JP2003339142A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2003339142A
JP2003339142A JP2002144638A JP2002144638A JP2003339142A JP 2003339142 A JP2003339142 A JP 2003339142A JP 2002144638 A JP2002144638 A JP 2002144638A JP 2002144638 A JP2002144638 A JP 2002144638A JP 2003339142 A JP2003339142 A JP 2003339142A
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JP
Japan
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spindle
motor
spindle motor
circuit
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002144638A
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English (en)
Inventor
Takao Yajima
敬夫 谷嶋
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルモータのスピンドルに固着したタ
ーンテーブルにより光ディスクを回転駆動するようにし
たディスク装置において、前記スピンドルモータの駆動
回路に起因する振動、騒音を制圧し、光ディスクのピッ
トの安定した高精度な読み取りを可能とする。 【解決手段】 スピンドルモータ5のスピンドル6の先
端にターンテーブル7を固着し、該ターンテーブルによ
り光ディスクDを回転駆動するようにしたディスク装置
において、前記スピンドルモータ本体から露呈したスピ
ンドル6に永久磁石25を固着し、該永久磁石により前
記スピンドルにスラスト荷重を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオシステ
ムあるいはコンピュータシステムにおいてCD、DV
D、CD−R/RWあるいはDVD−R/RWなどの光
ディスクをドライブするディスク装置の改良に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】デジタル情報を記録した光ディスクは、
これをドライブするディスク装置によりその情報の読み
出し、書き込みが行われ、音楽などの再生、記録がなさ
れる。このような目的の代表的な装置であるコンパクト
・ディスク・プレーヤ(以下、CDプレーヤという)あ
るいはデジタル・バーサタイル・プレーヤ(以下、DV
Dプレーヤという)は、その音質、画質を向上するた
め、補間処理などの回路技術に頼らず、光ディスクのビ
ットを正確に読み取ることが重要とされている。 【0003】これは、ピットを正確に読み取ることによ
り、エラー補正量、サーボ量およびジッターを大幅に低
減することができ、これにより、電気的にはサーボ電流
の変動や読取エラーを低減させることができ、一方、機
械的にはサーボ時のレンズ振動に起因するノイズの発生
や駆動系全体の振動などにより発生するノイズを極少と
することができるため、音質、画質を飛躍的に向上する
ことができる。 【0004】図3は従来の一般的構成のCDプレーヤの
外観を示すもので、機器筐体Aに内蔵されたディスク装
置1は、そのディスクトレイ2が前進後退し、装填され
た光ディスクDとともにロードおよびアンロードされ
る。図4はこのようなディスク装置1の駆動系の構成の
概要を示すもので、機器筐体Aのディスクトレイ2がロ
ードされた位置の下部に駆動系ユニット3が配置されて
いる。 【0005】前記駆動系ユニット3は、光ピックアップ
4、スピンドルモータ5およびこのスピンドルモータの
スピンドル6の先端に固着されたターンテーブル7を主
体に構成されている。そして、前記光ピックアップ4
は、光ディスクDの記録面に対し平行、且つ、半径方向
にサーボ制御されて往復動し、情報の記録ならびに再生
を行う。 【0006】また、前記駆動系ユニット3は、図示しな
い昇降機構により支点Pを軸にして先端が上昇ならびに
下降し、ディスクトレイ2がロードされたとき、ターン
テーブル7により光ディスクDがクランプされるように
構成されている。 【0007】図5は、このような光ピックアップ4、ス
ピンドルモータ5およびターンテーブル7の構成を具体
的に示したもので、スレッドモータ9の出力軸の回転力
がギヤユニット10で減速されつつ光ピックアップ4の
ラックギヤ11に伝達し、光ピックアップ4が前進後退
するように構成されている。なお、前記スピンドルモー
タ5およびギヤユニット10は鋼板などの磁性体からな
るベースパネル8に固定され一体化されている。 【0008】また、スピンドルモータ5はそのスピンド
ル6の先端にターンテーブル7が固着され、一方、モー
タケーシング内の後端部には永久磁石12が固着されて
おり、この永久磁石を囲むようにモータコイル13が配
設され、ブラシレスDCモータが構成されている。 【0009】ところで、上記構成のディスク装置のブラ
シレスDCモータでは、通常、PWM(Puls Wi
dth Modulation)回路により速度制御、
トルク制御を行うようにしている。これは、三相ブラシ
レスモータの場合、その低騒音化が重要な課題となって
いるが、モータコイルへの通電方法として電気角120
度のバイポーラ通電方式が安価で効率が良いため主流と
なっている。また、小型で比較的出力の小さいモータで
は、モータコイルの電流を制御し、三相の相切り換え毎
にソフトスイッチングして低騒音化を実現している。し
かしながら、ある程度出力の大きなモータを駆動する場
合、特に速度やトルクの制御などがあると、電源電圧と
モータコイルの間で印加電圧の差が大きくなり、駆動回
路の出力段でモータコイルを駆動するパワートランジス
タの電力損失が非常に大きくなるため、PWM回路によ
る駆動制御を行うのが一般である。 【0010】図6は、PWM回路を用いたブラシレスD
Cモータの構成の一例を示す回路図であり、同図におい
て、符号14は多極磁化されたマグネットロータであ
り、このマグネットロータに対し、その位置を検出する
ホール素子15a・15b・15cが配置されている。
符号16a・16b・16cは前記ホール素子が検出し
た信号を増幅する増幅器、符号17はロジック回路であ
り、前記増幅器の120度の位相差の三相の信号によ
り、NPN型とPNP型で構成されたパワートランジス
タ群18を通電するための駆動信号を発生する。符号1
9は回転速度指令電圧発生回路であり、符号20は直流
電圧をある周波数のパルス幅に変換するPWM回路であ
る。符号22はロジック回路17の出力信号をPWM回
路20の信号でスイッチングするスイッチング回路であ
り、符号13はスピンドルモータ8のモータコイルであ
る。 【0011】図7は、図6の回路における各部の信号波
形を示すタイムチャート図であり、同図において、信号
P1・P2・P3はロジック回路17の出力であり、信
号P4はモータコイル13のある一相の駆動波形を示
し、正方向側でパワートランジスタ群18のPNPトラ
ンジスタがオン、負方向でパワートランジスタ群18の
NPNトランジスタがオンとなり、その他の状態ではパ
ワートランジスタ群18のトランジスタはオフとなって
いる。信号P5はPWM回路20の出力波形、信号P6
はモータコイル13の一相の電流波形である。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】以上から明らかなごと
く、信号P6の波形の中央部に他相の相切り換えによる
落ち込みと、信号の終期に急峻な立ち下がりが生じてい
る。このようなことが原因となり、ブラシレスDCモー
タの駆動回路においては、相切り換え毎のスイッチング
によりモータコイル13に高調波を含む電流が通電さ
れ、モータコイル13、モータケーシングおよびこれを
取り付けているシャーシなどを振動し、これが空気中に
伝搬して騒音の原因となる。 【0013】また、このような振動はターンテーブル7
にも伝搬し、このターンテーブルにクランプされた光デ
ィスクが微小に振動することにより、ピットの読取サー
ボ系に影響を与え、音質、画質を悪化する原因となる。 【0014】本発明は、上記従来のディスク装置におけ
る不具合を解決するためになされたもので、スピンドル
モータの駆動回路に起因する振動、騒音を制圧できるよ
うにしたもので、光ディスクのピットの安定した高精度
な読み取りが可能となるようにすることを目的とするも
のである。 【0015】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、スピン
ドルモータのスピンドルの先端にターンテーブルを固着
し、該ターンテーブルにより光ディスクを回転駆動する
ようにしたディスク装置において、前記スピンドルモー
タ本体から露呈したスピンドルに永久磁石を固着し、該
永久磁石により前記スピンドルにスラスト荷重を付与す
るようにして、上記課題を解決する。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、図に示す本発明の実施の形
態を詳細に説明する。なお、本発明の実施例において、
従来の構成と共通する部分は同一の符号を付し、その説
明は省略する。 【0017】図1は、本発明の実施例を示す断面図であ
り、スピンドルモータ5の本体から露呈したスピンドル
6に磁石ユニット22を固着して構成したものである。
この磁石ユニット22は図2に示すごとく合成樹脂製の
ホルダー23の収容部23a内にバックヨーク24とと
もに永久磁石25を接着剤などで固着したもので、ホル
ダー23の中心の通孔23bをスピンドル6に圧入して
固定する。このように構成したことにより、永久磁石2
5、バックヨーク24およびベースパネル8で磁気回路
が形成されることになる。したがって、この磁気回路が
スラスト加重を効果的に発生させるとともに、漏れ磁束
の発生を抑制する。 【0018】このようにしてスピンドル6に磁石ユニッ
ト22が装着されると、図1に示すように永久磁石25
がベースパネル8に近接して対面する状態となり、前記
永久磁石25の磁力がベースパネル8に作用して吸引力
が発生するため、スピンドル6に軸心下方へのスラスト
荷重が付与されることになる。 【0019】なお、上記実施例はスピンドルモータのス
ピンドルの先端にターンテーブルを固着する方式のディ
スク装置であけば広範に実施することができるものであ
り、ブラシ付モータを対象として実施することも容易に
して可能であり、スピンドルモータの構造形式に限定さ
れるものではない。 【0020】 【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく本発明によ
れば、永久磁石によりスピンドルモータのスピンドルに
スラスト荷重が付与され、常に下方へ付勢されている状
態となるので、スピンドルの上下方向の遊動が抑えられ
る。したがって、PWM回路を含む駆動回路を採用して
も、該回路に起因する振動、騒音は有効に制圧されるの
で、光ディスクのピットの高精度な読み取りを維持する
ことができ、信頼性の高いディスク装置とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す図である。 【図2】本発明の磁石ユニットの構成を示す斜視図であ
る。 【図3】ディスク装置を内蔵した機器の例を示す斜視図
である。 【図4】ディスク装置の駆動系の構成を示す図である。 【図5】従来のディスク装置の要部の構成を示す図であ
る。 【図6】ブラシレスDCモータの駆動回路の一例を示す
回路図である。 【図7】図6の駆動回路における信号のタイムチャート
図である。 【符号の説明】 1・・・・・・ディスク装置 2・・・・・・ディスクトレイ 3・・・・・・駆動系ユニット 4・・・・・・光ピックアップ 5・・・・・・スピンドルモータ 6・・・・・・スピンドル 7・・・・・・ターンテーブル 8・・・・・・ベースパネル 9・・・・・・スレッドモータ 10・・・・・ギヤユニット 11・・・・・ラックギヤ 12・・・・・永久磁石 13・・・・・モータコイル 22・・・・・磁石ユニット 23・・・・・ホルダー 24・・・・・バックヨーク 25・・・・・永久磁石
フロントページの続き Fターム(参考) 5D109 BA15 BA17 BA20 BB05 BB27 5H605 AA05 BB05 BB10 BB14 CC03 CC04 CC05 EB38 5H607 AA04 BB01 BB07 BB09 BB14 BB25 CC01 DD03 DD18 FF01 GG29 5H621 AA04 GA01 HH01 JK07 JK17 JK19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スピンドルモータのスピンドルの先端に
    ターンテーブルを固着し、該ターンテーブルにより光デ
    ィスクを回転駆動するようにしたディスク装置におい
    て、 前記スピンドルモータ本体から露呈したスピンドルに永
    久磁石を固着し、該永久磁石により前記スピンドルにス
    ラスト荷重を付与したことを特徴とするディスク装置。
JP2002144638A 2002-05-20 2002-05-20 ディスク装置 Pending JP2003339142A (ja)

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JP2002144638A JP2003339142A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 ディスク装置

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JP2002144638A JP2003339142A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 ディスク装置

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