JP2003339572A - ロール紙ホルダ - Google Patents

ロール紙ホルダ

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JP2003339572A
JP2003339572A JP2002158942A JP2002158942A JP2003339572A JP 2003339572 A JP2003339572 A JP 2003339572A JP 2002158942 A JP2002158942 A JP 2002158942A JP 2002158942 A JP2002158942 A JP 2002158942A JP 2003339572 A JP2003339572 A JP 2003339572A
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roll paper
front side
cutting plate
paper holder
cutting
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Kazutaka Kume
和隆 久米
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール紙ホルダにおける切断板刃先を手指に優
しい櫛歯状の刃先とすることで、上記刃先に手指が触れ
たとしても、指先を傷付けることなく安全かつ、確実軽
快にロール紙やロール巻シート状物をカットできるよう
にすること。 【解決手段】平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1に
その側片2の内面に突設したロール紙空心受け3にロー
ル紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロール
紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主体1の後側枢支
部5で起伏可能に枢支した切断板6の前辺下面7を圧接
し、この前辺下面7を経て前方へ繰り出したロール紙4
の繰り出し部Pを前記切断板6の前辺刃先でカット可能
となしたロール紙ホルダを構成するに当たり、前記切断
板6の前辺下面7に、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性
プラスチックで成形した多数の丸ピンからなる櫛歯状の
刃先8を有する刄板9を定着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トイレットやそ
の他キッチンなどに設置して好適なロール紙ホルダにに
係り、特に、ロール紙、または、これに近似したロール
巻シート状物を切断する切断板の刃先の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール紙または、これに近似したロール
巻シート状物を保持するロール紙ホルダにおける切断板
には、従来、特許第2722902号公報、特開平7−
246588号公報および特開2001−300886
号公報などにそれぞれ記載のもののように、薄肉の金属
板や硬質プラスチック板の前辺に先端が鋭く尖った連続
三角形状の刃先を有するロール紙切断板とか、特開20
02−51935号公報に記載のもののように、ボック
ス型ロール紙ホルダ内からシーソ式に出入りする薄肉の
金属板や硬質プラスチック板の前辺に先端が連続波形状
の刃先を有する切断板がそれぞれ周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら各従来例のう
ち、前者三つの従来例は、いずれも薄肉の金属板や硬質
プラスチック板の前辺に先端が鋭く尖った連続三角形状
の刃先を有するロール紙切断板であるから、ロール紙や
ロール巻シート状物を上記切断板でカットするときのよ
うに、手指を上記切断板の鋭く尖った連続三角形状の刃
先に近づけた際、手指がたとい僅かでも上記刃先に触れ
ると指先を直ちに傷付けてしまう危険が有るという本質
的かつ、大きな問題点が有る。
【0004】また、後者の特開2002−51935号
公報に記載のものでは、ロール紙切断板をボックス型ロ
ール紙ホルダのスリットからシーソ式に出入りさせるも
のであるから、構造複雑組み立て面倒でしかもコスト高
で故障も多いという本質的な問題点が有るほかに、この
従来例の刃先は連続波形状であるが、いくら連続波形状
であるからといっても、刃先は薄肉であるため、依然と
してこの刃先に手指が触れると指先を負傷する危険が有
るという本質的かつ、大きな問題点が有る。
【0005】この発明は、前記各従来例における多くの
問題点を除去するためになされたもので、その目的とす
る処は、ロール紙ホルダにおけるロール紙切断板の前辺
下部に手指に優しく柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プ
ラスチックで成形した多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃
先を有する刄板を定着することで、上記刃先に手指が触
れたとしても、指先を傷付けることなく安全かつ、確実
軽快にロール紙やロール巻シート状物をカットできるよ
うにすることに有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体にその側片内
面に突設したロール紙空心受けでロール紙を回転可能に
支持し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダ
の後側枢支部で起伏可能に枢支した切断板の前辺下部を
圧接するとともに、この前辺下部を経て前方へ繰り出し
たロール紙の繰り出し部を前記切断板の前辺刃先でカッ
ト可能となしたロール紙ホルダ構成するに当たり、前記
切断板の前辺下部に、ポリエステル・エラストマなどの
手指に優しく柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチ
ックで成形した多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先を有
する刄板を定着したことで達成できた。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態のうち、先
ず、本発明の基本的な形態例を説明する。本発明の基本
的な実施形態は、図1のような平面ほぼコ字状にプラス
チックや金属を成形して作った周知のロール紙ホルダ主
体1における左右の各側片2の対向内面に形成した凹部
3A内にそれぞれ周知のロール紙空心受け3をばね3B
による周知の自己対向復帰枢支手段で常には互いに対向
復帰するように同図1のように突設する。
【0008】そして、これらのロール紙空心受け3に
は、トイレットペーパなどのロール紙4または、アルミ
ホイール等ロール紙に近似したロール巻シート状物をそ
の空心4Aで図1の鎖線および図2のように周知手段で
回転可能に枢支セットするのであるが、このセット例と
しては、各ロール紙空心受け3の自由端にロール紙を宛
がい、前記各空心受け3の自己対向復帰力に抗して各空
心受け3を上向き傾動させ、各空心受け3をロール紙空
心4Aの内部に前記自己対向復帰力により図1の鎖線お
よび図2のように入り込ませることで、ロール紙4をロ
ール紙ホルダ主体1に上記各図のように回転可能にセッ
トする。このセット済ロール紙4の上部前寄り外周面に
は,図1のように前記ホルダ主体1の後部左右の枢支部
5で図2のように起伏可能に後部を周知手段で枢支した
金属やプラスチックを成形して作った切断板6の前辺下
面7を同図2のように圧接し、この前辺下面7を経て前
方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部Pを前記切断板
6の前辺刃先でカット可能となしたロール紙ホルダの大
略を構成する。
【0009】次いで、本発明では、上記切断板6の前辺
下面7に図3のように形成した偏平凹部7Aに同図3の
ようなポリエステル・エラストマなどの柔軟で表面摩擦
が大きい可撓弾性プラスチックで成形した異寸多数の丸
ピンからなる弯凸輪郭の櫛歯状刃先8を有する刄板9を
宛がい、この刄板9を挟んで同図3のような下板7Bを
上記偏平凹部7Aにピン止めやねじ止めその他の固定手
段で図2のように定着することで、手指に優しいロール
紙切断板6を備えた本発明によるロール紙ホルダを構成
することができた。
【0010】ただし、上記ロール紙切断板6に定着した
刄板9の多数の各刃先8の出面寸法は、それぞれ2〜5
mm程度とし、ピン直径は、0.5〜1.5mm程度が
好ましく、各刃先8の突設向きとしては、前記図3に示
す平行櫛歯状の刃先8以外に、図4(a)のような刃先
弯凸輪郭に対し直角に外側に向けて突設した異寸多数の
丸ピンからなる弯凸櫛歯状の刃先8としてもよく、ま
た、多数刃先8の櫛歯輪郭形状としては、図3に示す弯
凸櫛歯状の刃先8以外に、図4(b)のような同寸多数
の丸ピンからなる直線輪郭の櫛歯状刃先8としてもよ
く、さらに、図4(c)のように刃先8の輪郭形状を異
寸多数の丸ピンからなる弯凹櫛歯状の刃先8としてもよ
く、さらにまた、この刃先8の突設向きとしても、前記
図4(c)に示す平行櫛歯状の刃先8以外に、図4
(d)のように外側の刃先程、外側に傾けて突設した異
寸多数の丸ピンからなる弯凹櫛歯状の刃先8としてもよ
い。
【0011】本発明の構成は以上のようなもので、以下
その使用動作例につき説明する。先ず、ロール紙ホルダ
主体1に対して前記のようにロール紙4回転可能にセッ
トした後、図2のようにロール紙4を予じめ手前に所望
長さだけ引き出して最初のロール紙繰り出し部Pを作っ
ておき、その後切断板6を同図2のように閉じれば、ロ
ール紙4の使用状態とすることができ、上記ロール紙繰
り出し部Pをそのカット部分Qで同図2の鎖線のように
刃先8に沿わせて上向き斜めに引っ張り上げることで、
このロール紙繰り出し部Pをそのカット部分Qで柔軟な
刃先8に沿わせて軽快にカットすることができる。
【0012】上記ロール紙繰り出し部Pのカットに要す
る時間は、一秒未満程度の極く短時間であるが、此処
で、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチック製の
多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先8により、ロール紙
繰り出し部Pをそのカット部分Qで前記のように軽快に
カットできる理由をなお詳細に吟味する。
【0013】前記多数の丸ピンからなる櫛歯状の各刃先
8は、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチックで
成形したことで、切れ味を損なうことなく手指に優しく
してあり、上記ロール紙カット部分Qのカット時に、上
記櫛歯状の各刃先8には、その長さが長いもの程強く、
上記カット部分Qによる上向き斜めのロール紙引っ張り
力が次々に加わり、この引っ張り力により柔軟で表面摩
擦が大きい各刃先8は、上記カット部分Qに対して滑る
ことなく次々にその可撓弾力に抗し斜め上向きに僅少寸
法だけ撓み動きながら前記ロール紙カット部分Qをカッ
トし始めた直後、各刃先8からロール紙カット部分Qの
切断途中部分が次々に通過する瞬間に、各刃先8がその
可撓弾性復帰力で次々に原状復帰しようとするため、こ
の刃先復帰瞬発力が上記と同様に滑ることなくダイレク
トに前記ロール紙引っ張り力と共に上記切断途中部分に
次々加わるため、手指に優しく柔軟な櫛歯状の刃先8で
あっても、その切れ味を損なうことなく、上記ロール紙
カット部分Qを連続して確実軽快にカットし終えること
ができた。
【0014】このようにして、ロール紙4を使い終えた
ときに新しいロール紙をホルダ主体1にセットするに
は、前記切断板6を持ち上げてロール紙空心4の前辺を
オープン状態とし、空のロール紙空心4Aを前記ロール
紙空心受け3から取り外した後、新しいロール紙4を前
記のようにロール紙空心受け3に枢支セットすることが
でき、その後切断板6を各ロール紙の上部に被せること
で、図3のような次の使用形態を採ることができる。
【0015】
【実施例】前記切断板6の刃先全体の櫛歯輪郭形状は、
前述した各図示例の刃先櫛歯輪郭以外に、ランダム凹凸
輪郭その他種々の輪郭形状を採用できる。さらに、前記
ロール紙空心受け3には、各側片2の対向面に設けた枢
支孔に手指で係合させる自己突出の枢軸を有する周知の
心棒状ロール紙空心受けを用いてもよく、また、ロール
紙ホルダ主体1における各側片2の片側面にそれぞれ周
知の復帰手段や適度の摩擦を保ち、片持ち枢支突設した
心棒棒状ロール紙空心受けにその自由端からロール紙の
空心をセットしてロール紙をロール紙ホルダ主体1に回
転可能に支持することもできる。また、前記切断板6
は、その自重やばね部材でロール紙4の前側上面に圧接
するようにしてもよいが、切断板6の枢支部5付近をば
ね(図示せず)など水平保持部材でロール紙ホルダ主体
1の後部に連絡することで、上記切断板6を水平を境と
して上下に弾力的に起伏するようにしてもよく、このよ
うにすると、ロール紙空心4の前記取り除きや、新しい
ロール紙のセットに当たり、切断板6が邪魔にならず便
利となった。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のような形態を採用した
ので、以下に記載の効果を奏する。本発明における請求
項1および請求項2の各発明によれば、ロール紙ホルダ
主体1にロール紙4を回転可能に支持し、このロール紙
4の上部前寄り外周面に圧接した切断板6の前辺下面7
を経て前方へ繰り出したロール紙カット部分Qを前記切
断板6の前辺刃先でカットするようにしたロール紙ホル
ダを作るに当たり、前記切断板6の前辺下面7に、柔軟
で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチックで成形した多
数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先8を有する刄板9を定
着したので、上記ロール紙カット部分Qのカット時に、
上記櫛歯状の各刃先8には、その長さが長いもの程強
く、上記カット部分Qによる上向き斜めのロール紙引っ
張り力が次々に加えることができ、この引っ張り力によ
り柔軟で表面摩擦が大きい各刃先8は、上記カット部分
Qに対して滑ることなく次々にその可撓弾力に抗し斜め
上向きに僅少寸法だけ撓み動きながら前記ロール紙カッ
ト部分Qをカットし始め、その直後、各刃先8からロー
ル紙カット部分Qの切断途中部分が次々に通過する瞬間
に、各刃先8がその可撓弾性復帰力で次々に原状復帰さ
せることができるので、この刃先復帰瞬発力が上記と同
様に滑ることなくダイレクトに前記ロール紙引っ張り力
と共に上記切断途中部分に次々加えることができる。
【0017】したがって、本発明における請求項1およ
び請求項2の各発明によれば、前記刃先8が手指に優し
く柔軟な櫛歯状の刃先であっても、その切れ味を損なう
ことなく、前記ロール紙カット部分Qを連続して確実軽
快にカットし終えることができたし、上記刃先8に手指
が触れたとしても、この刃先8は、前記のように手指に
優しく柔軟な丸ピンからなる櫛歯状刃先であるから、指
先を傷付けることなく安全かつ、確実軽快にロール紙や
ロール巻シート状物をその所望部分からカットできると
いう多くの効果が有る。
【0018】また、本発明における請求項3から請求項
5までの各発明によれば、前記諸効果に加え、前記刃先
8に柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチックで成
形した異寸多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先8を採用
したので、刃先全体の輪郭形状を直線以外の例えば弯凸
櫛歯状の刃先8としたり、この逆に弯凹櫛歯状の刃先8
や鋸歯状刃先8とか、その他ランダム輪郭など種々の輪
郭形状を採用できるから、ロール紙やロール巻シート状
物の厚さとか種類や大きさに応じた刃先輪郭による切れ
味を木目細かく選定できるとともに、刃先デザイン・バ
リエーションの多様化を促進でき、必要に応じたものを
即座に多量製造することができるという効果を付加でき
た。
【0019】本発明における請求項6の発明によれば、
前記諸効果に加え、前記多数の柔軟丸ピンからなる櫛歯
状の刃先8の各先端をほぼ円形の柔軟平坦面とすること
で、これら多数の各刃先端の周縁を例えば直角など角張
った柔軟周縁とすることができ、手指に優しく、より一
層切れ味の鋭いロール紙ホルダを安価に多量製造するこ
とができるという効果を付加できた。
【0020】本発明における請求項7の発明によれば、
前記諸効果に加え、前記切断板6をその自己重力で前記
ロール紙4の上部前寄り外周面に圧接可能に配設したの
で、ばね部材が不要となり、この分だけロール紙ホルダ
を安価に多量製造することができるし、また、本発明に
おける請求項8の発明のように、前記切断板6の枢支部
5付近を水平保持部材でロール紙ホルダ主体1の後部所
定個所に連絡することで、前記切断板6をほぼ水平を境
として上下方向の所定範囲内で弾力的に起伏可能に枢支
できたので、ロール紙ホルダ主体1への各ロール紙4
A、4Bの補充や交換がより一層簡便になったという効
果を付加できた。
【0021】本発明における請求項9の発明によれば、
前記諸効果に加え、平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主
体1にその側片2の対向面に自己突出復帰のロール紙空
心受け3を互いに対向突設し、これら各空心受け3にロ
ール紙4をその空心4Aで挿通セットしてロール紙4を
回転可能に支持することができるので、ロール紙4を使
い終えたときに新しいロール紙をホルダ主体1にセット
するに当たり、先ず、ロール紙空心4Aを上下または前
後に動かして各ロール紙空心受け3をその自己対向復帰
力に抗し傾動させるだけの操作でロール紙空心4Aを取
り外すことができ、その後、各空心受け3の自由端に新
しいロール紙を宛がい、前記各空心受け3の自己対向復
帰力に抗して各空心受け3を傾動させるだけの操作で、
各空心受け3をロール紙空心4Aの内部に前記自己対向
復帰力により入り込ませてロール紙4をロール紙ホルダ
主体1に上記各図のように回転可能にセットすることが
できたという効果を付加できた。
【0022】本発明における請求項10の発明によれ
ば、前記諸効果に加え、ロール紙ホルダ主体1にその側
片2の片側面に片持ち枢支突設した丸棒状ロール紙空心
受け3にその自由端からロール紙4をその空心4Aで挿
通セットしてロール紙4を回転可能に支持したので、丸
棒状ロール紙空心受け3の自由端をその復帰力に抗して
回動させるだけで、この丸棒状ロール紙空心受け3にロ
ール紙4をその空心4Aで挿通セットしたり、ロール紙
空心4Aを丸棒状ロール紙空心受け3から抜去すること
ができるという効果を付加できた。
【0023】本発明における請求項11の発明によれ
ば、前記諸効果に加え、前記切断板6の前辺下面7に比
較的安価なポリエステル・エラストマで成形した多数の
丸ピンからなる櫛歯状の柔軟刃先8を有する比較的に小
さい刄板9を定着したので、ロール紙ホルダを安価に多
量製造することができたし、上記刃先8に手指が触れた
としても、この刃先8は、前記のようにポリエステル・
エラストマ固有の手指に優しく柔軟な丸ピンからなる櫛
歯状刃先であるから、指先を傷付けることなくより一層
安全かつ、確実軽快にロール紙やロール巻シート状物を
その所望部分からカットできるという効果を付加でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロール紙ホルダの概略を示す斜視
【図2】本発明によるロール紙ホルダの一例を示す縦断
側面図
【図3】本発明によるロール紙切断板の一例を示す分解
斜視図
【図4】本発明による刄板刃先の形状を示す平面図
【符号の説明】
1 ロール紙ホルダ主体 2 ホルダ主体の側片 3 ロール紙空心受け 4 ロール紙 4A ロール紙空心 5 切断板の枢支部 6 ロール紙切断板 7 切断板の前辺下面 8 刃先 9 刄板 P ロール紙繰り出し部 Q ロール紙カット部分

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1
    にその側片2の内面に突設したロール紙空心受け3にロ
    ール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロー
    ル紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主体1の後側枢
    支部5で起伏可能に枢支した切断板6の前辺下面7を圧
    接するとともに、この前辺下面7を経て前方へ繰り出し
    たロール紙4の繰り出し部Pを前記切断板6の前辺刃先
    でカット可能となしたロール紙ホルダにおいて、切断板
    6の前辺下面7に、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プ
    ラスチックで成形した多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃
    先8を有する刄板9を定着したロール紙ホルダ。
  2. 【請求項2】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1
    にその側片2の内面に突設したロール紙空心受け3にロ
    ール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロー
    ル紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主体1の後側枢
    支部5で起伏可能に枢支した切断板6の前辺下面7を圧
    接し、この前辺下面7を経て前方へ繰り出したロール紙
    4の繰り出し部Pを前記切断板6の前辺刃先でカット可
    能となしたロール紙ホルダにおいて、切断板6の前辺下
    面7に、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチック
    で成形した同寸多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先8を
    有する刄板9を定着したロール紙ホルダ。
  3. 【請求項3】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1
    にその側片2の内面に突設したロール紙空心受け3にロ
    ール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロー
    ル紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主体1の後側枢
    支部5で起伏可能に枢支した切断板6の前辺下面7を圧
    接し、この前辺下面7を経て前方へ繰り出したロール紙
    4の繰り出し部Pを前記切断板6の前辺刃先でカット可
    能となしたロール紙ホルダにおいて、切断板6の前辺下
    面7に、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチック
    で成形した異寸多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先8を
    有する刄板9を定着してなるロール紙ホルダ。
  4. 【請求項4】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1
    にその側片2の内面に突設したロール紙空心受け3にロ
    ール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロー
    ル紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主体1の後側枢
    支部5で起伏可能に枢支した切断板6の前辺下面7を圧
    接し、この前辺下面7を経て前方へ繰り出したロール紙
    4の繰り出し部Pを前記切断板6の前辺刃先でカット可
    能となしたロール紙ホルダにおいて、切断板6の前辺下
    面7に、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチック
    で成形した異寸多数の丸ピンからなる弯凸櫛歯状の刃先
    8を有する刄板9を定着してなるロール紙ホルダ。
  5. 【請求項5】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1
    にその側片2の内面に突設したロール紙空心受け3にロ
    ール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロー
    ル紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主体1の後側枢
    支部5で起伏可能に枢支した切断板6の前辺下面7を圧
    接し、この前辺下面7を経て前方へ繰り出したロール紙
    4の繰り出し部Pを前記切断板6の前辺刃先でカット可
    能となしたロール紙ホルダにおいて、切断板6の前辺下
    面7に、柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチック
    で成形した異寸多数の丸ピンからなる弯凹櫛歯状の刃先
    8を有する刄板9を定着してなるロール紙ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記多数の丸ピンからなる櫛歯状の刃先
    8の各先端をほぼ円形の柔軟平坦面となした請求項1か
    ら請求項5までのいずれか一つの請求項に記載のロール
    紙ホルダ。
  7. 【請求項7】 前記切断板6をその自己重力で前記ロー
    ル紙4の上部前寄り外周面に圧接可能に配設してなる請
    求項1から請求項6までのいずれか一つの請求項に記載
    のロール紙ホルダ。
  8. 【請求項8】 前記切断板6の枢支部5付近をばね部材
    でロール紙ホルダ主体1の後部所定個所に連絡すること
    で、前記切断板板6をほぼ水平を境として上下方向の所
    定範囲内で弾力的に起伏可能に枢支してなる請求項1か
    ら請求項6までのいずれか一つの請求項に記載のロール
    紙ホルダ。
  9. 【請求項9】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体1
    にその側片2の対向面に自己突出復帰のロール紙空心受
    け3を互いに対向突設し、これら各空心受け3にロール
    紙4をその空心4Aで挿通セットしてロール紙4を回転
    可能に支持し、このロール紙4の上部前寄り外周面に前
    記ホルダ主体1の後側枢支部5で起伏可能に枢支した切
    断板6の前辺下面7を圧接するとともに、この前辺下面
    7を経て前方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部Pを
    前記切断板6の前辺刃先でカット可能となしたロール紙
    ホルダにおいて、切断板6の前辺下面7に、柔軟で表面
    摩擦が大きい可撓弾性プラスチックで成形した多数の丸
    ピンからなる櫛歯状の刃先8を有する刄板9を定着した
    ロール紙ホルダ。
  10. 【請求項10】 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ主体
    1にその側片2の片側面に片持ち枢支突設した丸棒状ロ
    ール紙空心受け3にその自由端からロール紙4をその空
    心4Aで挿通セットしてロール紙4を回転可能に支持
    し、このロール紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ主
    体1の後側枢支部5で起伏可能に枢支した切断板6の前
    辺下面7を圧接するとともに、この前辺下面7を経て前
    方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部Pを前記切断板
    6の前辺刃先でカット可能となしたロール紙ホルダにお
    いて、切断板6の前辺下面7に、柔軟で表面摩擦が大き
    い可撓弾性プラスチックで成形した多数の丸ピンからな
    る櫛歯状の刃先8を有する刄板9を定着したロール紙ホ
    ルダ。
  11. 【請求項11】 前記切断板6の前辺下面7にポリエス
    テル・エラストマで成形した多数の丸ピンからなる櫛歯
    状の刃先8を有する刄板9を定着した請求項1から請求
    項10までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホ
    ルダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102438494A (zh) * 2009-04-30 2012-05-02 蓝永辉 电动卷纸供应装置及方法

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