JP2003341251A - オフセット印刷用ブランケット - Google Patents
オフセット印刷用ブランケットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】オフセット印刷において、高速印刷に適用して
も耐久性がありしかも印刷品質が良好に維持される印刷
用ブランケットを提供する。 【解決手段】少なくとも1層の基布を含む支持体層12
とその上に形成された表面ゴム層11を有する印刷用ブ
ランケットにおいて、前記表面ゴム層が耐油性ゴムより
構成され、該耐油性ゴム100重量部に対してカーボン
ブラックが20〜80重量部の割合で含有されているこ
とを特徴とするオフセット印刷用ブランケット。
も耐久性がありしかも印刷品質が良好に維持される印刷
用ブランケットを提供する。 【解決手段】少なくとも1層の基布を含む支持体層12
とその上に形成された表面ゴム層11を有する印刷用ブ
ランケットにおいて、前記表面ゴム層が耐油性ゴムより
構成され、該耐油性ゴム100重量部に対してカーボン
ブラックが20〜80重量部の割合で含有されているこ
とを特徴とするオフセット印刷用ブランケット。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速高品質印刷が
可能であり、耐久性の向上したオフセット印刷用ブラン
ケットに関する。
可能であり、耐久性の向上したオフセット印刷用ブラン
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷用紙としても再生紙が多く用
いられるようになってきている。この紙質の低下は、印
刷時に紙粉を発生しやすくし、印刷用ブランケット上に
付着、堆積すると印刷品質の低下をもたらす。これを避
けるために、ブランケット表面をブランケットウオッシ
ャーによる洗浄、すなわち洗浄液を含んだ不織布でブラ
ンケット表面をこすり、紙粉やインキを落とし、再度印
刷を開始することが行われている。この作業は手間を要
するとともに、ブランケット表面が擦られることにより
磨耗し、表面形状が粗くなるなどの変化を起こすことか
ら、印刷時の網点形状が悪くなるという問題がある。
いられるようになってきている。この紙質の低下は、印
刷時に紙粉を発生しやすくし、印刷用ブランケット上に
付着、堆積すると印刷品質の低下をもたらす。これを避
けるために、ブランケット表面をブランケットウオッシ
ャーによる洗浄、すなわち洗浄液を含んだ不織布でブラ
ンケット表面をこすり、紙粉やインキを落とし、再度印
刷を開始することが行われている。この作業は手間を要
するとともに、ブランケット表面が擦られることにより
磨耗し、表面形状が粗くなるなどの変化を起こすことか
ら、印刷時の網点形状が悪くなるという問題がある。
【0003】一方、オフセット印刷においては、被印刷
体はブランケットの幅よりも小さく、このためにある一
定幅の被印刷体に連続して印刷すると、被印刷体の端部
が印刷時に通過したことによる跡がブランケット表面に
つきやすい。この状態で、前よりも幅の広い被印刷体に
印刷しようとすると、前の被印刷体の跡が次の印刷物に
あらわれて印刷障害となる。従って、同じブランケット
を用いて幅の広い被印刷体への印刷ができないという問
題があり、ブランケットを交換することが行われてい
る。このために、印刷業者は多数のブランケットを在庫
しておくことが必要である。また、このような被印刷体
のエッジ跡は、ブランケットの使用時間が長くなるにつ
れて、傷へと成長し、そこが起点となってブランケット
の破壊へとつながることもある。
体はブランケットの幅よりも小さく、このためにある一
定幅の被印刷体に連続して印刷すると、被印刷体の端部
が印刷時に通過したことによる跡がブランケット表面に
つきやすい。この状態で、前よりも幅の広い被印刷体に
印刷しようとすると、前の被印刷体の跡が次の印刷物に
あらわれて印刷障害となる。従って、同じブランケット
を用いて幅の広い被印刷体への印刷ができないという問
題があり、ブランケットを交換することが行われてい
る。このために、印刷業者は多数のブランケットを在庫
しておくことが必要である。また、このような被印刷体
のエッジ跡は、ブランケットの使用時間が長くなるにつ
れて、傷へと成長し、そこが起点となってブランケット
の破壊へとつながることもある。
【0004】従来、印刷用ブランケットの表面ゴム層
(表面印刷層)は、印刷品質のベタ着肉性を良好にする
ためにはゴム硬度をJIS A測定法で50度ぐらいに
低くすることが好ましいとされているが(特開平8−5
2955号公報)、それに伴いゴム強度は弱くなり、前
記したエッジ跡問題が起こりやすくブランケットの耐久
力が弱くなる傾向にある。これまでに表面ゴム層のゴム
硬度を上げずにゴム強度を向上させるための手段とし
て、表面ゴム組成物にNBIR(アクリロニトリル−ブ
タジエン−イソプレン共重合ゴム)を含む印刷用ブラン
ケットが提案されている(特開平8−230349号公
報)。また、H−NBR(水素添加アクリロニトリル−
ブタジエンゴム)を表面ゴム組成物に含む印刷用ブラン
ケットも提案されている(特許第2838639号公
報)。
(表面印刷層)は、印刷品質のベタ着肉性を良好にする
ためにはゴム硬度をJIS A測定法で50度ぐらいに
低くすることが好ましいとされているが(特開平8−5
2955号公報)、それに伴いゴム強度は弱くなり、前
記したエッジ跡問題が起こりやすくブランケットの耐久
力が弱くなる傾向にある。これまでに表面ゴム層のゴム
硬度を上げずにゴム強度を向上させるための手段とし
て、表面ゴム組成物にNBIR(アクリロニトリル−ブ
タジエン−イソプレン共重合ゴム)を含む印刷用ブラン
ケットが提案されている(特開平8−230349号公
報)。また、H−NBR(水素添加アクリロニトリル−
ブタジエンゴム)を表面ゴム組成物に含む印刷用ブラン
ケットも提案されている(特許第2838639号公
報)。
【0005】従来また、表面ゴム層を改良するために各
種の充填剤、補強剤を添加することが知られている。例
えば、特開平8−58265号公報には、印刷時の排紙
性を向上させ高速印刷適性に優れた印刷用ブランケット
とするために、表面ゴム層に充填剤、補強剤として酸化
亜鉛と、さらに要すれば酸化亜鉛以外の充填剤、補強剤
として炭酸カルシウム、シリカ、炭酸マグネシウム、ケ
イ酸マグネシウム、硫酸バリウム、クレーおよびカーボ
ンブラックをその添加総量が高分子100重量部に対し
て15重量部以下となるように添加することが提案され
ている。
種の充填剤、補強剤を添加することが知られている。例
えば、特開平8−58265号公報には、印刷時の排紙
性を向上させ高速印刷適性に優れた印刷用ブランケット
とするために、表面ゴム層に充填剤、補強剤として酸化
亜鉛と、さらに要すれば酸化亜鉛以外の充填剤、補強剤
として炭酸カルシウム、シリカ、炭酸マグネシウム、ケ
イ酸マグネシウム、硫酸バリウム、クレーおよびカーボ
ンブラックをその添加総量が高分子100重量部に対し
て15重量部以下となるように添加することが提案され
ている。
【0006】また、特開平10−230692号公報に
は、円すい台形容器(カップラーメン容器など)等の局
面印刷用ブランケットにおいて、表面ゴムの表面硬度
(JIS A)を30〜65、表面粗さ(Rz)を3〜
7μmにすることにより、該印刷体の外径の違いに起因
するパターン線幅の変化を抑制し鮮明な印刷画像が得ら
れるとし、そこに添加されてもよい添加剤の例としてゴ
ム成分100重量部に対して、シリカ、カーボンブラッ
ク等の充填剤を30〜100重量部添加することが開示
されている。このブランケットは、表面硬度が上記のと
おりの特定範囲にあり、またその裏面に粘着剤を塗布し
ブランケット胴に固定して使用することを主体としたも
のであって、基布を有する支持体層を介するものではな
く、高速印刷を主目的としたものではない。
は、円すい台形容器(カップラーメン容器など)等の局
面印刷用ブランケットにおいて、表面ゴムの表面硬度
(JIS A)を30〜65、表面粗さ(Rz)を3〜
7μmにすることにより、該印刷体の外径の違いに起因
するパターン線幅の変化を抑制し鮮明な印刷画像が得ら
れるとし、そこに添加されてもよい添加剤の例としてゴ
ム成分100重量部に対して、シリカ、カーボンブラッ
ク等の充填剤を30〜100重量部添加することが開示
されている。このブランケットは、表面硬度が上記のと
おりの特定範囲にあり、またその裏面に粘着剤を塗布し
ブランケット胴に固定して使用することを主体としたも
のであって、基布を有する支持体層を介するものではな
く、高速印刷を主目的としたものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のオフセット印刷
用ブランケットは、再生紙等を被印刷体とするときであ
っても高速高品質印刷を可能にし、また耐久力を維持す
る面からみるとさらに改善の余地が残されている。そこ
で、本発明はかかる課題の解決に適したオフセット印刷
用ブランケットを提供しようとするものである。
用ブランケットは、再生紙等を被印刷体とするときであ
っても高速高品質印刷を可能にし、また耐久力を維持す
る面からみるとさらに改善の余地が残されている。そこ
で、本発明はかかる課題の解決に適したオフセット印刷
用ブランケットを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために、改めて表面ゴム層(表面印刷層)
の性能改善に役立つ添加剤の作用を検討したところ、カ
ーボンブラックを従来知られているよりも多量に添加す
れば意外にも効果的あることを知り、さらに種々検討を
重ねて本発明を完成したものである。すなわち、本発明
の印刷用ブランケットは、少なくとも1層の基布を含む
支持体層とその上に形成された表面ゴム層を有する印刷
用ブランケットにおいて、前記表面ゴム層が耐油性ゴム
より構成され、該耐油性ゴム100重量部に対してカー
ボンブラックを20〜80重量部の割合で含有している
ことを特徴とするものである。
題を解決するために、改めて表面ゴム層(表面印刷層)
の性能改善に役立つ添加剤の作用を検討したところ、カ
ーボンブラックを従来知られているよりも多量に添加す
れば意外にも効果的あることを知り、さらに種々検討を
重ねて本発明を完成したものである。すなわち、本発明
の印刷用ブランケットは、少なくとも1層の基布を含む
支持体層とその上に形成された表面ゴム層を有する印刷
用ブランケットにおいて、前記表面ゴム層が耐油性ゴム
より構成され、該耐油性ゴム100重量部に対してカー
ボンブラックを20〜80重量部の割合で含有している
ことを特徴とするものである。
【0009】このオフセット印刷用ブランケットにおけ
るように、基布を含む支持体層を有しその上の表面印刷
ゴム層が該耐油性ゴム100重量部に対して20〜80
重量部もの多くのカーボンブラックを含有させる公知文
献は見当たっていない。従来、高速印刷用ブランケット
の表面ゴム層にカーボンブラックを多く添加しなかった
のは、第1には印刷表面をカーボン粒子が汚染するので
はないかという漠然とした危惧と、第2には表面ゴム層
は柔らかくなければ着肉性が悪くなるという前提のもと
に、カーボンブラックの高量配合は硬くする方向に作用
するので避けた方がよい、という懸念があったためと考
えられる。ところが、本発明の印刷用ブランケットは、
特開平8−58265号公報に開示するよりもカーボン
ブラック量が多いにも拘わらず、意外なことに上記の懸
念がいずれも払拭されたものである本発明の印刷用ブラ
ンケットは、次の態様を包含するものである。
るように、基布を含む支持体層を有しその上の表面印刷
ゴム層が該耐油性ゴム100重量部に対して20〜80
重量部もの多くのカーボンブラックを含有させる公知文
献は見当たっていない。従来、高速印刷用ブランケット
の表面ゴム層にカーボンブラックを多く添加しなかった
のは、第1には印刷表面をカーボン粒子が汚染するので
はないかという漠然とした危惧と、第2には表面ゴム層
は柔らかくなければ着肉性が悪くなるという前提のもと
に、カーボンブラックの高量配合は硬くする方向に作用
するので避けた方がよい、という懸念があったためと考
えられる。ところが、本発明の印刷用ブランケットは、
特開平8−58265号公報に開示するよりもカーボン
ブラック量が多いにも拘わらず、意外なことに上記の懸
念がいずれも払拭されたものである本発明の印刷用ブラ
ンケットは、次の態様を包含するものである。
【0010】前記のオフセット印刷用ブランケットにお
いて、前記カーボンブラックが20〜70重量部の割合
であることを特徴とする。前記のオフセット印刷用ブラ
ンケットにおいて、前記カーボンブラックが30〜60
重量部の割合であることを特徴とする。前記のオフセッ
ト印刷用ブランケットにおいて、カーボンブラックとし
てGPFを20〜70重量部の割合で配合することを特
徴とする。
いて、前記カーボンブラックが20〜70重量部の割合
であることを特徴とする。前記のオフセット印刷用ブラ
ンケットにおいて、前記カーボンブラックが30〜60
重量部の割合であることを特徴とする。前記のオフセッ
ト印刷用ブランケットにおいて、カーボンブラックとし
てGPFを20〜70重量部の割合で配合することを特
徴とする。
【0011】前記のオフセット印刷用ブランケットにお
いて、カーボンブラックとしてISAFを30〜60重
量部の割合で配合することを特徴とする。前記のオフセ
ット印刷用ブランケットにおいて、前記表面ゴム層の硬
度がIRHD40〜70であることを特徴とする。
いて、カーボンブラックとしてISAFを30〜60重
量部の割合で配合することを特徴とする。前記のオフセ
ット印刷用ブランケットにおいて、前記表面ゴム層の硬
度がIRHD40〜70であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のオフセット印刷用ブラン
ケットの構成例を図1に示す。このオフセット印刷用ブ
ランケット10は、支持体層12とその表面に設けた表
面ゴム層11とからなる。前記支持体層12は、ゴム材
(ゴム糊)を含浸させた少なく1層の基布(この図で
は、基布13a、13b、13cの3層の例を示す)
と、さらに通常はこの図に例示されるように、少なくと
も1層の圧縮性層14とを積層して作製されたものであ
る。ここで、表面ゴム層は耐油性ゴムより構成され、カ
ーボンブラックが該耐油性ゴム100重量部に対して2
0〜80重量部の割合で含有するものである。
ケットの構成例を図1に示す。このオフセット印刷用ブ
ランケット10は、支持体層12とその表面に設けた表
面ゴム層11とからなる。前記支持体層12は、ゴム材
(ゴム糊)を含浸させた少なく1層の基布(この図で
は、基布13a、13b、13cの3層の例を示す)
と、さらに通常はこの図に例示されるように、少なくと
も1層の圧縮性層14とを積層して作製されたものであ
る。ここで、表面ゴム層は耐油性ゴムより構成され、カ
ーボンブラックが該耐油性ゴム100重量部に対して2
0〜80重量部の割合で含有するものである。
【0013】この積層体は、加硫して一体化され、通
常、表面を研磨等で加工してオフセット印刷用ブランケ
ットに仕上げられる。このオフセット印刷用ブランケッ
トは、転写胴のシリンダの周面上に直接またはフィルム
を介して接着し、印刷機に装着して使用される。表面ゴ
ム層を構成する耐油性ゴムとしては、アクリロニトリル
−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、クロロプレンゴム
(CR)、ウレタンゴム、アクリルゴム(ACM)、多
硫化ゴム等が例示される。これらの中でも、NBRが弾
性と高い耐油性とを兼ね備えていることから主に用いら
れるが、多硫化ゴムとのブレンド物も使用可能である。
NBRは水添化NBRでもよい。また液状NBRを混和
したものでもよく、これによって表面ゴム層を柔らかく
する効果ある。ここで、液状NBRは,NBR全体10
0重量部中約10〜60重量部とするのが好ましい。
常、表面を研磨等で加工してオフセット印刷用ブランケ
ットに仕上げられる。このオフセット印刷用ブランケッ
トは、転写胴のシリンダの周面上に直接またはフィルム
を介して接着し、印刷機に装着して使用される。表面ゴ
ム層を構成する耐油性ゴムとしては、アクリロニトリル
−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、クロロプレンゴム
(CR)、ウレタンゴム、アクリルゴム(ACM)、多
硫化ゴム等が例示される。これらの中でも、NBRが弾
性と高い耐油性とを兼ね備えていることから主に用いら
れるが、多硫化ゴムとのブレンド物も使用可能である。
NBRは水添化NBRでもよい。また液状NBRを混和
したものでもよく、これによって表面ゴム層を柔らかく
する効果ある。ここで、液状NBRは,NBR全体10
0重量部中約10〜60重量部とするのが好ましい。
【0014】カーボンブラックはその製造方法によって
ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマール
ブラックに分類される。本発明ではいずれのカーボンブ
ラックも使用可能であるが、なかでもファーネスブラッ
クに分類されるものが好ましく、さらにそのなかでもG
PF(General Purpose Furnace)またはISAF(Inte
rmediate Super Abrasion Furnace)がとりわけ好ましく
用いられる。ISAF(ASTM No.N220)
は、粒子径が小さく少量で耐磨耗性、補強効果が得られ
易いものであるが、表面ゴム層の研磨にはやや時間を要
する。また、GPF(ASTM No.N660)は粒
径が大きく、ISAFに比べると配合量を多くした方が
よいが、表面研磨は容易になる。
ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマール
ブラックに分類される。本発明ではいずれのカーボンブ
ラックも使用可能であるが、なかでもファーネスブラッ
クに分類されるものが好ましく、さらにそのなかでもG
PF(General Purpose Furnace)またはISAF(Inte
rmediate Super Abrasion Furnace)がとりわけ好ましく
用いられる。ISAF(ASTM No.N220)
は、粒子径が小さく少量で耐磨耗性、補強効果が得られ
易いものであるが、表面ゴム層の研磨にはやや時間を要
する。また、GPF(ASTM No.N660)は粒
径が大きく、ISAFに比べると配合量を多くした方が
よいが、表面研磨は容易になる。
【0015】本発明では、前記のとおり、カーボンブラ
ックを耐油性ゴム100重量部に対して20〜80重量
部の割合で含有させることを特徴としており、20重量
部に満たないときは耐磨耗性、補強性の効果が不十分で
あり、一方80重量部を超えるとゴム硬度が高くなり過
ぎてベタ着肉性が悪くなる。カーボンブラック添加量
は、20〜70重量部の割合がより好ましく、30〜6
0重量部の割合がさらに好ましい。また、前にもふれた
ように、用いるカーボンブラックの粒径によっても、最
適な添加量の範囲が少し異なり、GPFでは20〜70
重量部、ISAFでは30〜60重量部の割合とするの
が好ましい。また、液状NBRを混和するときには、そ
の量を多くするほどカーボンブラック量も多く含ませる
方がベタ着肉性を良好に維持しつつ適度な硬度に調整す
ることができるので好ましい。
ックを耐油性ゴム100重量部に対して20〜80重量
部の割合で含有させることを特徴としており、20重量
部に満たないときは耐磨耗性、補強性の効果が不十分で
あり、一方80重量部を超えるとゴム硬度が高くなり過
ぎてベタ着肉性が悪くなる。カーボンブラック添加量
は、20〜70重量部の割合がより好ましく、30〜6
0重量部の割合がさらに好ましい。また、前にもふれた
ように、用いるカーボンブラックの粒径によっても、最
適な添加量の範囲が少し異なり、GPFでは20〜70
重量部、ISAFでは30〜60重量部の割合とするの
が好ましい。また、液状NBRを混和するときには、そ
の量を多くするほどカーボンブラック量も多く含ませる
方がベタ着肉性を良好に維持しつつ適度な硬度に調整す
ることができるので好ましい。
【0016】本発明のオフセット印刷用ブランケットの
仕上がり時において、表面ゴム層の硬度は、IRHD4
0〜70の範囲であることが好ましく、さらにIRHD
45〜65の範囲であればより好ましいが、このような
硬度に調整するうえにおいても前記量のカーボンブラッ
クを含有させることが一つの有効な手段になり得る。表
面ゴム層の硬さが上記の範囲未満であれば、適正な印圧
を得ることができず、この範囲を超えるときには柔軟性
が不足してくるので好ましくない。
仕上がり時において、表面ゴム層の硬度は、IRHD4
0〜70の範囲であることが好ましく、さらにIRHD
45〜65の範囲であればより好ましいが、このような
硬度に調整するうえにおいても前記量のカーボンブラッ
クを含有させることが一つの有効な手段になり得る。表
面ゴム層の硬さが上記の範囲未満であれば、適正な印圧
を得ることができず、この範囲を超えるときには柔軟性
が不足してくるので好ましくない。
【0017】前記表面ゴム層にカーボンブラックを含有
せしめる方法は、層中に均一に混入することができれば
特に限定されないが、例えば、原料の耐油性ゴムを常法
どおり有機溶媒(例、トルエン、メチルエチルケトンな
ど)で溶解して表面ゴム層用配合物を調製する工程にお
いて、加硫剤、加硫促進剤等の加硫薬剤や後で例示する
他の添加物と共に添加すればよい。前記カーボンブラッ
クを含有せしめた表面ゴム層用配合物は、支持体層に接
着された基布上にブレードコーティング法等により所定
の厚みまで糊引きし、その上に積層させる。表面ゴム層
の厚みは、所望とするオフセット印刷用ブランケットに
応じて設定されるものであるが、通常は0.05〜0.
8mm、好ましくは0.1〜0.6mm、より好ましく
は0.2〜0.4mmの範囲が適当である。表面ゴム層
の厚みが上記範囲を下回ると基布の模様が印刷画像に現
れる恐れがある。逆に、厚みが上記範囲を超えると印刷
時のひずみが大きくなり過ぎて印刷品質が低下する恐れ
がある。前記表面ゴム層には、老化防止剤、補強剤、充
填剤、可塑剤あるいは軟化剤(加工助剤)などの添加物
を必要に応じて添加することができる。
せしめる方法は、層中に均一に混入することができれば
特に限定されないが、例えば、原料の耐油性ゴムを常法
どおり有機溶媒(例、トルエン、メチルエチルケトンな
ど)で溶解して表面ゴム層用配合物を調製する工程にお
いて、加硫剤、加硫促進剤等の加硫薬剤や後で例示する
他の添加物と共に添加すればよい。前記カーボンブラッ
クを含有せしめた表面ゴム層用配合物は、支持体層に接
着された基布上にブレードコーティング法等により所定
の厚みまで糊引きし、その上に積層させる。表面ゴム層
の厚みは、所望とするオフセット印刷用ブランケットに
応じて設定されるものであるが、通常は0.05〜0.
8mm、好ましくは0.1〜0.6mm、より好ましく
は0.2〜0.4mmの範囲が適当である。表面ゴム層
の厚みが上記範囲を下回ると基布の模様が印刷画像に現
れる恐れがある。逆に、厚みが上記範囲を超えると印刷
時のひずみが大きくなり過ぎて印刷品質が低下する恐れ
がある。前記表面ゴム層には、老化防止剤、補強剤、充
填剤、可塑剤あるいは軟化剤(加工助剤)などの添加物
を必要に応じて添加することができる。
【0018】次に、本発明のオフセット印刷用ブランケ
ットにおける支持体層は、少なくとも1層の基布を含む
ように構成されるが、通常、基布と接着ゴム層(プライ
マーゴム糊層)とからなる基布層を2〜5層積層して構
成される。ここで、基布層作製に用いられる基布として
は、綿、ポリエステルあるいはレーヨンなどの各種繊維
からなる織布が挙げられる。また、ゴム材料としては、
耐油性の高いゴムが望ましく、例えばNBRあるいはア
クリルゴムなどがあげられる。ゴム材料を有機溶剤に溶
解して攪拌しゴム糊として接着性を有するように調製さ
れる。このゴム糊の調製にあたっては、加硫剤、加硫促
進剤を加え、さらに必要に応じて、老化防止剤、補強
剤、充填剤、可塑剤あるいは軟化剤(加工助剤)などの
添加物を必要に応じて添加することができる。
ットにおける支持体層は、少なくとも1層の基布を含む
ように構成されるが、通常、基布と接着ゴム層(プライ
マーゴム糊層)とからなる基布層を2〜5層積層して構
成される。ここで、基布層作製に用いられる基布として
は、綿、ポリエステルあるいはレーヨンなどの各種繊維
からなる織布が挙げられる。また、ゴム材料としては、
耐油性の高いゴムが望ましく、例えばNBRあるいはア
クリルゴムなどがあげられる。ゴム材料を有機溶剤に溶
解して攪拌しゴム糊として接着性を有するように調製さ
れる。このゴム糊の調製にあたっては、加硫剤、加硫促
進剤を加え、さらに必要に応じて、老化防止剤、補強
剤、充填剤、可塑剤あるいは軟化剤(加工助剤)などの
添加物を必要に応じて添加することができる。
【0019】前記ゴム配合物を基布に含浸させるには、
前記のように、ゴム材料を有機溶剤に溶解し、ゴム糊と
したものを基布にブレードコーティングする方法、ゴム
糊中へ基布を浸漬する方法、などにより実施できる。一
層の基布層の厚みは、所望の印刷用ブランケットに応じ
て適宜に設定すればよいが、一般的には0.15〜0.
5mm、好ましくは0.20〜0.45mmの範囲が適
当である。同様にして別の基布にもゴム配合物を含浸さ
せたものを作製し、合わせた基布をロール間ヘ通して貼
り合わせることにより複数枚の基布を有する基布層を作
製できる。
前記のように、ゴム材料を有機溶剤に溶解し、ゴム糊と
したものを基布にブレードコーティングする方法、ゴム
糊中へ基布を浸漬する方法、などにより実施できる。一
層の基布層の厚みは、所望の印刷用ブランケットに応じ
て適宜に設定すればよいが、一般的には0.15〜0.
5mm、好ましくは0.20〜0.45mmの範囲が適
当である。同様にして別の基布にもゴム配合物を含浸さ
せたものを作製し、合わせた基布をロール間ヘ通して貼
り合わせることにより複数枚の基布を有する基布層を作
製できる。
【0020】次に、前記支持体層に圧縮性層を設置する
場合、当該圧縮性層はエラストマーからなり、かつ振動
吸収性にすぐれた多孔質状に形成される。一般的に、圧
縮性層の多孔質の構造は主として層内の空隙がそれぞれ
独立した独立気孔構造よりなるものと、層内の空隙が連
結した連続気孔構造よりなるものとに分けられるが、独
立気孔構造の圧縮性層が一般に耐久性があり、長時間の
印刷においてもヘタリを生ずることが少なく、好ましく
適用できる。
場合、当該圧縮性層はエラストマーからなり、かつ振動
吸収性にすぐれた多孔質状に形成される。一般的に、圧
縮性層の多孔質の構造は主として層内の空隙がそれぞれ
独立した独立気孔構造よりなるものと、層内の空隙が連
結した連続気孔構造よりなるものとに分けられるが、独
立気孔構造の圧縮性層が一般に耐久性があり、長時間の
印刷においてもヘタリを生ずることが少なく、好ましく
適用できる。
【0021】上記圧縮性層は、マイクロバルーン(中空
微小球)を混合したゴム糊を、例えば基布、非圧縮性ゴ
ム層(マイクロバルーンを含まないゴム層)、PETフ
ィルムなど当該圧縮性層を形成するための支持体上に塗
布し、乾燥、加硫させることによって形成される。前記
圧縮性層において、独立気孔構造の空隙の割合を示す空
隙率は、15〜80%であることが好ましい。圧縮性層
の空隙率が上記範囲未満では、当該圧縮性層が、十分な
衝撃吸収性を発現しなくなるおそれがあり、逆に空隙率
が上記範囲を超えた場合には、圧縮性層の強度が低下し
て、前述したヘタリ等を生じやすくなり、印刷用ブラン
ケットの寿命が短くなるおそれがある。圧縮性層の空隙
率は、上記範囲内でも、より好ましくは20〜60%で
ある。
微小球)を混合したゴム糊を、例えば基布、非圧縮性ゴ
ム層(マイクロバルーンを含まないゴム層)、PETフ
ィルムなど当該圧縮性層を形成するための支持体上に塗
布し、乾燥、加硫させることによって形成される。前記
圧縮性層において、独立気孔構造の空隙の割合を示す空
隙率は、15〜80%であることが好ましい。圧縮性層
の空隙率が上記範囲未満では、当該圧縮性層が、十分な
衝撃吸収性を発現しなくなるおそれがあり、逆に空隙率
が上記範囲を超えた場合には、圧縮性層の強度が低下し
て、前述したヘタリ等を生じやすくなり、印刷用ブラン
ケットの寿命が短くなるおそれがある。圧縮性層の空隙
率は、上記範囲内でも、より好ましくは20〜60%で
ある。
【0022】前記圧縮性層を構成するエラストマーとし
ては、耐油性にすぐれた材質が好適に使用され、その具
体例としては、種々の合成ゴムや熱可塑性エラストマー
があげられるが、とくに振動や衝撃荷重を吸収する効果
に優れ振動に対して高減衰性を有するエラストマーが好
ましい。また上記エラストマーは、印刷インキ等に対す
る耐性を考慮すると、耐油性に優れていることが好まし
い。かかるエラストマーの具体例としては、例えばアク
リロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(NBR)、クロ
ロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム(U)等の加硫ゴ
ムがあげられる。
ては、耐油性にすぐれた材質が好適に使用され、その具
体例としては、種々の合成ゴムや熱可塑性エラストマー
があげられるが、とくに振動や衝撃荷重を吸収する効果
に優れ振動に対して高減衰性を有するエラストマーが好
ましい。また上記エラストマーは、印刷インキ等に対す
る耐性を考慮すると、耐油性に優れていることが好まし
い。かかるエラストマーの具体例としては、例えばアク
リロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(NBR)、クロ
ロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム(U)等の加硫ゴ
ムがあげられる。
【0023】独立気孔構造の圧縮性層は、前述のよう
に、未発泡または発泡済みのマイクロバルーンを用いて
形成されるが、たとえば加熱により分解して気体を発生
する発泡剤をマトリックスゴム中に分散したものを層状
に形成し、加硫時の加熱によってゴムの加硫と同時に発
泡剤を発泡させるなどの方法を採用できる。さらには、
熱可塑性樹脂からなる球形の殻体中に気体を封入したマ
イクロバルーンを使用して、独立気孔構造を形成せしめ
てもよい。マイクロバルーンとしては、たとえば米国特
許第4770928号、特開平3−244595号公
報、特表平7−505341号公報などに開示された、
殻体が熱可塑性樹脂にて形成された、従来公知の種々の
マイクロバルーンがいずれも使用可能である。
に、未発泡または発泡済みのマイクロバルーンを用いて
形成されるが、たとえば加熱により分解して気体を発生
する発泡剤をマトリックスゴム中に分散したものを層状
に形成し、加硫時の加熱によってゴムの加硫と同時に発
泡剤を発泡させるなどの方法を採用できる。さらには、
熱可塑性樹脂からなる球形の殻体中に気体を封入したマ
イクロバルーンを使用して、独立気孔構造を形成せしめ
てもよい。マイクロバルーンとしては、たとえば米国特
許第4770928号、特開平3−244595号公
報、特表平7−505341号公報などに開示された、
殻体が熱可塑性樹脂にて形成された、従来公知の種々の
マイクロバルーンがいずれも使用可能である。
【0024】その中でもとくに、印刷インキに対する耐
油性などを考慮すると、塩化ビニリデン、(メタ)アク
リロニトリルなどの、重合性のモノマーの単独重合体、
これらモノマーを含む共集合体、あるいはこれらモノマ
ーを含む三元以上の多元共重合体などが好ましい。マイ
クロバルーンの粒径はとくに限定されないが、均一な独
立気孔構造を形成して、金属缶用印刷ブランケットの圧
縮性層に良好な圧縮特性を付与するためには、マイクロ
バルーンの平均粒径がおよそ10〜200μm程度であ
ることが好ましい。なお、粒径は、以下に述べる未発泡
のマイクロバルーンの場合、加熱して発泡させた後の粒
径である。
油性などを考慮すると、塩化ビニリデン、(メタ)アク
リロニトリルなどの、重合性のモノマーの単独重合体、
これらモノマーを含む共集合体、あるいはこれらモノマ
ーを含む三元以上の多元共重合体などが好ましい。マイ
クロバルーンの粒径はとくに限定されないが、均一な独
立気孔構造を形成して、金属缶用印刷ブランケットの圧
縮性層に良好な圧縮特性を付与するためには、マイクロ
バルーンの平均粒径がおよそ10〜200μm程度であ
ることが好ましい。なお、粒径は、以下に述べる未発泡
のマイクロバルーンの場合、加熱して発泡させた後の粒
径である。
【0025】上記マイクロバルーンの具体例としては、
たとえばノーベル社製のエクスパンセルシリーズのマイ
クロバルーンや、あるいは松本油脂製薬(株)製のマイ
クロバルーン(「マイクロスフィアF50B」(商品
名))などがあげられる。これらのマイクロバルーンは
いずれも、熱可塑性樹脂の殻体中に、空隙のもとになる
有機溶剤が封入された未発泡のものと、上記有機溶剤を
加熱により気化させて、殻体の内部に空隙を形成した発
泡済みのものとが供給されており、本発明では、このい
ずれのものも使用可能である。
たとえばノーベル社製のエクスパンセルシリーズのマイ
クロバルーンや、あるいは松本油脂製薬(株)製のマイ
クロバルーン(「マイクロスフィアF50B」(商品
名))などがあげられる。これらのマイクロバルーンは
いずれも、熱可塑性樹脂の殻体中に、空隙のもとになる
有機溶剤が封入された未発泡のものと、上記有機溶剤を
加熱により気化させて、殻体の内部に空隙を形成した発
泡済みのものとが供給されており、本発明では、このい
ずれのものも使用可能である。
【0026】前記支持体層は、その全体の厚みが、通
常、1.45〜1.85mm、好ましくは1.55〜
1.75mmの範囲となるように設定するのが適当であ
る。以下に、前記の表面ゴム層、支持体層の作製時に添
加することができる加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助
剤、老化防止剤、補強剤、充填剤、可塑剤あるいは軟化
剤(加工助剤)などの添加物を例示する。加硫剤として
は、例えば硫黄、有機含硫黄化合物、有機過酸化物等が
挙げられ、このうち有機含硫黄化合物としては、例えば
N,N´−ジチオビスモルホリン等が挙げられ、有機過
酸化物としては、例えばベンゾイルオキシド、ジクミル
ペルオキシド等が挙げられる。
常、1.45〜1.85mm、好ましくは1.55〜
1.75mmの範囲となるように設定するのが適当であ
る。以下に、前記の表面ゴム層、支持体層の作製時に添
加することができる加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助
剤、老化防止剤、補強剤、充填剤、可塑剤あるいは軟化
剤(加工助剤)などの添加物を例示する。加硫剤として
は、例えば硫黄、有機含硫黄化合物、有機過酸化物等が
挙げられ、このうち有機含硫黄化合物としては、例えば
N,N´−ジチオビスモルホリン等が挙げられ、有機過
酸化物としては、例えばベンゾイルオキシド、ジクミル
ペルオキシド等が挙げられる。
【0027】加硫促進剤としては、例えばテトラメチル
チウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスル
フィド等のチウラム系加硫促進剤;ジブチルジチオカー
バミン酸亜鉛、ジエチルジチオカーバミン酸亜鉛、ジブ
チルジチオカーバミン酸テルル等のジチオカーバミン酸
類;2−メルカプトベンゾチアゾール、N−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のチア
ゾール類;トリメチルチオ尿素、N,N´−ジエチルチ
オ尿素等のチオウレア類などの有機促進剤や、あるいは
消石灰、酸化マグネシウム、酸化チタン、リサージ(P
bO)等の無機促進剤が挙げられる。
チウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスル
フィド等のチウラム系加硫促進剤;ジブチルジチオカー
バミン酸亜鉛、ジエチルジチオカーバミン酸亜鉛、ジブ
チルジチオカーバミン酸テルル等のジチオカーバミン酸
類;2−メルカプトベンゾチアゾール、N−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のチア
ゾール類;トリメチルチオ尿素、N,N´−ジエチルチ
オ尿素等のチオウレア類などの有機促進剤や、あるいは
消石灰、酸化マグネシウム、酸化チタン、リサージ(P
bO)等の無機促進剤が挙げられる。
【0028】加硫促進助剤としては、例えば亜鉛華等の
金属酸化物や、あるいはステアリン酸、オレイン酸、綿
実脂肪酸等の脂肪酸等が挙げられる。加硫遅延剤として
は、例えばサリチル酸、無水フタル酸、安息香酸等の芳
香族有機酸;N−ニトロソジフェニルアミン、N−ニト
ロソ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジハイドロキ
ノン、N−ニトロソフェニル−β−ナフチルアミン等の
ニトロソ化合物などが挙げられる。
金属酸化物や、あるいはステアリン酸、オレイン酸、綿
実脂肪酸等の脂肪酸等が挙げられる。加硫遅延剤として
は、例えばサリチル酸、無水フタル酸、安息香酸等の芳
香族有機酸;N−ニトロソジフェニルアミン、N−ニト
ロソ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジハイドロキ
ノン、N−ニトロソフェニル−β−ナフチルアミン等の
ニトロソ化合物などが挙げられる。
【0029】老化防止剤としては、例えば2−メルカプ
トベンゾイミダゾール等のイミダゾール類;フェニル−
αナフチルアミン、N,N´−ジ−β−ナフチル−p−
フェニレンジアミン等のアミン類;ジ−t−ブチル−p
−クレゾール;スチレン化フェノール等のフェノール類
などが挙げられる。補強剤としては、シリカ系あるいは
ケイ酸塩系のホワイトカーボン、亜鉛華、表面沈降性炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレー等の
無機補強剤や、あるいはクマロンインデン樹脂、フェノ
ール樹脂、ハイスチレン樹脂(スチレン含有量の多いス
チレン−ブタジェン共重合体)等の有機補強剤も使用で
きる。
トベンゾイミダゾール等のイミダゾール類;フェニル−
αナフチルアミン、N,N´−ジ−β−ナフチル−p−
フェニレンジアミン等のアミン類;ジ−t−ブチル−p
−クレゾール;スチレン化フェノール等のフェノール類
などが挙げられる。補強剤としては、シリカ系あるいは
ケイ酸塩系のホワイトカーボン、亜鉛華、表面沈降性炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレー等の
無機補強剤や、あるいはクマロンインデン樹脂、フェノ
ール樹脂、ハイスチレン樹脂(スチレン含有量の多いス
チレン−ブタジェン共重合体)等の有機補強剤も使用で
きる。
【0030】充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、
クレー、硫酸バリウム、珪藻土、マイカ、アスベスト、
グラファイト等の無機充填剤や、あるいは再生ゴム、ア
スファルト類、スチレン樹脂、にかわ等の有機充填剤な
どが挙げられる。上記の軟化剤としては、例えば脂肪酸
(ステアリン酸、ラウリル酸等)、綿実油、トール油、
アスファルト物質、パラフィンワックス等の、植物系、
鉱物油系、および合成系の各種軟化剤が挙げられる。
クレー、硫酸バリウム、珪藻土、マイカ、アスベスト、
グラファイト等の無機充填剤や、あるいは再生ゴム、ア
スファルト類、スチレン樹脂、にかわ等の有機充填剤な
どが挙げられる。上記の軟化剤としては、例えば脂肪酸
(ステアリン酸、ラウリル酸等)、綿実油、トール油、
アスファルト物質、パラフィンワックス等の、植物系、
鉱物油系、および合成系の各種軟化剤が挙げられる。
【0031】可塑剤としては、例えばジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、トリクレジルフォスフエー
ト等の各種可塑剤が挙げられる。上記の添加物以外に
も、例えば顔料、粘着付与剤、分散剤、溶剤等を適宜、
配合してもよい。
ト、ジオクチルフタレート、トリクレジルフォスフエー
ト等の各種可塑剤が挙げられる。上記の添加物以外に
も、例えば顔料、粘着付与剤、分散剤、溶剤等を適宜、
配合してもよい。
【0032】
【実施例】以下に、図1に示すオフセット印刷用ブラン
ケット10を構成例として、実施例とさらに比較例をあ
げて本発明をさらに具体的に説明する。 実施例1〜9および比較例1〜3 (1)支持体層12の作製 表1に示す配合組成物を重量比1:2でトルエンに溶解
し、プライマーゴム糊を調製した。このゴム糊を基布
(綿布)上に、厚さ0.01mmとなるように含浸さ
せ、3枚13a、13b、13c(各基布層の厚み:
0.3mm)を積層し、下層基布層を作製した。
ケット10を構成例として、実施例とさらに比較例をあ
げて本発明をさらに具体的に説明する。 実施例1〜9および比較例1〜3 (1)支持体層12の作製 表1に示す配合組成物を重量比1:2でトルエンに溶解
し、プライマーゴム糊を調製した。このゴム糊を基布
(綿布)上に、厚さ0.01mmとなるように含浸さ
せ、3枚13a、13b、13c(各基布層の厚み:
0.3mm)を積層し、下層基布層を作製した。
【0033】
【表1】
【0034】一方、表2に示す配合組成物を重量比1:
2でトルエンに溶解し、圧縮性層用ゴム糊を調製した。
そのゴム糊をあらかじめプライマーゴム糊を0.01m
mに塗布した綿布に厚み0.4mmとなるように糊引き
して、加硫缶に入れて、空気圧2kg/cm2、温度1
40℃で30分間加硫し、上層基布層13d(厚み:
0.3mm)を有する圧縮性層14(厚み:0.4m
m)を作製した。
2でトルエンに溶解し、圧縮性層用ゴム糊を調製した。
そのゴム糊をあらかじめプライマーゴム糊を0.01m
mに塗布した綿布に厚み0.4mmとなるように糊引き
して、加硫缶に入れて、空気圧2kg/cm2、温度1
40℃で30分間加硫し、上層基布層13d(厚み:
0.3mm)を有する圧縮性層14(厚み:0.4m
m)を作製した。
【0035】
【表2】
【0036】前記基布層13a、13bおよび13cよ
りなる積層体の13cの表面に、表1のブライマーゴム
糊を糊引きし、前記圧縮性層14を積層して、支持体層
12を作製した。 (2)表面ゴム層11の作製 表3に示す各配合組成物を重量比1:2でトルエンに溶
解し、表面ゴム層用のゴム糊を調製した。表3におい
て、成分量は重量部を意味し、また各配合成分は次のも
のを用いた。 耐油性ゴム:NBR(JSR製「N230SV」) 液状NBR(日本ゼオン製「ニポール1312」) カーボンブラック:GPF ISAF 充填剤:シリカ 顔料:イソシロンブルー 酸化チタン 加硫助剤:亜鉛華 加工助剤:ステアリン酸 老化防止剤:老化防止剤NBC 可塑剤:ジオクチルアジペート 加硫剤:硫黄 加硫促進剤(1):ノクセラ−TET 加硫促進剤(2):ノクセラーDM (3)加硫・成形 前記支持体層12の上層基布層13dの表面に、表2の
プライマーゴム糊を0.01mm塗布した後、前記表面
ゴム層用のゴム糊を厚み0.3mmとなるように塗布
し、乾燥した。このようにして、表面ゴム層を積層後、
連続加硫機により、圧力2kg/cm2、温度150℃
で30分間加硫し成形した。加硫後、表面ゴム層の表面
が10点平均粗さ(Rz)(JIS B 0601−1
982)が3〜6μmとなるように研磨して、ブランケ
ット厚みが1.98mmになるようにバフして、各オフ
セット印刷用ブランケット10を作製した。
りなる積層体の13cの表面に、表1のブライマーゴム
糊を糊引きし、前記圧縮性層14を積層して、支持体層
12を作製した。 (2)表面ゴム層11の作製 表3に示す各配合組成物を重量比1:2でトルエンに溶
解し、表面ゴム層用のゴム糊を調製した。表3におい
て、成分量は重量部を意味し、また各配合成分は次のも
のを用いた。 耐油性ゴム:NBR(JSR製「N230SV」) 液状NBR(日本ゼオン製「ニポール1312」) カーボンブラック:GPF ISAF 充填剤:シリカ 顔料:イソシロンブルー 酸化チタン 加硫助剤:亜鉛華 加工助剤:ステアリン酸 老化防止剤:老化防止剤NBC 可塑剤:ジオクチルアジペート 加硫剤:硫黄 加硫促進剤(1):ノクセラ−TET 加硫促進剤(2):ノクセラーDM (3)加硫・成形 前記支持体層12の上層基布層13dの表面に、表2の
プライマーゴム糊を0.01mm塗布した後、前記表面
ゴム層用のゴム糊を厚み0.3mmとなるように塗布
し、乾燥した。このようにして、表面ゴム層を積層後、
連続加硫機により、圧力2kg/cm2、温度150℃
で30分間加硫し成形した。加硫後、表面ゴム層の表面
が10点平均粗さ(Rz)(JIS B 0601−1
982)が3〜6μmとなるように研磨して、ブランケ
ット厚みが1.98mmになるようにバフして、各オフ
セット印刷用ブランケット10を作製した。
【0037】(4)試験方法
得られたオフセット印刷用ブランケットをオフセット印
刷機の転写胴シリンダに巻き付け、ベタと網点をコート
紙に印刷した。印刷機種と印刷条件は、次のとおりであ
る。 ・機種:リョービ印刷機560型 ・印刷速度:10000枚/時間 ・インキ:東洋インキ社製の「マークVニュー」を使用
した。 ・印刷紙:大王製紙製「ユトリロコート110kg」を
使用した べタ着肉性:画像解析にてタ部の濃度分布を調べ、その
輝度標準偏差値を求め評価した。標準偏差値が小さいほ
どベタ良好であるが、通常18以下であればよい。
刷機の転写胴シリンダに巻き付け、ベタと網点をコート
紙に印刷した。印刷機種と印刷条件は、次のとおりであ
る。 ・機種:リョービ印刷機560型 ・印刷速度:10000枚/時間 ・インキ:東洋インキ社製の「マークVニュー」を使用
した。 ・印刷紙:大王製紙製「ユトリロコート110kg」を
使用した べタ着肉性:画像解析にてタ部の濃度分布を調べ、その
輝度標準偏差値を求め評価した。標準偏差値が小さいほ
どベタ良好であるが、通常18以下であればよい。
【0038】ゴム硬度:作製したブランケットから表面
ゴム層をスライスして取り出し、IRHD硬度計で測定
した。 耐磨耗性:特開2002-19325号公報に記載の方
法によった。すなわち、直径100mmの駆動ドラムに
巻きつけて固定して、ドラムを50rpmにて200回
転させた。ここで、ブランケットには8kg/cm2の
荷重がたえず掛かるように金属板の重さを調整し、表面
ゴム層の磨耗量を測定した。
ゴム層をスライスして取り出し、IRHD硬度計で測定
した。 耐磨耗性:特開2002-19325号公報に記載の方
法によった。すなわち、直径100mmの駆動ドラムに
巻きつけて固定して、ドラムを50rpmにて200回
転させた。ここで、ブランケットには8kg/cm2の
荷重がたえず掛かるように金属板の重さを調整し、表面
ゴム層の磨耗量を測定した。
【0039】網点形成:特開2002-19325号公
報に記載の方法によった。すなわち、印刷した網点の形
状係数にて網点形状を評価した。この形状係数は下記式
で表され、この係数が1に近いほど良好である。 形状係数 = (周囲長)2/4π×面積 上記式において、面積および周囲長は画像解析にて求め
た。形状係数が1.20以下であれば使用可能である。
報に記載の方法によった。すなわち、印刷した網点の形
状係数にて網点形状を評価した。この形状係数は下記式
で表され、この係数が1に近いほど良好である。 形状係数 = (周囲長)2/4π×面積 上記式において、面積および周囲長は画像解析にて求め
た。形状係数が1.20以下であれば使用可能である。
【0040】(5)試験結果
各オフセットブランケットの試験結果を表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】この結果、カーボンブラックを本発明の範
囲で添加したオフセット印刷用ブランケット(実施例1
〜9)は、表面ゴム層はそのゴム硬度IRHDが適度な
範囲にありベタ着肉性も満足な値を示しており、高速印
刷に供しても磨耗量はカーボンブラック無添加(比較例
1)や15重量部配合(比較例2)に比べてはるかに小
さく耐久性に優れていることを示している。しかも、網
点形成(磨耗試験後)の結果に示すように、印刷品質の
低下は殆どみられない。しかし、カーボンブラックを本
発明の範囲を超えて添加すると、比較例3のように、耐
磨耗性はよくなるものの、ゴム硬度IRHDが高くなり
過ぎてベタ着肉性が悪くなり適当ではない。
囲で添加したオフセット印刷用ブランケット(実施例1
〜9)は、表面ゴム層はそのゴム硬度IRHDが適度な
範囲にありベタ着肉性も満足な値を示しており、高速印
刷に供しても磨耗量はカーボンブラック無添加(比較例
1)や15重量部配合(比較例2)に比べてはるかに小
さく耐久性に優れていることを示している。しかも、網
点形成(磨耗試験後)の結果に示すように、印刷品質の
低下は殆どみられない。しかし、カーボンブラックを本
発明の範囲を超えて添加すると、比較例3のように、耐
磨耗性はよくなるものの、ゴム硬度IRHDが高くなり
過ぎてベタ着肉性が悪くなり適当ではない。
【0043】
【発明の効果】本発明のオフセット印刷用ブランケット
は、その表面ゴム層が耐油性ゴムであり、その耐油性ゴ
ム100重量部に対してカーボンブラックを20〜70
重量部の割合で含むことに特徴を有する。これによっ
て、高速印刷に適用しても耐久性があり良好な印刷特性
が維持される。このオフセット印刷用ブランケットを使
用すれば、例えば再生紙のような紙粉性の多い印刷用紙
であって、高速印刷を従来のブランケットよりも有利に
実施することが可能である。
は、その表面ゴム層が耐油性ゴムであり、その耐油性ゴ
ム100重量部に対してカーボンブラックを20〜70
重量部の割合で含むことに特徴を有する。これによっ
て、高速印刷に適用しても耐久性があり良好な印刷特性
が維持される。このオフセット印刷用ブランケットを使
用すれば、例えば再生紙のような紙粉性の多い印刷用紙
であって、高速印刷を従来のブランケットよりも有利に
実施することが可能である。
【図1】オフセット印刷用ブランケットの構成例を示
す。
す。
10 オフセット印刷用ブランケット
11 表面印刷層
12 支持体層
13 基布層
14 圧縮性層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鎌田 敏生
兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号
住友ゴム工業株式会社内
Fターム(参考) 2H114 AA04 CA04 DA03 EA03
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも1層の基布を含む支持体層とそ
の上に形成された表面ゴム層を有する印刷用ブランケッ
トにおいて、前記表面ゴム層が耐油性ゴムより構成さ
れ、該耐油性ゴム100重量部に対してカーボンブラッ
クが20〜80重量部の割合で含有されていることを特
徴とするオフセット印刷用ブランケット。 - 【請求項2】前記カーボンブラックが20〜70重量部
の割合である請求項1記載のオフセット印刷用ブランケ
ット。 - 【請求項3】前記カーボンブラックがGPFである請求
項2記載のオフセット印刷用ブランケット。 - 【請求項4】前記カーボンブラックが30〜60重量部
の割合である請求項1記載のオフセット印刷用ブランケ
ット。 - 【請求項5】前記カーボンブラックがISAFである請
求項4記載のオフセット印刷用ブランケット。 - 【請求項6】前記表面ゴム層の硬度がIRHD40〜7
0である請求項1〜5のいずれかに記載のオフセット印
刷用ブランケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155991A JP2003341251A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | オフセット印刷用ブランケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155991A JP2003341251A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | オフセット印刷用ブランケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003341251A true JP2003341251A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29772376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002155991A Pending JP2003341251A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | オフセット印刷用ブランケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003341251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258201A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Bando Chem Ind Ltd | 伝動ベルト |
KR102202314B1 (ko) * | 2020-10-08 | 2021-01-13 | 강인술 | 오프셋 인쇄장치 |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002155991A patent/JP2003341251A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258201A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Bando Chem Ind Ltd | 伝動ベルト |
KR102202314B1 (ko) * | 2020-10-08 | 2021-01-13 | 강인술 | 오프셋 인쇄장치 |
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