JP2003340010A - パチンコ機の遊技制御装置 - Google Patents

パチンコ機の遊技制御装置

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JP2003340010A JP2002153910A JP2002153910A JP2003340010A JP 2003340010 A JP2003340010 A JP 2003340010A JP 2002153910 A JP2002153910 A JP 2002153910A JP 2002153910 A JP2002153910 A JP 2002153910A JP 2003340010 A JP2003340010 A JP 2003340010A
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Hideto Kitatsume
秀人 北爪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置の負担軽減を図る。 【解決手段】 遊技領域22から特別図柄始動入賞部品
4に入賞した球を検出した特図始動入賞球検出器12が
特別図柄始動入賞検出信号を制御装置16に出力する
と、制御装置16が特別図柄抽選を実行し、抽選結果が
確率変動有の場合に第1開閉駆動源14が可変入賞部品
5における上側の開閉体24を開閉することで次回また
は次回から数回まで特別図柄始動入賞に伴う特別図柄合
わせ遊技で当たりの発生する確率が高くなる確率変動を
遊技者に報知する一方、抽選結果が確率変動無の場合に
第2開閉駆動源15が可変入賞部品5における下側の開
閉体25を開閉することで次回以降も特別図柄始動入賞
に伴う特別図柄合わせ遊技で当たりの発生する確率が通
常であることを遊技者に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は始動入賞により遊技
者に有利な遊技状況の発生する確率が変更可能なパチン
コ機の遊技制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機において、始動入賞により遊
技者に有利な遊技状況の発生する確率を変動し得る確率
変動機能を有するものは周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
確率変動機能を有するパチンコ機の遊技制御装置は始動
入賞を契機として図柄表示器の図柄変動を開始した後に
停止し、その停止した確定図柄が確率変動発生を報知す
るべき図柄(確率変動報知図柄)で揃うか、または、図
柄変動開始から確定図柄停止までの間に確定図柄とは別
に設けた確率変動発生を予告するべき図柄(確率変動予
告図柄)を図柄表示器で表示する構成であるため、図柄
表示器で表示するための図柄データ量や表示演出のため
の制御データ量が必然的に多くなり、遊技制御装置の負
担が重くなるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は確率変動報知の制御負担
を軽減することができるパチンコ機の遊技制御装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、始動
入賞により遊技者に有利な遊技状況の発生する確率を変
動し得るパチンコ機の遊技制御装置において、確率変動
発生の報知動作を行う可動部品が設けられたことによっ
て、確率変動の発生を遊技者に知らせるための図柄が不
要となることから、確率変動報知のためのデータ量の多
い図柄データを制御装置から削除することができ、制御
装置に図柄データ量に比べデータ量の少ない可動部品の
動作データを格納すればよいので、制御装置の負担を軽
減することができる。また、本発明にあっては、可動部
品を入賞部品により形成すれば、確率変動報知のための
特別な部品を省略することができる。また、本発明にあ
っては、可動部品を複数の開閉体の有る可変入賞部品に
より形成すれば、開閉体の使い分けによって、通常確率
遊技と確率変動遊技とを遊技者に知らせることができ
る。また、本発明にあっては、可変入賞部品が開閉体を
上下に配置するとともに前後方向に開閉する形態であれ
ば、可変入賞部品の内部構造を変えることなく、可変入
賞部品の内部に設けられる入賞口や球検出器を上下の開
閉体に対し共用することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1および図2は第1実施形態で
あって、図1はパチンコ機の遊技制御装置を模式的に示
し、図2は可変入賞部品5の縦方向に切断した断面を示
す。
【0007】図1を参照し、パチンコ機の遊技制御装置
について説明する。遊技制御装置は遊技盤1、一般入賞
部品2、普通図柄始動入賞部品3、特別図柄始動入賞部
品4、可変入賞部品5、普通図柄表示器6、特別図柄表
示器7、センター飾り8、アウト口9、一般入賞球検出
器10、普通図柄始動入賞球検出器(普図始動入賞球検
出器)11、特別図柄始動入賞球検出器(特図始動入賞
球検出器)12、羽根駆動源13、第1開閉駆動源1
4、第2開閉駆動源15および制御装置16を備える。
一般入賞部品2、普通図柄始動入賞部品3、特別図柄始
動入賞部品4、可変入賞部品5、普通図柄表示器6、特
別図柄表示器7、センター飾り8、アウト口9などの遊
技部品はパチンコ機の遊技主体である遊技盤1の前面で
ある意匠盤面のガイドレール21で囲まれた内側の遊技
領域22に設けられる。
【0008】一般入賞部品2は遊技領域22から入賞し
た球を遊技盤1の裏側に排出する取込形になっている。
普通図柄始動入賞部品3は遊技領域22から入賞した球
を遊技領域22に排出する通過形になっている。特別図
柄始動入賞部品4は遊技領域22から入賞した球を遊技
盤1の裏側に排出する取込形であって、遊技領域22に
沿って左右に開閉する一対の開閉体である羽根23を有
する電動チューリップと呼ばれる形態になっている。本
実施形態では、特別図柄始動入賞部品4は羽根23が閉
じた場合でも遊技領域22から球が閉じた左右の羽根2
3の間を経由して入賞する可能性を有し、羽根23が開
いた場合には開いた羽根23が遊技領域22から球を受
け取って入賞し易くなる形態である。
【0009】可変入賞部品5は遊技領域22から入賞し
た球を遊技盤1の裏側に排出する取込形であって、遊技
領域22と直交する方向の前後方向に開閉する複数の扉
と呼ばれる開閉体24;25を上下に有するアタッカー
や大入賞口と呼ばれる形態になっている。可変入賞部品
5は開閉体24;25が閉じた場合に遊技領域22から
球が入賞することはなく、開閉体24;25が開いた場
合にだけ遊技領域22から球が入賞する可能性のある形
態である。可変入賞部品5は、本実施形態では、確率変
動が発生する場合は上側の開閉体24を開閉し、確率変
動が発生しない場合に下側の開閉体25を開閉するとい
うように、上下の開閉体24;25の動きで確率変動の
未発生と発生とを遊技者に報知する可動部品である。
【0010】普通図柄表示器6は表示画面が遊技盤1の
前側から見えるように遊技盤1に取り付けられたセンタ
ー飾り8の笠の部分に設けられる。特別図柄表示器7は
表示画面が遊技盤1の前側からセンター飾り8の内側開
口を通して見えるようになっている。アウト口9は遊技
領域22から一般入賞部品2または特別図柄始動入賞部
品4あるいは可変入賞部品5を経由して遊技盤1の裏側
に排出されることなく遊技領域22の最下部に到達した
球(アウト球)を遊技盤1の裏側に排出する部品であ
る。
【0011】一般入賞球検出器10と普通図柄始動入賞
球検出器11および特別図柄始動入賞球検出器12は制
御装置16の入力機器である。一般入賞球検出器10は
遊技領域22から一般入賞部品2に入賞した球を検出し
た一般入賞検出信号を制御装置16に出力し、普通図柄
始動入賞球検出器11は遊技領域22から普通図柄始動
入賞部品3に入賞した球を検出した普通図柄始動入賞検
出信号を制御装置16に出力し、特別図柄始動入賞球検
出器12は遊技領域22から特別図柄始動入賞部品4に
入賞した球を検出した特別図柄始動入賞検出信号を制御
装置16に出力する。
【0012】普通図柄表示器6、特別図柄表示器7、可
変入賞部品5、羽根駆動源13、第1開閉駆動源14、
第2開閉駆動源15は制御装置16の出力機器である。
普通図柄表示器6は普通図柄始動入賞に伴う普通図柄合
わせ遊技を表示する。特別図柄表示器7は特別図柄始動
入賞に伴う特別図柄合わせ遊技を表示する。可変入賞部
品5は特別図柄合わせ遊技の当たりに伴う大当たり遊技
を行って大量な賞球を払い出し得る遊技者に有利な遊技
状況を作る部品であるが、本実施形態では、特別図柄合
わせ遊技の当たり外れ抽選で確率変動が抽選された場合
に第1開閉駆動源14が可変入賞部品5における上側の
開閉体24の開閉を行って次回または次回から数回まで
特別図柄始動入賞に伴う特別図柄合わせ遊技で当たりの
発生する確率が高くなる確率変動が発生して遊技者に有
利な遊技状況となることを遊技者に報知し、また、特別
図柄合わせ遊技の当たり外れ抽選で確率変動が抽選され
なかった場合に第2開閉駆動源15が可変入賞部品5に
おける下側の開閉体25の開閉を行って次回以降も特別
図柄始動入賞に伴う特別図柄合わせ遊技で当たりの発生
する確率が通常な遊技状況であることを遊技者に報知す
る。
【0013】羽根駆動源13は普通図柄合わせ遊技の当
たりに伴う当たり遊技である特別図柄始動入賞部品4に
おける羽根23の開閉を行って特別図柄始動入賞の可能
性を高くする遊技者に有利な遊技状況を作る。制御装置
16は遊技盤1の裏側または遊技機枠の裏側に設けられ
ており、制御装置16に格納された確率変動判定手段2
6は制御装置16に内蔵されたマイクロコンピューター
がプログラムに従う遊技制御処理を実行することによっ
て具現化される。
【0014】具体的には、コンピューターが特別図柄始
動入賞に伴う当たり外れや確率変動有無などの抽選を行
った結果として確率変動有を抽選した場合、確率変動判
定手段26は確率変動有抽選結果に基づき次回または次
回から数回まで特別図柄合わせ遊技に対する当たりの発
生する確率が高くなる確率変動の発生したことを遊技者
に報知すべく第1開閉駆動源14を制御し、また、コン
ピューターが特別図柄始動入賞に伴う当たり外れや確率
変動有無などの抽選を行った結果として確率変動無を抽
選した場合、確率変動判定手段26は確率変動無抽選結
果に基づき次回以降も特別図柄合わせ遊技に対する当た
りの発生する確率は通常であることを遊技者に報知すべ
く第2開閉駆動源15を制御する。
【0015】図2にも示すように、可変入賞部品5は開
閉体24;25を上下に有する形態であるが、可変入賞
部品5の内部に設けられるVゾーンと呼ばれる特定入賞
口28とカウントゾーンと呼ばれる普通入賞口29は上
側または下側の開閉体24;25のどちらが開放された
場合でも共用する形態になっている。すなわち、可変入
賞部品5の内部では特定入賞口28と普通入賞口29と
を区分する隔壁27が上側の開閉体24に対する開口で
ある球取入口30から可変入賞部品5の内部に取り込ま
れた球および下側の開閉体25に対する開口である球取
入口31から可変入賞部品5の内部に取り込まれた球の
双方を分離して特定入賞口28および普通入賞口29の
いずれかに誘導する形状である。このように、隔壁27
の高さを高くすることによって、開放中の上側の開閉体
24から可変入賞部品5の内部に取り込まれた球を特定
入賞口28に適切に入賞させることができる。
【0016】このように、可変入賞部品5の内部では特
定入賞口28と普通入賞口29とを共用すれば、特定入
賞口28に入賞した球を検出する特定入賞球検出器と普
通入賞口29に入賞した球を検出する普通入賞球検出器
とが上下の球取入口30;31に対する最低個数となる
ので、特定入賞球検出器からの特定入賞検出信号を制御
装置16に出力する配線が少ないとともに、普通入賞球
検出器からの普通入賞検出信号を制御装置16に出力す
る配線が少なくなる。可変入賞部品5を図1の前側から
見た場合、特定入賞口28が真中で、普通入賞口29が
特定入賞口28の左右に配置される。
【0017】第1実施形態の動作について図1を参照し
つつ説明する。制御装置16が電力供給で起動した状態
において、遊技者が遊技機枠の前面に設けられた図外の
球発射操作機構を操作し、遊技機枠の内部に設けられた
図外の球発射機構から遊技領域22に発射された球が普
通図柄始動入賞部品3に入賞し、普通図柄始動入賞球検
出器11から普通図柄始動入賞検出信号が制御装置16
に入力されると、制御装置16が普通図柄始動入賞検出
信号に基づく普通図柄合わせ遊技処理を開始する。普通
図柄合わせ遊技処理の開始により制御装置16は普通図
柄抽選処理、普通図柄抽選処理の結果による普通図柄変
動処理、抽選処理の結果による当たり処理を実行する。
【0018】普通図柄抽選処理では制御装置16での普
通図柄始動入賞検出信号の入力タイミングにより普通図
柄変動に対する当たり外れ抽選を実行し、その抽選結果
を記録する。普通図柄変動処理では制御装置16が普通
図柄表示器6を次のように駆動する。普通図柄抽選結果
として当たりが記憶されている場合、制御装置16が普
通図柄表示器6の図柄変動を開始した後に当たり図柄に
揃うように停止する(普通図柄表示器6に停止表示され
た確定普通図柄が当たり図柄となる)。普通図柄抽選結
果として外れが記憶されている場合、制御装置16が普
通図柄表示器6の図柄変動を開始した後に外れ図柄に揃
うように停止する(普通図柄表示器6に停止表示された
確定普通図柄が外れ図柄となる)。普通図柄合わせ遊技
での当たり処理は抽選処理の結果として当たりが決定さ
れた場合だけ、普通図柄表示器6による図柄変動の停止
後に制御装置16が実行する。この普通図柄合わせ遊技
での当たり処理では普通図柄表示器6の確定図柄が当た
り図柄に揃った後に制御装置16が羽根駆動源13を制
御し、羽根駆動源13が特別図柄始動入賞部品4の羽根
23を所定時間または所定回数に開閉する。
【0019】また、遊技領域22に発射された球が特別
図柄始動入賞部品4に入賞し、特別図柄始動入賞球検出
器12から特別図柄始動入賞検出信号が制御装置16に
入力されると、制御装置16が特別図柄始動入賞検出信
号に基づく賞球払出処理および特別図柄合わせ遊技処理
を開始する。賞球払出処理により制御装置16が遊技機
枠の裏側に設けられた図外の球払出機構を駆動し、球払
出機構が所定数の賞球を遊技機枠の前側に設けられた図
外の皿装置に払い出す。特別図柄合わせ遊技処理の開始
により制御装置16は特別図柄抽選処理、特別図柄抽選
処理の結果による特別図柄変動処理、抽選処理の結果に
よる当たり処理を実行する。特別図柄抽選処理では制御
装置16での特別図柄始動入賞検出信号の入力タイミン
グにより特別図柄変動に対する当たり外れおよび確率変
動有無抽選を実行し、その抽選結果を記録する。特別図
柄変動処理では制御装置16が特別図柄表示器7を次の
ように駆動する。
【0020】特別図柄抽選結果として当たりが記憶され
ている場合、制御装置16が特別図柄表示器7の図柄変
動を開始した後に当たり図柄に揃うように停止する(特
別図柄表示器7に停止表示された確定特別図柄が当たり
図柄となる)。特別図柄抽選結果として外れが記憶され
ている場合、制御装置16が特別図柄表示器7の図柄変
動を開始した後に外れ図柄に揃うように停止する(特別
図柄表示器7に停止表示された確定特別図柄が外れ図柄
となる)。特別図柄合わせ遊技での当たり処理は抽選処
理の結果として当たりが決定された場合だけ、特別図柄
表示器7による図柄変動の停止後に制御装置16が実行
する。とりわけ、前記特別図柄抽選結果として当たりが
記憶されている場合だけ、確率変動有または確率変動無
のいずれかが記憶されている。
【0021】よって、特別図柄合わせ遊技での当たり処
理において、確率変動有が決定されている場合は特別図
柄表示器7の確定図柄が当たり図柄に揃った後に制御装
置16が第1開閉駆動源14を制御し、第1開閉駆動源
14が特別図柄始動入賞部品4の上側の開閉体24を所
定時間または所定回数に開閉する。特別図柄合わせ遊技
での当たり処理において、確率変動無が決定されている
場合は特別図柄表示器7の確定図柄が当たり図柄に揃っ
た後に制御装置16が第2開閉駆動源15を制御し、第
2開閉駆動源15が特別図柄始動入賞部品4の下側の開
閉体25を所定時間または所定回数に開閉する。
【0022】開閉体24の開放中または開閉体25の開
放中において、遊技領域22から球が可変入賞部品5に
入賞した場合、次のように処理される。可変入賞部品5
の普通入賞口への入賞数が例えば10個というような可
変入賞定数(テンカウント)に到達するかまたは開閉体
24;25の開閉から例えば30秒というような開放時
間が経過するか何れか一方の条件が成立する前に可変入
賞部品5の特定入賞口への入賞が有れば、特定入賞口へ
の入賞に伴って、確率変動有の場合に開閉体24が、確
率変動無の場合に開閉体25が一度閉じてから再び開放
される。この開閉体24;25による開閉動作の継続は
その継続回数(ラウンド数)が例えば16回というよう
な大当たり継続定数(ラウンド数の上限値)となるまで
繰り返される。
【0023】図3は第2実施形態のフローチャートを示
す。第1実施形態では特別図柄抽選結果による確率変動
有無で上下の開閉体24;25を選択的に開閉したのに
対し、第2実施形態は特別図柄抽選結果による確率変動
有でラウンド数が報知ラウンド抽選数に到達した場合に
下側の開閉体25の開閉から上側の開閉体24の開閉に
切り替える一方、特別図柄抽選結果による確率変動有で
あってもラウンド数が報知ラウンド抽選数未満の場合お
よび特別図柄抽選結果による確率変動無の場合に下側の
開閉体25の開閉だけを行う。
【0024】具体的には、特別図柄始動入賞に伴う特別
図柄抽選処理の結果、停止した確定特別図柄が当たり図
柄で揃った場合、ステップ301に示すように、下側の
開閉体25が開閉を行う。その状態において、特別図柄
抽選結果として確率変動有が記憶されている場合(ステ
ップ302のYES参照)、制御装置16は下側の開閉
体25の開閉タイミングで報知ラウンド抽選数を抽選し
(ステップ303参照)、抽選した報知ラウンド抽選数
を記憶するとともに、開閉体25の開閉動作の継続回数
(ラウンド数)の計数値を記憶し(ステップ304参
照)、記憶したラウンド数が抽選された報知ラウンド抽
選数に到達すると、ステップ305がYESとなること
から、ステップ306で下側の開閉体25の開閉に代え
て上側の開閉体24の開閉を行う。
【0025】すなわち、ステップ301における特別図
柄始動入賞に伴う特別図柄抽選によって確率変動有が抽
選されて記憶されているとともに可変入賞部品5の特定
入賞口への入賞(特定入賞)を契機として繰り返される
大当たり遊技(可変入賞部品5の開閉体の開閉が繰り返
される大当たり遊技)が抽選された報知ラウンド抽選数
に到達すると、開閉する開閉体24;25が下側から上
側に切り替わることによって、ステップ301における
特別図柄始動入賞に伴う確率変動有抽選結果に基づき次
回以降の特別図柄合わせ遊技に対する当たりの発生する
確率は通常よりも高くなったことを遊技者に報知する。
【0026】これとは逆に、ステップ301における特
別図柄抽選結果として確率変動無が記憶されている場合
(ステップ302のNO参照)、または、ステップ30
1における特別図柄抽選結果として確率変動有が記憶さ
れているものの記憶された開閉体25の開閉動作のラウ
ンド数が抽選された報知ラウンド抽選数未満である場合
(ステップ302がYES、ステップ305がNO参
照)、ステップ301で開閉動作された下側の開閉体2
5の開閉が継続する(ステップ308参照)。
【0027】第2実施形態では抽選結果が確率変動有の
場合において、ラウンド数が報知ラウンド抽選数となれ
ば上側の開閉体24を開閉することで遊技者に確率変動
有を確率変動開始に先駆けて知らせるが、報知ラウンド
抽選数未満のラウンド数で大当り遊技が終了してしまっ
た場合、上側の開閉体24が開閉されないことから、抽
選結果による確率変動有を遊技者に知らせずに、大当た
り遊技終了後にパチンコ機が確率変動となるので、確率
変動有であっても遊技者に報知したり報知しなかったり
する意外性の有る遊技を与えることができる。
【0028】アタッカや大入賞口と呼ばれるような可変
入賞部品5以外の電動チューリップと呼ばれる可変入賞
部品やキャラクターと呼ばれるような可動部品の動きで
確率変動を遊技者に知らせることも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の遊技制御装置を示す模式図。
【図2】 同実施形態の可変入賞部品を示す断面図。
【図3】 第2実施形態の遊技制御装置を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
5 可変入賞部品(可動部品) 14;15 第1・第2開閉駆動源 16 制御装置 24;25 開閉体 26 確率変動判定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動入賞により遊技者に有利な遊技状況
    の発生する確率を変動し得るパチンコ機の遊技制御装置
    において、確率変動発生の報知動作を行う可動部品が設
    けられたことを特徴とするパチンコ機の遊技制御装置。
  2. 【請求項2】 可動部品を入賞部品により形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技制御装
    置。
  3. 【請求項3】 可動部品を複数の開閉体の有る可変入賞
    部品により形成したことを特徴とする請求項1記載のパ
    チンコ機の遊技制御装置。
  4. 【請求項4】 可変入賞部品が開閉体を上下に配置する
    とともに前後方向に開閉する形態であることを特徴とす
    る請求項3記載のパチンコ機の遊技制御装置。
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