JP2003007010A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JP2003007010A
JP2003007010A JP2001379079A JP2001379079A JP2003007010A JP 2003007010 A JP2003007010 A JP 2003007010A JP 2001379079 A JP2001379079 A JP 2001379079A JP 2001379079 A JP2001379079 A JP 2001379079A JP 2003007010 A JP2003007010 A JP 2003007010A
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JP
Japan
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recording
reproducing
disc
drive shaft
drive
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JP2001379079A
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Kazuhito Kurita
和仁 栗田
Kazutaka Tomoto
一孝 登本
Norimasa Matsuo
憲雅 松尾
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を簡素化し、製造コストの低減を図ると
共に、更なる小型化及び省電力化を可能とする。 【解決手段】 ディスクカートリッジ2に回転可能に収
納された光磁気ディスク3に対して情報信号の記録再生
を行う記録再生機構7と、記録再生機構7が取り付けら
れた支持ベース19と、電気機械変換素子25を駆動パ
ルスに応じて伸縮させながら、駆動軸24を軸方向に変
位させることによって、可動部27を支持ベース19と
共に駆動軸24の軸方向にスライドさせるインパクト駆
動機構9とを備え、記録再生機構7及びインパクト駆動
機構9は、光磁気ディスク3の一部を内外周に亘って外
方に臨ませるディスクカートリッジ2の開口部4a,4
bを投影した領域内に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
や光磁気ディスク等のディスク状記録媒体に対して信号
の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体としては、例えば、
CD(Compact Disk),CD−R(CD-Recordable),CD
−RW(CD-ReWritable),DVD(Digital Versatile Di
sk)等の光ディスクや、MD(Mini Disk)等の光磁気ディ
スクが知られており、これらのディスク状記録媒体に対
応した各種ディスクプレーヤが登場している。
【0003】例えば、光ディスクに対して情報信号の再
生を行うディスクプレーヤは、光ディスクを回転駆動す
るディスク回転駆動機構と、このディスク回転駆動機構
により回転駆動される光ディスクに対して情報信号の再
生を行う光ピックアップと、この光ピックアップを光デ
ィスクの径方向に移動可能に支持する支持機構と、この
支持機構に支持された光ピックアップを光ディスクの径
方向に送り動作させる駆動機構とを備え、これらが装置
本体のメカシャーシに搭載された構造となっている。
【0004】このうち、ディスク回転駆動機構は、光デ
ィスクが載置されるディスクテーブルと、このディスク
テーブルを回転駆動するスピンドルモータとを有してい
る。光ピックアップは、光源から出射された光ビームを
対物レンズにより集光させて光ディスクの信号記録面に
照射し、この光ディスクの信号記録面で反射される戻り
の光ビームを光検出器により受光する光学ブロックと、
光検出器により検出された検出信号に基づいて、対物レ
ンズを当該対物レンズの光軸と平行なフォーカッシング
方向と当該対物レンズの光軸と直交するトラッキング方
向とに変位させる二軸アクチュエータとを有している。
支持機構は、光ピックアップを支持する支持ベースと、
この支持ベースを光ディスクの径方向に移動可能に支持
する主軸及び副軸とを有している。駆動機構は、支持ベ
ースに設けられたラック部材と、このラック部材に噛合
されるギヤやリードスクリュー等からなるギヤ群と、こ
れらギヤ群を回転駆動し、ラック部材を主軸及び副軸に
沿った方向に移動させる駆動モータとを有している。
【0005】以上のように構成されるディスクプレーヤ
では、ディスク回転駆動機構により光ディスクが回転駆
動されると、支持機構により支持された光ピックアップ
が駆動機構により光ディスクの径方向に送り動作されな
がら、光ピックアップにより光ディスクに対する情報信
号の再生が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スクプレーヤでは、上述した光ピックアップを光ディス
クの径方向に送り動作するための駆動機構として、駆動
モータによる回転駆動をギヤ群及びラック部材を介して
直線駆動に変換する機構が一般に用いられている。
【0007】このため、従来のディスクプレーヤでは、
部品点数が多くなるために、様々な欠点が指摘されてい
る。具体的には、駆動モータやギヤ群、ラック部材等を
配置するためのスペースを確保する必要があり、ディス
クプレーヤの更なる小型化が困難となってしまう。ま
た、部品点数が多くなることによって、部品コストの増
加や組立工数の増加等を招いてしまう。さらに、回転駆
動を直線駆動に変換することから、効率が悪く消費電力
の増加を招いてしまう。さらにまた、駆動モータやギヤ
群、ラック部材等から発生するノイズの問題等が指摘さ
れている。
【0008】また、例えばDVD等のディスクプレーヤ
で使用されているリニアモータ駆動においても、駆動電
力の増加の問題や、停止時に光ピックアップを保持する
ことが不可能なことから、ポータブル型のディスクプレ
ーヤに不向きであるといった問題がある。
【0009】また、従来のディスクプレーヤでは、光ピ
ックアップに設けられた二軸アクチュエータによって、
対物レンズをフォーカッシング方向に変位させながら、
光ディスクの信号記録面に対物レンズの焦点を合わせる
フォーカッシング動作と、対物レンズをトラッキング方
向に変位させながら、対物レンズにより集光される光ビ
ームのスポットを常に光ディスクの記録トラック上に位
置させるトラッキング動作とを行っている。
【0010】しかしながら、従来のディスクプレーヤで
は、何れの方式の二軸アクチュエータを用いたとして
も、二軸アクチュエータの構造及び組み立てが複雑にな
ってしまい、製造コストが嵩むといった問題がある。
【0011】また、従来のディスクプレーヤでは、光ピ
ックアップが上述した駆動機構によって光ディスクの径
方向に送り動作されると、対物レンズが視野方向(光デ
ィスクの径方向)に振られる、いわゆる視野振りによっ
て、光検出器に受光される光ビームのスポット位置がず
れてしまい、光ディスクからの検出信号にオフセットが
生じてしまう。また、対物レンズの視野振りによって
は、対物レンズ自体にスキュー(傾き)が生じてしま
い、検出信号の劣化を招くことになる。
【0012】したがって、従来のディスクプレーヤで
は、このような対物レンズの視野振りによるオフセット
を考慮した検出信号の補正を行う必要があり、上述した
トラッキング動作を行うための機構等が複雑になってし
まう。さらには、対物レンズを視野方向に一定に保持す
るための電力が必要となり、消費電力の低減を図る上で
障害となってしまう。
【0013】そこで、本発明は、このような従来の事情
に鑑みて提案されたものであり、構造を簡素化し、製造
コストの低減を図ると共に、更なる小型化及び省電力化
を可能とした記録及び/又は再生装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、ディスク
カートリッジに回転可能に収納されたディスク状記録媒
体に対して信号の記録及び/又は再生を行う記録再生手
段と、記録再生手段が取り付けられた支持ベースを有
し、当該支持ベースをディスク状記録媒体の径方向に移
動可能に支持する支持手段と、支持ベースに設けられた
可動部と、可動部をディスク状記録媒体の径方向にスラ
イド可能に支持する駆動軸と、駆動軸の一端に取り付け
られ、駆動パルスに応じて駆動軸の軸方向に伸縮する電
気機械変換素子とを有し、電気機械変換素子を駆動パル
スに応じて伸縮させながら、駆動軸を軸方向に変位させ
ることによって、可動部を駆動軸の軸方向にスライドさ
せるインパクト駆動手段とを備え、記録再生手段及びイ
ンパクト駆動手段は、ディスク状記録媒体の一部を内外
周に亘って外方に臨ませるディスクカートリッジの開口
部を投影した領域内に配置されていることを特徴として
いる。
【0015】以上のように、本発明に係る記録及び/又
は再生装置では、インパクト駆動手段が可動部を駆動軸
の軸方向にスライドさせることによって、支持ベースを
ディスク状記録媒体の径方向に適切に移動させることが
できる。そして、この記録及び/又は再生装置では、記
録再生手段及びインパクト駆動手段が、ディスク状記録
媒体の一部を内外周に亘って外方に臨ませるディスクカ
ートリッジの開口部を投影した領域内に配置されている
ことから、これら記録再生手段及びインパクト駆動手段
の一部を開口部を通してディスクカートリッジの内部に
配置することができ、従来よりも薄型化及び小型化する
ことができる。
【0016】また、この記録及び/又は再生装置では、
インパクト駆動手段によって、光ピックアップをディス
ク状記録媒体の内外周に亘って移動させる送り動作と、
光ピックアップにより照射される光ビームのスポットを
ディスク状記録媒体に形成された記録トラックに追従さ
せるトラッキング動作とを行うことができ、従来よりも
構造を簡素化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、ディスクカート
リッジに回転可能に収納されたディスク状記録媒体であ
る光磁気ディスクに対して情報信号の記録再生を行う記
録再生装置に適用した例について、図面を参照して詳細
に説明する。
【0018】図1に示す記録再生装置1において使用さ
れるディスクカートリッジ2は、一対の上ハーフ2aと
下ハーフ2bとを突き合わすことにより構成されたカー
トリッジ本体に、直径約64mmの光磁気ディスク3が
回転可能に収納された構造を有している。また、上ハー
フ2a及び下ハーフ2bの互いに対向する面には、それ
ぞれ光磁気ディスク3の一部を内外周に亘って外方に臨
ませる記録再生用の開口部4a,4bが形成されてい
る。これら記録再生用の開口部4a,4bは、光磁気デ
ィスク3の信号記録領域を内外周に亘って外方に臨ませ
ると共に、後述する光ピックアップ14及び磁気ヘッド
15が進入するのに足る大きさに形成されている。
【0019】また、カートリッジ本体には、記録再生用
の開口部4a,4bを開閉するためのシャッタ部材5が
スライド可能に取り付けられている。このシャッタ部材
5は、カートリッジ本体の外形に沿って略コ字状に折り
曲げられた平板部材からなり、記録再生用の開口部4
a,4bを閉塞するのに足る大きさに形成されている。
そして、このシャッタ部材5は、カートリッジ本体の端
縁部に沿って、記録再生用の開口部4a,4bを開放す
る位置と閉塞する位置との間でスライド可能に支持され
ている。
【0020】また、光磁気ディスク3の中心部には、金
属等からなるセンターハブ(図示せず。)が取り付けら
れており、下ハーフ2bの略中央部には、このセンター
ハブが外方に臨む駆動用の開口部(図示せず。)が形成
されている。
【0021】記録再生装置1は、図示を省略する装置本
体と、この装置本体に開閉可能に取り付けられた蓋体
と、この蓋体が開蓋状態となるときに、装置本体のディ
スクカートリッジ2が挿脱される挿脱位置と、この蓋体
が閉蓋状態となるときに、装置本体のディスクカートリ
ッジ2が装着される装着位置との間でディスクカートリ
ッジ2を保持するホルダーと、このホルダーを挿脱位置
と装置位置の間で移動可能に支持するメカシャーシ10
とを備えている。
【0022】なお、ディスクカートリッジ2は、ホルダ
ーの保持部に保持されることによって、シャッタ部材5
がスライドされて、記録再生用の開口部4a,4bが開
放された状態となる。そして、このディスクカートリッ
ジ2は、ホルダーに保持されたまま、蓋体が開蓋される
ことによって、装置本体のメカシャーシ10上へと移動
される。
【0023】装置本体は、ディスクカートリッジ2に収
納された光磁気ディスク3を回転駆動するディスク回転
駆動機構6と、このディスク回転駆動機構6により回転
駆動される光磁気ディスク3に対して情報信号の記録再
生を行う記録再生機構7と、この記録再生機構7を光磁
気ディスク3の径方向に移動可能に支持する支持機構8
と、この支持機構8により支持された記録再生機構7を
光磁気ディスク3の径方向に移動させるインパクト駆動
機構9とを有し、これらがメカシャーシ10に搭載され
た構造となっている。
【0024】ディスク回転駆動機構6は、光磁気ディス
ク3が載置されるディスクテーブル11と、このディス
クテーブル11を回転駆動するスピンドルモータ12と
を有している。このうち、ディスクテーブル11は、そ
の中心部がスピンドルモータ12の回転軸12aに取り
付けられており、ディスクカートリッジ2と対向する主
面には、ディスクカートリッジ2の駆動用の開口部を通
して光磁気ディスク3のセンターハブを吸着する永久磁
石13が取り付けられている。スピンドルモータ12
は、メカシャーシ10の略中央部に取り付けられてお
り、上述したディスクテーブル11にチャッキングされ
た光磁気ディスク3を回転駆動する。
【0025】記録再生機構7は、記録又は再生時に、デ
ィスクカートリッジ2の記録再生用の開口部から外方に
臨む光磁気ディスク3の一主面に対して光ビームを照射
する光ピックアップ14と、この光ピックアップ14と
対向配置されると共に、記録時に、ディスクカートリッ
ジ2の記録再生用の開口部から外方に臨む光磁気ディス
ク3の他主面に対して外部磁界を印加する磁気ヘッド1
5とを有している。
【0026】光ピックアップ14は、少なくとも光磁気
ディスク3に対して光ビームを出射する光源である半導
体レーザ(図示せず。)と、この半導体レーザから出射
された光ビームを光磁気ディスク3の信号記録面に集光
させる対物レンズ16と、光磁気ディスク3の信号記録
面で反射される戻りの光ビームを受光する光検出器(図
示せず。)とを有する光学ブロックと、光検出器により
検出された検出信号に基づいて、対物レンズ16を当該
対物レンズ16の光軸と平行なフォーカッシング方向に
変位させる対物レンズ駆動手段である一軸アクチュエー
タ(図示せず。)とを有している。
【0027】磁気ヘッド15は、光磁気ディスク3を介
して光ピックアップ14の対物レンズ16と対向配置さ
れるように、ヘッド取付アーム17の先端部に取り付け
られている。このヘッド取付アーム17は、弾性変位可
能な部材からなり、図示を省略するヘッド昇降機構によ
り記録時のみ光磁気ディスク3の光ピックアップと対向
する面とは反対側の面に接触又は近接するようになされ
ている。
【0028】また、これら光ピックアップ14及び磁気
ヘッド15は、図2及び図3に示すように、ディスクカ
ートリッジ2の記録再生用の開口部4a,4bを投影し
た領域S内に配置されており、メカシャーシ10には、
記録再生用の開口部4aに対応した開口部10aが形成
されている。
【0029】支持機構8は、光ピックアップ14を支持
すると共に、連結アーム18を介してヘッド取付アーム
17の先端部に取り付けられた磁気ヘッド15を支持す
る支持ベース19と、この支持ベース19を光磁気ディ
スク3の径方向に移動可能に支持するガイド軸20とを
有している。
【0030】支持ベース19は、光ピックアップ14が
メカシャーシ10に形成された開口部10aから外方に
臨むように配置されており、一方、ガイド軸20は、光
磁気ディスク3の径方向と平行に配置されており、その
両端部がメカシャーシ10の開口部10aの周囲に設け
られた一対の支持部材21,21により固定支持されて
いる。そして、支持ベース19には、このガイド軸20
を挿通するガイド孔22が穿設された支持部23が一体
に形成されている。
【0031】インパクト駆動機構9は、ガイド軸20と
平行、すなわち光ディスクの径方向と平行に配置された
駆動軸24と、この駆動軸24の一端に取り付けられた
電気機械変換素子25と、この電気機械変換素子25の
一端を固定する固定部26と、駆動軸24の軸方向にス
ライド可能に支持された可動部27とを有している。
【0032】このうち、駆動軸24は、支持ベース19
を光磁気ディスク3の内外周に亘って移動させるのに十
分な長さを有しており、その一端には、電気機械変換素
子25が固着されている。電気機械変換素子25は、ピ
エゾ素子や圧電素子と呼ばれるものであり、図示を省略
する駆動回路からの駆動パルスに応じて、駆動軸24の
軸方向に伸びと縮みの速度が異なった伸縮変位を発生さ
せる。固定部26は、バランサーとして駆動軸24の一
端に取り付けられた電気機械変換素子25の端部とは反
対側の端部に固着されている。
【0033】そして、このインパクト駆動機構9は、メ
カシャーシ10のディスクカートリッジ2と対向する面
とは反対側の面にネジ止め等により取り付けられたブラ
ケット28により支持されている。具体的には、ブラケ
ット28の一端に、固定部26が固定された状態で支持
される一方、このブラケット28の他端に穿設された軸
孔29に駆動軸24の他端が挿通されることによって、
駆動軸24が軸方向にスライド可能な状態で支持されて
いる。
【0034】可動部27は、支持ベース19に設けられ
た一対の第1の支持片部30と第2の支持片部31とか
ら構成されている。このうち、第1の支持片部30は、
支持ベース19の支持部23とは反対側の端部から駆動
軸24に向かって突出形成されている。一方、第2の支
持片部31は、弾性変位可能な部材、例えば板バネ等か
らなり、支持ベース19に片持ち支持された状態でネジ
止め等により取り付けられている。そして、これら第1
の支持片部30と第2の支持片部31とは、互いに対向
配置されており、その間に駆動軸24を挟み込むことに
よって、当該駆動軸24の軸方向にスライド可能に支持
されている。
【0035】したがって、支持ベース19は、支持部2
3のガイド孔22にガイド軸20が挿通されると共に、
可動部27が駆動軸24の軸方向にスライド可能に支持
されることによって、これらガイド軸20及び駆動軸2
4の軸方向、すなわち光磁気ディスク3の径方向に移動
可能に支持されている。
【0036】また、このインパクト駆動機構9は、電気
機械変換素子25を駆動パルスに応じて伸縮させなが
ら、駆動軸24を軸方向に変位させることによって、可
動部27を駆動軸24の軸方向にスライドさせる。これ
により、支持ベース19を光磁気ディスク3の径方向に
直線駆動することができる。
【0037】具体的に、このインパクト駆動機構9で
は、支持ベース19を図1中矢印Aに示す方向に直線駆
動させる場合に、電気機械変換素子25に対して、例え
ば図4(a)に示すような緩やかな電圧上昇と急な電圧
降下とが連続するパルス波形を有する駆動パルスを印加
する。
【0038】この場合、駆動パルスの緩やかな電圧上昇
では、電気機械変換素子25が緩やかに伸長し、これに
連動して駆動軸24が図1中矢印Aに示す方向に緩やか
に移動する。このとき、可動部27は、駆動軸24との
間に働く摩擦力により、駆動軸24と共に図1中矢印A
に示す方向に移動する。一方、駆動パルスの急な電圧降
下では、電気機械変換素子25が急速に収縮し、これに
連動して駆動軸24が図1中矢印Bに示す方向に急速に
移動する。このとき、可動部27と駆動軸24との間に
滑りが生じて、駆動軸24のみが図1中矢印Bに示す方
向に移動する。その結果、可動部27は、駆動軸24に
対して、相対的に図1中矢印Aに示す方向にスライドす
ることになる。
【0039】したがって、このインパクト駆動機構9で
は、図4(a)に示すような駆動パルスを繰り返し電気
機械変換素子25に印加し、駆動軸24を軸方向に振動
させることによって、可動部27を駆動軸24に対し
て、図1中矢印Aに示す方向へと連続的にスライドさせ
ることができ、支持ベース19を図1中矢印Aに示す方
向に直線駆動することができる。
【0040】一方、このインパクト駆動機構9では、支
持ベース19を図1中矢印Bに示す方向に直線駆動させ
る場合に、電気機械変換素子25に対して、例えば図4
(b)に示すような緩やかな電圧降下と急な電圧上昇と
が連続する、上述した図4(a)に示すパルス波形とは
反対のパルス波形を有する駆動パルスを印加する。
【0041】この場合、駆動パルスの緩やかな電圧降下
では、電気機械変換素子25が緩やかに収縮し、これに
連動して駆動軸24が図1中矢印Bに示す方向に緩やか
に移動する。このとき、可動部27は、駆動軸24との
間に働く摩擦力により、駆動軸24と共に図1中矢印B
に示す方向に移動する。一方、駆動パルスの急な電圧上
昇では、電気機械変換素子25が急速に伸長し、これに
連動して駆動軸24が図1中矢印Aに示す方向に急速に
移動する。このとき、可動部27と駆動軸24との間に
滑りが生じて、駆動軸24のみが図1中矢印Aに示す方
向に移動する。その結果、可動部27は、駆動軸24に
対して、相対的に図1中矢印Bに示す方向にスライドす
ることになる。
【0042】したがって、このインパクト駆動機構9で
は、図4(b)に示すような駆動パルスを繰り返し電気
機械変換素子25に印加し、駆動軸24を軸方向に振動
させることによって、可動部27を駆動軸24に対し
て、図1中矢印Bに示す方向へと連続的にスライドさせ
ることができ、支持ベース19を図1中矢印Bに示す方
向に直線駆動することができる。
【0043】なお、このインパクト駆動機構9では、駆
動軸24と可動部27との間に働く摩擦力や、駆動軸2
4に対する第2の支持片部31の弾性力を調節すること
によって、非駆動時においても、この駆動軸24と可動
部27との間に働く摩擦力によって、支持ベース19を
移動方向の任意の位置に安定した状態で保持することが
できる。さらに、このインパクト駆動機構9では、バッ
クラッシュがなく、nmオーダーといった高分解能での
駆動制御が可能であり、20kHz以上となる超音波領
域での無音駆動が可能となっている。
【0044】また、このインパクト駆動機構9は、図2
及び図3に示すように、従来のような駆動モータによる
回転駆動をギヤ群及びラック部材を介して直線駆動に変
換する機構に比べて大幅な小型化が可能であり、上述し
た記録再生機構7と共に、ディスクカートリッジ2の記
録再生用の開口部4a,4bを投影した領域S内に配置
することが可能となっている。
【0045】また、この記録再生装置1は、図5に示す
ような制御部50を備えている。
【0046】この制御部50は、各種信号を生成するR
Fアンプ51と、ドライバ52を介して各機構の駆動制
御を行うサーボ制御回路53と、デジタル信号処理を行
うデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPとい
う。)54と、デジタル信号をアナログ信号に変換する
D/A変換器55と、アナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器56と、デジタル信号の入出力を行
うデジタルインターフェース57と、D−RAM(Dynam
ic Random Access Memory)により構成されたバッファメ
モリ58と、磁気ヘッド15の駆動制御を行うヘッド駆
動回路59と、ユーザーが操作を行う操作部60と、ユ
ーザーへの表示を行う表示部61と、システム全体を制
御するマイクロコンピュータ(CPU)により構成され
たシステムコントローラ62とを備えている。
【0047】RFアンプ51は、再生時に光ピックアッ
プ14により検出された光磁気ディスク3からの検出信
号に所要の演算処理を施すことによって、再生信号RF
や、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信
号FE等を生成すると共に、光磁気ディスク3にウォブ
リンググルーブとして記録された絶対位置情報であるグ
ルーブ情報GFMを抽出する。
【0048】サーボ制御回路53は、RFアンプ51か
ら供給されるフォーカスエラー信号FE及びトラッキン
グエラー信号TE、並びにシステムコントローラ62か
らのトラックジャンプ指令やアクセス指令等に基づいた
インパクト駆動機構9、スピンドルモータ12、光ピッ
クアップ14等の駆動制御を行う。
【0049】具体的に、このサーボ制御回路53は、R
Fアンプ51から供給されたフォーカスエラー信号FE
から、フォーカス方向の目標値との誤差量を検出し、こ
の検出結果に基づいた制御信号をドライバ52に供給す
る。そして、ドライバ52は、この制御信号に応じた駆
動電圧を光ピックアップ14の一軸アクチュエータに印
加することにより、対物レンズ16をフォーカッシング
方向に変位させる。これにより、光磁気ディスク3の信
号記録面に対物レンズ16の焦点を合わせるフォーカッ
シング動作が行われる。
【0050】また、このサーボ制御回路53は、RFア
ンプ51から供給されたトラッキングエラー信号TEか
ら、トラッキング方向の目標値との誤差量を検出し、こ
の検出結果に基づいた制御信号をドライバ52に供給す
る。そして、ドライバ52は、この制御信号に応じた駆
動電圧をインパクト駆動機構9に印加することによっ
て、支持ベース19を光磁気ディスク3の径方向に変位
させる。これにより、対物レンズ16により集光される
光ビームのスポットを常に光磁気ディスク3の記録トラ
ック上に位置させるトラッキング動作が行われる。
【0051】また、このサーボ制御回路53は、RFア
ンプ51から供給されるトラッキングエラー信号TE、
並びにシステムコントロールからのトラックジャンプ指
令やアクセス指令に基づいた制御信号を生成し、この制
御信号をドライバ52に供給する。そして、ドライバ5
2は、この制御信号に応じた駆動パルスをインパクト駆
動機構9に印加することによって、支持ベース19を光
磁気ディスクの径方向に変位させる。これにより、記録
再生機構7を光磁気ディスク3の内外周に亘って移動さ
せる送り動作が行われる。
【0052】また、このサーボ制御回路53は、ドライ
バ52を介してスピンドルモータ12を一定の線速度で
回転駆動すると共に、システムコントローラ62からの
指令に基づいた制御信号をドライバ52に供給すること
によって、スピンドルモータ12の起動又は停止の駆動
制御を行う。また、このサーボ制御回路53は、システ
ムコントローラ62からの指令に基づいた制御信号をド
ライバ52に供給することによって、光ピックアップ1
4における半導体レーザの点灯又は消灯、並びにレーザ
ー出力等の駆動制御を行う。
【0053】DSP54は、RFアンプ51からグルー
ブ情報GFMが供給されるアドレスデコーダ63を有し
ており、このアドレスデコーダ63は、RFアンプ51
から供給されたグルーブ情報GFMをデコードしてアド
レス情報を抽出する。このアドレス情報は、システムコ
ントローラ62に供給され、各種の駆動制御に用いられ
る。
【0054】また、DSP54は、EFM/CIRCエ
ンコーダ/デコーダ64と、耐振用メモリーコントロー
ラ65と、音声圧縮エンコーダ/デコーダ66とを有し
ており、再生時には、RFアンプ51からEFM/CI
RCエンコーダ/デコーダ64に再生信号RFが供給さ
れ、この再生信号RFに対して、EFM(Eight to Four
teen Modulation)復調、並びにエラー訂正に関するCI
RC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)等のデコー
ド処理が行われる。これにより、圧縮された状態のデー
タ信号が抽出され、この抽出されたデータ信号は、耐振
用メモリーコントローラ65によってバッファメモリ5
8へと書き込まれる。そして、バッファメモリ58に一
旦書き込まれたデータ信号は、所定のデータ単位毎に読
み出されて、音声圧縮エンコーダ/デコーダ66に供給
され、このデータ信号に対して、ATRAC(Adaptive
Transform Acoustic Coding)によるデコード処理が行わ
れる。これにより、デジタルオーディオ信号へと圧縮が
解凍される。
【0055】このデジタルオーディオ信号は、D/A変
換器55によってアナログオーディオ信号に変換された
後に、オーディオ出力端子67から出力される。また、
このデジタルオーディオ信号は、デジタルインターフェ
ース57を介して、デジタル出力端子69から直接出力
することもできる。
【0056】一方、記録時には、オーディオ入力端子6
8から入力されたアナログオーディオ信号が、A/D変
換器56によってデジタルオーディオ信号に変換された
後に、音声圧縮エンコーダ/デコーダ66へと供給され
る。また、この記録再生装置1では、デジタルインター
フェース57を介して、デジタルオーディオ信号をデジ
タル出力端子70から直接入力することもできる。
【0057】DSP54において、音声圧縮エンコーダ
/デコーダ66に供給されたデジタルオーディオ信号
は、ATRACによるエンコード処理が行われることに
よって、圧縮された状態のデータ信号とされ、耐振用メ
モリーコントローラ65によってバッファメモリ58へ
と書き込まれる。そして、バッファメモリ58に一旦書
き込まれたデータ信号は、所定のデータ単位毎に読み出
されて、EFM/CIRCエンコーダ/デコーダ64に
供給され、このデータ信号に対して、EFM変調、並び
にエラー訂正に関するCIRC等のエンコード処理が行
われた後に、ヘッド駆動回路59へと供給される。
【0058】ヘッド駆動回路59は、このエンコード処
理が行われたデータ信号に応じて変調された外部磁界を
磁気ヘッド15に発生させる。このとき、ヘッド昇降機
構は、システムコントローラ62からの指令の基づい
て、磁気ヘッド15を光磁気ディスク3の光ピックアッ
プ14と対向する面とは反対側の面に接触又は近接させ
る。また、サーボ制御回路53は、システムコントロー
ラ62からの指令に基づいて、光磁気ディスク3の信号
記録面に対して照射部分がキュリー温度以上となる光ビ
ームを半導体レーザが出力するように、ドライバ52を
介して光ピックアップ14を駆動させる。これにより、
光磁気ディスク3に対して圧縮されたデジタル信号が記
録されることになる。
【0059】操作部60は、操作スイッチや操作ボタン
等から構成されており、例えば再生、録音、一時停止、
停止、早送り、早戻し、頭出しサーチ等の記録又は再生
動作にかかる操作情報や、通常再生、プログラム再生、
シャッフル再生等のプレイモードにかかる操作情報をシ
ステムコントローラ62に供給する。
【0060】表示部61は、液晶表示パネル等から構成
されており、記録又は再生時における光磁気ディスク3
の動作モード状態や、トラックナンバー、記録時間又は
再生時間、編集動作状態等を表示する。
【0061】システムコントローラ62は、操作部60
から供給された操作情報に応じた各部の動作制御を実行
すると共に、表示部61に対して表示動作を実行させ
る。
【0062】以上のように構成される記録再生装置1で
は、上述したインパクト駆動機構9を用いることによっ
て、従来ような駆動モータによる回転駆動をギヤ群及び
ラック部材を介して直線駆動に変換する機構に比べて、
部品点数を大幅に削減することが可能であり、更なる小
型化及び軽量化が可能である。
【0063】また、この記録再生装置1では、上述した
記録再生機構7及びインパクト駆動機構9が、ディスク
カートリッジ2の記録再生用の開口部4a,4bを投影
した領域S内に配置されていることから、これら記録再
生機構7及びインパクト駆動機構9の一部を記録再生用
の開口部4a,4bを通してディスクカートリッジ2の
内部へと配置することが可能である。すなわち、この記
録再生装置1では、厚み方向の寸法を有する光ピックア
ップ14や大幅に小型化されたインパクト駆動機構9
を、下ハーフ2bの開口部4bを通してディスクカート
リッジ2の内部へと配置することが可能である。これに
より、記録再生装置1の更なる薄型化及び小型化が可能
となり、特に装置本体の厚み方向の寸法を大幅に削減す
ることが可能となる。
【0064】なお、この記録再生装置1では、上述した
ガイド軸20に駆動のためのスクリューを切るといった
必要がなく、このガイド軸20を細く形成することがで
きる。したがって、このガイド軸20を上述したディス
クカートリッジ2の記録再生用の開口部4a,4bを投
影した領域S内に配置することも可能であり、更なる小
型化が可能となる。
【0065】また、この記録再生装置1では、インパク
ト駆動機構9によって上述したトラッキング動作と送り
動作とを行うことが可能なことから、対物レンズ16の
駆動を上述した光ピックアップ14の一軸アクチュエー
タによるフォーカス方向のみとし、この光ピックアップ
14の構造を大幅に簡素化することが可能である。
【0066】また、この記録再生装置1では、従来のよ
うな対物レンズ16の視野振りによるオフセットを考慮
した検出信号の補正を行う必要がなく、1スポット光学
系によるトラッキングサーボを容易に適用することがで
きる。したがって、この記録再生装置1では、上述した
トラッキング動作を行うための機構等を簡素化すること
が可能であり、信頼性を大幅に向上させることが可能で
ある。
【0067】また、この記録再生装置1では、部品点数
の削減や組立工数等の削減によって製造コストの大幅な
削減が可能であり、低消費電力化によってバッテリーの
駆動時間を延長させることが可能である。
【0068】なお、本発明は、上述した記録再生装置1
のように、ディスクカートリッジ2に回転可能に収納さ
れた光磁気ディスク3に対して情報信号の記録再生を行
うものに必ずしも限定されるものではなく、例えば、C
D(Compact Disk),CD−R(CD-Recordable),CD−
RW(CD-ReWritable),DVD(Digital Versatile Dis
k)等の光ディスクに対して信号の記録及び/又は再生を
行う記録及び/又は再生装置に広く適用可能である。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る記録及び/又は再生装置では、インパクト駆動手段を
用いることから、従来ような駆動モータによる回転駆動
をギヤ群及びラック部材を介して直線駆動に変換する機
構に比べて、部品点数を大幅に削減することが可能であ
り、更なる小型化及び軽量化が可能である。
【0070】そして、この記録及び/又は再生装置で
は、記録再生手段及びインパクト駆動手段の一部を開口
部を通してディスクカートリッジの内部に配置すること
が可能であり、更なる薄型化及び小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置を示す斜視図で
ある。
【図2】上記記録再生装置を示す平面図である。
【図3】上記記録再生装置を厚み方向から見た断面図で
ある。
【図4】電気機械変換素子に印加される駆動パルスの波
形図であり、(a)は、図1中矢印Aに示す方向に支持
ベースを移動させる場合の駆動パルスの波形図であり、
(b)は、図1中矢印Bに示す方向にヘッド部を移動さ
せる場合の駆動パルスの波形図である。
【図5】上記ディスクプレーヤの制御部を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置、2 ディスクカートリッジ、3 光
磁気ディスク、4a,4b 記録再生用の開口部、6
ディスク回転駆動機構、7 記録再生機構、8支持機
構、9 インパクト駆動機構、10 メカシャーシ、1
0a 開口部、11 ディスクテーブル、12 スピン
ドルモータ、14 光ピックアップ、15 磁気ヘッ
ド、16 対物レンズ、19 支持ベース、20 ガイ
ド軸、24駆動軸、25 電気機械変換素子、26 固
定部、27 可動部、28 ブラケット、30 第1の
支持片部、31 第2の支持片部、50 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 憲雅 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D068 AA02 BB01 CC07 GG25 5D117 AA02 JJ02 JJ05 JJ13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジに回転可能に収納
    されたディスク状記録媒体に対して信号の記録及び/又
    は再生を行う記録再生手段と、 上記記録再生手段が取り付けられた支持ベースを有し、
    当該支持ベースを上記ディスク状記録媒体の径方向に移
    動可能に支持する支持手段と、 上記支持ベースに設けられた可動部と、当該可動部を上
    記ディスク状記録媒体の径方向にスライド可能に支持す
    る駆動軸と、当該駆動軸の一端に取り付けられ、駆動パ
    ルスに応じて当該駆動軸の軸方向に伸縮する電気機械変
    換素子とを有し、当該電気機械変換素子を駆動パルスに
    応じて伸縮させながら、当該駆動軸を軸方向に変位させ
    ることによって、当該可動部を当該駆動軸の軸方向にス
    ライドさせるインパクト駆動手段とを備え、 上記記録再生手段及び上記インパクト駆動手段は、上記
    ディスク状記録媒体の一部を内外周に亘って外方に臨ま
    せる上記ディスクカートリッジの開口部を投影した領域
    内に配置されていることを特徴とする記録及び/又は再
    生装置。
  2. 【請求項2】 上記可動部は、上記駆動軸を挟み込む一
    対の支持片部を有し、このうち一方の支持片部が弾性変
    位可能とされていることを特徴とする請求項1記載の記
    録及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録再生手段は、上記ディスク状記
    録媒体に対して光ビームを照射する光ピックアップを有
    し、 上記インパクト駆動手段は、上記光ピックアップを上記
    ディスク状記録媒体の内外周に亘って移動させる送り動
    作と、上記光ピックアップにより照射される光ビームの
    スポットを上記ディスク状記録媒体の記録トラックに追
    従させるトラッキング動作とを行うことを特徴とする請
    求項1記載の記録及び/又は再生装置。
  4. 【請求項4】 上記光ピックアップは、少なくとも上記
    光ビームを出射する光源と、当該光源から出射された光
    ビームを上記ディスク状記録媒体の信号記録面に集光さ
    せる対物レンズと、上記ディスク状記録媒体の信号記録
    面で反射される戻りの光ビームを受光する光検出手段
    と、当該光検出手段により検出された検出信号に基づい
    て、当該対物レンズを光軸方向に変位させる対物レンズ
    駆動手段とを有することを特徴とする請求項3記載の記
    録及び/又は再生装置。
  5. 【請求項5】 上記記録再生手段は、上記光ピックアッ
    プと対向配置されると共に、上記ディスク状記録媒体に
    対して外部磁界を印加する磁気ヘッドを有することを特
    徴とする請求項3記載の記録及び/又は再生装置。
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