JP3163766U - ロール紙ホルダー - Google Patents

ロール紙ホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP3163766U
JP3163766U JP2010005578U JP2010005578U JP3163766U JP 3163766 U JP3163766 U JP 3163766U JP 2010005578 U JP2010005578 U JP 2010005578U JP 2010005578 U JP2010005578 U JP 2010005578U JP 3163766 U JP3163766 U JP 3163766U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
plate
paper
hole
receiving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010005578U
Other languages
English (en)
Inventor
英幸 川瀬
英幸 川瀬
Original Assignee
英幸 川瀬
英幸 川瀬
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 英幸 川瀬, 英幸 川瀬 filed Critical 英幸 川瀬
Priority to JP2010005578U priority Critical patent/JP3163766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163766U publication Critical patent/JP3163766U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】ロール紙の引出し端をつまみ易く、引出し易くし、且つ、切断使用後の見栄えが良く、安全な構造のロール紙ホルダーを提供する。【解決手段】ロール紙の引出し部5aを、受け部材3の板状部と覆い部材2の板状部で、ロール紙のロール部の外周面との間に指が挿入できる空間を確保しながら挟むように保持する。さらに、この紙の表裏を指でつまむための指挿入用の空間を、切刃を有しない側は引出し方向に向かって解放の切込み3bとするとともに、切刃を有する側は閉じた穴2bあるいは刃側は閉じて引出し元側は他の穴に繋がる解放の切込み穴として設け、穴端から刃までの板状部の肉厚形状を工夫し、つまみ出し時に常に両指の腹が紙に接触しているように構成する。【選択図】図2

Description

本案は、ロール紙の引出しを容易にし、且つ紙の切り端が整っていて、刃部の安全性の高いロール紙ホルダーに関するものである。
ロール紙のホルダーなどの代表は、トイレットペーパーホルダーである。これに要求される品質は、生活様式の変化に伴い多様になってきている。特に一般家庭での使用に於いては、安全であること、外観が良いこと、使用しやすいことが要求事項の主題である。この中で近年特に使用時も含めた美的な面が重要視されていて、ペーパー端がきれいに切れていない、また、だらしなく垂れ下がっている、などの点が消費者に嫌われる傾向が顕著になってきている。このような要求の中で、紙の切断がきれいになるように工夫されてきてはいる。使い勝手としては、切り刃の付いた蓋い部材を上げてからロール紙の切断端をつまみ出すことになるが、きれいに切れている場合ほど、つまみ出す紙の切り端部がロール外周に密着していて、引出し時に端部をロールからつまみ上げるのに手間取ることが多い。更に、薄手で毛羽立ちが多く柔らかい紙質のものほどこの傾向が強い。また、近年、洗浄装置付き便座が普及し、トイレットペーパーの役目が汚れを拭き取ることよりも、残った水滴を拭く程度の役目になってきているので、紙の量が少なくても良いことが多く、経済的な面からも薄く柔らかい紙を短く、重ね巻きの紙などは更に短く使用する傾向になってきているので、つまみ出しにくい傾向が強くなってきている。
従来のロール紙ホルダーに於いては、特につまみ出しやすく引出し易くする提案が各種なされている。たとえば、切刃を有する蓋い部材の切刃近くに指を挿入する穴を設けて、蓋い部材の裏面に近接しているロール紙外周を直接引出し方向に指で回せるようにして、ロール紙の端部を切刃部から外に出し、蓋い部材を持ち上げなくても紙端をつまめるようにする案がある。しかし、トイレットペーパーのように柔らかく毛羽立ちの多い薄いロール紙の場合ほど、また端部がきれいに切れている場合ほど、端部がロール部外周面に密着する形でロール紙全体と一体で回って密着したままのことが多く、端部のつまみ出しには手間取る傾向にある。この種の案はつまみ易くする改善の追加が望まれる。
また、ロール紙の引出し端をつまみ出しやすくする提案として、切り刃の付いた蓋い部材あるいは受け部材の上に紙の引出し部が常に載るようにして、端部を確認しやすいようにする案がある。この種の案の傾向としては、紙の切り易さを追及すると切り刃が上を向いて鋭く突出することであり、日常時の安全性に難がある。また、引出し部が切り刃を持った部材の上に載る形になるので、紙を切る動作は、引出した後に下側に引っ張る動作になり、トイレ使用姿勢でひざ高さ近辺にあるトイレットペーパーホルダーの位置では、切断はやりにくい動作になる。
前述の紙切断時の難を改善するものとして、引出し端をロールの外周面から離れた位置に垂れ下がるようにいったん受け部材に掛ける形にして引出し端をつまみ易いようし、これに沿わせて外側に切断用の刃を有する蓋い部材を設け、更に、外部からロール紙の先端が確認できる穴を蓋い部材に設けたものがある。この場合、紙の切断動作は上方に引く形にはなり改善はあるが、切り刃が下を向いてはいるが、全幅突出している形になっているので、安全性の面でまだ難がある。また、紙の引出し端の垂れ下がり部が蓋い部材の裏面側に単に垂れ下がるだけのため、しっかりした定位置にあるとは言いがたく、美観とつまみ易さの点では今ひとつである。
更に進めた案として、受けの平板部に紙の引出し端を載せて、切り刃の付いた蓋い部材で蓋い、どちらか一方や両側に部分的に切込みを設けてつまみ易いように工夫した案がある。しかし、切り刃が切込み部で途切れる形状や、切り刃の無い側のみの切込みの構成では、紙を引出し易くすると切り端が醜くなり、切り端がきれいになるようにするとつまみ出し易さが劣るというようなシーソ状況で、更なる改善が求められる。
特開2001−54486号公報 特開2009−153742号公報 特開2004−329798号公報 特開2005−296636号公報 特開2007−301313号公報 特開平11−9497号公報 特開平9−98905号公報 特開平6−284988号公報 特開2001−46274号公報 実開平5−65295号公報
解決しようとする課題は、トイレットペーパーの端部をつまみ易くて引出し易く、且つ切り刃部が突出せず安全で、なお且つ紙の切り端が美しく、位置も安定しいて通常時の外観も整っている、使い勝手の良いトイレットペーパーに代表されるロール紙のホルダーの構造を提供することにある。
課題を解決するための手段は大きく分けて6つ。1つ目、引出し端をロール外周面から常に離れた位置に保持し、引出し端の表裏両面を指でつまめる空間を確保する。2つ目、引出し端を挟むように支持する受けの板状部と覆いの板状部を設け、引出し端が安定した位置に形良く保持されているようにする。3つ目、片方(たとえば覆い側)の板状部に切断のための刃を設け、刃部をもう一方(受け側)の板状部より突出させない配置にして安全性を確保する。4つ目、切断の刃部はロール紙の幅全域に切れ間無く設けて、切断し易く切断端がきれいになるようにする。5つ目、ロール紙の引出し端をつまんで引出するために、蓋いの板状部と受けの板状部に指が挿入できる穴や溝を設ける。この場合、切断のための刃部のある板状部に設けるロール紙つまみ用の指挿入用空間は、刃部に近い穴とし、もう一方の板状部に設けるもう一つの指挿入用空間は引出し方向に解放のU字状の切込みにする。6つ目、ロール紙の引出し端部の表裏面をつまんだ指の移動をスムースにするため、刃部のある板状部に明けられた穴の刃側の端部から刃までの肉を薄くする。あるいは肉厚の変化を引出し方向に向かって緩やかに厚くする。また、距離を短くし、引出し時に指の腹がロール紙に接触していない面積を減らし、つまみの確実性を向上させる。以上の手段を効率よく実現させる構造を提供する。
本案のロール紙ホルダーにおいては、ロール紙の引出し部が確認し易く、つまみ易く引出せて、且つ、切断端が一直線で、だらしなく垂れ下がったりもせずに定位置にあり、外観が良く、使用上の安全性も確実である。
第一の実施例の外観の斜視図である。 図1でのY軸方向の中央におけるXZ平面の断面図である。 図1より蓋い部材2を表示から外した場合の斜視図である。 図3から更にロール紙の引出し部5aをロール上に巻き取った場合の図である。 ホルダーベース1の斜視図である。 蓋い部材2の斜視図である。 受け部材3とローラー4とを所定の組立て状態にした斜視図である。 第二の実施例の外観の斜視図である。 図8における第二ホルダーベース11の取付け用穴11d1の中心を通るXZ平面の断面図である。 図8より第二蓋い部材12を表示から外し、ロール紙の引出し部5aをロール上に巻き取った場合の斜視図である。 第二蓋い部材の裏面にストッパー14を設けた場合の斜視図である。 第二受け部材にかまぼこ形状部を先端に有する板ばね状部材を設けた例の斜視図である。
以下、標準的な壁取付けタイプで、規格のトイレットペーパーを使用するトイレットペーパーホルダーに、本案を適用し課題を解決した実施例を説明する。
第一の実施例を図1から7で示し説明する。ロール紙5はホルダーベース1の左右の壁に構成されたロール紙支持部材1aと1bにより定位置で回転可能に保持される。回動支持機構は本形状にかかわらず、単なるロール紙の芯穴に挿入するローラーのタイプでも、また、ロール紙の外周を受ける滑りの良い板状部材での受けや、複数のローラーを使用した外周受けなどの既知技術の適用でも良く、本案の主要部ではないので、その構造の詳細説明は割愛する。
1の左右の壁に設けられた支軸穴1cを通る回動軸心Aを中心に回動可能に1に保持されロール紙5の上部を蓋う蓋い部材2の先端部には、紙切断用である鋸状の刃部2aがロール紙の幅全域以上に亘り隙間なく構成されている。2aに近い幅方向の中央部には穴2bが設けられていて、断面図に見るように刃部側の端面は引出し方向に緩やかに厚みが増すようにしている。穴の大きさは概略20mmx25mm弱の略楕円穴である。穴の大きさは、指の先端の腹部が充分にロール紙引出し部5aと接触できる大きさならばこれに限定されない。また、この穴は、5の本体部上側にロール紙の状態を確認できるように大きく解放された穴に接続されるU字状の切込みの形態でも良い。
同じく回動軸心Aを中心に回動可能に軸穴3cを1に回動支持された受け部材3は、5の引出し部5aの裏面側を受ける板状部を有する。回動軸支持部から板状部までの間はロール紙5の幅以上の幅を持った空間を隔てた2つのアーム形状部であり、5aはこの空間を通して3の板状部の上側で、且つ、2の板状部の下側の平板的な空間に導かれ、通常時と使用時では2と3の板状部で挟まれる形になる。5aが引出される時にガイドとなる円筒面部3dはロール紙の滑りが良いように平滑な面である。また、3の板状部の中央には引出し方向に向かって解放されたU字状の切込み3bを有し、その幅は20mm程度である。3bの大きさは、指の先端の腹部が充分にロール紙と接触できる大きさであり、且つ、大きすぎてもロール紙を定位置に保持できれば、これに限定されない。板状部の幅方向の両端には2の裏面に向かって僅かに突出した段部3aがあり、2の板状部の下面と、これに対向して共同で5a部を保持しする3の板状部の上面との最小距離をロール紙の厚み以上に保ち、引出し時に2の自重による押さえ込みで引出しに対する余分な摩擦抵抗を生まないようにしている。
3の3d部近傍のロール紙5側には3の両側に設けられた軸穴3eに軸支されて、ロール紙5の回転軸と平行な回転軸で回転可能なローラー4を設けている。4は通常時や使用時に5の外周面に常に当接し、5の引出し時の回転とともに回転するように成されている。5aの引出し抵抗を小さくできれば、ローラーの代わりに5の外周面と当接する滑らかな3の一部である円筒面であっても、3に固定の円柱の円筒面でも、指挿入の空間が確保できる位置関係の構成であれば良い。
以上の構成で、2と3及び4はロール紙5の使用に伴う外周径の減少に伴って、回動軸心Aを軸とし自重で回動動作を行い、常に4の外周面が5の外周面に当接するように追従動作する。3の板状部配置と4の位置や大きさなどの調整により、2と3の板状部に支持された5の引出し部5aの裏面と5の外周面との空間は、指を挿入できる以上の大きさを有している。
次に使用時の動作を説明する。まず、ロール紙の交換時には2と3の先端を上側にあげるようにして回動し、ロール紙は下から挿入する。挿入動作に従って回動支持部1a、1bは側壁側に回動して逃げ、その先端が5の中心円筒穴に挿入される形で元の位置に戻り、5は自重で11a、11bの上部の円筒面にロール紙芯5bの内径面をあて、回転可能に支持される。その後、4が5の外周面に当るまで3を下げ戻し、5の引出し部5aを3の両アーム間のロール紙5上部の空間を通して、3の板状部の上に導き、その後2をこの上に被せるように下げ戻す。5aの3と4の板状部からはみ出ている部分は、蓋い部材2を上から手で押さえながら、5aのはみ出し部を上方に引上げるようにして2aで切断すれば5aの切断端がはみ出ていないきれいな通常時の外観になり、使用準備完了である。
使用時には、人差し指(中指でも良いが)を3の板状部の下側に、親指を2の板状部の上側に持って行き、3bと穴部2bに挿入し、両指の腹でロール紙先端部をつまみ必要量引出す。引出し動作の初期の途中で人差し指の腹の一部が穴と刃部の間の2の肉によりロール紙に接触しない範囲があるが、その面積は小さいので指の腹は常に紙をつまんでいることになり5aのつまみと引出しは円滑に可能である。この接触しない面積をできる限り小さく抑えるための形状と寸法は、刃部の強度も考慮して設定する必要がある。2がステンレスなどの金属板製の場合にはもっとも短い距離として1mm程度で厚さ0.3mm程度が可能である。2がプラスチック製の一体ものである場合、距離として5mm程度、厚さは0.2mm程度から1.5mm程度まで刃部2aに向かって徐々に厚くなる構成にすると、2aの強度も引出しの円滑さも充分確保できる。刃部2aと、2の本体部分を別素材で構成し、所要の要求事項を満たし易くする方法もある。必要長さ引出したら2を上部より手で押さえて、3と4を介して切断時に掛かる引張力による5の回転を抑えながら、5aを上方に引上げるようにして切断する。切断した後は、そのままで最初の状態に戻るので、使用しないときの外観であり、5aの切断端部が2a部と同位置にあるので外観も美しいし、また、5aが定位置にあるので、次の使用時につまみやすい状態を確保できる。
使用しないときの状態は5aの切断端もはみ出てはいず、且つ2aも突出した状態に無く3の端部で殆どがガードされているので、掃除時などに手元が狂って濡れた手が装置に当っても、ぬれて弱くなった手の皮膚が2aで切り傷を負うような危険な要素も極めて少ない。
次に、取付け面からの突出寸法が少し大きくなるが、構造が第一の実施例より簡単で堅牢な、第二の実施例を図8から12で説明する。第二ホルダーベース11と第二蓋い部材12については、形状が細部では異なるが、構成は第一の実施例と概略同一なので細かな説明は省略する。
第二受け部材13は、ロール紙5の引出し方向の11の先端部の軸穴11eに軸支されていて、ロール紙5の交換時には障害にならないように、回動軸心Cを軸に図9での時計回りに90度以上回動できるように構成されているが、通常時と使用時は11に対して図示の位置で固定の状態である。この13の回動は上記の説明とは異い回動軸心Cに対して直角で、11の右側壁あるいは左側壁部に沿った軸で回動するようにし、ロール紙5の交換に支障ないようにする方法もある。また、固定のままでもロール紙の交換に支障が無い位置に設けることも可能で、装置が大きくなるが構造は簡素になる。
第一の実施例と異なる点は、12も13もロール紙5の使用による外周径の減少に追随して回動する事は無く、5の交換時以外は固定位置であることである。また、5a引出し後の切断時にはロール紙5の回転ストッパーは無いので、切断時に5aがずるずると移動し、切断端が醜くならないように、12の板状部と13の板状部での挟み込みで5aの動きを抑える必要である。12の板状部と13の板状部を幅方向に平行度良く設置して、12を上から押さえたときに5aを幅方向全域で押さえて5aの動きを抑えることも可能であるが、より確実性のある方法として、12の裏側の図9で示す12dの位置に、図11で示すようにロール紙5の幅方向に細長く弾性質で表面が滑らかな土手状のストッパー14を設けて、切断時には12を手で上から押さえることにより、このストッパー14と13の板状部の面とで挟みこんで5aの動きを抑える事が最良である。14の位置は12dの位置でなくても、12と13の互いの板状部で5aを押さえられる位置ならば、図示位置にはこだわらない。
また、引出し時には12の自重が5aに押圧力として掛かり引出しの抵抗になり5aが円滑に引出されなくならないように、図12に示すように13の板状部の両側に板ばね状部材部13cと、この先端にかまぼこ形状部13dを設けて、12の板状部の面とこれと対向する13の板状部の面の間隔を12の通常時はロール紙の紙厚よりも大きく、且つ、紙の切断時の12の手の押さえ込みに対しては、13cが変形し逃げて、12と13の双方の板状部の面で5a部を挟み込んで、切断時に掛かる引張りに対して5aが移動しないようにすることも、より使い勝手を良くする方法である。この13cと13dの構成は13をプラスチック成形品として一体成形で形状を作る例であるが、別体の金属ばねでも別材質でのプラスチックの薄板片によるものでも、あるいはスポンジシートやゴム材質のものを13の両端に構成しても、その役目を果たす構造にすることはできる。また、上記の構造は12側に設けても一向に差し支えは無い。
前記の2つの段落(0023と0024)で述べた構造は、同時に適用しても良いし、第一の実施例においては、3aを設けずに適用しても良い。構成の部材は増加してコストは上昇するが、より切断時の5aの移動をより確実に抑えられる。
使い勝手の良さや、安全性、美観の点などの効果は第一の実施例と同一であるので割愛する。尚、本構造のホルダーを初めて使用するような場合で、使用法がわからない人の場合には、従来のものと同様にカバーである2や12を持ち上げれば一目瞭然で、受け部材の板状部の上にある紙の先端を切込み部分でつまみ出せば、従来並みの以上の引出し易さは確保できる。
上記の実施例はトイレットペーパーホルダーの例であるが、必要長さ引出してカットし使用に供する他のロール紙や、材質が極薄のプラスチックシートのもの、あるいは幅広のテープなど、面に粘着材を有しないロール状の物のホルダー全般に摘要可能である。
1 ホルダーベース
1a ホルダーベースに設けられた右側のロール紙支持部材
1b ホルダーベースに設けられた左側のロール紙支持部材
1c ホルダーベースに設けられた支軸穴
1d1 ホルダーベースに設けられた取り付け用穴
1d2 ホルダーベースに設けられた取り付け用穴
1d3 ホルダーベースに設けられた取り付け用穴
2 蓋い部材
2a 蓋い部材に設けられた刃部
2b 蓋い部材に設けられた指挿入用の穴
2c 蓋い部材に設けられた回動用の支持穴
3 受け部材
3a 受け部材に設けられたカバー受け用の突出の段部
3b 受け部材の中央に設けられたU字状の切込み
3c 受け部材に設けられた回動用の軸穴
3d 受け部材に設けられたロール紙ガイド用の円筒面部
3e 受け部材に設けられたローラー回転支持用の軸穴
4 ローラー
5 ロール紙
5a ロール紙の引出し部
5b ロール紙芯材
11 第二ホルダーベース
11a 第二ホルダーベースに設けられた右側のロール紙支持部材
11b 第二ホルダーベースに設けられた左側のロール紙支持部材
11c 第二ホルダーベースに設けられた支軸穴
11d1 第二ホルダーベースに設けられた取付け用穴
11e 第二ホルダーベースに設けられた受け部材回動支持用の軸穴
12 第二蓋い部材
12a 第二蓋い部材に設けられた刃部
12b 第二蓋い部材に設けられた指挿入用穴
12d 第二蓋い部材に設けられる弾性質のストッパー用土手の設置例位置
13 第二受け部材
13b 第二受け部材に設けられたU字状の切込み
13c 第二受け部材に設けられた板ばね状部材部
13d 板ばね状部材部先端のかまぼこ形状部
14 第二蓋い部材の裏面に設けられた弾性質のストッパー
X 図面上のX軸方向
Y 図面上のY軸方向
Z 図面上のZ軸方向
A 回動軸心A
B 回動軸心B
C 回動軸心C

Claims (8)

  1. トイレットペーパーなどのロール紙を保持し、使用時には必要長さ引出し、これをカットすることができるように成した構造物であって、ロール紙の引出し時にロール部を定位置で回転可能に支持する構成部材を有するホルダーベースと、該ロール紙の引出し部の裏面又は表面を受ける第一板状部を有する部材であって該第一板状部に引出し方向に向かって開放したU字状の切込み穴を有する受け部材と、該受け部材とは該ロール紙の引出し部を間に挟んで対向する形で第二板状部が設けられ該第二板状部の該ロール紙の引出し方向の端部には該ロール紙の幅方向の全域に亘る該ロール紙を切る刃部を有し、なお且つ該受け部材の該U字状の切込み穴にほぼ対向する位置に穴、又は該ロール紙の引出し方向とは反対側に向かって解放されたU字状の切込み穴を有する蓋い部材とで成り、該ロール紙の引出し部が該受け部材の該第一板状部と該蓋い部材の該第二板状部で支持されている面部と該ロール紙のロール部円筒外周面との間には、該受け部材の該U字状の切込み穴と該蓋い部材の該穴またはU字状の切込み穴に露出しているロール紙引出し部の表裏面を指で挟むために指を挿入できる以上の空間を有するように該受け部材の形状を構成するロール紙ホルダー。
  2. 請求項1の記載において、前記受け部材の前記第一板状部の前記ロール紙の引き方向元側近傍の該ロール紙面側に該ロール紙の外周面に当接する当接面を有し、また、該受け部材と前記蓋い部材をともに該ロール紙の回転軸と平行な回動軸を有するように前記ロール紙引出し部とは該ロール紙に対して略反対側の位置で前記ホルダーベースに軸支し、該ロール紙の使用による外周径の減少に追随し該当接面が常に該ロール紙の外周面に当接するように構成するロール紙ホルダー。
  3. 請求項1の記載において、前記受け部材は前記ロール紙の使用に伴う外周径の減少には追随せず前記ホルダーベースとの位置関係は一定であり、前記覆い部材を該ロール紙の回転軸と平行な回動軸を有するように前記ロール紙引出し部とは該ロール紙に対して略反対側の位置にて該ホルダーベースに軸支するロール紙ホルダー。
  4. 請求項2の記載において、前記受け部材の前記当接面は、該受け部材とは固着の一体状態ではなく、前記ロール紙の回転軸と平行な回転軸で回転が可能なように該受け部材に軸支したローラーの外周面であるロール紙ホルダー。
  5. 請求項3の記載において、通常時とロール紙引出し時には前記ロール紙の引出し部に前記蓋い部材の自重による押圧力を掛けないように弾性部材で該蓋い部材を僅かに押し上げていて、紙切断時に該蓋い部材を上から押した時にはその力で該弾性部材が変位すると同時に該ロール紙の引出し部を前記第一板状部と前記第二板状部とで押圧するように成す該弾性部材を該受け部材又は該蓋い部材に有するロール紙ホルダー。
  6. 請求項3又は5のいずれかの記載において、前記蓋い部材あるいは前記受け部材の前記ロール紙の引出し部に対向する面である前記第一板状部又は前記第二板状部の面に、該ロール紙の幅方向に長く、幅の50%以上の範囲に弾性材質のストッパーを設け、該ロール紙を切断するときに該ストッパーと該ロール紙を挟んで対向する該第二板状部又は第一板状部の面とで該ロール紙の引出し部を押さえられるように成したロール紙ホルダー。
  7. 請求項2又は4のいずれかの記載において、前記蓋い部材の自重および手による押圧力が前記ロール紙の引出し部に掛からないように、前記第一板状部と前記第二板状部との間隔を前記ロール紙の紙厚よりも大きく保つ部材または形状を該蓋い部材または前記受け部材に構成するロール紙ホルダー。
  8. 請求項1から7のいずれかの記載において、前記覆い部材に設けられた前記ロール紙の引出し部をつまむ指挿入用の前記穴またはU字状の切込み穴の端部と、前記刃部の間の部材の肉は一定で1mm厚以下、又は、該穴または該U字状の切込み穴の端部に近いほど薄くなるようにした厚さ状態のいずれかの肉厚形状状態で、且つ、該穴または該U字状の切込み穴の端部と該刃部の間の最短距離は1mm以上10mm以下とするロール紙ホルダー。
JP2010005578U 2010-08-20 2010-08-20 ロール紙ホルダー Expired - Fee Related JP3163766U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010005578U JP3163766U (ja) 2010-08-20 2010-08-20 ロール紙ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010005578U JP3163766U (ja) 2010-08-20 2010-08-20 ロール紙ホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3163766U true JP3163766U (ja) 2010-10-28

Family

ID=54875234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010005578U Expired - Fee Related JP3163766U (ja) 2010-08-20 2010-08-20 ロール紙ホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3163766U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022081550A (ja) * 2017-12-27 2022-05-31 株式会社 菊星 フェイスシート用器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022081550A (ja) * 2017-12-27 2022-05-31 株式会社 菊星 フェイスシート用器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101031968B1 (ko) 롤 형 접착 크리너
JP3163766U (ja) ロール紙ホルダー
JP5187986B1 (ja) トイレットペーパー切断端部の分離装置
JP7201754B1 (ja) ペーパーホルダー
JP5704549B1 (ja) 引出し切断装置
JP7350279B2 (ja) 可動取り出し板を内設したロールペーパーホルダー
JP3058570U (ja) ロールペーパーホルダー
JP6021171B2 (ja) ペーパーホルダー及びその使用方法
JP3214977U (ja) ペーパーホルダーアタッチメント
JP3653246B2 (ja) シートロールホルダー
JP3136216U (ja) トイレットペーパーホルダー
CN214804379U (zh) 卷纸架
JP2019131348A (ja) 片折れテープカッターおよび片折れテープの形成方法
JP3124455U (ja) ペーパーロール用繰出し切断具
JP4282031B2 (ja) トイレットペーパーホルダー
US20230414046A1 (en) Single hand paper towel holder
JP3156921U (ja) ペーパーロールの回転制御金具
JP2000287875A (ja) ロールペーパーホルダー
JP4670117B2 (ja) トイレットペーパーホルダー
JP2015043850A (ja) ロールペーパー双対切断装置
JP3578743B2 (ja) トイレ用のロールペーパー切断具、及びロールペーパー切断具付きペーパーホルダ
JP5629301B2 (ja) トイレットペーパーホルダー
JP2015012983A (ja) ワンプッシュ送り出しトイレットペーパーホルダー
CN115153337A (zh) 卷纸架及其使用方法
JP2024035925A (ja) ロールペーパーホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees