JP2003339974A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003339974A
JP2003339974A JP2002154649A JP2002154649A JP2003339974A JP 2003339974 A JP2003339974 A JP 2003339974A JP 2002154649 A JP2002154649 A JP 2002154649A JP 2002154649 A JP2002154649 A JP 2002154649A JP 2003339974 A JP2003339974 A JP 2003339974A
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Japan
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Pending
Application number
JP2002154649A
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English (en)
Inventor
Masahito Terao
雅仁 寺尾
Mie Ogushi
三恵 大櫛
Takashi Kondo
尚 近藤
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sansei R&D Co Ltd filed Critical Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声による演出効果を高めて、音声によって
遊技を楽しむことが可能な遊技機の提供を目的とする。 【解決手段】 液晶表示器34に表示される特別図柄8
0,81,82が仮停止表示及び確定停止表示されると
きに発生する音声を、特別図柄80,81,82の種類
ごとに対応させたので、特別図柄80,81,82と音
声とが連携した演出を行うことができ、遊技の趣向性が
向上する。また、特別図柄80,81,82が仮停止表
示されるときに発生される音声が全て同じ種類の音声で
あることを期待しつつ遊技を行うことができるので、音
声によって遊技を楽しむことができる。また、各特別図
柄80,81,82ごとに音声が発生されるので、複数
の音声の組み合わせが可能となり、音声演出を向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ遊技機やスロットマシン
等の遊技機は、液晶表示装置等の表示手段とスピーカ等
の音声発生手段とを備えたものが多い。このような遊技
機では、所定条件の成立に起因して表示手段にて複数の
判定図柄が変動表示された後、停止表示され、この停止
表示された判定図柄によって遊技の当たりはずれを報知
するという表示演出が行われる。そして、音声発生手段
は、判定図柄が変動表示中や停止表示したときに、演出
用の音声を発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した遊
技機では、判定図柄が変動表示中や停止表示したときに
発生される演出用の音声は、判定図柄の種類とは関係な
く発生されていたため、音声による演出効果が低いとい
う問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、音声による演出効果を高めて、音声によって遊技を
楽しむことが可能な遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】上記目的を達成するため、請求項1に係る
発明は、遊技の当たり外れを報知するための複数種類の
判定図柄を表示可能な表示手段と、表示手段に表示する
判定図柄を複数種類の判定図柄から選択する図柄選択手
段と、図柄選択手段によって選択された判定図柄を表示
手段に表示させる表示制御手段と、複数種類の音声を発
生する音声発生手段と、音声発生手段で発生する音声を
複数種類の音声から選択する音声選択手段と、音声選択
手段によって選択された音声を音声発生手段に発生させ
る音声制御手段とを備えた遊技機において、判定図柄の
種類に応じて音声発生手段が発生する音声を変更する音
声変更手段を備えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技
機において、複数種類の判定図柄は、複数種類のキャラ
クター図柄を含み、音声変更手段は、キャラクター図柄
の種類に応じて音声発生手段が発生する音声を変更する
ように構成したところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の遊技
機において、複数種類のキャラクター図柄に係る音声
は、キャラクター図柄に固有の音声であるところに特徴
を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かに記載の遊技機において、表示制御手段は、複数種類
の判定図柄を所定条件の成立に起因して変動表示した
後、停止表示する停止表示制御手段を備え、音声変更手
段は、複数種類の判定図柄を停止表示したときに発生す
る音声を変更するように構成したところに徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かに記載の遊技機において、停止制御手段が行う停止表
示には、遊技の当たり外れを確定する確定停止表示と、
確定停止表示の前に判定図柄を一時的に停止する仮停止
表示とが設けられ、音声変更手段は、仮停止表示時に発
生する音声を判定図柄に応じて変更するように構成した
ところに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かに記載の遊技機において、表示手段には、複数の表示
部が設けられ、表示制御手段は、複数の表示部ごとに複
数種類の判定図柄を表示制御すると共に、音声変更手段
による音声の変更は、複数の表示部ごとに行われるよう
に構成されたところに特徴を有する。
【0011】請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れ
かに記載の遊技機において、音声変更手段による音声の
変更は、判定図柄の種類に応じた音階の変更であるとこ
ろに特徴を有する。
【0012】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明によれば、表示手段に表示される判定図柄の種類に
応じて音声が変更されるから、判定図柄と音声とが連携
した演出を行うことができる。これにより、音声による
演出効果が向上すると共に、遊技者は音声によって遊技
を楽しむことができる。
【0013】<請求項2の発明>請求項2の発明によれ
ば、キャラクター図柄の種類に応じて音声が変更される
から、キャラクター図柄と音声とが連携し、遊技の趣向
性を高めることができる。
【0014】<請求項3の発明>請求項3の発明によれ
ば、音声がキャラクター図柄に固有の音声であるため、
音声とキャラクター図柄との対応関係が高まり、遊技者
に解りやすい演出を行うことができる。
【0015】<請求項4の発明>請求項4の発明によれ
ば、判定図柄が停止表示されたときの音声を変化させる
ことで、判定図柄の停止表示時の音声による演出効果を
向上させて、遊技の趣向性を高めることができる。
【0016】<請求項5の発明>請求項5の発明によれ
ば、遊技の当たり外れを確定する前に一時的に判定図柄
を停止する仮停止表示を行うときに音声を変更させるこ
とで、判定図柄の仮停止表示時の音声による演出効果が
向上し、遊技の趣向性を高めることができる。
【0017】<請求項6の発明>請求項6の発明によれ
ば、表示手段に設けられた複数の表示部ごとに判定図柄
を表示すると共に、これら複数の表示部に表示された判
定図柄ごとに音声の変更を行うように構成されたので、
複数の音声の組み合わせからなる音声演出が可能とな
る。
【0018】<請求項7の発明>請求項7の発明によれ
ば、判定図柄の種類に応じて音声の音階を異ならせたの
で、判定図柄と音階とが連携した演出を行うことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したパチンコ
遊技機に係る一実施形態を、図1〜図22に基づいて説
明する。このパチンコ遊技機の遊技盤11は、図1に示
すように、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技
領域の中央部に、表示ユニット13を備える。遊技領域
のうち表示ユニット13の下方には、始動入賞口14、
大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に
間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域の
うち表示ユニット13等を挟んだ左右の両側には、上か
ら順に、ランプ風車17、始動ゲート18、風車19、
一般入賞口20,21が設けられ、ガイドレール12に
沿った両側部には、円弧状のサイドランプ22,22が
設けられている。さらに、これら入賞口等以外に、遊技
領域には、図示しない複数の釘が起立している。
【0020】パチンコ遊技機のうち遊技盤11より下方
には、図1に示すように上皿27A及び下皿27Bが上
下2段にして設けられている。そして、下皿27Bの右
端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿27
Aに収容された遊技球が遊技盤11に向けて弾き出され
る。また、上皿27Aに設けたボタン29を押せば、上
皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動して収容され
る。さらに、上皿27Aの奥部には、スピーカ59S
(本発明の「音声発生手段」に相当する)が備えられて
いる。
【0021】次に所要の各部位についてさらに詳説す
る。前記始動入賞口14は、図1に示すように上下に並
んだ第1及び第2の始動入賞口14A,14Bからな
る。上側の第1始動入賞口14Aは、常に遊技球が入賞
可能となっているが、下側の第2始動入賞口14Bは、
その両側に設けた可動翼片14C,14Cにて、通常は
遊技球の入賞が規制されている。そして、後述する7セ
グメントLED24の停止表示が奇数になると、遊技盤
11の裏に設けた始動入賞口用ソレノイド14S(図2
参照)が駆動されて、可動翼片14C,14Cが所定期
間に亘って横に倒され(図1の状態)、第2始動入賞口
14Bへの入賞を許容した状態になる。また、第1及び
第2の始動入賞口14A,14Bに遊技球が入ると、後
述するように当否判定が行われると共に、所定数の賞球
が上皿27Aに払い出される。
【0022】なお、本実施形態では、始動入賞口14に
遊技球が入賞すると、当否判定を行う起因になりかつ所
定数の賞球の払い出しが行われるが、遊技球その他の遊
技媒体が入賞したときに、当否判定を行う起因にはなる
が、所定数の賞球の払い出しは行わないものであっても
よい。
【0023】大入賞口15は、横長に形成されて、常に
は可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する
所定条件の成立によって、所謂「当たり遊技」が実行さ
れると、遊技盤11の裏に設けた大入賞口用ソレノイド
15S(図2参照)が駆動され、可動扉15Tが所定期
間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が
開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に
多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15T
が、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称す
ると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が2
9秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個
入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終
了する。
【0024】大入賞口15の内部には、図示しない継続
入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入
賞口及び計数入賞口は、選択的に何れか一方が開放され
る。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、最
初は継続入賞口が開放しており、継続入賞口に入賞後、
継続入賞口は閉鎖し、計数入賞口の開放に切り替わる。
そして、継続入賞口に入賞があると、これが継続入賞口
内に設けた大当たり状態継続センサー32(図2参照)
に検出されて、前述した終了条件を満たしてラウンドが
終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。ま
た、計数入賞口に入賞があると、これが計数入賞口内に
設けた大入賞口入賞球カウントセンサー33(図2参
照)に検出されて、前記継続入用口への入賞球と合わせ
て、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが
前記したように計10個に達したか否かがチェックされ
る。
【0025】表示ユニット13は、装飾枠23の内側部
分を遊技盤11より陥没させて、その奥部に液晶表示器
34(本発明の「表示手段」に相当する)を備えてな
る。装飾枠23の左右の両側壁には、遊技球を装飾枠2
3の内側へ案内する転入孔23A,23Aが設けられ、
装飾枠23の下側内面には、緩やかに傾斜して、遊技球
を前記始動入賞口14に案内する溝(図に現れず)が設
けられている。
【0026】装飾枠23の上辺には、中央に7セグメン
トLED24が備えられている。この7セグメントLE
D24は、始動ゲート18内に設けた普通図柄始動セン
サー30(図2参照)が遊技球の通過を検出したとき
に、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動
表示してから所定の数字を停止表示する。そして、停止
表示された数字が、例えば奇数の場合には、前述したよ
うに可動翼片14C,14Cが所定期間に亘って横に倒
される。
【0027】また、7セグメントLED24が変動表示
している間に遊技球が始動ゲート18を通過すると、そ
の通過した遊技球が最大4つまで累積カウントされる。
そして、7セグメントLED24が停止表示されると、
累積数が1つ減らされて7セグメントLED24の変動
表示が開始され、累積数が0になるまでこの動作が繰り
返される。また、累積数は、7セグメントLED24の
周りに設けた4つの計数ランプ24Sの点灯数によって
遊技者に報知される。
【0028】液晶表示器34は、3つの横並びの表示領
域(本発明の「表示部」に相当する)から構成されてお
り、各表示領域には、図1に示すように、本発明の「判
定図柄」としての特別図柄80,81,82が停止表示
されている。以下、これら各特別図柄を区別するときに
は、図1の左側のものから順番に、「左特別図柄8
0」、「中特別図柄81」、「右特別図柄82」と呼ぶ
こととする。
【0029】各特別図柄80,81,82は、「0」〜
「7」の識別番号を表記した8種類の数字図柄と、本発
明の「キャラクター図柄」としての「犬」(図15の
(A)参照)及び「羊」(図15の(B)参照)の計1
0種類の図柄から構成されており、通常は、各特別図柄
80,81,82ごとにそれらのうちの何れか1種類の
図柄が停止表示されている。そして、始動入賞口14
(詳細には、第1又は第2の何れかの始動入賞口14
A,14B)に遊技球が入賞すると、これが始動入賞口
14内に設けた特別図柄始動センサー31(図2参照)
により検出されて、各特別図柄80,81,82が、上
下方向にスクロールして変動表示される。
【0030】次いで、所定時間(後述する変動態様決定
処理(S10)で選択された変動態様ごとに定められて
いる時間であって、本実施形態では最低11秒から最高
58秒)経過後に、例えば、左特別図柄80、右特別図
柄82、中特別図柄81の順で、スクロールが停止して
所定の図柄が確定停止表示され、確定停止表示された全
部の特別図柄80,81,82が、例えば、ぞろ目にな
った場合に大当たり遊技が実行される。大当たりの遊技
が実行されると、大入賞口15の可動扉15Tが開い
て、大量の遊技球が大入賞口15に入賞可能になり、パ
チンコ遊技機が「大当たり状態」となる。
【0031】各特別図柄80,81,82は、変動表示
された後、確定停止表示される前に、仮停止表示される
場合がある。ここで、「確定停止表示」とは、液晶表示
器34に表示された各特別図柄80,81,82の組み
合わせによって遊技の当たり外れを最終的に報知するた
めの図柄表示であって、図柄を完全に停止して表示する
ことをいう。一方、「仮停止表示」とは、遊技の当たり
外れを確定する前に図柄の種類を暫定的に決定し、その
図柄を微動させて表示することをいう。本実施形態で
は、例えば、何れかの特別図柄がスクロール表示(変動
表示)されている状態で、先にスクロール表示を終了し
た特別図柄に対して行われる。また、本実施形態では、
例えば、仮停止表示の場合には、図柄を上下に僅かに揺
れ動かして表示する設定にしてある。
【0032】また、中特別図柄81がスクロール表示さ
れている状態で、先に、スクロール表示を終了した左・
右の特別図柄80,82が仮停止表示されると共に、こ
れら仮停止表示された左・右の特別図柄80,82が、
同じ図柄となった場合にリーチ状態が成立する。
【0033】なお、リーチ状態とは、上記のものに限ら
れるものではなく、遊技の当たり外れ判定結果を、複数
の図柄組み合わせで表示する場合に、複数の図柄の一部
が、仮停止表示されており、他の図柄が変動中におい
て、仮停止表示されている図柄が当たりを意味する図柄
組み合わせの一部を構成している状態をいう。
【0034】また、液晶表示器34が変動表示している
間に、或いは、大当たり状態で、始動入賞口14に遊技
球が入球した場合には、その入球に起因して所定の乱数
が最大4つまで保留されて、一時記憶される。そして、
液晶表示器34において特別図柄80,81,82の変
動表示が開始されるときに、保留記憶数が1つ減らされ
て、保留記憶数が0になるまでこの動作が繰り返され
る。また、この保留記憶数は、前記装飾枠23の上辺の
うち装飾枠23の両側に1対ずつ配設された計4つのL
ED25の点灯数でもって遊技者に報知される。
【0035】さらに本実施形態のパチンコ遊技機は確率
変動機能を備えており、大当たり成立時における各特別
図柄80,81,82の組み合わせが「1」、「3」、
「5」、「7」、「羊」の何れかのぞろ目であったとき
には、大当たり遊技の終了後に確率変動が生じ、次回の
大当たり発生確率が通常遊技状態(低確率状態、1/3
15)に比較して高い確率変動状態(高確率状態、5/
315)に移行して、次回の大当たりまでこの確率変動
状態を継続するようになっている。また、大当たり成立
時における各特別図柄80,81,82の組み合わせが
「0」、「2」、「4」、「6」、「犬」の何れかのぞ
ろ目であったときには、確率変動状態へ移行せず、次回
の大当たりまで通常遊技状態を継続する。
【0036】次に、図2を参照しつつ本実施形態のパチ
ンコ遊技機の電気的な構成について説明する。同図にお
いて、50は、メイン制御回路であって、CPU51A
とRAM51B及びROM51Cを合わせてパッケージ
してなるワンチップマイコン51を主要部として備えて
いる。
【0037】ワンチップマイコン51は、インターフェ
ース54を介して、前述した入賞球を検出するためのセ
ンサー30〜33等から信号を受けると共に、後述する
ランプ制御回路55、音声制御回路56(本発明の「音
声制御手段」に相当する)、発射制御回路57、払出制
御回路58、表示制御回路70(本発明の「表示制御手
段」に相当する)等にコマンド信号を出力して各部位を
制御する。また、ワンチップマイコン51は、パチンコ
遊技機の遊技状況に関する遊技情報を、情報出力回路5
9を介して、パチンコホールに備えた管理装置60へと
出力する。
【0038】メイン制御回路50のうち52は、初期リ
セット回路であって、パチンコ遊技機の電源投入時に、
ワンチップマイコン51のリセット端子に初期化信号を
出力する。53は、定期リセット回路であって、周期的
(例えば、4msecごと)に割り込みパルスをワンチ
ップマイコン51に出力する。ワンチップマイコン51
は、前記割り込みパルスを受ける度に、ROM51Cに
記憶したメイン制御用メインプログラムM(図9参照)
をランする。
【0039】前記ランプ制御回路55は、左右のサイド
ランプ22,22や、液晶表示器34の装飾枠23等へ
の電力供給をオンオフする駆動回路を内蔵して備え、ワ
ンチップマイコン51から受けた信号に基づき、前記駆
動回路を作動させて、各ランプ、LEDを駆動制御す
る。
【0040】前記音声制御回路56は、スピーカ59S
から音声を発生するための制御データ等を記憶する図示
しない制御データROMと、複数種類の音声データを記
憶した図示しない音声データROMとを備える。そし
て、メイン制御回路50からのコマンドに基づいて、図
示しない音声制御用CPUが制御データROMから所定
の音声制御データを取り出すと共に、音声データROM
から所定のデータを取り出して音声データを作成し、こ
の音声データをアナログ信号に変換及び増幅してスピー
カ59Sに出力する。
【0041】前記発射制御回路57は、操作ノブ28の
回動操作に伴い信号をメイン制御回路50へと出力す
る。そして、これに基づき、メイン制御回路50が、図
示しない弾球装置を駆動制御して、遊技盤11上に遊技
球が弾き出される。
【0042】前記払出制御回路58は、ワンチップマイ
コン51から受けた信号に基づき、所定数の遊技球を賞
球として、前記上皿27Aに払い出す。
【0043】前記表示制御回路70は、図3に示すよう
に、液晶表示器34に遊技画像を表示するための制御デ
ータ等を記憶する制御データROM63と、特別図柄、
背景画像、キャラクタ画像、文字画像等の画像データを
記憶する画像データROM66とを備える。そして、メ
イン制御回路50からのコマンドに基づき、表示制御用
CPU61が、制御データROM63から所定の表示制
御データを取り出し、制御データRAM64の記憶領域
で制御用データを生成してVDP62に出力する。VD
P62は、表示制御用CPU61からの指令に基づいて
画像データROM66から必要なデータを読み出し、表
示画像における特別図柄、背景画像、キャラクタ画像、
文字画像等のマップデータを作成し、VRAM67に格
納する。そして、格納記憶された画像データは、図示し
ないD/A変換回路にてRGB信号に変換されて、液晶
表示器34に出力される。また、VDP62からは、複
合同期信号SYNCが液晶表示器34に出力される。そ
して、液晶表示器34は、送信されてきたRGB信号及
び複合同期信号SYNCに基づいて画像を表示する。な
お、71は、初期リセット回路であって、パチンコ遊技
機の電源投入時に、表示制御用CPU61のリセット端
子に初期化信号を出力する。
【0044】次に、上記構成からなるパチンコ遊技機の
動作を図4〜図22を参照しつつ説明する。パチンコ遊
技機の電源をオンすると、ワンチップマイコン51が、
所定の周期で(例えば、4.000msecごとに)、
図4に示したメイン制御用メインプログラムMをROM
51Cから取り出してランする。すると、電源投入時か
否かがチェックされ、電源投入時である場合(S1でY
es)には、初期設定(S2)として、例えばスタック
の設定、定数設定、CPUの設定、SIO、PIO、C
TC(割り込み時間用コントローラ)の設定等が行われ
る。なお、電源投入時のみに必要な処理は、メイン制御
用メインプログラムMが、電源投入後の1回目にランさ
れたときだけ実行され、それ以降は実行されない。
【0045】次いで、コマンド出力処理(S3)が行わ
れる。コマンド出力処理(S3)は、図5に示されてお
り、後述する確定停止図柄決定処理(S11)や変動態
様決定処理(S12)等によって決定された各種コマン
ドがRAM51Bのコマンドバッファ内に有るか否かが
チェックされ(S31)、コマンドがない場合(S31
でNo)には、この処理(S3)を抜ける。コマンドが
ある場合(S31でYes)には、コマンドバッファ内
のコマンドを、表示制御回路70、音声制御回路56、
ランプ制御回路55等に出力してこの処理(S3)を抜
ける。
【0046】コマンド出力処理(S3)を抜けると、セ
ンサー入力処理(S4)が行われる。センサー入力処理
は、図6に示されており、まずセンサー30〜33,8
0による入賞球等の検出情報の有無をチェックする(S
41)。センサー30〜33,80による検出情報がな
い場合(S41でNo)には、この処理(S4)を抜け
る。一方、検出情報がある場合(S41でYes)に
は、それらセンサー検出情報をRAM51Bに保存して
(42)、この処理(S4)を抜ける。
【0047】次いで、乱数更新処理(S5)が行われ
る。本実施形態においては、乱数を生成するために表1
に示したカウンタが設けられている。
【0048】
【表1】
【0049】表1に示した各力ウンタは、図7に示した
乱数更新処理(S5)の「XRNDX」に置き換えて更
新される。具体的には、これら各カウンタは、電源投入
時には「0」に設定され、乱数更新処理(S5)が実行
される毎に(例えば、4msec毎に)、1インクリメ
ントされる(S51)。また、表1における各カウンタ
の数値範囲の上限値は、図5における「Y」に置き換え
られ、各カウンタ(XRND)が上限値(Y)を越えた
か否かがチェックされる(S52)。そして、上限値を
越えた場合には、「0」にリセットされて(S53)、
再び「0」から1インクリメントされる。このように更
新された各カウンタの数値は、前記RAM51B中に逐
一記憶され(S54)、この乱数更新処理(S5)から
抜ける。
【0050】乱数更新処理(S5)から抜けると、セン
サー入力処理(S4)で保存したセンサー検出情報が始
動入賞口14への入球によるものか否かがチェックされ
る(S6)。具体的には、始動入賞口14への入賞球を
特別図柄始動センサー31にて検出したか否かをチェッ
クする。そして、始動入賞口14への入賞球を検出した
場合には、乱数取得処理(S7)を実行する。一方、始
動入賞口14内への入賞球を検出していない場合には、
(S6でNo)、乱数取得処理(S7)を実行せずにス
テップS8に進む。
【0051】乱数取得処理(S7)は、図8に示されて
おり、前記RAM51Bのカウンタ数値記憶領域に記憶
されているカウンタ(ラベル−TRND−A等)の数値
を取り出して(S61)、RAM51Bに別途設定した
乱数値記憶領域に記憶する(S62)。
【0052】図4に示すように、乱数取得処理(S7)
から抜けると、判定条件が成立しているか否かがチェッ
クされる(S8)。ここで、「判定条件」とは、遊技の
当たり外れに係る判定を実行するために必要な条件をい
う。本実施形態では、例えば、このステップS10を実
行した時点で、以下の〜の3つの条件が成立してい
ることを「判定条件の成立」としている。
【0053】「当たり遊技」が実行されている最中で
はないこと。 特別図柄80,81,82を変動表示中でないこと。 保留記憶数が1以上であること。
【0054】〜の条件のうちの少なくとも1つが不
成立の場合には、その他の処理(S13)にジャンプす
る。一方、これら条件が全て成立している場合には、大
当たり判定処理(S9)、リーチ有無決定処理(S1
0)、確定停止特別図柄決定処理(S11)、変動態様
決定処理(S12)が実行される。
【0055】なお、本実施形態では、上記〜の3つ
を「判定条件」としたが、「判定条件」は3つでなくて
もよく、各条件内容も種々の内容に設定してもよい。
【0056】上記判定条件が成立した場合には、最初に
大当たり判定処理(S9)が実行される。この処理(S
9)が実行されると、図9に示すように、まず高確率フ
ラグB1が「1」か否かがチェックされる(S71)。
高確率フラグB1が「1」ではない場合(S71でN
o)、すなわち低確率状態時では、大当たり判定用乱数
(ラベル−TRND−A)が「5」又は「500」の2
つの当たり数値の何れかと一致したか否かがチェックさ
れ(S72)、高確率フラグB1が1である場合(S7
1でYes)、すなわち高確率状態時では、大当たり判
定用乱数(ラベル−TRND−A)が、「5」、「5
0」、「100」、「200」、「300」、「35
0」、「400」、「450」、「500」、「60
0」の10個の当たり数値の何れかと一致したか否かが
チェックされる(S73)。
【0057】そして、各ステップS72,S73におい
て、大当たり判定用乱数(ラベル−TRND−A)が何
れかの当たり数値と一致しなかった場合には(ステップ
S72,S73でNo)、この処理(S9)を抜ける。
一方、各ステップS72,S73において、大当たり判
定用乱数(ラベル−TRND−A)が何れかの当たり数
値と一致した場合には(ステップS72,S73でYe
s)、大当たりフラグA1を「1」にセットして(S7
4)、この処理(S9)を抜ける。
【0058】次いで、リーチ有無決定処理(S10)が
実行される。この処理(S10)が実行されると、図1
0に示すように、大当たりフラグA1が「1」か否かが
チェックされる(S81)。大当たりフラグA1が
「1」の場合、即ち「大当たり状態」の場合には、リー
チ有り(リーチ状態移行可)と決定して、リーチフラグ
Bを「1」にセットし(S83)、この処理(S10)
を抜ける。つまり、大当たりになった場合には、必ずリ
ーチ状態になる。
【0059】一方、大当たりフラグA1が「1」でない
場合、即ち「外れ」の場合には、リーチ有無決定乱数
(ラベル−TRND−R1)が、「24」又は「49」
に一致した場合にのみ、リーチ有りと決定して(S82
でYes)、リーチフラグBに「1」をセットし(S8
3)、この処理(S10)を抜ける。また、リーチ有無
決定乱数(ラベルーTRND−R1)が、「24」又は
「49」に一致しなかった場合(S82でNo)には、
リーチ無しと決定して、リーチフラグBを初期状態の
「0」のままにする。
【0060】次いで、確定停止特別図柄決定処理(S1
1)が実行される。この処理(S11)が実行される
と、図11に示すように、大当たりフラグA1が「1」
か否かがチェックされ(S201)、フラグA1が
「1」の場合(S201でYes)、即ち大当たりの場
合、大当たり特別図柄乱数(ラベル−TRND−AZ
1)の数値に対して予め決められている図柄の組合せ
を、液晶表示器34に停止表示する大当たり図柄組合せ
として決定して、コマンドバッファに格納する(S20
2)。即ち、例えば、大当たり特別図柄乱数(ラベル−
TRND−AZ1)=「0」の場合には、確定大当たり
図柄組合せとして、「0」が3つ並んだぞろ目である
「0 0 0」に決定し、大当たり特別図柄乱数(ラベ
ル−TRND−AZ1)=「8」の場合には、確定大当
たり図柄組合せとして、図20に示すように「犬」が3
つ並んだぞろ目に決定し、そのコマンドをコマンドバッ
ファに格納する。他の大当たり特別図柄乱数(ラベル−
TRND−AZ1)においても同様に、大当たり特別図
柄乱数(ラベル−TRND−AZ1)の数値に応じて、
「0」〜「7」の数字図柄及び「犬」と「羊」のキャラ
クター図柄のうちの何れかが3つ並んだぞろ目を、確定
大当たり図柄組合せとして決定して、それぞれに対応す
るコマンドをコマンドバッファに格納する。
【0061】一方、大当たりフラグA1の値が「1」で
ない場合(S201でNo)、即ち外れと判定された場
合には、3つの特別図柄乱数(ラベル−TRND−B
1,B2,B3)の数値が、全て一致するか否かをチェ
ックし(S203)、全て一致した場合には、続いて、
リーチフラグBに基づいて、リーチ有りか否か(リーチ
フラグB=1か否か)をチェックする(S204)。そ
して、リーチ無しの場合には(S204でNo)、右特
別図柄乱数(ラベル−TRND−B2)の数値に1を加
算し、その数値と左・中の特別図柄乱数(ラベル−TR
ND−B1,B3)の数値とで、停止表示の図柄組み合
わせを決定して、コマンドバッファに格納する(S20
5)。具体的には、右特別図柄乱数(ラベル−TRND
−B2)の数値に応じて決定される右特別図柄82が、
左・中の特別図柄乱数(ラベル−TRND−B1,B
3)の数値に応じて決定される左・中の特別図柄80,
81に対してずらされ、液晶表示器34に例えば、「0
0 1」、「1 1 2」の如く表示されるようにセ
ットしたり、図22に示すように、左・中特別図柄8
0,81として「犬」が表示され右特別図柄82として
「羊」が表示されるようにセットされる。つまり、変動
表示の過程で、リーチにもならず、外れが確定するよう
に停止表示の図柄組み合わせをセットする。なお、この
状態を「リーチ無し外れ」という。
【0062】一方、前記ステップS204で、リーチ有
りと判断された場合には(S204でYes)、前記中
特別図柄乱数(ラベル−TRND−B3)の数値に1を
加算し、その数値と左右の特別図柄乱数(ラベル−TR
ND−B1,B2)の数値とで、停止表示の図柄組み合
わせを決定して、コマンドバッファに格納する(S20
6)。具体的には、中特別図柄乱数(ラベル−TRND
−B3)の数値に応じて決定される中特別図柄81の数
値表示が、左特別図柄乱数(ラベル−TRND−B1,
B2)の数値に応じて決定される左・右の特別図柄8
0,82の数値表示に対してずらされ、液晶表示器34
に、例えば、「0 1 0」、「1 21」の如く表示
されるようにセットしたり、図21に示すように左・右
特別図柄80,82として「犬」が表示され中特別図柄
81として「羊」が表示されるようにセットする。つま
り、変動表示の過程でリーチ状態になるが、最終的に
は、外れが確定するように停止表示の図柄組み合わせを
セットする。なお、この状態を「リーチ外れ」という。
【0063】また、前記ステップS203で、3つの特
別図柄乱数(ラベル−TRND−B1,B2,B3)の
数値のうち、少なくとも1つが異なる数値となる場合に
は(S203でNo)、左特別図柄乱数(ラベル−TR
ND−B1)と右特別図柄乱数(ラベル−TRND−B
2)の数値が一致するか否かをチェックし(S20
7)、一致する場合には、さらにリーチ有りか否かをチ
ェックする(S208)。そして、リーチ無しの場合に
は(S208でNo)、前記右特別図柄乱数(ラベル−
TRND−B2)の数値に1を加算し、その数値と左・
中の特別図柄乱数(ラベル−TRND−B1,B3)の
数値とで、停止表示の図柄組み合わせを決定して、これ
をコマンドバッファに格納する(S205)。
【0064】一方、前記ステップS208でリーチ有り
の場合には(S208でYes)、各特別図柄乱数(ラ
ベル−TRND−B1,B2,B3)の数値に対して予
め決められている各図柄を、外れ図柄として決定して、
コマンドバッファに格納する(S209)。具体的に
は、中特別図柄乱数(ラベル−TRND−B3)の数値
に応じて決定される中特別図柄81の数値表示だけが、
左右の特別図柄乱数(ラベル−TRND−B1,B2)
の数値に応じて決定される左・右の特別図柄80,82
の数値表示と異なり、液晶表示器34に例えば「0 3
0」、「1 51」、「2 7 2」の如く停止表示
されるようにセットする。つまり、変動表示の過程でリ
ーチ状態になるが、最終的には、外れが確定するように
停止表示の図柄組み合わせをセットする。
【0065】さらに、前記ステップS207で、左特別
図柄乱数(ラベル−TRND−B1)の数値と右特別図
柄乱数(ラベル−TRND−B2)の数値が一致しない
場合(S207でNo)、続いてリーチ有りか否かをチ
ェックする(S210)。そして、リーチ有りの場合に
は(S210でYes)、右特別図柄乱数(ラベル−T
RND−B2)の数値を強制的に左特別図柄乱数(ラベ
ル−TRND−B1)の数値と同一数値に変更し、かつ
中特別図柄乱数(ラベル−TRND−B3)の数値を強
制的に前記左特別図柄乱数(ラベル−TRND−B1)
の数値に1加算した数値に変更し、それらの数値と左特
別図柄乱数(ラベル−TRND−B1)の数値に対して
予め決められている図柄を、各表示領域に停止表示され
る外れ図柄として決定して、コマンドバッファに格納す
る(S211)。即ち、この場合、液晶表示器34に、
例えば、「0 1 0」、「1 2 1」、「2 3
2」の如く停止表示されるようにセットする。
【0066】一方、前記ステップS210で、リーチ無
しと判断された場合(S210でNo)、各特別図柄乱
数(ラベル−TRND−B1,B2,B3)の数値に対
して予め決められている図柄を、各表示領域に停止表示
される外れ図柄として決定して、コマンドバッファに格
納する(S209)。この場合、特別図柄乱数(ラベル
−TRND−B1,B2,B3)の数値が全部互いに異
なるから、液晶表示器34には、例えば、「1 0
4」、「4 5 3」の如く表示されるようにセットさ
れる。以上が確定停止特別図柄決定処理(S11)の説
明である。
【0067】なお、この確定停止特別図柄決定処理(S
11)は、複数種類の特別図柄(「0」〜「7」、
「犬」、「羊」)の中から液晶表示器34に確定停止表
示させる特別図柄を決定しているので、本発明の「図柄
選択手段」に相当する。
【0068】次いで、変動態様決定処理(S12)が実
行される。この処理(S12)が実行されると、図12
に示すように、大当たりフラグA1の値が「1」か否か
がチェックされる(S301)。そして、大当たりフラ
グA1が「1」の場合(S301でYes)、つまり大
当たりの場合には、変動態様決定乱数(ラベル−TRN
D−T1)が、0〜2の何れかであるかがチェックされ
(S311)、0〜2の何れでもない場合には(S31
1でNo)、変動態様決定乱数(ラベル−TRND−T
1)が、3〜15の何れかであるかがチェックされる
(S313)。
【0069】変動態様決定乱数(ラベル−TRND−T
1)が、0〜2の何れかである場合には(S311でY
es)、変動態様5としてのノーマルリーチのコマンド
がコマンドバッファに格納され(S312)、変動態様
決定乱数(ラベル−TRND−T1)が、3〜15の何
れかである場合には(S313でYes)、変動態様6
としての青空リーチのコマンドがコマンドバッファに格
納され(S314)、変動態様決定乱数(ラベル−TR
ND−T1)が、0〜15の何れでもない場合(S31
1,S313で共にNo)、即ち、変動態様決定乱数
(ラベル−TRND−T1)が、16〜35の何れかで
ある場合には、変動態様7としての龍リーチのコマンド
がコマンドバッファに格納される(S317)。
【0070】一方、大当たりフラグA1の値が「1」で
なかった場合(S301でNo)、つまり大当たりでは
ない場合には、リーチフラグBが「1」であるか否か、
即ちリーチ有りか無しかがチェックされる(S30
2)。そして、リーチ無しの場合には(S302でN
o)、変動態様1としてのリーチ無しを決定すると共に
これをコマンドバッファに格納して(S303)、変動
態様決定処理(S12)を抜ける。
【0071】リーチ有りの場合には(S302でYe
s)、変動態様決定乱数(ラベル−TRND−T1)
が、0〜20の何れかであるかがチェックされ(S30
4)、0〜20の何れかである場合には(S304でY
es)、変動態様2としてノーマルリーチのコマンドを
コマンドバッファに格納する(S305)。また、0〜
20の何れでもない場合には(S304でNo)、変動
態様決定乱数(ラベル−TRND−T1)が、21〜3
0の何れかであるかがチェックされ(S306)、0〜
30の何れでもない場合(S304,S306で共にN
o)、即ち、変動態様決定乱数(ラベル−TRND−T
1)が、31〜35の何れかである場合には、変動態様
4としての龍リーチのコマンドがコマンドバッファに格
納される(S310)。一方、21〜30の何れかであ
る場合には変動態様3としての青空リーチのコマンドが
コマンドバッファに格納される(S308)。そして、
何れかのリーチ態様(変動態様2〜7)のコマンドがコ
マンドバッファに格納された場合には、大当たりフラグ
A1及びリーチフラグBが「0」にリセットされ(S3
18)、この変動態様決定処理(S12)を抜ける。
【0072】なお、この変動態様決定処理(S12)
は、複数種類の変動態様(変動態様1〜7)の中から変
動態様を選択して、仮停止表示させる特別図柄の種類を
決定しているので、本発明の「図柄選択手段」に相当す
る。
【0073】この処理の後、その他の処理(S13)が
行われる。そしてこの処理(S13)には、図柄停止コ
マンド設定処理が含まれている。図柄停止コマンド設定
処理では、特別図柄80,81,82がスクロール表示
開始してから所定時間が経過したか否かがチェックさ
れ、所定時間が経過した場合には、図柄停止コマンドを
コマンドバッファに格納する。この所定時間は、変動態
様決定処理(S12)で決定された変動態様によって決
定され、例えば、変動態様1の場合は、11秒となって
いる。また、その他の変動態様2〜7の場合も表2に示
した所定時間が設定されている。
【0074】
【表2】
【0075】なお、所定時間が経過したか否かは、例え
ば、確定停止特別図柄コマンド及び変動態様コマンドを
コマンドバッファに格納してからメイン制御用メインプ
ログラムMを実行する度に(4msec毎)、図示しな
いカウンタがインクリメントされ、これが所定数までカ
ウントされたか否かでもってチェックされている。
【0076】その他の処理(S13)では、この図柄停
止コマンド処理の他に、本発明に深く関連しない処理を
実行して、メイン制御用メインプログラムMから抜け
る。そして、4msec後に、再びメイン制御用メイン
プログラムMがランされ、ステップS1から繰り返され
る。以上が、メイン制御用メインプログラムMの説明で
ある。
【0077】メイン制御回路50と同様に、表示制御回
路70に備えた表示制御用CPU61は、表示制御用メ
インプログラムNを、例えば16.6msecごとに制
御データROM63から取り出してランしている。
【0078】この表示制御用メインプログラムNが実行
されると、メイン制御用メインプログラムMの確定停止
特別図柄決定処理(S11)及び変動態様決定処理(S
12)で決定された確定停止特別図柄及び変動態様の画
像が表示制御回路70で作成され、液晶表示器34に表
示される。即ち、特別図柄80,81,82が液晶表示
器34でスクロール表示(変動表示)され、その後、左
特別図柄80、右特別図柄82、中特別図柄81の順に
仮停止表示され、さらに、最終的には全特別図柄80,
81,82が確定停止特別図柄で確定停止表示される。
【0079】ここで、各特別図柄80,81,82がス
クロール表示から仮停止表示に移行する時間は、変動態
様に基づいて設定されており、例えば、変動態様1の場
合には、左特別図柄80は約7秒後、右特別図柄82は
約8秒後、中特別図柄81は約11秒後となっている。
また、他の変動態様2〜9の場合も同様に、表3に示し
た時間で各特別図柄80,81,82が仮停止表示さ
れ、その後、確定停止表示される。
【0080】
【表3】
【0081】表示制御用メインプログラムNは図13に
示されており、まず電源投入時か否かがチェックされ、
電源投入時である場合(S91でYes)には、初期設
定(S92)として、例えばスタックの設定、定数設
定、CPUの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み
時間用コントローラ)の設定等が行われる。なお、電源
投入時のみに必要な処理は、表示制御用メインプログラ
ムNが、電源投入後の1回目にランされたときだけ実行
され、それ以降は実行されない。
【0082】次に、コマンド受信処理(S93)が行わ
れる。コマンド受信処理(S93)は、図14に示され
ており、まず、メイン制御回路50からコマンドを受信
したか否かがチェックされ(S501)、コマンドを受
信してない場合(S501でNo)には、直ちにこの処
理(S93)を抜ける。
【0083】コマンドを受信した場合(S501でYe
s)には、受信したコマンドが変動態様及び確定停止特
別図柄のコマンドであるか否かがチェックされる(S5
02)。そして、変動態様及び確定停止特別図柄のコマ
ンドであった場合(S502でYes)には、表示制御
回路70に備えた制御データROM63から、変動態様
のコマンドに対応した表示制御データを取り出してセッ
トする(S503)。その後、変動中フラグをセットし
て(S504)、この処理(S93)を抜ける。
【0084】一方、受信したコマンドが変動態様及び確
定停止特別図柄のコマンドではない場合(S502でN
o)には、受信したコマンドが、図柄停止指令コマンド
及び確定停止特別図柄のコマンドであるか否かが判定さ
れ(S505)、これらのコマンドではない場合(S5
05でNo)、即ち、受信したコマンドが特別図柄8
0,81,82の変動表示及び確定停止表示とは関係な
いコマンドの場合には、受信したコマンドに応じた表示
制御データを制御データROM63から取り出して(S
508)、この処理(S93)を抜ける。受信したコマ
ンドが、図柄停止コマンド及び確定停止特別図柄のコマ
ンドである場合(S505でYes)には、制御データ
ROM63から確定停止特別図柄の表示制御データを取
り出してセットする(S506)。その後、確定フラグ
をセットして(S507)、この処理(S93)を抜け
る。
【0085】コマンド受信処理(S93)を抜けると、
画像データ作成処理(S94)が行われる。画像データ
作成処理(S94)は、図15に示されており、まず確
定フラグがセット中か否かが判定される(S401)。
確定フラグセット中の場合(S401でYes)、即
ち、各特別図柄80,81,82が変動表示を開始して
から所定時間(表2参照)が経過した場合には、確定停
止特別図柄の表示制御データに基づいて、特別図柄8
0,81,82が確定停止表示されたときの画像データ
を作成する(S402)。その後、確定フラグをクリア
し(S403)、作成した画像データをコマンドバッフ
ァに格納してから(S404)、この処理(S94)を
抜ける。
【0086】一方、確定フラグセット中ではない場合
(S401でNo)、変動中フラグがセット中か否かが
チェックされる(S405)。変動中フラグがセット中
ではない場合(S405でNo)には、その他の画像デ
ータ、即ち、特別図柄80,81,82が変動表示中や
確定停止表示されたとき以外の画像データを作成する
(S406)。そして、作成した画像データをコマンド
バッファに格納してから(S404)、この処理(S9
4)を抜ける。
【0087】変動中フラグがセット中の場合(S405
でYes)、即ち、特別図柄80,81,82が変動表
示中でかつ変動開始から所定時間(表2を参照)が経過
していない場合には、画像データカウンタが上限値であ
るか否かががチェックされる(S407)。ここで画像
データカウンタは、電源投入時には「0」に設定され、
画像データ作成処理(S94)が実行される毎に(1
6.6msec毎に)、1インクリメントされる。ま
た、画像データカウンタの上限値は、表4に示すよう
に、変動態様に応じて設定されており、例えば、変動態
様1の場合は、662カウント(変動表示開始から約1
1秒後)、即ち、メイン制御回路50から図柄停止コマ
ンドを受信する直前のカウントが上限値となっている。
そして他の変動態様の場合(変動態様2〜7)の場合も
同様に、メイン制御回路50から図柄停止指令コマンド
を受信する直前のカウントが上限値となっている。
【0088】
【表4】
【0089】画像データカウンタが上限値ではない場合
(S407でNo)には、特別図柄80,81,82の
変動表示を続行と判断して、変動態様の表示制御データ
に基づいて変動表示中の画像データを作成する(S40
8)。具体的には、「変動態様1」及び確定停止特別図
柄が「0 1 2」であるコマンドを受信した場合に
は、左特別図柄80が画像データカウンタが421のと
き(変動表示開始から約7秒後)に「0」で仮停止表示
し,右特別図柄82が画像データカウンタが481のと
き(変動表示開始から約8秒後)に「2」で仮停止表示
し、中特別図柄81が画像データカウンタが662のと
き(変動表示開始から約11秒後)に「1」で仮停止表
示するような画像が作成される。その後、画像データカ
ウンタを1インクリメントし(S409)、作成した画
像データをコマンドバッファに格納して(S404)か
らこの処理(S94)を抜ける。
【0090】一方、画像データカウンタが上限値である
場合(S407でYes)には、特別図柄80,81,
82の変動表示を終了と判断して、最後の変動表示中の
画像データ、即ち、各特別図柄80,81,82が確定
停止特別図柄で確定停止表示する直前の画像データを作
成する(S410)。その後、変動中フラグをクリアし
(S411)、作成した画像データをコマンドバッファ
に格納して(S404)、この処理(S94)を抜け
る。
【0091】画像データ作成処理(S94)で作成した
画像データは、表示制御回路56のVDP62に出力さ
れ(S95)、D/A変換回路にてRGB信号に変換さ
れて、液晶表示器34に出力される。以上が表示制御回
路70の表示制御メインプログラムNの説明である。
【0092】なお、この表示制御用メインプログラムN
は、メイン制御回路50から受信したコマンドに応じ
て、液晶表示器34にて特別図柄80,81,82を変
動表示させた後、確定停止表示させているので、本発明
の「停止表示制御手段」に相当する。
【0093】さて、音声制御回路56は、メイン制御回
路50から確定停止特別図柄及び変動態様のコマンドを
受信して、各特別図柄80,81,82の種類に対応し
た音声をスピーカ59Sから発生させる。すなわち、各
特別図柄80,81,82が「0」,「1」,「2」,
「3」,「4」,「5」,「6」,「7」の場合はそれ
ぞれ「低いド」、「レ」、「ミ」、「ファ」、「ソ」、
「ラ」、「シ」、「高いド」の音階からなる音声が発生
され、特別図柄が「犬」の場合は犬に「固有の音声」と
して、犬の鳴き声である「ワン」、「羊」の場合は羊に
「固有の音声」として、羊の鳴き声である「メエ」とい
う音声が、例えば0.5秒の長さで発生される。
【0094】また、音声が発生されるタイミングは、変
動態様によって予め設定されている。即ち、変動態様1
の場合は、変動表示開始から6.5秒後に左特別図柄8
0に対応した音声が発生され、変動開始から7.5秒後
に右特別図柄82に対応した音声が発生され、変動開始
から10.5秒後に中特別図柄81に対応した音声が発
生される。その他の変動態様(変動態様2〜7)の場合
も同様に、表5に示したタイミングで音声が発生される
ようになっている。
【0095】
【表5】
【0096】そして、メイン制御用メインプログラムM
と同じ周期(例えば、4.000msecごとに)で、
音声制御回路56に備えた音声制御用CPUが、音声制
御用メインプログラムLを、制御データROMから取り
出してランする。
【0097】音声制御用メインプログラムLは、図16
に示されており、まず最初に電源投入時か否かがチェッ
クされ、電源投入時である場合(S101でYes)に
は、初期設定(S102)として、例えばスタックの設
定、定数設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTC
(割り込み時間用コントローラ)の設定等が行われる。
なお、電源投入時のみに必要な処理は、音声制御用メイ
ンプログラムLが、電源投入後の1回目にランされたと
きだけ実行され、それ以降は実行されない。
【0098】次に、コマンド受信処理(S103)が行
われる。コマンド受信処理(S103)は、図17に示
されており、まずメイン制御回路50からコマンドを受
信したか否かがチェックされ(S601)、コマンドを
受信してない場合(S601でNo)には、直ちにこの
処理(S103)を抜ける。
【0099】コマンドを受信した場合(S601でYe
s)には、受信したコマンドが変動態様及び確定停止特
別図柄のコマンドであるか否かがチェックされる(S6
02)。変動態様及び確定停止特別図柄のコマンドであ
った場合(S602でYes)、即ち特別図柄80,8
1,82が変動表示中の場合は、音声制御回路56に備
えた音声制御データROMから変動態様の音声制御デー
タを取り出してセットする(S603)。その後、変動
中フラグをセットして(S604)、この処理(S10
3)を抜ける。
【0100】一方、受信したコマンドが変動態様及び確
定停止特別図柄のコマンドではない場合(S602でN
o)には、受信したコマンドが、図柄停止指令コマンド
及び確定停止特別図柄のコマンドであるか否かが判定さ
れ(S605)、これらのコマンドではない場合(S6
05でNo)、即ち、受信したコマンドが、特別図柄8
0,81,82の変動表示又は確定停止表示に関係ない
コマンドである場合には、受信したコマンドに応じた音
声制御データを音声制御データROMから取り出して
(S608)この処理(S103)を抜ける。また、受
信したコマンドが、図柄停止指令コマンド及び確定停止
特別図柄のコマンドである場合(S605でYes)、
即ち、特別図柄80,81,82が確定停止表示される
場合には、音声制御データROMから確定停止特別図柄
の音声制御データを取り出してセットする。その後、確
定フラグをセットして(S607)、この処理(S10
3)を抜ける。
【0101】コマンド受信処理(S103)を抜ける
と、音声データ作成処理(S104)が行われる。音声
データ作成処理(S104)は、図18に示されてお
り、まず確定フラグがセット中か否かが判定される(S
701)。確定フラグがセット中の場合(S701でY
es)、即ち、特別図柄80,81,82が確定停止表
示中の場合には、確定停止特別図柄の音声制御データに
基づいて、音声データROMから必要なデータを取り出
し、確定停止特別図柄に対応した音声データを作成する
(S702)。即ち、確定停止特別図柄が「0」の場合
は、「低いド」の音階からなる音声を作成し、確定停止
特別図柄が「8」の場合は、犬の鳴き声である「ワン」
という音声を作成する。その後、確定フラグをクリアし
(S703)、作成した音声データをコマンドバッファ
に格納して(S704)この処理(S104)を抜け
る。
【0102】一方、確定フラグがセット中ではない場合
(S701でNo)、変動中フラグがセット中か否かが
チェックされる(S705)。変動中フラグがセット中
ではない場合(705でNo)には、その他の音声デー
タ、即ち、特別図柄80,81,82が変動表示中や確
定停止表示されたとき以外の音声データを作成する(S
706)。そして、作成した音声データをコマンドバッ
ファに格納してから(S704)、この処理(S10
4)を抜ける。
【0103】変動中フラグがセット中の場合(S705
でYes)、即ち、特別図柄80,81,82が変動表
示中でかつ変動開始から所定時間(表2を参照)が経過
していない場合には、音声データカウンタが上限値であ
るか否かががチェックされる(S707)。ここで音声
データカウンタは、電源投入時には「0」に設定され、
音声データ作成処理(S104)が実行される毎に
(4.0msec毎に)、1インクリメントされる。ま
た、音声データカウンタの上限値は、表6に示すように
変動態様に応じて設定されており、例えば、変動態様1
の場合は、2750カウント(変動表示開始から11秒
後)、即ち、メイン制御回路50から図柄停止コマンド
を受信するタイミングにあわせて上限値が設定されてい
る。そして、その他の変動態様(変動態様2〜7)でも
同様に、メイン制御回路50から図柄停止指令コマンド
を受信するタイミングにあわせて上限値が設定されてい
る。
【0104】
【表6】
【0105】音声データカウンタが上限値ではない場合
(S707でNo)には、特別図柄80,81,82の
変動表示を続行と判断して、変動態様の音声制御データ
に基づいて音声データROMから必要なデータを取り出
し、変動態様に応じた音声データを作成する(S70
8)。例えば、「変動態様1」及び確定停止特別図柄が
「0 1 2」のコマンドを受信した場合には、音声デ
ータカウンタが1625カウンタ(変動表示開始から
6.5秒後)、即ち、左特別図柄80が仮停止表示され
るときに、左特別図柄80の図柄に応じて「低いド」の
音階からなる音声が発生され、音声データカウンタが1
875カウンタ(変動表示開始から7.5秒後)、即
ち、右特別図柄82が仮停止表示されるときに、右特別
図柄82に応じて「ミ」の音階からなる音声が発生さ
れ、音声データカウンタが2625カウンタ(変動表示
開始から10.5秒後)、即ち、中特別図柄81が仮停
止表示されるときに、中特別図柄81に応じて「レ」の
音階からなる音声が発生されるような音声データを作成
する。その後、音声データカウンタを1インクリメント
して(S709)、作成した音声データをコマンドバッ
ファに格納して(S704)からこの処理(S104)
を抜ける。なお、上記特別図柄80,81,82の図柄
に応じた音声は、各図柄毎に所定時間の間(この実施例
では0.5秒間)発生されるため、上記例(変動態様1
の場合)では1625〜1750カウンタ、1875〜
2000カウンタ及び2625〜2750カウンタの
間、選択された判定図柄に対応する音声データがコマン
ドバッファに格納される。
【0106】一方、音声データカウンタが上限値である
場合(S707でYes)には、特別図柄80,81,
82の変動表示が終了と判断して、最後の変動中音声デ
ータ、即ち、全特別図柄80,81,82が確定停止表
示される直前の音声データを作成する(S710)。そ
の後、変動中フラグをクリアして(S711)、作成し
た最後の変動中音声データをコマンドバッファに格納し
て(S704)、この処理(S104)を抜ける。
【0107】そして音声データ作成処理(S104)で
作成された音声データを、アナログ信号に変換及び増幅
してスピーカ59Sに出力する(S105)。以上が音
声制御メインプログラムLの説明である。なお、音声制
御用メインプログラムLは、特別図柄に応じた音声デー
タに基づいて音声を作成しスピーカー59Sから発生さ
せている。即ち、スピーカー59Sから発生される音声
を特別図柄に応じて変更しているので本発明の「音声変
更手段」に相当する。また、音声制御用メインプログラ
ムLのうち、ステップS103及びS104は、音声デ
ータROMから必要なデータを選択して音声を作成して
いる。即ち、発生させる音声を複数種類の音声から選択
しているので、本発明の「音声選択手段」に相当する。
【0108】本実施形態のパチンコ遊技機の構成は以上
であって、次に動作説明を行う。遊技者が操作ノブ28
を操作し、遊技領域に弾き出された遊技球が始動入賞口
14に入賞すると、液晶表示器34に表示された特別図
柄80,81,82が、上下方向にスクロールして変動
表示される。このとき、パチンコ遊技機の内部では、液
晶表示器34における図柄の変動態様と、液晶表示器3
4に停止表示する図柄が予め選択決定される。
【0109】具体的には、確定停止特別図柄決定処理
(S9)において、確定停止特別図柄として、例えば図
21に示すように、左・右特別図柄80,82が「犬」
で中特別図柄81が「羊」である組み合わせが選択さ
れ、変動表示決定処理(S10)において、例えば変動
態様3が選択された場合を例に挙げると以下のようであ
る。即ち、全ての特別図柄80,81,82がスクロール
表示(変動表示)を開始してから7秒後に、左特別図柄
80だけがスクロール表示を終了し、「犬」を示した左
特別図柄80が上下に僅かに揺れ動かされた状態、即
ち、「犬」の左特別図柄80を仮停止表示した状態にな
る。そして、左特別図柄80が仮停止表示されたとき
に、その仮停止表示の図柄である「犬」に固有の鳴き声
である「ワン」という音声がスピーカ59Sから発生さ
れる。
【0110】次に、変動開始から12秒後に右特別図柄
82がスクロール表示から仮停止表示に移行し、仮停止
表示された右特別図柄82の「犬」に固有の鳴き声であ
る「ワン」という音声が発生される。これにより、先に
仮停止表示された左特別図柄80に対応した音声とによ
って、「ワン、ワン」という音声が繰り返し発生された
ことになる。また、このとき左・右特別図柄80,82
が同じ図柄(「犬」)で仮停止表示され、中特別図柄8
1のみがスクロール表示されたリーチ状態となり、青空
に雲が流れるというリーチ演出画像(変動態様4として
の青空リーチ)が表示される。
【0111】さらに、変動開始から30秒後に、中特別
図柄81がスクロール表示から仮停止表示に移行する。
すると、仮停止表示された中特別図柄81の「羊」に固
有の鳴き声として「メエ」という音声が発生される。そ
して、先に仮停止表示された左・右特別図柄80,82
に対応した音声とによって、「ワン、ワン、メエ」とい
う音声が発生されたことになる。この直後、全特別図柄
80,81,82の上下の揺れがなくなり、図21に示
した確定停止特別図柄で確定停止表示される。このと
き、再度、確定停止表示された特別図柄80,81,8
2に応じて、それぞれ「ワン」と「メエ」の和音が発生
される。
【0112】このように、特別図柄80,81,82が
ぞろ目とならなかった場合、すなわち、遊技が外れた場
合には、種類の異なる複数の音声が発生されるので、遊
技者は同じ音声が揃っていないことで遊技が外れである
ことを認識することができる。また、仮停止表示された
特別図柄が「犬」のときは犬の鳴き声である「ワン」、
「羊」のときは羊の鳴き声である「メエ」という音声が
発生されるので、遊技者は「ワン」という音声から、仮
停止表示された図柄が「犬」であることを容易に連想で
き、「メエ」という音声から仮停止表示された図柄が
「羊」であることを容易に連想することができる。即
ち、音声とキャラクター図柄との対応関係が高まってお
り、遊技者に解りやすい演出となっている。
【0113】ここで、特別図柄80,81,82がスク
ロール表示中に、遊技球が始動入賞口14に入賞した場
合には、各特別図柄80,81,82が図21に示す図
柄組み合わせで確定停止表示した後、再び各特別図柄8
0,81,82のスクロール表示が開始される。このと
き、確定停止特別図柄決定処理(S9)において、例え
ば確定停止特別図柄として「3 3 3」が選択され、
変動態様決定処理(S10)において、例えば変動態様
7が選択された場合には、以下のようになる。即ち変動
開始から7秒後に左特別図柄80がスクロール表示から
仮停止表示へ移行して、中・右特別図柄81,82がス
クロール表示された状態となる。具体的には、左特別図
柄80としての「3」が上下に僅かに揺れ動かされると
共に、スピーカ59Sから「ファ」の音階からなる音声
が発生される。
【0114】次に、変動開始から20秒後に右特別図柄
82がスクロール表示から仮停止表示に移行して、中特
別図柄81のみがスクロール表示された状態となる。具
体的には、左・右特別図柄80,82としての「3」が
それぞれ上下に僅かに揺れ動かされると共に、右特別図
柄82に応じて「ファ」の音階からなる音声が発生され
ると、先に仮停止表示した左特別図柄80に対応した音
声とによって、「ファ、ファ」のように2回連続した
「ファ」の音階からなる音声が繰り返し発生されたこと
となる。また、左・右特別図柄80,82がそれぞれ
「3」で仮停止表示され、中特別図柄81のみがスクロ
ール表示されたリーチ状態となり、龍が空に昇っていく
というリーチ演出画像(変動態様7としての龍リーチ)
が表示される。
【0115】そして、変動開始から45秒後に中特別図
柄81がスクロール表示から仮停止表示に移行する。す
なわち、中特別図柄81としての「3」が上下に僅かに
揺れ動かされると共に、「ファ」の音階からなる音声が
発生される。そして、先に仮停止表示された左・右特別
図柄80,82に対応した音声とによって、「ファ、フ
ァ、ファ」のように3回連続した「ファ」の音階からな
る音声が発生されたこととなる。この直後、全特別図柄
80,81,82が「3 3 3」で確定停止表示され
ると、各特別図柄80,81,82に対応した「ファ」
の音階からなる音声のみが発生される。その後、遊技が
大当たり状態に移行する。
【0116】このように各特別図柄80,81,82が
ぞろ目となって遊技が大当たりとなると、外れ時のよう
な特別図柄に対応する和音と異なり、1種類の音声のみ
が発生されるので、遊技者は音声が1種類であることで
遊技が大当たりであることを認識することができる。ま
た、音階や音声の違いによって特別図柄の種類を区別す
ることができる。
【0117】以上にように、各特別図柄80,81,8
2が仮停止表示されるときに発生される音声が、特別図
柄80,81,82の種類ごとに対応しているので、図
柄と音声とが連携した演出を行うことができ、遊技の趣
向性が向上する。また、キャラクター図柄においては、
キャラクターが発する固有の鳴き声を音声としているの
で、キャラクター図柄と音声との連携が高まっている。
さらに、各特別図柄80,81,82ごとに音声が発生
されるので、複数の音声の組み合わせが可能となり、音
声演出を向上させることができる。ここで、本実施形態
において、「キャラクター図柄に固有の音声」とは、キ
ャラクター図柄に含まれるキャラクターが発する声
(「犬」の場合は「ワン」、「羊」の場合は「メエ」)
のことであったが、キャラクターの動作を表す擬態語を
適宜用いることも可能である。具体的には、キャラクタ
ーが「ウサギ」の場合には、ウサギの跳ねる動作を表し
た音声(例えば「ピョン」)がこれに相当する。また、
遊技者は、特別図柄が仮停止表示及び確定停止表示され
るときに発生される音声が全て同じ種類の音声であるこ
とを期待しつつ遊技を行うことができるので、音声によ
って遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が向上す
る。
【0118】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記一実施形態においては、遊技機の一例として
パチンコ遊技機を例示したが、本発明はこれに限られ
ず、遊技機であれば、コイン遊技機やスロットマシン等
に適用してもよい。
【0119】(2)前記実施形態においてメイン制御回
路50は、変動開始信号を送信してからメイン制御用メ
インプログラムMを実行する度に(4msec毎)、カ
ウンタがインクリメントされ、これが所定数までカウン
トされたか否かでもって時間を計時していたが、クロッ
ク回路によって計時してもよい。
【0120】(3)前記実施形態では、特別図柄80,
81,82が仮停止表示及び確定停止表示されたときに
発生する音声を変更させていたが、各特別図柄80,8
1,82がスクロール表示中の音声を変更するようにし
てもよい。このようにすれば、各特別図柄80,81,
82ごとにスクロール表示に合わせて、例えば、「低い
ド」、「レ」、「ミ」、「ファ」、「ソ」、「ラ」、
「シ」、「高いド」、「ワン」、「メエ」の順に連続的
に音声が発生され、より演出効果を高めることができ
る。さらに、リーチ状態となると、中特別図柄81の音
声が、スクロール表示と共に、左・右特別図柄80,8
2に対して発生されている音声と同じ種類の音声に次第
に近づいていくという音声演出が行えるため、遊技者の
大当たりに対する期待感を高めることができ、遊技の趣
向性を向上することができる。
【0121】(4)前記実施形態においては、特別図柄
に含まれるキャラクター図柄は、2つであったがこの限
りではなく、1つでもよいし、3つ以上であってもよ
い。また、キャラクター図柄は「犬」や「羊」に限ら
ず、例えば「猿」や「猫」や漫画の登場人物でもよい。
【0122】(5)前記実施形態では、音声は3つの特
別図柄80,81,82ごとにそれぞれ発生させていた
が、この限りではなく、3つの特別図柄のうちの何れか
1つ又は2つの特別図柄に対してのみ発生させてもよ
い。
【0123】(6)前記実施形態において、左特別図柄
80がスクロール表示開始から仮停止表示するまでの時
間は、常に一定(7秒)であったが、変動態様に応じて
異ならせてもよい。
【0124】(7)前記実施形態では、仮停止表示時と
その直後の確定停止表示時において、特別図柄80,8
1,82の図柄の種類は同じであったが、仮停止表示さ
れた特別図柄と確定停止表示された特別図柄とは異なっ
ていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機の
正面図
【図2】パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図
【図3】表示制御回路を示すブロック図
【図4】メイン制御用メインプログラムを示すフローチ
ャート
【図5】メイン制御用コマンド出力処理を示すフローチ
ャート
【図6】メイン制御用センサー入力処理を示すフローチ
ャート
【図7】メイン制御用乱数更新処理を示すフローチャー
【図8】メイン制御用乱数取得処理を示すフローチャー
【図9】メイン制御用大当たり判定処理を示すフローチ
ャート
【図10】メイン制御用リーチ有無決定処理を示すフロ
ーチャート
【図11】メイン制御用確定停止特別図柄決定処理を示
すフローチャート
【図12】メイン制御用変動態様決定処理を示すフロー
チャート
【図13】表示制御用メインプログラムを示すフローチ
ャート
【図14】表示制御用コマンド受信処理を示すフローチ
ャート
【図15】表示制御用画像データ作成処理を示すフロー
チャート
【図16】音声制御用メインプログラムを示すフローチ
ャート
【図17】音声制御用コマンド受信処理を示すフローチ
ャート
【図18】音声制御用音声データ作成処理を示すフロー
チャート
【図19】(A)キャラクター図柄としての「犬」の概
念図 (B)キャラクター図柄としての「羊」の概念図
【図20】大当たり図柄組み合わせとして「犬」がぞろ
目となった状態の概念図
【図21】リーチ外れにおける特別図柄の概念図
【図22】リーチ無し外れにおける特別図柄の概念図
【符号の説明】
34…液晶表示器(表示手段) 50…メイン制御回路 56…音声制御回路(音声制御手段) 59S…スピーカー(音声発生手段) 70…表示制御回路(表示制御手段) 80,81,82…特別図柄(判定図柄) L…音声制御用メインプログラム(音声変更手段) N…表示制御用メインプログラム(停止表示制御手段) M…メイン制御用メインプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 尚 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式会社サンセイアールアンドディ内 Fターム(参考) 2C088 AA35 AA36 AA42 BC07 EB55

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の当たり外れを報知するための複数
    種類の判定図柄を表示可能な表示手段と、 前記表示手段に表示する判定図柄を前記複数種類の判定
    図柄から選択する図柄選択手段と、 前記図柄選択手段によって選択された判定図柄を前記表
    示手段に表示させる表示制御手段と、 複数種類の音声を発生する音声発生手段と、 前記音声発生手段で発生する音声を前記複数種類の音声
    から選択する音声選択手段と、 前記音声選択手段によって選択された音声を前記音声発
    生手段に発生させる音声制御手段とを備えた遊技機にお
    いて、 前記判定図柄の種類に応じて前記音声発生手段が発生す
    る音声を変更する音声変更手段を備えたことを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 前記複数種類の判定図柄は、複数種類の
    キャラクター図柄を含み、 前記音声変更手段は、前記キャラクター図柄の種類に応
    じて前記音声発生手段が発生する音声を変更するように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記複数種類のキャラクター図柄に係る
    音声は、前記キャラクター図柄に固有の音声であること
    を特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記複数種類の判
    定図柄を所定条件の成立に起因して変動表示した後、停
    止表示する停止表示制御手段を備え、 前記音声変更手段は、前記複数種類の判定図柄を停止表
    示したときに発生する音声を変更するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記停止制御手段が行う前記停止表示に
    は、遊技の当たり外れを確定する確定停止表示と、前記
    確定停止表示の前に前記判定図柄を一時的に停止する仮
    停止表示とが設けられ、 前記音声変更手段は、前記仮停止表示時に発生する音声
    を前記判定図柄に応じて変更するように構成したことを
    特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示手段には、複数の表示部が設け
    られ、 前記表示制御手段は、前記複数の表示部ごとに前記複数
    種類の判定図柄を表示制御すると共に、 前記音声変更手段による音声の変更は、前記複数の表示
    部ごとに行われるように構成されたことを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記音声変更手段による音声の変更は、
    前記判定図柄の種類に応じた音階の変更であることを特
    徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
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