内に設定される。
車速VSP_PDL1と車速VSP_PDL2とはともに、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上になった時点の車速VSPを示す。車速VSP_PDL1は、所定車速VSP1未満となっている。このため、変速線は車速VSP_PDL1でコースト線LCから変速線LPDL1に変更される。これにより、変速線変更前と比較して目標変速比が大きくなり、変速速度が高められる結果、LOW戻しが促進される。
LOW戻しを促進することで例えば、コースト走行中に登坂路に進入し登坂路で停車した際の車両のずり下がり防止が図られる。また、変速線を変更するにあたり、踏込速度VPDLを用いることで、車両保護の事前対応が図られる。さらに、踏込速度VPDLを用いることで、緩減速が行われるか否かの予測が可能になるので、緩減速時には過保護となる車両保護を行わないことが可能になる。従って、車両保護が過保護となる状況の頻度減少が図られる。
前述した電動オイルポンプ22の作動準備は、LOW戻しの促進の実行を確保するために行われる。すなわち、LOW戻しを促進すべく変速速度を上げるには、十分な油量が必要になるところ、ブレーキペダル33の踏込直後は回転速度NEの変化は生じないので、メカオイルポンプ21の油量変化は生じない。
このため、作動レスポンスの高い電動オイルポンプ22の作動準備を行っておけば、メカオイルポンプ21の油量が不足する場合に直ちに油を供給し、不足する油量を補うことが可能になる。また、電動オイルポンプ22は、エンジンENGと別の動力源を構成するモータ23で駆動されるので、電動オイルポンプ22であれば、減速中の車両に駆動力を与えることなく油を供給することが可能になる。
車速VSP_PDL2は、所定車速VSP1以上となっている。この場合、停車までの時間が十分あり、変速線を変更しないでもLOW戻しを完了させることができる。このためこの場合は変速線の変更は行われず、これにより車両保護が過保護となる状況の頻度減少が図られる。
図3Bに示すように、変速マップにはさらに、変速線LAが設定されている。変速線LAは、アクセルペダルが踏まれている場合に選択される。変速線LA1と変速線LA2とは、互いに異なるアクセル開度APOで選択される変速線LAであり、変速線LA2は、変速線LA1よりも高いアクセル開度APOで選択される。
登坂路で停車する際には、低車速までアクセルペダルが踏み続けられ、続いてアクセルペダルからブレーキペダル33へのペダル踏み替えが即座に行われることがある。ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線が変速線LA2の場合、ブレーキペダル33が踏まれるまでの間、動作点が変速線LA2に沿って移動する結果、ブレーキペダル33が踏まれたときには、変速比はすでに最大変速比に近づいていることがある。この場合、変速線の変更による車両保護が過保護な状況となる。
回転速度Npriが所定回転速度Npri1以上の領域は、このような状況に対応する領域であり、所定回転速度Npri1は、図2に示すフローチャートで前述した第1所定回転速度NE1に対応する回転速度Npriとなっている。従って、第1所定回転速度NE1は、車速VSPが所定車速VSP1未満の場合に車両保護が過保護となる状況を規定するための値となっている。
つまり、車速VSPが所定車速VSP1未満でも、回転速度NEが第1所定回転速度NE1以上の領域(車速VSPが低くても、回転速度NEが高い領域)は、変速比が最大変速比に近づいた状態にあることを示す領域となる。このためこの領域では、車両保護を行おうとすると過保護になる。
その一方で、車速VSPが所定車速VSP1未満、且つ回転速度NEが第1所定回転速度NE1未満の領域(車速VSPが低く、且つ回転速度NEが低い領域)においては、そのままではLOW戻しが完了しないことが懸念される。このためこの領域では、変速線の変更による車両保護が必要になる。第1所定回転速度NE1は予め設定できる。
車速VSP_PDL3は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上になった時点の車速VSPを示す。車速VSP_PDL3は、所定車速VSP1未満となっている。ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線が変速線LA2の場合は、車速VSP_PDL3で回転速度Npriが所定回転速度Npri1以上になる。このためこの場合は、変速線の変更は行われず、これにより車両保護が過保護となる状況の頻度減少が図られる。
ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線が変速線LA1の場合は、車速VSP_PDL3で回転速度Npriが所定回転速度Npri1未満になる。このためこの場合は、変速線の変更が行われる結果、LOW戻しが促進され、車両保護が図られる。この場合、変速線は変速線LA1から変速線LPDL2に変更される。変速線LPDL2は、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線が変速線LA1の場合の変速線LPDLであり、変速線LPDL2と変速線LA1の関係は、コースト線LCと変速線LPDL1の関係と同様である。
次に、本実施形態の主な作用効果について説明する。
コントローラ100は、エンジンENGと、エンジンENGの動力が伝達される変速機TMを有する車両の制御装置を構成する。コントローラ100は、ブレーキペダル33の踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上となった時点において車速VSPが所定車速VSP1未満であるときはバリエータVAの変速線を、ブレーキペダル33が踏まれる前の変速線と比較して回転速度NEが高くなる変速線に変更する。
このような構成によれば、上記のように変速線を変更することで、減速時にLOW側つまり大きい側に変更される変速比の変速速度を高めることができる。このため、急減速により変速比が十分LOW側に戻らないまま停止するという状況に置かれ不測の事態が発生し得る車両に対し、車両保護を図ることができる。
また、このような構成によれば、踏込速度VPDLを用いて上記のように変速線を変更することで、車両保護の事前対応を行うことができる。同時にこのような構成によれば、踏込速度VPDLを用いるので、ブレーキペダル操作がゆっくりと行われる緩減速の予測も可能となる。このため、緩減速時に車両保護を行うことにより過保護な状況となる頻度の減少を図ることもできる。さらにこのような構成によれば、停車までの時間が十分ある高車速の場合ではなく、低車速の場合に変速線を変更して車両保護を図るので、これによっても過保護な状況となる頻度の減少を図ることができる。
従って、このような構成によれば、変速機TMを有する車両の減速時に車両保護の事前対応と過保護な状況となる頻度の減少とを両立させることができる(請求項1、8に対応する効果)。
コントローラ100は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上となった時点において回転速度NEが第1所定回転速度NE1以上の場合は変速線の変更を行わない。
このような構成によれば、変速比が最大変速比に近づいた状態では車両保護を行わないので、車両保護が過保護となる状況の頻度を減少させることができる(請求項2に対応する効果)。
本実施形態では、変速機TMはベルト式無段変速機とされ、コントローラ100は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上となると、プライマリ圧Ppri及びセカンダリ圧Psecを上昇させる。
このような構成によれば、車速VSP及び回転速度NEの少なくともいずれかに関わらず、ベルト滑り防止のためにプライマリ圧Ppri及びセカンダリ圧Psecを上昇させることができる(請求項3に対応する効果)。
本実施形態では、変速機TMはベルト式無段変速機とされ、車両は、電動オイルポンプ22と、エンジンENGにより駆動され変速機TMに油を供給するメカオイルポンプ21と、を有する。また、コントローラ100は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上となると、電動オイルポンプ22から変速機TMに油を供給するための作動準備を開始する。
このような構成によれば、LOW戻しの促進の際にメカオイルポンプ21の油量が不足する場合に、減速中の車両に駆動力を与えることなく直ちに油を供給し、不足する油を補うことができる(請求項4に対応する効果)。
コントローラ100は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上となった時点において回転速度NEが第2所定回転速度NE2未満の場合は、電動オイルポンプ22から変速機TMに油を供給する。
このような構成によれば、車両保護を行うにあたりメカオイルポンプ21のみで必要油量を確保できない場合に限って電動オイルポンプ22を併用して車両保護を行うことが可能になる。このため、このような構成によれば、車両保護が過保護となる状況の頻度を減少させることができる(請求項5に対応する効果)。
コントローラ100は、変速線の変更を行うに際してエンジンENGの停止を禁止する。
このような構成によれば、エンジンENGの動力により駆動されるメカオイルポンプ21の回転を継続することができる。このため、変速速度の上昇時つまりLOW戻しの促進時に必要な油量を確保することができる(請求項6に対応する効果)。
コントローラ100は、踏込速度VPDLが所定踏込速度VPDL1以上となった時点において車速VSPが所定車速VSP1未満であったとしても、ブレーキペダル33の踏込量αが所定踏込量α1未満である場合は、変速線の変更を行わない。
このような構成によれば、踏込速度VPDLが速かったとしても踏込量αが少ない結果、緩減速となる場合に、車両保護が過保護となる状況の頻度を減少させることができる(請求項7に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上述した実施形態では、車両保護により登坂路で停車した際のずり下がり防止が図られることを説明した。しかしながら、車両保護は例えば、再発進時のもたつきに起因して急加速等の不適切な操作が行われ得る状況から車両を保護することも含む。
上述した実施形態では、変速機TMがベルト式無段変速機である場合について説明した。しかしながら、変速機TMは例えば、トロイダル型無段変速機とされてもよい。
上述した実施形態では、第1所定回転速度NE1と第2所定回転速度NE2とが互いに異なる回転速度である場合について説明した。しかしながら、第1所定回転速度NE1と第2所定回転速度NE2とは同じ値とされてもよい。
上述した実施形態では、制御部がコントローラ100により実現される場合について説明した。しかしながら、制御部は例えば、単一のコントローラにより実現されてもよい。
21 メカオイルポンプ(機械式オイルポンプ)
22 電動オイルポンプ
30 ブレーキ装置
33 ブレーキペダル
100 コントローラ(制御部)
ENG エンジン(駆動源)
TM 変速機(無段変速機)
VA バリエータ

Claims (8)

  1. 駆動源と前記駆動源の動力が伝達される無段変速機を有する車両の制御装置であって、
    ブレーキペダルの踏込速度が所定踏込速度以上となった時点において車速が所定車速未満であるときは前記無段変速機の変速線を、前記ブレーキペダルが踏まれる前の変速線と比較して前記駆動源の回転速度が高くなる変速線に変更する制御部、
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両の制御装置であって、
    前記制御部は、前記ブレーキペダルの踏込速度が前記所定踏込速度以上となった時点において前記駆動源の回転速度が第1所定回転速度以上の場合は前記変速線の変更を行わない、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の制御装置であって、
    前記無段変速機は、ベルト式無段変速機であり、
    前記制御部は、前記ブレーキペダルの踏込速度が前記所定踏込速度以上となると、前記無段変速機が有する両プーリの油圧を上昇させる、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載の車両の制御装置であって、
    前記無段変速機は、ベルト式無段変速機であり、
    前記車両は、電動オイルポンプと、前記駆動源により駆動され前記無段変速機に油を供給する機械式オイルポンプと、を有し、
    前記制御部は、前記ブレーキペダルの踏込速度が前記所定踏込速度以上となると、前記電動オイルポンプから前記無段変速機に油を供給するための作動準備を開始する、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項4に記載の車両の制御装置であって、
    前記制御部は、前記ブレーキペダルの踏込速度が前記所定踏込速度以上となった時点において前記駆動源の回転速度が第2所定回転速度未満の場合は、前記電動オイルポンプから前記無段変速機に油を供給する、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  6. 請求項1から5いずれか1項に記載の車両の制御装置であって、
    前記制御部は、前記変速線の変更を行うに際して前記駆動源の停止を禁止する、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載の車両の制御装置であって、
    前記制御部は、ブレーキペダルの踏込速度が所定踏込速度以上となった時点において車速が前記所定車速未満であったとしても、前記ブレーキペダルの踏込量が所定踏込量未満である場合は、前記変速線の変更を行わない、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  8. 駆動源と前記駆動源の動力が伝達される無段変速機を有する車両の制御方法であって、
    ブレーキペダルの踏込速度が所定踏込速度以上となった時点において車速が所定車速未満であるときは前記無段変速機の変速線を、前記ブレーキペダルが踏まれる前の変速線と比較して前記駆動源の回転速度が高くなる変速線に変更すること、
    を含むことを特徴とする車両の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020085222A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 ダイハツ工業株式会社 車両用制御装置

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