JP2003340007A - パチンコ機の遊技制御装置 - Google Patents

パチンコ機の遊技制御装置

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JP2003340007A
JP2003340007A JP2002150163A JP2002150163A JP2003340007A JP 2003340007 A JP2003340007 A JP 2003340007A JP 2002150163 A JP2002150163 A JP 2002150163A JP 2002150163 A JP2002150163 A JP 2002150163A JP 2003340007 A JP2003340007 A JP 2003340007A
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opening
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JP2002150163A
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Hideto Kitatsume
秀人 北爪
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技性向上を図る。 【解決手段】 遊技領域18に発射された球の特別図柄
始動入賞部品6への入賞を検出した特図始動入賞球検出
器14が始動入賞球検出信号を制御装置17に出力し、
始動入賞球検出信号の入力により制御装置17が抽選を
実行し、抽選結果が当りの場合に保留手段26が当たり
遊技に伴う可変入賞部品7における開閉体22の最初の
開放動作を保留することで、遊技者に有利な遊技状況の
進行を中断する。発射すべき球が少ない場合に遊技者が
店から球を借り受けた後に球を発射し、発射された球が
普通図柄始動入賞部品5に入賞し、入賞した球を検出し
た普図始動入賞球検出器13が普通入賞球検出信号を制
御装置17に出力し、普通入賞球検出信号の入力により
解除手段27が開閉駆動源16を制御することによっ
て、開閉駆動源16が可変入賞部品7の開閉体22を開
閉した当たり遊技を開始し、遊技者の有利な遊技状態が
進行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は始動入賞により遊技
者に有利な遊技状況を作るパチンコ機の遊技制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−303733号公報で開示さ
れたパチンコ機の遊技制御装置は始動入賞を契機として
図柄表示器の図柄変動を開始した後に停止し、その停止
した確定図柄が当たり図柄で揃うと、可変入賞部品の開
閉体が開いた遊技者に有利な遊技状況を作るようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は
図柄表示器による確定図柄から可変入賞部品における開
閉体の開くまでの時間を長くし、その期間内に遊技者の
操作で図柄表示器による確定図柄停止表示状態を解除す
るか、または、その期間内に遊技者による遅延操作が無
ければ当該確定図柄停止状態を自動解除するという構造
であるため、図柄確定から開閉までの時間を過ぎるか、
または、遊技者が遅延操作をしなければ、可変入賞部品
が開閉する大当たり遊技が進行してしまう。よって、確
定図柄が当たり図柄で揃った際に、発射する球が丁度な
くなってしまった場合には、遊技者が新たに球を借り受
けるまでの間に大当たり遊技が始まってしまう問題点が
あった。
【0004】そこで、本発明は、遊技盤に配置した球取
入部品への球の取り込みを遊技者に有利な遊技状況の進
行に反映させて遊技性を向上させることができるパチン
コ機の遊技制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、始動
入賞により遊技者に有利な遊技状況を作るパチンコ機の
遊技制御装置において、遊技者に有利な遊技状況が作ら
れる以前に当該遊技の進行を左右する球取入部品を遊技
盤の前面に配置したことによって、始動入賞に伴う遊技
者に有利な遊技状況の進行が当該始動入賞後の球取入部
品に球が取り込まれるまで保留される一方、当該始動入
賞後の球取入部品に球が取り込まれることによって上記
遊技状況の進行が開始するので、遊技性を向上させるこ
とができる。しかも、遊技盤に入賞部品に類似する球取
込部品を配置したので、当該遊技制御装置を備えたパチ
ンコ機を使用中の遊技者以外の遊技者が保留中の遊技者
に有利な遊技状況を当該遊技者の意志に反して進行させ
るような不都合も解消することができる。また、本発明
にあっては、球取入部品を入賞部品により形成すれば、
遊技者に有利な遊技状況の進行を左右するためのきっか
けを作る場合における遊技盤の遊技領域を狭くすること
はない。また、本発明にあっては、球取入部品に取り込
まれた球を検出する球検出器を入賞部品に入賞した球を
検出する入賞球検出器により形成すれば、遊技者に有利
な遊技状況の進行を左右するためのきっかけを作る場合
における球検出器の個数を増やすことはない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態に係るパチンコ
機の遊技制御装置を模式的に示し、遊技制御装置は、遊
技機枠1、遊技盤2、パネル3、一般入賞部品4、普通
図柄始動入賞部品5、特別図柄始動入賞部品6、可変入
賞部品7、普通図柄表示器8、特別図柄表示器9、セン
ター飾り10、アウト口11、一般入賞球検出器12、
普通図柄始動入賞球検出器(普図始動入賞球検出器)1
3、特別図柄始動入賞球検出器(特図始動入賞球検出
器)14、羽根駆動源15、開閉駆動源16および制御
装置17を備える。遊技機枠1は遊技店の島と称される
遊技機設置設備に設置されるとともに遊技機枠1の前面
に前側横方向に片開き可能に設けられた透視性を有する
合成樹脂またはガラスのようなパネル3を開いて内部の
収納室に遊技盤2を格納し、パネル3を閉じた状態で遊
技に使用される。閉じられたパネル3の裏面と格納され
た遊技盤2の球の流下する遊技領域18である前面の意
匠盤面との間には球の流通する空間が形成される。この
空間が形成された状態において、遊技盤2の遊技領域1
8はパネル3で覆われているのでパネル3を開かない限
り遊技機の前側から遊技者が触れることができない。パ
ネル3は閉じた状態において図外のロック機構で遊技機
枠1に開閉不能に固定される。
【0007】一般入賞部品4、普通図柄始動入賞部品
5、特別図柄始動入賞部品6、可変入賞部品7、普通図
柄表示器8、特別図柄表示器9、センター飾り10、ア
ウト口11などの遊技部品はパチンコ機の遊技主体であ
る遊技盤2の前面である意匠盤面のガイドレール19で
囲まれた内側の遊技領域18に設けられる。一般入賞球
検出器12と普通図柄始動入賞球検出器13および特別
図柄始動入賞球検出器14は制御装置17の入力機器で
あって、個別に制御装置17の入力ポートに配線で接続
される。一般入賞球検出器12は遊技領域18から入賞
した球を遊技盤2の裏側に排出する取込形であって、遊
技領域18から一般入賞部品4に入賞した球を検出した
一般入賞検出信号を制御装置17に出力する。普通図柄
始動入賞球検出器13は遊技領域18から入賞した球を
遊技領域18に排出する通過形であって、遊技領域18
から普通図柄始動入賞部品5に入賞した球を検出した普
通図柄始動入賞検出信号を制御装置17に出力する。特
別図柄始動入賞球検出器14は遊技領域18から入賞し
た球を遊技盤2の裏側に排出する取込形であって、遊技
領域18から特別図柄始動入賞部品6に入賞した球を検
出した特別図柄始動入賞検出信号を制御装置17に出力
する。
【0008】一般入賞部品4は遊技領域18から入賞し
た球を遊技盤2の裏側に排出する取込形になっている。
普通図柄始動入賞部品5は遊技領域18から入賞した球
を遊技領域18に排出する通過形になっている。特別図
柄始動入賞部品6は遊技領域18から入賞した球を遊技
盤2の裏側に排出する取込形であって、遊技領域18に
沿って左右に開閉する一対の開閉体である羽根21を有
する電動チューリップと呼ばれる形態になっている。羽
根駆動源15は普通図柄合わせ遊技の当たりに伴う当た
り遊技である特別図柄始動入賞部品6における羽根21
の開閉を行って特別図柄始動入賞部品6への入賞の可能
性を高くする遊技者に有利な遊技状況を作る。本実施形
態では、特別図柄始動入賞部品6は羽根21が閉じた場
合でも遊技領域18から球が閉じた左右の羽根21の間
を経由して入賞する可能性を有し、羽根21が開いた場
合には開いた羽根21が遊技領域18から球を受け取っ
て入賞し易くなる形態である。
【0009】可変入賞部品7は遊技領域18から入賞し
た球を遊技盤2の裏側に排出する取込形であって、遊技
領域18と直交する方向の前後方向に開閉する扉と呼ば
れる開閉体22を有するアタッカーや大入賞口と呼ばれ
る形態になっている。可変入賞部品7は開閉体22が閉
じた場合に遊技領域18から球が入賞することはなく、
開閉体22が開いた場合にだけ遊技領域18から球が入
賞する可能性のある形態である。可変入賞部品7は特別
図柄合わせ遊技の当たりに伴う大当たり遊技を行って大
量な賞球を払い出し得る遊技者に有利な遊技状況を作る
部品であるが、本実施形態では、特別図柄合わせ遊技の
当たり外れ抽選で当たりが抽選された場合に球取入部品
たる普通図柄始動入賞部品5に球が入賞しなければ、可
変入賞部品7における開閉体22の最初の開放動作が保
留され、遊技者に有利な遊技状況の進行が中断される。
開閉駆動源16は特別図柄合わせ遊技の当たりに伴う当
たり遊技である可変入賞部品7の開閉体22の開閉を行
う。
【0010】普通図柄表示器8、特別図柄表示器9、可
変入賞部品7、羽根駆動源15、開閉駆動源16は制御
装置17の出力機器である。普通図柄表示器8は普通図
柄始動入賞に伴う普通図柄合わせ遊技を表示する。特別
図柄表示器9は特別図柄始動入賞に伴う特別図柄合わせ
遊技を表示する。普通図柄表示器8は表示画面が遊技盤
2の前側から見えるように遊技盤2に取り付けられたセ
ンター飾り10の笠の部分に設けられる。特別図柄表示
器9は表示画面が遊技盤2の前側からセンター飾り10
の内側開口を通して見えるようになっている。アウト口
11は遊技領域18から一般入賞部品4または特別図柄
始動入賞部品6あるいは可変入賞部品7を経由して遊技
盤2の裏側に排出されることなく遊技領域18の最下部
に到達した球(アウト球)を遊技盤2の裏側に排出する
部品である。
【0011】制御装置17は遊技盤2の裏側または遊技
盤2を装着する遊技機枠1の裏側に設けられており、制
御装置17に格納された入賞検出手段25と保留手段2
6および解除手段27は制御装置17に内蔵されたマイ
クロコンピューターがプログラムに従う遊技制御処理を
実行することによって具現化される。入賞検出手段25
は制御装置17の入力ポートを監視し、どの入力ポート
に球検出信号が入力されたかを監視することによって、
どの入賞部品に球が入賞したかを検出する。保留手段2
6は特別図柄始動入賞に伴う当たり外れ抽選結果の当た
りによって、遊技者に有利な遊技状況を作る大当たりと
なる可変入賞部品7における開閉体22の最初の開放を
保留する。解除手段27は解除球検出器からの解除球検
出信号の入力で保留手段26による保留を解除し、開閉
駆動源16を制御装置17の大当たり遊技処理に基づき
駆動する。
【0012】本実施形態の動作について説明する。制御
装置17が電力供給で起動した状態において、遊技者が
遊技機枠1の前面に設けられた図外の球発射操作機構を
操作し、遊技機枠1の内部に設けられた図外の球発射機
構から遊技領域18に発射された球が普通図柄始動入賞
部品5に入賞し、普通図柄始動入賞球検出器13から普
通図柄始動入賞検出信号が制御装置17入力されると、
制御装置17が普通図柄始動入賞検出信号に基づく普通
図柄合わせ遊技処理を開始する。
【0013】普通図柄合わせ遊技処理の開始により制御
装置17は普通図柄抽選処理、普通図柄抽選処理の結果
による普通図柄変動処理、抽選処理の結果による当たり
処理を実行する。普通図柄抽選処理では制御装置17で
の普通図柄始動入賞検出信号の入力タイミングにより普
通図柄変動に対する当たり外れ抽選を実行し、その抽選
結果を記録する。普通図柄変動処理では制御装置17が
普通図柄表示器8を次のように駆動する。
【0014】普通図柄抽選結果として当たりが記憶され
ている場合、制御装置17が普通図柄表示器8の図柄変
動を開始した後に当たり図柄に揃うように停止する(普
通図柄表示器8に停止表示された確定普通図柄が当たり
図柄となる)。普通図柄抽選結果として外れが記憶され
ている場合、制御装置17が普通図柄表示器8の図柄変
動を開始した後に外れ図柄に揃うように停止する(普通
図柄表示器8に停止表示された確定普通図柄が外れ図柄
となる)。普通図柄合わせ遊技での当たり処理は抽選処
理の結果として当たりが決定された場合だけ、普通図柄
表示器8による図柄変動の停止後に制御装置17が実行
する。この普通図柄合わせ遊技での当たり処理では普通
図柄表示器8の確定図柄が当たり図柄に揃った後に制御
装置17が羽根駆動源15を制御し、羽根駆動源15が
特別図柄始動入賞部品6の羽根21を所定時間または所
定回数に開閉する。
【0015】また、遊技領域18に発射された球が特別
図柄始動入賞部品6に入賞し、特別図柄始動入賞球検出
器14から特別図柄始動入賞検出信号が制御装置17に
入力されると、制御装置17が特別図柄始動入賞検出信
号に基づく賞球払出処理および特別図柄合わせ遊技処理
を開始する(ステップ101参照)。賞球払出処理によ
り制御装置17が遊技機枠1の裏側に設けられた図外の
球払出機構を駆動し、球払出機構が所定数の賞球を遊技
機枠1の前側に設けられた図外の皿装置に払い出す。特
別図柄合わせ遊技処理の開始により制御装置17は特別
図柄抽選処理、特別図柄抽選処理の結果による特別図柄
変動処理、抽選処理の結果による当たり処理を実行す
る。特別図柄抽選処理では制御装置17での特別図柄始
動入賞検出信号の入力タイミングにより特別図柄変動に
対する当たり外れ抽選を実行し、その抽選結果を記録す
る。特別図柄変動処理では制御装置17が特別図柄表示
器9を次のように駆動する。
【0016】特別図柄抽選結果として当たりが記憶され
ている場合、制御装置17が特別図柄表示器9の図柄変
動を開始した後に当たり図柄に揃うように停止する(特
別図柄表示器9に停止表示された確定特別図柄が当たり
図柄となる)。特別図柄抽選結果として外れが記憶され
ている場合、制御装置17が特別図柄表示器9の図柄変
動を開始した後に外れ図柄に揃うように停止する(特別
図柄表示器9に停止表示された確定特別図柄が外れ図柄
となる)。特別図柄合わせ遊技での当たり処理は抽選処
理の結果として当たりが決定された場合だけ、特別図柄
表示器9による図柄変動の停止後に制御装置17が実行
する。特別図柄合わせ遊技での当たり処理では特別図柄
表示器9の確定図柄が当たり図柄に揃った後に制御装置
17が開閉駆動源16を制御し、開閉駆動源16が特別
図柄始動入賞部品6の開閉体22を所定時間または所定
回数に開閉する。
【0017】本実施形態では確定図柄が当たり図柄で揃
う遊技状況において、遊技領域18に発射された球が球
取入部品である普通図柄始動入賞部品5に取り込まれな
ければ、その後に続く開閉体22の開閉動作が保留手段
26によって保留される。例えば、ステップ102で示
すように、特別図柄表示器9での図柄変動後の確定図柄
が当たり図柄で揃った場合に、開閉体22の開閉動作を
中断する(開閉体22が一回も開閉しない状態)。そし
て、皿装置に打つべき球が存在し、遊技者が球発射操作
機構を操作し、球発射機構から遊技領域18に発射され
た球が普通図柄始動入賞部品5に入賞し、普通図柄始動
入賞部品5に入賞した球を検出した解除球検出器として
の普通図柄始動入賞球検出器13が解除球検出信号であ
る普通入賞球検出信号を制御装置17に出力し、制御装
置17が普通入賞球検出信号の入力を検出したことから
ステップ103がYESであると、制御装置17がステ
ップ104に示す賞球払出処理を実行するとともに解除
手段27が保留解除処理を実行する。これによって、解
除手段27が開閉駆動源16を制御し、開閉駆動源16
が開閉体22を所定時間または所定回数開閉して大当た
り遊技が進行し、遊技者に有利な遊技状況が作られる。
【0018】これとは逆に、皿装置に打つべき球が残り
少ないかまたは無い場合或いは遊技領域18に発射され
た球が球取入部品に入賞しなかった場合、制御装置17
が普通入賞球検出信号の入力を検出しないことから、ス
テップ103がNOであると、保留手段26がステップ
105に示す遊技中断処理を実行する。これによって、
制御装置17が開閉駆動源16を制御せず、開閉体22
が閉じたままとなって大当たり遊技の進行が中断し、遊
技者に有利な遊技状況が保留状態(スタンバイ)とな
る。
【0019】要するに、本実施形態では特別図柄表示器
9による確定図柄が当たり図柄で揃った場合に球が球取
入部品である普通図柄始動入賞部品5に取り込まれない
限りその後に続く遊技者の有利な遊技状況が進行しない
ので、皿装置に打つべき球が少なかったり無かったりし
た場合、遊技者が時間的な余裕を持って店から球を借り
受けることができ、遊技者の意に反して遊技者の有利な
遊技状況が進行することがなく、遊技性を向上すること
ができる。
【0020】前記実施形態では球取入部品を普通図柄始
動入賞部品5とし、普通図柄始動入賞部品5への入賞で
可変入賞部品7における開閉体22の開放動作保留状態
を解除して開閉動作させ、遊技者の有利な遊技状況が進
行したが、普通図柄始動入賞部品5に代えて特別図柄始
動入賞部品6または一般入賞部品4を球取入部品とし、
普通図柄始動入賞球検出器13に代えて特別図柄始動入
賞球検出器14または一般入賞球検出器12を解除球検
出器とすることもできる。この場合において、特別入
賞、普通入賞、一般入賞の何れでも解除手段27が可変
入賞部品7の保留状態を解除すれば、保留状態解除の契
機を多くすることができる。また、球取入部品は遊技領
域18を流下して取り込んだ球を遊技領域18に排出す
る通過形、遊技領域18を流下して取り込んだ球を遊技
盤2の裏側に排出する取込形の何れであっても適用でき
る。球取入部品を通過形で形成した場合に、賞球を払い
出さないようにしてもよい。球取入部品はパネル3に設
けても同様に適用できる。
【0021】前記実施形態では図柄表示器の確定図柄の
結果で可変入賞部品7を開閉することで遊技者に有利な
遊技状況を作ったが、図柄表示器に代えて左右に開閉す
る開閉体22を備えたセンター役物或いは羽根物と呼ば
れるような可変入賞部品7の開閉で遊技者に有利な遊技
状況を作っても同様に適用できる。この場合、可変入賞
部品7は内部にVゾーンと呼ばれる特定入賞口とテンカ
ウントゾーンと呼ばれる普通入賞口とを備えてもよい。
【0022】前記実施形態では確定図柄が当たり図柄で
揃った状態において保留手段26が開閉体22の開放動
作を保留状態としたが、確定図柄が当たり図柄で揃った
ことに代えて始動入賞に伴う抽選処理で当たりが抽選さ
れたことを契機として図柄変動開始以前または図柄変動
中に保留手段26が開閉体22の開放動作を保留状態に
してもよい。また、アウト口11に取り込まれた球を検
出してアウト球検出信号を制御装置17に出力するアウ
ト球検出器を設け、アウト球検出信号の入力により解除
手段27が保留解除してもよい。
【0023】また、保留手段26により開閉体22の開
放動作が保留された状態において、制御装置17がメッ
セージ表示処理を実行して図柄表示器に「スタンバイ状
態です。普通図柄始動入賞部品5に球を入賞させれば、
大当たり遊技が開始しますので、店から球を借り受けて
下さい」というような操作情報を表示させれば、遊技者
の経験が少なくても操作を迷うことなく適切に対応する
ことができる。更に、制御装置17が保留手段26によ
る保留開始からの経過時間を計時し、計時した経過時間
が制御装置17に設定された所定時間に到達した場合
に、遊技盤2または遊技機枠1に設けたスピーカや表示
器のような報知手段で遊技店の店員に報知すれば、球が
球取入部品に長期間取り込まれない場合に、報知手段が
警報を発するので、1台のパチンコ機が特定の遊技者に
長時間占有されるような不都合も解消することができ
る。
【0024】また、遊技機枠1の前面に操作機構を設け
る一方、遊技者による操作機構の操作を検出する操作検
出スイッチを設け、操作検出スイッチからの解除信号の
入力により遊技者に有利な遊技状況を進行させることも
考えられるが、本実施形態では始動入賞部品と始動入賞
球検出器と普通図柄始動入賞部品5および普通図柄始動
入賞球検出器13のようなパチンコ機の既存した部品を
球取入部品および解除球検出器として使用することがで
きるので、操作機構や操作検出スイッチを設ける場合と
比べてコストダウンを図ることができる。
【0025】遊技盤に配置された一般入賞部品4と普通
図柄始動入賞部品5および特別図柄始動入賞部品6以外
に遊技領域18より球を取り込む球取入部品を設け、一
般入賞球検出器12と普通図柄始動入賞球検出器13お
よび特別図柄始動入賞球検出器14以外に球取入部品に
取り込まれた球を検出する解除球検出器を設け、球を検
出した解除球検出器が解除球検出信号を制御装置17に
出力し、解除球検出信号の入力で解除手段27が保留解
除処理を実行するようにすれば、球取込部品を遊技領域
18から球の入賞し易い形態に形成することができ、可
変入賞部品7の開閉体22の開放つまり開閉体22の開
閉保留をいち早く解除することができる。例えば、当該
開閉体22の開閉保留解除専用に設定された球取入部品
を球のガイドレール19から遊技領域18に放出される
部分に通過形として設ければ、保留解除のために発射さ
れた最初の球が球取入部品を通過するので、開閉保留解
除がいち早く実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の遊技制御装置を示す模式図。
【符号の説明】
2 遊技盤、4 一般入賞部品(球取入部品)、5 普
通図柄始動入賞部品(球取入部品)、6 特別図柄始動
入賞部品(球取入部品)、12 一般入賞球検出器(球
検出器)、13 普通図柄始動入賞球検出器(球検出
器)、14 特別図柄始動入賞球検出器(球検出器)、
17 制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動入賞により遊技者に有利な遊技状況
    を作るパチンコ機の遊技制御装置において、遊技者に有
    利な遊技状況が作られる以前に当該遊技の進行を左右す
    る球取入部品を遊技盤の前面に配置したことを特徴とす
    るパチンコ機の遊技制御装置。
  2. 【請求項2】 球取入部品を入賞部品により形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技制御装
    置。
  3. 【請求項3】 球取入部品に取り込まれた球を検出する
    球検出器を入賞部品に入賞した球を検出する入賞球検出
    器により形成したことを特徴とする請求項2記載のパチ
    ンコ機の遊技制御装置。
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JP (1) JP2003340007A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104300A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2016005504A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 株式会社藤商事 遊技機
JP2016005505A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 株式会社藤商事 遊技機

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